JPH05156882A - 地下連続壁工法用掘削装置 - Google Patents

地下連続壁工法用掘削装置

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JPH05156882A
JPH05156882A JP34776291A JP34776291A JPH05156882A JP H05156882 A JPH05156882 A JP H05156882A JP 34776291 A JP34776291 A JP 34776291A JP 34776291 A JP34776291 A JP 34776291A JP H05156882 A JPH05156882 A JP H05156882A
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JP
Japan
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excavator
excavation
real time
detecting
crane
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JP34776291A
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Tatsuya Hirayama
達也 平山
Tomoshi Yuki
知史 結城
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Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は掘削状態をリアルタイムに確
認できる地下連続壁工法用掘削装置を得るにある。 【構成】 掘削機の掘削深度と、ねじれと、傾斜を検出
し、この検出結果をリアルタイムで処理して視覚的に表
示せしめ、この表示結果に基づいて掘削機を制御するよ
うにした地下連続壁工法用掘削装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地下連続壁工法用掘削装
置、特に掘削精度を管理可能な地下連続壁工法用掘削装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に所定の区域に地中壁を構築する工
法としては地上よりバケット等により溝を掘削し、この
溝内にコンクリートを打設する工程を連続的に行う地下
連続壁工法が知られている。
【0003】近年、この地下連続壁工法は、安全性・作
業性・剛性について高い評価を受け、特に、地下空間の
有効利用を図る工法として社会的に注目を浴び、適用用
途の拡大とともに大深度化の傾向を示している。このよ
うな地下連続壁工法の本体化利用や大深度化にともな
い、高品質の壁体築造のための施工管理技術が必要とな
り、とりわけ高精度な掘削を行うための掘削精度管理が
重要な項目の1つとなっている。
【0004】ところで、一般的に掘削精度は、以下に示
すように管理されている。
【0005】掘削中は、掘削機に内蔵されている傾斜
計により、オペレータが独自に判断し、掘削機姿勢制御
等により掘削溝壁の鉛直性を確保する。
【0006】掘削後は、超音波溝壁測定器等を使用す
る溝壁測定により掘削溝壁の仕上がり状況を把握し、オ
ペレータに適切な掘削方向の指示を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな管理では、以下に示すような問題点があることか
ら、所定の掘削精度を確保できなくなるばかりでなく、
修正掘削に多大な時間を費やしてしまう傾向にある。特
に、このような傾向は、大深度になればなるほど重要な
問題となる。
【0008】傾斜計(アナログ)は、その箇所におけ
る状態を指示するものであるから、オペレータは、掘削
溝壁を全体的に把握することができない。
【0009】溝壁測定は掘削後なされるものであり事
後管理となることから、適切な掘削機の姿勢制御時期が
遅れがちとなるばかりでなく、修正掘削に多大な時間を
費やすことになる。
【0010】本発明は、以上述べた問題点を解決し、掘
削機の傾斜や掘削機特有のくせであるねじれを検知し、
リアルタイムに処理し、掘削機の状態を表示することに
より、絶対位置管理を含めた高精度な掘削管理を行うこ
とができるようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の地下連続壁工法
用掘削装置は掘削機と、この掘削機を吊下するクレーン
と、上記掘削機の掘削深度検出機構と、上記掘削機に設
けた掘削機のねじれ検出機構及び傾斜検出機構と、上記
各検出機構からの検出信号をリアルタイムで処理する処
理部と、この処理部による処理結果を視覚的に表示せし
めるため上記クレーンの運転席に設けた表示部とより成
ることを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1において1は掘削機、2はバケット、
3はクレーン、4はクレーン3に回動自在に設けた掘削
機1の吊下をガイドするための誘導シーブを示し、本発
明においてはこの誘導シーブ4に掘削深度を検出するロ
ータリーエンコーダ5を設け、掘削機1に掘削機1のね
じれを検出する光ジャイロ等のねじれ検出機構6と、掘
削機1の傾きを検出する傾斜検出機構7とを設け、クレ
ーン3の運転席8に上記各検出機構からの検出信号をリ
アルタイムで処理するコンピュータ等の処理部9と、そ
の処理結果を表示するCRTデイスプレー等の視覚的表
示部(図示せず)とを設け、オペレータがこの表示部の
表示を参照しながら上記掘削機1の作動をリアルタイム
で制御できるようにする。
【0014】本発明の地下連続壁工法用掘削装置は上記
のような構成であるから掘削機1のねじれ量や掘削深
度、または掘削機1の移動量等が表示部の画面上にリア
ルタイムに表示されこれにより、オペレータは、掘削機
の状態を視覚的にとらえることができ、最適な掘削機の
姿勢制御時期を把握でき、高精度な掘削を行うことが可
能となる。
【0015】
【発明の効果】上記のような本発明の地下連続壁工法用
掘削装置によれば掘削状態及びその精度をCRTデイス
プレーを介してリアルタイムで把握でき高度の掘削管理
ができ、また溝壁測定回数を削減して省力化を達成でき
る大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下連続壁工法用掘削装置の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 掘削機 2 バケット 3 クレーン 4 誘導シーブ 5 ロータリーエンコーダ 6 検出機構 7 傾斜検出機構 8 運転席 9 処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削機と、この掘削機を吊下するクレー
    ンと、上記掘削機の掘削深度検出機構と、上記掘削機に
    設けた掘削機のねじれ検出機構及び傾斜検出機構と、上
    記各検出機構からの検出信号をリアルタイムで処理する
    処理部と、この処理部による処理結果を視覚的に表示せ
    しめるため上記クレーンの運転席に設けた表示部とより
    成ることを特徴とする地下連続壁工法用掘削装置。
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