JPH05157443A - 冷蔵装置 - Google Patents
冷蔵装置Info
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- JPH05157443A JPH05157443A JP32613791A JP32613791A JPH05157443A JP H05157443 A JPH05157443 A JP H05157443A JP 32613791 A JP32613791 A JP 32613791A JP 32613791 A JP32613791 A JP 32613791A JP H05157443 A JPH05157443 A JP H05157443A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moisture
- absorbent
- cooler
- air
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/04—Treating air flowing to refrigeration compartments
- F25D2317/041—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
- F25D2317/0411—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by dehumidification
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却能力を低下させることなく、冷却器への
霜の付着を減少させる冷蔵装置を提供する。 【構成】 内部に圧縮機１４及び凝縮器１２を配置した
機械室３と、被貯蔵品を冷却保存する貯蔵室２と、貯蔵
室２と吹出口８及び吸込口９とにより連通し、内部に冷
却器４、庫内送風ファン５を配置した冷却室２ａとを備
えた冷蔵装置において、内部に吸湿材１８を収納すると
共に、吸湿動作時は冷却室２ａの貯蔵室２からの吸込口
９と冷却器４の間の通路に連通し、貯蔵室２からの吸い
込み空気を導き上記吸湿材１８を通過させて冷却器４に
送られるよう開閉動作する冷却室連通開閉蓋１６ａ，１
６ｂと、再生、排気動作時は機械室３から凝縮器１２の
熱を吸収した空気流を上記吸湿材１８に通過させて冷蔵
装置の外部へ放出させるように開閉動作する庫外開閉蓋
１７ａ，１７ｂとを有する吸湿ユニット６を具備した。
霜の付着を減少させる冷蔵装置を提供する。 【構成】 内部に圧縮機１４及び凝縮器１２を配置した
機械室３と、被貯蔵品を冷却保存する貯蔵室２と、貯蔵
室２と吹出口８及び吸込口９とにより連通し、内部に冷
却器４、庫内送風ファン５を配置した冷却室２ａとを備
えた冷蔵装置において、内部に吸湿材１８を収納すると
共に、吸湿動作時は冷却室２ａの貯蔵室２からの吸込口
９と冷却器４の間の通路に連通し、貯蔵室２からの吸い
込み空気を導き上記吸湿材１８を通過させて冷却器４に
送られるよう開閉動作する冷却室連通開閉蓋１６ａ，１
６ｂと、再生、排気動作時は機械室３から凝縮器１２の
熱を吸収した空気流を上記吸湿材１８に通過させて冷蔵
装置の外部へ放出させるように開閉動作する庫外開閉蓋
１７ａ，１７ｂとを有する吸湿ユニット６を具備した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵装置に係り、特に冷
却能力を損なうことなく、冷却器への霜の付着を防止す
ることができる冷蔵装置に関する。
却能力を損なうことなく、冷却器への霜の付着を防止す
ることができる冷蔵装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に圧縮機で冷媒を圧縮して高圧の冷
媒ガスとし、凝縮器で凝縮して高圧冷媒液とし、この高
圧冷媒液を気化させて冷却器で貯蔵室を冷却し、冷却後
の低圧冷媒ガスを凝縮器で凝縮するようにした冷蔵装置
が知られている。この冷蔵装置では、貯蔵室内の空気を
循環させ、冷却器と接触させることによって貯蔵室を冷
却する。しかし、貯蔵室内の空気が冷却器と接触すると
きに、空気中の水分が冷却器の表面で結露し、霜を生成
する。冷却器の表面に霜が生成することにより、冷却器
の冷却能力が低下する。従来の冷蔵装置は、この霜を除
去するために、冷却器の表面を加熱するヒーターを備
え、さらに、このヒーターを間欠的に作動させるタイマ
ーを備えている。この従来の冷蔵装置は、冷凍サイクル
を所定の時間作動させた後に、タイマーによって冷凍サ
イクルを停止させると共に、ヒーターを作動させて冷却
器の表面を加熱して霜を除去する。この除霜運転を所定
の時間行った後に、再び冷凍サイクルを作動させて貯蔵
室を冷却する。
媒ガスとし、凝縮器で凝縮して高圧冷媒液とし、この高
圧冷媒液を気化させて冷却器で貯蔵室を冷却し、冷却後
の低圧冷媒ガスを凝縮器で凝縮するようにした冷蔵装置
が知られている。この冷蔵装置では、貯蔵室内の空気を
循環させ、冷却器と接触させることによって貯蔵室を冷
却する。しかし、貯蔵室内の空気が冷却器と接触すると
きに、空気中の水分が冷却器の表面で結露し、霜を生成
する。冷却器の表面に霜が生成することにより、冷却器
の冷却能力が低下する。従来の冷蔵装置は、この霜を除
去するために、冷却器の表面を加熱するヒーターを備
え、さらに、このヒーターを間欠的に作動させるタイマ
ーを備えている。この従来の冷蔵装置は、冷凍サイクル
を所定の時間作動させた後に、タイマーによって冷凍サ
イクルを停止させると共に、ヒーターを作動させて冷却
器の表面を加熱して霜を除去する。この除霜運転を所定
の時間行った後に、再び冷凍サイクルを作動させて貯蔵
室を冷却する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の冷蔵装置は、冷凍サイクルを停止させて、冷却器の表
面をヒーターによって加熱するので、この除霜運転中に
貯蔵室内の温度が上昇し、冷蔵を目的とする冷蔵装置に
とって好ましくなかった。また、ヒーターによって融解
した水分を排出するための装置を備えなければならず、
冷蔵装置自体の構造が複雑になった。そこで、本発明は
上記従来の冷蔵装置の課題を解決し、冷却能力を低下さ
せることなく、冷却器への霜の付着を防止できる冷蔵装
置を提供することにある。
の冷蔵装置は、冷凍サイクルを停止させて、冷却器の表
面をヒーターによって加熱するので、この除霜運転中に
貯蔵室内の温度が上昇し、冷蔵を目的とする冷蔵装置に
とって好ましくなかった。また、ヒーターによって融解
した水分を排出するための装置を備えなければならず、
冷蔵装置自体の構造が複雑になった。そこで、本発明は
上記従来の冷蔵装置の課題を解決し、冷却能力を低下さ
せることなく、冷却器への霜の付着を防止できる冷蔵装
置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による冷蔵装置は、内部に圧縮機及び凝縮器を
配置した機械室と、被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵
室と、貯蔵室と吹出口及び吸込口とにより連通し、内部
に冷却器、庫内送風ファンを配置して貯蔵室内を冷却さ
せるための冷却室とを備えた冷蔵装置において、内部に
吸湿材を収納すると共に、吸湿動作時は冷却室の貯蔵室
からの吸込口と冷却器の間の通路に連通し、貯蔵室から
の吸い込み空気を導き上記吸湿材を通過させて冷却器に
送られるよう開閉動作する冷却室連通開閉蓋と、再生、
排気動作時は機械室から凝縮器の熱を吸収した空気流を
上記吸湿材に通過させて冷蔵装置の外部へ放出させるよ
うに開閉動作する庫外開閉蓋とを有する吸湿ユニットを
具備したことを特徴とするものである。
に本発明による冷蔵装置は、内部に圧縮機及び凝縮器を
配置した機械室と、被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵
室と、貯蔵室と吹出口及び吸込口とにより連通し、内部
に冷却器、庫内送風ファンを配置して貯蔵室内を冷却さ
せるための冷却室とを備えた冷蔵装置において、内部に
吸湿材を収納すると共に、吸湿動作時は冷却室の貯蔵室
からの吸込口と冷却器の間の通路に連通し、貯蔵室から
の吸い込み空気を導き上記吸湿材を通過させて冷却器に
送られるよう開閉動作する冷却室連通開閉蓋と、再生、
排気動作時は機械室から凝縮器の熱を吸収した空気流を
上記吸湿材に通過させて冷蔵装置の外部へ放出させるよ
うに開閉動作する庫外開閉蓋とを有する吸湿ユニットを
具備したことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】本発明による冷蔵装置は、内部に吸湿材を収納
した吸湿ユニットを有し、この吸湿ユニットは、一対の
冷却室連通開閉蓋を有し、通常の運転中に貯蔵室内の空
気を冷却器と接触させる前に吸湿ユニットの内部に循環
させるので、貯蔵室内の空気の水分は除去され、冷却器
の表面に霜を生成することがない。また、吸湿ユニット
は、一対の庫外開閉蓋を有し、吸湿ユニットの吸湿材の
吸湿効率が低下したときに、庫外開閉蓋を開放し、機械
室の凝縮器の熱を吸収した空気流を導入して冷蔵装置の
外部に放出することにより、吸湿ユニットの吸湿能力を
再生することができる。この再生運転により、吸湿ユニ
ットは吸湿能力を回復し、再び貯蔵室内の空気中の水分
を除去することができる。このように本発明の冷蔵装置
は、通常の運転中に連続的に貯蔵室から冷却室に吸い込
まれる空気中の水分を除去するので、冷却器への霜の付
着が少ない。また、上記吸湿ユニットの再生運転を短時
間で完了させることにより、再生運転中に冷却器の表面
に霜が付着して冷却能力が低下することがない。
した吸湿ユニットを有し、この吸湿ユニットは、一対の
冷却室連通開閉蓋を有し、通常の運転中に貯蔵室内の空
気を冷却器と接触させる前に吸湿ユニットの内部に循環
させるので、貯蔵室内の空気の水分は除去され、冷却器
の表面に霜を生成することがない。また、吸湿ユニット
は、一対の庫外開閉蓋を有し、吸湿ユニットの吸湿材の
吸湿効率が低下したときに、庫外開閉蓋を開放し、機械
室の凝縮器の熱を吸収した空気流を導入して冷蔵装置の
外部に放出することにより、吸湿ユニットの吸湿能力を
再生することができる。この再生運転により、吸湿ユニ
ットは吸湿能力を回復し、再び貯蔵室内の空気中の水分
を除去することができる。このように本発明の冷蔵装置
は、通常の運転中に連続的に貯蔵室から冷却室に吸い込
まれる空気中の水分を除去するので、冷却器への霜の付
着が少ない。また、上記吸湿ユニットの再生運転を短時
間で完了させることにより、再生運転中に冷却器の表面
に霜が付着して冷却能力が低下することがない。
【０００６】
【実施例】以下本発明の冷蔵装置の一実施例として、冷
蔵ショーケースに本発明を適用した場合について添付の
図面を参照して説明する。本発明の要部は、吸湿ユニッ
トとその取付け構造にあるが、吸湿ユニットの説明に先
だって本発明の吸湿ユニットを備えた冷蔵ショーケース
の全体について説明する。
蔵ショーケースに本発明を適用した場合について添付の
図面を参照して説明する。本発明の要部は、吸湿ユニッ
トとその取付け構造にあるが、吸湿ユニットの説明に先
だって本発明の吸湿ユニットを備えた冷蔵ショーケース
の全体について説明する。
【０００７】図２は、本発明による冷蔵ショーケースの
構成を概略示している。冷蔵ショーケース１は、上部に
被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵室２を有し、下部に
冷凍サイクルの構成機器を収納した機械室３を有してい
る。貯蔵室２の下部には、冷却器４と庫内送風ファン５
とを配設した冷却室２ａが形成されている。冷却室２ａ
は、被貯蔵品を支持する支持板７を介して貯蔵室２と隣
接しており、支持板７と冷蔵ショーケース１の背面側壁
との間には、冷気を吹き出す吹出口８が形成され、支持
板７と冷蔵ショーケース１の前面側壁との間には冷気を
吸入する吸込口９が形成されている。吸込口９の近傍に
は吸湿ユニット６が配設されている。庫内送風ファン５
が作動することにより、貯蔵室２内の空気は、図２の矢
印に示すように、吹出口８から吹き出され、貯蔵室２内
を循環した後に吸込口９から吸込まれ、吸湿ユニット６
を経て冷却器４に送られる。貯蔵室２の前面側壁にはガ
ラス扉１０が嵌め込まれ、内部が観察できるように構成
されている。冷却室２ａの下方には、断熱材１１を隔て
て機械室３が形成されている。この機械室３には、冷媒
を凝縮する凝縮器１２と、凝縮器１２の放熱を助ける凝
縮器用ファン１３と、圧縮機１４とが設けられている。
凝縮器用ファン１３が作動することにより、図２の矢印
に示すように、冷蔵ショーケース１の外部から空気が吸
入され、凝縮器１２の熱を吸収した後に、再び冷蔵ショ
ーケース１の外部に放出される。前記吸湿ユニット６
は、一部において、機械室３と接するように配設されて
いる。
構成を概略示している。冷蔵ショーケース１は、上部に
被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵室２を有し、下部に
冷凍サイクルの構成機器を収納した機械室３を有してい
る。貯蔵室２の下部には、冷却器４と庫内送風ファン５
とを配設した冷却室２ａが形成されている。冷却室２ａ
は、被貯蔵品を支持する支持板７を介して貯蔵室２と隣
接しており、支持板７と冷蔵ショーケース１の背面側壁
との間には、冷気を吹き出す吹出口８が形成され、支持
板７と冷蔵ショーケース１の前面側壁との間には冷気を
吸入する吸込口９が形成されている。吸込口９の近傍に
は吸湿ユニット６が配設されている。庫内送風ファン５
が作動することにより、貯蔵室２内の空気は、図２の矢
印に示すように、吹出口８から吹き出され、貯蔵室２内
を循環した後に吸込口９から吸込まれ、吸湿ユニット６
を経て冷却器４に送られる。貯蔵室２の前面側壁にはガ
ラス扉１０が嵌め込まれ、内部が観察できるように構成
されている。冷却室２ａの下方には、断熱材１１を隔て
て機械室３が形成されている。この機械室３には、冷媒
を凝縮する凝縮器１２と、凝縮器１２の放熱を助ける凝
縮器用ファン１３と、圧縮機１４とが設けられている。
凝縮器用ファン１３が作動することにより、図２の矢印
に示すように、冷蔵ショーケース１の外部から空気が吸
入され、凝縮器１２の熱を吸収した後に、再び冷蔵ショ
ーケース１の外部に放出される。前記吸湿ユニット６
は、一部において、機械室３と接するように配設されて
いる。
【０００８】図１は本発明の要部の吸湿ユニット６を拡
大して示している。吸湿ユニット６はケーシング１５を
有し、このケーシング１５は一対の冷却室連通開閉蓋１
６ａ，１６ｂと一対の庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂを有し
ている。冷却室連通開閉蓋の吸入側の開閉蓋１６ａは、
開放したときに、図１に示すように、支持板７と係合し
て貯蔵室２の空間に連通する。これに対し、冷却室連通
開閉蓋の排出側の開閉蓋１６ｂは、開放して冷却室２ａ
と連通する。一方、庫外開閉蓋の吸入側の開閉蓋１７ａ
は、開放して機械室３と連通する。これに対し、庫外開
閉蓋の排出側の開閉蓋１７ｂは、開放して冷蔵ショーケ
ース１の外部の空間に連通する。ケーシング１５の内部
には、吸湿材１８と、吸湿材を再生する再生用ヒーター
１９と、冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂおよび庫外開
閉蓋１７ａ，１７ｂの開閉用モータ２０とが組み込まれ
ている。開閉用モータ２０と開閉蓋のそれぞれの枢支点
は、カム２１を介して、駆動用ワイヤ２２によって連結
されている。冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂおよび庫
外開閉蓋１７ａ，１７ｂは、駆動用ワイヤ２２とカム２
１とを介して、駆動用ワイヤ２２によって開閉されるよ
うに構成されている。
大して示している。吸湿ユニット６はケーシング１５を
有し、このケーシング１５は一対の冷却室連通開閉蓋１
６ａ，１６ｂと一対の庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂを有し
ている。冷却室連通開閉蓋の吸入側の開閉蓋１６ａは、
開放したときに、図１に示すように、支持板７と係合し
て貯蔵室２の空間に連通する。これに対し、冷却室連通
開閉蓋の排出側の開閉蓋１６ｂは、開放して冷却室２ａ
と連通する。一方、庫外開閉蓋の吸入側の開閉蓋１７ａ
は、開放して機械室３と連通する。これに対し、庫外開
閉蓋の排出側の開閉蓋１７ｂは、開放して冷蔵ショーケ
ース１の外部の空間に連通する。ケーシング１５の内部
には、吸湿材１８と、吸湿材を再生する再生用ヒーター
１９と、冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂおよび庫外開
閉蓋１７ａ，１７ｂの開閉用モータ２０とが組み込まれ
ている。開閉用モータ２０と開閉蓋のそれぞれの枢支点
は、カム２１を介して、駆動用ワイヤ２２によって連結
されている。冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂおよび庫
外開閉蓋１７ａ，１７ｂは、駆動用ワイヤ２２とカム２
１とを介して、駆動用ワイヤ２２によって開閉されるよ
うに構成されている。
【０００９】上記構成に基づいて本発明の作用について
以下に説明する。図３は、冷蔵ショーケース１の通常の
運転状態を示している。通常運転では、冷蔵ショーケー
ス１は、吸湿ユニット６の冷却室連通開閉蓋１６ａ，１
６ｂを開き、庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂを閉鎖させた状
態で運転を行う。このような状態で通常運転を行うこと
により、貯蔵室２の空気は、図３の矢印に示すように、
冷却器４で冷却された後に、吹出口８から貯蔵室内２に
吹き出され、貯蔵室２内を循環して吸込口９から吸入さ
れ、吸湿ユニット６の内部を通過する間に吸湿材１８に
よって水分を除去された後に冷却室２ａに入り、冷却器
４で再び冷却される。冷却器４に送られて来る空気は乾
燥しており、冷却器４で冷却されても表面に霜が付着す
ることが少ない。この運転状態では、凝縮器１２で放出
された熱を吸収した空気は、凝縮器用ファン１３によっ
て、冷蔵ショーケース１の外部に直接送り出される。
以下に説明する。図３は、冷蔵ショーケース１の通常の
運転状態を示している。通常運転では、冷蔵ショーケー
ス１は、吸湿ユニット６の冷却室連通開閉蓋１６ａ，１
６ｂを開き、庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂを閉鎖させた状
態で運転を行う。このような状態で通常運転を行うこと
により、貯蔵室２の空気は、図３の矢印に示すように、
冷却器４で冷却された後に、吹出口８から貯蔵室内２に
吹き出され、貯蔵室２内を循環して吸込口９から吸入さ
れ、吸湿ユニット６の内部を通過する間に吸湿材１８に
よって水分を除去された後に冷却室２ａに入り、冷却器
４で再び冷却される。冷却器４に送られて来る空気は乾
燥しており、冷却器４で冷却されても表面に霜が付着す
ることが少ない。この運転状態では、凝縮器１２で放出
された熱を吸収した空気は、凝縮器用ファン１３によっ
て、冷蔵ショーケース１の外部に直接送り出される。
【００１０】図４は、吸湿材の再生運転時の状態を示し
ている。吸湿材１８の再生運転では、吸湿ユニット６の
冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂが閉鎖され、庫外開閉
蓋１７ａ，１７ｂが開放される。また、再生用ヒーター
１９に電気が通され、吸湿材１８中の水分を蒸発させ
る。この再生運転では、貯蔵室２の空気は、図４の矢印
に示すように、冷却器４で冷却された後に、吹出口８か
ら貯蔵室２内に吹き出され、貯蔵室２内を循環した後に
吸込口９から冷却室２ａに吸入される。しかしこの場
合、貯蔵室２の空気は、吸湿ユニット６の内部を通過す
ることなく、冷却器４で再び冷却され、貯蔵室２内に吹
き出され、冷却を行う。一方、凝縮器１２で放出された
熱を吸収した空気は、凝縮器用ファン１３によって、吸
入側の庫外開閉蓋１７ａから吸湿ユニット６の内部に送
り込まれ、排出側の庫外開閉蓋１７ｂを通って外部に吹
き出される。この空気は凝縮器１２によって加熱されて
いるので、吸湿ユニット６を通過する間に、吸湿材１８
の水分を吸収し、これを乾燥させる。再生用ヒーター１
９は吸湿材１８を加熱して、その水分を蒸発させ、上記
再生運転を効率良く行わせることができる。
ている。吸湿材１８の再生運転では、吸湿ユニット６の
冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂが閉鎖され、庫外開閉
蓋１７ａ，１７ｂが開放される。また、再生用ヒーター
１９に電気が通され、吸湿材１８中の水分を蒸発させ
る。この再生運転では、貯蔵室２の空気は、図４の矢印
に示すように、冷却器４で冷却された後に、吹出口８か
ら貯蔵室２内に吹き出され、貯蔵室２内を循環した後に
吸込口９から冷却室２ａに吸入される。しかしこの場
合、貯蔵室２の空気は、吸湿ユニット６の内部を通過す
ることなく、冷却器４で再び冷却され、貯蔵室２内に吹
き出され、冷却を行う。一方、凝縮器１２で放出された
熱を吸収した空気は、凝縮器用ファン１３によって、吸
入側の庫外開閉蓋１７ａから吸湿ユニット６の内部に送
り込まれ、排出側の庫外開閉蓋１７ｂを通って外部に吹
き出される。この空気は凝縮器１２によって加熱されて
いるので、吸湿ユニット６を通過する間に、吸湿材１８
の水分を吸収し、これを乾燥させる。再生用ヒーター１
９は吸湿材１８を加熱して、その水分を蒸発させ、上記
再生運転を効率良く行わせることができる。
【００１１】図５は、本実施例の冷蔵ショーケース１の
運転用のタイムチャートを示している。図５のタイムチ
ャートに示すように、通常運転では、冷却室連通開閉蓋
１６ａ，１６ｂが開放され、庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂ
が閉鎖され、かつ、再生用ヒーター１９が停止される。
一方、再生運転では冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂが
閉鎖され、庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂが開放され、再生
用ヒーター１９が通電される。これら通常運転と再生運
転は、図示しないタイマーによって制御され、交互に所
定時間行われる。なお、通常運転時の冷却効率を損なわ
ないために、再生用ヒーター１９は、通常運転の開始
前、所定時間Ｔ停止される。再生運転の時間を適当な長
さにすることにより、再生運転中に冷却器４に霜が生成
するに至らないようにすることができる。
運転用のタイムチャートを示している。図５のタイムチ
ャートに示すように、通常運転では、冷却室連通開閉蓋
１６ａ，１６ｂが開放され、庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂ
が閉鎖され、かつ、再生用ヒーター１９が停止される。
一方、再生運転では冷却室連通開閉蓋１６ａ，１６ｂが
閉鎖され、庫外開閉蓋１７ａ，１７ｂが開放され、再生
用ヒーター１９が通電される。これら通常運転と再生運
転は、図示しないタイマーによって制御され、交互に所
定時間行われる。なお、通常運転時の冷却効率を損なわ
ないために、再生用ヒーター１９は、通常運転の開始
前、所定時間Ｔ停止される。再生運転の時間を適当な長
さにすることにより、再生運転中に冷却器４に霜が生成
するに至らないようにすることができる。
【００１２】このようにして、本実施例の冷蔵ショーケ
ース１は、貯蔵室２の冷却を行いながら、貯蔵室２中の
空気の水分を除去し、かつ、除湿ユニット６を再生する
間も貯蔵室２を冷却することができるので、貯蔵室２の
温度が上昇することがない。また、冷却器の除霜用ヒー
ターや、ヒーターの使用頻度を大幅に減少できる冷蔵装
置を得ることができる。また、吸湿材１８の再生に、凝
縮器１２の熱を吸収した空気を利用するので、効率良い
冷蔵装置を得ることができる。
ース１は、貯蔵室２の冷却を行いながら、貯蔵室２中の
空気の水分を除去し、かつ、除湿ユニット６を再生する
間も貯蔵室２を冷却することができるので、貯蔵室２の
温度が上昇することがない。また、冷却器の除霜用ヒー
ターや、ヒーターの使用頻度を大幅に減少できる冷蔵装
置を得ることができる。また、吸湿材１８の再生に、凝
縮器１２の熱を吸収した空気を利用するので、効率良い
冷蔵装置を得ることができる。
【００１３】
【発明の効果】上記したことから明らかなように、本発
明の冷蔵装置は、圧縮機及び凝縮器を配置した機械室
と、貯蔵室と、貯蔵室と吹出口及び吸込口とにより連通
し、内部に冷却器、庫内送風ファンを有する冷却室とを
有し、さらに内部に吸湿材を収納し、吸湿動作時は吸込
口から冷却器の通路に連通し、貯蔵室からの吸い込み空
気を導き上記吸湿材を通過させて冷却器に送られるよう
開閉動作する冷却室連通開閉蓋と、再生、排気動作時は
機械室から凝縮器の熱を吸収した空気流を上記吸湿材に
通過させて冷蔵装置の外部へ放出させるように開閉動作
する庫外開閉蓋とを有する吸湿ユニットを具備している
ので、通常の運転中に冷却室連通開閉蓋を開放すると共
に庫外開閉蓋を閉鎖し、貯蔵室内の空気を吸湿ユニット
の内部に循環させることにより、貯蔵室内の空気の水分
を除去し、冷却器の表面に霜が付着するのを防止するこ
とができる。また、吸湿材の再生運転では、冷却室連通
開閉蓋を閉鎖すると共に庫外開閉蓋を開放し、凝縮器の
熱を吸収した空気を吸湿ユニット内に送り込んだ後に外
部に放出することにより、冷凍サイクルの冷却能力を損
うことなく、吸湿材を再生することができる。また、霜
を融解するための除霜用ヒーターや、ヒーターの使用頻
度を大幅に減少できる冷蔵装置を得ることができる。
明の冷蔵装置は、圧縮機及び凝縮器を配置した機械室
と、貯蔵室と、貯蔵室と吹出口及び吸込口とにより連通
し、内部に冷却器、庫内送風ファンを有する冷却室とを
有し、さらに内部に吸湿材を収納し、吸湿動作時は吸込
口から冷却器の通路に連通し、貯蔵室からの吸い込み空
気を導き上記吸湿材を通過させて冷却器に送られるよう
開閉動作する冷却室連通開閉蓋と、再生、排気動作時は
機械室から凝縮器の熱を吸収した空気流を上記吸湿材に
通過させて冷蔵装置の外部へ放出させるように開閉動作
する庫外開閉蓋とを有する吸湿ユニットを具備している
ので、通常の運転中に冷却室連通開閉蓋を開放すると共
に庫外開閉蓋を閉鎖し、貯蔵室内の空気を吸湿ユニット
の内部に循環させることにより、貯蔵室内の空気の水分
を除去し、冷却器の表面に霜が付着するのを防止するこ
とができる。また、吸湿材の再生運転では、冷却室連通
開閉蓋を閉鎖すると共に庫外開閉蓋を開放し、凝縮器の
熱を吸収した空気を吸湿ユニット内に送り込んだ後に外
部に放出することにより、冷凍サイクルの冷却能力を損
うことなく、吸湿材を再生することができる。また、霜
を融解するための除霜用ヒーターや、ヒーターの使用頻
度を大幅に減少できる冷蔵装置を得ることができる。
【図１】本発明の吸湿ユニットを拡大して示した断面
図。
図。
【図２】本発明による冷蔵ショーケースの構成を概略示
した断面図。
した断面図。
【図３】通常運転時の本発明による冷蔵ショーケースの
一部を拡大して示した断面図。
一部を拡大して示した断面図。
【図４】吸湿材の再生運転時の本発明による冷蔵ショー
ケースの一部を拡大して示した断面図。
ケースの一部を拡大して示した断面図。
【図５】本発明による冷蔵ショーケースの運転を示した
タイムチャート。
タイムチャート。
１ 冷蔵ショーケース ２ 貯蔵室 ２ａ 冷却室 ３ 機械室 ４ 冷却器 ６ 吸湿ユニット １２ 凝縮器 １４ 圧縮機 １５ ケーシング １６ａ 吸入側冷却室連通開閉蓋 １６ｂ 排出側冷却室連通開閉蓋 １７ａ 吸入側庫外開閉蓋 １７ｂ 排出側庫外開閉蓋 １８ 吸湿材
Claims (1)
- 【請求項１】内部に圧縮機及び凝縮器を配置した機械室
と、被貯蔵品を収納し冷却保存する貯蔵室と、貯蔵室と
吹出口及び吸込口とにより連通し、内部に冷却器、庫内
送風ファンを配置して貯蔵室内を冷却させるための冷却
室とを備えた冷蔵装置において、内部に吸湿材を収納す
ると共に、吸湿動作時は冷却室の貯蔵室からの吸込口と
冷却器の間の通路に連通し、貯蔵室からの吸い込み空気
を導き上記吸湿材を通過させて冷却器に送られるよう開
閉動作する冷却室連通開閉蓋と、再生、排気動作時は機
械室から凝縮器の熱を吸収した空気流を上記吸湿材に通
過させて冷蔵装置の外部へ放出させるように開閉動作す
る庫外開閉蓋とを有する吸湿ユニットを具備したことを
特徴とする冷蔵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32613791A JPH05157443A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 冷蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32613791A JPH05157443A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 冷蔵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157443A true JPH05157443A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18184467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32613791A Pending JPH05157443A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 冷蔵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157443A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2017123831A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ダイキン工業株式会社 | ガス供給装置及びそれを備えたコンテナ用冷凍装置 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP32613791A patent/JPH05157443A/ja active Pending
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