JPH0515865U - 補助鏡取付装置 - Google Patents

補助鏡取付装置

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JPH0515865U
JPH0515865U JP6401191U JP6401191U JPH0515865U JP H0515865 U JPH0515865 U JP H0515865U JP 6401191 U JP6401191 U JP 6401191U JP 6401191 U JP6401191 U JP 6401191U JP H0515865 U JPH0515865 U JP H0515865U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】補助鏡の位置換えを簡易に行う。 【構成】一端に設けられた挿通孔6に取付軸4を挿通し
て取付軸4に保持部材7を上下移動自在に配設する。補
助鏡5より突設された支持アーム8の端部を保持部材7
に連結する。取付軸4と直交する方向に移動自在となっ
たストッパー9を保持部材7に設ける。保持部材7を取
付軸4の所定高さで停止させるようにストッパー9を付
勢するばね材10を保持部材7に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗面化粧台等に設けられる開閉自在な鏡の端部に補助鏡を取付ける ための補助鏡取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗面化粧台等に設けられる開閉自在な鏡の端部に補助鏡を設けるように したものとして例えば、実開平3−39437号公報に示されるようなものがあ る。このものは、前面に鏡が添設された扉の背面に上下方向に取付軸としてのバ ーが設けられており、補助鏡の取付けは固定ねじにて取付軸の所定位置で固定さ れるようになった保持部材を取付軸に取着し、補助鏡より突設された支持アーム を保持部材の端部に固定ねじにて固定することで取付けが行われるようになって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来例にあっては、補助鏡の高さ位置を変える場合には 、その都度固定ねじを緩めたり、締めたりする必要があって面倒なものであると いう問題があった。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、補助鏡の高さ位置の変更 を手間取ることなく簡易に行うことができる補助鏡取付装置を提供しようとする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、一端が軸着されて開閉自在となった 鏡1の背面に配された曇り止めヒータ2をヒータカバー3にて覆い、このヒータ カバー3の側端面に沿って立設された取付軸4に上下移動自在に補助鏡5を取付 ける補助鏡取付装置であって、一端に設けられた挿通孔6に取付軸4を挿通して 取付軸4に保持部材7を上下移動自在に配設し、補助鏡5より突設された支持ア ーム8の端部を保持部材7に連結し、取付軸4と直交する方向に移動自在となっ たストッパー9を保持部材7に設け、ストッパー9を取付軸4の外面に圧接させ て保持部材7を取付軸4の所定高さで停止させるようにストッパー9を付勢する ばね材10を保持部材7に設けたものである。
【0005】 また、ストッパー9が外面に圧接される取付軸4を水平断面多角形状に形成す るようにしてもよい。 また、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部に球状のボール体11を設 け、ボール体11を保持部材7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合し 、締め込みによって溝12巾を調整する連結ボルト13を保持部材7に設けるよ うにしてもよい。
【0006】 また、保持部材7に設けられた溝巾寸法イを溝12内に挿合される支持アーム 8の端部の巾寸法ロと略同一巾に形成するようにしてもよい。
【0007】
【作用】
しかして、保持部材7は内蔵されたストッパー9が取付軸4の外面に圧接して いることで常に取付軸4に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ位 置を変えるような場合には取付軸4の外面をストッパー9が摺動されるようにし て保持部材7を上下動させるだけで簡易に位置換えを行うことができる。
【0008】 また、取付軸4を水平断面多角形状に形成するようにしてあると、取付軸4に 沿って上下動する保持部材7が不用意に水平方向に回動するようなことを防止で きる。 また、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部に球状のボール体11を設 け、ボール体11を保持部材7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合し 、締め込みによって溝巾を調整する連結ボルト13を保持部材7に設けるように してあると、保持部材7を所定高さで停止させた状態で溝12内に保持されたボ ール体11の回動によって補助鏡5を水平方向及び垂直方向に回動させることが でき、補助鏡5を任意の位置及び角度に移動させて化粧行為等を楽に行うことが できる。
【0009】 また、保持部材7に設けられた溝巾寸法イを溝12内に挿合される支持アーム 8の端部の巾寸法ロと略同一巾に形成するようにしてあると、支持アーム8は溝 12の内面によってガイドされることとなり、回動時にがたついたりするような ことがない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。洗面化粧台は図4に示 されるように上部に洗面ボウル20が載設された下部キャビネット21と、下部 キャビネット21の背部より上方に突設された上部キャビネット22とにより構 成されている。上部キャビネット22は前面が開口した箱状に形成されており、 内部には複数の収納部23が設けられており、各収納部23を閉じるように前面 開口には鏡1が取付けられている。鏡1は上部キャビネット22の前面中央に配 される主鏡1aと、主鏡1aの両側に配される副鏡1bとで構成されており、各 鏡はそれぞれ一端を軸着して開閉自在に上部キャビネット22の前面開口に取付 けられており、主鏡1aまたは副鏡1bを開くことで奥方に配された収納部23 より化粧道具等を取り出すことができるようになっている。主鏡1aの背面には 曇り止めヒータ2が設けられており、この曇り止めヒータ2はヒータカバー3に よって覆われている。軸着された主鏡1aの一端側と対向するヒータカバー3の 他端には回動自在に補助鏡5が取付けられている。補助鏡5が取付けられること となるヒータカバー3の側端面には図1に示されるように上下で対向するように 軸止め具24が設けられており、軸止め具24間には取付軸4が設けられており 、この取付軸4に補助鏡5が取付けられている。取付軸4には保持部材7が設け られており、補助鏡5は支持アーム8を保持部材7の端部で支持されることによ って取付軸4に取付けられている。保持部材7は図3に示されるように一端部に 取付軸4が挿通される挿通孔6が設けられており、他端部には補助鏡5より突設 された支持アーム10の端部を挟持するための挟持部25が設けられている。挟 持部25は保持部材7の端部に支持アーム8の端部が挿合される溝12を設けて 形成されている。保持部材7の一端側には角箱状に形成されたストッパー9を収 納保持するための収納部15が形成されている。この収納部15は取付軸4が挿 通される挿通孔6に連通しており、収納部15内に収納されるストッパー9は収 納された状態で端部が取付軸4の外面に当接するようになっている。つまり、ス トッパー9の端部にはストッパー9を取付軸4と直交する方向に付勢するための ばね材10が取付けられており、収納部15内に収納されたストッパー9はばね 材10によって常時側方に向けて付勢されており、取付軸4が挿通された挿通孔 30の内面が取付軸4の外面に当接された状態となっている。ストッパー9の端 部にはばね材10を支持する支持ボルト14が設けられており、ばね材10は支 持ボルト14に挿通して取付けられている。支持ボルト14は保持部材7に設け られた通孔16内に挿通されており、通孔16の端部にはばね材10の端部が係 止される係止突起17が突設されており、この係止突起17によってばね材10 はストッパー9を取付軸4と直交する方向に付勢している。図1にて示される実 施例にあっては、ストッパー9を保持部材8内に引き込むように付勢することで ストッパー9の内端部が取付軸4の外面に圧接されるように構成されている。ま た、図2に示されるものにあっては、ストッパー9を保持部材7の外側方に向け て付勢することでストッパー9の端部が取付軸4の外面に圧接されるように構成 されている。そして、ストッパー9がばね材10によって常時取付軸4の側面に 圧接された状態となっていることによって保持部材7を取付軸4の所定位置で固 定するようになっている。取付軸4はストッパー9が当接される外面に当接部分 が形成されるように多角状に形成されており、図示された実施例にあっては平断 面四角形である場合を示しているが、他の多角形状であってもよい。保持部材7 の端部に設けられた挟持部25には補助鏡5より突設された支持アーム8の端部 が挟持固定されるようになっており、図3に示されるように連結ボルト13の締 め付けによって支持アーム8の端部に設けられたボール体11の上端と下端が各 保持部材7の端部内面に設けられた凹所18に嵌合した状態で挟持されて固定さ れるようになっている。ここで、支持アーム8はボール体11が挟持されて固定 されていることにより回動自在となっており、回動させて所定の位置に向けるこ とができるようになっており、また、抜け止めされた状態で連結されるようにな っている。また、補助鏡5より突設された支持アーム8の巾寸法ロと挟持部25 を構成する溝12の溝巾寸法イとは略同一巾となっており、支持アーム8が取付 状態でがたついたりするようなことがないようになっている。そして、補助鏡5 の高さ位置を変える場合にはストッパー9が取付軸4に圧接されている状態で保 持部材7を取付軸4に沿って移動させることでストッパー9が取付軸4の端面に 圧接されて移動後の位置で停止されることとなり、従来のように固定ねじを操作 したりするようなことなく、位置換えを簡易に行うことができるものである。
【0011】 しかして、化粧等を行うに伴って補助鏡5を使用するような場合には主鏡1a を開き、次いで補助鏡5を回動させて前方に突出させることで使用することがで きるものであり、使用時には主鏡1aが開かれた状態となっていることから、収 納部9内に収納されている化粧道具等の取り出しを行いやすいものであり、また 、下部キャビネット2の上部に洗面ボウル1が設けられているといえども、補助 鏡5は主鏡1aを開いた状態で前方に突出された状態となっており、前方に腰を 屈めたりするようなことなく補助鏡5を使用して化粧等を行うことができるもの である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述のように、一端に設けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸に 保持部材を上下移動自在に配設し、補助鏡より突設された支持アームの端部を保 持部材に連結し、取付軸と直交する方向に移動自在となったストッパーを保持部 材に設け、ストッパーを取付軸の外面に圧接させて保持部材を取付軸の所定高さ で停止させるようにストッパーを付勢するバネ材を保持部材に設けてあるので、 保持部材は内蔵されたストッパーが取付軸の外面に圧接していることで常に取付 軸に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ位置を変えるような場合 には取付軸の外面をストッパーが摺動されるようにして保持部材を上下動させる だけで簡易に位置換えを行うことができるものである。
【0013】 また、ストッパーが外面に圧接される取付軸を水平断面多角形状に形成してあ ると、取付軸に沿って上下動する保持部材が不用意に水平方向に回動するような ことを防止できるものである。 また、補助鏡より突設された支持アームの端部に球状のボール体を設け、ボー ル体を保持部材の端部に設けられた溝内に回動自在に係合し、締め込みによって 溝巾を調整する連結ボルトを保持部材に設けるようにしてあると、保持部材を所 定高さで停止させた状態で溝内に保持されたボール体の回動によって補助鏡を水 平方向及び垂直方向に回動させることができ、補助鏡を任意の位置及び角度に移 動させて化粧行為等を楽に行うことができるものである。
【0014】 また、保持部材に設けられた溝巾寸法が溝内に挿合される支持アームの端部の 巾寸法と略同一巾に形成するようにしてあると、支持アームは溝の内面によって ガイドされることとなり、回動時にがたついたりするようなことがない。
【提出日】平成3年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗面化粧台等に設けられる開閉自在な鏡の端部に補助鏡を取付ける ための補助鏡取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗面化粧台等に設けられる開閉自在な鏡の端部に補助鏡を設けるように したものとして例えば、実開平3−39437号公報に示されるようなものがあ る。このものは、前面に鏡が添設された扉の背面に上下方向に取付軸としてのバ ーが設けられており、補助鏡の取付けは固定ねじにて取付軸の所定位置で固定さ れるようになった保持部材を取付軸に取着し、補助鏡より突設された支持アーム を保持部材の端部に固定ねじにて固定することで取付けが行われるようになって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来例にあっては、補助鏡の高さ位置を変える場合には 、その都度固定ねじを緩めたり、締めたりする必要があって面倒なものであると いう問題があった。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、補助鏡の高さ位置の変更 を手間取ることなく簡易に行うことができる補助鏡取付装置を提供しようとする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、一端が軸着されて開閉自在となった 鏡1の背面に沿って取付軸4を立設し、一端に設けられた挿通孔6に取付軸4を 挿通して取付軸4に保持部材7を上下移動自在に配設し、補助鏡5より突設され た支持アーム8の端部を保持部材7に連結し、取付軸4と直交する方向に移動自 在となったストッパー9を保持部材7に設け、ストッパー9を取付軸4の外面に 圧接させて保持部材7を取付軸4の所定高さで停止させるようにストッパー9を 付勢するばね材10を保持部材7に設けたものである。
【0005】 また、ストッパー9が外面に圧接される取付軸4を水平断面多角形状に形成す るようにしてもよい。 また、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部に球状のボール体11を設 け、ボール体11を保持部材7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合し 、締め込みによって溝12巾を調整する連結ボルト13を保持部材7に設けるよ うにしてもよい。
【0006】 また、一端が軸着されて開閉自在となった鏡1の背面に配された曇り止めヒー タ2をヒータカバー3にて覆い、このヒータカバー3の側端面に沿って取付軸4 を立設し、一端に設けられた挿通孔6に取付軸4を挿通して取付軸4に保持部材 7を上下移動自在に配設し、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部を保持 部材7に連結し、取付軸4と直交する方向に移動自在となったストッパー9を保 持部材7に設け、ストッパー9を取付軸4の外面に圧接させて保持部材7を取付 軸4の所定高さで停止させるようにストッパー9を付勢するばね材10を保持部 材7に設け、 保持部材7に設けられる溝巾寸法イを溝12内に挿合される支持ア ーム8の端部の巾寸法ロと略同一巾に形成するようにしてもよい。
【0007】
【作用】
しかして、保持部材7は内蔵されたストッパー9が取付軸4の外面に圧接して いることで常に取付軸4に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ位 置を変えるような場合には取付軸4の外面をストッパー9が摺動されるようにし て保持部材7を上下動させるだけで簡易に位置換えを行うことができる。
【0008】 また、取付軸4を水平断面多角形状に形成するようにしてあると、取付軸4に 沿って上下動する保持部材7が不用意に水平方向に回動するようなことを防止で きる。 また、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部に球状のボール体11を設 け、ボール体11を保持部材7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合し 、締め込みによって溝巾を調整する連結ボルト13を保持部材7に設けるように してあると、保持部材7を所定高さで停止させた状態で溝12内に保持されたボ ール体11の回動によって補助鏡5を水平方向及び垂直方向に回動させることが でき、補助鏡5を任意の位置及び角度に移動させて化粧行為等を楽に行うことが できる。
【0009】 また、鏡1の背面に配された曇り止めヒータ2を覆うヒータカバー3に対して 補助鏡5の取付けを行うようになっていると、補助鏡5を取付けるにあたって、 取付用の部材を別途に鏡1の背面に設置することなく、既設のヒータカバー3を 利用して補助鏡5の取付けを行うことができる。また、 保持部材7に設けられた 溝巾寸法イを溝12内に挿合される支持アーム8の端部の巾寸法ロと略同一巾に 形成するようにしてあると、支持アーム8は溝12の内面によってガイドされる こととなり、回動時にがたついたりするようなことがない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。洗面化粧台は図4に示 されるように上部に洗面ボウル20が載設された下部キャビネット21と、下部 キャビネット21の背部より上方に突設された上部キャビネット22とにより構 成されている。上部キャビネット22は前面が開口した箱状に形成されており、 内部には複数の収納部23が設けられており、各収納部23を閉じるように前面 開口には鏡1が取付けられている。鏡1は上部キャビネット22の前面中央に配 される主鏡1aと、主鏡1aの両側に配される副鏡1bとで構成されており、各 鏡はそれぞれ一端を軸着して開閉自在に上部キャビネット22の前面開口に取付 けられており、主鏡1aまたは副鏡1bを開くことで奥方に配された収納部23 より化粧道具等を取り出すことができるようになっている。主鏡1aの背面には 曇り止めヒータ2が設けられており、この曇り止めヒータ2はヒータカバー3に よって覆われている。軸着された主鏡1aの一端側と対向するヒータカバー3の 他端には回動自在に補助鏡5が取付けられている。補助鏡5が取付けられること となるヒータカバー3の側端面には図1に示されるように上下で対向するように 軸止め具24が設けられており、軸止め具24間には取付軸4が設けられており 、この取付軸4に補助鏡5が取付けられている。取付軸4には保持部材7が設け られており、補助鏡5は支持アーム8を保持部材7の端部で支持されることによ って取付軸4に取付けられている。保持部材7は図3に示されるように一端部に 取付軸4が挿通される挿通孔6が設けられており、他端部には補助鏡5より突設 された支持アーム10の端部を挟持するための挟持部25が設けられている。挟 持部25は保持部材7の端部に支持アーム8の端部が挿合される溝12を設けて 形成されている。保持部材7の一端側には角箱状に形成されたストッパー9を収 納保持するための収納部15が形成されている。この収納部15は取付軸4が挿 通される挿通孔6に連通しており、収納部15内に収納されるストッパー9は収 納された状態で端部が取付軸4の外面に当接するようになっている。つまり、ス トッパー9の端部にはストッパー9を取付軸4と直交する方向に付勢するための ばね材10が取付けられており、収納部15内に収納されたストッパー9はばね 材10によって常時側方に向けて付勢されており、取付軸4が挿通された挿通孔 30の内面が取付軸4の外面に当接された状態となっている。ストッパー9の端 部にはばね材10を支持する支持ボルト14が設けられており、ばね材10は支 持ボルト14に挿通して取付けられている。支持ボルト14は保持部材7に設け られた通孔16内に挿通されており、通孔16の端部にはばね材10の端部が係 止される係止突起17が突設されており、この係止突起17によってばね材10 はストッパー9を取付軸4と直交する方向に付勢している。図1にて示される実 施例にあっては、ストッパー9を保持部材8内に引き込むように付勢することで ストッパー9の内端部が取付軸4の外面に圧接されるように構成されている。ま た、図2に示されるものにあっては、ストッパー9を保持部材7の外側方に向け て付勢することでストッパー9の端部が取付軸4の外面に圧接されるように構成 されている。そして、ストッパー9がばね材10によって常時取付軸4の側面に 圧接された状態となっていることによって保持部材7を取付軸4の所定位置で固 定するようになっている。取付軸4はストッパー9が当接される外面に当接部分 が形成されるように多角状に形成されており、図示された実施例にあっては平断 面四角形である場合を示しているが、他の多角形状であってもよい。保持部材7 の端部に設けられた挟持部25には補助鏡5より突設された支持アーム8の端部 が挟持固定されるようになっており、図3に示されるように連結ボルト13の締 め付けによって支持アーム8の端部に設けられたボール体11の上端と下端が各 保持部材7の端部内面に設けられた凹所18に嵌合した状態で挟持されて固定さ れるようになっている。ここで、支持アーム8はボール体11が挟持されて固定 されていることにより回動自在となっており、回動させて所定の位置に向けるこ とができるようになっており、また、抜け止めされた状態で連結されるようにな っている。また、補助鏡5より突設された支持アーム8の巾寸法ロと挟持部25 を構成する溝12の溝巾寸法イとは略同一巾となっており、支持アーム8が取付 状態でがたついたりするようなことがないようになっている。そして、補助鏡5 の高さ位置を変える場合にはストッパー9が取付軸4に圧接されている状態で保 持部材7を取付軸4に沿って移動させることでストッパー9が取付軸4の端面に 圧接されて移動後の位置で停止されることとなり、従来のように固定ねじを操作 したりするようなことなく、位置換えを簡易に行うことができるものである。
【0011】 しかして、化粧等を行うに伴って補助鏡5を使用するような場合には主鏡1a を開き、次いで補助鏡5を回動させて前方に突出させることで使用することがで きるものであり、使用時には主鏡1aが開かれた状態となっていることから、収 納部9内に収納されている化粧道具等の取り出しを行いやすいものであり、また 、下部キャビネット2の上部に洗面ボウル1が設けられているといえども、補助 鏡5は主鏡1aを開いた状態で前方に突出された状態となっており、前方に腰を 屈めたりするようなことなく補助鏡5を使用して化粧等を行うことができるもの である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述のように、一端に設けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸に 保持部材を上下移動自在に配設し、補助鏡より突設された支持アームの端部を保 持部材に連結し、取付軸と直交する方向に移動自在となったストッパーを保持部 材に設け、ストッパーを取付軸の外面に圧接させて保持部材を取付軸の所定高さ で停止させるようにストッパーを付勢するバネ材を保持部材に設けてあるので、 保持部材は内蔵されたストッパーが取付軸の外面に圧接していることで常に取付 軸に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ位置を変えるような場合 には取付軸の外面をストッパーが摺動されるようにして保持部材を上下動させる だけで簡易に位置換えを行うことができるものである。
【0013】 また、ストッパーが外面に圧接される取付軸を水平断面多角形状に形成してあ ると、取付軸に沿って上下動する保持部材が不用意に水平方向に回動するような ことを防止できるものである。 また、補助鏡より突設された支持アームの端部に球状のボール体を設け、ボー ル体を保持部材の端部に設けられた溝内に回動自在に係合し、締め込みによって 溝巾を調整する連結ボルトを保持部材に設けるようにしてあると、保持部材を所 定高さで停止させた状態で溝内に保持されたボール体の回動によって補助鏡を水 平方向及び垂直方向に回動させることができ、補助鏡を任意の位置及び角度に移 動させて化粧行為等を楽に行うことができるものである。
【0014】 また、一端が軸着されて開閉自在となった鏡の背面に配された曇り止めヒータ をヒータカバーにて覆い、このヒータカバーの側端面に沿って取付軸を立設し、 一端に設けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸に保持部材を上下移動自在に 配設し、補助鏡より突設された支持アームの端部を保持部材に連結し、取付軸と 直交する方向に移動自在となったストッパーを保持部材に設け、ストッパーを取 付軸の外面に圧接させて保持部材を取付軸の所定高さで停止させるようにストッ パーを付勢するバネ材を保持部材に設けてあるので、つまり、鏡の背面に配され た曇り止めヒータを覆うヒータカバーに対して補助鏡の取付けを行うようになっ ているので、補助鏡を取付けるにあたって、取付用の部材を別途に鏡の背面に設 置する必要がないものであり、既設のヒータカバーを利用して補助鏡の取付けを 行うことができるものである。また、 保持部材に設けられた溝巾寸法が溝内に挿 合される支持アームの端部の巾寸法と略同一巾に形成するようにしてあると、支 持アームは溝の内面によってガイドされることとなり、回動時にがたついたりす るようなことがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】同上の他の実施例を示す部分断面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上の洗面化粧台の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 鏡 2 曇り止めヒータ 3 ヒータカバー 4 取付軸 5 補助鏡 6 挿通孔 7 保持部材 8 支持アーム 9 ストッパー 10 ばね材 11 ボール体 12 溝 13 連結ボルト イ 溝巾寸法 ロ 支持アームの巾寸法
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 補助鏡取付装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】同上の他の実施例を示す部分断面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上の洗面化粧台の全体斜視図である。
【符号の説明】 1 鏡 2 曇り止めヒータ 3 ヒータカバー 4 取付軸 5 補助鏡 6 挿通孔 7 保持部材 8 支持アーム 9 ストッパー 10 ばね材 11 ボール体 12 溝 13 連結ボルト イ 溝巾寸法 ロ 支持アームの巾寸法

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が軸着されて開閉自在となった鏡の
    背面に配された曇り止めヒータをヒータカバーにて覆
    い、このヒータカバーの側端面に沿って立設された取付
    軸に上下移動自在に補助鏡を取付ける補助鏡取付装置で
    あって、一端に設けられた挿通孔に取付軸を挿通して取
    付軸に保持部材を上下移動自在に配設し、補助鏡より突
    設された支持アームの端部を保持部材に連結し、取付軸
    と直交する方向に移動自在となったストッパーを保持部
    材に設け、ストッパーを取付軸の外面に圧接させて保持
    部材を取付軸の所定高さで停止させるようにストッパー
    を付勢するバネ材を保持部材に設けて成る補助鏡取付装
    置。
  2. 【請求項2】 ストッパーが外面に圧接される取付軸を
    水平断面多角形状に形成して成る請求項1に記載の補助
    鏡取付装置。
  3. 【請求項3】 補助鏡より突設された支持アームの端部
    に球状のボール体を設け、ボール体を保持部材の端部に
    設けられた溝内に回動自在に係合し、締め込みによって
    溝巾を調整する連結ボルトを保持部材に設けて成る請求
    項1に記載の補助鏡取付装置。
  4. 【請求項4】 保持部材に設けられた溝巾寸法が溝内に
    挿合される支持アームの端部の巾寸法と略同一巾に形成
    されて成る請求項3に記載の補助鏡取付装置。
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