JPH0515016Y2 - - Google Patents

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JPH0515016Y2
JPH0515016Y2 JP12211486U JP12211486U JPH0515016Y2 JP H0515016 Y2 JPH0515016 Y2 JP H0515016Y2 JP 12211486 U JP12211486 U JP 12211486U JP 12211486 U JP12211486 U JP 12211486U JP H0515016 Y2 JPH0515016 Y2 JP H0515016Y2
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は公衆電話機等の扉に実施して好適な筐
体扉の鎖錠装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、公衆電話機の筐体は、第5図に示すよう
に前面が開放する筐体本体1と、この筐体本体1
の右側壁前端部に一側が回動自在に枢着されこの
本体1の前面開口部2を塞ぐ開閉自在な扉3とを
備え、扉3には硬貨投入口4、回転式もしくは押
釦式ダイヤル(図示せず)等が設けられている。
そして扉3の鎖錠装置としては、筐体本体1の左
内側面に沿つて上下動自在に配設されたロツキン
グプレート5と、扉3の左内側面に設けられ前記
ロツキングプレート5の係合鉤部6が施錠時に係
合するロツキングピース8と、図示しない鍵によ
つて回転操作され前記ロツキングプレート5を施
錠時に下降させることにより前記係合鉤部6をロ
ツキングピース8に係合させ、開錠時にはロツキ
ングプレート5を上昇させ前記係合鉤部6とロツ
キングピース8との係合を解除する錠前7とで構
成されている。この場合、ロツキングプレート5
の支持構造としては、通常第6図に示すようにロ
ツキングプレート5に設けられた長孔10と、筐
体本体1の左内側面に突設され前記長孔10に挿
通されるガイドピン12とで構成され、このピン
12からロツキングプレート5が脱落するのを防
止するため、座金14を前記ガイドピン12の先
端面に止めねじ13によつて取付けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然るに、斯かる従来の筐体扉における鎖錠装置
においては、構造が簡単であるとは云え、止めね
じ13と座金14の2部品を必要とし、またガイ
ドピン12にはねじ孔15を形成しなければなら
ず、さらにロツキングプレート5の取付け、取外
し時にはドライバー等による止めねじ13の締付
け、取外し作業を必要とするため、その作業が煩
しいという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る筐体扉の鎖錠装置は上述したよう
な問題点を解決すべくなされたもので、筐体内面
に設けられる支持部材にロツキングプレートの長
孔内に挿入位置される頸部を設けてそれより先端
部分を前記長孔からの抜けを防止する抜け防止部
とし、前記長孔の下部に前記支持部材の抜け防止
部が挿通し得る支持部材取付用孔を連通して設
け、この取付用孔を着脱自在に嵌着される抜け止
め部材で塞ぎ前記抜け防止部の抜けを防止するよ
うに構成したものである。
〔作用〕
本考案においては抜け止め部材を支持部材取付
用孔にはめ込むだけでよいため、ドライバー等の
工具を必要とせず、ロツキングプレートの取付け
作業が簡単かつ容易で作業性を向上させる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る筐体扉の鎖錠装置の一実
施例を示す正面図、第2図は側面図、第3図はロ
ツキングプレートと抜け止め部材の分解斜視図で
ある。なお、図中第4図および第5図と同一構成
部品、部分に対しては同一符号を以つて示し、そ
の説明を省略する。これらの図において、20は
筐体本体の左内側面に固定されたプレートで、こ
のプレート20にはロツキングプレート5を上下
動自在に支持する支持部材としての上下一対の切
起し片21がこのプレート5の表面側にほぼ水平
になるように切起し形成されている、各切起し片
21は平面視略Iの字形を呈することにより、中
間部が頸部21Aを構成し、この頸部21Aより
先端側が抜け防止部22を構成している。頸部2
1Aの長さl1はロツキングプレート5の板厚より
ほぼ等しいか若干大きく設定されている。
前記ロツキングプレート5には上下一対の長孔
24が前記各切起し片21にそれぞれ対応して設
けられている。長孔24は縦方向に長く、前記頸
部21Aの幅W2より大きい穴幅W3(W3>W2
を有し、またこの長孔24の下部には前記抜け防
止部22が挿通し得る穴幅W4(W4>W0)を有す
る支持部材取付用孔25が連通して設けられ、こ
れによつて前記切起し片21に対するロツキング
プレート5の取付けを可能にしている。すなわ
ち、ロツキングプレート5の取付けに際しては、
抜け防止部22を支持部材取付用孔25に挿通し
た後このプレート5を下げて長孔24内に頸部2
1Aを挿入位置させればよく、しかして頸部21
Aが長孔24から抜けるのを抜け防止部22によ
り防止し、また頸部21Aの長さl1および幅W2
によりロツキングプレート5の前後および左右方
向のガタ付きを防止している。
26は前記支持部材取付用孔25を塞ぎ切起し
片21が抜けるのを防止する抜け止め部材で、プ
ラスチツク材料によつて第3図に示す如き形状に
形成されることにより、前記取付用孔25の幅
W4より大きな長さlを有する角棒状の本体26
Aと、この本体26Aの両端寄りに一体に突設さ
れ先端部外側面に爪部27を有する左右一対の弾
性係合片26B,26Cとからなり、前記各弾性
係合片26B,26Cが前記取付用孔25に挿入
されて前記爪部27がロツキングプレート5の裏
面に係合することで、抜け止め部材26の抜けを
防止している。この場合、抜け止め部材26の取
付けは一対の弾性係合片26B,26Cを取付用
孔25にはめ込むだけでよく、ワンタツチで取付
けることができるものである。
前記ロツキングプレート5の一側端縁には略逆
L字状をなす上下一対の係合鉤部6が一体に設け
られている。係合鉤部6の垂直部内側面はロツキ
ングピース8と係合する傾斜した係合面30を構
成している。また、ロツキングプレート5の他側
端縁下部には、錠前7に対応して切欠溝32が形
成されている。前記錠前7はシリンダ形の錠前
で、シリンダ(図示せず)内に挿入された回転軸
34と、この回転軸34に取付けられ先端部が前
記切欠溝32に挿入係合された回動係合片35と
を備え、前記回転軸34が鍵操作により回動され
ることにより前記回動係合片35が回転軸34と
一体に回動してロツキングプレート5を上下動さ
せるように構成されている。そして、鍵によりロ
ツキングプレート5を下降させると、係合鉤部6
がロツキングピース8に上方から係合して筐体本
体1と扉3(第5図参照)とが施錠され、ロツキ
ングプレート5を上昇させると、係合鉤部6とロ
ツキングピース8との係合が解除され、筐体本体
1と扉3との解錠状態が得られる。
かくしてこのような構成からなる筐体扉の鎖錠
装置によれば、切起し片21を支持部材取付用孔
25より長孔24内に挿入し、該取付用孔25を
抜け止め部材26で塞げばよいので、ロツキング
プレート5の取付けが簡単で、抜けを確実に防止
でき、また抜け止め部材26は弾性係合片26
B,26Cによつて取付用孔25に着脱自在に嵌
着されるものであるため、該抜け止め部材26の
取付けも簡単かつ容易である。
第4図は本考案の他の実施例を示す要部の分解
斜視図である。この実施例はロツキングプレート
5の支持部材を丸棒状体からなるガイドピン40
で構成して、その先端部に前記ロツキングプレー
ト5の板厚より若干長い頸部40Aを設けてそれ
より先端部を抜け防止部41とし、ロツキングプ
レートに設けられた長孔42の下部に前記ガイド
ピン40が挿通し得る円形の支持部材取付用孔4
3を連設し、この孔43にゴム等の弾性体からな
る抜け止め部材46を圧入固定するように構成し
たものである。長孔42の穴幅は前記ガイドピン
40の頸部40Aの径より若干大きく、かつ支持
部材取付用孔43の穴径より小さく設定されてい
る。前記抜け止め部材46は、前記支持部材取付
用孔43の穴径より大きい径を有する一対の大径
部46A,46Bと、これらの大径部46A,4
6B間に設けられ前記支持部材取付用孔43には
め込まれる小径部46Cとで構成され、一部周面
には円弧状の凹部47が設けられている。
このような構成においても上記実施例と同様の
効果が得られることは明らかであろう。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る筐体扉の鎖錠
装置は、ロツキングプレートに長孔と支持部材取
付用孔とを連通して設け、ロツキングプレートを
上下動自在に支持する支持部材を前記取付用孔に
挿入してその頸部を長孔に挿入位置させ、該取付
用孔に抜け止め部材を着脱自在に嵌着して前記支
持部材の抜けを防止するように構成したので、止
めねじ、工具等を必要とせず、支持部材をワンタ
ツチで取付けることができ、組立作業性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る筐体扉の鎖錠装置の一実
施例を示す正面図、第2図は同じく左側面図、第
3図は分解斜視図、第4図は本考案の他の実施例
を示す要部分解斜視図、第5図は従来の鎖錠装置
を示す斜視図、第6図は従来の鎖錠装置における
ロツキングプレートの支持構造を示す分解斜視図
である。 1……筐体本体、3……扉、5……ロツキング
プレート、6……係合鉤部、7……錠前、8……
ロツキングピース、10……長孔、20……プレ
ート、21……切起し片、21A……頸部、22
……抜け防止部、24……長孔、25……支持部
材取付用孔、26……抜け止め部材、26B,2
6C……弾性係合片、40……ガイドピン、40
A……頸部、41……抜け防止部、42……長
孔、43……支持部材取付用孔、46……抜け止
め部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体内面上下に少なくとも2個設けられた支持
    部材と、この支持部材に挿通され上下方向を長手
    方向とする長孔と係合鉤部とを有しこの支持部材
    によつて上下動自在に支持されたロツキングプレ
    ートと、扉側に設けられ前記係合鉤部が施錠時に
    係合するロツキングピースと、鍵操作により前記
    ロツキングプレートを上方へ移動させ前記係合鉤
    部とロツキングピースとの係合を解除する錠前と
    を備え、前記支持部材は前記長孔の幅よりも大な
    る幅を有する根元部および先端側の抜け防止部
    と、これら根元部と抜け防止部との間に形成した
    長孔の幅よりもやや小なる幅を有する頸部とから
    なり、前記長孔の下部には前記支持部材の抜け防
    止部の幅よりもやや大なる幅を有する支持部材取
    付用孔が設けられ、この取付用孔には前記抜け防
    止部の抜けを防止する抜け止め部材が着脱自在に
    嵌着されることを特徴とする筐体扉の鎖錠装置。
JP12211486U 1986-08-11 1986-08-11 Expired - Lifetime JPH0515016Y2 (ja)

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JPS6328767U JPS6328767U (ja) 1988-02-25
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