JPH05154679A - レーザ加工装置 - Google Patents
レーザ加工装置Info
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- JPH05154679A JPH05154679A JP3316893A JP31689391A JPH05154679A JP H05154679 A JPH05154679 A JP H05154679A JP 3316893 A JP3316893 A JP 3316893A JP 31689391 A JP31689391 A JP 31689391A JP H05154679 A JPH05154679 A JP H05154679A
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- Japan
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- condenser lens
- lens
- laser processing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】レーザ加工用ヘッド側の集光レンズの焦点位置
を自動的に調整することができるとともに、レーザ加工
用ヘッドの小型、軽量化を図る。 【構成】ハウジング11内に集光レンズ17を保持した
レンズホルダ15を収容し、レンズホルダ15の外周面
にウォームホイール17を螺合する。このウォームホイ
ール17を所定位置において回転可能に支持し、被回転
操作軸21に取り付けたウォーム22により前記ウォー
ムホイール19を回転可能に構成する。前記被回転操作
軸21の外端部に形成した六角柱状部21aは、レーザ
加工装置のコラム1の支柱5側に設けた回転駆動機構3
4の六角穴付ボルト44の六角穴44aに前記六角柱状
部21aを係合した状態で回転されるようにする。
を自動的に調整することができるとともに、レーザ加工
用ヘッドの小型、軽量化を図る。 【構成】ハウジング11内に集光レンズ17を保持した
レンズホルダ15を収容し、レンズホルダ15の外周面
にウォームホイール17を螺合する。このウォームホイ
ール17を所定位置において回転可能に支持し、被回転
操作軸21に取り付けたウォーム22により前記ウォー
ムホイール19を回転可能に構成する。前記被回転操作
軸21の外端部に形成した六角柱状部21aは、レーザ
加工装置のコラム1の支柱5側に設けた回転駆動機構3
4の六角穴付ボルト44の六角穴44aに前記六角柱状
部21aを係合した状態で回転されるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザ加工装置に関わ
り、さらに詳しくはレーザ加工ヘッド内部に収容した集
光レンズの焦点を自動的に調整することができる焦点調
整機構に関するものである。
り、さらに詳しくはレーザ加工ヘッド内部に収容した集
光レンズの焦点を自動的に調整することができる焦点調
整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工ヘッド本体の内部には
ヘッド本体側から出力されたレーザ光をアシストガスと
ともに噴射ノズルの噴射孔から被加工物(以下単にワー
クという)に照射して、ワークの切断加工を行なうよう
になっている。前記集光レンズはレーザ光を材質や厚さ
の異なるワークに対し最も効率的に照射するため、焦点
を調整して照射することができるようになっている。そ
の一つとして、集光レンズの焦点を手動操作するため、
レンズホルダ内でレンズマウントを往復動するための操
作突部に、操作ハンドルを係合して手動操作するように
したものが提案されている。(実開昭62−61389
号公報) ところが、この従来の焦点調整装置は、手作業のため焦
点の調整作業が面倒であるばかりでなく、正確な焦点調
整を行うことが難しいという問題があった。
ヘッド本体側から出力されたレーザ光をアシストガスと
ともに噴射ノズルの噴射孔から被加工物(以下単にワー
クという)に照射して、ワークの切断加工を行なうよう
になっている。前記集光レンズはレーザ光を材質や厚さ
の異なるワークに対し最も効率的に照射するため、焦点
を調整して照射することができるようになっている。そ
の一つとして、集光レンズの焦点を手動操作するため、
レンズホルダ内でレンズマウントを往復動するための操
作突部に、操作ハンドルを係合して手動操作するように
したものが提案されている。(実開昭62−61389
号公報) ところが、この従来の焦点調整装置は、手作業のため焦
点の調整作業が面倒であるばかりでなく、正確な焦点調
整を行うことが難しいという問題があった。
【0003】又、レーザ加工ヘッド本体に集光レンズの
焦点を調整する電動式のモータを取着した自動焦点調整
機構も提案されている。(実公昭57−29999号公
報)
焦点を調整する電動式のモータを取着した自動焦点調整
機構も提案されている。(実公昭57−29999号公
報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この電動焦
点調整装置は、加工ヘッド本体の外側に焦点調整用のモ
ータを装着しなければならないので、加工ヘッド本体が
大型、大重量化するとともに、重量の増大により加工ヘ
ッドの動作特性が低下するという問題があった。
点調整装置は、加工ヘッド本体の外側に焦点調整用のモ
ータを装着しなければならないので、加工ヘッド本体が
大型、大重量化するとともに、重量の増大により加工ヘ
ッドの動作特性が低下するという問題があった。
【0005】この発明の目的は、レーザ加工ヘッド側の
構成を小型、軽量化することができるとともに、集光レ
ンズの焦点を確実かつ迅速に行うことができるレーザ加
工装置を提供することにある。
構成を小型、軽量化することができるとともに、集光レ
ンズの焦点を確実かつ迅速に行うことができるレーザ加
工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、コラムに移動自在に装着されたレーザ加工
用のヘッド本体に取付けられたホルダ本体と、このホル
ダ本体に光軸方向に移動可能に取り付けられ内部にヘッ
ド本体からのレーザ光を集光して被加工物に照射する集
光レンズを内蔵したレンズホルダと、前記ホルダ本体に
取付けられ先端にノズルを保持したノズルホルダと、前
記ホルダ本体に設けられ、前記ノズルホルダと係合して
レンズホルダを光軸方向に移動する調整部材を有し、集
光レンズの焦点位置を調整する焦点調整機構と、前記コ
ラム側に設けられ、前記焦点調整機構の調整部材に対し
着脱自在に係合して、該調整部材を駆動操作する操作部
材を有する操作駆動部とにより構成している。
成するため、コラムに移動自在に装着されたレーザ加工
用のヘッド本体に取付けられたホルダ本体と、このホル
ダ本体に光軸方向に移動可能に取り付けられ内部にヘッ
ド本体からのレーザ光を集光して被加工物に照射する集
光レンズを内蔵したレンズホルダと、前記ホルダ本体に
取付けられ先端にノズルを保持したノズルホルダと、前
記ホルダ本体に設けられ、前記ノズルホルダと係合して
レンズホルダを光軸方向に移動する調整部材を有し、集
光レンズの焦点位置を調整する焦点調整機構と、前記コ
ラム側に設けられ、前記焦点調整機構の調整部材に対し
着脱自在に係合して、該調整部材を駆動操作する操作部
材を有する操作駆動部とにより構成している。
【0007】
【作用】この発明はレーザ加工ヘッドを移動して、調整
駆動部の駆動部材と、レーザ加工ヘッド側の焦点調整機
構の調整部材とを互いに係合した状態で、調整駆動機構
を動作して操作部材を駆動すると、調整部材が操作さ
れ、集光レンズの焦点位置が調整される。調整後は、加
工ヘッドを移動して調整部材を操作駆動部の操作部材か
ら離脱させる。
駆動部の駆動部材と、レーザ加工ヘッド側の焦点調整機
構の調整部材とを互いに係合した状態で、調整駆動機構
を動作して操作部材を駆動すると、調整部材が操作さ
れ、集光レンズの焦点位置が調整される。調整後は、加
工ヘッドを移動して調整部材を操作駆動部の操作部材か
ら離脱させる。
【0008】この発明はレーザ加工ヘッド側に操作駆動
部を装着する必要がないので、レーザ加工ヘッドを小
型、軽量化することができ、レーザ加工ヘッドの動作信
頼性を向上し、集光レンズの焦点調整を確実かつ迅速に
行うことができる。
部を装着する必要がないので、レーザ加工ヘッドを小
型、軽量化することができ、レーザ加工ヘッドの動作信
頼性を向上し、集光レンズの焦点調整を確実かつ迅速に
行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図5に平面で示すように1は門形
のコラムで、テーブル基台2に一体に取付けられてい
る。テーブル基台2の上面には加工テーブル3が水平X
軸方向に往復動可能に支持され、このテーブル基台2の
両側には前記コラム1の対の支柱4,5が上方に立設さ
れている。又、コラム1の上部前面には図示しない支持
機構を介してレーザ加工用ヘッド6が水平Y軸方向及び
上下Z軸方向に移動可能に装着されている。そして、前
記テーブル3上に載置されたワークWに対しレーザ加工
用ヘッド6のノズル7からレーザ光をアシストガスとと
もに噴射してワークの切断を行うことができるようにな
っている。
に基づいて説明する。図5に平面で示すように1は門形
のコラムで、テーブル基台2に一体に取付けられてい
る。テーブル基台2の上面には加工テーブル3が水平X
軸方向に往復動可能に支持され、このテーブル基台2の
両側には前記コラム1の対の支柱4,5が上方に立設さ
れている。又、コラム1の上部前面には図示しない支持
機構を介してレーザ加工用ヘッド6が水平Y軸方向及び
上下Z軸方向に移動可能に装着されている。そして、前
記テーブル3上に載置されたワークWに対しレーザ加工
用ヘッド6のノズル7からレーザ光をアシストガスとと
もに噴射してワークの切断を行うことができるようにな
っている。
【0010】図1に示すようにレーザ加工用ヘッド6を
構成するヘッド本体10には、ハウジング11と、該ハ
ウジング11の上面に固定したケース12と、該ケース
12の上面に接合固定した蓋状のケース13とからなる
ホルダ本体9が着脱自在に装着されている。さらに、前
記ハウジング11の下部に噴射ノズル7を支持するノズ
ルホルダ14が締付けナット8を介して取着されてい
る。
構成するヘッド本体10には、ハウジング11と、該ハ
ウジング11の上面に固定したケース12と、該ケース
12の上面に接合固定した蓋状のケース13とからなる
ホルダ本体9が着脱自在に装着されている。さらに、前
記ハウジング11の下部に噴射ノズル7を支持するノズ
ルホルダ14が締付けナット8を介して取着されてい
る。
【0011】前記ハウジング11の内周面及びケース1
2の内周面には円筒状のレンズホルダ15が上下方向の
移動可能に、かつ後述する検出アーム24とケース1
2,13の切欠き13aとの規則により回動不能に収容
されており、該レンズホルダ15の下部内周面に螺合固
定した円筒状のレンズマウント16の内周面には集光レ
ンズ17が嵌入され、レンズマウント16の下部内周面
に螺合固定したレンズ押え18によって集光レンズ17
をレンズマウント16に固定している。
2の内周面には円筒状のレンズホルダ15が上下方向の
移動可能に、かつ後述する検出アーム24とケース1
2,13の切欠き13aとの規則により回動不能に収容
されており、該レンズホルダ15の下部内周面に螺合固
定した円筒状のレンズマウント16の内周面には集光レ
ンズ17が嵌入され、レンズマウント16の下部内周面
に螺合固定したレンズ押え18によって集光レンズ17
をレンズマウント16に固定している。
【0012】前記レンズホルダ15の上部外周面に形成
した雄ネジ部15aには、円筒リング状のウォームホイ
ール19の内周面に形成した雌ネジ部19aが螺合さ
れ、該ウォームホイール19の上下両端面は、前記ケー
ス13の内側下面とケース12の底部に係合したリング
状のカラー20との間において回動可能に、かつ上下方
向への移動不能に位置規制されている。又、前記ケース
12には調整部材としての被回転操作軸21が水平方向
に貫通支持され、図2に示すように被回転操作軸21上
にはウォーム22が嵌合固定され、このウォーム22は
前記ウォームホイール19に噛合されている。又、前記
被回転操作軸21の中間部には大径部21bが一体に形
成され、ケース12にボルト着した位置規制リング23
によって大径部21bを軸線方向の移動不能に位置規制
している。この実施例では前述したレンズホルダ15、
ウォーム22及びウォームホイール19等により、集光
レンズ17の焦点調整機構Kを構成している。そして、
被回転操作軸21の外端部に一体に形成した六角柱状部
21aが後述する操作駆動部としての回転駆動機構34
により回転操作されると、ウォーム22が回転されて、
ウォームホイール19が回転され、図1においてレンズ
ホルダ15が集光レンズ17とともに上下方向に位置調
整され、その集光レンズ17を透過したレーザ光の焦点
位置が調整される。
した雄ネジ部15aには、円筒リング状のウォームホイ
ール19の内周面に形成した雌ネジ部19aが螺合さ
れ、該ウォームホイール19の上下両端面は、前記ケー
ス13の内側下面とケース12の底部に係合したリング
状のカラー20との間において回動可能に、かつ上下方
向への移動不能に位置規制されている。又、前記ケース
12には調整部材としての被回転操作軸21が水平方向
に貫通支持され、図2に示すように被回転操作軸21上
にはウォーム22が嵌合固定され、このウォーム22は
前記ウォームホイール19に噛合されている。又、前記
被回転操作軸21の中間部には大径部21bが一体に形
成され、ケース12にボルト着した位置規制リング23
によって大径部21bを軸線方向の移動不能に位置規制
している。この実施例では前述したレンズホルダ15、
ウォーム22及びウォームホイール19等により、集光
レンズ17の焦点調整機構Kを構成している。そして、
被回転操作軸21の外端部に一体に形成した六角柱状部
21aが後述する操作駆動部としての回転駆動機構34
により回転操作されると、ウォーム22が回転されて、
ウォームホイール19が回転され、図1においてレンズ
ホルダ15が集光レンズ17とともに上下方向に位置調
整され、その集光レンズ17を透過したレーザ光の焦点
位置が調整される。
【0013】前記レンズホルダ15の上端面には検出ア
ーム24が押えリング25及びボルト26によって水平
に支持され、ケース12の底部下面に取付た直線変位セ
ンサ27の検出ロッド28の上端面に前記検出アーム2
4の先端下面をバネ29の弾性により押圧している。
ーム24が押えリング25及びボルト26によって水平
に支持され、ケース12の底部下面に取付た直線変位セ
ンサ27の検出ロッド28の上端面に前記検出アーム2
4の先端下面をバネ29の弾性により押圧している。
【0014】従って、前記集光レンズ17の焦点調整時
に、検出アーム24が検出ロッド28を押動すると直線
変位センサ27により、焦点調整時の集光レンズ17の
移動距離が検出され、この検出信号は後述する回転駆動
機構34のモータ40の回転数の制御信号として使用さ
れる。
に、検出アーム24が検出ロッド28を押動すると直線
変位センサ27により、焦点調整時の集光レンズ17の
移動距離が検出され、この検出信号は後述する回転駆動
機構34のモータ40の回転数の制御信号として使用さ
れる。
【0015】次に、図4を中心に回転駆動機構34の構
成を説明する。前記コラム5の側面には、支持ロッド3
5がブラケット36により水平に支持され、該支持ロッ
ド35上にはハウジング37の一側に取付けた横円筒状
の支持筒部37aが水平方向の取付位置の調整可能に支
持されている。
成を説明する。前記コラム5の側面には、支持ロッド3
5がブラケット36により水平に支持され、該支持ロッ
ド35上にはハウジング37の一側に取付けた横円筒状
の支持筒部37aが水平方向の取付位置の調整可能に支
持されている。
【0016】前記ハウジング37の内周面にはベアリン
グ38を介して回転支持筒39が回転可能に支持され、
その支持筒39の一端部にはハウジング37の右端面に
固定したモータ40の回転軸41先端部が一体回転可能
に連結されている。さらに、前記回転支持筒39の内部
には回転支持ロッド42の基端部が支持筒39と同期回
転可能に、かつ支持筒39の軸線方向への往復動可能に
スライド嵌合され、該回転支持ロッド42の先端部には
継手43を介して六角穴44aを備えた操作部材として
の六角穴付ボルト44が螺合固定され、モータの回転軸
41の回転により、回転支持筒39、継手43を介して
六角穴付ボルト44が同期回転されるようにしている。
そして、六角穴44aに前記被回転操作軸21の六角柱
状部21aが係合された状態で、モータ40の回転軸4
1により被回転操作軸21を回転操作できるようにして
いる。
グ38を介して回転支持筒39が回転可能に支持され、
その支持筒39の一端部にはハウジング37の右端面に
固定したモータ40の回転軸41先端部が一体回転可能
に連結されている。さらに、前記回転支持筒39の内部
には回転支持ロッド42の基端部が支持筒39と同期回
転可能に、かつ支持筒39の軸線方向への往復動可能に
スライド嵌合され、該回転支持ロッド42の先端部には
継手43を介して六角穴44aを備えた操作部材として
の六角穴付ボルト44が螺合固定され、モータの回転軸
41の回転により、回転支持筒39、継手43を介して
六角穴付ボルト44が同期回転されるようにしている。
そして、六角穴44aに前記被回転操作軸21の六角柱
状部21aが係合された状態で、モータ40の回転軸4
1により被回転操作軸21を回転操作できるようにして
いる。
【0017】前記回転支持筒39の端部にはバネ収容筒
45がボルトにより固定され、又、前記継手43の先端
面とボルト44との間にはバネ収容筒46の底部が挾着
固定され、両収容筒45,46の間にはコイル状のバネ
47が介在されている。そして、常には回転支持ロッド
42、継手43及び六角穴付ボルト44を図4において
左方に押圧付勢するようにしている。
45がボルトにより固定され、又、前記継手43の先端
面とボルト44との間にはバネ収容筒46の底部が挾着
固定され、両収容筒45,46の間にはコイル状のバネ
47が介在されている。そして、常には回転支持ロッド
42、継手43及び六角穴付ボルト44を図4において
左方に押圧付勢するようにしている。
【0018】次に、前記のように構成したレーザ加工装
置についてその作用を説明する。今、図5において、レ
ーザ加工用ヘッド6内部に収容した集光レンズ17の焦
点位置を調整する場合には、加工用ヘッド6を同図にお
いて、P矢印に示すように回転駆動機構34側に移動
し、図2に示すように加工用ヘッド6側の被回転操作軸
21の六角柱状部21aを回転駆動機構34側のボルト
44の六角穴44a内に係合する。このとき、六角柱状
部21aが六角穴44a内に嵌入される際、ボルト44
が図4において右方向へ押動されると、バネ47の弾力
に抗して継手43及び回転支持ロッド42が右方向へ押
動されて、係合時の衝撃が緩和される。
置についてその作用を説明する。今、図5において、レ
ーザ加工用ヘッド6内部に収容した集光レンズ17の焦
点位置を調整する場合には、加工用ヘッド6を同図にお
いて、P矢印に示すように回転駆動機構34側に移動
し、図2に示すように加工用ヘッド6側の被回転操作軸
21の六角柱状部21aを回転駆動機構34側のボルト
44の六角穴44a内に係合する。このとき、六角柱状
部21aが六角穴44a内に嵌入される際、ボルト44
が図4において右方向へ押動されると、バネ47の弾力
に抗して継手43及び回転支持ロッド42が右方向へ押
動されて、係合時の衝撃が緩和される。
【0019】その後、モータ40の回転軸41を回転す
ると、回転支持筒39、回転支持ロッド42、継手43
を介してボルト44が回動され、このため被回転操作軸
21が回転され、その上部に設けたウォーム22により
ウォームホイール19が回動される。すると、図1に示
す取付筒体15が上下方向に往復動され、これに伴って
レンズマウント16、集光レンズ17が同期して上下に
往復動され、集光レンズ17の焦点位置が調整される。
すなわち、ノズル7先端に対するレーザ光の集光点Pが
高さ方向に移動調整される。
ると、回転支持筒39、回転支持ロッド42、継手43
を介してボルト44が回動され、このため被回転操作軸
21が回転され、その上部に設けたウォーム22により
ウォームホイール19が回動される。すると、図1に示
す取付筒体15が上下方向に往復動され、これに伴って
レンズマウント16、集光レンズ17が同期して上下に
往復動され、集光レンズ17の焦点位置が調整される。
すなわち、ノズル7先端に対するレーザ光の集光点Pが
高さ方向に移動調整される。
【0020】前記取付筒体15の昇降動作に伴って、検
出アーム24が検出ロッド28を押動するので、直線変
位センサ27により集光レンズ17の昇降移動距離が検
出され、この変位センサ27からの信号に基づいて、前
記モータ40の回転数を制御するようにすれば、自動的
に集光レンズ17の焦点が所望する焦点距離に調整され
る。
出アーム24が検出ロッド28を押動するので、直線変
位センサ27により集光レンズ17の昇降移動距離が検
出され、この変位センサ27からの信号に基づいて、前
記モータ40の回転数を制御するようにすれば、自動的
に集光レンズ17の焦点が所望する焦点距離に調整され
る。
【0021】又、集光レンズ17の焦点調整動作が終了
した後は、レーザ加工用ヘッド6を回転駆動機構34か
ら離脱させればよい。さて、この発明の実施例において
は、レーザ加工用ヘッド6側には、集光レンズ17の焦
点を調整する被回転操作軸21を設け、それを操作する
回転駆動機構34はコラム5側の側面に装着したので、
レーザ加工用ヘッド6には重量の大きな回転駆動機構3
4を設ける必要がなく、このためレーザ加工用ヘッド6
の小型、軽量化を図ることができるとともに、集光レン
ズ17の自動焦点調整を容易に行なうことができる。
した後は、レーザ加工用ヘッド6を回転駆動機構34か
ら離脱させればよい。さて、この発明の実施例において
は、レーザ加工用ヘッド6側には、集光レンズ17の焦
点を調整する被回転操作軸21を設け、それを操作する
回転駆動機構34はコラム5側の側面に装着したので、
レーザ加工用ヘッド6には重量の大きな回転駆動機構3
4を設ける必要がなく、このためレーザ加工用ヘッド6
の小型、軽量化を図ることができるとともに、集光レン
ズ17の自動焦点調整を容易に行なうことができる。
【0022】又、レーザ加工用ヘッド6側にモータを設
けた従来例と異なり、この発明はレーザ加工用ヘッド6
とコラム1側に配置された回転駆動機構34の制御装置
(図示略)とを結ぶ焦点調整用の可動配線を不要にして
動作信頼性及び耐久信頼性を向上することもできる。
けた従来例と異なり、この発明はレーザ加工用ヘッド6
とコラム1側に配置された回転駆動機構34の制御装置
(図示略)とを結ぶ焦点調整用の可動配線を不要にして
動作信頼性及び耐久信頼性を向上することもできる。
【0023】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、レーザ加工ヘッド6側の集光レンズ17
の焦点調整機構Kをウォームホイール19とウォーム2
2に代えて、ベベルギヤ機構を使用したり、操作駆動部
の構造を適宜変更して具体化したりすることも可能であ
る。
ものではなく、レーザ加工ヘッド6側の集光レンズ17
の焦点調整機構Kをウォームホイール19とウォーム2
2に代えて、ベベルギヤ機構を使用したり、操作駆動部
の構造を適宜変更して具体化したりすることも可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、レー
ザ加工用ヘッド側の集光レンズの焦点を自動的に調整す
ることができるとともに、レーザ加工用ヘッドの小型、
軽量化を図ることができ、動作信頼性及び耐久信頼性を
向上することができる効果がある。
ザ加工用ヘッド側の集光レンズの焦点を自動的に調整す
ることができるとともに、レーザ加工用ヘッドの小型、
軽量化を図ることができ、動作信頼性及び耐久信頼性を
向上することができる効果がある。
【図1】レーザ加工用ヘッドの縦断面図である。
【図2】図1のウォームとウォームホイール部における
平断面図である。
平断面図である。
【図3】レーザ加工用ヘッドの正面図である。
【図4】回転駆動機構を示す断面図である。
【図5】レーザ加工装置の略体平断面図である。
1 コラム、4,5 支柱、6 レーザ加工用ヘッド、
9 ホルダ本体、10ヘッド本体、15 レンズホル
ダ、16 レンズマウント、17 集光レンズ、19
ウォームホイール、21 調整部材としての被回転操作
軸、21a 六角柱状部、22 ウォーム、34 操作
駆動部としての回転駆動機構、40 モータ、41 回
転軸、42 回転支持ロッド、44 六角穴付ボルト、
44 六角穴、K 焦点調整機構。
9 ホルダ本体、10ヘッド本体、15 レンズホル
ダ、16 レンズマウント、17 集光レンズ、19
ウォームホイール、21 調整部材としての被回転操作
軸、21a 六角柱状部、22 ウォーム、34 操作
駆動部としての回転駆動機構、40 モータ、41 回
転軸、42 回転支持ロッド、44 六角穴付ボルト、
44 六角穴、K 焦点調整機構。
Claims (1)
- 【請求項1】 コラムに移動自在に装着されたレーザ加
工用のヘッド本体に取付けられたホルダ本体と、 このホルダ本体に光軸方向に移動可能に取り付けられ内
部にヘッド本体からのレーザ光を集光して被加工物に照
射する集光レンズを内蔵したレンズホルダと、 前記ホルダ本体に取付けられ先端にノズルを保持したノ
ズルホルダと、 前記ホルダ本体に設けられ、前記ノズルホルダと係合し
てレンズホルダを光軸方向に移動する調整部材を有し、
集光レンズの焦点位置を調整する焦点調整機構と、 前記コラム側に設けられ、前記焦点調整機構の調整部材
に対し着脱自在に係合して、該調整部材を駆動操作する
操作部材を有する操作駆動部とにより構成したことを特
徴とするレーザ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03316893A JP3076117B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | レーザ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03316893A JP3076117B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | レーザ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154679A true JPH05154679A (ja) | 1993-06-22 |
JP3076117B2 JP3076117B2 (ja) | 2000-08-14 |
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ID=18082090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03316893A Expired - Fee Related JP3076117B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | レーザ加工装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3076117B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101837517A (zh) * | 2010-03-31 | 2010-09-22 | 龙岩理尚精密机械有限公司 | 自动调焦数控激光切割器 |
CN102513703A (zh) * | 2011-11-22 | 2012-06-27 | 无锡庆源激光科技有限公司 | 激光切割吹气喷头 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP03316893A patent/JP3076117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101837517A (zh) * | 2010-03-31 | 2010-09-22 | 龙岩理尚精密机械有限公司 | 自动调焦数控激光切割器 |
CN102513703A (zh) * | 2011-11-22 | 2012-06-27 | 无锡庆源激光科技有限公司 | 激光切割吹气喷头 |
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