JPH05157366A - 温風暖房機 - Google Patents
温風暖房機Info
- Publication number
- JPH05157366A JPH05157366A JP32030991A JP32030991A JPH05157366A JP H05157366 A JPH05157366 A JP H05157366A JP 32030991 A JP32030991 A JP 32030991A JP 32030991 A JP32030991 A JP 32030991A JP H05157366 A JPH05157366 A JP H05157366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- main body
- air
- warm air
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により横方向の温度分布の均一化
とともに暖房雰囲気の向上を図る。 【構成】 温風通路１の末端である吹出口を、並列関係
の主吹出口１１と副吹出口１２となし、主吹出口１１は
本体６の前面に、副吹出口１２は本体６の底側を二重構
造にしたダクト構造１３を介して本体６の側面にそれぞ
れ開口させる。 【効果】 簡単な構成により本体の側方も正面側とほぼ
同様の暖房雰囲気にでき、床面と平行な平面での室内温
度分布が均一化するうえ、温風の適度な分散吹き出しに
より温風の極端な集中による不快雰囲気を解消できる。
とともに暖房雰囲気の向上を図る。 【構成】 温風通路１の末端である吹出口を、並列関係
の主吹出口１１と副吹出口１２となし、主吹出口１１は
本体６の前面に、副吹出口１２は本体６の底側を二重構
造にしたダクト構造１３を介して本体６の側面にそれぞ
れ開口させる。 【効果】 簡単な構成により本体の側方も正面側とほぼ
同様の暖房雰囲気にでき、床面と平行な平面での室内温
度分布が均一化するうえ、温風の適度な分散吹き出しに
より温風の極端な集中による不快雰囲気を解消できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は室内の空気を取り込み
温風として室内に吹き出して暖房を行なう温風暖房機に
関するものである。
温風として室内に吹き出して暖房を行なう温風暖房機に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】温風の吹き出しにより暖房を行なう温風
暖房機は多種多様に及ぶが、いずれも基本的には、例え
ば実開昭５７ー１４７３８号公報に示されているよう
に、室内の空気を取り込み温風を形成して吹き出す温風
通路２０を備えている。即ち、図３により示すように、
温風通路２０は、一端が取入口２１として本体２２の背
面に開口し、他端が吹出口２３として本体２２の前面に
開口している一連の通風路として構成され、その中に取
入口２１から吹出口２３に向かう空気流を形成する対流
送風機２４と、空気流を昇温させる燃焼器や熱交換器な
どからなる加熱部２５とが組込まれている。温風通路２
０については、その取入口２１が底側に開口しているも
のもある。
暖房機は多種多様に及ぶが、いずれも基本的には、例え
ば実開昭５７ー１４７３８号公報に示されているよう
に、室内の空気を取り込み温風を形成して吹き出す温風
通路２０を備えている。即ち、図３により示すように、
温風通路２０は、一端が取入口２１として本体２２の背
面に開口し、他端が吹出口２３として本体２２の前面に
開口している一連の通風路として構成され、その中に取
入口２１から吹出口２３に向かう空気流を形成する対流
送風機２４と、空気流を昇温させる燃焼器や熱交換器な
どからなる加熱部２５とが組込まれている。温風通路２
０については、その取入口２１が底側に開口しているも
のもある。
【０００３】上記構成の温風暖房機は、対流送風機２４
の運転により室内の空気を取入口２１から本体２２内の
温風通路２０に吸い込み、温風通路２０内に介在してい
る加熱部２５により昇温して、温風として吹出口２３か
ら室内に吹き出させることにより暖房機能を果たす。
の運転により室内の空気を取入口２１から本体２２内の
温風通路２０に吸い込み、温風通路２０内に介在してい
る加熱部２５により昇温して、温風として吹出口２３か
ら室内に吹き出させることにより暖房機能を果たす。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の温
風暖房機においては、温風の吹出口２３が単一で、本体
２２の前面にあるだけなので、本体２２の側方の室温が
前面側に比べいつまでも低いといった温度分布に関する
課題とともに、温風が集中的に吹き出されることから、
温風の集中する所では温度の高い温風が直接当たり不快
感をもたらすといった課題を含んでいる。
風暖房機においては、温風の吹出口２３が単一で、本体
２２の前面にあるだけなので、本体２２の側方の室温が
前面側に比べいつまでも低いといった温度分布に関する
課題とともに、温風が集中的に吹き出されることから、
温風の集中する所では温度の高い温風が直接当たり不快
感をもたらすといった課題を含んでいる。
【０００５】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、その目的は、簡単な構成により横
方向の温度分布の均一化とともに暖房雰囲気の向上を図
ることである。
めになされたもので、その目的は、簡単な構成により横
方向の温度分布の均一化とともに暖房雰囲気の向上を図
ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る温風暖房
機は、温風通路の末端である吹出口を、並列関係の主副
の吹出口となし、主吹出口は本体前面に、副吹出口は本
体の底側を二重構造にしたダクト構造を介して本体の側
面にそれぞれ開口させたものである。
機は、温風通路の末端である吹出口を、並列関係の主副
の吹出口となし、主吹出口は本体前面に、副吹出口は本
体の底側を二重構造にしたダクト構造を介して本体の側
面にそれぞれ開口させたものである。
【０００７】
【作用】この発明における温風暖房機においては、主吹
出口からは温風の主流が前方へ吹き出され、副吹出口か
らはパイプを通り温風の支流が側方へ吹き出されること
になる。
出口からは温風の主流が前方へ吹き出され、副吹出口か
らはパイプを通り温風の支流が側方へ吹き出されること
になる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す温風暖房機の
正面構成図、図２は同じく縦断側面図である。
正面構成図、図２は同じく縦断側面図である。
【０００９】この実施例の温風暖房機は、図面によって
も分かるように温風を形成して吹き出すための温風通路
１に関する構成に特徴を持つもので、それ以外の基本的
構成は従来のこの種のものと変わらない。即ち、燃焼器
２や熱交換器３などで構成される加熱部４と対流送風機
５とを介在させた温風通路１を本体６内に持っている。
図例は強制給排気式と称されるタイプで、燃焼用空気を
燃焼器２に供給する給気系の送風機７や対流送風機５の
モータ及び制御回路等は、温風通路１の側方に隔壁８で
隔てたスペース９に配置されている。温風通路１の一端
は取入口１０として本体６の背面上部に開口し、ここか
ら室内の空気が対流送風機５により温風通路１内に取り
込まれる。
も分かるように温風を形成して吹き出すための温風通路
１に関する構成に特徴を持つもので、それ以外の基本的
構成は従来のこの種のものと変わらない。即ち、燃焼器
２や熱交換器３などで構成される加熱部４と対流送風機
５とを介在させた温風通路１を本体６内に持っている。
図例は強制給排気式と称されるタイプで、燃焼用空気を
燃焼器２に供給する給気系の送風機７や対流送風機５の
モータ及び制御回路等は、温風通路１の側方に隔壁８で
隔てたスペース９に配置されている。温風通路１の一端
は取入口１０として本体６の背面上部に開口し、ここか
ら室内の空気が対流送風機５により温風通路１内に取り
込まれる。
【００１０】温風通路１の他端は吹出口として本体６の
前面下部と本体６の両側面下部に開口し、これらから温
風通路１で形成された温風が室内に吹き出される。前面
の吹出口は温風の主流を吹き出す主吹出口１１で、左右
のものは温風の支流を吹き出す副吹出口１２である。二
つの副吹出口１２の一つは、温風通路１の側方に隔壁８
で隔てたスペース９の底側を二重構造にして角形のダク
ト構造１３を構成し、このダクト構造１３を通して本体
６の側面に開口し、他の一つは、温風通路１の一側を開
放しそのまま本体６の側面に開口している。副吹出口１
２はいずれも主吹出口１１より開口面積が小さく、温風
の支流を吹き出す構成である。
前面下部と本体６の両側面下部に開口し、これらから温
風通路１で形成された温風が室内に吹き出される。前面
の吹出口は温風の主流を吹き出す主吹出口１１で、左右
のものは温風の支流を吹き出す副吹出口１２である。二
つの副吹出口１２の一つは、温風通路１の側方に隔壁８
で隔てたスペース９の底側を二重構造にして角形のダク
ト構造１３を構成し、このダクト構造１３を通して本体
６の側面に開口し、他の一つは、温風通路１の一側を開
放しそのまま本体６の側面に開口している。副吹出口１
２はいずれも主吹出口１１より開口面積が小さく、温風
の支流を吹き出す構成である。
【００１１】この温風暖房機は、対流送風機５の運転に
より室内の空気を取入口１０から本体６内の温風通路１
に吸い込み、温風通路１内に介在している加熱部４によ
り昇温して、温風として主吹出口１１と二つの副吹出口
１２とから室内に吹き出させることができる。主吹出口
１１は本体６の前面にあり、温風が正面方向へ吹き出さ
れる。左右の副吹出口１２からは側方へ向かって温風が
吹き出される。従って、本体６の側方の室温も正面側と
ほぼ同期して暖房雰囲気になり、床面と平行な平面での
室内温度分布が均一化する。また、温風が適度に多方向
に分散して吹き出されることから、温風の極端に集中す
る所ができず、快適な暖房雰囲気を形成できる。ダクト
構造１３による副吹出口１２の連絡は、底側が二重構造
になるので制御回路等の組み込みスペース９の断熱に有
利であり、本体６の構造を利用して簡単にスペース９内
に温風通路１の一部を形成できるので、吹出口が増えて
も構造自体は複雑にならないで済む利点がある。
より室内の空気を取入口１０から本体６内の温風通路１
に吸い込み、温風通路１内に介在している加熱部４によ
り昇温して、温風として主吹出口１１と二つの副吹出口
１２とから室内に吹き出させることができる。主吹出口
１１は本体６の前面にあり、温風が正面方向へ吹き出さ
れる。左右の副吹出口１２からは側方へ向かって温風が
吹き出される。従って、本体６の側方の室温も正面側と
ほぼ同期して暖房雰囲気になり、床面と平行な平面での
室内温度分布が均一化する。また、温風が適度に多方向
に分散して吹き出されることから、温風の極端に集中す
る所ができず、快適な暖房雰囲気を形成できる。ダクト
構造１３による副吹出口１２の連絡は、底側が二重構造
になるので制御回路等の組み込みスペース９の断熱に有
利であり、本体６の構造を利用して簡単にスペース９内
に温風通路１の一部を形成できるので、吹出口が増えて
も構造自体は複雑にならないで済む利点がある。
【００１２】なお、副吹出口１２にこれを必要に応じて
開閉できるダンパを設けても良い。
開閉できるダンパを設けても良い。
【００１３】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うにこの発明によれば、簡単な構成により本体の側方も
正面側とほぼ同様の暖房雰囲気にでき、床面と平行な平
面での室内温度分布が均一化するうえ、温風の適度な分
散吹き出しにより温風の極端な集中による不快雰囲気を
解消できる。
うにこの発明によれば、簡単な構成により本体の側方も
正面側とほぼ同様の暖房雰囲気にでき、床面と平行な平
面での室内温度分布が均一化するうえ、温風の適度な分
散吹き出しにより温風の極端な集中による不快雰囲気を
解消できる。
【図１】この発明の一実施例を示す温風暖房機の正面構
成図である。
成図である。
【図２】この発明の一実施例を示す温風暖房機の縦断側
面図である。
面図である。
【図３】従来の温風暖房機の縦断側面図である。
１ 温風通路 ４ 加熱部 ５ 対流送風機 ６ 本体 １０ 取入口 １１ 主吹出口 １２ 副吹出口 １３ ダクト構造
Claims (1)
- 【請求項１】 加熱部と対流送風機の介在する温風通路
を持ち、この温風通路の取入口から室内の空気を取り込
み温風として吹出口から室内へ吹き出させるものにおい
て、上記温風通路の末端を並列関係の主副の吹出口とな
し、その主吹出口は本体前面に、副吹出口は本体の底側
を二重構造にしたダクト構造を介して本体の側面にそれ
ぞれ開口させたことを特徴とする温風暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32030991A JPH05157366A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 温風暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32030991A JPH05157366A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 温風暖房機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157366A true JPH05157366A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18120056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32030991A Pending JPH05157366A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 温風暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157366A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6598599B2 (en) * | 2001-10-31 | 2003-07-29 | Toyotomi Co., Ltd. | Hot air space heater |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP32030991A patent/JPH05157366A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6598599B2 (en) * | 2001-10-31 | 2003-07-29 | Toyotomi Co., Ltd. | Hot air space heater |
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