JPH05152512A - 半導体集積回路のキヤパシタの製造方法 - Google Patents
半導体集積回路のキヤパシタの製造方法Info
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- JPH05152512A JPH05152512A JP3340240A JP34024091A JPH05152512A JP H05152512 A JPH05152512 A JP H05152512A JP 3340240 A JP3340240 A JP 3340240A JP 34024091 A JP34024091 A JP 34024091A JP H05152512 A JPH05152512 A JP H05152512A
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Landscapes
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- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 寄生素子の発生を防ぐこと、平坦性を良くす
ること、及び所望の容量値を得ることが可能な半導体集
積回路のキャパシタの製造方法を提供する。 【構成】 半導体基板上のシリコン酸化膜の上に第1の
ドープトポリシリコン膜を作り、シリコン酸化膜とシリ
コン窒化膜を使用するLOCOS(ロコス)技術によっ
て第1のドープトポリシリコン膜を選択的に酸化する。
シリコン窒化膜とシリコン酸化膜とを除去して第1のド
ープトポリシリコン膜14の表面に誘電体層としてのシ
リコン酸化膜18を作る。シリコン酸化膜18の上に第
2のドープトポリシリコン膜19をキャパシタの上部電
極として作る。第1のドープトポリシリコン膜14はキ
ャパシタの下部電極となる。
ること、及び所望の容量値を得ることが可能な半導体集
積回路のキャパシタの製造方法を提供する。 【構成】 半導体基板上のシリコン酸化膜の上に第1の
ドープトポリシリコン膜を作り、シリコン酸化膜とシリ
コン窒化膜を使用するLOCOS(ロコス)技術によっ
て第1のドープトポリシリコン膜を選択的に酸化する。
シリコン窒化膜とシリコン酸化膜とを除去して第1のド
ープトポリシリコン膜14の表面に誘電体層としてのシ
リコン酸化膜18を作る。シリコン酸化膜18の上に第
2のドープトポリシリコン膜19をキャパシタの上部電
極として作る。第1のドープトポリシリコン膜14はキ
ャパシタの下部電極となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコン酸化膜を誘電
体層として使用する構造の半導体集積回路のキャパシタ
の製造方法に関するものである。
体層として使用する構造の半導体集積回路のキャパシタ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
典型的な半導体集積回路のキャパシタ部分は図1に示す
ように、p型半導体層1と、n型半導体層2と、n型半
導体層2に不純物拡散で形成されたp型半導体領域3
と、厚いシリコン酸化膜4と、p型半導体領域3上に設
けられた薄いシリコン酸化膜5と、この薄いシリコン酸
化膜5の上に形成された電極導体6とから成る。一般的
には、p型半導体層1がエピタキシャル成長のための基
板領域であり、n型半導体層2がエピタキシャル成長層
であり、p型半導体領域3がキャパシタの下部電極であ
り、薄いシリコン酸化膜5がキャパシタの誘電体層であ
り、電極導体6がキャパシタの上部電極である。
典型的な半導体集積回路のキャパシタ部分は図1に示す
ように、p型半導体層1と、n型半導体層2と、n型半
導体層2に不純物拡散で形成されたp型半導体領域3
と、厚いシリコン酸化膜4と、p型半導体領域3上に設
けられた薄いシリコン酸化膜5と、この薄いシリコン酸
化膜5の上に形成された電極導体6とから成る。一般的
には、p型半導体層1がエピタキシャル成長のための基
板領域であり、n型半導体層2がエピタキシャル成長層
であり、p型半導体領域3がキャパシタの下部電極であ
り、薄いシリコン酸化膜5がキャパシタの誘電体層であ
り、電極導体6がキャパシタの上部電極である。
【0003】図1の構造は、半導体基板にトランジス
タ、ダイオード等の回路素子を形成する工程を利用して
キャパシタを形成することができる利点を有する反面、
薄いシリコン酸化膜5が形成されてから電極導体6が形
成されるまでの間に、トランジスタ、ダイオード等の回
路素子を形成するための種々の工程が介在するために、
電極導体6を設ける直前までにキャパシタ用シリコン酸
化膜5の膜厚が変化し、このバラツキが生じ、目標容量
を有するキャパシタを得ることが困難であった。また、
下部電極としてのp型半導体領域3とn型半導体領域2
との間のpn接合によって不都合な寄生素子が形成され
る場合もある。
タ、ダイオード等の回路素子を形成する工程を利用して
キャパシタを形成することができる利点を有する反面、
薄いシリコン酸化膜5が形成されてから電極導体6が形
成されるまでの間に、トランジスタ、ダイオード等の回
路素子を形成するための種々の工程が介在するために、
電極導体6を設ける直前までにキャパシタ用シリコン酸
化膜5の膜厚が変化し、このバラツキが生じ、目標容量
を有するキャパシタを得ることが困難であった。また、
下部電極としてのp型半導体領域3とn型半導体領域2
との間のpn接合によって不都合な寄生素子が形成され
る場合もある。
【0004】図1の寄生素子の問題を解決するために、
図2に示すようにシリコン半導体基板上の厚いシリコン
酸化膜4の上にキャパシタを形成する構造が知られてい
る。図2では厚いシリコン酸化膜5の上に下部電極とし
て不純物を含むポリシリコン膜即ちドープトポリシリコ
ン膜7を設け、この上にキャパシタ用の薄いシリコン酸
化膜5を設け、更に上部電極導体6を設ける。
図2に示すようにシリコン半導体基板上の厚いシリコン
酸化膜4の上にキャパシタを形成する構造が知られてい
る。図2では厚いシリコン酸化膜5の上に下部電極とし
て不純物を含むポリシリコン膜即ちドープトポリシリコ
ン膜7を設け、この上にキャパシタ用の薄いシリコン酸
化膜5を設け、更に上部電極導体6を設ける。
【0005】しかし、図2の場合においても、薄いシリ
コン酸化膜5を形成した後に、トランジスタ、ダイオー
ド等の回路素子を形成するための工程が存在すると、シ
リコン酸化膜5の膜厚が変動し、目標とする容量を有す
るキャパシタを得ることが困難であった。
コン酸化膜5を形成した後に、トランジスタ、ダイオー
ド等の回路素子を形成するための工程が存在すると、シ
リコン酸化膜5の膜厚が変動し、目標とする容量を有す
るキャパシタを得ることが困難であった。
【0006】図2の構造の欠点を解決するために、図3
に示すように図2の上部電極導体6をドープトポリシリ
コン膜8で形成した構造が知られている。図3の構造の
場合には、キャパシタの誘電体層として働くシリコン酸
化膜5が上下のドープトポリシリコン膜7、8で覆われ
ているので、上部のドープトポリシリコン膜8を形成し
た後にトランジスタ、ダイオード等の回路素子を形成す
るための工程があってもシリコン酸化膜5の膜厚の変動
がほとんど生じない。しかし、2つのドープトポリシリ
コン膜7、8は夫々400nm程度の膜厚に形成しなけ
ればならないので、2つのドープトポリシリコン膜7、
8とシリコン酸化膜5とから成る3層構造部分がシリコ
ン酸化膜4から突出して表面の平坦性が悪くなり、微細
加工上不利になる。
に示すように図2の上部電極導体6をドープトポリシリ
コン膜8で形成した構造が知られている。図3の構造の
場合には、キャパシタの誘電体層として働くシリコン酸
化膜5が上下のドープトポリシリコン膜7、8で覆われ
ているので、上部のドープトポリシリコン膜8を形成し
た後にトランジスタ、ダイオード等の回路素子を形成す
るための工程があってもシリコン酸化膜5の膜厚の変動
がほとんど生じない。しかし、2つのドープトポリシリ
コン膜7、8は夫々400nm程度の膜厚に形成しなけ
ればならないので、2つのドープトポリシリコン膜7、
8とシリコン酸化膜5とから成る3層構造部分がシリコ
ン酸化膜4から突出して表面の平坦性が悪くなり、微細
加工上不利になる。
【0007】そこで、本発明の目的は、寄生素子の発生
を防ぐことができ、且つ容量のバラツキの発生を防ぐこ
とができ、且つ半導体基板上の平坦性を悪化させない半
導体集積回路のキャパシタの製造方法を提供することに
ある。
を防ぐことができ、且つ容量のバラツキの発生を防ぐこ
とができ、且つ半導体基板上の平坦性を悪化させない半
導体集積回路のキャパシタの製造方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、半導体基板上の絶縁膜の上に第1のドープ
トポリシリコン膜を形成する工程と、前記第1のドープ
トポリシリコン膜の一部を覆うように酸化防止用マスク
を形成する工程と、前記第1のドープトポリシリコン膜
の前記マスクに覆われていない領域をシリコン酸化膜に
変換する工程と、前記マスクを除去する工程と、前記マ
スクを除去することによって露出した前記第1のドープ
トポリシリコン膜の表面にキャパシタ用シリコン酸化膜
を形成する工程と、前記キャパシタ用シリコン酸化膜の
上に第2のドープトポリシリコン膜を形成する工程とを
含むことを特徴とする半導体集積回路のキャパシタの製
造方法に係わるものである。
の本発明は、半導体基板上の絶縁膜の上に第1のドープ
トポリシリコン膜を形成する工程と、前記第1のドープ
トポリシリコン膜の一部を覆うように酸化防止用マスク
を形成する工程と、前記第1のドープトポリシリコン膜
の前記マスクに覆われていない領域をシリコン酸化膜に
変換する工程と、前記マスクを除去する工程と、前記マ
スクを除去することによって露出した前記第1のドープ
トポリシリコン膜の表面にキャパシタ用シリコン酸化膜
を形成する工程と、前記キャパシタ用シリコン酸化膜の
上に第2のドープトポリシリコン膜を形成する工程とを
含むことを特徴とする半導体集積回路のキャパシタの製
造方法に係わるものである。
【0009】
【作用】本発明の第1及び第2のドープトポリシリコン
膜は不純物を含むために導電性を有し、キャパシタの下
部及び上部電極として作用する。第1及び第2のドープ
トポリシリコン膜の相互間のシリコン酸化膜はキャパシ
タの誘電体層として働く。このシリコン酸化膜は第1及
び第2のドープトポリシリコン膜間に配置されているの
で、その後の工程による影響を受けない。
膜は不純物を含むために導電性を有し、キャパシタの下
部及び上部電極として作用する。第1及び第2のドープ
トポリシリコン膜の相互間のシリコン酸化膜はキャパシ
タの誘電体層として働く。このシリコン酸化膜は第1及
び第2のドープトポリシリコン膜間に配置されているの
で、その後の工程による影響を受けない。
【0010】
【実施例】次に、図4〜図9を参照して本発明の実施例
に係わる半導体集積回路のキャパシタの製造方法を説明
する。
に係わる半導体集積回路のキャパシタの製造方法を説明
する。
【0011】まず、図4に示すようにp型半導体層11
とn型半導体層12とを有するシリコン半導体基板10
を用意する。このp型半導体層11及びn型半導体層1
2は図1と同様にエピタキシャル成長のための基板とエ
ピタキシャル成長層であり、トランジスタ、ダイオード
等の他の回路素子の作製に使用される。
とn型半導体層12とを有するシリコン半導体基板10
を用意する。このp型半導体層11及びn型半導体層1
2は図1と同様にエピタキシャル成長のための基板とエ
ピタキシャル成長層であり、トランジスタ、ダイオード
等の他の回路素子の作製に使用される。
【0012】次に、図4に示すようにシリコン半導体基
板10上にシリコン酸化膜13を形成し、更にこの上に
LPCVD技術(化学気相成長技術)によって膜厚40
0nmを有するポリシリコン膜を形成し、しかる後、こ
こにPOCl3(n型不純物)を熱拡散させてn型の第
1のドープトポリシリコン膜14にする。
板10上にシリコン酸化膜13を形成し、更にこの上に
LPCVD技術(化学気相成長技術)によって膜厚40
0nmを有するポリシリコン膜を形成し、しかる後、こ
こにPOCl3(n型不純物)を熱拡散させてn型の第
1のドープトポリシリコン膜14にする。
【0013】次に、図5に示すようにキャパシタ形成予
定領域に対応させて第1のドープトポリシリコン膜14
上に膜厚40nmのシリコン酸化膜15と膜厚200n
mのシリコン窒化膜16との積層体から成るマスクを形
成する。このマスクはドープトポリシリコン膜14上に
非選択的にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを順に形
成し、これをパターニングすることによって得る。
定領域に対応させて第1のドープトポリシリコン膜14
上に膜厚40nmのシリコン酸化膜15と膜厚200n
mのシリコン窒化膜16との積層体から成るマスクを形
成する。このマスクはドープトポリシリコン膜14上に
非選択的にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを順に形
成し、これをパターニングすることによって得る。
【0014】次に、周知のLOCOS(シリコンの局部
酸化)法により、ドープトポリシリコン膜14を選択的
に酸化させ、ドープトポリシリコン膜14のシリコン窒
化膜16で覆われていない領域を図6に示すようにシリ
コン酸化膜17に変換する。ドープトポリシリコン膜1
4が酸化されると、膜厚が図6に示すように増大する。
酸化)法により、ドープトポリシリコン膜14を選択的
に酸化させ、ドープトポリシリコン膜14のシリコン窒
化膜16で覆われていない領域を図6に示すようにシリ
コン酸化膜17に変換する。ドープトポリシリコン膜1
4が酸化されると、膜厚が図6に示すように増大する。
【0015】次に、図6に示されているシリコン窒化膜
16及びシリコン酸化膜15をエッチングで除去する。
しかる後、熱酸化法によって図7に示すように第1のド
ープトポリシリコン膜14上に新しいシリコン酸化膜1
8を形成する。このシリコン酸化膜18は図6のドープ
トポリシリコン膜14の一部が熱酸化されたものであ
り、キャパシタの目標容量値に対応する膜厚を有する。
16及びシリコン酸化膜15をエッチングで除去する。
しかる後、熱酸化法によって図7に示すように第1のド
ープトポリシリコン膜14上に新しいシリコン酸化膜1
8を形成する。このシリコン酸化膜18は図6のドープ
トポリシリコン膜14の一部が熱酸化されたものであ
り、キャパシタの目標容量値に対応する膜厚を有する。
【0016】次に、シリコン酸化膜18を覆うようにポ
リシリコン膜を形成し、ここにイオン注入法又は熱拡散
法によって不純物を導入して図8の第2のドープトポリ
シリコン膜19にする。
リシリコン膜を形成し、ここにイオン注入法又は熱拡散
法によって不純物を導入して図8の第2のドープトポリ
シリコン膜19にする。
【0017】次に、第2のドープトポリシリコン膜19
を図9に示すようにパターニングして上部電極を得る。
を図9に示すようにパターニングして上部電極を得る。
【0018】図9において、キャパシタは下部電極とし
ての第1のドープトポリシリコン膜14と誘電体層とし
てのシリコン酸化膜18と上部電極としての第2のドー
プトポリシリコン膜19とによって構成されている。薄
いシリコン酸化膜18は厚いシリコン酸化膜17の凹部
の中に配設されているので、第2のドープトポリシリコ
ン膜19の厚いシリコン酸化膜17からの突出の高さは
図3に比べて低い。従って、平坦性が図3よりも良い。
キャパシタは絶縁性シリコン酸化膜13の上に形成され
ているので、半導体基板10内に寄生素子を形成しな
い。
ての第1のドープトポリシリコン膜14と誘電体層とし
てのシリコン酸化膜18と上部電極としての第2のドー
プトポリシリコン膜19とによって構成されている。薄
いシリコン酸化膜18は厚いシリコン酸化膜17の凹部
の中に配設されているので、第2のドープトポリシリコ
ン膜19の厚いシリコン酸化膜17からの突出の高さは
図3に比べて低い。従って、平坦性が図3よりも良い。
キャパシタは絶縁性シリコン酸化膜13の上に形成され
ているので、半導体基板10内に寄生素子を形成しな
い。
【0019】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、変形可能なものである。例えばキャパシタの上部電
極としての第2のドープトポリシリコン膜6の上に金属
の配線導体層を延在させることができる。また、シリコ
ン酸化膜18を熱酸化以外の方法、例えば蒸着等で形成
することができる。
く、変形可能なものである。例えばキャパシタの上部電
極としての第2のドープトポリシリコン膜6の上に金属
の配線導体層を延在させることができる。また、シリコ
ン酸化膜18を熱酸化以外の方法、例えば蒸着等で形成
することができる。
【0020】
【発明の効果】上述から明らかなように本発明によって
次の効果を得ることができる。 (イ) キャパシタの上部及び下部電極をドープトポリ
シリコン膜で形成しているにも拘らず、半導体基板上に
おける段差が少なく、平坦性が良い集積回路を提供する
ことができる。 (ロ) キャパシタは半導体基板内の半導体領域と無関
係に形成されているので、寄生素子が形成されない。 (ハ) キャパシタの誘電体層としてシリコン酸化膜は
第1のドープトポリシリコン膜の表面に新しく形成さ
れ、これが第2のドープトポリシリコン膜で覆われてい
るので、その後の工程の影響によるシリコン酸化膜の膜
厚の変化が生じない。
次の効果を得ることができる。 (イ) キャパシタの上部及び下部電極をドープトポリ
シリコン膜で形成しているにも拘らず、半導体基板上に
おける段差が少なく、平坦性が良い集積回路を提供する
ことができる。 (ロ) キャパシタは半導体基板内の半導体領域と無関
係に形成されているので、寄生素子が形成されない。 (ハ) キャパシタの誘電体層としてシリコン酸化膜は
第1のドープトポリシリコン膜の表面に新しく形成さ
れ、これが第2のドープトポリシリコン膜で覆われてい
るので、その後の工程の影響によるシリコン酸化膜の膜
厚の変化が生じない。
【図1】従来の半導体集積回路のキャパシタを示す断面
図である。
図である。
【図2】従来の別の半導体集積回路のキャパシタを示す
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の更に別の半導体集積回路を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例の半導体集積回路のキャパシタ
の製造工程を示す断面図である。
の製造工程を示す断面図である。
【図5】実施例のキャパシタの製造工程を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】実施例のキャパシタの製造工程を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】実施例のキャパシタの製造工程を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】実施例のキャパシタの製造工程を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】実施例の完成したキャパシタを示す断面図であ
る。
る。
14 第1のドープトポリシリコン膜 18 シリコン酸化膜 19 第2のドープトポリシリコン膜
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板上の絶縁膜の上に第1のドー
プトポリシリコン膜を形成する工程と、 前記第1のドープトポリシリコン膜の一部を覆うように
酸化防止用マスクを形成する工程と、 前記第1のドープトポリシリコン膜の前記マスクに覆わ
れていない領域をシリコン酸化膜に変換する工程と、 前記マスクを除去する工程と、 前記マスクを除去することによって露出した前記第1の
ドープトポリシリコン膜の表面にキャパシタ用シリコン
酸化膜を形成する工程と、 前記キャパシタ用シリコン酸化膜の上に第2のドープト
ポリシリコン膜を形成する工程とを含むことを特徴とす
る半導体集積回路のキャパシタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340240A JPH05152512A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 半導体集積回路のキヤパシタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340240A JPH05152512A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 半導体集積回路のキヤパシタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05152512A true JPH05152512A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18335044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3340240A Pending JPH05152512A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 半導体集積回路のキヤパシタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05152512A (ja) |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3340240A patent/JPH05152512A/ja active Pending
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