JPH05155465A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPH05155465A
JPH05155465A JP32220391A JP32220391A JPH05155465A JP H05155465 A JPH05155465 A JP H05155465A JP 32220391 A JP32220391 A JP 32220391A JP 32220391 A JP32220391 A JP 32220391A JP H05155465 A JPH05155465 A JP H05155465A
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JP
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hole
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feed amount
sprocket
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Application number
JP32220391A
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English (en)
Inventor
Motoya Sano
元哉 佐野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、CF原稿搬送時のスリップを検出
し、スプロケット穴および穴間での不備を検出すること
により、CF原稿のスリップを補正しつつ簡単な制御で
正確な送りを行ない得る自動原稿送り装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 コンピュータフォーム用紙からなるCF原稿
を複写機本体10の所定部位に搬送する搬送部22を備えた
自動原稿送り装置において、搬送部22の駆動モータ55の
作動状態から原稿送り量を検出するエンコーダ108と、
原稿の両側部に形成されたスプロケット穴を検出する穴
検出センサ42、43と、エンコーダ108の検出信号および
穴検出センサ42、43の検出信号に基づいて原稿のスリッ
プの有無を検出するとともに、エンコーダ108及び穴検
出センサ42、43の検出信号並びにスリップ検出信号に基
いて所定の送り量制御を実行する制御部24とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂コンピュータフォ
ームを複写原稿として搬送することのできる自動原稿送
り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミシン目により切り離し可能な連
続紙の両サイドにスプロケット穴を形成した所謂コンピ
ュータフォーム(以下、単にCFという)がプリント用
紙として多用されており、プリント済みのCF用紙を複
写原稿とする複写が頻繁に行われていることから、近
時、このCF原稿をそのパネル毎に複写機の所定露光位
置に搬送するよう定尺送りをする自動原稿送り装置が開
発されている。
【0003】この種の自動原稿送り装置としては、例え
ば次のようなもがある。 CF原稿の穴に係合するスプロケットをパルスモー
タで駆動するもの スプロケットをDCモータによって駆動し所定の送
り制御をするもの スプロケットを使用しないでパルスモータの制御に
より送り制御するもの 光学式センサによりスプロケット穴を検出して送り
制御するもの
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の従来の自動原稿送り装置にあっては、スプロケット
とその駆動源であるモータとを用いていたため、装置の
大型化と高価格化を招いていた。また、上記の自動原
稿送り装置にあっては、CF原稿のスリップを補正する
送り制御ができない構成となっていたため、正確な用紙
搬送ができなかった。さらに、上記の自動原稿送り装
置にあっては、〜に比較して安価で小型になり、あ
る程度の送り精度が得られるものの、用紙が破れてスプ
ロケット穴が無かったり変形したり(例えば、隣接する
穴とつながっていたり)すると、送り量が変化してしま
うという問題があった。
【0005】これらの問題に対し、例えば特開平1−1
22864号公報に記載されるように、スプロケット穴
の大きさを検出してスリップ量に応じた送り制御をする
ことが考えられる。この装置では、スプロット穴のテー
ルエッジ検出時に穴の幅が所定範囲内か否かを判断し、
所定範囲内であるときには送り量予測値と実測値とから
スリップ量を求め、そのスリップ量に応じて速度制御を
行うようになっている。しかしながら、このような装置
にあっても、前記スリップ量の算出処理および速度制御
が複雑になるとともに、スプロケット穴間に切れ目や他
の穴(脱落部分)があったりするとスプロケット穴の数
を多くカウントしてしまうという問題がある。
【0006】その対策として、例えばスプロケット穴の
検出後所定時間は次のスプロケット穴の検出を禁止する
ということも考えられるが、搬送スピードにより禁止時
間内にCF原稿が送られる量が変化するため、スプロケ
ット穴間を全て穴検出禁止帯とすることができず、格別
の効果が期待できない。また、前記検出後所定時間とい
う時間による設定を搬送モータのエンコーダパルス等に
置換して制御することもできるが、何れにしてもCF原
稿がスリップした場合には正確な搬送制御が期待できな
い。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、CF原稿搬送時のスリップを検出
するとともにスプロケット穴又は/及び穴間の不備の有
無を検出することにより、これら検出情報に基づいてC
F原稿のスリップを補正しつつ比較的簡単な制御で正確
なCF原稿送りを行なうことのできる自動原稿送り装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、コンピュータフォーム用紙からな
る原稿を複写機の所定部位に搬送する搬送手段を備えた
自動原稿送り装置において、前記搬送手段の駆動モータ
の作動状態から前記原稿の送り量を検出する送り量検出
手段と、前記原稿の両側部に形成されたスプロケット穴
を検出する穴検出手段と、送り量検出手段の検出信号お
よび穴検出手段の検出信号に基づいて前記原稿のスリッ
プの有無を検出するスリップ検出手段と、送り量検出手
段、穴検出手段およびスリップ検出手段のそれぞれの検
出信号に基いて所定の送り量制御を実行する制御手段
と、を設けたことを特徴とするものであり、請求項2記
載の発明は、前記制御手段が、前記スリップ検出手段に
より原稿のスリップを検出したとき、前記スプロケット
穴のカウント値に基づいて前記原稿の送り量を制御する
とともに、前記送り量検出手段の検出信号によりスプロ
ケット穴の異常を検出するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0009】また、請求項3記載の発明は、コンピュー
タフォーム用紙からなる原稿を複写機の所定部位に搬送
する搬送手段を備えた自動原稿送り装置において、前記
搬送手段の駆動モータの作動状態から前記原稿の送り量
を検出する送り量検出手段と、前記原稿の両側部に形成
されたスプロケット穴を検出する穴検出手段と、送り量
検出手段の検出信号および穴検出手段の検出信号に基づ
いて前記スプロケット穴の異常を検出する異常検出手段
と、送り量検出手段、穴検出手段および異常検出手段の
それぞれの検出信号に基いて所定の送り量制御を実行す
るとともに、スプロケット穴に異常があった場合、送り
量検出手段の検出信号によりスプロケット穴の正規の位
置を推定して穴数をカウントし、該カウント値に応じて
前記原稿の送り量を制御する制御手段と、を設けたこと
を特徴とするものであり、請求項4記載の発明は、前記
制御手段が、前記送り量検出手段の検出信号により隣合
うスプロケット穴間でカウントされるパルス数を算出
し、該パルス数分のパルスカウント中は前記穴検出手段
の検出信号検出を停止することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、スリップ検出手段に
よって、送り量検出手段および穴検出手段の検出信号に
基づいて原稿のスリップの有無が検出され、制御手段に
よる搬送制御の精度が高められる。請求項2記載の発明
では、スリップ発生時に、スプロケット穴のカウント値
に基づいて前記原稿の送り量が制御されるとともに、既
存の送り量検出手段の検出信号によりスプロケット穴の
異常検出信号が容易に生成される。
【0011】また、請求項3記載の発明では、スプロケ
ット穴に異常があった場合、送り量検出手段の検出信号
に基づいてスプロケット穴の正規の位置が推定されて穴
数カウントがされ、該カウント値に応じて前記原稿の送
り量が制御される。したがって、スプロケット穴に不備
があっても、正確な原稿送りが可能になる。請求項4記
載の発明では、原稿搬送中に、原稿送り手段の検出信号
によるパルスがカウントされ、隣合うスプロケット穴同
士の間でカウントされる所定のパルス数の間、穴検出手
段の検出信号検出が停止される。したがって、隣合うス
プロケット穴の間に不備があったとしても正確な原稿搬
送ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図14は請求項1、2記載の発明に係る自動原稿送
り装置を含む複写システムの一実施例を示す図であり、
図1はそのシステムの全体構成図、図2はその自動原稿
送り装置の正面断面図、図3はその制御係のブロック図
である。
【0013】まず、構成を説明する。このシステムは、
図1〜図3に示すように、複写機本体10と、複写機本体
10のコンタクトガラス12(プラテン)上を覆うように配
設された自動原稿送り装置20と、複写機本体10から排出
された記録済みコピー用紙を仕分けするソータ装置80
と、コピー用紙を給紙する大容量給紙ユニット90とから
構成されている。
【0014】複写機本体10は、公知の電子写真方式のも
ので、詳細な構成説明は省略する。自動原稿送り装置20
は、所定サイズのシート原稿をコンタクトガラス12上
(所定露光位置)に搬入・搬出するADF(AutoDocume
nt Feeder)モードと、ミシン目により各パネル部を単
位とする切り離し及び折り畳みが可能なCF原稿(すな
わち、記録済みのコンピュータフォーム用紙)を各パネ
ル部毎にコンタクトガラス12上に搬入・搬出するCFF
(CF Feeder)モードとのうち任意の搬送モードに切換
え可能であり、CFFモード時には図示しない原稿置台
に載置されたCF原稿をセンサ部14を通してコンタクト
ガラス12上に1パネル分ずつ搬入し、複写機本体10によ
る複写処理が終了したパネル部分を原稿排紙トレイ15側
に順次排出することができる。そして、排出されたCF
原稿は、原稿排紙トレイ15に沿って搬送された後、下方
に向きを変え、複写機本体10の側方に設けたCF原稿排
紙スタッカー(図示していない)に到達する。
【0015】図2に示すように、自動原稿送り装置20
は、コンタクトガラス12の側方に位置する給紙部21と、
コンタクトガラス12に対面する開閉式圧板11内に収納さ
れた搬送部22(搬送手段)および反転・排紙部23と、こ
れらの制御部24とからなる。給紙部21は、複数の呼出し
ローラ30A、30Bが設けられ通常のシート原稿を載置す
る原稿セットテーブル31と、所定搬送経路に沿って配置
された分離ローラ32および分離ブレード33と、プルアウ
トローラ34、35と、レジストセンサ36と、原稿セットセ
ンサ37とを有し、更に、CF原稿を斜上方からコンタク
トガラス12上に挿入するためのCF原稿給紙口41と、そ
の近傍に配置された一対の穴検知センサ42、43(穴検出
手段)およびCF原稿検知センサ44と、給紙部駆動モー
タ45(M1)とを具備している。CF原稿給紙口41には
CF原稿が挿入され、その両端近傍に配置された一対の
穴検知センサ42によってCF原稿の両サイドのスプロケ
ット穴(図示せず)が検出される。
【0016】搬送部22は、複数のローラ51、52に巻き掛
けられた無端の搬送ベルト53と、搬送ベルト53の下走部
をコンタクトガラス12に押し付ける複数の加圧コロ54と
を有しており、この搬送部22は搬送ベルト駆動モータ55
(M2)の作動により給紙部21からの原稿をコンタクト
ガラス12上の所定の露光位置に搬入するとともに、露光
済み原稿をコンタクトガラス12上から反転・排紙部23に
搬出する。ここで、露光位置とは、例えば原稿後端が図
2におけるコンタクトガラス12の右端側(同図中原稿基
準と記す部位)にほぼ一致する位置であり、レジストセ
ンサ36が原稿後端を検出した後、従動側プルアウトロー
ラ35の回転を検出するエンコーダ(図示していない)の
カウントに基づき、搬送ベルト53が逆転駆動される。
【0017】反転・排紙部23は、コンタクトガラス12の
他側端から上方に湾曲し更にUターンして再度コンタク
トガラス12の他端側に戻る反転搬送路を形成する反転ガ
イド部61と、そのガイド部61に沿って設けられた中間搬
送ローラ62、反転駆動ローラ63およびターンローラ64
と、反転搬送路内の原稿を検出する反転入口センサ65お
よび反転レジストセンサ66と、中間ローラ62の下流側で
図中上下方向に回動可能で図示する回動位置での反転可
能にし、上方に回動した位置で排紙トレイ15側への排紙
を可能にする切換爪67と、反転・排紙部23の下流端に配
設された排紙ローラ68および排紙センサ69と、各ローラ
62、63、64を駆動する反転・排紙部駆動モータ70(M
3)等を有している。反転ガイド61は内部の反転搬送路
に沿って原稿が移動(Uターン)するとき、この原稿の
上下面を反転させることができる。切換爪64は、露光済
みの原稿(例えば、片面原稿又は両面露光済みの両面原
稿)を原稿排紙トレイ15側に案内する一方、図示位置に
切換えられたとき、露光済みの原稿(例えば片面露光済
みの両面原稿)を反転してこの反転原稿をコンタクトガ
ラス12側に再度送り出すことができる。
【0018】図3に示すように、制御部24は、給紙部2
1、搬送部22および反転・排紙部23を制御するもので、
CPU101 、サーボ回路102 〜104、ドライバー回路105
、入力バッファ106等を有している。CPU101 は後述
する各種カウンタおよびタイマー(図示していない)等
を含んでなる。このCPU101 は、内部メモリに予め格
納した制御プログラムに従い、複写機本体10とのシリア
ル通信により得られた指令情報、各種センサ36、42、4
3、44、65、66、69からのセンサ情報、モータ速度制御
および異常検出用のエンコーダ107、108、109の検出情
報等に基づいて、後述する処理を実行し、各サーボモー
タ回路102〜104及びドライバー回路105に制御信号を出
力し(例えば6ビットデータで出力される)、これらに
よって給紙部駆動モータ45、搬送ベルト駆動モータ55、
反転・排紙部駆動モータ70、図示しない各種ソレノイド
および表示器等を制御する。具体的には、サーボモータ
回路102は給紙部駆動モータ45を、サーボモータ回路103
は搬送ベルト駆動モータ55を、サーボモータ回路104は
反転・排紙部駆動モータ70をそれぞれ駆動制御し、ドラ
イバ回路105は各種ソレノイドや表示器(LED等)、
さらに図示しない分離モータ等を駆動する。
【0019】ここで、搬送部22の搬送ベルト駆動モータ
55の回転を検出するエンコーダ108は、CF原稿の送り
量を検出する送り量検出手段であり、制御部24は図12を
用いて後述するように、穴検知センサ42、43からの検出
信号の各々からスプロケット穴の不備を判別するととも
に、各検出信号に対するエンコーダ108からのパルス信
号を比較することでCF原稿のスリップの有無を検出す
るスリップ検出手段となっている。また、制御部24は、
エンコーダ108のそれぞれの検出信号、並びに前記比較
検出手段としての比較結果に基いて所定の送り量制御を
実行する制御手段となっており、この制御部24が、CF
原稿のスリップを検出したとき、スプロケット穴の穴数
のカウント値に基づいてCF原稿の送り量を制御すると
ともに、エンコーダ108からのパルス信号によりスプロ
ケット穴の異常な変形や欠落等を検出する。すなわち、
制御部24は、スプロケット穴の異常検出手段としても機
能する(詳細は後述する)。
【0020】なお、CPU101は、可変抵抗器VR1、
VR2に接続されたアナログポートAN1、AN2を有
しており、各アナログポートAN1、AN2では可変抵
抗器VR1、VR2の抵抗値に対応する256ビットのデ
ータが取り込まれて原稿位置調整用等に使用される。例
えば、個々の装置間で多少のばらつきがある場合、レジ
ストセンサ36を原稿が通過した後、原稿基準までの停止
パルス数が640パルスであるとすると、そのパルス数に
なるよう可変抵抗器VR1の値を変化させる。そして、
ソフト上では、例えば600 パルスを固定値として600 +
(VR1の調整値)とすれば調整可能になる。また、制
御部24の他の構成要素のそれぞれについては公知であ
り、それらの詳細な説明は省略する。
【0021】次に、作用を説明する。まず、通常シート
原稿の場合、原稿が原稿セットテーブル31にセットされ
てその先端が原稿セットセンサ37に検出されると、複写
動作が開始可能になる。この状態で複写機本体10のプリ
ントスイッチを押下すると、複写機本体10からの給紙指
令に基づいて給紙動作が開始され、各搬送系が適宜駆動
される。そして、原稿セットケーブル31上にセットされ
た原稿束の最下の原稿が給紙部21及び搬送部22によって
コンタクトガラス12上に給送される。すなわち、原稿束
の下面に当接する呼出コロ30A、30Bが駆動されると、
原稿束の最下部の原稿が分離ローラ32および分離ブレー
ド33からなる分離手段に搬送され、この分離手段によっ
てプルアウトローラ34、35側へ分離・搬送された最下の
一枚がプルアウトローラ34、35及び搬送ベルト53によっ
てコンタクトガラス12上に搬送される。このとき、原稿
後端がレジストセンサ36を通過してから所定距離だけ移
動した後、原稿搬送ベルト53が停止し、原稿後端が前記
基準位置に来るように制御される。
【0022】原稿が所定位置に停止すると、複写機本体
10は原稿面を走査照明して所定の露光動作を行い、更に
周知の現像、転写、分離、定着等を行って作像をする。
この作像動作、すなわちコピーが終了すると、複写機本
体10から自動原稿送り装置20の制御部24に次の給紙指令
と、既にコピーされた原稿を排紙させるための排紙指令
とが出される。なお、複写効率を高めるために前ページ
の原稿がコピー終了する前に次の原稿の給紙を開始する
のが良い。この指令を受けて、搬送ベルト53、中間搬送
ローラ62、切換爪67および排紙ローラ68等が駆動され、
排紙動作がなされ、必要な露光の済んだ原稿が反転・排
紙部23によって原稿排紙トレイ15上に排出される。
【0023】一方、CF原稿を用いてコピーを行う場合
には、CF原稿が給紙口41に挿入され、そのコピー開始
ページのパネル部分(もし、プリント部分がCF用紙に
対してずれていた場合には、開始ページに相当する原稿
画像)がコンタクトガラス12上にセットされる。通常
は、例えばCF原稿の折り目(或は開始ページ相当の画
像の後端)が前記基準位置に来るようにセットされる。
後続ページ部分のCF原稿は図示しないCF原稿テーブ
ル又は原稿セットテーブル31上に載置される。
【0024】この状態で複写機本体10のプリントスイッ
チを押下すると、複写機本体10からの給紙指令に基づい
て給紙動作が開始され、搬送部22および反転・排紙部23
が適宜駆動され、コンタクトガラス12上にセットされた
CF原稿のコピー開始ページが露光され、複写機本体10
による作像動作がされる。コピーが終了すると、複写機
本体10から自動原稿送り装置20の制御部24に次の給紙指
令と、既にコピーされた原稿を排紙させるための排紙指
令とが出される。そして、この指令を受けて、搬送ベル
ト53、中間搬送ローラ62、切換爪67および排紙ローラ68
等が駆動されて排紙動作がなされ、必要な露光の済んだ
ページが反転・排紙部23によって原稿排紙トレイ15上に
排出される。
【0025】以下、図4〜図14に示すフローチャート
により具体的な処理を説明する。図4に示すCFFモー
ドチェックのルーチンでは、まず、CFFモードに入る
かどうかを決定するため、CF原稿検知センサ44がON
か、ADF動作中か、原稿セットセンサ20がONかそれ
ぞれ判別する(ステップS11〜S13)。すなわち、原稿
セットテーブル31にシート原稿がセットされていない状
態でCF給紙口41にCF原稿が挿入されたことを確認す
る。この挿入確認がされると、複写機本体10に原稿有り
の信号が送信される(ステップS14)。この信号により
自動原稿送り装置20に原稿がセットされたことが判るた
め、複写機本体10のプリントスイッチが押下されると、
複写機本体10から自動原稿送り装置20に原稿の給紙指令
が出される。したがって、次に複写機本体10からの給紙
指令の有無が判別され(ステップS15)、このとき給紙
指令が有れば、CFFモードフラグがセットされ、更に
複写機本体10にCF原稿のサイズが送信される(ステッ
プS16)。この原稿サイズ情報は複写機本体10の自動用
紙選択や自動変倍のための情報として使用される。次い
で、CFFモードフラグが“1”(CFFモードであ
る)か否かが判別される(ステップS17)。一方、ステ
ップS15で給紙指令がなければ、そのままステップS17
に進んでCFFモードフラグがセットされているか否か
判別され、その結果が“NO”である場合は今回のモー
ドチェック処理が終了し、“YES”すなわちCFFモ
ードであれば、複写機本体10からの排紙信号(露光動作
終了後に複写機本体10から自動原稿送り装置20に送信さ
れる)の有無が判別される(ステップS18)。このと
き、排紙信号が有れば、CFF動作カウンターCFFJ
BCが“1”にセットされた後(ステップS19)、今回
のモードチェック処理が終了する。
【0026】このようにCF動作時において、自動原稿
送り装置20は、複写機本体10からの給紙指令が来たにも
拘らず見かけ上は動作をせず、CF原稿の用紙サイズを
複写機本体10に知らせる。したがって、複写機本体10側
ではCF原稿と通常のシート原稿とを区別する制御を行
う必要がなく、制御の容易化が図られる。図5に示すC
FFパルスチェック1のルーチンでは、穴検知センサ42
によってCF原稿のスプロケット穴を検出し、その穴の
数をカウントしたり(CFFCNT)、CF原稿のジャ
ムチェック用のカウンタ(CFFJMT)をクリアした
りする。
【0027】同図において、まず、CFFモードである
か否かが判別され(ステップS21)、CFFモードであ
れば、CF原稿のスリップの有無を判定するスリップフ
ラグ(CFSLPF)が“1”(スリップ有り)か否か
判別される(ステップS22)。このとき、CF原稿のス
リップが無ければ、CF原稿のスプロケット穴に不備が
無いか判別され(ステップS23)、スプロケット穴に何
か不備があった場合、搬送ベルト駆動モータ55の送り量
を表すタイマー値CFTM1(モータの送り量検出信号
によってカウントアップされる値で、スプロケット穴1
つ分の搬送量に対して例えば76だけカウントされる)が
所定数(例えば76)以上であるか否かが判別され(ステ
ップS25)、結果がYESであれば、CFTM1がリセ
ットされるとともに、カウント値CFFCNTがカウン
トアップされ、更にジャムチェック用のタイマーの値C
FFJMTがリセットされる(ステップS26)。また、
ステップS23でスプロケット穴に不備が無い場合、或は
ステップS22で原稿のスリップが有った場合は、穴検知
センサ42が“ON”か否か判別され(ステップS24)、
その判別結果がNOであれば、スプロケット穴エッジの
フラグCFFEGF1をリセットして(ステップS2
7)、今回のパルスチェックを終了し、YESであれ
ば、CFFEGF1をセットした後(ステップS28)、
スプロケット穴検出の一番目でセットされるタイマース
タート用のフラグCFTM1Fが“1”であるか否か判
別され(ステップS30)、NOであれば、CFTM1が
64以上であるか否か判別され(ステップS31)、64
以下であれば今回のパルスチェックを終了する。また、
ステップS31での判別結果がYES、すなわちCFTM
1が64以上になると、タイマーCFTMがリセットさ
れるとともにCFFCNTがインクリメントされ、タイ
マーCFFJMTがリセットされる(ステップS33)。
ステップS30での判別結果がYESの場合には、ステッ
プS32でCFTM1を“1”にセットした後にステップ
S33の処理を実行する。
【0028】図6に示すCFFパルスチェック2はCF
Fパルスチェック1と同様な手順でCF原稿検知センサ
44のチェックを行い、図7に示すCFFパルスチェック
3も同様に他方の穴検知センサ43のチェックを行うよう
になっており、穴カウンタのカウント値CFFCNTは
スプロケット穴が1つ来る度に3カウントアップするこ
とになる。なお、図6、図7については、フラグ名にお
ける符合1を符合2又は3に代えて重複説明を省略す
る。
【0029】図8〜図12に示すCFJOBおよびCF
JB0〜7の処理は、ジョブカウンタCFFJBCのカ
ウントの数によるマルチジャンプが行われる搬送動作制
御の処理であり、上述のように自動原稿送り装置20が複
写機本体10からの排紙指令を受信すると、ジョブカウン
タCFFJBCが1にセットされ、図9(b)に示すC
FJB1のルーチンにジャンプする。
【0030】CFJB1のルーチンでは、まず、搬送ベ
ルト駆動モータ55(M2)および反転排紙部駆動モータ7
0(M3)の速度指令を高速状態になるようにセットし、
搬送ベルト駆動モータ55および反転排紙部駆動モータ70
をONさせる。また、同時にスプロケット穴のカウンタ
CFFCNTをクリアーするとともに、CFFJBCを
2にセットする。CFTM1F〜CFTM3Fの各フラ
グをリセットする。これらのフラグCFTM1F〜CF
TM3Fは上述のようにCFFパルスチェック1〜3の
ルーチンで使用するもので、一番目にスプロケット穴を
読み取った後にCFTM1〜3をスタートさせるための
ものである。
【0031】ジョブカウンタCFFJBCが2になる
と、CFJOBのマルチジャンプ処理によってジョブC
FJB2が実行される。CFJB2では、まず、このル
ーチンに入る度にジャムチェック用のカウンタCFFJ
MTをインクリメントする(ステップS51)。このカウ
ンタは、上述のようにCFFパルスチェックルーチン1
でスプロケット穴が検出される毎にクリアーされるもの
で、CF原稿のスプロケット穴間の間隙が正常に搬送さ
れる場合より長くカウントされると、ジャムを検出した
ものとして作動する。ただし、CF原稿の最初の1ペー
ジ目が中間搬送ローラ62及び排紙ローラ68の駆動力を得
るまでは無端搬送ベルト53の搬送力だけで搬送されるた
め、CF原稿の用紙の種類によってはスリップが生じ易
い。スリップ自体は複写機本体10の露光に間に合う短時
間のものであれば問題が生じないが、ジャム検出の時間
を短くしてジャム判断すると問題になる。スリップが生
じてもスプロケット穴の検出で停止位置を制御すると、
停止位置のばらつきは生じない。したがって、ベルト搬
送のみのときとCF原稿が中間搬送ローラ62や排紙ロー
ラ68にかかってからとのジャム検出時間を変えること
で、初期の搬送動作が比較的不安定な時期とそれ以外の
安定な時期とで制御を変更し、ジャム検出の誤検出を防
止することができる。また、搬送を開始するときも、安
定して搬送を行っているときよりスリップが生じ易い。
したがって、搬送を開始した時期と安定した搬送状態と
でのジャム検出時間を変えることにより、短時間にジャ
ム検出を行うことができ、用紙の保護が可能になる。
【0032】次いで、CF原稿検知センサ44がOFFか
否かが判別され(ステップS52)、NOであれば、CF
原稿があるため穴カウンタCFFCNTが56になるま
では排紙センサ69がON状態かOFF状態かによりジャ
ム検出タイマCFFJMTの値を変えてチェックがされ
る(ステップS53〜S59)。つまり、CF原稿がまだ無
端搬送ベルト53のみで搬送されている状態(排紙センサ
69のOFF状態)においては、ジャムチェックカウンタ
CFFJMTが100以上になれば、ジャムが発生して
いると判定してモータ55、70をOFFするとともにジャ
ムフラグをセットする(ステップS54〜S56)。また、
CF原稿が排紙ローラ68にかかった状態(排紙センサ69
はON状態)においては、穴カウンタCFFCNTが9
以下であれば、CFFJMTが60以上にならないとジ
ャムと判定せず、穴カウンタCFFCNTが10以上
(搬送安定時)であれば、CFFJMTが30以上にな
ったときにジャム検出が作動する(ステップS57〜S5
9)。なお、ジャムチェックカウンタCFFJMTは約
3msec毎にカウントアップされ、CF原稿が正常に搬送
されているときは約30msec毎にスプロケット穴のカウ
ントがされる。また、CFFJMTはCFFパルスチェ
ック1でリセットされるため、約10パルス程度でリセ
ットされる。逆算すると、搬送ベルトのみの搬送時には
約360msecの穴間搬送時間をカウントしないとジャム
になり、排紙ローラ68にかかったときからは動き始めで
約180msec、安定時で約90msecの穴間搬送時間がカ
ウントできなかった時にジャム検出が作動することにな
る。
【0033】ジャムが発生せず、穴カウンタCFFCN
Tが56までカウントアップされると、搬送ベルト駆動
モータ55および反転排紙部駆動モータ70が停止精度を高
めるために低速側に速度切替えされるとともに、ジョブ
カウンタCFFJBCが3にセットされる(ステップS
60、S61)。CFJB3のルーチンでは、CFJB2の
場合と同様に、まず、ジャムチェック用カウンタCFF
JMTをインクリメントし(ステップS63)、次に、C
F原稿検知センサ44がON状態であれば、穴カウンタC
FFCNTが所定数(例えば66、11インチのCF用
紙の穴の数22×3)に達すると、搬送ベルト駆動モー
タ55および反転排紙部駆動モータ70にブレーキをかけて
急速にストップさせた後、CFFJBCを4にセットす
る(ステップS64〜S68)。CFFCNTが57〜65
の間は、CFJB2での処理と同様な処理が行なわれ
る。また、ステップS52又はステップS64での判別結果
がYESの場合(最終紙が通過した時)、反転排紙部駆
動モータ70の回転をカウントするカウンタM3TPCが
クリアされるとともに、ジョブカウンタCFFJBCが
5にセットされ、CFJB2又はCFJB3での処理が
終了する(ステップS69、70)。
【0034】CFJB4のルーチンでは、搬送ベルト駆
動モータ55および反転排紙部駆動モータ70がOFFされ
てCF原稿が停止されるとともに、ジョブカウンタCF
FJBCが“0”に、すなわち初期状態にセットされ
る。CFJB5のルーチンでは、スプロケット穴検出か
らの反転排紙部駆動モータ70の回転をエンコーダ109の
パルスによってカウントし、そのカウント値M3TPC
が所定値(例えば44)に達するまではモータを駆動す
るというパルス制御によってCF原稿の停止制御が行な
われ、次にカウンタCFFJBCが6にセットされると
ともに、複写機本体10に原稿無し(最終原稿)情報が送
信される。
【0035】CFJB6のルーチンでは、複写機本体10
からの排紙指令を受けて搬送ベルト駆動モータ55及び反
転排紙部駆動モータ70を高速で作動させ、CF原稿の排
紙を行うとともに、ジョブカウンタCFFJBCを7に
セットし、最終紙のCF紙を排出させるためタイマーC
FEDTMをクリアーさせる。CFJB7のルーチンで
は、タイマーCFEDTMのタイムアップ後、搬送ベル
ト駆動モータ55および反転排紙部駆動モータ70をOFF
させるとともに、ジョブカウンタCFFJBCを“0”
にセットし、初期状態に戻って一連の処理を終了する。
【0036】全体の流れとしては、CF原稿が連続して
コピーされる間は、CFJB0〜CFJB4を繰り返
し、最終紙の時はCFJB0、CFJB1、CFJB
2、CFJB5、CFJB6及びCFJB7の処理を行
うことになる。なお、この自動原稿送り装置20では、両
面原稿にも対応可能であるため、使用者がCF原稿を両
面にコピーしたい場合に、正規には“片面原稿から両面
コピー”と設定すべきところを誤って“両面原稿から両
面コピー”に設定したとしても両面コピーが取れるよう
にする。その場合、処理手順としては、排紙信号有りの
チェックを原稿反転指令及び反転排紙指令の何れの場合
でも行なうようにすれば良い。
【0037】図13は、CF原稿のスプロケット穴チェ
ックのフローを示している。同図において、まず、穴検
知センサ43がOFF状態か否か判別され(ステップS11
1)、YES(穴検出時でない状態)でれば、穴エッジ
のフラグCFEGF3が“0”か否か判別され(ステッ
プS112)、YESであればこれを“1”にセットする
とともに、送り量をカウントするタイマCFTM5をク
リアする(ステップS113)。これによってタイマCF
TM5はスプロケット穴のエッジ検出時からの送り量を
カウントすることになる。一方、ステップS 111での判
別結果がNO(穴検出時)であれば、穴エッジのフラグ
CFEGF3が“1”か否か判別され(ステップS11
4)、YESであれば“0”にセットされる(ステップ
S115)。次いで、スプロケット穴のエッジからの送り
量をカウントするCFTM5のカウント値(穴の大きさ
に相当する)が25より小さいか否かが判別され(ステ
ップS116)、YESであれば、エラーフラグCFER
Fがリセットされ(ステップS118)、NOすなわち穴
エッジからのカウント値が25以上であれば、このフラ
グCFERFが“1”にセットされる(ステップS11
7)。すなわち、穴検知センサ43によるCF原稿のスプ
ロケット穴のエッジチェックにより穴1つ分の送り量を
カウントするCFTM5がクリアされ、穴検知センサ43
が穴検出している間の搬送量が正規の大きさか否かがチ
ェックされて、この搬送量が正規の範囲でない場合には
フラグCFERFがセットされてスプロケット穴に不備
のあることが検出される。
【0038】図14は、スリップ検出の処理を示すフロ
ーチャートである。同図においては、まず、前記エラー
フラグCFERFが“0”か否かチェックされ(ステッ
プS121)、YESすなわちスプロケット穴に不備がな
い場合、穴検出センサ42がOFF状態か否か判別される
(ステップS122)。この判別結果がYESであれば、
穴エッジのフラグCFEGF2がリセットにされる(ス
テップS123)。次いで、穴エッジのフラグCFEGF
1が“0”か否か判別され(ステップS124)、YES
であれば、CFEGF1が“1”にセットされるととも
に、エンコーダ108、109からのパルスに基づいて送り量
をカウントするタイマCFTM4が“A”にセットされ
る(ステップS125)。次いで、このAからのカウント
値が穴検知センサ42のOFF時(穴検出時)の送り量C
FPBU1として与えられ、この送り量CFPBU1が
所定値(例えば25)より小さいか否か判別され、YE
SであればスリップフラグCFSLPFがリセットさ
れ、NOであればスリップフラグCFSLPFがセット
される。一方、ステップS122での判別結果がNOであ
れば、まず、穴エッジのフラグCFEGF1がリセット
にされ(ステップS130)、次いで、穴エッジのフラグ
CFEGF2が“0”か否か判別され(ステップS13
1)、YESであれば、CFEGF2が“1”にセット
されるとともに、エンコーダ108、109からのパルスに基
づいて送り量をカウントするタイマCFTM4が“B”
にセットされる(ステップS132)。次いで、このBか
らのカウント値が穴検知センサ42のON時(穴間の用紙
検出時)の送り量CFPBU2として与えられ、この送
り量CFPBU2が所定値(例えば50)より小さいか
否か判別され、YESであればスリップフラグCFSL
PFがリセットされ、NOであればスリップフラグCF
SLPFがセットされる。すなわち、フラグCFERF
が“0”の時(スプロケット穴が正規の大きさの時)、
スプロケット穴検知センサ42のOFF時の送り量CFP
BU1と、スプロケット穴検知センサ42のON時の送り
量CFPBU2との値が所定値以内かを判定し、所定値
以外の時(スリップの無い状態での送り量(機械の特性
値により計算した値)よりも実際の送り量の方が多い
時)、CF原稿はスリップしていると判断してスリップ
フラグCFSLPFを“1”にセットする。このように
本実施例においては、制御部24によって、搬送ベルト駆
動モータ55および反転排紙部駆動モータ70の回転を検出
するエンコーダ108および109からのパルスから送り量が
カウントされ、そのカウント値と穴検知センサ42のエッ
ジ検出信号等とに基づいて、原稿のスリップの有無が検
出される。したがって、スリップの有無に応じて搬送制
御を切り替えることが可能になり、制御部24による搬送
制御の精度を高めることができる。また、スリップ発生
時に、スプロケット穴のカウント値(CFFCNT)に
基づいてCF原稿の送り量が制御されるとともに、スプ
ロケット穴の大きさが異常な場合には、既存の送り量検
出手段である穴検知センサ43の検出信号によって異常検
出信号が容易に生成される。したがって、スリップ発生
時においても、穴カウント値に基づく所定の搬送精度を
確保しつつ、スプロケット穴に異常が無いかどうかチェ
ックすることができ、低コストな異常検出と精度の高い
搬送を実現することができる。
【0039】図15〜図23は、請求項3、4記載の発
明に係る自動原稿送り装置の一実施例を示す図である。
本実施例の自動原稿送り装置の構成は、上述例とほぼ同
一であるが、制御部24が、エンコーダ108の検出信号、
並びにスプロケット穴の異常検出情報に基いて所定の送
り量制御を実行するとともに、スプロケット穴に異常が
あった場合、エンコーダ108の検出信号によりスプロケ
ット穴の正規の位置を推定して穴数をカウントし、この
カウント値に応じてCF原稿の送り量を制御するように
なっている。さらに、本実施例の制御部24は、エンコー
ダ108により隣合うスプロケット穴の間でカウントされ
るパルス数を算出し、このパルス数分のパルスカウント
中は穴検知センサからの信号検出を停止するようになっ
ており、これによりスプロケット穴間で他の穴を検出す
るような誤検出を防止するようになっている。このた
め、本実施例では、図15に示すように、CF原稿90の
スプロケット穴91を検出する穴検知センサ142、143を、
隣接するスプロケット穴91の間の紙面の両端に位置する
ことができるように配置しており、正常な原稿搬送時に
は図16のタイミングチャートに示すような波形の信号
が読み取られる。そして、同図中の各信号に対して送り
量検出用のタイマーCFTM1、CFTM2、CFTM
3が設定されている。
【0040】本実例では、2つの穴検知センサ142、143
が同時にOFFしたか否かでスプロケット穴91の大きさ
が通常より大きいか否かを判別し、更に、通常より大き
い場合、送り量と比較してスプロケット穴91が2つつな
がっているのか、単に部分的に破れているのかを判別す
るようになっており、スプロケット穴91がつながった場
合にはそのスプロケット穴91の穴位置をそれまでの送り
量から推測してカウントする。なお、図中t1〜t3はタ
イマCFTM1〜3について設定された読み取り禁止領
域である。また、図15において、92はCF原稿のミシ
ン目である。
【0041】以下、その制御方式を説明する。図17に
示すCFFパルスチェック1のルーチンでは、穴検知セ
ンサ142によってCF原稿のスプロケット穴91を検出し
た時点で、その穴数をカウントしたり(CFFCN
T)、CF原稿のジャムチェック用のカウンタ(CFF
JMT)をクリアしたりする。
【0042】同図において、まず、CFFモードである
か否かが判別され(ステップS221)、CFFモードで
あれば、穴検知センサ142が“OFF”か否か判別され
(ステップS222)、その判別結果がNOであれば、ス
プロケット穴91エッジのフラグCFFEGF1をリセッ
トして(ステップS223)、今回のパルスチェックを終
了し、YESであれば、穴エッジのフラグCFFEGF
1が“0”か否か判別し(ステップS224)、YESで
あれば、このフラグCFFEGF1をセットした後(ス
テップS225)、スプロケット穴91検出の一番目でセッ
トされるタイマースタート用のフラグCFTM1Fが
“1”であるか否か判別され(ステップS226)、YE
Sであれば、ベルト駆動モータ55の送り量を表すタイマ
ーCFTM1が所定値CFPLS以上であるか否か判別
され(ステップS227)、それ以下であれば今回のパル
スチェックを終了する。また、ステップS227での判別
結果がNO、すなわちタイマーCFTM1が所定値CF
PLSを下回っていれば、タイマーCFTMがリセット
されるとともにCFFCNTがインクリメントされ、ジ
ャムタイマーCFFJMTがリセットされる(ステップ
S229〜S231)。ステップS226での判別結果がNOの
場合(タイマースタート用のフラグCFTM1Fが
“1”でない場合)には、ステップS228でタイマーC
FTM1を“1”にセットした後にステップS229〜S2
31の処理を実行する。
【0043】このルーチンは、一度通過すると、CFT
M1Fが“1”にセットされるため、次の穴エッジが検
出されたときには、駆動モータ55の送り量を表すタイマ
ーCFTM1がCFPLSの値以上になるまでスプロケ
ット穴91のカウント値CFFCNTが増加しないように
なっている。したがって、本実施例の制御部24は、スプ
ロケット穴91の異常を検出するとともに、スプロケット
穴91に異常があった場合には、タイマーCFTM1のカ
ウント値(信号)によりスプロケット穴91の正規の位置
を推定して穴数をカウントし、このカウント値に応じて
CF原稿の送り量を制御することができ、エンコーダ10
8(送り量検出手段)からのエンコーダパルス(信号)
により隣合うスプロケット穴91間でカウントされるパル
スの数CFPLS(好ましくはその平均値)を算出し、
このCFPLSのパルスカウント中は穴検知センサ142
(穴検出手段)からの信号検出を停止するようになって
いる。その結果、CF原稿のスプロケット穴91のカウン
トは、穴間の実測値を基にそれより短い間隔での穴検知
センサ142による穴の検出は無視されることになり、正
規のスプロケット穴以外のものは読み取られない。
【0044】図18に示すCFFパルスチェック2は、
CFFパルスチェック1と同様な手順でCF原稿検知セ
ンサ44のチェックを行ってCFCNTをカウントアップ
させ、図19に示すCFFパルスチェック3は、同様に
他方の穴検知センサ143のチェックを行ってCFFCN
Tをカウントアップさせる。なお、両図については、フ
ラグ名における符合1を符合2又は3に代えて重複説明
を省略する。また、図8〜図12に示したCFJOBお
よびCFJB0〜7の処理が上述例と同様に行われる。
【0045】図20〜図22は、本実施例におけるCF
フィードチェックを示すフローチャートである。図20
に示すCFフィードチェック1のルーチンでは、まず、
穴検知センサ142がOFF状態か否か判別され(ステッ
プS241)、判別結果がYESであれば、穴検知センサ1
43がOFF状態か否か判別される(ステップS242)。
各ステップS241、S242で判別結果がNOであれば、エ
ラーフラグCFERFがリセットにされて(ステップS
243)今回のチェック処理が終了する。一方、ステップ
S242での判別結果がYESであれば、エラーフラグC
FERFがセットされた後(ステップS234)、ベルト
駆動モータ55の送り量を表すタイマーの値CFTM1が
所定値CFPLSを上回っているか否か判別され(ステ
ップS245)、それ以下であれば今回のチェックを終了
する。また、タイマーCFTM1が所定値CFPLSを
上回っていれば、タイマー値CFTM1およびジャムフ
ラグCFFJMTがそれぞれリセットされるとともに、
穴カウンタCFFCNTがインクリメントされ、チェッ
クが終了する(ステップS246)。
【0046】図21、図22に示すCFフィードチェッ
ク2、3は、タイマーCFTM2、3についての同様な
チェックであり、これらのルーチンはスプロケット穴が
次の穴とつながっている場合等に有効になる。なお、両
図においては、タイマー1がタイマー2又は3に代わる
他は上述の処理と同様である。図23は送り量検出タイ
マCFTM1〜3に対する比較基準値CFPLSのカウ
ント処理を示すフローチャートである。
【0047】同図においては、まず、エラーフラグCF
ERFが“0”(異常が無い)か否か判別され(ステッ
プS251)、判別結果がYESであれば、穴検知センサ1
42がOFFか否か判別され(ステップS252)、YES
であれば、穴エッジのフラグCFEGF2がリセットさ
れた後(ステップS253)、穴エッジのフラグCFEG
F1が“0”か否か判別され(ステップS254)、YE
Sであれば、CFEGF1が“1”にセットされた後
(ステップS255)、エンコーダ108、109からのパルス
に基づいて送り量をカウントするタイマCFTM4が
“A”にセットされる(ステップS256)。次いで、こ
のセット値Aからのカウント値が穴検出センサ142のO
N時の送り量CFPBU1として与えられ、今回のCF
PLSカウントの処理を終了する。一方、ステップS25
2での判別結果がNOであれば、まず、穴エッジのフラ
グCFEGF1が“1”か否か判別され(ステップS25
8)、YESであれば、このフラグCFEGF1がリセ
ットにされ(ステップS259)、次いで、穴エッジのフ
ラグCFEGF2が“0”か否かが判別され(ステップ
S260)、YESであれば、CFEGF2が“1”にセ
ットされた後、エンコーダ108、109からのパルスに基づ
いて送り量をカウントするタイマCFTM4が“B”に
セットされ(ステップS262)、このBからのカウント
値が穴検知センサ142のOFF時の送り量CFPBU2
として与えられる(ステップS263)。次いで、穴検知
センサ142がONか否か判別され、NOであれば、穴検
知センサ142のON時及びOFF時を加えた送り量CF
PADを算出するとともに、穴数(CFFCNT/3)
でこれを除してスプロケット穴1個当りの送り量を平均
値として算出し、今回の処理を終了する。
【0048】このように本実施例では、スプロケット穴
91に異常があった場合、送り量の平均値CFPLSを基
準にスプロケット穴91の正規の位置が推定されて穴数カ
ウント(フィードチェック)がされ、このカウント値に
応じてCF原稿の送り量が制御される。したがって、ス
プロケット穴91が広がっていたり他の穴とつながってい
たりといったスプロケット穴91の不備があったとして
も、正確な原稿送りが可能になる。また、CF原稿搬送
中に、ベルト駆動モータ55の作動に対応するパルスがカ
ウントされ、隣合うスプロケット穴同士の間でカウント
される所定のパルス数の間、穴検知センサ142、143から
の信号検出が停止される。したがって、隣合うスプロケ
ット穴91の間に他の穴や穴形状の不備があったとしても
誤検出が確実に防止され、正確な原稿搬送ができる。
【0049】なお、上述の各実施例では穴検出手段が2
つの穴検知センサを有するものとして説明したが、セン
サを1つだけ有するものであってもよく、その場合、図
24に示すような処理を行ってセンサのOFF時間とそ
のOFF時間中におけるCF原稿の搬送量から、スプロ
ケット穴の不備を検出することができる。同図において
は、まず、穴検知センサ142がOFFか否かがチェック
され(ステップS301)、NOであれば穴エッジのフラ
グCFEGFをリセットして今回の処理を終了し(ステ
ップS302)、YESであれば、フラグCFEGFが
“0”か否か判別され(ステップS303)、YESであ
れば、CFEGFを“1”にセットした後(ステップS
304)、穴検知センサ142のOFF時間中の送り量を測定
開始し(ステップS305)、次いで、スプロケット穴の
幅(径)が2mmを上回るか否か判別し(ステップS30
6)、スプロケット穴の幅が6mmを上回るか否か判別し
(ステップS307)、NOであれば、穴カウント値CF
CNTをインクリメントして(ステップS308)、今回
の処理を終了する。また、スプロケット穴の穴径が6mm
より大きいとき、穴のカウント値CFCNTをインクリ
メントした後(ステップS309)、穴検知センサ142のO
FF時間中における送り量が1/2インチを越えている
か否かをチェックし、越えていれば、カウント値CFC
NTをインクリメントして(ステップS311)、チェッ
ク処理を終了する。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、スリップ
検出手段により、送り量検出手段および穴検出手段のそ
れぞれの信号に基づいて原稿のスリップの有無を検出し
ているので、制御手段による搬送制御の精度を高めるこ
とができる。請求項2記載の発明によれば、スリップ発
生時に、スプロケット穴のカウント値に基づいて前記原
稿の送り量を制御するとともに、既存の送り量検出手段
によりスプロケット穴の異常検出信号を生成することが
でき、コスト低減を図ることができる。
【0051】また、請求項3記載の発明によれば、スプ
ロケット穴に異常があった場合、送り量検出手段の検出
信号によりスプロケット穴の正規の位置を推定して穴数
カウントし、該カウント値に応じて前記原稿の送り量を
制御するので、スプロケット穴に不備があっても、正確
な原稿送りが可能になる。請求項4記載の発明によれ
ば、原稿搬送中に原稿送り手段の検出信号によるパルス
をカウントし、隣合うスプロケット穴同士の間でカウン
トがされる所定パルス数の間、穴検出手段からの信号検
出を停止するので、隣合うスプロケット穴の間に不備が
あったとしても正確な原稿搬送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2記載の発明に係る自動原稿送り装
置の一実施例を示すその複写システム全体の概略構成図
である。
【図2】一実施例の自動原稿送り装置の構成を示す正面
断面図である。
【図3】その制御部のブロック図である。
【図4】その制御部で実行するCFFモードチェック処
理のフローチャートである。
【図5】その制御部で実行するCFFパルスチェック1
のフローチャートである。
【図6】同様なCFFパルスチェック2のフローチャー
トである。
【図7】同様なCFFパルスチェック3のフローチャー
トである。
【図8】制御部で実行する搬送制御プログラムの一部を
示すフローチャートである。
【図9】その搬送制御プログラムの一部を示すフローチ
ャートである。
【図10】その搬送制御プログラムの一部を示すフロー
チャートである。
【図11】その搬送制御プログラムの一部を示すフロー
チャートである。
【図12】その搬送制御プログラムの一部を示すフロー
チャートである。
【図13】そのスプロケット穴のチェック処理を示すフ
ローチャートである。
【図14】そのスリップ検出処理を示すフローチャート
である。
【図15】請求項3、4記載の発明に係る自動原稿送り
装置の一実施例を示すその穴検知センサの配置図であ
る。
【図16】その穴検知センサの信号波形図である。
【図17】その制御部で実行するCFFパルスチェック
1のフローチャートである。
【図18】同様なCFFパルスチェック2のフローチャ
ートである。
【図19】同様なCFFパルスチェック3のフローチャ
ートである。
【図20】その制御部で実行するCFフィードチェック
1のフローチャートである。
【図21】同様なCFフィードチェック2のフローチャ
ートである。
【図22】同様なCFフィードチェック3のフローチャ
ートである。
【図23】送り量の平均値CFPLSを算出する処理の
フローチャートである。
【図24】穴検知センサを1つだけ用いた場合のCFフ
ィードチェック処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 複写機本体 12 コンタクトガラス(プラテン) 20 自動原稿送り装置 21 給紙部 22 搬送部(搬送手段) 23 反転・排紙部(搬送手段) 24 制御部(スリップ検出手段、制御手段、異常検出
手段) 41 CF原稿給紙口 42、43、142、143 穴検知センサ(穴検出手段) 44 CF原稿検知センサ 45 給紙部駆動モータ 53 搬送ベルト 55 ベルト駆動モータ 70 反転・排紙部駆動モータ 108、109 エンコーダ(送り量検出手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータフォーム用紙からなる原稿を
    複写機の所定部位に搬送する搬送手段を備えた自動原稿
    送り装置において、 前記搬送手段の駆動モータの作動状態から前記原稿の送
    り量を検出する送り量検出手段と、 前記原稿の両側部に形成されたスプロケット穴を検出す
    る穴検出手段と、 送り量検出手段の検出信号および穴検出手段の検出信号
    に基づいて前記原稿のスリップの有無を検出するスリッ
    プ検出手段と、 送り量検出手段、穴検出手段およびスリップ検出手段の
    それぞれの検出信号に基いて所定の送り量制御を実行す
    る制御手段と、を設けたことを特徴とする自動原稿送り
    装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段が、前記スリップ検出手段に
    より原稿のスリップを検出したとき、前記スプロケット
    穴のカウント値に基づいて前記原稿の送り量を制御する
    とともに、前記送り量検出手段の検出信号によりスプロ
    ケット穴の異常を検出するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の自動原稿送り装置。
  3. 【請求項3】コンピュータフォーム用紙からなる原稿を
    複写機の所定部位に搬送する搬送手段を備えた自動原稿
    送り装置において、 前記搬送手段の駆動モータの作動状態から前記原稿の送
    り量を検出する送り量検出手段と、 前記原稿の両側部に形成されたスプロケット穴を検出す
    る穴検出手段と、 送り量検出手段の検出信号および穴検出手段の検出信号
    に基づいて前記スプロケット穴の異常を検出する異常検
    出手段と、 送り量検出手段、穴検出手段および異常検出手段のそれ
    ぞれの検出信号に基いて所定の送り量制御を実行すると
    ともに、スプロケット穴に異常があった場合、送り量検
    出手段の検出信号によりスプロケット穴の正規の位置を
    推定して穴数をカウントし、該カウント値に応じて前記
    原稿の送り量を制御する制御手段と、を設けたことを特
    徴とする自動原稿送り装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段が、前記送り量検出手段の検
    出信号により隣合うスプロケット穴間でカウントされる
    パルス数を算出し、該パルス数分のパルスカウント中は
    前記穴検出手段からの信号検出を停止することを特徴と
    する請求項3記載の自動原稿送り装置。
JP32220391A 1991-12-06 1991-12-06 自動原稿送り装置 Pending JPH05155465A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279487A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Kyokuto Sanki Co Ltd 壁紙糊付機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009279487A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Kyokuto Sanki Co Ltd 壁紙糊付機

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