JPH0515275U - 近接スイツチ - Google Patents

近接スイツチ

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Publication number
JPH0515275U
JPH0515275U JP6846991U JP6846991U JPH0515275U JP H0515275 U JPH0515275 U JP H0515275U JP 6846991 U JP6846991 U JP 6846991U JP 6846991 U JP6846991 U JP 6846991U JP H0515275 U JPH0515275 U JP H0515275U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
proximity switch
case
outer case
inner case
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6846991U
Other languages
English (en)
Inventor
俊廣 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0515275U publication Critical patent/JPH0515275U/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でコモンモードノイズを効果的に
除去できるようにすること。 【構成】 金属製の外部ケース1の内側に絶縁性の内部
ケース2を設け、更にその内側に内部ケース2の一部を
内側より被うシールド材21を設けて接地する。こうす
れば外部ケース1との間で静電容量が形成され、コモン
モードノイズを効果的に除去することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は金属製の外部ケースを有する近接スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の近接スイッチは例えば図3に断面図を示すように、外周にねじ溝を有す る円筒型の金属製外部ケース1内に円筒型の内部ケース2及び3を設けて筐体が 構成されている。このような高周波発振型の近接スイッチは内部ケース2の前面 側に図示のように断面T字型のコア4の内周部にコイル5が巻回されており、こ のコイルの両端はプリント基板6上に実装された検出回路部7に接続される。検 出回路部7は発振回路とその増幅回路、及び振幅レベルの低下を検知する比較回 路,出力回路等によって構成されており、物体の接近に基づく発振出力の低下を 検出するものである。
【0003】 しかるにこのような高周波発振型近接スイッチは、特に高感度型にすればする 程外部からのコモンモードノイズの影響を受け易くなる。そこでこのようなノイ ズの影響をなくすために検出回路部7の外周部にフレキシブル基板等の銅薄基板 8を設けてプリント基板6のアース端と接続してシールドとしている。又このよ うなシールドでは不十分であるため図示のようにコア4の外周部に金属蒸着膜9 を施し、金属蒸着膜9と回路基板との接続をするための中継基板10をコアの裏 面に張り付けてはんだ付け等によって接続する。そして空隙部にはエポキシ樹脂 11が充填される。又表示用の発光素子12が取付けられ、ケーブル13によっ て電源が供給され信号が引き出されて構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の近接スイッチにおいても、長距離型とするため 感度を高くしたものにおいては耐コモンモードノイズの確保が難しいという欠点 があった。又部品点数が多く、組立てに手間がかかるという欠点もあった。又コ アの裏面に蒸着する必要があるため工程が複雑になり、自動組立てが難しいとい う欠点もあった。
【0005】 本考案はこのような従来の近接スイッチの問題点に鑑みてなされたものであっ て、比較的簡単な構成でコモンモードノイズを低減できるようにすることを技術 的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は金属製の外部ケース内の前面に取付けられた検出コイルと、検出コイ ルを含む発振回路及びその発振出力の変化によって物体を検出する検出回路部と 、を有する近接スイッチであって、近接スイッチの前面を被い外部ケースの内周 に沿って設けられる絶縁性の内部ケースと、内部ケースの内面の少なくとも一部 を内側から被うように取付けられ、その突出した一端が検出回路部のアース端に 接地されるシールド部材と、を有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
このような特徴を有する本考案によれば、金属製の外部ケースの内側に絶縁部 材から成る内部ケースが設けられ、更にその内側には少なくとも内部ケースの一 部分を内側から被ったシールド部材が設けられて接地される。従って外部ケース から見て内部ケース分のギャップを介して静電容量に結合して接地されているこ ととなり、外部から加わるコモンモードノイズが接地され検出回路部への影響を 少なくすることができる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の実施例による近接スイッチの構造を示す断面図であり、前述し た従来例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。本実施例におい ても近接スイッチは円筒状の金属製外部ケース1と内部ケース2及び3によって 筐体が構成される。内部ケース2は絶縁性部材で構成されており、その内部には プリント基板6上に実装された電子回路を有する検出回路部7が設けられる。さ て本実施例ではフレキシブル基板8及びコア4の金属蒸着膜に代えて、内部ケー ス2の内側にシールド材21を設ける。シールド材21は内部ケース22の内面 に対応した形状、例えば図2(a)に示すように円筒形の部材であって、その一 部分が突出した突起部21aを有している。この径は内部ケース2の内径にほぼ 等しいものとし、図1に示すようにコア4とコイル5の外周と内部ケース2との 間に挿入して、突起部21aを折り曲げてプリント基板6上の接地端に接続する 。その他の構成は前述した従来例と同様であり、検出回路部7の一端に表示用の 発光素子12を設け、シールド線13を介して外部に信号を出力するように構成 される。又空隙部にはエポキシ樹脂11等を充填して耐環境性を向上させる。 このようにすれば内部ケース2を介して外部の金属ケース1とシールド部材2 1との間でコンデンサが形成されたこととなる。従って外部から加わるコモンモ ードノイズはコンデンサを介して接地されることとなり、検出回路部7への影響 を大幅に少なくすることができる。
【0009】 尚本実施例ではシールド部材を円筒状の部材としているが、図2(b)に示す ようにスリットを有する部材22としてもよく、又図2(c)に示すように半円 形の部材23としてもよい。この場合にも一端に夫々突起部22a,23aを設 けて検出回路部のアース端間に接地する。こうすれば静電容量が形成される部分 を通じて接地されることとなるため、同様にしてコモンモードノイズを除去する ことができる。
【0010】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、内部ケースの更に内側にシールド 部材を設けて接地しているため、外部ケースの間で静電容量が形成されコモンモ ードノイズを除去することができる。又部品点数が大幅に減少するため価格を低 減することができる。更に蒸着等が不要となり組立作業性が向上し、自動組立等 も行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による近接スイッチの縦断面
図である。
【図2】(a),(b),(c)は夫々本考案に用いる
シールド材の異なる例を示す斜視図である。
【図3】従来の近接スイッチの構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 外部ケース 2,3 内部ケース 4 コア 5 コイル 6 プリント基板 7 検出回路部 21,22,23 シールド材 21a,22a,23a 突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の外部ケース内の前面に取付けら
    れた検出コイルと、検出コイルを含む発振回路及びその
    発振出力の変化によって物体を検出する検出回路部と、
    を有する近接スイッチにおいて、 前記近接スイッチの前面を被い前記外部ケースの内周に
    沿って設けられる絶縁性の内部ケースと、 前記内部ケースの内面の少なくとも一部を内側から被う
    ように取付けられ、その突出した一端が前記検出回路部
    のアース端に接地されるシールド部材と、を有すること
    を特徴とする近接スイッチ。
JP6846991U 1991-08-01 1991-08-01 近接スイツチ Pending JPH0515275U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020208986A1 (ja) * 2019-04-10 2020-10-15 オムロン株式会社 近接センサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020208986A1 (ja) * 2019-04-10 2020-10-15 オムロン株式会社 近接センサ
JP2020173971A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 オムロン株式会社 近接センサ

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