JPH0515356Y2 - - Google Patents

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JPH0515356Y2
JPH0515356Y2 JP11328987U JP11328987U JPH0515356Y2 JP H0515356 Y2 JPH0515356 Y2 JP H0515356Y2 JP 11328987 U JP11328987 U JP 11328987U JP 11328987 U JP11328987 U JP 11328987U JP H0515356 Y2 JPH0515356 Y2 JP H0515356Y2
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toy
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電源スイツチを押下すると、少な
くとも構成部材の一部が反復動作する玩具に関す
るものである。
従来技術とその欠点 従来のこの種の玩具は、小型モータ又は電磁石
とカバーなどを使用して玩具の一部を運動させる
ものであつた。従つて、消費電力が大きい、駆動
要素の嵩が大きい、動作が急激すぎて玩具の形態
に相応しくない、などの問題点があつた。
解決しようとする技術課題 この考案は、上記の点に鑑み、簡単小型の構成
により小さい消費電力で、緩慢な反復動作をする
ことができるようにした玩具を提供しようとする
ものである。
課題解決手段 この考案は上記の課題を解決するため、電気抵
抗を有し、通電されたときに発熱して記憶形状に
変形する熱応動型形状記憶合金で作られた駆動部
材を用いる。その駆動部材の熱応答運動と連動し
て玩具の回転部材を回転させる連動手段を備えて
いる。前記連動手段を定位方向に付勢する復帰手
段を有している。また、前記駆動部材と電源とメ
インスイツチを直列接続した電気回路を有し、そ
の電気回路に前記連動手段の運動又は前記回転部
材の回転によりON・OFFされる反復スイツチを
挿入してある。
作 用 メインスイツチをONすると、駆動部材が発熱
し、形状記憶温度に達したとき記憶形状に変形し
て短縮する。連動手段がこれに連動して玩具の回
転部材を一定方向に回転させる。連動手段の運動
又は回転部材の回転により反復スイツチがOFF
し、回路に電流が流れなくなる。これにより、駆
動部材の発熱が止まり、温度が低下する。所定温
度まで低下すると、駆動部材が伸長する。連動手
段がこれにより駆動部材から解放され、復帰手段
により当初の位置に復帰される。従つて、連動手
段の復帰により回転部材も反対方向に回転して復
帰する。連動手段又は回転部材の復帰により反復
スイツチが再びONし、回路に再び電流が流れる
ので、駆動部材が再び発熱する。以後、最初と同
様の動作が反復される。
この考案の実施例 次に、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
この考案は、一部又は全部が回転往復運動、直
線往復運動をするあらゆる玩具に適用することが
できるが、図示の実施例は、動物の代表としての
鳥が回転部材である首を左右に反復的に振るよう
に実現したものである。
鳥の胴体の形状に形成してある玩具本体1は中
空に形成してあり、本体1から下方に延びる脚2
の下端に、止まり木の形状に形成してある電池収
容部3内に乾電池4が交換可能に収容されてい
る。
玩具本体1の内部には取付基板5が固定され、
その取付基板の上面に通電発熱性の熱応動型形状
記憶合金で作られた駆動部材6の両端が基板の前
後において、ねじ7で固定されている。駆動部材
のいずれか一方の端部をねじ7で締め付けて固定
することにより、後述のように発熱短縮時の長さ
が所要の長さになるように、調整可能でされてい
る。
駆動部材6の長さ方向中間部には、この駆動部
材の高温時短縮運動と連動して直線運動及び/又
は回転運動をする連動手段8が設けられている。
第1図ないし第3図に示す例では、連動手段は、
取付基板5の上面に左右方向に摺動自在に備えら
れたスライダ81と、このスライダの前部に設け
てあるラツク82に噛み合うピニオン83を内端
部に有する扇形歯車84と、その扇形歯車の外周
歯85と噛み合うピニオン86と、回転部材9の
回転軸10の下端に設けられ、ピニオン86と噛
み合わされたピニオン87とからなつている。ス
ライダ81は両端に設けた長孔88に、基板に突
設した軸11を遊挿することにより左右方向に移
動自在に保持されており、駆動部材6の熱応動時
に力を受けるピン89を有している。
また、スライダ81と基板5の間には駆動部材
の短縮時移動方向と逆方向にスライダを付勢する
コイルバネなどからなる復帰手段12が取り付け
られている。
この玩具の回転部材である鳥の首9は、本体1
の上部に回転自在に備えられ、その首の軸10は
本体の中空部内を基板5に設けた孔まで延長され
てその孔に回転自在に保持されている。
前記駆動部材6は所定温度になつたときに記憶
させた形状を復元し、そのときに前記連動手段8
のスライダ81に力を加えるが、駆動部材6には
電気抵抗を有して通電されたときに自己発熱し、
所定温度になると記憶形状に変形する通電発熱性
形状記憶合金を使用している。そして、通電させ
るための電気回路13は、前記乾電池4と本体1
の尻尾に設けたメインスイツチsw1S駆動部材6
とを直列接続して構成されており、その回路中
に、前記連動手段のスライダ81が前記復帰手段
12により復帰したときにONされ、かつ、連動
手段8が駆動部材6により連動されたときに
OFFされる反復スイツチsw2が設けられている。
上記の構成により、メインスイツチsw1のOFF
状態では駆動部材6は室温と同じ温度にあるた
め、第2図に示すように低温時伸長状態にある。
従つて、スライダ81は復帰手段12により第2
図下方に位置するので、連動手段のラツク82、
扇形歯車84及びピニオン86,87を介して回
転部材9は側方を向いている。
メインスイツチsw2をONすると、駆動部材6
に通電するので発熱し、例えば、2,3秒の間に
記憶温度に達するため、駆動部材6が短縮して記
憶形状に変形する。そのため、ピン89を介し
て、連動手段のスライダ81が駆動部材の力によ
り復帰手段12に抗して第2図上方に移動され、
これに従つて、扇形歯車84が回転し、ピニオン
86,87を介して回転部材9が軸10を中心に
回転して首が第3図に示すように前方を向く。
そして、スライダの移動に伴つて反復スイツチ
sw2がOFFするので、駆動部材6の通電が止めら
れる。従つて、駆動部材6は発熱を止め、その温
度が徐々に室温に近づくので、伸長し、スライダ
81に力を加えなくなる。従つて、スライダは復
帰手段12により第2図に示す当初の位置に復帰
し、再び、反復スイツチsw2をONさせる。従つ
て、メインスイツチsw1押している間は、反復ス
イツチsw2を介して駆動部材の通電発熱短縮と、
非通電冷却伸長が交互に行われ、回転部材9の回
転運動が繰返して行われる。
14は上記の実施例の改良として付加された回
転タイマーであり、この回転タイマーは外周に扇
形歯車84に噛み合わせた歯車を有する一方向ク
ラツチ141と、このクラツチに固着されたカム
142とからなり、カムの外周に凹部143が設
けられており、そのカム外周面にタイマスイツチ
sw3の可動接点144が弾力的に当接してあり、
可動接点144は凹部以外の外周面に当接してい
るときは、固定接点145に接触してタイマスイ
ツチsw3をONしているが、クラツチ141が扇
形歯車84により回転されて可動接点144が凹
部143に嵌合したときは固定接点145から離
間するため、タイマスイツチsw3はOFFする。
こうして、メインスイツチsw1をONして、首
9が一度横振りをした後は、メインスイツチsw1
がOFFしても、タイマスイツチsw3がONされて
いる間は、駆動部材6の発熱短縮及び冷却伸長と
連動するスライダ81の移動とともに、駆動部材
に対する通電と非通電が繰返されるので、鳥の首
は横振りを反復する。そして、所定時間経過後、
すなわち、回転タイマー14が一回転したときに
自動的に横振りを停止する。
上記の実施例では、反復スイツチsw2のON・
OFFをスライダ81すなわち連動手段8と連動
させたが、この考案では玩具の回転部材、すなわ
ち、首9、回転軸10、ピニオン87のいずれか
の回転と連動してON・OFFするように反復スイ
ツチを設置することも容易にできる。
なお、この玩具の中に、鳥や動物の鳴き声に類
似した合成音声を出力する音声発生集積回路など
を取付け、回転部材(首など)の動きと連動して
音声を出すようにすることもでき、このようにす
れば、回転部材の運動と音声の同時性により玩具
が一層本物らしくなる。
この考案の効果 上述のように、この考案によれば、電気抵抗を
有し、通電されたときに発熱して記憶形状に変形
する熱応動型形状記憶合金で作られた駆動部材
と、前記駆動部材の熱応答運動と連動して玩具の
回転部材を回転させる連動手段と、前記運動手段
を当初位置方向に付勢する復帰手段と、前記駆動
部材と電源とメインスイツチとを直列接続する電
気回路と、前記電気回路中に挿入され、前記連動
手段の連動又は前記回転部材の回転によりON・
OFFされる反復スイツチとを有しているもので
あるので、簡単小型の構成により、小さい消費電
力で、騒音を出すことなく玩具の形状に相応しい
比較的緩慢な反復動作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は要部の縦断面図、第2図はメインス
イツチがOFFの状態における横断面図、第3図
はメインスイツチがONされ、駆動部材が作動し
た状態における横断面図、第4図は電気系統の一
例を示す回路図である。 1……玩具本体、4……乾電池、5……取付基
板、6……駆動部材、7……締め付けねじ、8…
…連動手段、81……スライダ、82……ラツ
ク、83……ピニオン、84……扇形歯車、8
6,87……ピニオン、89……ピン、9……回
転部材、10……回転軸、12……復帰手段、1
3……回路、sw1……メインスイツチ、sw2……
反復スイツチ、14……回転タイマー、141…
…一方向クラツチ、142……カム、sw3……タ
イマースイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 電気抵抗を有し、通電されたときに発熱して
    記憶形状に変形する熱応動型形状記憶合金で作
    られた駆動部材と、 (ロ) 前記駆動部材の熱応答運動と連動して玩具の
    回転部材を回転させる連動手段と、 (ハ) 前記連動手段を定位方向に付勢する復帰手段
    と、 (ニ) 前記駆動部材と電源とメインスイツチとを直
    列接続する電気回路と、 (ホ) 前記電気回路中に挿入され、前記連動手段の
    連動又は前記回転部材の回転によりON・OFF
    される反復スイツチと、 を有している反復動作する玩具。
JP11328987U 1987-07-23 1987-07-23 Expired - Lifetime JPH0515356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11328987U JPH0515356Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11328987U JPH0515356Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6419497U JPS6419497U (ja) 1989-01-31
JPH0515356Y2 true JPH0515356Y2 (ja) 1993-04-22

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ID=31352990

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JP11328987U Expired - Lifetime JPH0515356Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667415B2 (ja) * 1988-07-14 1994-08-31 株式会社タカラ 線状アクチュエータを用いた可動玩具
DE112013006221T5 (de) * 2013-11-19 2015-09-24 Harmonic Drive Systems Inc. Verformungswellgetriebe, Wellvorrichtung mit Reibungseingriff und Wellgenerator

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JPS6419497U (ja) 1989-01-31

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