JP3018437U - 芳香器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアコンディショナー等の送風口に芳香器を
取付けることにより、室内に抗菌性のある新鮮な空気を
送り込む。 【構成】 芳香器の本体１内の、フィルター３同士の間
に、青森ヒバの砕片よりなる芳香剤５を入れる。この芳
香器をエアコンディショナー６の送風口９に取付ける。
エアコンディショナー６からの空気は、芳香器の青森ヒ
バの砕片を通り抜けることにより、新鮮な空気が室内に
充満する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は芳香器、特に、エアコンディショナー、送風機、空気清浄器等に設置 され、青森ヒバを含む芳香器に関する。

【０００２】

【考案が解決するべき課題】

本考案の目的は、室内に新鮮な空気を送り込むための、エアコンディショナー 機等に容易に取付けられる芳香器を提供することにある。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

この目的を達成するために、本考案によれば、本体の前部に設けた第１の開口 部と、本体の後部に設けられ、第２の開口部を有する取付枠と、前部と後部の間 に設けた２枚のフィルターと、フィルター同士の間に入れた青森ヒバの砕片より なる芳香剤とを備え、エアコンディショナー等に容易に取り付けられる芳香器が 提供される。

【０００４】

【実施例】

本考案を実施例に基づいて説明する。図１は、本考案による芳香器の斜視図を 示している。１は本体、２は開口部である。本体１は、紙、プラスチック、金属 等により作られている。開口部２は、三角形、四角形等さまざまな形状で複数個 作ることにより、美観に富んだ形状とするとよい。図２は、本考案による芳香器 をエアコンディショナー６に取り付けた状態の断面平面図である。３はフィルタ ーであり、４は取付枠、５は芳香剤である。

【０００５】 芳香剤５として、青森ヒバの砕片を入れる。青森ヒバは、木曽檜、秋田杉とと もに日本三大美林の一つであり、他の二つに比べて飛び抜けて優れた抗菌力を有 しているのが実験により証明されている。青森ヒバには、ヒバ油（ヒノキチオー ル）が約１％含まれている。このヒノキチオールには、抗菌、防虫、防カビ効果 があり、その他にも、精神安定作用、防臭効果、酸化防止作用がある。また、毒 性もほとんどない。

【０００６】 取付枠４を接触面として、壁面８に設けたエアコンディショナー６の送風口９ に取付けられる。取付枠４は、空気漏れのないように、吸着部１０を、エアコン ディショナー６の送風口９に吸着させることにより取付けられる。吸着部１０は ゴム等により作られているとよい。ねじ、接着剤、押込み等の方法により取付け てもよい。取付枠４の背面には開口部７が設けられている。エアコンディショナ ー６から送られた空気の流れ１１は、開口部７、フィルター３、芳香剤５、開口 部２を通って、室内に送り込まれる。

【０００７】 開口部２には、蓋若しくは空気抵抗を減少させるためのジャバラを設けるとよ い。エアコンディショナーの他に、送風機、空気清浄器等にも取付けることが出 来る。

【０００８】

【考案の効果】

この芳香器は、エアコンディショナーに容易に取り付けることが出来る。エア コンディショナー６から送られた風は、フィルター３と、青森ヒバの芳香剤５を 通って部屋等に送られることにより、抗菌性のある、新鮮な空気が室内に充満し 、室内の人間は快適な生活を営むことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による芳香器の斜視図

【図２】エアコンディショナーに取付けた、本考案によ
る芳香器の断面平面図

【符号の説明】

１ 本体 ２，７ 開口部 ３ フィルター ４ 取付枠 ５ 芳香剤 ６ エアコンディショナー ８ 壁面 ９ 送風口 １０ 吸着部 １１ 空気の流れ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体の前部に設けた第１の開口部と、本
   体の後部に設けられ、第２の開口部を有する取付枠と、
   前部と後部の間に設けた２枚のフィルターと、フィルタ
   ー同士の間に入れた青森ヒバの砕片よりなる芳香剤とを
   備え、エアコンディショナー等に容易に取付けられる芳
   香器。