JP2008301626A - ロータリアクチュエータ装置 - Google Patents

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直 堀越
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Abstract

【課題】 二位置に切換える本来のロータリソレノイドの機能に加え、二位置間における任意の位置へ自由に変位(停止)させることにより、ロータリソレノイドの多用途性(汎用性)及び多機能性を高めるとともに、従来のロータリソレノイドにおける延長線上の改良により容易に実施可能にする。
【解決手段】 一対のコイル4p,4qをステータ部2の周方向における180〔゜〕対称位置以外の位置Xp,Xqにそれぞれ配して第一磁極部M1及び第二磁極部M2を構成し、かつコイル部4の非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soから回動変位する当該ロータ部5に対してバックテンションを付与するバックテンション付与手段8を設けるとともに、少なくともコイル部4に流す駆動電流Idの大きさを可変制御可能な通電制御手段9を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コイル部を設けたステータ部とマグネット部を設けたロータ部を備えるロータリアクチュエータ装置に関する。
従来、ハウジングの内部に配した一対のコイルからなるコイル部を有するステータ部と、コイル間に配し、かつハウジングの内部に回動自在に支持されたシャフトに二極のマグネット部を設けたロータ部とを備え、コイル部に対する通電切換により、シャフト(出力軸)を右側位置又は左側位置へ選択的に変位させることができるようにしたロータリソレノイドは、既に本出願人が提案した特許文献1で開示されるロータリソレノイド装置が知られている。
このロータリソレノイド装置は、ロータリソレノイド本体のシャフトに取付けた作用部材を板材により形成し、この板材に規制孔部を設けるとともに、ロータリソレノイド本体の一方の端面部に、規制孔部に係合して作用部材の回動変位範囲を規制する規制突起部を設けたことを特徴とするものであり、このロータリソレノイド装置は、基本的な構成として、筒形のヨークの内部に配した一対のコイル部を有するステータと、当該コイル部間に配し、かつヨークの両側に配した一対の端板部に回動自在に支持されたシャフトに二極マグネットを設けたマグネットロータを備えている。
特開2001−258233号公報
ところで、上述した従来のロータリソレノイド装置は、シャフト(出力軸)を右側位置又は左側位置の二位置へ選択的に変位させる機能は備えるも、右側位置と左側位置間における任意の位置へ自由に変位(停止)させることができない。したがって、用途においても二位置に切換えることを目的とした切換機構や選択機構などに限定され、多用途性(汎用性)及び多機能性を高める観点からは更なる改善余地が残されている。
一方、右側位置と左側位置間における任意の位置へ自由に変位させることができる他の原理を用いた変位装置は各種知られている。例えば、電動モータとギア機構を組合わせた変位機構或いはステッピングモータ等の他の原理を利用した駆動アクチュエータなどが公知である。しかし、このような他の原理を用いた変位装置は、相応の機構部品や部材或いは機構の組合わせを必要とするため、装置の大型化,重量アップ及びコストアップが避けられないとともに、特に、ロータリソレノイドのようなコンパクト性,使い勝手及び特性(性能)を確保することが困難となる問題があった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したロータリアクチュエータ装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、ハウジング3の内部に配した一対のコイル4p,4qからなるコイル部4を有するステータ部2と、コイル4pと4q間に配し、かつハウジング3の内部に回動自在に支持されたシャフト6に二極のマグネット部7を設けたロータ部5とを備えるロータリアクチュエータ装置1を構成するに際して、一対のコイル4p,4qをステータ部2の周方向における180〔゜〕対称位置以外の位置Xp,Xqにそれぞれ配して第一磁極部M1及び第二磁極部M2を構成し、かつコイル部4の非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soから回動変位する当該ロータ部5に対してバックテンションを付与するバックテンション付与手段8を設けるとともに、少なくともコイル部4に流す駆動電流Idの大きさを可変制御可能な通電制御手段9を備えることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、ステータ部2には、筒形のヨーク本体部11oの内周面11iから突出した一対のコア部11p,11qを有するヨーク11を設け、コア部11p,11qにコイル4p,4qを装着することができる。また、バックテンション付与手段8は、ヨーク本体部11oの内周面11iから突出してマグネット部7に臨み、かつ一対のコイル4p,4q間の中央位置に配した突起部11sにより構成した第三磁極部M3を用いることができる。さらに、通電制御手段9には、コイル部4に対する正方向通電と逆方向通電を切換える通電方向切換機能Fcを設けることができる。
このような構成を有する本発明に係るロータリアクチュエータ装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 一対のコイル4p,4qをステータ部2の周方向における180〔゜〕対称位置以外の位置Xp,Xqにそれぞれ配して第一磁極部M1及び第二磁極部M2を構成し、かつコイル部4の非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soから回動変位する当該ロータ部5に対してバックテンションを付与するバックテンション付与手段8を設けるとともに、コイル部4に流す駆動電流Idの大きさを可変制御可能な通電制御手段9を備えるため、二位置に切換えるという本来のロータリソレノイドの機能に加え、二位置間における任意の位置へ自由に変位(停止)させることが可能となり、ロータリソレノイドの多用途性(汎用性)及び多機能性を高めることができる。
(2) 基本構成として、コイル部4を設けたステータ部2とマグネット部7を設けたロータ部5からなるロータリソレノイド部分を含むため、従来のロータリソレノイドの延長線上の改良により容易に実施できるとともに、構成の単純化による装置全体の小型化,軽量化及び低コスト化を図ることができる。
(3) 好適な態様により、バックテンション付与手段8を、ヨーク本体部11oの内周面11iから突出してマグネット部7に臨み、かつ一対のコイル4p,4q間の中央位置に配した突起部11sにより構成した第三磁極部M3を用いて構成すれば、ヨーク本体部11oの形状変更のみで容易に実施でき、別途の機構、例えば、スプリング(バネ)等によりバックテンションを付与する別途の機構が不要となるため、装置の更なる小型化,軽量化及び低コスト化を実現できる。
(4) 好適な態様により、通電制御手段9に、コイル部4に対する正方向通電と逆方向通電を切換える通電方向切換機能Fcを設ければ、非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soから左右双方の任意位置へ自由に変位(停止)させることができるとともに、通電方向の切換(極性切換)のみで容易に実施することができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るロータリアクチュエータ装置1の構成について、図1〜図4を参照して説明する。
図1及び図2は、ロータリアクチュエータ装置1における全体の内部構造を示す。2はステータ部であり、磁性体により一体形成したヨーク11を備える。また、ヨーク11は、筒形のヨーク本体部11oと、このヨーク本体部11oの内周面11iからヨーク中心方向に突出した一対のコア部11p,11qと、ヨーク本体部11oの内周面11iからヨーク中心方向に突出した突起部11sを備える。これにより、一方のコア部11pに第一磁極部M1を生じ、かつ他方のコア部11qに第二磁極部M2を生じるとともに、突起部11sに第三磁極部M3を生じる。
この場合、一対のコア部11p,11qは、ヨーク本体部11oの周方向における180〔゜〕対称位置以外の位置Xp,Xqにそれぞれ設ける。したがって、位置XpとXq間、即ち、コア部11pと11q間には狭い角度側と広い角度側が生じる。また、突起部11sは、後述するバックテンション付与手段8を構成し、コア部11pと11q間の広い角度側におけるヨーク本体部11oの内周面11iであって、コア部11pと11q間の中央位置に設ける。なお、21,22は、ヨーク本体部11oの軸方向に形成し、組付時に固定ネジを挿通させるための挿通孔である。さらに、ヨーク本体部11oの内周面11iの一部を含むコア部11p,11qには、合成樹脂等の絶縁材により形成したコイルボビン23を嵌着する。そして、コア部11p,11qに位置するコイルボビン23にワイヤを巻回することにより一対のコイル4a,4bを設ける。この一対のコイル4a,4bはコイル部4を構成する。
一方、3はハウジングであり、合成樹脂等の絶縁材によりそれぞれ一体形成したハウジング前部3fとハウジング後部3rを備える。ハウジング前部3fとハウジング後部3rは、それぞれ筒形の周面部とこの周面部の一側を閉塞する端面部を有する。したがって、図2に示すように、ハウジング前部3f,ヨーク11及びハウジング後部3rの順に組付け、固定ネジ25,26によりこれらを一体に固定することができる。このため、ヨーク11はハウジング3の一部を兼用する。これにより、ハウジング3の内部に配した一対のコイル4p,4qからなるコイル部4を有するステータ部2が構成される。また、ハウジング前部3fの端面部の中央にはシャフト6を挿通させるための貫通孔を形成する。そして、ハウジング前部3fとハウジング後部3rの端面部における内面中央位置に、軸受部(ベアリング)24i,24jを付設し、この軸受部24i,24jによりシャフト6の前後位置を回動自在に支持する。
他方、5は、シャフト6を用いたロータ部である。シャフト6は非磁性体(又は磁性体)で形成し、中間部に筒形のマグネット部7を固定する。このマグネット部7は二極であり、径方向の一方側の外周面がN極となり、他方側の外周面がS極となる。これにより、コイル4aと4b間に配し、かつハウジング3の内部に回動自在に支持されたシャフト6に二極のマグネット部7を設けたロータ部5が構成される。
そして、軸受部24i,24jによりロータ部5(シャフト6)を支持した際は、各コア部11p,11q及び突起部11sの先端面がマグネット部7の外周面に対向し、コイル部4の非通電状態においては、マグネット部7の一方の磁極(例示はN極)が狭い角度側におけるコア部11pと11q間の中央位置に位置するとともに、他方の磁極(例示はS極)が突起部11sに対面する。この位置がコイル部4の非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soとなる。したがって、突起部11sに対面するマグネット部7のS極は、当該突起部11sに吸引されるため、この突起部11s(第三磁極部M3)は、コイル部4の非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soから回動変位する当該ロータ部5に対してバックテンションを付与するバックテンション付与手段8を構成する。このようなバックテンション付与手段8を採用すれば、ヨーク本体部11oの形状変更のみで容易に実施できるため、別途の機構、例えば、スプリング(バネ)等によりバックテンションを付与する別途の機構が不要となり、装置の更なる小型化,軽量化及び低コスト化を実現することができる。
図4には、電気系の回路構成を示す。上述したコイル部4を構成する各コイル4p,4qは直列に接続して制御部31の出力側に接続する。また、制御部31の入力側には電源部(直流電源)32を接続する。制御部31は、電源部32から付与される直流入力に基づき、コイル部4に対して、正方向通電,逆方向通電及び無通電を行う基本的な機能を備えるとともに、通電時間の設定等を行うことができる。さらに、制御部31には操作部33を接続する。この操作部33の操作により、制御部31から出力する駆動電圧Edを変更、即ち、0〔V〕から定格電圧(例示は30〔V〕)まで可変できる。したがって、この制御部31及び操作部33は、コイル部4に流す駆動電流Idの大きさを可変制御可能な通電制御手段9を構成する。また、制御部31には切換部34を接続する。この切換部34の切換により、制御部31から出力する駆動電圧Edの極性、即ち、正方向通電と逆方向通電を切換えることができる。したがって、この制御部31及び切換部34は、コイル部4に対する正方向通電と逆方向通電を切換える通電方向切換機能Fcを構成する。このような通電方向切換機能Fcを設ければ、非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soから左右双方の任意位置へ自由に変位(停止)させることができるとともに、通電方向の切換(極性切換)のみで容易に実施できる利点がある。
次に、本実施形態に係るロータリアクチュエータ装置1の動作について、図5〜図7を参照して説明する。
なお、図6は駆動電圧Ed〔V〕に対するロータ部5の回動変位角〔deg〕の変化特性Cr、図7は駆動電圧Ed〔V〕に対するロータ部5の停止位置Soにおける回転トルクTd〔mN・m〕の変化特性Ctをそれぞれ示す。
まず、無通電時には、図5(a)に示すように、ロータ部5のマグネット部7の磁極は、上側(第三磁極部M3側)にS極が、下側にN極が位置している。したがって、第三磁極部11sにN極が発生するとともに、第一磁極部M1(コア11p)及び第二磁極部M2(コア11q)の双方にS極が発生し、これらの吸引バランスにより、ロータ部5の回動方向における位置(角度)が停止位置Soに保持されている。
一方、操作部33の操作により制御部31から出力する駆動電圧Edの大きさを任意に変更することができる。例示の場合、図6に示すように、0〜30〔V〕(定格電圧)まで連続的に可変できるとともに、切換部34により通電方向(極性)を切換えることにより、0〜−30〔V〕まで連続的に可変できる。今、駆動電圧Edを0〔V〕から10〔V〕まで変化させ、正方向通電を行う場合を想定する。この場合、10〔V〕に対応した駆動電流Idが各コイル4p,4qに流れるため、第一磁極部M1にN極が発生するとともに、第二磁極部M2にS極が発生する。この結果、ロータ部5には、図7に示すように、46〔mN・m〕の回転トルクが発生し、図6に示すように、0から14〔deg〕まで回動変位する。この変位状態を図5(b)に0からR1の角度範囲で示す。この際、マグネット部7のN極は第二磁極部M2により吸引されるとともに、第一磁極部M1ではN極に対してS極が打ち消し合うように作用する。また、第三磁極部M3はマグネット部7のS極を吸引するように作用する。したがって、ロータ部5には第三磁極部M3の吸引によるバックテンションが付与される。
他方、駆動電圧Edを0〔V〕から20〔V〕まで変化させ、正方向通電を行う場合を想定する。この場合、20〔V〕に対応した駆動電流Idが各コイル4p,4qに流れるため、第一磁極部M1には、駆動電圧Edが10〔V〕の場合よりも、より強い磁界のN極が発生するとともに、第二磁極部M2にも、駆動電圧Edが10〔V〕の場合よりも、より強い磁界のS極が発生する。この結果、ロータ部5には、図7に示すように、84〔mN・m〕の回転トルクが発生し、図6に示すように、0から27〔deg〕まで回動変位する。この変位状態を図5(c)に0からR2の角度範囲で示す。この際、マグネット部7のN極は第二磁極部M2により吸引されるとともに、マグネット部7のS極は第一磁極部M1により吸引される。また、第三磁極部M3はマグネット部7のS極を吸引するように作用し、これにより、ロータ部5に対するバックテンションが付与される。
なお、以上の説明では、正方向通電を行う場合であって、駆動電圧Edを10〔V〕と20〔V〕に変化させた場合を挙げたが、大きさの異なる他の駆動電圧Edであっても、図6に示す変化特性Crに従った回動変位角〔deg〕を得ることができる。一方、切換部34の操作により、制御部31から出力する駆動電圧Edの極性を逆方向通電に切換えれば、駆動電圧Edを0〜−30〔V〕まで連続的に可変できる。この場合、駆動電圧Edの極性が反転するため、基本的な動作も正方向通電の場合に対して反転する。したがって、ロータ部5は、正方向通電の場合、図5中、左方向(反時計方向)に回動変位するも、逆方向通電の場合には、図5中、右方向(時計方向)に回動変位する。
よって、このような本実施形態に係るロータリアクチュエータ装置1によれば、一対のコイル4p,4qをステータ部2の周方向における180〔゜〕対称位置以外の位置Xp,Xqにそれぞれ配して第一磁極部M1及び第二磁極部M2を構成し、かつコイル部4の非通電状態におけるロータ部5の停止位置Soから回動変位する当該ロータ部5に対してバックテンションを付与するバックテンション付与手段8を設けるとともに、コイル部4に流す駆動電流Idの大きさを可変制御可能な通電制御手段9を備えるため、二位置に切換えるという本来のロータリソレノイドの機能に加え、二位置間における任意の位置へ自由に変位(停止)させることが可能となり、ロータリソレノイドの多用途性(汎用性)及び多機能性を高めることができる。しかも、基本構成として、コイル部4を設けたステータ部2とマグネット部7を設けたロータ部5からなるロータリソレノイド部分を含むため、従来のロータリソレノイドの延長線上の改良により容易に実施できるとともに、構成の単純化による装置全体の小型化,軽量化及び低コスト化を図ることができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、一対のコイル4a,4bを示したが、複数対で構成する場合や二極のマグネット部7を四極などの他の複数極により構成する場合を排除するものではない。また、バックテンション付与手段8は、ヨーク本体部11oの内周面11iから突出した突起部11s(第三磁極部M3)を用いた場合を示したが、スプリング(バネ)等によりバックテンションを付与する別途の機構を設ける場合を排除するものではない。さらに、通電制御手段9に、コイル部4に対する正方向通電と逆方向通電を切換える通電方向切換機能Fcを設ける場合を示したが、通電方向切換機能Fcを設けることなく、正方向通電又は逆方向通電のいずれか一方向のみの通電を行ってもよい。
本発明の最良の実施形態に係るロータリアクチュエータ装置の内部構造を示す断面正面図、 同ロータリアクチュエータ装置の内部構造を示す図1中A−A線における断面図、 同ロータリアクチュエータ装置の外観底面図、 同ロータリアクチュエータ装置の電気系の回路構成図、 同ロータリアクチュエータ装置の動作説明図、 同ロータリアクチュエータ装置における駆動電圧に対するロータ部の回動変位角の変化特性図、 同ロータリアクチュエータ装置における駆動電圧に対するロータ部の停止位置における回転トルクの変化特性図、
符号の説明
1:ロータリアクチュエータ装置,2:ステータ部,3:ハウジング,4p:コイル,4q:コイル,4:コイル部,5:ロータ部,6:シャフト,7:マグネット部,8:バックテンション付与手段,9:通電制御手段,11:ヨーク,11o:ヨーク本体部,11i:内周面,11p:コア部,11q:コア部,11s:突起部,Xp:コイルの位置,Xq:コイルの位置,M1:第一磁極部,M2:第二磁極部,M3:第三磁極部,So:ロータ部の停止位置,Id:駆動電流,Fc:通電方向切換機能

Claims (4)

  1. ハウジングの内部に配した一対のコイルからなるコイル部を有するステータ部と、前記コイル間に配し、かつ前記ハウジングの内部に回動自在に支持されたシャフトに二極のマグネット部を設けたロータ部とを備えるロータリアクチュエータ装置において、前記一対のコイルを前記ステータ部の周方向における180〔゜〕対称位置以外の位置にそれぞれ配して第一磁極部及び第二磁極部を構成し、かつ前記コイル部の非通電状態における前記ロータ部の停止位置から回動変位する当該ロータ部に対してバックテンションを付与するバックテンション付与手段を設けるとともに、少なくとも前記コイル部に流す駆動電流の大きさを可変制御可能な通電制御手段を備えることを特徴とするロータリアクチュエータ装置。
  2. 前記ステータ部は、筒形のヨーク本体部の内周面から突出した一対のコア部を有するヨークを備え、前記コア部に前記コイルを装着してなることを特徴とする請求項1記載のロータリアクチュエータ装置。
  3. 前記バックテンション付与手段は、前記ヨーク本体部の内周面から突出して前記マグネット部に臨み、かつ前記一対のコイル間の中央位置に配した突起部により構成した第三磁極部を用いることを特徴とする請求項2記載のロータリアクチュエータ装置。
  4. 前記通電制御手段は、前記コイル部に対する正方向通電と逆方向通電を切換える通電方向切換機能を備えることを特徴とする請求項1記載のロータリアクチュエータ装置。
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