JPH05150126A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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Publication number
JPH05150126A
JPH05150126A JP3318191A JP31819191A JPH05150126A JP H05150126 A JPH05150126 A JP H05150126A JP 3318191 A JP3318191 A JP 3318191A JP 31819191 A JP31819191 A JP 31819191A JP H05150126 A JPH05150126 A JP H05150126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
moisture
optical fiber
optical block
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP3318191A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Sakai
啓至 酒井
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Yasuo Nakada
泰男 中田
Yoshio Yoshida
圭男 吉田
Takahiro Miyake
隆浩 三宅
Yukio Kurata
幸夫 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3318191A priority Critical patent/JPH05150126A/ja
Priority to CA002084103A priority patent/CA2084103C/en
Priority to US07/986,052 priority patent/US5465315A/en
Priority to DE69219302T priority patent/DE69219302T2/de
Priority to KR92023246A priority patent/KR960003958B1/ko
Priority to EP92310999A priority patent/EP0550155B1/en
Publication of JPH05150126A publication Critical patent/JPH05150126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/241Light guide terminations

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光学ブロックの光学繊維が空気中の湿気を吸収
することによる膨張、収縮や亀裂の発生を回避し、表示
画像に歪が発生することを防止する。また、光学ブロッ
クとディスプレイとの間隙を密封し、ゴミの侵入により
画素欠陥が発生する事故を無くし、信頼性、耐久性を向
上する。 【構成】ディスプレイ80の表示面に装備された多数の
光学繊維10の集束体である光学ブロック40の先端集
合41を透湿防止膜56で被覆する。また、光学ブロッ
ク40の基端集合42の周縁と、ディスプレイ80の周
縁とをシール材70で接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置の構造に関し、
より詳しくはディスプレイの前方に装備される光学ブロ
ックに、空気中の水分や微小なゴミが侵入することを防
止した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディスプレイは、その見易すさを
決定する要因として明るさとコントラスト、白さと黒
さ、色範囲、表示面積、視覚特性等が挙げられる。特
に、液晶デイスプレイは低消費電力、低電圧駆動の割に
は明るさとコントラスト、白さと黒さの点で優れてお
り、かつ、カラー表示を比較的容易にできる。また、フ
ラットパネルに構成でき、薄型の表示装置を提供できる
点で他のディスプレイより有利な点がある。
【0003】しかし、液晶デイスプレイはその原理上、
画像を良好に視認できる視野角(方位)が狭く、一方向
のみやや広く、他方向はやや狭いので、使用者が液晶デ
ィスプレイの傾きを調整せざるを得ないという難点があ
る。
【0004】そこで、液晶デイスプレイは上記の有利な
点を生かし難点を改善して見易いものにするために、表
示面の前方に多数個の光学繊維が密に集束された光学ブ
ロックを、その基端をディスプレイの表示面に密接して
装備したものがある。また、複数個隣接された液晶デイ
スプレイの前方に複数個の光学ブロックを隣接して配設
し、大画面を構成したものが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光学ブロックは上記のように多数個の光学繊維を集束す
ることによって構成され、その先端集合は常時空気中に
露出されている。光学繊維は、コア部がアクリルによっ
て形成されるため、空気中の湿気を吸収し易く膨張、収
縮を繰り返す。このため、光学ブロックは亀裂を発生す
ることがあり、表示画像に歪が発生する。また、光学ブ
ロックは、基端集合の周縁とディスプレイの周縁との僅
かな間隙から、微小なゴミが侵入することがあり、部分
的に画像が伝送されず画素欠陥が発生する。これらによ
って商品の信頼性、耐久性が悪くなる原因となる。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ものであり、その目的は湿気を吸収することによる膨
張、収縮や亀裂の発生を回避し、表示画像に歪を起こす
ことを無くする。また、微小な間隙をシールし、ゴミの
侵入により画像に画素欠陥が発生するなどの事故を無く
し、信頼性、耐久性のよい表示装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、多
数個の光学繊維が集束された光学ブロックを、ディスプ
レイの表示面に密接して装備した表示装置であって、該
光学ブロックの先端集合を透湿防止膜で被覆したもので
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0008】好ましくは、前記光学ブロックは、基端集
合の周縁と、ディスプレイの周縁とをシール材で接合し
たものである。
【0009】
【作用】本発明の表示装置の光学ブロックは、多数個の
光学繊維を集束して形成され、その先端集合が透湿防止
膜で被覆されているから、コア部にアクリルを含む光学
繊維はその先端集合から空気中の湿気を吸収しない。こ
のため、光学繊維は膨張、収縮を繰り返すことなく、光
学ブロックは亀裂を発生することが回避され、表示画像
に歪が発生しない。
【0010】光学ブロックは、前記基端集合の周縁と、
前記ディスプレイの周縁とがシール材で接合されるの
で、微小な間隙からゴミの侵入による部分的な画像の伝
送不良や画素欠陥が発生するなどの事故が無くなる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0012】図1から図4は、本発明表示装置の一実施
例を示す。本発明表示装置は、一定の長さに切断された
多数個の光学繊維10から構成される。光学繊維10は
直径250μm以下、長さ1mm以上の光ファイバーで
あることが望ましい。
【0013】一定の長さに切断された光学繊維10はそ
の先端11、基端12を各々備え、例えば先端11から
略1/3の屈曲点13で一定角度θ程屈曲加工されて、
ヘ字型状をなしている。この光学繊維10は多数個同一
の方向に並べられて、側縁がヘ字型状をなす光学繊維板
20が形成される。光学繊維板20は屈曲線23で、例
えば同じ一定角度θ程面折されて、面折光学繊維板30
が形成される。面折光学繊維板30は上記のように、面
折された同一の方向に積層されて光学ブロック40が形
成される。光学ブロック40はその基端集合42が液晶
ディスプレイの表示画面の縦、横の寸法に合わせた略立
方体状に形成される。
【0014】光学ブロック40は、隣接2側面に垂直側
面43,43に続く突出斜面44,44を有し、それら
に相対向する隣接2側面に垂直側面43,43に続く引
込斜面45,45を有する。光学ブロック40は図1及
び図2に示すように、突出斜面44,44が互いに干渉
しないように、引込斜面45,45に続く垂直側面4
3,43が接合されて、光学ブロック群50が形成され
る。図1は2個の光学ブロック40が接合されて、光学
ブロック群50が形成された実施例を示し、図2は4個
の光学ブロック40が接合されて、光学ブロック群50
が形成された実施例を示す。
【0015】本発明の表示装置は、光学ブロック40は
多数個の光学繊維10を集束して構成され、各光学繊維
10はコア部がアクリルによって形成されている。アク
リルは水分をよく吸収するから、光学ブロック40の多
数個の光学繊維10は空気中の湿気をよく吸収し、膨
張、収縮を繰り返す。このため、貼り合わせた光学ブロ
ック40の端面に亀裂が生じ、画像に歪を起こしてしま
う。従って、長期間の使用に耐えられず、耐久性が悪く
なる。
【0016】本発明の表示装置は、図5に示すように光
学ブロック40の先端集合41に透湿防止効果を有する
コーティング剤が塗布され、透湿防止膜60が形成され
る。コーティング剤は例えば、塩化ビニリデン系の合成
樹脂、又は透湿防止効果を有するフイルムである。これ
によって、光学繊維10はコア部がアクリルによって形
成されていても、空気中の湿気を吸収することはなくな
る。光学繊維10は空気中の湿気を吸収することにより
膨張、収縮を繰り返さないから、貼り合わせた光学ブロ
ック40の端面に亀裂を生じない。従って、画像に歪を
起こしてしまう等の不都合を未然に防止できる。
【0017】また、光学ブロック40はその基端集合4
2とディスプレイ80の周縁81とは剛体であるから、
それらの密接面の間に僅かな間隙が生じることは避けら
れない。長期間使用中にこの僅かな間隙から微小なゴミ
や湿気が侵入する可能性がある。このため、ゴミが侵入
した部分だけ画像が伝送されず画素欠陥が発生し、湿気
を吸収して亀裂が発生する原因となる。
【0018】本発明の表示装置では、光学ブロック40
はその基端集合42とディスプレイ80の周縁81との
間はシール材70で接合される。これによって小さい間
隙は密封され、微小なゴミや湿気の侵入は防止され、上
記の事故は無くなる。シール材70は接合性が良く、か
つ材質に変化が起こりにくいものであれば、一般のシー
ル材でも良い。シール材70は年月が経過しても弾性が
あるものであれば、多少の振動や衝撃が加えられても密
着し続け隙間が生じにくい。シール材70を注出するシ
ール材注出ノズルは、十分に先細で、かつ適当な長さの
ものが望まれる。光学ブロック40の引込斜面45,4
5で形成される集合体間隙56の幅は狭いが、基端集合
42の周縁とディスプレイ80の周縁81との全周にわ
たって完全に接合される必要があるからである。
【0019】次に、本発明の表示装置の光学ブロック4
0の先端集合41に透湿防止膜60を形成する他の実施
例を図5を参考にして説明する。光学ブロック40,4
0は図5(a)に示すように、その垂直側面46が接合
されて、先端集合41,41及び基端集合42,42が
一平面に並べられる。先端集合41及び基端集合42に
は、透湿防止効果を有する樹脂61が充填される。樹脂
61は、例えば透明のエポキシ樹脂であり、ある厚さを
もって十分に充填される。
【0020】次に、図5(b)に示すように、両端面の
樹脂61を十分に硬化させた後切削加工され、極く薄い
透明樹脂層62が形成される。この場合、切削抵抗が変
動したりしないため、良好な加工面が得られる。
【0021】続いて、図5(c)に示すように、先端集
合41に2P樹脂63が塗布される。2P樹脂63はH
OYA製(屈折率1.52,飽和吸水率0.68%)が
採用される。この2P樹脂63は、飽和吸水率の点では
PMMA(飽和吸水率2.2%)の1/3以下である。
【0022】そして、図5(d)に示すように、2P樹
脂63の上方から離型剤を塗布した透明基板36を圧接
して、平面出し及び厚み調整を行った後、その透明基板
36の外方からUV光34を照射し硬化する。
【0023】最後に、図5(e)に示すように、透明基
板36を取り外して、完成する。
【0024】本発明の表示装置の光学ブロック40の先
端集合41に透湿防止膜60を形成する他の実施例を図
6を参考にして説明する。先端集合41には図6(a)
に示すように、透湿防止効果を有する樹脂61が充填さ
れる。樹脂61は、例えば透明のエポキシ樹脂であり、
ある厚さをもって十分に充填される。
【0025】次に、図6(b)に示すように、樹脂61
は硬化した後切削加工されて平面が形成され、この平面
が研磨されて鏡面に仕上げられる。
【0026】本発明の表示装置の光学ブロック40は図
7に示すように、面折光学繊維板30、30の間にスペ
ーサー64を介在し、その面折光学繊維板30、30と
スペーサー64との間隙に接着剤65を充填して構成さ
れてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の表示装置は、ディスプレイの表
示面に装備される多数の光学繊維の集束体である光学ブ
ロックの先端集合を透湿防止膜で被覆したから、光学繊
維は空気中の湿気を吸収することなく、膨張、収縮が起
こらない。従って、光学ブロックは亀裂の発生が回避さ
れ、表示画像に歪が発生しない。
【0028】また、光学ブロックは基端集合の周縁と、
ディスプレイの周縁とがシール材で接合されるので、周
縁の微小な間隙からゴミが侵入して部分的に画像に画素
欠陥が発生するなどの事故を無くし、信頼性、耐久性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明表示装置の一例を示す側面図。
【図2】表示装置の他例を示す斜視図。
【図3】光学繊維板の一例を示す斜視図。
【図4】光学繊維の一例を示す斜視図。
【図5】表示装置の製造方法の一例を示す断面図。
【図6】表示装置の製造方法の他例を示す断面図。
【図7】光学ブロックの他例を示す一部切欠断面図。。
【符号の説明】
10 光学繊維 20 光学繊維板 30 面折光学繊維板 40 光学ブロック 41 先端集合 42 基端集合 43 垂直側面 44 突出斜面 45 引込斜面 50 光学ブロック群 56 集合体間隙 60 透湿防止膜 61 樹脂 70 シール材 80 ディスプレイ 81 周縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 圭男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内 (72)発明者 三宅 隆浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内 (72)発明者 倉田 幸夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個の光学繊維が集束された光学ブロ
    ックを、ディスプレイの表示面に密接して装備した表示
    装置であって、 該光学ブロックの先端集合を透湿防止膜で被覆した表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記光学ブロックは、その基端集合の周
    縁と前記ディスプレイの周縁とをシール材で接合した請
    求項1記載の表示装置。
JP3318191A 1991-12-02 1991-12-02 表示装置 Pending JPH05150126A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3318191A JPH05150126A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 表示装置
CA002084103A CA2084103C (en) 1991-12-02 1992-11-30 A display apparatus
US07/986,052 US5465315A (en) 1991-12-02 1992-12-02 Display apparatus having a plurality of display devices
DE69219302T DE69219302T2 (de) 1991-12-02 1992-12-02 Anzeigevorrichtung
KR92023246A KR960003958B1 (en) 1991-12-02 1992-12-02 Display device
EP92310999A EP0550155B1 (en) 1991-12-02 1992-12-02 A display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP3318191A JPH05150126A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 表示装置

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JPH05150126A true JPH05150126A (ja) 1993-06-18

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ID=18096462

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3318191A Pending JPH05150126A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 表示装置

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