JPH05150828A - 移動農機の自動直進制御装置 - Google Patents
移動農機の自動直進制御装置Info
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- JPH05150828A JPH05150828A JP3336132A JP33613291A JPH05150828A JP H05150828 A JPH05150828 A JP H05150828A JP 3336132 A JP3336132 A JP 3336132A JP 33613291 A JP33613291 A JP 33613291A JP H05150828 A JPH05150828 A JP H05150828A
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- JP
- Japan
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- steering
- motor
- straight
- machine
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Links
- 230000008030 elimination Effects 0.000 abstract 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 5
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 5
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- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】移動農機の偏位角及び偏位量を検出・演算し
て、直進制御するものにおいて、ステアリングのガタを
とって、直進性能を向上する。 【構成】ステアリング11を操作するモータ19の駆動
回路21に、電流センサ12を接続し、該センサに基づ
くモータ負荷電流にて、ステアリングの遊び範囲を検出
する。そして、直進制御状態において、ガタとり制御手
段20が、モータ19を、ステアリング11の遊び範囲
内で一方向に駆動し、該遊び範囲の限界点において停止
し、ついで逆方向に駆動するパターンを繰返す。
て、直進制御するものにおいて、ステアリングのガタを
とって、直進性能を向上する。 【構成】ステアリング11を操作するモータ19の駆動
回路21に、電流センサ12を接続し、該センサに基づ
くモータ負荷電流にて、ステアリングの遊び範囲を検出
する。そして、直進制御状態において、ガタとり制御手
段20が、モータ19を、ステアリング11の遊び範囲
内で一方向に駆動し、該遊び範囲の限界点において停止
し、ついで逆方向に駆動するパターンを繰返す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用田植機等の移動農
機に係り、詳しくは機体の走行方向を制御する直進自動
制御装置に関する。
機に係り、詳しくは機体の走行方向を制御する直進自動
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動農機の自動直進制御装置は、
既に作業を終えた行程の後、即ち、例えば田植機では既
植苗を、トラクタでは耕運跡を検出して、この既植苗又
は耕運跡に沿うように自動追従させている。
既に作業を終えた行程の後、即ち、例えば田植機では既
植苗を、トラクタでは耕運跡を検出して、この既植苗又
は耕運跡に沿うように自動追従させている。
【0003】また、別な方法として、特別なターゲット
を準備し、そのターゲットを基準として自動的に追従さ
せる発明が提案されている。例えば、機体の作業進行方
向に向けて、所定の位置からビーム光線を照射し、機体
側のセンサで受光して偏位量を検出し、追従制御する方
法がある。
を準備し、そのターゲットを基準として自動的に追従さ
せる発明が提案されている。例えば、機体の作業進行方
向に向けて、所定の位置からビーム光線を照射し、機体
側のセンサで受光して偏位量を検出し、追従制御する方
法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既植苗
又は耕運跡を検出してこの耕運跡等に沿うように自動追
従させる方法では、前行程との位置関係が容易に把握で
きて簡便ではあるが、前行程の偏位に対して、小さく修
正することはなく、逆に偏位を徐々に拡大させる問題を
持っている。
又は耕運跡を検出してこの耕運跡等に沿うように自動追
従させる方法では、前行程との位置関係が容易に把握で
きて簡便ではあるが、前行程の偏位に対して、小さく修
正することはなく、逆に偏位を徐々に拡大させる問題を
持っている。
【0005】従って、この方法では繰り返し数行程で偏
位が極端に大きくなり、その作業軌跡は大きく蛇行する
ので、ついには制御不能に陥り、前行程の作業跡に対し
て損傷を与えてしまうという重大な欠陥があった。
位が極端に大きくなり、その作業軌跡は大きく蛇行する
ので、ついには制御不能に陥り、前行程の作業跡に対し
て損傷を与えてしまうという重大な欠陥があった。
【0006】また、ターゲットを基準に自動追従させる
方法は、前行程作業軌跡追従方式の問題点を解決するた
めになされたものであるが、ターゲット自体が田面に見
合う大がかりな装置になってしまうことにより、コスト
がかかる上、ターゲットそのものの準備作業に多大な労
力を要する等、実用上問題があった。
方法は、前行程作業軌跡追従方式の問題点を解決するた
めになされたものであるが、ターゲット自体が田面に見
合う大がかりな装置になってしまうことにより、コスト
がかかる上、ターゲットそのものの準備作業に多大な労
力を要する等、実用上問題があった。
【0007】また、本出願人により、移動農機の進行方
向基準線に対し、移動農機の偏位角及び偏位量を検出・
演算し、ステアリングを駆動するモータを制御して移動
農機本体を直進制御する自動直線制御装置が提案されて
いるが、このものでは、ステアリングのガタに起因する
直進性能の低下及び制御遅れが発生する等の問題が生ず
る虞れがある。
向基準線に対し、移動農機の偏位角及び偏位量を検出・
演算し、ステアリングを駆動するモータを制御して移動
農機本体を直進制御する自動直線制御装置が提案されて
いるが、このものでは、ステアリングのガタに起因する
直進性能の低下及び制御遅れが発生する等の問題が生ず
る虞れがある。
【0008】そこで、本発明は、上述の蛇行を解消し、
簡易な装置で直進状態を高精度に制御できる移動農機の
自動直進制御装置を提供することを目的とする。
簡易な装置で直進状態を高精度に制御できる移動農機の
自動直進制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の事情に
鑑みてなされたもので、移動農機の進行方向基準線に対
し、該移動農機の偏位角及び偏位量を検出・演算し、ス
テアリング(11)を駆動するモータ(19)を制御し
て移動農機を直進制御する、移動農機の自動直進制御装
置において、前記モータ(19)の駆動負荷を検出し得
るセンサ(12)を設け、前記ステアリング(11)が
直進制御状態にある場合、前記センサ(12)からの信
号に基づき、前記モータ(19)を前記ステアリング
(11)の遊び範囲内で一方向に駆動し、該遊び範囲の
限界点において停止し、そして逆方向に駆動するパター
ンで制御するガタとり制御手段(20)を備えてなるこ
とを特徴とする。
鑑みてなされたもので、移動農機の進行方向基準線に対
し、該移動農機の偏位角及び偏位量を検出・演算し、ス
テアリング(11)を駆動するモータ(19)を制御し
て移動農機を直進制御する、移動農機の自動直進制御装
置において、前記モータ(19)の駆動負荷を検出し得
るセンサ(12)を設け、前記ステアリング(11)が
直進制御状態にある場合、前記センサ(12)からの信
号に基づき、前記モータ(19)を前記ステアリング
(11)の遊び範囲内で一方向に駆動し、該遊び範囲の
限界点において停止し、そして逆方向に駆動するパター
ンで制御するガタとり制御手段(20)を備えてなるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成に基づき、本発明の移動農機は、進
行方向基準線に対し、偏位角・偏位量を検出・演算し、
センサ(12)で、ステアリング(11)の遊び範囲を
検出し、ステアリング(11)が直進制御状態にある場
合、この遊びの範囲内で限界点まで一方向に駆動し、限
界点で動作を停め、ついで遊び範囲内で逆方向に駆動す
るパターンで直進制御する。
行方向基準線に対し、偏位角・偏位量を検出・演算し、
センサ(12)で、ステアリング(11)の遊び範囲を
検出し、ステアリング(11)が直進制御状態にある場
合、この遊びの範囲内で限界点まで一方向に駆動し、限
界点で動作を停め、ついで遊び範囲内で逆方向に駆動す
るパターンで直進制御する。
【0011】従って、既に終えた行程跡に対し、相対的
に制御するのでなく、絶対的偏位に対して直進制御し、
この際、ステアリングのガタ(遊び)の影響を減じて、
直進精度が向上する。
に制御するのでなく、絶対的偏位に対して直進制御し、
この際、ステアリングのガタ(遊び)の影響を減じて、
直進精度が向上する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ステアリング駆動モータ(19)の駆動負荷を検出し得
るセンサ(12)にて、ステアリング駆動モータ(1
9)を遊び範囲内で一方向に駆動し、限界点で停止し、
逆方向に駆動する制御パターンによるので、各作業行程
ごとに移動農機偏位量が増幅されることがなく、かつ直
進制御状態においてステアリングのガタを吸収して、機
体の直進性を向上すると共に、ステアリングの操舵を素
早く行って応答性をも向上することができる。
ステアリング駆動モータ(19)の駆動負荷を検出し得
るセンサ(12)にて、ステアリング駆動モータ(1
9)を遊び範囲内で一方向に駆動し、限界点で停止し、
逆方向に駆動する制御パターンによるので、各作業行程
ごとに移動農機偏位量が増幅されることがなく、かつ直
進制御状態においてステアリングのガタを吸収して、機
体の直進性を向上すると共に、ステアリングの操舵を素
早く行って応答性をも向上することができる。
【0013】特に、ガタとり制御手段の作動時、ステア
リングの操作方向と同方向の偏位を検出・演算した場
合、又はモータ(19)の停止時において直前のステア
リング操作方向と同方向の偏位を検出・演算した場合、
直ちに偏位方向と逆方向へのステアリング操作を行うよ
うに、モータ(19)を出力すると、操舵応答性を向上
して、高精度の直進制御を行うことができる。
リングの操作方向と同方向の偏位を検出・演算した場
合、又はモータ(19)の停止時において直前のステア
リング操作方向と同方向の偏位を検出・演算した場合、
直ちに偏位方向と逆方向へのステアリング操作を行うよ
うに、モータ(19)を出力すると、操舵応答性を向上
して、高精度の直進制御を行うことができる。
【0014】また、機体に設置したセンサのみで制御が
行われるので、非常に簡易な装置で上述の制御を行うこ
とができる。
行われるので、非常に簡易な装置で上述の制御を行うこ
とができる。
【0015】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ためのものであるが、何等本発明の構成を限定するもの
ではない。
ためのものであるが、何等本発明の構成を限定するもの
ではない。
【0016】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例を説明
する。
する。
【0017】図1及び図2において、移動農機、例えば
乗用田植機は、エンジンE、運転席1、前輪2及び後輪
3からなる走行部Aと、昇降シリンダ5によって昇降し
て苗を植え付ける植付部Bとから構成される。走行部A
には機体の偏位角を検出する方位センサ6、対地走行速
度を機体上から検出する進行方向前後方向の加速度を検
出する加速度センサ7、機体の進行基準線に対する偏位
角を検出するジャイロ及び操舵角を検出するポテンショ
メータ9等が各々装着されている。更に、左右の傾斜時
の安定性を良くするために、傾斜を検知する傾斜センサ
10と、自動モードへの入・断を自動的に行わしめるた
めにステアリングホイール11に手等の接触でスイッチ
ングするタッチスイッチ11aを設置している。
乗用田植機は、エンジンE、運転席1、前輪2及び後輪
3からなる走行部Aと、昇降シリンダ5によって昇降し
て苗を植え付ける植付部Bとから構成される。走行部A
には機体の偏位角を検出する方位センサ6、対地走行速
度を機体上から検出する進行方向前後方向の加速度を検
出する加速度センサ7、機体の進行基準線に対する偏位
角を検出するジャイロ及び操舵角を検出するポテンショ
メータ9等が各々装着されている。更に、左右の傾斜時
の安定性を良くするために、傾斜を検知する傾斜センサ
10と、自動モードへの入・断を自動的に行わしめるた
めにステアリングホイール11に手等の接触でスイッチ
ングするタッチスイッチ11aを設置している。
【0018】そして、図3に示すように、ステアリング
ホイール11の軸11bには歯車16,17を介してス
テアリング駆動モータ19が連結されており、該モータ
19には直進制御装置15からの電流が供給されてい
る。更に、該モータ駆動回路21には通電電流即ちモー
タに作用する負荷を検出する電流センサ12が連結され
ており、該電流センサ12はステアリングの遊び(ガ
タ)範囲を検出し得る。また、直進制御装置15は、ス
テアリングが直進制御状態にある場合、該電流センサ1
2からの出力に基づき、モータ19をステアリングの遊
び範囲内で一方向に駆動し、該遊び範囲の限界点におい
て停止し、そして逆方向に駆動するパターンで制御する
ガタとり制御手段20を備えている。更に、直進制御装
置15には、前記方位センサ6、ジャイロ13、加速度
センサ7、ポテンショメータ9、傾斜センサ10及びタ
ッチスイッチ11a等の各種センサからの出力が入力さ
れている。
ホイール11の軸11bには歯車16,17を介してス
テアリング駆動モータ19が連結されており、該モータ
19には直進制御装置15からの電流が供給されてい
る。更に、該モータ駆動回路21には通電電流即ちモー
タに作用する負荷を検出する電流センサ12が連結され
ており、該電流センサ12はステアリングの遊び(ガ
タ)範囲を検出し得る。また、直進制御装置15は、ス
テアリングが直進制御状態にある場合、該電流センサ1
2からの出力に基づき、モータ19をステアリングの遊
び範囲内で一方向に駆動し、該遊び範囲の限界点におい
て停止し、そして逆方向に駆動するパターンで制御する
ガタとり制御手段20を備えている。更に、直進制御装
置15には、前記方位センサ6、ジャイロ13、加速度
センサ7、ポテンショメータ9、傾斜センサ10及びタ
ッチスイッチ11a等の各種センサからの出力が入力さ
れている。
【0019】次に、本発明の実施例の作用を説明する。
乗用田植機は、直進走行時においても、前輪2による操
舵輪は、田面の状態から様々な力を受け続け、微小では
あるが、ステアリングの伝動系の許容ガタの範囲内で操
舵輪偏位角ズレを生ずる。
乗用田植機は、直進走行時においても、前輪2による操
舵輪は、田面の状態から様々な力を受け続け、微小では
あるが、ステアリングの伝動系の許容ガタの範囲内で操
舵輪偏位角ズレを生ずる。
【0020】このとき、偏位角を0にする回転方向に通
電すると、モータ電流は、図4に示すP点で始めに突入
電流が流れた後、g部に示すようにガタの範囲内では無
負荷電流に近い少ない電流が流れ、図のrに示すように
ガタがなくなった時点で急に大きな電流値となる。
電すると、モータ電流は、図4に示すP点で始めに突入
電流が流れた後、g部に示すようにガタの範囲内では無
負荷電流に近い少ない電流が流れ、図のrに示すように
ガタがなくなった時点で急に大きな電流値となる。
【0021】そして、図6に示すように、ガタとり制御
手段20は、モータ通電電流が大きな電流値となった時
点、即ちステアリングのガタがなくなった時点でステア
リング駆動モータを停止し、所定時間tD 後にモータ停
止前のガタをなくす回転制御方向と逆方向に同様なパタ
ーンでステアリング駆動モータへの通電、停止を繰り返
す。これにより、前輪2はステアリング駆動モータの正
逆回転に対応して直進状態を中心に左右に極くわずか微
振動するために、わずかに偏向した行跡を直進と検知
し、これを基準にまた同一方向にわずかに制御してしま
うことの繰り返しを避け、機体は大きな偏位を生じるこ
となく直進することができる。
手段20は、モータ通電電流が大きな電流値となった時
点、即ちステアリングのガタがなくなった時点でステア
リング駆動モータを停止し、所定時間tD 後にモータ停
止前のガタをなくす回転制御方向と逆方向に同様なパタ
ーンでステアリング駆動モータへの通電、停止を繰り返
す。これにより、前輪2はステアリング駆動モータの正
逆回転に対応して直進状態を中心に左右に極くわずか微
振動するために、わずかに偏向した行跡を直進と検知
し、これを基準にまた同一方向にわずかに制御してしま
うことの繰り返しを避け、機体は大きな偏位を生じるこ
となく直進することができる。
【0022】図5において、方位センサ6からの出力は
信号線6aを介してCPU15に偏位角αに対応する情
報を入力し、ジャイロ13からの検出力信号は、積分回
路13Bで積分されて信号線13cを通って、機体進行
方向に対する横偏位角を積算した情報としてCPU15
に入力し、操舵制御出力19に反映される。また、加速
度センサ7からの出力信号は信号線7aを介して機体前
後方向加速度として、また積分回路7Bによって積分し
て速度信号として信号線7cを経由して、更に積分回路
7Cによって積分して機体の進行距離として信号線7d
を経由して、CPU15に入力される。更に、ポテンシ
ョメータ9の出力は、信号線9aを経由してステアリン
グ角情報として、また増幅回路9Bによりステアリング
の変位角情報として信号線9cを通じて、CPU15に
入力する。傾斜センサ10からの出力は、機体の左右方
向傾斜角として信号線10aを経由してCPU15に入
力する。これらCPU15に入力された各種情報に基づ
き、CPUは、直進方向に対する走行機体の偏位量を演
算して、ステアリング駆動モータ19に出力し、走行機
体が直進するように自動制御がなされる。
信号線6aを介してCPU15に偏位角αに対応する情
報を入力し、ジャイロ13からの検出力信号は、積分回
路13Bで積分されて信号線13cを通って、機体進行
方向に対する横偏位角を積算した情報としてCPU15
に入力し、操舵制御出力19に反映される。また、加速
度センサ7からの出力信号は信号線7aを介して機体前
後方向加速度として、また積分回路7Bによって積分し
て速度信号として信号線7cを経由して、更に積分回路
7Cによって積分して機体の進行距離として信号線7d
を経由して、CPU15に入力される。更に、ポテンシ
ョメータ9の出力は、信号線9aを経由してステアリン
グ角情報として、また増幅回路9Bによりステアリング
の変位角情報として信号線9cを通じて、CPU15に
入力する。傾斜センサ10からの出力は、機体の左右方
向傾斜角として信号線10aを経由してCPU15に入
力する。これらCPU15に入力された各種情報に基づ
き、CPUは、直進方向に対する走行機体の偏位量を演
算して、ステアリング駆動モータ19に出力し、走行機
体が直進するように自動制御がなされる。
【0023】また、図7のSに示すように、前述したガ
タとり制御手段20に基づくステアリング駆動モータ1
9のガタとり制御時、上記直進制御装置15が該駆動モ
ータによるステアリング操作と同方の偏位を検出・演算
したとき、速やかに操作輪2の偏位方向と逆方向へのス
テアリング操作をするようCPU15からモータに信号
を出力し、これによって、素早い応答にて操舵輪2の直
進制御状態を維持する。また、図7のTに示すように、
ステアリング駆動モータの出力休止時間tD 中に、直前
のステアリング駆動モータのステアリング操作と同方向
への操舵輪2の偏位を検知・演算したとき、同様に操舵
輪2の偏位方向と逆方向へのステアリング操作をすべく
CPU15から信号出力し、素早い応答にて操舵輪2の
直進制御を維持することができる。
タとり制御手段20に基づくステアリング駆動モータ1
9のガタとり制御時、上記直進制御装置15が該駆動モ
ータによるステアリング操作と同方の偏位を検出・演算
したとき、速やかに操作輪2の偏位方向と逆方向へのス
テアリング操作をするようCPU15からモータに信号
を出力し、これによって、素早い応答にて操舵輪2の直
進制御状態を維持する。また、図7のTに示すように、
ステアリング駆動モータの出力休止時間tD 中に、直前
のステアリング駆動モータのステアリング操作と同方向
への操舵輪2の偏位を検知・演算したとき、同様に操舵
輪2の偏位方向と逆方向へのステアリング操作をすべく
CPU15から信号出力し、素早い応答にて操舵輪2の
直進制御を維持することができる。
【図1】本発明の実施例の乗用田植機を説明する左側面
図。
図。
【図2】図1の実施例の平面図。
【図3】本発明の実施例の直進制御装置示すブロック
図。
図。
【図4】ステアリングのガタ範囲及び操舵領域における
モータ電流の変化を示す図。
モータ電流の変化を示す図。
【図5】本発明の実施例を説明するブロック図。
【図6】本発明の実施例のステアリングモータ出力を示
すタイミングチャート。
すタイミングチャート。
【図7】本発明の実施例の制御状態を説明するタイミン
グチャートと特性図。
グチャートと特性図。
11 ステアリング 12 電流センサ 19 ステアリング駆動モータ 20 ガタとり制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 移動農機の進行方向基準線に対し、該移
動農機の偏位角及び偏位量を検出・演算し、ステアリン
グを駆動するモータを制御して移動農機を直進制御す
る、移動農機の自動直進制御装置において、 前記モータの駆動負荷を検出し得るセンサを設け、前記
ステアリングが直進制御状態にある場合、前記センサか
らの信号に基づき、前記モータを前記ステアリングの遊
び範囲内で一方向に駆動し、該遊び範囲の限界点におい
て停止し、そして逆方向に駆動するパターンで制御する
ガタとり制御手段を備えてなる、 移動農機の自動直進制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336132A JPH05150828A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 移動農機の自動直進制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336132A JPH05150828A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 移動農機の自動直進制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05150828A true JPH05150828A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18296031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3336132A Pending JPH05150828A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 移動農機の自動直進制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05150828A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6128563A (en) * | 1997-09-29 | 2000-10-03 | Fki Fai Komatsu Industries S.P.A. | Electronic control device for management of the steering in earth-moving machines |
JP2014046425A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Honda Motor Co Ltd | 駆動装置 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP3336132A patent/JPH05150828A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6128563A (en) * | 1997-09-29 | 2000-10-03 | Fki Fai Komatsu Industries S.P.A. | Electronic control device for management of the steering in earth-moving machines |
JP2014046425A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Honda Motor Co Ltd | 駆動装置 |
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