JPH0515578A - 消臭器 - Google Patents
消臭器Info
- Publication number
- JPH0515578A JPH0515578A JP3172914A JP17291491A JPH0515578A JP H0515578 A JPH0515578 A JP H0515578A JP 3172914 A JP3172914 A JP 3172914A JP 17291491 A JP17291491 A JP 17291491A JP H0515578 A JPH0515578 A JP H0515578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter frame
- deodorizing
- deodorant
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 消臭フィルターとこれを保持するフィルター
枠とからなる消臭部材の構成が容易で装着も容易であ
る。 【構成】 複数の保持体40とこれら保持体40をつな
ぐヒンジ部41とからなるフィルター枠4と、フィルタ
ー枠4における各保持体40に取り付けられる消臭フィ
ルター3とからなる消臭部材を備えて、送風部材を内蔵
する器体の吐出口部分に消臭部材を上記ヒンジ部41に
おいて折曲した状態で配設する。
枠とからなる消臭部材の構成が容易で装着も容易であ
る。 【構成】 複数の保持体40とこれら保持体40をつな
ぐヒンジ部41とからなるフィルター枠4と、フィルタ
ー枠4における各保持体40に取り付けられる消臭フィ
ルター3とからなる消臭部材を備えて、送風部材を内蔵
する器体の吐出口部分に消臭部材を上記ヒンジ部41に
おいて折曲した状態で配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は臭気を除去する消臭器、
特に消臭部材の配置構成に関するものである。
特に消臭部材の配置構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】消臭器において、器体の前面に吸い込み
口を、上面や側面に吐出口を配した送風部材を内蔵する
タイプのものでは、消臭フィルターを器体前面の吸い込
み口の部分に配したものが多い。
口を、上面や側面に吐出口を配した送風部材を内蔵する
タイプのものでは、消臭フィルターを器体前面の吸い込
み口の部分に配したものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前面の吸い込
み口に消臭フィルターを配置すると、器体の厚みがどう
しても厚くなってしまうことになる。このために吐出口
の部分に消臭フィルターを配置することが考えられる
が、厚みの薄い器体の上面や側面に配された吐出口の部
分に消臭フィルターを配置するとなると、消臭フィルタ
ーと空気との接触面積が小さくなって有効な消臭を行え
なくなる。もちろん、消臭フィルターを例えばV字形に
折り曲げたものとすれば、空気との接触面積が大きくな
るが、この場合には消臭フィルターあるいは消臭フィル
ターを保持するフィルター枠が複雑な形状となり、製造
が困難になったり装着が困難となったりする。
み口に消臭フィルターを配置すると、器体の厚みがどう
しても厚くなってしまうことになる。このために吐出口
の部分に消臭フィルターを配置することが考えられる
が、厚みの薄い器体の上面や側面に配された吐出口の部
分に消臭フィルターを配置するとなると、消臭フィルタ
ーと空気との接触面積が小さくなって有効な消臭を行え
なくなる。もちろん、消臭フィルターを例えばV字形に
折り曲げたものとすれば、空気との接触面積が大きくな
るが、この場合には消臭フィルターあるいは消臭フィル
ターを保持するフィルター枠が複雑な形状となり、製造
が困難になったり装着が困難となったりする。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは消臭フィルターとこれ
を保持するフィルター枠とからなる消臭部材の構成が容
易で装着も容易である消臭器を提供するにある。
であり、その目的とするところは消臭フィルターとこれ
を保持するフィルター枠とからなる消臭部材の構成が容
易で装着も容易である消臭器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、複数
の保持体とこれら保持体をつなぐヒンジ部とからなるフ
ィルター枠と、フィルター枠における各保持体に取り付
けられる消臭フィルターとからなる消臭部材を備えて、
送風部材を内蔵する器体の吐出口部分に消臭部材が上記
ヒンジ部において折曲された状態で配設されていること
に特徴を有している。
の保持体とこれら保持体をつなぐヒンジ部とからなるフ
ィルター枠と、フィルター枠における各保持体に取り付
けられる消臭フィルターとからなる消臭部材を備えて、
送風部材を内蔵する器体の吐出口部分に消臭部材が上記
ヒンジ部において折曲された状態で配設されていること
に特徴を有している。
【0006】本発明によれば、フィルター枠にヒンジ部
があるために、このヒンジ部で折り曲げて吐出口部分に
配設すればよい。
があるために、このヒンジ部で折り曲げて吐出口部分に
配設すればよい。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図6〜図8に示すように、この消臭器はトイレに
設置されて消臭を行うものであって、その器体1は前面
左右の部分に吸い込み口11、上面片側に吐出口12を
備え、内部にはモータ13とこのモータ13で駆動され
る多翼遠心型のファン14並びに風洞15からなる送風
部材が配設されている。そして吐出口12の部分には消
臭部材が配設されている。尚、この消臭器はその前面に
設けられたドップラー型人体感知センサー16でトイレ
内に人が入ったことを検出して送風部材の運転を開始
し、トイレ内から人が出た後の所定時間後に送風部材を
停止させる。
ると、図6〜図8に示すように、この消臭器はトイレに
設置されて消臭を行うものであって、その器体1は前面
左右の部分に吸い込み口11、上面片側に吐出口12を
備え、内部にはモータ13とこのモータ13で駆動され
る多翼遠心型のファン14並びに風洞15からなる送風
部材が配設されている。そして吐出口12の部分には消
臭部材が配設されている。尚、この消臭器はその前面に
設けられたドップラー型人体感知センサー16でトイレ
内に人が入ったことを検出して送風部材の運転を開始
し、トイレ内から人が出た後の所定時間後に送風部材を
停止させる。
【0008】上記消臭部材は、消臭フィルター3と、フ
ィルター枠4とによって構成されている。消臭フィルタ
ー3は図3に示すように、矩形状の枠体30とこの枠体
30の前後両面開口に配設された網31、内部に納めら
れた粒状活性炭や発泡鉄等の消臭剤32とからなる。フ
ィルター枠4は消臭フィルター3が夫々取り付けられる
一対の保持体40,40をヒンジ部41によって一体に
つないだ合成樹脂製のもので、各保持体40は消臭フィ
ルター3の位置決め固定のための側片42とフック43
とを備えている。なお、ヒンジ部41は図5に示すよう
に、保持体40,40間の部分を全長にわたり薄肉とす
ることで形成したものであり、このヒンジ部41を空気
が通過することはない。
ィルター枠4とによって構成されている。消臭フィルタ
ー3は図3に示すように、矩形状の枠体30とこの枠体
30の前後両面開口に配設された網31、内部に納めら
れた粒状活性炭や発泡鉄等の消臭剤32とからなる。フ
ィルター枠4は消臭フィルター3が夫々取り付けられる
一対の保持体40,40をヒンジ部41によって一体に
つないだ合成樹脂製のもので、各保持体40は消臭フィ
ルター3の位置決め固定のための側片42とフック43
とを備えている。なお、ヒンジ部41は図5に示すよう
に、保持体40,40間の部分を全長にわたり薄肉とす
ることで形成したものであり、このヒンジ部41を空気
が通過することはない。
【0009】ここで、フィルター枠4は、一対の保持体
40,40が同一面に並ぶ状態が通常状態となるように
形成されており、図4に示すように各保持体40に消臭
フィルター3を取り付けた後、図1に示すようにヒンジ
部41によって折り曲げてV字形とし、この状態で前記
吐出口12部分に組み込まれるものであり、このように
組み込まれた時、フィルター枠4はヒンジ部41の弾性
によりその外側の縁を吐出口12の内壁に密着させる。
吐出口12の内壁とフィルター枠4との間から空気が漏
れることがなく、吐出口12を通過する空気が確実に消
臭フィルター3に接触するようになっているものであ
る。
40,40が同一面に並ぶ状態が通常状態となるように
形成されており、図4に示すように各保持体40に消臭
フィルター3を取り付けた後、図1に示すようにヒンジ
部41によって折り曲げてV字形とし、この状態で前記
吐出口12部分に組み込まれるものであり、このように
組み込まれた時、フィルター枠4はヒンジ部41の弾性
によりその外側の縁を吐出口12の内壁に密着させる。
吐出口12の内壁とフィルター枠4との間から空気が漏
れることがなく、吐出口12を通過する空気が確実に消
臭フィルター3に接触するようになっているものであ
る。
【0010】図9〜図11に他の実施例を示す。これは
フィルター枠4における保持体40の外周縁より延設片
44を一体に突出させたもので、この場合、吐出口12
部分に組み込んだ時、延設片44が風の流れをスムーズ
なものとし、風に渦が生じることによる音の発生を防
ぐ。図12〜図14に示す実施例では、各保持体40か
ら係止片45,45を一体に突設するとともに両係止片
45,45の先端に互いに係合するボス46と十字孔4
7とを形成したもので、フィルター枠4をヒンジ部41
から折り曲げることでV字形にした状態で係止片45,
45を薄肉とされている根元で折り曲げて係止片45,
45の先端同士をボス46と十字孔47との係合で連結
することにより、上記折曲状態が維持されるようにして
いる。吐出口12への組み込みが更に容易になるもので
ある。尚、係止片45,45同士を連結した状態におけ
るフィルター枠4の幅は吐出口12の幅より大きくなっ
ており、ヒンジ部12の弾性によるフィルター枠4の吐
出口12内壁への密着を妨げるものではない。また図1
4(b) に示すように、ボス46の頭部を大きくするとと
もにボス46が十字孔47に沿って移動自在となるよう
にすれば、上記密着力が高くなる上にボス46が十字孔
47から外れることもなくなる。
フィルター枠4における保持体40の外周縁より延設片
44を一体に突出させたもので、この場合、吐出口12
部分に組み込んだ時、延設片44が風の流れをスムーズ
なものとし、風に渦が生じることによる音の発生を防
ぐ。図12〜図14に示す実施例では、各保持体40か
ら係止片45,45を一体に突設するとともに両係止片
45,45の先端に互いに係合するボス46と十字孔4
7とを形成したもので、フィルター枠4をヒンジ部41
から折り曲げることでV字形にした状態で係止片45,
45を薄肉とされている根元で折り曲げて係止片45,
45の先端同士をボス46と十字孔47との係合で連結
することにより、上記折曲状態が維持されるようにして
いる。吐出口12への組み込みが更に容易になるもので
ある。尚、係止片45,45同士を連結した状態におけ
るフィルター枠4の幅は吐出口12の幅より大きくなっ
ており、ヒンジ部12の弾性によるフィルター枠4の吐
出口12内壁への密着を妨げるものではない。また図1
4(b) に示すように、ボス46の頭部を大きくするとと
もにボス46が十字孔47に沿って移動自在となるよう
にすれば、上記密着力が高くなる上にボス46が十字孔
47から外れることもなくなる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明においては、送風部
材を内蔵する器体の吐出口部分に消臭部材をフィルター
枠におけるヒンジ部において折曲した状態で配設してい
るものであり、フィルター枠にヒンジ部があるために、
このヒンジ部で折り曲げて吐出口部分に配設すればよ
く,消臭部材として複雑な形状のものを使用しなくとも
吐出口部分に空気との接触面積が大なる状態で配設する
ことができる上に吐出口部分への装着も容易なものであ
る。
材を内蔵する器体の吐出口部分に消臭部材をフィルター
枠におけるヒンジ部において折曲した状態で配設してい
るものであり、フィルター枠にヒンジ部があるために、
このヒンジ部で折り曲げて吐出口部分に配設すればよ
く,消臭部材として複雑な形状のものを使用しなくとも
吐出口部分に空気との接触面積が大なる状態で配設する
ことができる上に吐出口部分への装着も容易なものであ
る。
【図1】フィルター枠と消臭フィルターの斜視図であ
る。
る。
【図2】フィルター枠と消臭フィルターの分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】消臭フィルターの破断斜視図である。
【図4】フィルター枠と消臭フィルターの斜視図であ
る。
る。
【図5】フィルター枠のヒンジ部の拡大斜視図である。
【図6】全体の縦断面図である。
【図7】正面図である。
【図8】斜視図である。
【図9】他例におけるフィルター枠と消臭フィルターの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図10】フィルター枠と消臭フィルターの斜視図であ
る。
る。
【図11】縦断面図である。
【図12】別の例におけるフィルター枠と消臭フィルタ
ーの分解斜視図である。
ーの分解斜視図である。
【図13】フィルター枠と消臭フィルターの斜視図であ
る。
る。
【図14】(a) は係止片の斜視図、(b) は他例の係止片
の斜視図である。
の斜視図である。
3 消臭フィルター
4 フィルター枠
40 保持体
41 ヒンジ部
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の保持体とこれら保持体をつなぐヒ
ンジ部とからなるフィルター枠と、フィルター枠におけ
る各保持体に取り付けられる消臭フィルターとからなる
消臭部材を備えて、送風部材を内蔵する器体の吐出口部
分に消臭部材が上記ヒンジ部において折曲された状態で
配設されていることを特徴とする消臭器。 - 【請求項2】 消臭部材におけるフィルター枠はその外
周縁から延設片が突設されていることを特徴とする請求
項1記載の消臭器。 - 【請求項3】 フィルター枠におけるヒンジ部を挟む両
側の保持体は互いに連結されて折曲状態を維持する係止
片を備えていることを特徴とする請求項1記載の消臭
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172914A JPH0515578A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 消臭器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172914A JPH0515578A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 消臭器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515578A true JPH0515578A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15950690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3172914A Pending JPH0515578A (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 消臭器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515578A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003024730A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 空気清浄フィルタ−及び空調冷凍装置 |
JP2020156604A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 株式会社エルゴジャパン | 空気清浄機用フィルタ及び空気清浄機用フィルタ構造体 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3172914A patent/JPH0515578A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003024730A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 空気清浄フィルタ−及び空調冷凍装置 |
JP4598319B2 (ja) * | 2001-07-11 | 2010-12-15 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄フィルタ−及び空調冷凍装置 |
JP2020156604A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 株式会社エルゴジャパン | 空気清浄機用フィルタ及び空気清浄機用フィルタ構造体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020205 |