JPH05150205A - 表示パネル表面の傷の修復方法 - Google Patents

表示パネル表面の傷の修復方法

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Publication number
JPH05150205A
JPH05150205A JP31243591A JP31243591A JPH05150205A JP H05150205 A JPH05150205 A JP H05150205A JP 31243591 A JP31243591 A JP 31243591A JP 31243591 A JP31243591 A JP 31243591A JP H05150205 A JPH05150205 A JP H05150205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
display panel
panel
flaw
liquid resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP31243591A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Kanetani
乃里子 金谷
Yasunobu Takusa
康伸 田草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP31243591A priority Critical patent/JPH05150205A/ja
Publication of JPH05150205A publication Critical patent/JPH05150205A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 表面に傷2が生じた表示パネル1を修復する
方法。表示パネル1と同じ又は同程度の屈折率を有する
液状樹脂5を傷2に充填した後、樹脂5を硬化させる。 【効果】 従来不良品とされていた表示パネル1を良品
とすることができるので、歩留りが上昇しコストが削減
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置等の平面
ディスプレイに用いられる表示パネル表面上の傷を修復
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば液晶表示装置等に用いられ
ている表示パネルの表面上は傷がつき易く、その製造工
程において人的要因や機械的要因等によって傷がつくこ
とは避けられない。本来、表示パネルは文字や画像を映
し出し表示させる役割をもっているために、少しの傷の
発生でも表示に影響する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その結果、傷の程度に
よっては大半を不良品と見なしていたので、良品率は下
がり、歩留りが悪くなるのでコスト高になるという問題
点を有している。従って、傷を有する表示パネルを、表
示させた状態において実用上支障のないようにする必要
がある。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、表示パネルを使
用可能な状態に修復することにより、良品率を向上させ
コストを削減することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示パネル
表面の傷の修復方法は、上記問題を解決するために、硬
化後上記パネルの材質と同等又は同程度の屈折率を有す
るようになる液状樹脂により傷内部を充填した後、該樹
脂を硬化させることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記の構成により、表示パネル表面に生じた傷
は樹脂が充填され修復される。硬化後の樹脂は表示パネ
ルと同等又は同程度の屈折率を有しているので、修復さ
れた部分において歪みを生じることなく文字や映像が良
好に表示される。
【0007】また、充填する際に樹脂は液状であるの
で、どのような深さ、形状の傷にも対応できる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0009】図1に示すような、例えばパイレックスガ
ラスからなる液晶表示パネル1(光屈折率1.47〜1.5
0 ND )の表面に発生した傷2を修復する方法を次に示
す。
【0010】先ず、図2に示すように、液状のフッ素系
の樹脂5が詰められた先端部に針4aを有するディスペ
ンサ4により、針4aを介し傷2の内部に少しずつ液状
樹脂5を滴下する。
【0011】そして、図3に示すように、液状樹脂5が
傷2に充填され、表示パネル1の表面まで液状樹脂5に
より完全に覆われたところで滴下を止める。
【0012】次に、滴下した樹脂5を180℃で30分
加熱し硬化させる。尚このとき、液晶に支障を与えない
ように、樹脂5は常温若しくは液晶に支障を与えない程
度の温度で硬化する性質を有するものを使用する。
【0013】液状樹脂5が硬化し樹脂6(光屈折率1.4
6 ND )となった後、表示パネル1表面からはみ出して
硬化された樹脂6aを取り除くために、図4に示すよう
に、少量の研摩剤3aとグラインダ3を用いて樹脂6a
を研摩し、図5に示す表面が平坦に仕上げられた表示パ
ネル1を得る。
【0014】上記の方法により修復された表示パネル1
においては、傷2の部分に充填され硬化された樹脂6が
表示パネル1と同程度の屈折率を有するため、歪み等を
生じることなく良好に文字や映像が表示される。
【0015】また、樹脂5が液状であるので、どのよう
な形状の傷2でも充填することができ、簡単に修復が可
能である。
【0016】尚、上記実施例においては、グラインダ3
を用いて余分な樹脂6aを除去したが、プロジェクショ
ン等の直視型でない用途に用いられる表示パネルにおい
て、余分にはみ出した樹脂6aが実使用上問題とならな
い場合は、除去する必要はない。また、液状樹脂5とし
てフッ素系の樹脂を用いて加熱により硬化させたが、こ
れ以外に、アクリル系やエポキシ系の樹脂を用いて加熱
または光等により硬化させることも可能である。
【0017】更に、本実施例では液晶表示装置に用いら
れる表示パネル1を修復する例を説明したが、これに限
らず、平面表示装置一般に用いられる表示パネルに適用
可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る表示パネル表面の傷の修復
方法は、以上のように、硬化後上記パネルの材質と同等
又は同程度の屈折率を有するようになる液状樹脂を傷内
部に充填した後、該樹脂を硬化させる構成である。
【0019】それゆえ、容易にパネル表面上の傷を修復
することができ、従来ならば不良品と判断していたパネ
ルを良品とすることができる。従って、歩留りを向上さ
せ、コスト削減を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の修復方法の過程を示す説明図である。
【図2】本発明の修復方法の過程を示す説明図である。
【図3】本発明の修復方法の過程を示す説明図である。
【図4】本発明の修復方法の過程を示す説明図である。
【図5】本発明の修復方法の過程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 表示パネル 2 傷 5 液状樹脂 6 硬化樹脂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示パネル表面の傷を修復する方法であっ
    て、 硬化後上記パネルの材質と同等又は同程度の屈折率を有
    する液状樹脂を傷内部に充填した後、該樹脂を硬化させ
    ることを特徴とする表示パネル表面の傷の修復方法。
JP31243591A 1991-11-27 1991-11-27 表示パネル表面の傷の修復方法 Pending JPH05150205A (ja)

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JPH05150205A true JPH05150205A (ja) 1993-06-18

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6693699B2 (en) 1998-12-18 2004-02-17 Hitachi, Ltd. Image display device and its repairing method and apparatus
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US8395747B2 (en) 2007-07-05 2013-03-12 Sharp Kabushiki Kaisha Method for repairing glass substrate, process for producing glass substrate, glass substrate, and flat panel display
WO2013180786A1 (en) * 2012-06-01 2013-12-05 3M Innovative Properties Company Method of repairing transparent substrates and repaired substrates

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