JPH0515698A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH0515698A
JPH0515698A JP3169835A JP16983591A JPH0515698A JP H0515698 A JPH0515698 A JP H0515698A JP 3169835 A JP3169835 A JP 3169835A JP 16983591 A JP16983591 A JP 16983591A JP H0515698 A JPH0515698 A JP H0515698A
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Kazutoshi Hyakki
和俊 百鬼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衣類乾燥機におけるフィルタに蓄積される塵
の掃除を使用者に強制する手段を講じる。 【構成】 衣類乾燥機のフィルタの目詰まりを検出し
て,その掃除の要否を判定する検出手段からの信号によ
り,フィルタの掃除を促す表示手段を作動させ,フィル
タの掃除をするまで次回以降の再運転を停止するので,
使用者はフィルタの掃除を強制的に実行することにな
る。運転停止をリセットするリセットスイッチは,フィ
ルタを収容するフィルタカバー内に取付けられており,
リセットスイッチはフィルタを外さないと操作できない
ので,運転を再開させるためにはフィルタを外し掃除す
ることが条件となる。フィルタ目詰まりの検出は,送風
経路の風量測定,運転時間または運転回数の累計等によ
ってなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ドラム式衣類乾燥機に
関し,詳しくは集塵フィルタに蓄積される塵の排除を促
すフィルタ掃除強制手段を備えた衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】衣類乾燥機の従来例を図6に示す。濡れ
た衣類を収容して回転する回転ドラム1および両翼ファ
ン13は,モータ2によりそれぞれドラムベルト4およ
びファンベルト3を介して回転駆動される。両翼ファン
13は両面に送風翼を有し,内面側の翼で回転ドラム1
内の空気を排出すると共に,外面翼で器体6内に外気を
吸込むよう構成されている。また,回転ドラム1の排気
口24にはフィルタ19がフィルタカバー18によって
ガードされて着脱自在に取付けられている。運転を開始
すると,回転ドラム1は回転して収容した衣類をタンブ
リングさせ,両翼ファン13は回転ドラム1内の空気を
排気口24から排気させる。両翼ファン13は外周部を
摺動部12により略封鎖されて回転するので,排気され
た空気は循環送風路8に送られて凝縮器11に至り,こ
の凝縮器11および循環送風路8で両翼ファン13によ
り吸入された外気により冷却されて凝縮し,排気空気の
湿気は結露して,その水分は排水口10から外部に排出
される。除湿された空気は加熱ヒータ9で加熱されて吸
気口15から回転ドラム1内に送入され,回転ドラム1
内の空気は循環が繰返される間に除湿・加熱されて収容
した衣類を乾燥させる。図において,斜線矢印は循環空
気の流れを示し,中白矢印は外気の流れを示している。
上記のように回転ドラム1内の空気を循環させる間に,
排気口24に設けたフィルタ19には,衣類の糸ぼこり
や塵が蓄積されるので,この蓄積塵を定期的に掃除する
必要がある。塵の蓄積が進行すると,循環送風路8を流
れる風量が減少し乾燥性能が低下する。また,回転ドラ
ム1内の圧力が上昇するため,両翼ファン13の摺動部
12の僅かな隙間から器体6外に塵が漏れたり,循環送
風路8に塵が堆積するなどの弊害が生ずる。このような
弊害を防止するために,フィルタ19に塵が蓄積された
ことを検出して掃除を促す表示ランプを点灯させたりす
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ようなフィルタ掃除を促す表示は,使用者に掃除を促す
だけで,必ずしも掃除を強制するものではないので,フ
ィルタの掃除が行われないままに機器の運転が続行され
ることがあり,上記したような弊害が生じることがあっ
た。本発明は上記課題に鑑みてなされたもので,使用者
にフィルタの掃除を強制的に促す手段を設けることを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は,回転ドラムを回転させつつ,該回転ドラム
内の空気を該回転ドラムの排気口に設けたフィルタを通
して循環送風路に排気し,該循環送風路で除湿,加熱し
た空気を前記回転ドラムに戻して,該回転ドラム内の衣
類を乾燥させる衣類乾燥機において,前記フィルタの目
詰まり状態を検出する検出手段と,前記フィルタを取外
すことにより操作が可能となる位置に設けられたリセッ
トスイッチと,前記目詰まり検出手段からの信号に基づ
いて衣類乾燥機を始動させないようにする停止手段と,
前記リセットスイッチの作動により前記停止手段の作動
を解除するリセット手段とを具備してなることを特徴と
する衣類乾燥機として構成される。上記検出手段は,衣
類乾燥機の運転回数もしくは運転時間をカウントして,
該運転回数もしくは運転時間が所定値以上になったと
き,フィルタが目詰まりしたと判断するものとして構成
することができる。また,上記検出手段が,循環送風路
の送風量を,該循環送風路に設けた加熱ヒータの電流値
から検出し,該電流値が所定値以下になったとき,フィ
ルタが目詰まりしたと判断するものとして構成すること
もできる。
【0005】
【作用】本発明は上記のように構成されているので,フ
ィルタの目詰まり状態の検出値が,予め設定した所定値
に達したとき,フィルタが目詰まり状態にあり,掃除の
必要性ありと判定する。フィルタ目詰まり検出手段が所
定値を検出したときには,その信号出力に基づいて衣類
乾燥機の始動をさせないようにする停止手段が作動す
る。停止手段の作動により,衣類乾燥機の始動は停止さ
れ,これを解除するためには,フィルタを取外さなけれ
ば操作できない位置に設けられたリセットスイッチの操
作を要する。従って,リセットスイッチを操作するため
に,フィルタを取外さざるをえず,フィルタの掃除を強
制される状態がつくりだされる。上記フィルタの目詰ま
り状態の検出手段は,衣類乾燥機の運転回数もしくは運
転時間をカウントし,フィルタが目詰まり状態となる運
転回数もしくは運転時間の平均値を所定値に設定して,
前記カウント数が該所定値に達したとき,フィルタの目
詰まりと判断することができる。また,循環送風路の送
風量は,フィルタの目詰まり状態により変化するので,
この送風量の減少からフィルタの目詰まりを検出するこ
とができる。送風量の検出は,循環送風路に設けられた
加熱ヒータの電流値を測定すれば,送風量の減少は該電
流値の減少となるので,該電流値が所定値以下になった
とき,フィルタの目詰まりと判断することができる。
【0006】
【実施例】次に具体的な実施例を示し本発明の理解に供
する。図1は本発明に係るフィルタ取付け部分の要部を
示し,図6で示した回転ドラム1の排気口24に設けた
フィルタ19とフィルタカバー18,およびフィルタ1
9で覆われた位置に設けたリセットスイッチの押し釦2
1,リセットスイッチ23を示している。フィルタ19
およびフィルタカバー18は固定具20に着脱自在に設
けられており,フィルタ19を外さないとリセットスイ
ッチの押し釦21を操作できないように構成されてい
る。まず,本発明の第1実施例について説明する。衣類
乾燥機の全体構成は,図6に示したものと同様に構成さ
れており,フィルタ19の塵の蓄積量により循環送風路
8に流れる送風量が変わるので,この送風量を循環送風
路8に設けた加熱ヒータ9の電流値により検出して,フ
ィルタ19の目詰まり状態を判定している。図2は第1
実施例による制御装置のブロック図で,電流センサ31
は前記加熱ヒータ9の電流値を検出しており,加熱ヒー
タ9の電流値は循環送風路8を通過する送風量によって
変化するので,この電流値によりフィルタ19の目詰ま
りを検出することができる。フィルタ19の掃除を要す
る目詰まり状態における加熱ヒータ9の電流値を記憶す
る基準値比較部32に電流センサ31の検出値を入力し
て,加熱ヒータ9の電流値が所定値に達したとき,制御
部33によりフィルタ掃除ランプ34を点灯させると共
に,運転停止制御部35を作動させる。この運転停止制
御部35が作動すると,次回以降の衣類乾燥機の運転に
際して,その運転スタートスイッチ44をオンにしても
衣類乾燥機は運転動作しないよう制御される。運転停止
をリセットするためには,図1に示すフィルタカバー1
8とフィルタ19を外して,フィルタ19で覆われた位
置にあるリセット押し釦21を押してリセットスイッチ
23をオンにすることにより,運転停止制御部35は運
転を再開できる状態にリセットされる。
【0007】上記のように,リセットスイッチ23を操
作するには,フィルタ19を外さねばならないので,使
用者は強制的にフィルタ19の掃除をすることになる。
図3は以上の制御手順をフローチャートとして示したも
のである。フィルタ掃除ランプ34が点灯したままの状
態で,フィルタ19を掃除しないままに運転させよう
と,運転スタートスイッチ44を操作しても運転は開始
されず,フィルタ19の掃除を促す警告ブザーなどの手
段によってフィルタ19の掃除とリセット押し釦21の
操作が終わってないことを報知する。尚,前記加熱ヒー
タ9の電流値は,循環送風路8の送風量だけでなく,送
風空気の温度にも影響されるため,循環送風路8の温度
を検出する温度センサ36の検出値を制御部33に入力
して運転を停止させる基準値の補正をしている。図4は
本発明の第2実施例による制御装置37のブロック図を
示す。本実施例においては,カウンタ部38により衣類
乾燥機の運転時間または運転回数をカウントし,カウン
ト数が基準値比較部39に記憶された所定の値に達した
とき,制御部41によりフィルタ掃除ランプ40を点灯
させると共に,次回からの運転を停止させる運転停止制
御部42を作動させる。上記運転停止の状態をリセット
するためには,第1実施例に示したと同様に,図1に示
すフィルタ19に覆われた位置にあるリセットスイッチ
23の押し釦21を操作して,運転停止制御部42の運
転停止状態をリセットすることが条件となる。従って,
リセット押し釦21を操作するためにフィルタ19を外
さねばならないので,使用者は強制的にフィルタ19の
掃除をすることになる。本実施例によれば,所定の運転
回数または運転時間毎にフィルタ19が掃除されること
になり,フィルタ19が目詰まりを起こす以前に定期的
に掃除される。図5は本実施例による制御の手順を示す
フローチャートで,第1実施例と同様にフィルタ19の
掃除をすることなく,リセット押し釦21を操作するこ
となく,運転スタートスイッチ43を操作しても,運転
は開始されずフィルタ19の掃除を促すブザー等による
報知がなされるだけである。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上の説明のように構成されて
いるので,フィルタの掃除を強制的に行わせることがで
き,フィルタの目詰まりによる乾燥能力の低下や,蓄積
した塵が器体外に漏れたり循環送風路に溜るような弊害
をなくすことができる。ともすれば忘れがちになるフィ
ルタの掃除を強制的に行わせることにより,本発明は前
記のような弊害をなくすだけでなく,衣類乾燥機を常に
正常な状態で運転させ,衣類乾燥機の効率のよい運転と
故障の発生を抑える効果をも発揮させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施例衣類乾燥機の要部構成
図。
【図2】 第1実施例の制御装置のブロック図。
【図3】 第1実施例による制御手順を示すフローチャ
ート。
【図4】 第2実施例の制御装置のブロック図。
【図5】 第2実施例による制御手順を示すフローチャ
ート。
【図6】 従来例衣類乾燥機の全体構成図。
【符号の説明】 1…回転ドラム 8…循環送風路 9…加熱ヒータ 17…排気口 18…フィルタカバー 19…フィルタ 21…リセット押し釦 23…リセットスイ
ッチ 31…電流センサ(判定手段) 35,42…運転停止制御部(停止手段) 38…カウンタ(判定手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムを回転させつつ,該回転ドラ
    ム内の空気を該回転ドラムの排気口に設けたフィルタを
    通して循環送風路に排気し,該循環送風路で除湿,加熱
    した空気を前記回転ドラムに戻して,該回転ドラム内の
    衣類を乾燥させる衣類乾燥機において, 前記フィルタの目詰まり状態を検出する検出手段と, 前記フィルタを取外すことにより操作が可能となる位置
    に設けられたリセットスイッチと, 前記目詰まり検出手段からの信号に基づいて衣類乾燥機
    を始動させないようにする停止手段と, 前記リセットスイッチの作動により前記停止手段の作動
    を解除するリセット手段とを具備してなることを特徴と
    する衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 上記検出手段が,衣類乾燥機の運転回数
    もしくは運転時間をカウントして,該運転回数もしくは
    運転時間が所定値以上になったとき,フィルタが目詰ま
    りしたと判断するものである請求項1記載の衣類乾燥
    機。
  3. 【請求項3】 上記検出手段が,循環送風路の送風量
    を,該循環送風路に設けた加熱ヒータの電流値から検出
    し,該電流値が所定値以下になったとき,フィルタが目
    詰まりしたと判断するものである請求項1記載の衣類乾
    燥機。
JP3169835A 1991-07-10 1991-07-10 衣類乾燥機 Expired - Fee Related JP2706391B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100592676B1 (ko) 2000-01-18 2006-06-26 삼성전자주식회사 의류건조기의 필터막힘 경보장치
JP2016049160A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機

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KR100592676B1 (ko) 2000-01-18 2006-06-26 삼성전자주식회사 의류건조기의 필터막힘 경보장치
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