JPH05153296A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH05153296A
JPH05153296A JP3314564A JP31456491A JPH05153296A JP H05153296 A JPH05153296 A JP H05153296A JP 3314564 A JP3314564 A JP 3314564A JP 31456491 A JP31456491 A JP 31456491A JP H05153296 A JPH05153296 A JP H05153296A
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JP
Japan
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sheet
image
roller
unit
gear
Prior art date
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JP3314564A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ishida
石田  靖
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を二値化するしきい値を、画像の濃淡に
応じて自動的に選択して画像を読取る。 【構成】 分離ローラで1送り出された原稿は搬送ロー
ラ2で搬送される。搬送される原稿はDES18でその
先端が検知されるとそこから所定量Lだけ送られてイメ
ージセンサ34により画像が読取られ、その読み取られ
た画像に基いて二値化のしきい値の設定が行なわれる。
そして原稿は分離ローラ1と搬送ローラ2とにより戻さ
れ、再び搬送されて設定されたしきい値に基いて画像が
読取られる。このように自動的に二値化のしきい値が設
定されるため、使用者が濃淡の調整を行なわなくても失
敗のない画像読取が行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を搬送しながら読
取動作を行なう、いわゆるカットシート読取装置、さら
に詳しくは画像を二値化するしきい値を自動的に選択す
るために先行読取りを行なう画像読取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、カットシート読取方式のファクシ
ミリ装置においては、CCD等によって読取った画像の
アナログ情報を二値化するためのしきい値を決定する際
に、操作者が原稿の濃淡の程度を判断して「濃く」、
「薄く」等を選択できるように構成されていて、鉛筆書
き等の薄い原稿を送信しても白く読み飛ばされないよう
になっているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、原稿の濃淡を操作者が判断しなくてはな
らないために、送信前に一度コピーモードにて確認する
等の作業が必要になったりして便利とはいいがたい。
【0004】また、コントラストの低い原稿のときに何
も操作を行なわなければ、情報の欠落等が発生してしま
うので原稿ごとに設定を操作する必要があるというよう
な欠点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とすところは、画像を二値化するしきい値
を画像の濃淡に応じて自動的に選択させることによっ
て、コントラストの低い原稿でも確実に読み取れる画像
読取装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像が形成さ
れているシートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段に
より搬送されるシートの画像を読取る画像読取手段と、
シートの画像に対して二値化のしきい値を設定するため
にシートを所定量送り出して前記画像読取手段に読取ら
せ、さらにシートを戻して前記設定されたしき値に基づ
いて再びシートの画像を画像読取手段に読取らせるよう
に前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを備えたもの
である。
【0007】また、本発明は、画像が形成されている複
数のシートを一枚ずつ分離して送り出す分離手段と、前
記分離手段により送り出されたシートを搬送する搬送手
段と、前記搬送手段により搬送されるシートの画像を読
取る画像読取手段と、シートの画像に対して二値化のし
きい値を設定するためにシートを所定量送り出して前記
画像読取手段に読取らせ、さらにシートを戻して前記設
定されたしきい値に基づいて再びシートの画像を画像読
取手段に読取らせるように前記分離手段及び搬送手段を
制御する搬送制御手段とを備えたものである。
【0008】そして、前記分離手段及び搬送手段はロー
ラを備え、該ローラに連結された回転駆動手段の正転、
逆転によりシートの送り出し及び戻しを行なわせ、前記
分離手段のローラは、回転駆動手段と2系統の駆動伝達
手段により連結され、シートの送り出し時には、一方の
系統により前記搬送手段のローラの周速度より分離手段
のローラを遅い周速度で回転させ、シートの戻し時に
は、他方の系統により前記搬送手段のローラの周速度よ
りも分離手段のローラを速い周速度で回転させるように
すると良い。
【0009】
【作用】上記構成によれば、最初にシートを所定量送り
出して、シートの画像を読取らせて二値化のしきい値を
設定させ、再びシートを戻した後に設定されたしきい値
に基づいてシートの画像を読取らせることにより、自動
的に最適に設定されたしきい値に基づいて読取が行え
る。
【0010】また、搬送手段によるシートの送り出しの
際には分離手段のローラの周速度を遅くし、戻しの際に
は速くすることにより、シートに必ずテンションが加わ
ることになって、シートの撓みを防止することができ
る。
【0011】
【実施例】図3は、本発明の画像読取装置の読取部30
の断面図であり、1は多数枚の原稿を摩擦片12とで一
枚ずつ分離するための分離ローラ、2は分離された原稿
を後述する読取手段へ搬送するための給紙側搬送ロー
ラ、13は排紙側搬送ローラ、14は給紙側搬送ローラ
2のバックアップコロ、15は排紙側搬送ローラ13の
バックアップコロである。バックアップコロ14、15
は、アッパーガイド16上に軸支され、図示しない板バ
ネでそれぞれの対向する搬送ローラ2、13に向かって
付勢されている。
【0012】搬送ローラ2、13の間に読取手段である
密着形イメージセンサ34が格納されている。尚、光学
系は密着形イメージセンサに限らず、ミラーやレンズを
使ったCCD光学系でも全く同様である。18は原稿の
先後端を検出するエッジセンサ(以下DESという)で
ある。
【0013】なお、分離ローラ1、各搬送ローラ2、1
3は後述するモータ3により駆動される。
【0014】つぎに図5および図6を用いて本発明によ
る画像読取装置を用いたファクシミリ装置の概略を説明
する。
【0015】図5はファクシミリ装置全体の外観図であ
り、10は原稿台、11は原稿幅決めスライダ、30は
原稿読取部、31は原稿排紙トレイ、32は記録紙排紙
トレイ、33は操作パネルである。
【0016】図6はファクシミリ装置の中央断面図であ
って、原稿台1に積載された原稿は予備搬送ローラ19
および押圧片20によって分離ローラ1と摩擦片12で
構成される自動給紙機構(以下ADFと記す)に搬送さ
れ、最下層の原稿のみ分離されて給紙側搬送ローラ2と
排紙側搬送ローラ13とで所定のピッチで搬送されなが
ら密着イメージセンサ34で光電変換される。一方、記
録画像は感光ドラム35上に顕像化され、ピックアップ
ローラ36で記録紙37を1枚ずつ転写ローラ38に送
って転写し、定着器39を経て排紙ローラ40によって
記録紙排紙トレイ32に排出される。
【0017】つづいて、画像を二値化するしきい値の選
択をするための原稿の搬送制御について説明する。図3
において原稿台1の上に積載された原稿のうち、最下位
の1枚が分離ローラ2と摩擦片3の協働によって分離さ
れ、給紙側搬送ローラ2によって搬送される。原稿の先
端がDES18で検出されると後述する搬送制御器Cに
よってDES18の位置から読取ラインの位置まで所定
量だけ搬送される。いわゆる原稿の頭出しを行なう。
【0018】そこから図4に示すように決まった長さL
を搬送する間に読取動作を行い、その画像信号に基いて
しきい値を決定する。
【0019】ここで得られたしきい値を用いて、イメー
ジセンサの出力である画像信号をデジタル化された画像
情報に変換することになるが、ここまでに原稿は先端か
らLだけ進んでしまっている。
【0020】そこで、モータ3を逆方向に回転して、そ
れぞれの搬送ローラ2、13逆転して原稿を戻す。
【0021】原稿がLだけ戻されると、原稿先端は読取
ラインの位置に戻っているはずであるが、実際には動力
伝達系のバックラッシ等により戻し量は不足している。
バックラッシの統計を見積ることは困難であり、機械間
のバラツキも大きい。そこで原稿をさらに戻すと、いま
までONしていたDES18がOFFする。すなわち原
稿先端がDES18の位置よりも上流まで戻されたこと
を意味する。
【0022】DES18がOFFしてからさらに若干量
戻すか、またはDES18のしきい値を決めるオペアン
プのヒステリシス特性を適当に選べば動作はより安定す
る。
【0023】次にモータ3を再び正転させると各搬送ロ
ーラ2、13は原稿を前進させる方向に回転する。
【0024】原稿先端がDES18を通過したら前述し
た頭出し動作を行い、その後読取を開始する。今回は定
められたしきい値を用いて画像信号をデジタル化し、画
像情報に変換しながら読取り動作を進める。
【0025】つづいて、図1を用いて搬送手段である分
離ローラ1と給紙側搬送ローラ2の駆動系について説明
する。
【0026】3はモータであり、モータ3の駆動軸には
ギヤ3aが取付けられている。モータ3は、DES18
の検知信号に基いて搬送制御器Cにより正転、逆転が制
御される。
【0027】4a,4b,6,7a,7b,8は、分離
ローラ1に駆動を伝達するための一つの系統のギヤ列で
ある。ギヤ4bに噛み合っているギヤ6は、ギヤ4bの
軸芯を中心として揺動するアーム5に設けられており、
アーム5がギヤ4bの回転に従動することにより、ギヤ
6はギヤ7aと接離する。ギヤ8と分離ローラ1との間
には一方向クラッチ9が設けられている。
【0028】21a,21b,24a,24b,24
c,24dは、分離ローラ1に駆動を伝達するための他
の系統のギヤ列である。ギヤ列の途中には連結軸22が
設けられており、連結軸22とギヤ24aとの間には一
方向クラッチ23が設けられている。
【0029】次に給紙側搬送ローラ2及び分離ローラ1
の正転、逆転駆動の動作について図1及び図2を用いて
説明する。
【0030】図1において、先行読取り動作及び送信時
において、モータ3は矢印方向に回転する(これを正回
転とする)。ギヤ4とギヤ6はその軸をアーム5によっ
て連結しているために、モータ3の回転によりギヤ4に
回転が伝達されると、アーム5は矢印A方向に揺動す
る。ギヤ6はギヤ7とかみ合うように構成されているた
め、ギヤ7は矢印方向に回転する。
【0031】ギヤ8とギヤ24dを端面にもつ分離ロー
ラ1とを連結している1方向クラッチ9は、ギヤ8が矢
印方向に回転したときに分離ローラ1に回転が伝達する
ように設定されているため、モータ3の正回転時には分
離ローラ7に回転が伝達され、逆回転したときにはすべ
っていて分離ローラ1は止まっている。
【0032】また、ギヤ24aの内部には1方向クラッ
チ23が内蔵してあり、軸22が矢印方向に回転したと
きにはギヤ24aに駆動を伝えず、逆に回転したときに
ギヤ24aに駆動を伝えるように設定されている。
【0033】モータ3の正転によりギヤ24aには、ギ
ヤ21bから軸22を介した回転と、分離ローラ1の端
部ギヤ24bより伝達される回転の2系統が伝えられ
る。このときギヤ24aの角速度ω24が最大になったと
き(ADF機構において分離ローラ1がつれ回って供給
側搬送ローラ2の周速と等しくなったとき)において
も、モータ3から伝達されるところのギヤ21bの角速
度ω21よりもわずかに遅くなる(ω24<ω21)ようにギ
ヤ減速比を設定することにより、1方向クラッチ23は
すべりを生じ、分離ローラ1の回転はギヤ4a,4b,
6,7a,7b,8のギヤ列による駆動に支配されるよ
うにすることができる。
【0034】以上説明したように、モータ3の正転によ
り分離ローラ1、給紙側搬送ローラ2は矢印の方向に回
転し、図示しない原稿は矢印方向に搬送されることに
なる。
【0035】また、通常ADFでは(分離ローラ1の周
速)<(給紙側搬送ローラ2の周速)になるようにギヤ
減速系を設定している。本実施例においても同様に設定
されており、原稿先端が給紙側搬送ローラ2とバックア
ップコロ14にくわえ込まれて搬送されると、分離ロー
ラ1の回転は原稿の移動に引っぱられ、1方向クラッチ
の伝達はすべり状態になる。
【0036】図2を用いて、先行読み取り動作終了後、
DES18近傍まで原稿を戻す動作を説明する。
【0037】モータ3が矢印方向に逆転すると、アーム
5は矢印B方向に揺動し、ストッパ25に突き当たる。
ギヤ6とギヤ7のかみあいが無くなり、駆動が切られ
る。分離ローラ1の駆動はギヤ21bから軸22を介す
る伝達系により伝えられる。1方向クラッチ23はギヤ
21bが矢印方向に回転した場合は、しまり方向である
ため、駆動をギヤ24aに伝える。
【0038】逆転時にギヤ21a,21b,24a,2
4b,24cのギヤ列によって駆動されたときには分離
ローラ1の周速が給紙側搬送ローラ2の周速よりもわず
かに速くなるように設定しておくことにより、ローラ間
において原稿は方向にたるむことなく搬送される。
【0039】そして前述のように原稿先端がDES18
近傍まで戻った後に、決定されたしきい値を用いて電送
が開始される。
【0040】なお、給紙側搬送ローラ2にはギヤ3a,
21a,21b,21cのギヤ列により駆動が伝達さ
れ、排紙側搬送ローラ13にも図示しないギヤ列を介し
てモータ3から駆動力が伝達される。
【0041】次に、図7、図8に基いて本発明の第2の
実施例を説明する。なお、上述の第1の実施例と異なる
構成のみ詳細に説明する。
【0042】揺動自在に設けられているアーム5に設け
られているギヤ6は、アーム5がギヤ4bの回転方向に
応じて揺動するため、ギヤ7aまたはギヤ7cと噛み合
うようになっている。
【0043】ギヤ7cは、連結軸22の一端に取付けら
れており、連結軸22の他端にはギヤ24aが取付けら
れている。またギヤ24aは分離ローラ1の端部ギヤ2
4dと噛み合っている。そして、このギヤ列7c,24
a,24dが駆動伝達系統の1つを構成する。
【0044】次に給紙側搬送ローラ2及び分離ローラ1
の正転、逆転駆動の動作について図7及び図8を用いて
説明する。
【0045】モータ3の正回転の場合には、図7に示す
ようにモータ3の回転がギヤ4に伝達されると、アーム
5は矢印A方向に揺動し、ギヤ6はギヤ7aとがかみ合
い、ギヤ7aは矢印方向に回転する。
【0046】ギヤ8とギヤ24dを端面にもつ分離ロー
ラ1は1方向クラッチ9で連結されているため、ギヤ8
が矢印方向に回転したときに分離ローラ1に回転が伝達
される。
【0047】このためモータ3が正回転すると、分離ロ
ーラは矢印の方向に回転し、図示しない原稿は給紙側搬
送ローラ2の方向(矢印方向)に搬送されることにな
る。
【0048】また、給紙側搬送ローラ2はモータ3とギ
ヤ列21a,21b,21cによって連結されており、
モータ3の正転により、矢印方向に回転する。また通常
ADFでは(分離ローラ1の周速)<(給紙側搬送ロー
ラ2の周速)になるようにギヤ減速系を設定している。
本実施例においても同様に設定されており、原稿先端が
給紙側搬送ローラ2とバックアップコロ14にくわえ込
まれて搬送されると、分離ローラ1の回転は紙の移動に
引っぱられ、1方向クラッチ9の伝達はすべり状態にな
る。
【0049】図8を用いて、先行読取り動作終了後、D
ES18近傍まで原稿を戻す動作を説明する。モータ3
が矢印方向に逆転すると、アーム5は矢印B方向に揺動
し、ギヤ6はギヤ7cに連結するように切り変わる。ギ
ヤ7cの矢印方向の回転は前述のようなクラッチを介さ
ずに分離ローラ1を駆動する。
【0050】また、給紙側搬送ローラ2もモータ3の逆
転により矢印方向に回転する。これにより原稿は矢印
方向に戻すことが可能になる。このとき分離ローラ1へ
の駆動伝達系を、分離ローラ1の周速と給紙側搬送ロー
ラ2の周速をほぼ等しくまたは少し分離ローラ1の周速
を速くすることにより、分離ローラ1と給紙側搬送ロー
ラ2の間で原稿がたるむことを防止できる。
【0051】前述のように原稿先端がDES18近傍ま
で戻った後に決定されたしきい値を用いて電送が開始さ
れる。
【0052】[他の実施例]図9および図10は本発明
の第3の実施例を示す図であり、それぞれ前記図7およ
び図8に対応するものである。
【0053】揺動アーム5によるギヤの切換の代りに図
9に示すようなハスバギヤによる切換えを行なう。ハス
バギヤ22は軸21に対し軸方向にスライド可能に、回
転方向には固定するよう構成されている。
【0054】モータ3が矢印方向に回転すると、ギヤ4
を介してハスバギヤ22は矢印方向に駆動される。ハス
バギヤ22がかみあいを開始すると、ネジレ角に応じた
スラスト力が発生し、ハスバギヤ22が軸方向に移動す
る。ギヤのネジレ方向を図9に示すようにA方向に移動
するような向きに設定することにより、ハスバギヤ22
はハスバギヤ7aにかみ合うようになり、図7と同様な
伝達が行なわれる。
【0055】原稿を戻すときには図10に示すようにモ
ータ3の逆転により、ハスバギヤ22はB方向に移動
し、ハスバギヤ7bとかみ合うようになる。軸21には
必要以上にハスバギヤ22が軸方向に移動しないように
ストッパ23が設けられている。
【0056】以上述べたように揺動アーム5の代りにハ
スバギヤ22の移動でも、分離ローラ1、給紙側搬送ロ
ーラ2の正転、逆転が可能になる。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
画像の濃淡に応じて自動的に最適な二値化のしきい値の
設定が行なえるため、コントラストの低い画像を読取る
際などに使用者が濃淡の調整を行なわなくても失敗のな
い画像読取が行なえる。
【0058】また、二値化のしきい値の設定のためにシ
ートの送り出しと戻しを行なう際に、分離手段と搬送手
段との間でシートの撓みを防止することによって、シー
トにしわが生じたり、装置の途中でのジャムの発生や斜
行状態で送られることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の画像読取装置の駆動系
における正回転時の状態を示す斜視図
【図2】図1に示す駆動系における逆回転時の状態を示
す斜視図
【図3】本発明の第1の実施例の画像読取装置の読取部
を示す断面図
【図4】図3に示す読取部で二値化のしきい値の設定の
ためのシートの送り出し状態を示す図
【図5】本発明を適用したファクシミリ装置の斜視図
【図6】図5に示した装置の縦断面図
【図7】本発明の第2の実施例の画像読取装置の駆動系
における正回転時の状態を示す斜視図
【図8】図7に示す駆動系における逆回転時の状態を示
す斜視図
【図9】本発明の第3の実施例の画像読取装置の駆動系
における正回転時の状態を示す斜視図
【図10】図9に示す駆動系における逆回転時の状態を
示す斜視図
【符号の説明】
1 分離ローラ 2 給紙側搬送ローラ 3 モータ(回転駆動手段) 4a,4b,6,7a,7b,8 ギヤ列(駆動伝達手
段) 21a,21b,24a,24b,24c,24d ギ
ヤ列(駆動伝達手段) 34 イメージセンサ(画像読取手段) C 搬送制御器(搬送制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 108 Q 4226−5C 1/40 103 A 9068−5C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成されているシートを搬送する
    搬送手段と、 前記搬送手段により搬送されるシートの画像を読取る画
    像読取手段と、 シートの画像に対して二値化のしきい値を設定するため
    にシートを所定量送り出して前記画像読取手段に読取ら
    せ、さらにシートを戻して前記設定されたしきい値に基
    づいて再びシートの画像を画像読取手段に読取らせるよ
    うに前記搬送手段を制御する搬送制御手段と、 を備えた画像読取装置。
  2. 【請求項2】 画像が形成されている複数のシートを一
    枚ずつ分離して送り出す分離手段と、 前記分離手段により送り出されたシートを搬送する搬送
    手段と、 前記搬送手段により搬送されるシートの画像を読取る画
    像読取手段と、 シートの画像に対して二値化のしきい値を設定するため
    にシートを所定量送り出して前記画像読取手段に読取ら
    せ、さらにシートを戻して前記設定されたしきい値に基
    づいて再びシートの画像を画像読取手段に読取らせるよ
    うに前記分離手段及び搬送手段を制御する搬送制御手段
    と、 を備えた画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記分離手段及び搬送手段はローラを備
    え、該ローラに連結された回転駆動手段の正転、逆転に
    よりシートの送り出し及び戻しを行う請求項2に記載の
    画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記分離手段のローラは、回転駆動手段
    と2系統の駆動伝達手段により連結され、シートの送り
    出し時には、一方の系統により前記搬送手段のローラの
    周速度より分離手段のローラが遅い周速度で回転され、
    シートの戻し時には、他方の系統により前記搬送手段の
    ローラの周速度よりも分離手段のローラが速い周速度で
    回転される請求項3に記載の画像読取装置。
JP3314564A 1991-11-28 1991-11-28 画像読取装置 Pending JPH05153296A (ja)

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