JPH051546A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
内燃機関の吸気装置Info
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- JPH051546A JPH051546A JP15164191A JP15164191A JPH051546A JP H051546 A JPH051546 A JP H051546A JP 15164191 A JP15164191 A JP 15164191A JP 15164191 A JP15164191 A JP 15164191A JP H051546 A JPH051546 A JP H051546A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧力脈動効果が最も効果的に得られるような
吸気管長とコレクタ部内の容積とに同時に可変し得る装
置を設けることにより、機関の出力向上効果を充分に発
揮させることを目的とする。 【構成】 コレクタ部１内にその空間部を２分割可能な
方向に延びて配設され、ブランチ部２の延びる方向に摺
動自由な板部材４と、板部材４に夫々形成された開口部
４ａと連通して延び、ブランチ部２内側に摺動自由な管
部材５と、を有する可変部材６を設ける。アクチュエー
タ７はコレクタ部１に固定取付し、その作動軸７ａを板
部材４に連結する。機関の低速域では、長い吸気管長と
小さいコレクタ部容積にし、機関の高速域では、短い吸
気管長と大きいコレクタ部容積にすることで、機関の夫
々の回転域に同調した最適な圧力脈動効果が得られ、全
回転域にわたって大幅な出力向上が達成できる。
吸気管長とコレクタ部内の容積とに同時に可変し得る装
置を設けることにより、機関の出力向上効果を充分に発
揮させることを目的とする。 【構成】 コレクタ部１内にその空間部を２分割可能な
方向に延びて配設され、ブランチ部２の延びる方向に摺
動自由な板部材４と、板部材４に夫々形成された開口部
４ａと連通して延び、ブランチ部２内側に摺動自由な管
部材５と、を有する可変部材６を設ける。アクチュエー
タ７はコレクタ部１に固定取付し、その作動軸７ａを板
部材４に連結する。機関の低速域では、長い吸気管長と
小さいコレクタ部容積にし、機関の高速域では、短い吸
気管長と大きいコレクタ部容積にすることで、機関の夫
々の回転域に同調した最適な圧力脈動効果が得られ、全
回転域にわたって大幅な出力向上が達成できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の吸気装置に
関し、特に、吸気通路の状態を可変して機関の出力向上
を図る技術に関する。
関し、特に、吸気通路の状態を可変して機関の出力向上
を図る技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、内燃機関において、低速トルク向
上と高速時の出力向上を両立させる技術として、吸気管
長の可変構造或いは各気筒に独立して連通するブランチ
部と通じる所定容積のコレクタ部の容積可変構造が知ら
れている。そこで、具体的には、例えば、特開昭６０−
２１６０６４号公報（従来例１）に示されているよう
に、吸気通路の一部を構成するコレクタ部から各気筒に
至る吸気管長さを機関の回転数に応じて可変するように
したものが提案されている。
上と高速時の出力向上を両立させる技術として、吸気管
長の可変構造或いは各気筒に独立して連通するブランチ
部と通じる所定容積のコレクタ部の容積可変構造が知ら
れている。そこで、具体的には、例えば、特開昭６０−
２１６０６４号公報（従来例１）に示されているよう
に、吸気通路の一部を構成するコレクタ部から各気筒に
至る吸気管長さを機関の回転数に応じて可変するように
したものが提案されている。
【０００３】この場合、機関の低速時には長い吸気管長
に設定し、高速時には短い吸気管長に設定することで、
機関の夫々の回転域に同調した圧力脈動効果を得て、充
填効率の向上を図り、出力向上を図る。又、実開昭６２
−１３８号公報（従来例２）に示されているように、コ
レクタ部内の容積を機関の負荷に応じて可変するように
したものも提案されている。
に設定し、高速時には短い吸気管長に設定することで、
機関の夫々の回転域に同調した圧力脈動効果を得て、充
填効率の向上を図り、出力向上を図る。又、実開昭６２
−１３８号公報（従来例２）に示されているように、コ
レクタ部内の容積を機関の負荷に応じて可変するように
したものも提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内燃機関にあっては、吸気管長さを可変する
か、或いはコレクタ部内の容積を可変するか、いずれか
一方の構成しか採用していないため、出力向上効果が充
分に発揮されなという問題点がある。そこで、本発明は
以上のような従来の問題点に鑑み、圧力脈動効果が最も
効果的に得られるような吸気管長とコレクタ部内の容積
とに同時に可変し得る装置を設けることにより、機関の
出力向上効果を充分に発揮させることを目的とする。
うな従来の内燃機関にあっては、吸気管長さを可変する
か、或いはコレクタ部内の容積を可変するか、いずれか
一方の構成しか採用していないため、出力向上効果が充
分に発揮されなという問題点がある。そこで、本発明は
以上のような従来の問題点に鑑み、圧力脈動効果が最も
効果的に得られるような吸気管長とコレクタ部内の容積
とに同時に可変し得る装置を設けることにより、機関の
出力向上効果を充分に発揮させることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の内燃
機関の吸気装置は、吸気系に吸気通路の一部を夫々構成
する部分であって、各気筒に独立して連通するブランチ
部と各ブランチ部と連通する所定容積のコレクタ部とを
有する内燃機関において、前記コレクタ部内に該コレク
タ部内空間を２分割可能な方向に延びて配設され、前記
ブランチ部の延びる方向に摺動自由な板部材と、該板部
材に夫々形成された開口部と連通して延び、前記ブラン
チ部内側に摺動自由な管部材と、を一体的に備える可変
部材を設けると共に、該可変部材の作動手段を設けた構
成とする。
機関の吸気装置は、吸気系に吸気通路の一部を夫々構成
する部分であって、各気筒に独立して連通するブランチ
部と各ブランチ部と連通する所定容積のコレクタ部とを
有する内燃機関において、前記コレクタ部内に該コレク
タ部内空間を２分割可能な方向に延びて配設され、前記
ブランチ部の延びる方向に摺動自由な板部材と、該板部
材に夫々形成された開口部と連通して延び、前記ブラン
チ部内側に摺動自由な管部材と、を一体的に備える可変
部材を設けると共に、該可変部材の作動手段を設けた構
成とする。
【０００６】
【作用】かかる構成において、作動手段による可変部材
の作動によって、板部材がコレクタ部容積を縮小した位
置となり、かつ管部材がブランチ部から概ねコレクタ部
内の空間部に飛び出した位置となるようにする（作動形
態１）。板部材がコレクタ部容積を拡大した位置とな
り、かつ管部材が概ねブランチ部内に突入した位置とな
るようにする（作動形態２）。
の作動によって、板部材がコレクタ部容積を縮小した位
置となり、かつ管部材がブランチ部から概ねコレクタ部
内の空間部に飛び出した位置となるようにする（作動形
態１）。板部材がコレクタ部容積を拡大した位置とな
り、かつ管部材が概ねブランチ部内に突入した位置とな
るようにする（作動形態２）。
【０００７】ここで、機関の低速域では、作動形態１に
して、長い吸気管長と小さいコレクタ容積にし、機関の
高速域では、作動形態２にして、短い吸気管長と大きい
コレクタ容積にする。従って、機関の夫々の回転域に同
調した最適な圧力脈動効果が得られ、全回転域にわたっ
て大幅な出力向上が達成できる。
して、長い吸気管長と小さいコレクタ容積にし、機関の
高速域では、作動形態２にして、短い吸気管長と大きい
コレクタ容積にする。従って、機関の夫々の回転域に同
調した最適な圧力脈動効果が得られ、全回転域にわたっ
て大幅な出力向上が達成できる。
【０００８】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図１〜図３において、内燃機関の吸気系には、
吸気通路の一部を夫々構成するコレクタ部１とブランチ
部２とが設けられている。ブランチ部２は各気筒に独立
して連通するように構成される。又、コレクタ部１はス
ロットルチャンバ３に連通し、各ブランチ部２と連通す
る所定容積の空間部を有して構成される。
述する。図１〜図３において、内燃機関の吸気系には、
吸気通路の一部を夫々構成するコレクタ部１とブランチ
部２とが設けられている。ブランチ部２は各気筒に独立
して連通するように構成される。又、コレクタ部１はス
ロットルチャンバ３に連通し、各ブランチ部２と連通す
る所定容積の空間部を有して構成される。
【０００９】ここで、前記コレクタ部１内に該コレクタ
部１内の空間部を２分割可能な方向に延びて配設され、
前記ブランチ部２の延びる方向に摺動自由な板部材４
と、該板部材４に夫々形成された開口部４ａと連通して
延び、前記ブランチ部２内側に摺動自由な管部材５と、
を有する可変部材６が設けられている。前記コレクタ部
１は略方形体形状に形成され、長手方向に相対向する一
方の側面に形成された開口部１ａにスロットルチャンバ
３を介装した吸気管３ａが連通接続される。又、コレク
タ部１の長手方向と直交する方向に相対向する一方の側
面に形成された開口部１ｂに夫々円管状のブランチ部２
の一端部が連通接続される。
部１内の空間部を２分割可能な方向に延びて配設され、
前記ブランチ部２の延びる方向に摺動自由な板部材４
と、該板部材４に夫々形成された開口部４ａと連通して
延び、前記ブランチ部２内側に摺動自由な管部材５と、
を有する可変部材６が設けられている。前記コレクタ部
１は略方形体形状に形成され、長手方向に相対向する一
方の側面に形成された開口部１ａにスロットルチャンバ
３を介装した吸気管３ａが連通接続される。又、コレク
タ部１の長手方向と直交する方向に相対向する一方の側
面に形成された開口部１ｂに夫々円管状のブランチ部２
の一端部が連通接続される。
【００１０】前記可変部材６における板部材４は、コレ
クタ部１のブランチ部２軸中心と直角な断面形状と略同
等の方形状に形成される。又、管部材５は円管状のブラ
ンチ部２に対応して円管状に形成される。尚、板部材４
外周面とコレクタ部１内周面との間には該板部材４の摺
動を許容する隙間部ｃ1 が設けられると共に、管部材５
外周面とブランチ部２内周面との間には該管部材５の摺
動を許容する隙間部ｃ2 が設けられ、隙間部ｃ2 よりも
隙間部ｃ1 の方が小さく形成される。隙間部ｃ1 を小さ
くしたのは、板部材４の摺動時に該板部材４が傾くこと
なくガイドされて安定して摺動できるようにするためで
あり、隙間部ｃ2 を大きくしたのは、板部材４に対する
管部材５の接続位置の精度の関係によって生じる、管部
材５のブランチ部２に対する多少の位置ずれを許容し
て、管部材５とブランチ部２との摺動時の干渉を防止す
るためである。
クタ部１のブランチ部２軸中心と直角な断面形状と略同
等の方形状に形成される。又、管部材５は円管状のブラ
ンチ部２に対応して円管状に形成される。尚、板部材４
外周面とコレクタ部１内周面との間には該板部材４の摺
動を許容する隙間部ｃ1 が設けられると共に、管部材５
外周面とブランチ部２内周面との間には該管部材５の摺
動を許容する隙間部ｃ2 が設けられ、隙間部ｃ2 よりも
隙間部ｃ1 の方が小さく形成される。隙間部ｃ1 を小さ
くしたのは、板部材４の摺動時に該板部材４が傾くこと
なくガイドされて安定して摺動できるようにするためで
あり、隙間部ｃ2 を大きくしたのは、板部材４に対する
管部材５の接続位置の精度の関係によって生じる、管部
材５のブランチ部２に対する多少の位置ずれを許容し
て、管部材５とブランチ部２との摺動時の干渉を防止す
るためである。
【００１１】かかる構成の可変手段６の作動手段とその
制御手段は次のように構成される。この作動手段として
は、電動モータ，流体シリンダ及び負圧式アクチュエー
タ等のアクチュエータ７が適用され、該アクチュエータ
７はコレクタ部１のブランチ部２接続側と反対側の側面
に固定取付される。アクチュエータ７の作動軸７ａはコ
レクタ部１内に突入して可変部材６の板部材４に連結さ
れる。
制御手段は次のように構成される。この作動手段として
は、電動モータ，流体シリンダ及び負圧式アクチュエー
タ等のアクチュエータ７が適用され、該アクチュエータ
７はコレクタ部１のブランチ部２接続側と反対側の側面
に固定取付される。アクチュエータ７の作動軸７ａはコ
レクタ部１内に突入して可変部材６の板部材４に連結さ
れる。
【００１２】一方、制御手段としては、アクチュエータ
に制御信号を出力するコントロールユニット８が設けら
れている。このコントロールユニット８には、例えば機
関回転数を検出する回転センサ等の機関運転状態検出手
段から出力される検出信号が入力され、この検出信号に
基づいてアクチュエータ７の作動が制御される。かかる
構成において、アクチュエータ７を作動してその作動軸
７ａを収縮させると、可変部材６が図１に示すように上
方に摺動した位置となり、板部材４がコレクタ部１の容
積を縮小した位置となると共に、管部材５がブランチ部
２から概ねコレクタ部１内の空間部に飛び出した位置と
なって、コレクタ部１から上流側の吸気通路長さが概ね
ブランチ部２の長さと管部材５の長さとを足した長さと
なり、長い吸気管長となる。
に制御信号を出力するコントロールユニット８が設けら
れている。このコントロールユニット８には、例えば機
関回転数を検出する回転センサ等の機関運転状態検出手
段から出力される検出信号が入力され、この検出信号に
基づいてアクチュエータ７の作動が制御される。かかる
構成において、アクチュエータ７を作動してその作動軸
７ａを収縮させると、可変部材６が図１に示すように上
方に摺動した位置となり、板部材４がコレクタ部１の容
積を縮小した位置となると共に、管部材５がブランチ部
２から概ねコレクタ部１内の空間部に飛び出した位置と
なって、コレクタ部１から上流側の吸気通路長さが概ね
ブランチ部２の長さと管部材５の長さとを足した長さと
なり、長い吸気管長となる。
【００１３】一方、アクチュエータ７を作動してその作
動軸７ａを伸張させると、可変部材６が図２に示すよう
に下方に摺動した位置となり、板部材４がコレクタ部１
の容積を拡大した位置となると共に、管部材５が概ねブ
ランチ部２内に突入した位置となって、コレクタ部１か
ら上流側の吸気通路長さが概ねブランチ部２長さのみに
なり、短い吸気管長となる。
動軸７ａを伸張させると、可変部材６が図２に示すよう
に下方に摺動した位置となり、板部材４がコレクタ部１
の容積を拡大した位置となると共に、管部材５が概ねブ
ランチ部２内に突入した位置となって、コレクタ部１か
ら上流側の吸気通路長さが概ねブランチ部２長さのみに
なり、短い吸気管長となる。
【００１４】ここで、機関の低速域では、図１に示した
長い吸気管長と小さいコレクタ部１容積にし、機関の高
速域では、図２に示した短い吸気管長と大きいコレクタ
部１容積にする。従って、機関の夫々の回転域に同調し
た最適な圧力脈動効果が得られ、全回転域にわたって大
幅な出力向上が達成できる。
長い吸気管長と小さいコレクタ部１容積にし、機関の高
速域では、図２に示した短い吸気管長と大きいコレクタ
部１容積にする。従って、機関の夫々の回転域に同調し
た最適な圧力脈動効果が得られ、全回転域にわたって大
幅な出力向上が達成できる。
【００１５】次に、本発明の他の実施例を図４及び図５
に示す。この実施例は、上述の可変部材６の摺動動作を
スムーズに行うために、ガイド手段を追加して設けたも
のである。即ち、このガイド手段は、コレクタ部１の長
手方向中間部に対応する、隣接するブランチ部２間の内
壁面に固定取付されたガイド筒９と、前記可変部材６の
長手方向中間部に対応する、隣接する管部材５間の外壁
面に固定取付され、前記ガイド筒９内を摺動可能な摺動
筒１０と、から構成される。ガイド筒９はブランチ部２
の並列する方向に長い長円形状の断面形状を有した円筒
から構成される。又、摺動筒１０は管部材５の並列する
方向に長い長円形状の断面形状を有した円筒から構成さ
れる。
に示す。この実施例は、上述の可変部材６の摺動動作を
スムーズに行うために、ガイド手段を追加して設けたも
のである。即ち、このガイド手段は、コレクタ部１の長
手方向中間部に対応する、隣接するブランチ部２間の内
壁面に固定取付されたガイド筒９と、前記可変部材６の
長手方向中間部に対応する、隣接する管部材５間の外壁
面に固定取付され、前記ガイド筒９内を摺動可能な摺動
筒１０と、から構成される。ガイド筒９はブランチ部２
の並列する方向に長い長円形状の断面形状を有した円筒
から構成される。又、摺動筒１０は管部材５の並列する
方向に長い長円形状の断面形状を有した円筒から構成さ
れる。
【００１６】このようにガイド手段を設けたことによ
り、可変部材６の摺動時に、該部材６が傾く等せず、可
変部材６の摺動動作がスムーズに行われ、安定した可変
作用を実行することができる。尚、以上のように、特定
の実施例を参照して本発明を説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、当該技術分野における熟練
者等により、本発明に添付された特許請求の範囲から逸
脱することなく、種々の変更及び修正が可能であるとの
点に留意すべきである。
り、可変部材６の摺動時に、該部材６が傾く等せず、可
変部材６の摺動動作がスムーズに行われ、安定した可変
作用を実行することができる。尚、以上のように、特定
の実施例を参照して本発明を説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、当該技術分野における熟練
者等により、本発明に添付された特許請求の範囲から逸
脱することなく、種々の変更及び修正が可能であるとの
点に留意すべきである。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
レクタ部内において摺動自由な板部材と、ブランチ部内
側で摺動自由な管部材と、を一体的に備えた可変部材を
設け、板部材によってコレクタ部内容積を可変にし、管
部材の摺動によって吸気管長を可変にする構成としたか
ら、機関の夫々の回転域に同調した最適な圧力脈動効果
を得ることが可能となり、全回転域にわたって大幅な出
力向上が達成できる有用性大なるものである。
レクタ部内において摺動自由な板部材と、ブランチ部内
側で摺動自由な管部材と、を一体的に備えた可変部材を
設け、板部材によってコレクタ部内容積を可変にし、管
部材の摺動によって吸気管長を可変にする構成としたか
ら、機関の夫々の回転域に同調した最適な圧力脈動効果
を得ることが可能となり、全回転域にわたって大幅な出
力向上が達成できる有用性大なるものである。
【図１】 本発明に係る内燃機関の吸気装置の一実施例
を示す正面断面図
を示す正面断面図
【図２】 同上実施例の可変形態を示す正面断面図
【図３】 同上実施例のコレクタ部，ブランチ部及び可
変部材の関係を示す斜視図
変部材の関係を示す斜視図
【図４】 他の実施例の正面断面図
【図５】 図４中Ａ−Ａ矢視断面図
１ コレクタ部 ２ ブランチ部 ４ 板部材 ５ 管部材 ６ 可変部材 ７ アクチュエータ（作動手段）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】吸気系に吸気通路の一部を夫々構成する部
分であって、各気筒に独立して連通するブランチ部と各
ブランチ部と連通する所定容積のコレクタ部とを有する
内燃機関において、前記コレクタ部内に該コレクタ部内
空間を２分割可能な方向に延びて配設され、前記ブラン
チ部の延びる方向に摺動自由な板部材と、該板部材に夫
々形成された開口部と連通して延び、前記ブランチ部内
側に摺動自由な管部材と、を一体的に備える可変部材を
設けると共に、該可変部材の作動手段を設けたことを特
徴とする内燃機関の吸気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15164191A JPH051546A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15164191A JPH051546A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051546A true JPH051546A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15523000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15164191A Pending JPH051546A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051546A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0790394A3 (en) * | 1996-02-16 | 1998-03-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable intake air apparatus |
| EP0947678A3 (de) * | 1998-04-03 | 1999-10-20 | Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft | Sauganlage |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP15164191A patent/JPH051546A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0790394A3 (en) * | 1996-02-16 | 1998-03-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable intake air apparatus |
| EP0947678A3 (de) * | 1998-04-03 | 1999-10-20 | Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft | Sauganlage |
| US6192850B1 (en) | 1998-04-03 | 2001-02-27 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Suction system |
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