JPH0515330Y2 - - Google Patents

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JPH0515330Y2
JPH0515330Y2 JP2640586U JP2640586U JPH0515330Y2 JP H0515330 Y2 JPH0515330 Y2 JP H0515330Y2 JP 2640586 U JP2640586 U JP 2640586U JP 2640586 U JP2640586 U JP 2640586U JP H0515330 Y2 JPH0515330 Y2 JP H0515330Y2
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JP
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rail
guide rail
rotating
fitting
safety device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は作業者が鉄塔を昇降したり、鉄塔上で
作業する場合、墜落防止装置の安全器を装着する
ガイドレールの方向変換器に関するものである。
(従来技術) 作業者が鉄塔を昇降したり、鉄塔上で作業する
場合、鉄塔の主柱材は梯子主材あるいは水平材等
に取付けたガイドレールに墜落防止装置の安全器
を装着し、この安全器に作業者の胴綱を連結して
作業者の安全を確保している。
第5図は鉄塔にガイドレールを取付けた従来の
状態の説明図である。図面において、51は鉄塔
主柱材、52は梯子主材、53は鉄塔主柱材51
に取付けた昇降用ガイドレール、54は梯子主材
52に取付けた昇降ガイドレール、55は横方向
移動のための水平ガイドレール、56は鉄塔主柱
材51とターナ58を接続する捻りガイドレー
ル、57はターナ59と梯子主材52の昇降用ガ
イドレール54を接続する捻りガイドレールであ
る。第6図イは捻りガイドレールの正面図、第6
図ロはイ図のX2−X2矢視図である。
しかして、鉄塔主柱材51に取付けた昇降用ガ
イドレール53を、梯子主材52に取付けた昇降
用ガイドレール54に接続する場合、昇降用ガイ
ドレール53の上端部及び昇降用ガイドレール5
4の下端部に、捻りガイドレール56及び57を
接続して方向変換を行い、昇降用ガイドレール5
3及び54のレール面を同一にしてターナ58、
水平ガイドレール55及びターナ59を介して接
続している。
このような構成によつて、鉄塔主柱材51に装
着されている安全器Aは、上昇するに従つて捻り
ガイドレール56により徐々に方向が変えられ
て、上端においては安全器Aとは90°の角度をも
つた位置(この時の安全器はA1)に到達し、タ
ーナ58により矢印aの方向に転換され、水平ガ
イドレール55上をターナ59に至り(この時の
安全器はA2)、ターナ59で再び矢印bの方向に
転換され、捻りガイドレール57により徐々に安
全器の方向が変換され(この時の安全器はA3
ガイドレール54に至つて安全器A4は安全器A
と同一面上を梯子主材52に沿つて上昇していく
ことになる。
(考案が解決しようとする問題点) 昇降用ガイドレールの設置目的は前述のように
作業者の墜落防止のための安全器を装着するため
である。しかるに捻りガイドレールを使用する場
合、上記の安全器が通過する許容範囲内の捻り角
でレールを捻る必要があるため、90°の場合その
長さは約8mにもなり多くのレール素材を必要と
し、又レールを鉄塔主柱材や梯子主材へ取付ける
ための取付金具類も、レールが捻れているため通
常の昇降用ガイドレール用の標準品では使用でき
ず専用の取付け金具を必要とするという問題点が
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述の問題点を解消するため、従来の
捻りガイドレールに代つて、同一位置で方向を変
換し得るガイドレールの方向変換器を開発したも
ので、その特徴は、上方レールに係合する長さ方
向の係合溝を有する上部接続金具と、下方レール
を係合する長さ方向の係合溝を有する下部接続金
具が連結軸により長さ方向に連結されており、上
記連結軸の外側にはこれと同軸状に位置する円筒
部及び該円筒部と一体に形成された長さ方向のレ
ール面を有する回転レールを具えており、前記上
部接続金具及び下部接続金具のそれぞれの係合溝
に上方レール及び下方レールを係合して接続した
時、上方レール又は下方レールのいずれかと回転
レールのレール面が連続したレール面を形成し、
回転レールをある角度回転させた時他方のレール
と回転レールのレール面が連続したレール面を形
成するよう構成したことにある。
(実施例) 第1図は本考案のガイドレールの方向変換器の
具体例の斜視図、第2図イは上方レール及び下方
レールを接続した状態の一部縦断面をあらわした
側面図、第2図ロはイ図のX1−X1断面図、第3
図は第1図の上面図、第4図イ〜ハは本考案の方
向変換器の構成要素の斜視図で、イは上部接続金
具、ロは下部接続金具、ハは回転レールである。
図面において、1は上部接続金具で、第4図イ
に示すように、上方レール5(第2図参照)を係
合する長さ方向の係合溝11を有しており、該溝
11と直角方向に、該溝11に係合される上方レ
ール5を固着するボルト穴12を有してしる。又
端部には軸方向と直角方向に突出して安全器の脱
落防止のための抜け止め部13を形成してある。
14は連結軸4(第2図参照)を受け入れる軸穴
15を有する筒状ガイド部で、その外周の一部に
は円周方向の長穴16を設けてある。
2は下部接続金具で、第4図ロに示すように、
下方レール6(第2図参照)を係合する長さ方向
の係合溝21を有しており、該溝21と直角方向
に、該溝21に係合される下方レール6を固着す
るボルト穴22を有している。端部には軸方向と
直角方向に突出して安全器の脱落防止のための抜
け止め部23を成形してある。24は連結軸4
(第2図参照)を受け入れる軸穴(図示せず)を
有する筒状ガイド部である。
3は回転レールで、第4図ハに示すように、両
端において、前記上部接続金具1の円筒ガイド部
14及び下部接続金具2の円筒ガイド部24に外
接する円筒部32と該円筒部32と一体に形成さ
れた長さ方向のレール面31を有し、円筒部32
の両端には安全器の抜け止め防止のための抜け止
め部33を形成してある。
しかして、本考案の方向変換器の全体構造とし
ては、第1図〜第3図、特に第2図に示すよう
に、上部接続金具1の円筒ガイド部14と下部接
続金具2の円筒ガイド部24に連結軸4を挿入し
て、上部接続金具1と下部接続金具2が連結され
ている。そして上記連結軸4の外側には、該軸4
と同軸状に回転レール3の円筒部32が位置して
おり、その内面は上記円筒ガイド部14,24の
外周面に接している。又上記連結軸4にはスプリ
ングピン41が設けられ、このピン41の端部は
上部接続金具1の円筒ガイド部14の外周部に形
成した円周方向の長穴16(第4図イ参照)に係
合していて、回転レール3の円周方向の回転角度
を規制している。
このように構成した本考案の方向変換器の上部
接続金具1の係合溝11に上方レール5を係合
し、下部接続金具2の係合溝12に下方レール6
を係合し、第2図イのように、回転レール3のレ
ール面31と下方レール6のレール面を一致させ
た時、両者の間には連続したレール面が形成され
る。一方、回転レール3のレール面31と上方レ
ール1とは90°の角度を有することになる。
このような状態において、回転レール3を90°
回転させると、回転レール3のレール面31と上
方レール5のレール面は一致して両者の間に連続
したレール面が形成され、上方レール6と回転レ
ール3のレール面31とは90°の角度をなすこと
になる。
上記のような本考案の方向変換器を例えば第5
図のような昇降用ガイドレールに適用するには、
鉄塔主柱材51の昇降用ガイドレール53の上端
部に下部接続金具2を接続し、上部接続部1をタ
ーナ58に接続する。又梯子主材52の昇降用ガ
イドレール54の下部には上部接続金具1を接続
し、下部接続金具2はターナ59に接続する。こ
のように、本考案の方向変換器を接続することに
より、従来のような捻りガイドレールを用いるこ
となく、回転レール3の回転により、同一位置に
おいて方向を変換することが可能となる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のガイドレールの
方向変換器によれば、回転レールの回転によりレ
ール面を変換するので、短かい区間で方向を変換
することが可能となる。又方向変換器自体の形状
がコンパクトで軽量であるため施工性がすぐれ、
特殊な取付け金具を必要としない等の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のガイドレールの方向変換器の
具体例の斜視図、第2図イは第1図の一部縦断面
をあらわした側面図、第2図ロはイ図のX1−X1
断面図、第3図は第1図の上面図である。第4図
イ〜ハは本考案の方向変換器の構成要素の斜視図
で、イは上部接続金具、ロは下部接続金具、ハは
回転レールを示す。第5図は鉄塔にガイドレール
を取付けた従来の状態の説明図、第6図は第5図
において用いられている捻りガイドレールの説明
図で、第5図イは正面図、第5図ロはイ図のX2
−X2矢視図である。 1……上部接続金具、11……上方レール係合
溝、2……下部接続金具、21……下方レール係
合溝、3……回転レール、31……レール面、3
2……円筒部、4……連結軸、5……上方レー
ル、6……下方レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方レールに係合する長さ方向の係合溝を有す
    る上部接続金具と、下方レールに係合する長さ方
    向の係合溝を有する下部接続金具が連結軸により
    長さ方向に連結されており、上記連結軸の外側に
    はこれと同軸状に位置する円筒部及び該円筒部と
    一体に形成された長さ方向のレール面を有する回
    転レールを具えており、前記上部接続金具及び下
    部接続金具のそれぞれの係合溝に上方レール及び
    下方レールを係合して接続した時、上方レール又
    は下方レールのいずれかと回転レールのレール面
    が連続したレール面を形成し、回転レールをある
    角度回転させた時他方のレールと回転レールのレ
    ール面が連続したレール面を形成するよう構成し
    たことを特徴とするガイドレールの方向変換器。
JP2640586U 1986-02-24 1986-02-24 Expired - Lifetime JPH0515330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2640586U JPH0515330Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2640586U JPH0515330Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137046U JPS62137046U (ja) 1987-08-28
JPH0515330Y2 true JPH0515330Y2 (ja) 1993-04-22

Family

ID=30827463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2640586U Expired - Lifetime JPH0515330Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH0515330Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164436A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Panasonic Electric Works Co Ltd 傾斜センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164436A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Panasonic Electric Works Co Ltd 傾斜センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62137046U (ja) 1987-08-28

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