JPH0515606U - 単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構 - Google Patents

単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構

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JPH0515606U
JPH0515606U JP6978391U JP6978391U JPH0515606U JP H0515606 U JPH0515606 U JP H0515606U JP 6978391 U JP6978391 U JP 6978391U JP 6978391 U JP6978391 U JP 6978391U JP H0515606 U JPH0515606 U JP H0515606U
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JP
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neutral
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Application number
JP6978391U
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English (en)
Inventor
浩司 大川
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相3線式分電盤の1次側配線及び2次側配
線の中性線欠相事故を確実に防止する高信頼性の保護機
構。 【構成】 主幹漏電遮断器1には、2次側接続端子とし
て、x1 ,2 ,1 ,2 ,1 ,2 が、夫々上下2
段に組合せて設けられ、その接続端子n1 ,n2 からの
入力線に中性線欠相保護リード線17を接続して、保護
機能検知位置を主幹漏電遮断器1の内部に備えている。
又、充電部内には、中性相主幹バーとして2本のN1
母線バー6a及びN2 相母線バー6bが設けられ、接続
線3によって、N1 相母線バー6aは接続端子n2 に、
2 相母線バー6bは接続端子n2 に夫々接続してい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、単相3線式の分電盤の中性線欠相保護機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の単相3線式の分電盤は、図5のように、中性線欠相保護機能を有する主 幹漏電遮断器と、その2次側接続端子x,n,yに接続し、X相母線バー21〜 N相母線バー22間及びN相母線バー22〜Y相母線バー23間は夫々100V 、X相母線バー21〜Y相母線バー23間は200Vの電圧となるように結線し た充電部24とを備え、中性線欠相保護リード線25によって、中性線欠相を保 護するようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の分電盤の結線方式では、中性相がいずれかの分岐バー26の 位置で欠相した場合、負荷側の不均衡により、一方の負荷側に過電圧がかかり負 荷側の機器が破損する虞れがあった。 その対策として、欠相保護検知位置Aを中性線欠相保護リード線25によりN 相母線バー22(中性相母線バー)迄延長する方法が行なわれていたが、これも 、中性線欠相保護リード線25とN相母線バー22(中性相母線バー)とを結線 しているネジ27がゆるんだり、又、配線用遮断器28の数が多く分岐回路が多 回路の場合においては、中性線欠相保護リード線25が長くなるのでリード線自 体が断線する虞れがあり、欠相事故に対する保護機能が不能となるような欠点を 有していた。 そこで、本考案の課題は、分電盤の1次側配線及び2次側配線の中性線欠相事 故を確実に防止する信頼性の高い中性線欠相保護機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案に係る単相3線式分電盤の中性線欠相保 護機構は、中性線欠相保護機能及び中性線欠相保護リード線による保護機能検知 位置を内部に備え、且つ2次側接続端子を3個づつ上下二段に設けた主幹漏電遮 断器と、その2次側接続端子に接続する充電部内に設けた2本の中性相主幹バー とで構成したものである。
【0005】
【作用】
単相3線式配電線路において、一つの分岐回路に欠相が生じると、その異常電 圧が充電部内の中性相主幹バーから主幹漏電遮断器の2次側接続端子及び中性線 欠相保護リード線を経て中性線欠相保護機能に入力される。 すると、中性線欠相保護機能はその電圧信号を検出し、遮断機構が分電盤の1 次側及び2次側配電線路を遮断し、負荷側の機器の破損を防止する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構の一実施例を添付 図面に基づいて説明する。 図1は単相3線式分電盤の主要部構成図、図2及び図3は夫々図1のAーA矢 視図及びBーB矢視図である。 図1において、1は主幹漏電遮断器、2は充電部、3は主幹漏電遮断器1と充 電部2とを接続する4本の接続線である。 充電部2内には、X1 相母線バー4とY1 相母線バー5と、更に2本の中性相 主幹バーとしてのN1 相母線バー6a及びN2 相母線バー6bとが設けられ、1 0個の配線遮断器7が、X1 相分岐バー8,N1 相分岐バー9,N2 相分岐バー 10,Y1 相分岐バー11によって、夫々前記の各母線バーに接続している。
【0007】 又、主幹漏電遮断器1は、図4の電気回路図のように、中性線欠相保護機能と しての増幅部12,ZCT13,過電流引外し素子14,引外しコイル15及び 遮断機構16を備え、又、2次側接続端子として、x1 ,x2 とn1 ,n2 とy 1 ,y2 とを夫々上下二段に組合せて設け(図2参照)、x1 とX1 相母線バー 4とを、n1 とN2 相母線バー6bとを、又、n2 とN1 相母線バー6aとを、 y1 とY1 相母線バー5とを、夫々接続線3によって接続し、更にその接続端子 n1 ,n2 からの入力線に中性線欠相保護リード線17を接続して、保護機能検 知位置Aを内部に備えるように構成している。
【0008】 従って、従来の中性線欠相保護機能のように、リード線とN相母線バー(中性 相母線バー)とを結線している充電部内のネジがゆるんだり、又、上記のように 分岐回路が多回路であっても、中性線欠相保護リード線が短かくて済むので、リ ード線自体が断線したりする心配が無い。 又、主幹漏電遮断器1の2次側接続端子x2 及びy2 は、2次送り端子として も使用出来るので、送り配線作業がし易くなる。
【0009】 上記の如く構成した中性線欠相保護機構は次のように動作する。 即ち、10個の配線遮断器7のうちいずれか一つの分岐回路に欠相が生じると 、その分岐回路は断線状態となり、負荷側の機器に異常電圧(過電圧)が流れる ことは無い。 又、主幹漏電遮断器1内での欠相及び主幹漏電遮断器1の1次側においての欠 相事故については、中性線欠相保護リード線17を経て増幅部12に入力し検出 される。そして、その検出された電圧信号により過電流引外し素子14,引外し コイル15及び遮断機構16が作動し、分電盤の1次側及び2次側配電線路を遮 断するので、負荷側の機器に過電圧が流れることが無く、機器の破損が防止され る。
【0010】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案に係る単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構は 、中性線欠相保護リード線による保護機能検知位置を内部に備え、且つ2次側接 続端子を3個づつ上下二段に設けた主幹漏電遮断器と、充電部内に設けた2本の 中性相主幹バーとで構成されたものであるから、従来の中性線欠相保護機能のよ うに、充電部内の中性線欠相保護リード線の止めネジがゆるんだり、又、分岐回 路が多回路の場合において、中性線欠相保護リード線が長くなることにより中性 線欠相保護リード線自体が断線したりする虞れが無く、分電盤の1次側配線及び 2次側配線の中性線欠相事故を確実に防止出来るので、中性線欠相保護に対する 信頼性が高く、しかも、構造が簡単で、送り配線作業をし易くする等の優れた効 果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る単相3線式分電盤の実施例の主要
部構成図である。
【図2】図1のAーA矢視図である。
【図3】図1のBーB矢視図である。
【図4】図1の電気回路図である。
【図5】従来の単相3線式分電盤の一実施例の主要部構
成図である。
【符号の説明】
1・・主幹漏電遮断器、2・・充電部、3・・接続線、
6a・・N1 相母線バー、6b・・N2 相母線バー、1
2・・増幅部、13・・ZCT、14・・過電流引外し
素子、15・・引外しコイル、16・・遮断機構、17
・・中性線欠相保護リード線、A・・保護機能検知位
置、x1 ,x2 ,n1 ,n2 ,y1 ,y2・・2次側接
続端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性線欠相保護機能及び中性線欠相保護
    リード線による保護機能検知位置を内部に備え、且つ2
    次側接続端子を3個づつ上下二段に設けた主幹漏電遮断
    器と、その2次側接続端子に接続する充電部内に設けた
    2本の中性相主幹バーとから成る単相3線式分電盤の中
    性線欠相保護機構。
JP6978391U 1991-08-05 1991-08-05 単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構 Pending JPH0515606U (ja)

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JP6978391U JPH0515606U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構

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Publication Number Publication Date
JPH0515606U true JPH0515606U (ja) 1993-02-26

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ID=13412708

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JP6978391U Pending JPH0515606U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構

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JP (1) JPH0515606U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003068379A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Kawamura Electric Inc 時間帯別電灯契約用端子台の端子配置
JP2016208618A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 日東工業株式会社 4線式分電盤

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JP2003068379A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Kawamura Electric Inc 時間帯別電灯契約用端子台の端子配置
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