JPH05150977A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

Info

Publication number
JPH05150977A
JPH05150977A JP3226231A JP22623191A JPH05150977A JP H05150977 A JPH05150977 A JP H05150977A JP 3226231 A JP3226231 A JP 3226231A JP 22623191 A JP22623191 A JP 22623191A JP H05150977 A JPH05150977 A JP H05150977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microinstruction
instruction
program
branch
shift register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3226231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2601071B2 (ja
Inventor
Kazufumi Takeuchi
千史 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP3226231A priority Critical patent/JP2601071B2/ja
Publication of JPH05150977A publication Critical patent/JPH05150977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2601071B2 publication Critical patent/JP2601071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Executing Machine-Instructions (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価であり、プログラミングの容易な信号
処理装置を提供する。 【構成】 固定長のプログラムを巡回型シフトレジス
タに記憶すると共に、この巡回型シフトレジスタから順
次マイクロ命令を取り出して実行するようにした。ま
た、分岐命令を実行して分岐する場合、上記マイクロ命
令の取り出しと同期してカウント動作するプログラムス
テップカウンタのカウント値が分岐先アドレスと一致す
るまでの期間、メモリ等に対するデータ書込を禁止する
ことにより、実効的に分岐を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は信号遅延処理、残響付
与、波形発生などの各種楽音信号処理をリアルタイムに
実行するのに適した信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の汎用DSP(信号処理装
置)の構成例を示す。プログラムカウンタ1は、一定周
期のクロックに同期してカウント動作し、その出力をマ
イクロプログラムアドレスとして出力する。マイクロプ
ログラムRAM(ランダムアクセスメモリ)2は、一般
のマイクロコンピュータにおけるマイクロプログラムR
AMと同様、実行すべきマイクロプログラムが格納さ
れ、マイクロプログラムアドレスによって指定される記
憶領域に格納された命令を出力する。プログラムデコー
ダ3は、マイクロプログラムRAM2から読み出された
マイクロ命令をデコードし、その結果得られる各種制御
信号を装置内の各部に供給する。演算処理部4は、プロ
グラムデコーダ3からの制御信号が与えられ、データR
AM5の記憶データあるいは外部からの入力データに対
し制御信号に従った演算処理を施すと共に、演算結果の
外部への出力、あるいはデータRAM5への書込等を行
う。上記構成において、マイクロプログラムRAM2か
らジャンプ命令が読み出されると、このジャンプ命令が
プログラムデコーダ3によってデコードされることによ
り、ジャンプ命令データJMPとジャンプアドレスデー
タJMPADRSが出力される。この結果、ジャンプア
ドレスデータJMPADRSがプログラムカウンタ1に
ロードされ、プログラムの分岐が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の信号処理装置は、分岐先を自由にプログラムするこ
とができるのでプログラミングにおける融通性が良いと
いう利点を有するが、その反面、高速で複雑なマイクロ
プログラムRAMのアクセス制御が必要であり、かつ、
マイクロプログラムRAMとして高速なスタティックR
AMが必要となり、高価なものになるという問題があっ
た。また、ジャンプ命令を使用したプログラムを作成し
た場合、プログラムがどのステップにジャンプした場合
においても所定の時間内、すなわち、サンプリング周期
内に1回のプログラムの実行が終了し得るか否かが分か
り難いという欠点があった。この発明は上述した事情に
鑑みてなされたものであり、高価なスタティックRAM
を必要とせず、かつ、プログラム作成段階においてプロ
グラムの実行時間を容易に把握し得るようにした信号処
理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定個数の
一連のマイクロ命令を記憶すると共に各マイクロ命令を
巡回的に出力する巡回型シフトレジスタと、前記巡回型
シフトレジスタがマイクロ命令を出力するのに同期して
カウント動作し、該カウント値をその時点で出力されて
いるマイクロ命令のアドレスとして出力するプログラム
ステップカウンタと、前記巡回型シフトレジスタが出力
するマイクロ命令をデコードし、制御信号を出力するマ
イクロ命令実行手段と、演算命令に対応した前記制御信
号に従って演算処理を行う演算手段と、前記演算手段に
よる演算結果を含む各種データの記憶に使用される記憶
手段と、前記マイクロ命令実行手段が分岐命令をデコー
ドし、かつ、その場合に該分岐命令の分岐条件を満足し
ている場合に、前記プログラムステップカウンタが出力
するアドレスが該分岐命令に対応した分岐先アドレスに
一致するまでの期間、前記記憶手段に対するデータの書
込を指令する前記制御信号を無効にする分岐制御手段と
を具備することを特徴としている。
【0005】
【作用】上記構成によれば、巡回型シフトレジスタから
一連のマイクロ命令が順次出力され、それらのマイクロ
命令がマイクロ命令実行手段によって解釈実行される。
そして、マイクロ命令実行手段に対し、分岐命令が与え
られ、分岐条件が満足している場合には、プログラムス
テップカウンタが出力するアドレスが分岐命令における
分岐先アドレスと一致するまでの期間、記憶手段に対す
るデータの書き込みが禁止され、実効的に分岐が行われ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照し、この発明の一実施例を
説明する。図1はこの発明の一実施例によるDSPの構
成を示すブロック図である。この図において、セレクタ
11および256ステージのマイクロシフトレジスタ1
2は、固定長(本実施例の場合、256ステップ)のマ
イクロプログラムを記憶すると共に巡回的に繰り返し再
生する巡回型シフトレジスタを構成している。記憶すべ
きマイクロプログラムを構成する各マイクロ命令は、セ
レクタ11の第1入力ポートに入力され、セレクタ11
の第0入力ポートにはマイクロプログラムシフトレジス
タ12から出力されるマイクロ命令が入力される。巡回
型シフトレジスタに対するマイクロプログラムの書込を
行う場合、セレクタ11のセレクト端子Sに対し、所定
期間に亙ってマイクロ命令書込信号MPWRTが供給さ
れる。これにより、セレクタ11によって第1入力ポー
トに供給されるマイクロ命令が選択され、マイクロプロ
グラムシフトレジスタ12に入力される。セレクタ11
から与えられるマイクロ命令は、クロックφに同期して
マイクロプログラムシフトレジスタ12の第1ステージ
に書き込まれ、以後、クロックφに同期し、後続ステー
ジに順次シフトされる。マイクロ命令書込信号MPWR
Tの供給がなくなると、セレクタ11はマイクロシフト
レジスタ11から出力されるマイクロ命令を選択し、セ
レクタ11およびマイクロプログラムシフトレジスタ1
2により、256ステップのマイクロ命令の巡回シフト
が行われる。プログラムステップカウンタ31は、マイ
クロプログラムレジスタ12と同様、クロックφによっ
て駆動されてカウント動作する。このプログラムステッ
プカウンタ31のカウント値は、マイクロプログラムレ
ジスタ12の最終ステージから出力されるマイクロ命令
のアドレスを示すようになっている。
【0007】プログラムデコーダ3は、マイクロプログ
ラムシフトレジスタ12が出力する実行すべきマイクロ
命令MPOPをデコードし、第1オペレーションコード
OP1、第2オペレーションコードOP2およびオペラ
ントコードPDATAを出力する。ここで、プログラム
デコーダ3の各出力情報について簡単に説明する。ま
ず、演算制御を行うためのマイクロ命令MPOPが供給
された場合には、当該演算制御を行うための制御信号が
第1オペレーションコードOP1として出力される。ま
た、後述するALU41の演算結果に基づく条件ジャン
プを指示するマイクロ命令が供給された場合には、第1
オペレーションコードOP1の一部としてタイミング信
号CLOADが出力される。一方、ジャンプ命令がマイ
クロ命令MPOPとして供給された場合は、ジャンプ命
令信号JMPが第2オペレーションコードOP2の一部
として出力される。また、後述するALUの演算結果を
データRAM5あるいは後述するテンポラリレジスタ4
2に書き込むことを指示するマイクロ命令が供給された
場合、第2オペレーションコードOP2の一部として書
込信号WRTが出力される。第2オペレーションコード
OP2は、ANDゲート21の一方の入力端に供給され
る。このANDゲート21の他方の入力端には、インバ
ータ27の出力信号が供給される。インバータ27の出
力信号値が“1”である場合、その時の第2オペレーシ
ョンコードOP2に基づいて書込信号WRTあるいはジ
ャンプ命令信号JMP等の制御信号がANDゲート21
から出力される。これらの制御信号のうち、書込信号W
RTは演算処理部4へ供給され、ジャンプ命令信号JM
Pは、ANDゲート23の一方の入力端へ供給される。
オペラントコードPDATAは、実行すべきマイクロ命
令が演算命令である場合には演算処理部4によって演算
用のオペラントとして使用される。また、実行すべきマ
イクロ命令がジャンプ命令である場合、オペラントコー
ドPDATAとして、ジャンプ条件を示すジャンプ条件
データCONDおよび分岐先のアドレスを指定するジャ
ンプステップデータJMPSTEPが出力される。
【0008】演算処理部4は、演算を行うALU(算術
演算ユニット)41、ALU41の演算結果の一時記憶
に使用されるテンポラリレジスタ42、および係数乗算
処理等に使用される係数を記憶する係数レジスタ43を
有する。ALU41は、テンポラリレジスタ42からの
読出データに対し、第1オペレーションコードOP1に
よって指定される演算処理を施す。また、第1オペレー
ションコードOP1によっては、係数レジスタ43に格
納された係数データを使用した演算がALU41によっ
て行われる。ALU41はレジスタRを有しており、A
LU41における演算結果はこのレジスタRによって保
持される。また、ALU41は、演算結果を示すフラ
グ、より詳しくは、演算結果がゼロになったこと、演算
結果がオーバフローしたこと、演算結果の符号そのも
の、あるいは演算によってキャリが発生したこと等を表
わす一連のフラグをフラグデータCONDFLGとして
出力する。また、書込信号WRTがANDゲート21を
介して出力された場合、ALU41におけるレジスタR
の保持データは、テンポラリレジスタ42あるいはデー
タRAM5に書き込まれる。分岐条件デコーダ22は、
実行すべき命令が条件ジャンプ命令である場合、タイミ
ング信号CLOADが入力されることによりフラグデー
タCONDFLGを取り込み、ジャンプ条件データCO
NDと比較する。そして、該比較結果に基づいてALU
41の演算結果がジャンプ命令の分岐条件を満足してい
るか否かを判断し、分岐条件を満足する場合には許可信
号CEQを出力する。実行すべき命令が無条件ジャンプ
命令である場合、分岐条件デコーダ22は、無条件で許
可信号CEQを出力する。ANDゲート23は、ジャン
プ命令信号JMPと許可信号CEQが共に出力されてい
る時にジャンプスタート信号JMPSを出力する。ジャ
ンプステップレジスタ32は、ジャンプスタート信号J
MPSに同期してジャンプステップデータJMPSTE
Pを取り込む。比較器33は、ジャンプステップレジス
タ32に取り込まれたジャンプステップデータJMPS
TEPとプログラムステップカウンタ31のカウント値
とを比較し、両者が一致した場合に一致信号EQを出力
する。ORゲート24は一方の入力端にジャンプスター
ト信号JMPSが入力される。ORゲート24の出力信
号はクロックφに同期してフリップフロップ25に取り
込まれる。ANDゲート26は、フリップフロップ25
の出力信号と、一致信号EQをインバータ34によって
反転した信号とのAND演算を行い、該演算結果をジャ
ンプフラグ信号JMPFLGとして出力する。このジャ
ンプフラグ信号JMPFLGはORゲート24の他方の
入力端に帰還される一方、インバータ27に入力され
る。
【0009】以上の構成によれば、1サンプリング周期
に相当する一定周期毎に、セレクタ11およびマイクロ
プログラムシフトレジスタ12からなる巡回型シフトレ
ジスタにより、256ステップからなるマイクロ命令が
繰り返し出力される。そして、個々のマイクロ命令はプ
ログラムデコーダ3によってデコードされ、マイクロ命
令が実行される。このように1サンプリング周期内に固
定長のプログラムを実行する方式としたので、プログラ
ムの実行時間に対する特別な配慮なしに、プログラムを
作成することができる。次に本実施例におけるジャンプ
命令の実行態様を説明する。プログラムデコーダ3に対
し、無条件ジャンプ命令が供給された場合、ジャンプ命
令信号JMP、ジャンプ先アドレスを指定するジャンプ
ステップデータJMPSTEP、および無条件ジャンプ
命令に対応したジャンプ条件データCONDがプログラ
ムデコーダ3から出力される。そして、分岐条件デコー
ダ22から無条件に許可信号CEQが出力され、この結
果、図2に示すようにジャンプスタート信号JMPSが
出力される。そして、ジャンプステップデータJMPS
TEPがジャンプスタート信号JMPSによってジャン
プステップレジスタ32に取り込まれる。また、ジャン
プスタート信号JMPS(“1”信号)が、ORゲート
24を介してフリップフロップ25に入力され、クロッ
クφの1クロック周期相当遅れてフリップフロップ25
に書き込まれる。無条件ジャンプ命令の時点において、
比較器33からは一致信号EQが出力されず、インバー
タ34の出力信号の値は“1”となっている。従って、
ジャンプスタート信号JMPSがフリップフロップ25
に書き込まれることにより、図2に示すように、ジャン
プフラグ信号JMPFLGが立ち上がる。このジャンプ
フラグ信号(レベル“1”)は、ORゲート24を介し
てフリップフロップ25に再書込されるため、以後、レ
ベル“1”を維持する。ジャンプフラグ信号JMPFL
Gが“1”となったことにより、ANDゲート21がデ
ィゼーブルされ、マイクロ命令のデコード結果における
第2オペレーションコードOP2は無視される。従っ
て、テンポラリレジスタ42あるいはデータRAM5に
対するデータ書込を伴った命令がプログラムデコーダ3
に与えられたとしても、書込信号WRTが発生されず、
その命令自体は実行されるがテンポラリレジスタ42あ
るいはデータRAM5に対するデータ書込は行われな
い。プログラムカウンタ31のカウント値がジャンプス
テップレジスタ32の内容と一致すると、比較器33か
ら図2に示すように一致信号EQが出力され、この結
果、ジャンプフラグ信号JMPFLGが“0”になり、
ジャンプフラグ信号はORゲート24を介してフリップ
フロップ25に書き込まれる。そして、以後、ジャンプ
フラグ信号JMPFLGはレベル“0”を維持し、マイ
クロ命令のデコード結果における第2オペレーションコ
ードOP2が有効となる。このため、テンポラリレジス
タ42およびデータRAM5に対するデータ書込が可能
になる。また、プログラムデコーダ3に対し、条件付ジ
ャンプ命令が供給された場合、ジャンプ命令信号JM
P、ジャンプ先アドレスを指定するジャンプステップデ
ータJMPSTEP、分岐条件を指定するジャンプ条件
データCONDがプログラムデコーダ3から出力され
る。そして、分岐条件を満足する場合に、許可信号CE
Qが分岐条件デコーダ22から出力され、上述と同様な
動作が行われる。以上説明した本実施例によるDSPに
よれば、図3に例示するような効率的なプログラムを実
行することが可能である。図3において、先頭の条件付
ジャンプ命令[JNE]を実行してラベルL10の付さ
れたステップへジャンプする場合、[JNE]に続く
[MUL T10,C10],[MAC T11,C1
1]および[JMP L20 T20,R]の3命令は
演算自体は実行されるものの、演算結果を書き込む命令
[T20、R]は無視されるため、実質的に3ステップ
のNOP(ステップの更新のみで他に何も実行しない命
令)を実行したのと等価になる。また、図3における4
ステップ目の無条件ジャンプ命令[JMP L20 T
20,R]を実行し、ラベルL20の付されたステップ
へジャンプする場合、ラベルL10の後のステップから
ラベルL20の付されたステップまでの3命令は実行さ
れるが、3つめの命令に付随しているパイプライン命令
[T20,R](レジスタRの内容をテンポラリレジス
タの20番目の記憶エリアに転送)は実行されず、無視
される。従って、命令[JMPL20]を実行してラベ
ルL20まで進んだ場合、ラベルL20の直前のステッ
プにおいて乗算命令[MUL T12,C22]が実行
されるので、実質的にT12とC12との積がRに格納
された状態となっている。
【0010】このような流れのプログラムは、プログラ
ムカウンタにジャンプ先アドレスをセットすることによ
って分岐を行う方式の従来のDSPでは非常に作成し難
く、作成することができたとしても、ステップ数が多く
なってしまう。また、従来のDSPの場合、ジャンプ命
令を実行するのに時間が掛るので、ジャンプ命令とメモ
リ操作命令をパイプライン処理することが困難である。
このため、図4に例示するように、分岐前にメモリ操作
を行う場合はジャンプ命令の前にメモリ操作命令を独立
して配置する必要があり、ステップ数が多くなってしま
う。本実施例によるDSPによればこれらの不都合が解
消され、無駄のないプログラムを作成し実行することが
できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、所定個数の一連のマイクロ命令を記憶すると共に各
マイクロ命令を巡回的に出力する巡回型シフトレジスタ
と、前記巡回型シフトレジスタがマイクロ命令を出力す
るのに同期してカウント動作し、該カウント値をその時
点で出力されているマイクロ命令のアドレスとして出力
するプログラムステップカウンタと、前記巡回型シフト
レジスタが出力するマイクロ命令をデコードし、制御信
号を出力するマイクロ命令実行手段と、演算命令に対応
した前記制御信号に従って演算処理を行う演算手段と、
前記演算手段による演算結果を含む各種データの記憶に
使用される記憶手段と、前記マイクロ命令実行手段が分
岐命令をデコードし、かつ、その場合に該分岐命令の分
岐条件を満足している場合に、前記プログラムステップ
カウンタが出力するアドレスが該分岐命令に対応した分
岐先アドレスに一致するまでの期間、前記記憶手段に対
するデータの書込を指令する前記制御信号を無効にする
分岐制御手段とを設けたので、高価なスタティックRA
Mを必要とせず、利用者が容易にプログラムを作成する
ことができる信号処理装置が実現されるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による信号処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 同実施例の動作を説明するタイムチャートで
ある。
【図3】 同実施例の動作を説明するプログラム例であ
る。
【図4】 図3に示すプログラムと等価な処理を従来の
信号処理装置を用いて実行する場合のプログラム例であ
る。
【図5】 従来の信号処理装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11……セレクタ、12……マイクロプログラムシフト
レジスタ、3……プログラムデコーダ、22……分岐条
件デコーダ、4……演算処理部、5……データRAM、
31……プログラムステップカウンタ、32……ジャン
プステップレジスタ、33……比較器、34,27……
インバータ、24……ORゲート、26,21,23…
…ANDゲート、25……フリップフロップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定個数の一連のマイクロ命令を記憶す
    ると共に各マイクロ命令を巡回的に出力する巡回型シフ
    トレジスタと、 前記巡回型シフトレジスタがマイクロ命令を出力するの
    に同期してカウント動作し、該カウント値をその時点で
    出力されているマイクロ命令のアドレスとして出力する
    プログラムステップカウンタと、 前記巡回型シフトレジスタが出力するマイクロ命令をデ
    コードし、制御信号を出力するマイクロ命令実行手段
    と、 演算命令に対応した前記制御信号に従って演算処理を行
    う演算手段と、 前記演算手段による演算結果を含む各種データの記憶に
    使用される記憶手段と、 前記マイクロ命令実行手段が分岐命令をデコードし、か
    つ、その場合に該分岐命令の分岐条件を満足している場
    合に、前記プログラムステップカウンタが出力するアド
    レスが該分岐命令に対応した分岐先アドレスに一致する
    までの期間、前記記憶手段に対するデータの書込を指令
    する前記制御信号を無効にする分岐制御手段とを具備す
    ることを特徴とする信号処理装置。
JP3226231A 1991-09-05 1991-09-05 信号処理装置 Expired - Lifetime JP2601071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226231A JP2601071B2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226231A JP2601071B2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05150977A true JPH05150977A (ja) 1993-06-18
JP2601071B2 JP2601071B2 (ja) 1997-04-16

Family

ID=16841953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3226231A Expired - Lifetime JP2601071B2 (ja) 1991-09-05 1991-09-05 信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2601071B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07210380A (ja) * 1994-01-25 1995-08-11 Yamaha Corp ディジタル信号処理装置
CN117714711A (zh) * 2024-02-05 2024-03-15 北京象帝先计算技术有限公司 解码方法、解码系统、电子设备及可读存储介质

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07210380A (ja) * 1994-01-25 1995-08-11 Yamaha Corp ディジタル信号処理装置
US5951673A (en) * 1994-01-25 1999-09-14 Yamaha Corporation Digital signal processing device capable of selectively imparting effects to input data
US6189085B1 (en) 1994-01-25 2001-02-13 Yamaha Corporation Digital signal processing device
CN117714711A (zh) * 2024-02-05 2024-03-15 北京象帝先计算技术有限公司 解码方法、解码系统、电子设备及可读存储介质
CN117714711B (zh) * 2024-02-05 2024-04-30 北京象帝先计算技术有限公司 解码方法、解码系统、电子设备及可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2601071B2 (ja) 1997-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06236268A (ja) 命令の長さを判定する装置と方法
US4539635A (en) Pipelined digital processor arranged for conditional operation
JP2601071B2 (ja) 信号処理装置
US7234046B2 (en) Branch prediction using precedent instruction address of relative offset determined based on branch type and enabling skipping
US5167025A (en) Programmable controller generating plural alternating clocks with each clock controlling different parts of instruction sequencing mechanism
JPS6049337B2 (ja) パイプライン制御方式
KR970012141A (ko) 파이프라인 처리를 수행하는 데이터 처리 장치
JP2758624B2 (ja) マイクロプログラムの調速方式
JP3335735B2 (ja) 演算処理装置
JPS6255738A (ja) プログラムカウンタトレ−ス機構をもつデ−タ処理装置
JP2637070B2 (ja) マイクロ命令先頭アドレス生成方式
US5109516A (en) Sequence controller for controlling next operating state with a short sequence
JPH0793151A (ja) 命令供給装置
JPS6353643A (ja) 命令制御装置
JP3230413B2 (ja) 信号処理装置および信号処理装置のマイクロプログラム書き換え方法
JP2825315B2 (ja) 情報処理装置
US5050073A (en) Microinstruction execution system for reducing execution time for calculating microinstruction
JPS60103450A (ja) マイクロプログラム制御方式
JPH0557614B2 (ja)
JPH0713757A (ja) データ処理装置
JPH076031A (ja) ディジタル計算機
JPS63163531A (ja) マイクロプログラム制御装置
JPS63280334A (ja) 情報処理装置
JPH0228724A (ja) 分岐命令制御方式
JPS6270937A (ja) マイクロプログラム制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961126

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120129

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120129

Year of fee payment: 15