JPH05158974A - 英日機械翻訳システム - Google Patents

英日機械翻訳システム

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Publication number
JPH05158974A
JPH05158974A JP3327301A JP32730191A JPH05158974A JP H05158974 A JPH05158974 A JP H05158974A JP 3327301 A JP3327301 A JP 3327301A JP 32730191 A JP32730191 A JP 32730191A JP H05158974 A JPH05158974 A JP H05158974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
english
sentence
auxiliary verb
translation
translated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3327301A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitomi Kinoshita
ひとみ 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3327301A priority Critical patent/JPH05158974A/ja
Publication of JPH05158974A publication Critical patent/JPH05158974A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 翻訳対象英文中の助動詞、及び、訳文中のそ
の助動詞に対する訳語を強調表示することによって、ユ
ーザに誤った訳出をしている可能性があることの注意を
促す。 【構成】 翻訳対象英文を英文入力部1より入力し、そ
の入力された英文を英文解析部2にて解析し、翻訳対象
英文中に存在する助動詞の情報を助動詞登録部4により
助動詞テーブル3に記憶する。解析結果を用いて、翻訳
実行部5により英文を日本文に翻訳する。翻訳結果表示
部6により英文と、訳文を表示する際に、助動詞テーブ
ル3に登録された翻訳対象英文中の助動詞、及び、訳文
中のその助動詞に対する訳語を強調表示する。これによ
り、強調表示された助動詞は、複数の解釈を持つため誤
った訳出をしている可能性があるという注意を、ユーザ
に促すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、英文を日本文に翻訳す
る英日機械翻訳システムに関する。
【0002】
【従来の技術】英文のmayやmustなどといった助
動詞には、複数の解釈が存在する。たとえば、助動詞m
ayには、「可能性」,「許可」という2つの解釈が存
在する。そのため、この助動詞mayを翻訳する際に
「可能性」を表現する訳語は「〜かもしれない」、「許
可」を表現する訳語は「〜てもよい」というように、解
釈が違えば、当然訳語も違ってくる。いま、ここに、 a.He may go. という英文がある。この英文に対して、 b.彼は、行くかもしれない
【0003】c.彼は、行ってもよい。 の2つの訳文が考えられる。前後の文脈情報が得られれ
ば、このうちのどちらが適切な表現なのか、容易に判断
できるであろう。しかし、現在の機械翻訳の技術では、
文脈情報を利用するまでに至っていない。したがって、
この場合、誤った解釈のもとで訳出してしまう可能性が
大いにある。たとえば、仮に、英文aに用いられている
助動詞mayは、「可能性」を表わしているものとす
る。したがって、bが正しい訳文となるのだが、英文a
だけでは、従来の機械翻訳の技術では「可能性」と解釈
する手段がないため、「許可」と誤った解釈をしてしま
うことになりかねない。訳文cだけみれば、正しいよう
に思えるが、実際には、翻訳失敗ということになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の機械
翻訳の技術では、英文のmayには「可能性」と「許
可」や、mustには「義務」と「確実」のように、複
数の解釈を持つ助動詞に対して、常に適切な訳語を当て
ることは、困難であり、誤った訳出をしてしまうことが
多い。システムが誤った訳出を行うと、ユーザが、それ
を正しく修正する必要が生じるが、その際、英文中の助
動詞と、訳文中の助動詞に対する訳語を照らし合わせな
がら、逐一、チェックするのは、ユーザにとって、非常
に負荷のかかる作業となる。本発明は、上記課題に留意
し、複数の解釈を有する助動詞が含まれていることが明
らかになり、チェック,修正作業が軽減される英日機械
翻訳システムを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の英日機械翻訳システムは翻訳対象英文を文字
列として入力する英文入力部と、この英文入力部で入力
された英文を解析する英文解析部と、この英文解析部
で、解析した結果、複数の解釈を持つ助動詞と見なされ
た単語情報を記憶する記憶手段と、英文解析部で解析し
た結果を用いて、英文入力部で入力された英文を翻訳す
る翻訳実行部とを具備し、英文入力部で入力された英文
と、翻訳実行部で翻訳された翻訳結果を表示する際に、
英文中の複数の解釈を持つ助動詞、及び、訳文中のその
助動詞に対する訳語を強調表示する翻訳結果表示手段を
有するものである。
【0006】
【作用】上記構成の本発明の英日機械翻訳システムは、
複数の解釈を持つために、常に適切な訳語を当てること
が困難な助動詞を検出して単語情報として記憶する記憶
手段を有するので、翻訳実行部で翻訳して表示する際に
その原文の助動詞、及び、訳文中のその助動詞に対する
訳語を、ユーザに解るように翻訳結果表示手段により強
調表示することにより、その助動詞は、複数の解釈を持
つため誤った訳出をしている可能性があるという注意
を、ユーザに促すことができる。また、英文中の助動詞
と、訳文中のその助動詞に対する訳語が一目瞭然となる
ため、ユーザは、訳語の正誤判断を容易に行うことがで
きる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の機械翻訳システム
の構成を示すブロック図である。
【0008】その構成要素として1は、キーボード,O
CR等により、英文を文字列として入力する英文入力部
である。英文入力部1で入力された英文は、記憶部8に
記憶される。2は、英文入力部1で入力された英文の解
析を行う英文解析部である。英文解析部2での解析結果
は、記憶部8に記憶される。3は、英文入力部1で入力
された英文を、英文解析部2で解析する過程において、
複数の解釈が存在し、その解釈に曖昧性があると認識さ
れた助動詞を一時登録する助動詞テーブルである。4
は、助動詞テーブル3に、英文中に存在した助動詞の情
報を登録する助動詞登録部である。この助動詞テーブル
3と助動詞登録部4により記憶手段が構成されている。
5は、英文解析部2で、解析した結果を用いて、英文入
力部1で入力された英文を日本文に翻訳する翻訳実行部
である。翻訳実行部5での翻訳結果は、記憶部8に記憶
される。6は、英文入力部1で入力された英文と、翻訳
実行部5で翻訳された翻訳結果をユーザに示す翻訳結果
表示手段としての翻訳結果表示部である。このとき、助
動詞テーブル3に助動詞情報が登録されていれば、翻訳
結果表示部6により英文中のその助動詞と、訳文中のそ
の助動詞に対する訳語を強調表示する。7は、英文入力
部1,英文解析部2,助動詞登録部4,翻訳実行部5,
翻訳結果表示部6での動作を制御する制御部である。8
は、英文入力部1,英文解析部2,翻訳実行部5で得た
情報を記憶する記憶部である。以上のように構成された
本実施例の機械翻訳システムについて、以下その構成要
素の関連動作を、図2のフローチャートに基づいて説明
する。
【0009】まず、ステップ(イ)で、英文を英文入力
部1より一文単位に入力する。そして、ステップ(ロ)
で、入力があったかどうかを制御部7でチェックして、
入力があればステップ(ハ)へ、なければ処理を終る。
ここで、入力文として、たとえば、 d.He may write a letter. という英文を挙げる。
【0010】ステップ(ハ)では、英文解析部2により
英文dを解析する。このとき、「must」や「ma
y」のような助動詞は、一般に、複数の解釈を持つた
め、常に適切な解釈をするのは、困難である。従来例で
も説明したようにこのような複数の解釈を持つ助動詞を
正しく解析するには、前後の文脈情報が必要となるが、
現在の機械翻訳技術は、そこまでに至っていないため、
英文dは、「可能性」と「許可」の2つの解釈が存在す
るところから、 e.彼は、手紙を書くかもしれない
【0011】f.彼は、手紙を書いてもよい。 という2つの訳文が考えられる。本実施例では、英文解
析部2により、英文dの助動詞mayを「許可」の解釈
として解析したとしている。それと同時に助動詞登録部
4により英文dにおける助動詞mayの情報を、助動詞
テーブル3へ登録しておく。ここでは、助動詞mayへ
のオフセット(英文dの何番目の文字から始まるか)
と、mayの文字数という2つの情報を登録することに
なる。英文dの場合、 オフセット=4 文 字 数=3 となる。その助動詞テーブル3に記憶された状態を図3
に示している。
【0012】つぎに、ステップ(ニ)では、ステップ
(ハ)で得た解析結果を用いて、英文dを翻訳実行部に
より日本文に翻訳する。ステップ(ハ)で、mayは
「許可」と解釈されているので、ここで得られる翻訳結
果は、 f.彼は、手紙を書いてもよい。 である。このとき、ステップ(イ)で入力された英文d
の各英単語から、それに対応する翻訳結果の訳語は、参
照できるようになっているものとする。
【0013】最後にステップ(ホ)では、ステップ
(イ)で入力された英文d、及びステップ(ニ)で得ら
れた翻訳結果を翻訳結果表示部6により表示する。この
とき、ステップ(ハ)において、助動詞テーブル3に登
録された情報をもとに、英文dの中の「may」、及
び、翻訳文f中のmayに対する訳語「〜てもよい」
は、図4に示すように網目表示などによる強調表示して
おく。これで、一文の処理が終わり、次の文へと処理が
移る。こうして、文書中の全ての処理が終わった状態
を、図5に示す。ここでは、1文目に、動作説明に用い
た英文dの例を示し、他に、いくつかの文の翻訳が完了
した状態を示しているが、1文目の「may」の他に、
3文目にも、複数の解釈を持つ助動詞「must」が存
在している。
【0014】このような一連の処理を行うことによっ
て、複数の解釈を持つ助動詞、及び、訳文中のその助動
詞に対する訳語を、ユーザに強調表示することにより、
その助動詞は、複数の解釈を持つため、誤った訳出をし
ている可能性があるという注意を、ユーザに促すことが
できる。また、英文中の助動詞と、訳文中のその助動詞
に対する訳語が一目瞭然となるため、ユーザが、いちい
ち、そのような助動詞を英文中より探し出し、訳文中の
その助動詞に対する訳語と照らし合わせなくても、容易
に訳語の正誤判断を行うことができるようになる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、英文中
の複数の解釈を持つ助動詞を記憶する記憶手段と、その
英文の翻訳結果の表示の際にその記憶手段に記憶されて
いる助動詞を強調表示する翻訳結果表示手段を設けるこ
とにより、複数の解釈を持つために、常に適切な訳語を
当てることが難しい助動詞、及び、訳文中のその助動詞
に対する訳語を、ユーザに、強調表示され、誤った訳出
をしている可能性があるという注意を、ユーザに促すこ
とができる。また、英文中の助動詞と、訳文中のその助
動詞に対する訳語が一目瞭然となるため、ユーザは、訳
語の正誤判断を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における英日機械翻訳システ
ムの構成を示すブロック図
【図2】同実施例の英日機械翻訳システムの動作を示す
フローチャート
【図3】同実施例の英日機械翻訳システムの助動詞テー
ブルの内容を示す説明図
【図4】同実施例の英日機械翻訳システムの翻訳処理過
程の説明のための翻訳結果表示部のパターン図
【図5】同実施例の英日機械翻訳システムの翻訳終了時
の例を示す翻訳結果表示部のパターン図
【符号の説明】
1 英文入力部 2 英文解析部 3 助動詞テーブル 4 助動詞登録部 5 翻訳実行部 6 翻訳結果表示部 7 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翻訳対象英文を文字列として入力する英
    文入力部と、前記英文入力部で入力された英文を解析す
    る英文解析部と、前記英文解析部で解析した結果、複数
    の解釈を持つ助動詞と見なされた単語情報を記憶する記
    憶手段と、前記英文解析部で解析した結果を用いて、前
    記英文入力部で入力された英文を翻訳する翻訳実行部と
    を具備し、前記英文入力部で入力された英文と、前記翻
    訳実行部で翻訳された翻訳結果を表示する際に、英文中
    の複数の解釈を持つ助動詞、及び、訳文中のその助動詞
    に対する訳語を強調表示する翻訳結果表示手段を有する
    英日機械翻訳システム。
JP3327301A 1991-12-11 1991-12-11 英日機械翻訳システム Pending JPH05158974A (ja)

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JP3327301A JPH05158974A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 英日機械翻訳システム

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JPH05158974A true JPH05158974A (ja) 1993-06-25

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JP3327301A Pending JPH05158974A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 英日機械翻訳システム

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