JPH0515820B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0515820B2
JPH0515820B2 JP62321007A JP32100787A JPH0515820B2 JP H0515820 B2 JPH0515820 B2 JP H0515820B2 JP 62321007 A JP62321007 A JP 62321007A JP 32100787 A JP32100787 A JP 32100787A JP H0515820 B2 JPH0515820 B2 JP H0515820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
processing
processing liquid
heating
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62321007A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01162858A (ja
Inventor
Hiroshi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Kogyo KK filed Critical Yoshida Kogyo KK
Priority to JP62321007A priority Critical patent/JPH01162858A/ja
Priority to US07/281,284 priority patent/US4888839A/en
Priority to CA000585985A priority patent/CA1286453C/en
Priority to MYPI88001456A priority patent/MY103656A/en
Priority to AU26996/88A priority patent/AU603273B2/en
Priority to KR1019880016797A priority patent/KR910006533B1/ko
Priority to BR888806754A priority patent/BR8806754A/pt
Priority to DE8888121105T priority patent/DE3877552T2/de
Priority to ES198888121105T priority patent/ES2037189T3/es
Priority to EP88121105A priority patent/EP0324128B1/en
Publication of JPH01162858A publication Critical patent/JPH01162858A/ja
Publication of JPH0515820B2 publication Critical patent/JPH0515820B2/ja
Priority to HK194395A priority patent/HK194395A/xx
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B17/00Storing of textile materials in association with the treatment of the materials by liquids, gases or vapours
    • D06B17/04Storing of textile materials in association with the treatment of the materials by liquids, gases or vapours in wound form
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B23/00Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
    • D06B23/04Carriers or supports for textile materials to be treated
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B3/00Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
    • D06B3/10Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics
    • D06B3/14Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics in wound form

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばスライドフアスナーのフアス
ナーテープ、フアスナーチエーンの如きテープ状
物あるいは細幅織物、更には繊維布帛または糸状
をなす線状物を対象とし、しかも多品種少量生産
方式に適合して、染色、漂白、精練、艶出し加工
あるいは糸またはモノフイラメントなどの減量加
工処理等を行う布帛等の染色その他処理方法と装
置に関する。
(従来の技術) 従来、繊維製の被処理物の染色その他の処理方
法として、チーズ染め方式、ビーム方式、連続染
色方式等が一般に知られている。ビーム方式とし
ては、例えば特公昭58−5301号公報に記載したも
のがあり、当該公報の技術は、処理槽内に多数の
小孔をあけたビーム巻胴を設け、ビーム巻胴の外
周に被染物を巻き付け、ポンプの吐圧力により染
液あるいは洗液などの処理液をビーム巻胴内に噴
出し、小孔及び被染物を通過した処理液をポンプ
へ戻す循環方式によつて処理するものである。
また連続染色方式のものとして、例えば特公昭
52−8867号公報に開示してあり、当該公報による
技術は、染液槽において被染物に染液を与え、ス
チームボツクスに入れて蒸熱加工を行い、ドライ
ボツクスで乾燥し、次いでベーキングボツクスに
よつてポリエステルの発色を施し、最後に水洗槽
および湯洗槽に導き仕上げるものである。
(発明が解決しようとする問題点) 近年は多品種少量生産が多く要求され、しかも
その納期短縮が求められている。上述の従来の各
技術は大量生産方式によるものであるから、僅か
な生産量では経済的な面からも採算が合わず、ま
た、例えば染色の場合再現性良く所定の色に染め
上げることが甚だ困難であつた。
本発明は、以上の問題から多品種少量生産方式
に適合する技術を確定するために開発したもので
あつて、染色などの処理が均一になり、色替え等
の段取り替えを容易に行え、且つ連続的で途中の
停滞や在庫がなく、短時間に流れ生産を行うこと
ができる布帛等の染色その他処理方法と装置を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による布帛等の染色その他処理方法は、
有蓋カセツト内に、処理液透過可能に枠体に巻き
つけた被処理物と、満杯にすることなく気相部を
内存させる量の処理液とを封入し、次いで、処理
液および被処理物を封入しているカセツトを、加
熱した熱媒、または加熱雰囲気の中で、被処理物
と共に回転させながら一方から他方へ順次移送す
ることにより、カセツト内の処理液を所定の昇温
速度で、所定の温度に上昇・保持させると共に、
被処理物を処理液中と気相部中を順次交互に通過
させ、かつ、処理液にカセツト内での液移動を起
させながら被処理物を処理することにある。
本発明による布帛等の染色その他処理装置は、
処理液透過可能に枠体に巻きつけた被処理物と、
満杯にすることなく気相部を内存させる量の処理
液とを封入し、かつ、前記枠体をカセツト内で固
定的に支持する複数のカセツトと、該カセツトを
順次一方から他方に向つて移動させる移送装置
と、該移送装置で送られる間に、カセツト内の処
理液を所定の昇温速度で、所定の昇温速度で所定
の温度に上昇・保持させるための加熱槽または加
熱雰囲気室、および、前記カセツトの移送中にカ
セツトを回転させる回転装置とを備えているもの
である。
(実施例) 本発明による方法を染色加工方法によつて説明
する。
第1図は第1実施例を示し、枠体2に被処理物
1を処理液透過可能に比較的ゆるく所要量巻き付
け、その枠体2を有蓋カセツト3内に納め、蓋5
の締付けによつてカセツトの軸芯に合せてカセツ
トと一体的に固定支持する一方、カセツト3内に
収納した被処理物1の量に応じて計量された染液
4を投入する。その場合計量された染液4の量は
カセツト3の内容積より少なく、カセツト内に気
相部が生じるように、被処理物1の量を制御する
か、あるいは気相部が生じるのに十分な内容積を
もつカセツト3を使用するものである。ところで
前記枠体2は、胴に多数の空孔が明けてあるボビ
ンあるいは巻枠によるもので、ボビンの胴は染液
の掻き揚げ作用を考慮して多角形体が好ましいと
共に、染液などの処理液が被処理物1を通じて胴
内に流入されるようになつている。
上記カセツト3に蓋5を施して密封した後、そ
のカセツト3を、熱媒6(ポリエチレングリコー
ル等)を入充してある加熱槽7内の一端側に導入
し、他端側に向かつて任意設定可能な所定時間サ
イクルで間欠的あるいは連続的に送ると共に、送
るに従つてカセツト3の熱媒に対する浸漬度合を
順次深くしたり、又はその度合を適宜に深くした
り浅くしたりして、カセツト3の熱媒に接触する
面積を大きくして受熱量を高めたり、又は適宜に
下げたりすると共に、更に間欠的あるいは連続的
に送るその送りの過程においてカセツト3を回転
するが、回転速度及び一方向の回転または正転と
逆転時間を任意設定して交互に切り替えて回転し
て、カセツトの加熱を効果的に行うと同時に、染
液4を被処理物1に万遍無く均一に与える。こう
して所定時間経過し加熱槽の他端側で染色を終了
後、カツト3を加熱槽7より取り出して、冷却槽
8に移し替えて水等により冷却を施す。その後は
後処理槽9において洗浄及び後処理を行い、乾燥
装置10で乾燥することにより仕上げられる。
次に第2実施例は、前記カツセト3を加熱する
手段を異にするもので、第12図以降に示してい
る如く、加熱雰囲気内を所定時間をもつて通過し
て行うものである。勿論この間にカセツト3を回
転する。
次に本発明による処理装置を複数の実施例にも
とづいて説明する。
第2図に示すものは第1実施例であつて、供給
側に容器11内の被処理物1を枠体2に巻き付け
るワインダー12、供給側カセツト保持装置1
3、枠体供給装置14、及び供給側搬送装置15
を備えるもので、供給側カセツト保持装置13
は、回転軸16の先端部にグリツパー17が設け
てあつて、該グリツパー17でカセツト3を保持
し、回転軸16によつてカセツト3を起立及び横
転するものである。枠体供給装置14は、回転す
るアーム18の先端部にカセツト支持部19を突
設し、アーム18の回動によつてワインダー12
とグリツパー17に対向するように設けてある。
また供給側搬送装置15はシリンダーによるリフ
トによつて構成したもので、カセツト3を水平に
支持しながらレールに沿い加熱槽7に向かつて往
復動するものである。
従つて、供給側において、ワインダー12に枠
体2を保持して被処理物1を巻き付け、これを枠
体供給装置14によつて供給側カセツト保持装置
13に既に支持しているカセツト3内に挿入す
る。尚、枠体2はカセツト3内で、その軸芯をカ
セツト3の軸芯に合せて一体的に固着支持される
ものである。次にカセツト3内に、計量した染液
4を投入するが、その量は、カセツト3内に気相
部を内在させることができ、かつ、巻装している
被処理物を染色するに適した量で、好ましくは浴
比1:5〜1:10程度が良い。次いでカセツト3
に蓋5を被せて密封してから、供給側搬送装置1
5に受け渡し、加熱槽7に向かつて搬送するもの
である。
ところで前記カセツト3は、第3図図示の如く
金属製の有底筒体よりなり、底に支軸20が突設
してあり、また蓋5にも同じく支軸20が突設し
てある。枠体2は第4図図示の如く、対向する両
円盤21,21間に複数本の支杆22を円盤内の
円軌跡上に等間隔に配して架設したもので、各支
杆22に染液4を掻き揚げるレール状羽根部23
が設けてあり、図示のものはY形のバーで支杆2
2とレール状羽根部23を形成し、各支杆22の
外周にわたつて被処理物1を巻き付けるものであ
る。この枠体2をカセツト3内に納めた状態を第
5図に示しているように、カセツト3の底面及び
蓋5の内面より突出した突起20a,20b間に
固定支持するものである。
上記枠体2は巻枠によるが、これを被処理物を
巻き付ける胴部に多数の孔を明けたボビンを使用
しても良い。
加熱槽7は、細長い箱状をなし、用水やポリエ
チレングリコール等よりなる熱媒6が入充してあ
り、この加熱槽7に例えば第6図乃至第8図に示
すように加熱装置24、移送装置25、回転装置
26を備えている。
加熱装置24は第6図図示の如く、電気ヒータ
27と蒸気ヒータ28とを組合わせるか、あるい
は何れか一方を単独に用い、制御装置(図示せ
ず)によつて熱媒6を全体に亘り一定の温度に保
たれる。
移送装置25はカセツト3を加熱槽7の一端側
より他端側に向かつて連続的又は間欠的に、しか
も次第にまたは段階的にカセツト3の熱媒6に浸
漬する深さを順次深くしたり、又は適宜にその深
度を変えるようにして送るもので、その方式に
種々の形態があり、例えば第7図図示のものは、
加熱槽7の上方に長手方向に設けたガイドレール
29を持つクレーン30によるものであり、第8
図図示のものは、加熱槽7の巾方向の両側に、一
方が順次低くなるように設けたコンベア31,3
1によるものであり、また、第9図図示の如く、
加熱槽7の両側に敷レール32,32を加熱槽の
長手方向に沿つて設け、各敷レール32,32上
に設けたリフター33,33によつて行なわれ
る。
回転手段26はカセツト3を回転するもので、
第10図図示の如く、平行する一対の受け軸3
4,34にそれぞれ一対のローラ35,35を設
け、一方の受け軸34に正逆転可能のモータ36
を直結または駆動チエーンで各ロールに連結した
もの、あるいは第11図図示の如く、カセツト3
とモータ36間に歯車37,37を介在して回転
するもので、これらの構造による場合、カセツト
3の外周には第3図に示すようにローラ35と対
向する補強リング38,38を設けることが好ま
しく、前述のカセツト3の熱媒6に浸漬する深さ
が順次深くなるようにしたり、又は適宜に浸漬深
さを変えるように、各受け軸34の支持する位置
を適宜に変えるか、両受け軸34,34間の間隔
を広くしたり、狭くしたりすることによりカセツ
ト3の支持深さを変えることが出来るものであ
る。
なお、第2図に示すように、上記加熱槽7のカ
セツト3が送られて排出する側に連続して冷却槽
8、排出側搬送装置39、排出側カセツト保持装
置40、枠体取出し装置41、送出し装置42、
後処理槽9、及び乾燥装置10を順次備えてい
る。
冷却槽8内には冷却液が入充してあると共に、
上方にシヤワー43が設けてある。尚、カセツト
3を加熱槽7から冷却槽8へ入れ替える操作は、
排出側搬送装置39によつて行われるもので、こ
れは前記供給側搬送装置15と同様の構造を持つ
ものである。また排出側カセツ保持装置40と枠
体取出し装置41も、供給側カセツト保持装置1
3、枠体供給装置14と同様の構造である。
送出し装置42は枠体2を回転自在に保持する
ものであり、被処理物1を巻き戻して後処理槽9
へ送られる。後処理槽9は供給の制御もするJ型
処理槽44と水洗槽45及び仕上剤槽46を備え
る。
乾燥装置10は、上下に重ねて設けた加熱ロー
ラ47,47で構成するものである。
尚、第1図に示すように供給側カセツト保持装
置13の上方には染液供給装置48を設け、染液
4の種類、量などが被処理物1の材質、量および
カセツト3の大きさによつて予め与えられた情報
に従つて供給される。また、第2図に示すように
供給側カセツト保持装置13と排出側カセツト保
持装置40間に、カセツト3の蓋5を返送する蓋
移送装置49を備え、更にカセツトキヤリア50
と枠体キヤリア51でそれぞれ供給側へ返送する
ものである。
上記装置によれば、枠体2に被処理物1を所定
量巻き付けて横臥するカセツト3内に挿入し、カ
セツト3を起立してから、被処理物の量に応じた
量であつて、かつ、カセツトの内容積より少な
く、カセツト内に気相部を内在させ得る量で、好
ましくは浴比1:5〜1:10程度の染液4を注入
し、且つ蓋5を施してから再び横臥して供給側カ
セツト保持装置13に受け、加熱槽7に送込む。
加熱槽7内ではカセツト3が間欠的あるいは連続
的に送られ、かつ、それ自体を回転させると共
に、加熱されている熱媒6内に次第に深く浸漬、
あるいは適宜に浸漬深さを変えながら一方から他
方に移送することにより染められる。染め上げら
れた後冷却槽8へ移して冷却してから蓋5を取
り、続いてカセツト3から被処理物1を巻装して
いる枠体2を抜き取り、被処理物1を枠体2より
巻き戻して後処理槽9へ送り、洗浄後仕上げ処理
を施した後に乾燥する。一方カセツト3、枠体2
及び蓋5をそれぞれ洗浄して元の供給側へ戻され
るものである。
次に第12図は第2実施例であつて、連続式高
温高圧方式によるもので、カセツトの内容積より
少ない染液4と被処理物1を巻いた枠体2とを封
入したカセツト3を、一個のカセツト3のみ入る
加熱槽7となるバケツト52内に回転自在に軸支
し、該バケツト52内に熱媒6が注入してあり、
またバケツト52に回転装置(図示せず)が設け
てあつて、このバケツト52を準備室53を介し
て加熱室54内に移送し、所定の速度で一方側か
ら他方側へ送り、加熱室54より完了室55を介
して後処理工程へ送り出すように構成するもので
ある。
尚、準備室53は加熱室54内の加熱雰囲気と
同条件に保つてから、バケツト52を加熱室54
へ移動するものであり、また完了室55は加熱室
54内の加熱雰囲気と同条件に保つてからバケツ
ト52を受け入れ、更に外気と同条件に変換した
後にバケツト52を排出するものである。
上記準備室53、加熱室54及び完了室55は
一連に形成したもので、準備室53に外入口扉5
6を、準備室53と加熱室54間に入口中間扉5
7を、加熱室54と完了室55間に出口中間扉5
8を、並びに完了室55に外出口扉59をそれぞ
れ設けている。また上記の各室53,54,55
には、その各々の下方部にコンベアその他の構造
を持つ移送装置25,25,25を個々に備え、
上部及び底部に、熱風発生部60,61,62よ
りの熱風噴出し口63,64,65を備える加熱
装置24が設けてあり、更に、所定の高温に保つ
ために、圧縮空気導入装置66,67,68と、
安全弁と脱気口を有する安全装置69,70,7
1,とをそれぞれ併設している。
また第13図は第3実施例を示し、連続式常圧
スチーマー方式によるものであつて、前記第2実
施例の構造とほぼ同様であるが、その相違点は、
外入口扉56と外出口扉59に代えてそれぞれエ
アーカーテン72,73となし、また入口中間扉
57と出口中間扉58に代えて可動カーテン7
4,75となし、更に熱風によらず、蒸気を噴入
する加熱装置24によるものである。尚加熱装置
24は加熱室54のみに設けるものであり、高
温・高圧の場合のような安全装置は不要である。
更に第14図は第4実施例を示し、上記各例と
は異なり熱媒を使用することなくカセツト3を直
接加熱する連続式熱風加熱方式によるもので、第
2実施例と同様に、準備室53、加熱室54、完
了室55、並びに外入口扉56、入口中間扉5
7、出口中間扉58、外出口扉59を設け、各室
内にカセツト3を架設して移送する搬送装置、及
び回転装置(各々図示せず)を設け、且つ熱風発
生部60,61,62よりの熱風噴出し口63,
64,65を備える加熱装置24を設けたもので
ある。尚この実施例では、例えばテトロン製品を
処理する場合に適している。
次に第15図は第5実施例を示し、第4実施例
と同様にカセツト3を直接加熱する連続式スチー
マー加熱方式によるもので、加熱室54にのみ蒸
気を噴入する加熱装置24を設けたものである。
尚外側扉56,59をエアーカーテンとしても良
い。この実施例による加熱室54は常圧の雰囲気
であつて、主に綿あるいはナイロン製品を処理す
る場合に適している。
(発明の効果) 本発明による布帛等の染色その他処理方法は、
枠体に巻付けた被処理物と、満杯にすることなく
気相部を内存させる量の処理液とを封入している
カセツトを加熱した熱媒または加熱雰囲気の中
で、被処理物と共に回転させながら一方から他方
へ順次移送することにより、カセツト内の処理液
を所定の昇温速度で所定の温度に上昇・保持させ
ると共に、被処理物を処理液中と気相部中とを順
次交互に通過させ、かつ、処理液にカセツト内で
の液移動を、カセツトと被処理物との回転によつ
て起させながら移送処理するものであるから、小
型のカセツトを順次供給することによつて、少量
多品種の製品を順次無駄なく液処理仕上げでき
る。
また、この方法によると、複数のカセツトを一
方側から他方側へ順次移送しながら処理液の昇
温・保持及び液移動を行うようにしているので、
処理方法の自動化が容易である。
次に、本発明による布帛等の染色その他処理装
置によれば、カセツトを送る移送装置、カセツト
内の処理液を加熱する加熱槽又は加熱雰囲気室、
及びカセツトの移送中にそのカセツトを回転させ
る回転装置で構成するものであつて、各カセツト
を単位として適宜の色彩に染色その他の処理を行
なうことが出来るものであるから、多品種少量生
産方式に適合する装置であつて、しかも一方から
他方へ間欠的あるいは連続的に送る間に加熱処理
できるから、生産能率が向上されると共に、染色
に適用した場合には一台の装置で種々の色のもの
が、色むらがなくそれぞれ均一に染め上げられる
ものである。従つて、製品の短期納入に充分に対
処できる優れた染色その他処理装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による布帛等の染色その他処理
方法のうち染色処理方法の工程を示す断面図、第
2図は本発明による布帛等の染色その他処理装置
のうちの染色処理装置の大要を示す斜視図、第3
図はカセツトを示す斜視図、第4図は枠体を示す
斜視図、第5図は枠体をカセツト内に納めた状態
を示す断面図、第6図は加熱装置を示す断面図、
第7図、第8図及び第9図は移送装置を示す斜視
図、第10図と第11図は回転装置を示す斜視
図、第12図は染色処理装置の第2実施例を示す
断面図、第13図は染色処理装置の第3実施例を
示す断面図、第14図は染色処理装置の第4実施
例を示す断面図、第15図は染色処理装置の第5
実施例を示す断面図である。 1……被処理物、2……枠体、3……カセツ
ト、4……染液、5……蓋、6……熱媒、7……
加熱槽、24……加熱装置、25……移送装置、
26……回転装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有蓋カセツト内に、処理液透過可能に枠体に
    巻きつけた被処理物と、満杯にすることなく気相
    部を内存させる量の処理液とを封入し、次いで処
    理液および被処理物を封入しているカセツトを、
    加熱した熱媒、または加熱雰囲気の中で、被処理
    物と共に回転させながら一方から他方へ順次移送
    することにより、カセツト内の処理液を所定の昇
    温速度で、所定の温度に上昇・保持させると共
    に、被処理物を処理液中と気相部中を順次交互に
    通過させ、かつ、処理液にカセツト内での液移動
    を起させながら被処理物を処理することを特徴と
    する布帛等の染色その他処理方法。 2 処理液と被処理物とを封入しているカセツト
    を、加熱した熱媒を入れてある加熱槽内で回転さ
    せながら一方から他方へ移送する際に、熱媒への
    カセツト浸漬深度を適宜変化させて処理液の昇
    温・保持コントロールを行うことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の布帛等の染色その他処
    理方法。 3 処理液透過可能に枠体に巻きつけた被処理物
    と、満杯にすることなく気相部を内存させる量の
    処理液とを封入し、かつ、前記枠体をカセツト内
    で固定的に支持する複数のカセツトと、該カセツ
    トを順次一方から他方に向つて移動させる移送装
    置と、該移送装置で送られる間に、カセツト内の
    処理液を、所定の昇温速度で所定の温度に上昇・
    保持させるための加熱槽または加熱雰囲気室、お
    よび、前記カセツトの移送中にカセツトを回転さ
    せる回転装置とを備えていることを特徴とする布
    帛等の染色その他処理装置。
JP62321007A 1987-12-17 1987-12-17 布帛等の染色その他処理方法と装置 Granted JPH01162858A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321007A JPH01162858A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 布帛等の染色その他処理方法と装置
US07/281,284 US4888839A (en) 1987-12-17 1988-12-08 Method and apparatus for treating elongate textile materials
CA000585985A CA1286453C (en) 1987-12-17 1988-12-15 Method and apparatus for treating elongate textile materials
MYPI88001456A MY103656A (en) 1987-12-17 1988-12-15 Method and apparatus for treating elongate textile materials
KR1019880016797A KR910006533B1 (ko) 1987-12-17 1988-12-16 기다란 섬유물을 처리액으로 처리하는 방법 및 장치
AU26996/88A AU603273B2 (en) 1987-12-17 1988-12-16 Method and apparatus for treating elongate textile materials
BR888806754A BR8806754A (pt) 1987-12-17 1988-12-16 Metodo e aparelho para tratamento de materiais texteis alongados
DE8888121105T DE3877552T2 (de) 1987-12-17 1988-12-16 Verfahren und vorrichtung zur nassbehandlung von textilmaterialien.
ES198888121105T ES2037189T3 (es) 1987-12-17 1988-12-16 Metodo y aparato para el tratamiento en humedo de materiales textiles alargados.
EP88121105A EP0324128B1 (en) 1987-12-17 1988-12-16 Method and apparatus for the wet treatment of elongate textile materials
HK194395A HK194395A (en) 1987-12-17 1995-12-28 Method and apparatus for the wet treatment of elongate textile materials

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321007A JPH01162858A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 布帛等の染色その他処理方法と装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01162858A JPH01162858A (ja) 1989-06-27
JPH0515820B2 true JPH0515820B2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=18127748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62321007A Granted JPH01162858A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 布帛等の染色その他処理方法と装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4888839A (ja)
EP (1) EP0324128B1 (ja)
JP (1) JPH01162858A (ja)
KR (1) KR910006533B1 (ja)
AU (1) AU603273B2 (ja)
BR (1) BR8806754A (ja)
CA (1) CA1286453C (ja)
DE (1) DE3877552T2 (ja)
ES (1) ES2037189T3 (ja)
HK (1) HK194395A (ja)
MY (1) MY103656A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4222150B2 (ja) * 2003-08-11 2009-02-12 日東紡績株式会社 ガラス繊維織物の脱油装置
CN113102362B (zh) * 2021-04-14 2022-03-04 思立科(江西)新材料有限公司 一种超薄型陶瓷电容用功能性离型膜的表面去污装置
CN115074928B (zh) * 2022-06-08 2023-07-21 塔里木大学 纺织用安全防护纺织材料冲洗装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE651353A (ja) *
FR1120581A (fr) * 1954-01-23 1956-07-09 Dispositif pour le traitement de matières ou d'articles souples
BE566291A (ja) * 1958-03-31 1958-04-15
US3938952A (en) * 1974-08-20 1976-02-17 Akzona Incorporated Method and means for multi-colored dyeing textile yarns
JPS528867A (en) * 1975-07-11 1977-01-24 Seiko Epson Corp Electronic watch
DE2749165A1 (de) * 1976-11-11 1978-05-18 Sandoz Ag Textilbehandlungsverfahren und -apparatur zu dessen durchfuehrung
JPS585301B2 (ja) * 1978-05-30 1983-01-29 ワイケイケイ株式会社 ビ−ム液処理装置
US4393671A (en) * 1980-01-19 1983-07-19 Hajime Ito Apparatus for dyeing fiber by utilizing microwaves
US4494389A (en) * 1981-09-28 1985-01-22 Smejda Richard K Continuous system for treating fabrics

Also Published As

Publication number Publication date
EP0324128B1 (en) 1993-01-13
DE3877552T2 (de) 1993-05-13
US4888839A (en) 1989-12-26
MY103656A (en) 1993-08-28
JPH01162858A (ja) 1989-06-27
KR910006533B1 (ko) 1991-08-27
KR890010325A (ko) 1989-08-08
AU2699688A (en) 1989-06-22
EP0324128A3 (en) 1990-01-17
DE3877552D1 (de) 1993-02-25
HK194395A (en) 1996-01-05
AU603273B2 (en) 1990-11-08
ES2037189T3 (es) 1993-06-16
CA1286453C (en) 1991-07-23
BR8806754A (pt) 1989-08-29
EP0324128A2 (en) 1989-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5907961A (en) Textile wet processing apparatus
US4793014A (en) Process and machine for the treatment, in particular for batchwise dyeing, of lap-folded fabrics
US5469720A (en) Machine for dyeing fabrics wound up into endless fabric loops
JPH0515820B2 (ja)
US3938952A (en) Method and means for multi-colored dyeing textile yarns
US4494389A (en) Continuous system for treating fabrics
KR20030017250A (ko) 천연염료를 이용한 염색방법 및 장치
US3477073A (en) Method and apparatus for high-temperature dyeing or finishing of a fabric material
GB2030183A (en) Wet heat treatment of textiles
US3820950A (en) Process and apparatus for liquid treating of textile fabric
US5400621A (en) Flexible machinery for the continuous processing of any axially centered masses; materials and sheeting in textiles, paper, plastics, metals; and combinations
JP2001348770A (ja) 染色装置および染色方法
US3776005A (en) Apparatus for dyeing and/or washing fabric
US3210970A (en) Apparatus for high temperature dyeing
US3837801A (en) Method and apparatus for processing fabrics in rope-like form
JPS6047950B2 (ja) 湿熱処理室内における布帛の連続移送装置
EP2122032B1 (en) Machine for the treatment of fabrics
US3512193A (en) Apparatus for dyeing strings of yarn and method of operating same
US3869882A (en) Apparatus for treating fabrics with steam
JPH0160097B2 (ja)
JPS6229542B2 (ja)
US2004229A (en) Apparatus for processing textiles and like materials
SU360529A1 (ru) Агрегат для адгезионной и термической обработки
JP5656756B2 (ja) 自動洗浄システム
JPS623427Y2 (ja)