JPH0515832Y2 - - Google Patents

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JPH0515832Y2
JPH0515832Y2 JP1987119942U JP11994287U JPH0515832Y2 JP H0515832 Y2 JPH0515832 Y2 JP H0515832Y2 JP 1987119942 U JP1987119942 U JP 1987119942U JP 11994287 U JP11994287 U JP 11994287U JP H0515832 Y2 JPH0515832 Y2 JP H0515832Y2
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JP
Japan
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paper towel
drawer
paper
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washstand
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、手拭き等として使用されるペーパー
タオルを収納したペーパータオル引出装置付洗面
台に関する。
(従来の技術) 従来、洗面台で使用するペーパータオルは、連
続引出可能に重畳した上で箱状容器に収納し、そ
の容器は洗面台に載置するか、或いは壁面に固定
する等し、引出口から一枚づつ引出して使用され
ている。
またこの場合、引出口は容器の上下部、或いは
前面等の適宜位置に形成される。このうち、容器
の前面に引出口を形成したペーパータオル引出器
においては、引出口を上部に形成した場合に比較
し、引出口が横向きになつているためペーパータ
オルを引出す時に手の雫や空気中の塵等が内部に
入り難く、衛生的であり、また、ペーパータオル
の面は立設状態となるたるため、引出口を下部に
形成した場合のようにペーパータオルがその自重
によつて下方に押圧されて複数枚連なつて同時に
引出されやすい、という恐れがないという利点が
ある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、容器が洗面台上にあるのは、洗面台の
使用面積を狭くし、また水滴が付くなどして汚れ
やすいなどの欠点があり、壁等に固定するのは、
固定面が必要となる上に、壁に邪魔な突出物が付
着する結果ともなり、また洗面台と若干離れるた
めその間が濡れやすくなるなどの欠点があつた。
そこで本考案は、ペーパータオルの収納部を洗
面台内に形成することにより、洗面台そのものか
らペーパータオルを引出して使用し得るように
し、かつ使用に便利であると同時に衛生的に維持
し得るペーパータオル引出装置付洗面台を提供す
ることを目的としたものである。
(問題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、洗面器を配
設したカウンタの後部にバツクガードを一体的に
立上り形成し、このバツクガードの上端部から後
方に化粧棚が一体的に形成されてなる洗面台にお
いて、バツクガードの一部をペーパータオル引出
口を形成したバツクガード部分とし、この引出口
を含むバツクガードの後側でかつ化粧棚の下側に
ペーパータオル引出装置を形成した構成を有して
ペーパータオル引出装置付洗面台としたことを特
徴とする。
上記において、ペーパータオル引出装置は、前
側から順次に連続引出し可能に重畳されたペーパ
ータオルを引出口から前方に引出可能にペーパー
タオル面を立てた状態で収納する収納部を有する
箱状体として形成され、バネによつて前方に弾発
されているとともにペーパータオルをその後側か
ら前方へ押圧する前後方向に移動可能な摺動板を
収納部に立設して形成された構成とすることがで
きる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案に係る洗面台の一例としての洗面化粧台
は洗面器が1個配設された洗面台であつて当然よ
いが、第1図には洗面器2を2個以上配置した洗
面化粧台1を例示した。
洗面化粧台1は、洗面器2が適宜間隔をおいて
カウンタ3に埋込み形成され、このカウンタ3の
後部にバツクガード4が一体的に立上り形成さ
れ、このバツクガード4の上端部から後方壁面に
向かつて、化粧棚5が一体的に形成されてなつて
いる。
上記カウンタ3の洗面器2,2間には、ゴミ収
納部を下方に有したゴミ投入口6が必要に応じて
開口形成され、このゴミ投入口6の後方位置のバ
ツクガード41の後側で化粧棚5部分の下側の空
間を利用して、ペーパータオル引出装置7が形成
されている。
上記ペーパータオル引出装置7の一例として図
示してあるものは、バツクガード41に横長の開
口部を穿設することによつて、ペーパータオル引
出口8が形成され、このバツクガード41の後側
には、例えば2つ折にされた多数のペーパータオ
ル22aがそれぞれ折れ線に略平行する端部の内
側面同志を合わせて重畳することによつて形成さ
れたペーパータオル束22を、その折れ線を横に
した状態で引出口8から引出可能に収納する箱状
の収納部12が形成される。この収納部12の上
部には化粧棚5と同面で連続的外観状態となつた
開閉蓋51が形成され、この開閉蓋51の前端下
部には開蓋時の指かかりのための段部14が形成
され、その後端部は背板11に対して、開閉時に
回転軸が平行移動可能で取付部との間に隙間を生
じさせることなく開閉を行うことができるスライ
ド蝶番13を用いて軸支されている。収納部12
の両側面9,9及び底面10のそれぞれには、洗
面化粧台1の前後方向に平行する各2本の溝条の
ガイドレール15,15が適宜間隔をおいて形成
されている。16は、収納部12のペーパータオ
ルを前方に押出すための摺動板であつて、その両
側部17,17及び下部18は、後方に折曲形成
され、この両側部17,17、下部18のうち収
納部12の両側面9,9、及び底面10のガイド
レール15に対応する位置には摺動板16の前後
への移動を滑らかに案内するための自由回転可能
な回転体19が上記両側面及び底面に垂直な軸2
0で軸支され、回転体19の周面はガイドレール
15の側面に接している。21は、上記摺動板1
6を前方の引出口8方向へ弾発するためのコイル
バネ21であつて、その中心軸を前後方向に向け
て背板11と摺動板16との間に介装されてい
る。
上記のペーパータオル引出装置7に、ペーパー
タオルを収納させる場合は、開閉蓋51の前端部
の段部14に指をかけて持ち上げてスライド蝶番
13を中心に回動させながら開蓋し、摺動板16
をコイルバネ21に抗して後方へ移動させて収納
部12を形成する。この時、摺動板16は、収納
部12の両側面9,9及び底面10の各面におい
て2本のガイドレール15,15にそれぞれ回転
体19,19が係合しているため、底面10のガ
イドレール15,15によつて縦軸を中心として
回転することが阻止されているとともに側面9の
ガイドレール15,15によつて横軸を中心とし
て回転することが阻止されているため、がたつく
ことなく後方に滑らかにスライドさせることがで
きる。上記収納部12に連続引出可能に重畳され
たペーパータオル束22をその折れ線を横にし、
ペーパータオル面を立てた状態で収納し、しかも
一枚目のペーパータオル22aの先端部22bを
引出口3から前方に引出可能に突出させた上で、
開閉蓋51を閉じれば収納は完了する。ペーパー
タオル束22は収納部12内において、摺動板1
6によつて前方の引出口側に適度な強さで押圧さ
れることになるが、この押圧強度はペーパータオ
ルの引出口8からの引出しを妨げることのない強
さに設定する。
ペーパータオルを使用する際は、引出口8から
突出しているペーパータオル22aの先端部22
bを手前に引張ればを引出すことができ、同時に
上記ペーパータオル22aに重畳している次のペ
ーパータオルの先端部が引出口8から突出した状
態となる。こうして順次ペーパータオルを引出す
に従い、摺動板16は前方にスライドし、収納部
12のペーパータオルを前方に移動させる。従つ
て、ペーパータオルの束22は、摺動板16とバ
ツクガード41との間に常時挟持された状態であ
るので、ペーパータオルの枚数が少なくても、例
え1枚であつても前後に倒れたりそれ自体が折れ
曲がつたりすることはなく、多数枚収納されてい
た最初の場合と同様に、最後の1枚まで確実に引
出すことができる。使用済みのペーパータオル
は、カウンタ3に形成されたゴミ投入口6に投入
すればよい。
上記ペーパータオル引出装置7を形成した洗面
化粧台1は、引出口8が洗面器2のすぐ後のパツ
クガード4に前面を向いて横向きに形成されてい
るため、洗面等の動作のまま直ちにペーパータオ
ルを引出して使用することができ、また、例えば
引出口を上部に形成した場合よりも手の雫や空気
中の塵の浸入を防止することができ、収納部12
のペーパータオルを衛生的に保つことができる。
ペーパータオルの収納形態は、上記のように引
出口8を横長に形成し、ペーパータオルの折れ線
を引出口8に平行となるように横にして収納する
他に、引出口8を縦長に形成し、ペーパータオル
の折れ線を縦にして収納することもできる。
また、上記洗面化粧台1によれば、バツクガー
ド41の内部空間を利用して、ペーパータオル引
出装置7を形成したため、洗面所の壁面に従来の
ペーパータオル引出器のようなものを別体として
設置する必要がなく、しかも、今までデツドスペ
ースとなつていたバツクガード41の内部空間を
有効利用することができる。
また、ペーパータオル収納部12全体をバツク
ガード41内に納めたため、外観的に優れた洗面
化粧台とすることができ、しかも、洗面所の空間
がスツキリとし、かつ使い易くなる。また、バツ
クガード、化粧棚、及び開閉蓋等をカウンタと同
材質で形成すれば、よりデザイン的に統一された
優れた洗面化粧台となる。ペーパータオル引出口
8とゴミ投入口6が近くに位置しているため、ペ
ーパータオルの引出しから使用後の投入までの動
作が容易に行うことができる。
なお、ペーパータオル引出装置は上記構成に限
定されるものではない。またペーパータオルはロ
ール状のタオルを使用するようにすることも可能
である。
(考案の効果) 上記のように本考案は、バツクガードに引出口
を有し、バツクガード後側の化粧棚下側にペーパ
ータオル引出装置を形成して洗面化粧台を構成し
たので、洗面動作のままペーパータオルを引出し
使用することができて極めて便利であると同時
に、洗面器の周囲或いは洗面化粧台の周囲を濡ら
したり汚したりするおそれを少なくすることがで
き、かつペーパータオル自体を衛生的に保つこと
ができる。しかも、洗面化粧台のデザインを損な
うことなく、洗面化粧台上の有効利用面を狭める
こともなく、壁面等を部分的に塞ぐこともない。
また、上記実施例で示した構成のペーパータオ
ル引出装置を採用した構成とすれば、収納部に収
納されたペーパータオルを引出口から順次引出す
に従い、摺動板は前方にスライドし、収納部のペ
ーパータオルを前方に移動させるので、ペーパー
タオルの束は、摺動板とバツクガードとの間に常
時挟持され、ペーパータオルの枚数が少なくて
も、前後に倒れたりそれ自体が折れ曲がつたりす
ることはなく、多数枚収納されていた最初の場合
と同様に、最後の1枚まで確実に引出すことがで
き、上記洗面化粧台の使い勝手の便利さを一層便
利なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はペーパータオル引出装置を一体的に備
えた洗面化粧台の要部の一部切断斜視図、第2図
は第1図の−線拡大断面図、第3図は第2図
の摺動板が前方にスライドした状態を示す断面
図、第4図は第1図のペーパータオル引出装置の
一部切断正面図である。 4,41……バツクガード、5……化粧棚、5
1……開閉蓋、6……ゴミ投入口、7……ペーパ
ータオル引出装置、8……引出口、9……側面、
10……底面、11……背面、12……収納部、
13……スライド蝶番、14……段部、15……
ガイドレール、16……摺動板、17……側部、
18……下部、19……回転体、20……軸、2
1……コイルバネ、22……ペーパータオル束、
22a……ペーパータオル、22b……先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洗面器を配設したカウンタの後部にバツクガ
    ードを一体的に立上り形成し、このバツクガー
    ドの上端部から後方に化粧棚が一体的に形成さ
    れてなる洗面台において、バツクガードの一部
    をペーパータオル引出口を形成したバツクガー
    ド部分とし、この引出口を含むバツクガードの
    後側でかつ化粧棚の下側にペーパータオル引出
    装置を形成した構成を有してなるペーパータオ
    ル引出装置付洗面台。 (2) ペーパータオル引出装置が、前側から順次に
    連続引出し可能に重畳されたペーパータオルを
    引出口から前方に引出可能にペーパータオル面
    を立てた状態で収納する収納部を有する箱状体
    として形成され、バネによつて前方に弾発され
    ているとともにペーパータオルをその後側から
    前方へ押圧する前後方向に移動可能な摺動板を
    収納部に立設して形成された構成としてなる第
    1項に記載のペーパータオル引出装置付洗面
    台。
JP1987119942U 1987-08-05 1987-08-05 Expired - Lifetime JPH0515832Y2 (ja)

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JP1987119942U JPH0515832Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JPS6427097U JPS6427097U (ja) 1989-02-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314084U (ja) * 1989-06-21 1991-02-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53156745U (ja) * 1977-05-13 1978-12-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0314084U (ja) * 1989-06-21 1991-02-13

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