JPH0443945Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443945Y2 JPH0443945Y2 JP1984072333U JP7233384U JPH0443945Y2 JP H0443945 Y2 JPH0443945 Y2 JP H0443945Y2 JP 1984072333 U JP1984072333 U JP 1984072333U JP 7233384 U JP7233384 U JP 7233384U JP H0443945 Y2 JPH0443945 Y2 JP H0443945Y2
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- JP
- Japan
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- coil
- spool
- case
- sensor
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- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の技術分野〉
本考案はコイルLとコンデンサCの周波数変化
を用いて無接点かつ無接触状態で物体の離・接近
を検出する高周波発振型の近接スイツチのセンサ
に関するものである。
を用いて無接点かつ無接触状態で物体の離・接近
を検出する高周波発振型の近接スイツチのセンサ
に関するものである。
〈従来技術と問題点〉
高周波発振型の近接スイツチにあつては、狭小
な部分における金属物体を検知するためにセンサ
と検知回路部を分離し、同軸ケーブル等の接続ケ
ーブルで連結したセンサ分離型の構造を採用する
ことが多い。そして、近年近接スイツチの利用範
囲が拡大すると共にセンサも益々小形化が要求さ
れるようになつて来ている。例えば、ロボツトの
指先に物の有無を確かめるために小型のセンサを
取付ける、あるいはプリント基板上のハンダの付
着具合を検出するのに小型の近接スイツチとする
ことが必要とされている。
な部分における金属物体を検知するためにセンサ
と検知回路部を分離し、同軸ケーブル等の接続ケ
ーブルで連結したセンサ分離型の構造を採用する
ことが多い。そして、近年近接スイツチの利用範
囲が拡大すると共にセンサも益々小形化が要求さ
れるようになつて来ている。例えば、ロボツトの
指先に物の有無を確かめるために小型のセンサを
取付ける、あるいはプリント基板上のハンダの付
着具合を検出するのに小型の近接スイツチとする
ことが必要とされている。
これらロボツトの指先あるいはプリント基板の
ハンダ付着具合を検出する場合等にあつては、セ
ンサを複数並べて使用する場合が多い。しかしな
がらこの装置にあつては各センサが同じ周波数帯
を使用している上、近接物体の影響により周波数
がスイープしてセンサ同志の相互干渉が起ると言
う問題がある。
ハンダ付着具合を検出する場合等にあつては、セ
ンサを複数並べて使用する場合が多い。しかしな
がらこの装置にあつては各センサが同じ周波数帯
を使用している上、近接物体の影響により周波数
がスイープしてセンサ同志の相互干渉が起ると言
う問題がある。
従つて、一般の近接スイツチではフエライトコ
アの表面にAg−Pd等の導体をスパツタリング蒸
着し、それをアースに結線して静電シールドを施
こし相互干渉を防いでいるが、小型の近接スイツ
チにおいてはコアが小さい上、ハンダ付けを行な
える場所も限られているため、上記の方法を採用
するのは組立作業性から見て難しいと言う問題点
を有している。
アの表面にAg−Pd等の導体をスパツタリング蒸
着し、それをアースに結線して静電シールドを施
こし相互干渉を防いでいるが、小型の近接スイツ
チにおいてはコアが小さい上、ハンダ付けを行な
える場所も限られているため、上記の方法を採用
するのは組立作業性から見て難しいと言う問題点
を有している。
〈考案の目的〉
本考案は係る従来の近接スイツチの問題点に鑑
みなされたものであつて、導電性ケース等の静電
シールドが簡単な構造でなされ組立作業が容易
で、しかも外部雑音が入りにくく検出精度を向上
し得る近接スイツチのセンサを提供することを目
的とする。
みなされたものであつて、導電性ケース等の静電
シールドが簡単な構造でなされ組立作業が容易
で、しかも外部雑音が入りにくく検出精度を向上
し得る近接スイツチのセンサを提供することを目
的とする。
〈考案の構成と効果〉
上記目的を達成する為に、本考案に係る近接ス
イツチ用センサは、筒状導電性ケースと、該ケー
ス内に嵌合挿入配置されたコイルスプールと、該
コイルスプールに所定数巻回された検知用コイル
と、該検知用コイルの一対のリード線に夫々接続
された一対の導線を有し他端に検知回路部を電気
的に接続した接続ケーブルとを備えてなり、更に
前記コイルスプールを導電性樹脂材で成形すると
共に前記ケーブルのアース側導線を該コイルスプ
ールに接続してなる構造とすることにより、導電
性樹脂材で成形したコイルスプールをケーブルの
アース側導線に接続させてアースするようになつ
ている結果、ケースと検知用コイルとの静電的結
合の影響が減り、スプールが検知用コイルに対す
る外部雑音の影響を抑止することとなる。また、
ケースが筒状導電性を持つており、このケース内
にコイルスプールを嵌合挿入配置するようになつ
ているので、ケースおよびコイルスプールの両者
も静電的結合の影響が減る結果となり、この点か
らも外部雑音の影響が抑止され、前記スプールと
検知用コイルとの外部雑音抑制効果と相俟つて、
検出精度を向上させることができる。更に、コイ
ルスプールを導電性樹脂で成形することにより、
複雑な形状にも加工することができ、組立て容易
にして、近接スイツチ特有の要求である小型化に
対しても、充分答えることができる。
イツチ用センサは、筒状導電性ケースと、該ケー
ス内に嵌合挿入配置されたコイルスプールと、該
コイルスプールに所定数巻回された検知用コイル
と、該検知用コイルの一対のリード線に夫々接続
された一対の導線を有し他端に検知回路部を電気
的に接続した接続ケーブルとを備えてなり、更に
前記コイルスプールを導電性樹脂材で成形すると
共に前記ケーブルのアース側導線を該コイルスプ
ールに接続してなる構造とすることにより、導電
性樹脂材で成形したコイルスプールをケーブルの
アース側導線に接続させてアースするようになつ
ている結果、ケースと検知用コイルとの静電的結
合の影響が減り、スプールが検知用コイルに対す
る外部雑音の影響を抑止することとなる。また、
ケースが筒状導電性を持つており、このケース内
にコイルスプールを嵌合挿入配置するようになつ
ているので、ケースおよびコイルスプールの両者
も静電的結合の影響が減る結果となり、この点か
らも外部雑音の影響が抑止され、前記スプールと
検知用コイルとの外部雑音抑制効果と相俟つて、
検出精度を向上させることができる。更に、コイ
ルスプールを導電性樹脂で成形することにより、
複雑な形状にも加工することができ、組立て容易
にして、近接スイツチ特有の要求である小型化に
対しても、充分答えることができる。
〈考案の実施例〉
以下、本考案に係る近接スイツチのセンサに付
いての一実施例を図面を用いて説明する。
いての一実施例を図面を用いて説明する。
第3図は一般的なセンサ分離型の近接スイツチ
に使用される回路ブロツク図である。第3図に於
いて、センサ1と検知回路部2とは同軸ケーブル
3で接続されている。センサ1の前面には検知コ
イルLが設けられて、この検知コイルLと並列的
に接続されるコンデンサCは図の様にセンサ1側
に設けられる場合もあり、逆に検出回路部2側に
設けられる場合もあるが、いずれの場合でも検知
コイルLと共に共振回路を構成している。検知回
路部2側では同軸ケーブル3の端部に該共振回路
の共振周波数を発振周波数とする発振器6が接続
されている。近接スイツチの動作中は該発振器6
は常に発振しており、被検知物7が近接すると発
振レベルが低下する。発振器6の出力は検波・レ
ベル弁別器8に与えられ、このレベル変化が読み
取られて物体検知信号が得られる。この信号は出
力部9を介して外部に出力される。電源回路10
は各部に電源を供給するものである。
に使用される回路ブロツク図である。第3図に於
いて、センサ1と検知回路部2とは同軸ケーブル
3で接続されている。センサ1の前面には検知コ
イルLが設けられて、この検知コイルLと並列的
に接続されるコンデンサCは図の様にセンサ1側
に設けられる場合もあり、逆に検出回路部2側に
設けられる場合もあるが、いずれの場合でも検知
コイルLと共に共振回路を構成している。検知回
路部2側では同軸ケーブル3の端部に該共振回路
の共振周波数を発振周波数とする発振器6が接続
されている。近接スイツチの動作中は該発振器6
は常に発振しており、被検知物7が近接すると発
振レベルが低下する。発振器6の出力は検波・レ
ベル弁別器8に与えられ、このレベル変化が読み
取られて物体検知信号が得られる。この信号は出
力部9を介して外部に出力される。電源回路10
は各部に電源を供給するものである。
第1図、第2図は第3図に示した回路と共に共
用される本考案に係るセンサ100を示すもの
で、第3図のセンサ1に対応するものであり、第
1図はセンサ100の軸方向縦断面図、第2図は
その分解斜視図である。
用される本考案に係るセンサ100を示すもの
で、第3図のセンサ1に対応するものであり、第
1図はセンサ100の軸方向縦断面図、第2図は
その分解斜視図である。
第1図、第2図に於いて、3は芯線3Aの外周
が絶縁材3Cで覆われると共に該絶縁材3Cの外
周面に網目状のシールド線3Bを被覆し、更に該
シールド線3Bの外周を絶縁材3Dで被覆してな
るケーブルで、該ケーブル3は第3図で示したケ
ーブル3と同じ構造のものである。
が絶縁材3Cで覆われると共に該絶縁材3Cの外
周面に網目状のシールド線3Bを被覆し、更に該
シールド線3Bの外周を絶縁材3Dで被覆してな
るケーブルで、該ケーブル3は第3図で示したケ
ーブル3と同じ構造のものである。
109は両端が開口された筒状導電性の金属ケ
ースである。108は導電性樹脂材で形成された
コイルスプールである。該コイルスプール108
には検知コイルLが所定数巻回されるコイル巻回
部108Cと、該コイル巻回部108Cの一端側
から延出された延出部108Bが夫々設けられて
いると共に、更に該スプール108の前端面側と
延出部108Bの端面側から相対向する関係で軸
中心に沿つて各々穿設された挿入孔108Aと挿
入孔119と各々180°変位した位置にリード線導
出案内用の溝部108D,108Dとが設けられ
ている。そして、該挿入孔108Aにはフエライ
ト材で形成された棒状コア117が嵌入され、
又、挿入孔119にはケーブル3の芯線3Aが絶
縁キヤツプ材133を介して嵌入される。115
はケース109内に充填凝固された絶縁樹脂材で
ある。
ースである。108は導電性樹脂材で形成された
コイルスプールである。該コイルスプール108
には検知コイルLが所定数巻回されるコイル巻回
部108Cと、該コイル巻回部108Cの一端側
から延出された延出部108Bが夫々設けられて
いると共に、更に該スプール108の前端面側と
延出部108Bの端面側から相対向する関係で軸
中心に沿つて各々穿設された挿入孔108Aと挿
入孔119と各々180°変位した位置にリード線導
出案内用の溝部108D,108Dとが設けられ
ている。そして、該挿入孔108Aにはフエライ
ト材で形成された棒状コア117が嵌入され、
又、挿入孔119にはケーブル3の芯線3Aが絶
縁キヤツプ材133を介して嵌入される。115
はケース109内に充填凝固された絶縁樹脂材で
ある。
これらの部材で構成された近接スイツチのセン
サ100の組立ては、先づ、コイルスプール10
8の挿入孔108Aに棒状コア177を挿入した
状態で、該コイルスプール108の巻回部108
Cに検知コイルLを所定数巻回し、その巻回され
た検知コイルLのリード線113,114を溝部
108D,108Dを通つて各々後方へ延出配置
させた状態とさせ、更に本体ケース109を貫通
して延出されたケーブル3の芯線3Aを絶縁キヤ
ツプ材133を介して挿入孔119内に嵌入させ
る。この様にしてスプール108に芯線3Aを固
定したケーブル3の芯線3Aにリード線113の
絶縁被膜をはく離した状態で該リード線113を
巻き付けた後、芯線3Aに対して該リード線11
3がハンダ付固定される。又、リード線114は
絶縁被膜をはく離した状態でケーブル3のシール
ド線3Bがハンダ付固定され、更に、シールド線
3Bが導電性接着剤134にてスプール108の
延出部108Bの外周に固定される。次いで、ケ
ーブル3とスプール108とが接続された状態で
スプール108がケース109内に嵌合されてケ
ース109とスプール108との導通が採られ、
しかる後、ケース109内に絶縁樹脂材115が
充填凝固されて完成される。
サ100の組立ては、先づ、コイルスプール10
8の挿入孔108Aに棒状コア177を挿入した
状態で、該コイルスプール108の巻回部108
Cに検知コイルLを所定数巻回し、その巻回され
た検知コイルLのリード線113,114を溝部
108D,108Dを通つて各々後方へ延出配置
させた状態とさせ、更に本体ケース109を貫通
して延出されたケーブル3の芯線3Aを絶縁キヤ
ツプ材133を介して挿入孔119内に嵌入させ
る。この様にしてスプール108に芯線3Aを固
定したケーブル3の芯線3Aにリード線113の
絶縁被膜をはく離した状態で該リード線113を
巻き付けた後、芯線3Aに対して該リード線11
3がハンダ付固定される。又、リード線114は
絶縁被膜をはく離した状態でケーブル3のシール
ド線3Bがハンダ付固定され、更に、シールド線
3Bが導電性接着剤134にてスプール108の
延出部108Bの外周に固定される。次いで、ケ
ーブル3とスプール108とが接続された状態で
スプール108がケース109内に嵌合されてケ
ース109とスプール108との導通が採られ、
しかる後、ケース109内に絶縁樹脂材115が
充填凝固されて完成される。
この様にして組立てられた近接スイツチのセン
サ100は、ケース109がコイルスプール10
8、シールド線3Bを介してアースされるのでケ
ース109と検知コイルLとの静電的結合が生ず
ることがなく検出精度が向上する。
サ100は、ケース109がコイルスプール10
8、シールド線3Bを介してアースされるのでケ
ース109と検知コイルLとの静電的結合が生ず
ることがなく検出精度が向上する。
第1図は本考案に係る近接スイツチ用センサの
軸方向断面図で、第2図は第1図示のセンサの分
解斜視図で、第3図は一般的なセンサ分離型の近
接スイツチに使用される回路ブロツク図である。 L……検知コイル、100……センサ、108
……コイルスプール、109……ケース、3……
ケーブル、3A……芯線、3B……シールド線、
113,114……リード線。
軸方向断面図で、第2図は第1図示のセンサの分
解斜視図で、第3図は一般的なセンサ分離型の近
接スイツチに使用される回路ブロツク図である。 L……検知コイル、100……センサ、108
……コイルスプール、109……ケース、3……
ケーブル、3A……芯線、3B……シールド線、
113,114……リード線。
Claims (1)
- 筒状導電性ケースと、該ケース内に嵌合挿入配
置されたコイルスプールと、該コイルスプールに
所定数巻回された検知用コイルと、該検知用コイ
ルの一対のリード線に夫々接続された一対の導線
を有し他端に検知回路部を電気的に接続した接続
ケーブルとを備えてなり、更に前記コイルスプー
ルを導電性樹脂材で成形すると共に前記ケーブル
のアース側導線を該コイルスプールに接続してな
ることを特徴とする近接スイツチ用センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7233384U JPS60184240U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 近接スイツチ用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7233384U JPS60184240U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 近接スイツチ用センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184240U JPS60184240U (ja) | 1985-12-06 |
JPH0443945Y2 true JPH0443945Y2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=30610650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7233384U Granted JPS60184240U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 近接スイツチ用センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60184240U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2761930B2 (ja) * | 1989-08-10 | 1998-06-04 | 池上通信機株式会社 | 位置検出スイッチ |
JP5525208B2 (ja) * | 2009-08-26 | 2014-06-18 | パナソニック株式会社 | 近接センサ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4219464Y1 (ja) * | 1965-11-24 | 1967-11-10 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP7233384U patent/JPS60184240U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4219464Y1 (ja) * | 1965-11-24 | 1967-11-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60184240U (ja) | 1985-12-06 |
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