JPH0515407U - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
- Publication number
- JPH0515407U JPH0515407U JP6833791U JP6833791U JPH0515407U JP H0515407 U JPH0515407 U JP H0515407U JP 6833791 U JP6833791 U JP 6833791U JP 6833791 U JP6833791 U JP 6833791U JP H0515407 U JPH0515407 U JP H0515407U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solenoid
- assembly
- spring
- power
- electric coils
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 従来2ケのソレノイドを使って実現していた
3−ポジション(位置)を1ケのソレノイドで達成する
のを目的とし、あわせて小型、軽量で且つコストダウン
にも寄与させる。 【構成】 2つの独立した電気コイル4,5と1ケのば
ね13をケ−ス14に入れステ−タ・アッセンブリをな
し、その中心にアマチュア・アッセンブリ6を挿入し、
これらを同軸上に配置したソレノイド。
3−ポジション(位置)を1ケのソレノイドで達成する
のを目的とし、あわせて小型、軽量で且つコストダウン
にも寄与させる。 【構成】 2つの独立した電気コイル4,5と1ケのば
ね13をケ−ス14に入れステ−タ・アッセンブリをな
し、その中心にアマチュア・アッセンブリ6を挿入し、
これらを同軸上に配置したソレノイド。
Description
【0001】
本考案は、1ケのソレノイドで、3−ポジションがとれるソレノイドに関す るものである。
【0002】
1ケのソレノイドでは非励磁時および励磁時の2−ポジションしか得られず 、3−ポジション必要な場合には図1に一例として示す如く2ケのソレノイ ドを機械的に組合わせて実現していた。この動作を表1に示す。
【0003】
1ケのソレノイドによって3−ポジションを実現し、あわせてソレノイドの 小型・軽量そして低コスト化をはかろうとするものである。
【0004】
本考案は以上説明したように1ケのソレノイドで、3−ポジションを実現し ようとするものである。
【0005】
1ケのソレノイドのなかに2ケの電気コイルと1ケのばねを挿入し、3−ポ ジションを可能ならしめ、同時に小形・軽量そして低コスト化をはかるもの である。
【0006】
図2は本考案の一実施例構造を示す断面図で、円筒形ケ−ス1の内側には、 磁性体材料よりなるベ−ス2、2′、電気コイル4、5そして電気コイル4 と5にはさまれた磁性体からなる中間板3で構成されるステ−タ・アッセ ンブリがある。 また、ステ−タ・アッセンブリ内には非磁性体の残留磁気防止板8を備えた 磁性体のアマチュア・アッセンブリ6が、シャフト7に固定されている。 一方、アマチュア・アッセンブリ6の他端には突出部がありそのカバ−14 はビス18によってベ−ス2にとめられている。その突出部の内側には、ワ ッシャ11にはさまれてばね13がいずれにも固定されることなく配置され ている。ワッシャ11の両端は、一端はシャフト7に嵌合されたE−リング 9によって、他端はブッシュ12を介してナット15で固定され、ばね13 の収縮に際して各々基点となっている。 なお、ナット15をゆるめたり、しめたりすることによりアマチュア・アッ センブリの中立位置を変えることが可能であり、またナットのゆるみを防止 するためにダブルナットをかけてある。 ここで、残留磁気防止板8の挿入目的は、ベ−ス2、2′とアマチュア・ア ッセンブリ6は共に磁性体なので、電力の通電を止めても残留磁気が残り、 アマチュア・アッセンブリ6が、ベ−ス2、2′から離れにくい場合があり、 ソレノイド動作速度に影響を与える。ベ−ス2、2′とアマチュア・アッセ ンブリ6の間に非磁性体からなる残留磁気防止板8を挿入することにより、 残留磁気による影響は格段に軽減されソレノイド動作の高速化に寄与してい る。
【0007】
いま、電気コイル4に電力を加えるとアマチュア・アッセンブリ6は、ベ− ス2に吸着される。このためアマチュア・アッセンブリ6は、図3(a)に 示すように左方に移動し、E−リング9がワッシャ11を介してばね13を 収縮させる。 次に、電気コイル5に電力を加えると、アマチュア・アッセンブリ6はベ− ス2′に吸着される。このためアマチュア・アッセンブリ6は図3(C)に 示すように右方に移動し、ブッシュ12がワッシャ11を介してばね13を 収縮させる。 また、電気コイル4と電気コイル5に電力を加えない場合には、図3に示す ようにばね13によって中立状態に保持される。なお、図3における符号は、 図2の符号に一致するものとする。
【0008】 図4と図5は本考案の他の実施例である。図4は、ばねを本体ケ−スの内側 に実装し、より小形化している。 図5は、ばねを2ケ本体ケースの内側に実装したものである。 この場合のメリットは、ばね1ケの場合には比較的大きいばねの使用が必要で あるが、ばねを2ケに分割実装することにより、各々のばねは1ケの場合に比 較しより小さいばねですむので全体的にみればより小形になり、小形化の要求 があった場合に適している。 なお、図4および図5における符号は、 図2 の符号に一致するものとする。
【0009】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、1ケのソレノイドによって 3−ポジションを保持でき、小型、軽量且つコストダウンに充分寄与するも のである。
図1 2ケのソレノイドによる3−ポジションの一例 図2 本考案の一実施例を示す構造断面図 図3 本考案によるソレノイドの動作説明図 図4 本考案の他の実施例(内装ばね 1ケ) 図5 本考案の他の実施例(内装ばね 2ケ)
1 ケ−ス 2 ベ−ス 2′ ベ−ス 3 中間板 4 電気コイル 5 電気コイル 6 アマチュア・アッセンブリ 7 シャフト 8 残留磁気防止板 9 E−リング 10 スペ−サ− 11 ワッシャ 12 ブッシュ 13 ばね 14 カバ− 15 ナット 16 ネジ 17 スプリング・ワッシャ 18 ビス
Claims (2)
- 【請求項1】 2つの独立した電気コイルとその2つの
電気コイルにはさまれた磁性体からなる中間板を持った
ステ−タ・アッセンブリと、当該ステ−タ・アッセンブ
リ内に設けられ、その電気コイルの1つに電力を加えた
時に左位置、他の1つの電気コイルに電力を加えた時に
右位置、そして電力を切った時に中立位置の3−ポジシ
ョンをとり、且つ非磁性体の残留磁気防止板を備えたア
マチュア・アッセンブリと、電力を切った時に中立位置
に戻し保持するためのばねを有し、これらを同軸上に配
置したソレノイド。 - 【請求項2】 請求項1のソレノイドで、アマチュア・
アッセンブリのシャフトをケ−スの外側にまで延ばした
ソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6833791U JP2521625Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6833791U JP2521625Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | ソレノイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515407U true JPH0515407U (ja) | 1993-02-26 |
JP2521625Y2 JP2521625Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=13370931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6833791U Expired - Lifetime JP2521625Y2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521625Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012511823A (ja) * | 2008-12-13 | 2012-05-24 | カムコン・オイル・リミテッド | 多安定電磁式アクチュエータ |
JP2013247172A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Shindengen Mechatronics Co Ltd | ソレノイド |
JP2019162026A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | フスコ オートモーティブ ホールディングス エル・エル・シーHUSCO Automotive Holdings LLC | 中間状態を有する双安定ソレノイド |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP6833791U patent/JP2521625Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012511823A (ja) * | 2008-12-13 | 2012-05-24 | カムコン・オイル・リミテッド | 多安定電磁式アクチュエータ |
JP2013247172A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Shindengen Mechatronics Co Ltd | ソレノイド |
JP2019162026A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | フスコ オートモーティブ ホールディングス エル・エル・シーHUSCO Automotive Holdings LLC | 中間状態を有する双安定ソレノイド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2521625Y2 (ja) | 1996-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |