JPH05149813A - 高清浄度媒体圧力検出装置 - Google Patents

高清浄度媒体圧力検出装置

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JPH05149813A
JPH05149813A JP3340083A JP34008391A JPH05149813A JP H05149813 A JPH05149813 A JP H05149813A JP 3340083 A JP3340083 A JP 3340083A JP 34008391 A JP34008391 A JP 34008391A JP H05149813 A JPH05149813 A JP H05149813A
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JP3340083A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Tanahashi
和彦 棚橋
Yoshihiro Matsuoka
義博 松岡
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵埃が残留しない簡素な構成で、洗浄が確実
且つ容易に行え、その上、圧力表示を遠隔モニタできる
ようにする。 【構成】 媒体通路2の内周面2aが鏡面仕上げされた
媒体通路部材1の中間領域に、平面状に削成して他の部
分より薄肉とされた起歪部3を設けてある。この起歪部
3の外表面には、2枚のアクティブひずみゲージ4,4
を、起歪部3の近傍の媒体通路部材1の外表面には2枚
のダミーひずみゲージ5,5′を、それぞれ添着してあ
る。これらひずみゲージ4・4′、5・5′の周囲を囲
むように、二分割された上側ケーシング72と下側ケー
シング73が設けられ、それぞれ媒体通路部材1の外周
面との間が溶接により気密状に固着してある。媒体通路
2内の媒体圧力は、ひずみゲージ4・4′と5・5′に
よって構成されたブリッジ回路によって検出されて電気
信号に変換され、導出ケーブル17を介して外部に導出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば0.05μm程
度の大きさの塵埃までも極度に嫌う装置、例えばの半導
体製造装置用の圧力検出装置として開発された高清浄度
媒体圧力検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超高密度集積回路(以下、「LSI」と
略称する)は、例えば5mm角の領域の中に数百万個のト
ランジスタが形成されることになるので、トランジスタ
回路上のパターン間隔(ギャップ)が0.3〜0.8μ
m以下と極めて小さな値となる。
【0003】従って、LSIの製造過程に、このパター
ン間隔より大きい塵埃が混入する場合は勿論のこと、こ
のパターン間隔の数分の1の径の塵埃の結合体などが混
入すると、これらの塵埃を介してパターン同士が短絡し
てLSIとしての機能を発揮することが出来なくなると
いう事故を生じる。
【0004】このような事故は、LSIのBIT 数が大き
くなるにつれて甚だしくなるなるため、LSIの製造過
程での塵埃の発生やLSIへの塵埃の付着などに対する
防止対策が、重要な要因となっており、塵埃防止に最大
の神経を使っているのが普通である。LSIの加工工程
では、半導体製造装置の一部として、エッチング用ガス
(液体)や洗浄用ガス(液体)を供給する装置が使用さ
れる。なお、本発明の説明では、流れ状態および静止状
態にある気体・液体を総称して「媒体」と云うことにす
る。
【0005】さて、このような媒体供給装置は、例えば
図24に示すように、媒体Gの供給管路601とこの供
給管路601に設けられた減圧弁602と、この減圧弁
602を挟んだ2個所に設けられた2つの圧力計603
から構成され、加工時に、供給管路601から所定圧の
媒体GをICウエハW上に噴出せしめるようにしてい
る。
【0006】そして、この媒体供給装置に使用される圧
力計603としては、従来からブルドン管式圧力計が広
く利用されている。
【0007】このブルドン管式圧力計603は、図25
の原理構成図に示すように、軸支点aで回転可能に軸支
され且つその円弧縁部に扇形ギアbを備えたセクタc
と、このセクタcの扇形ギアbと噛合し且つメータ軸d
で回転可能に軸支されたピニオンeと、一端が一方の連
結軸fを介してセクタcの腕部に連結し且つ他端が他方
の連結軸gを介してブルドン管hの端部金具iと連結し
たリニヤリティリンクjとから構成されている。
【0008】この場合、ブルドン管hは、その先端部が
端部金具iで塞がれ且つ後端部が圧力測定対象の装置
(図示例では、前述の供給管路601)に連通する可撓
性の管体として構成され、ブルドン管h内のガス圧が変
動した際には、その変動量をブルドン管hの曲り量変化
として検出し、この曲り量変化を端部金具i、リニヤリ
ティリンクjを介してセクタcの回転角θに変換し、さ
らにこのセクタcの回転を扇形ギアbを介してピニオン
eに伝達し、このピニオンeの回転量をメータ軸dを介
して適宜のメータ(図示せず)に伝達することにより視
覚表示するように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブルド
ン管hは、その先端部が端部金具iで塞がれた行き止ま
り構造になっているばかりでなく、管の内周面の仕上げ
程度も滑らかではないので、ブルドン管h内のガスに塵
埃が含まれていると、塵埃が行き止まり個所や管の内周
面の凹部個所に付着してそのまま残留してしまうという
現象を生じる。
【0010】この現象は、たとえ塵埃除去のための換気
作業や洗浄作業を繰り返しても、塵埃を完全に除去する
ことが出来ないため、ブルドン管式圧力計603を備え
た媒体の供給装置では、供給管路601内の圧力変動に
よってブルドン管hの曲り量が変化するときなどに、ブ
ルドン管h内に残留した塵埃が供給管路601からIC
ウエハW上に噴射されて、前述したような事故を発生さ
せることになる。
【0011】そして、これがブルドン管式圧力計603
の大きな欠点となり、また、ブルドン管式圧力計603
を圧力測定の手段として利用する半導体製造装置やクリ
ーンルームで使用される空気清浄装置、或いは、高洗浄
度圧力媒体を使用する加工装置等における塵埃防止上の
致命的な欠陥となっていた。
【0012】しかも、ブルドン管式圧力計603では、
メータを用いてそのときの供給管路601内の圧力を表
示するように構成されているため、圧力チェックの際に
担当者がメータの設置個所まで出向いて確認をしなけれ
ばならないということも、保守・管理上の欠点となって
いた。
【0013】そのため、塵埃防止対策が高度に施され、
且つ、保守・管理も容易に行い得る圧力計ないし圧力検
出装置の出現が望まれていた。
【0014】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、例えば0.05μm程度の大きさの塵埃でも
残留することを許さないシンプルな構造を有し、しか
も、洗浄作業を完全且つ容易に行うことが可能で、さら
に、圧力表示を遠隔モニタすることの出来る新形式の高
清浄度媒体圧力検出装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、媒体通路である内部空間の断面に断面
急変部がない剛体製の管体として構成されると共に前記
媒体通路の内周面が滑らかな面として形成され、且つ、
両端部分において圧力検出対象機器の媒体通路と連通的
に接続される媒体通路部材と、この媒体通路部材の長さ
方向の中間領域における周壁外周面に設定された起歪部
と、この起歪部の表面に添着され且つ自身の電気的出力
を外部に取り出すためのケージリードが接続された少な
くとも1個のひずみゲージと、少なくとも前記起歪部を
覆い得るように前記媒体通路部材の周壁部分の全周面ま
たは一部の周面に結合され、且つ、前記ひずみゲージの
リード線を外部に取り出すためのリード線導出部を自身
の壁部に備えた中空状のケーシング部材と、を有するよ
うに構成したことを特徴としたものである。
【0016】
【作用】本発明に係る高清浄度媒体圧力検出装置は、測
定対象媒体の通路である内部空間の断面に断面急変部を
設けないために、剛体製の管体を媒体通路部材に採用し
て、その内周面を滑らかな面として形成し、この媒体通
路部材の外周面であって且つ予定したひずみが生じる領
域に起歪部を設定して、その表面に添着した1個のひず
みゲージによって測定媒体圧力に対応した電気信号を得
るようにしている。
【0017】そして、ひずみゲージを添着した媒体通路
部材をその長さ方向の中間領域において中空状に形成さ
れた剛体製のケーシング部材で支持するが、このケーシ
ング部材は媒体通路部材の中間領域における全周囲また
は部分周囲を覆い得る状態で媒体通路部材に取り付けら
れ、ひずみゲージの保護、管体の無用の変形を防止する
ようにしている。
【0018】さらに、このケーシング部材にはひずみゲ
ージに接続されたリード線を外部に取り出すための機密
構造のリード線導出部が設けられ、このリード線導出部
を介してひずみゲージからの出力を外部のひずみ量測定
装置に導出するようにしている。
【0019】
【実施例】以下、本発明をエッチング用ガスの供給装置
に適用した場合の実施例に基づいて本発明の高清浄度媒
体圧力検出装置を説明する。図1は、本発明の高清浄度
媒体圧力検出装置に係る第一実施例の構成を一部破断し
て示す縦断面図、図2は、図1の第一実施例に係るA−
A矢視方向断面の構成を示す断面図である。
【0020】図1および図2において、1は媒体通路2
である内部空間の断面に断面急変部がない、例えばステ
ンレス製の比較的細い円筒状管体として形成された媒体
通路部材で、媒体通路2の内周面2aは、例えば複合電
解研磨方法によって滑らかな鏡面仕上げとして形成され
ている。
【0021】そして、媒体通路部材1の両方の端部1a
および1bは、例えば後述する端部結合手段を介して、
図示なきエッチング用ガスの供給装置側の媒体通路(以
下、「供給装置媒体通路」という)と連通的に接続され
るように構成されている。
【0022】なお、前述した複合電解研磨方法というの
は、例えば0.05μm径の研磨材を使用したラッピン
グ法による研磨と電解研磨法により精密研磨とを同時的
に行うという研磨方法である。
【0023】3は媒体通路部材1の長さ方向の中間領域
における周壁外周面に設定された起歪部で、図2に示す
ように、媒体通路部材1の長さ方向の他領域の周壁外面
よりも凹んだ状態に、しかも、起歪部3の表面(外面)
が例えば媒体通路2の中心軸線に対して平行な平面にな
るように形成されている。
【0024】この場合、起歪部3は、例えばミーリング
加工法を用いて、媒体通路部材1の外周半径寸法よりも
小さい寸法wで周壁外面を削ぎ落とした平面であって、
しかも、滑らかな研磨面として形成されている。なお、
起歪部3の長さ方向の寸法は、必要に応じた値に設定さ
れることになる。
【0025】従って、起歪部3における周壁厚さは、媒
体通路部材1の長さ方向の他領域の周壁厚さ、並びに、
前述の長さ方向の中間領域における起歪部3以外の部分
の周壁厚さよりも薄肉に形成されることになる。
【0026】4および4′は起歪部3の表面に所定距離
を隔てて添着された一対のアクティブひずみゲージ(以
下、「アクティブゲージ」という)で、図3に示すよう
に、媒体通路2内の圧力が増大して管体である媒体通路
部材1が半径方向(B方向)に膨張したり、またはその
反対に収縮したとき、薄肉の起歪部3に生じる左右方向
へのひずみ(伸びまたは縮み)を検出し得るように構成
されている。
【0027】このアクティブゲージ4,4′は、図4に
示すように、ひずみ検出回路(図示せず)の一部である
ホイートストンブリッジ回路6の一方の対向する二辺の
抵抗機能を果すように結線されることになる。
【0028】5および5′は、アクティブゲージ4,
4′によるひずみ変動の検出時における温度変化に伴う
熱膨張(また収縮)の要因を、除去または補正するため
に設けられた一対のダミーゲージで、図1に示すよう
に、起歪部3の両側近傍部分の他領域の周壁外面上、す
なわち、圧力変化に対し実質的にひずみを生じない部分
に添着されている。このダミーゲージ5,5′は、前述
のホイートストンブリッジ回路6の他の対向する二辺の
抵抗機能を果すように結線されることになる。
【0029】7は起歪部3とその両側近傍部分のダミー
ゲージ5,5′を添着した他領域の周壁部分をその全周
周面に亘って覆うように媒体通路部材1の周壁部分に結
合された中空状のケーシング部材で、媒体通路部材1の
中心軸線上に設定された接合面71を境として上下に二
分割された構成となっていている。
【0030】この場合、上方に位置する上側ケーシング
72は、後述するアンプ基板10を内蔵し得るように蓋
状の単純なケーシング構造物として構成され、内部の適
宜個所にアンプ基板10を取り付けるための取り付け部
を有するように構成されている。
【0031】さらに、上側ケーシング72の左右ケーシ
ング壁には、媒体通路部材1の上半部を接合面71(中
心軸線)上で貫通させるための例えば下向き半円形の開
口(図示せず)を有するように構成されている。この場
合、下向き半円形の開口は、媒体通路部材1の上半部の
外周面と嵌合するような形状の開口として設けられるこ
とになる。
【0032】一方、下方に位置する下側ケーシング73
は、下部外側に中空円筒状のケーブル取り出し突起74
を有するケーシング構造物として構成され、また、その
左右ケーシング壁には、媒体通路部材1の下半部を接合
面71上で貫通させるための、例えば上向き半円形の開
口(図示せず)を有するように構成されている。この場
合も、上向き半円形の開口は、媒体通路部材1の下半部
の外周面と嵌合するような形状の開口として設けられる
ことになる。
【0033】また、ケーブル取り出し突起74は、アン
プ基板10からのリード線16を導出ケーブル17を介
して外部に取り出すために設けられたもので、上方に天
井部分を有し且つ下方が開放された状態の中空空間部7
4aを有するように構成されている。
【0034】75は中空空間部74aの天井部分に穿設
された端子取り付け開口、76は中空空間部74aの内
周に形成された雌ねじ部である。なお、上下のケーシン
グ72,73は、後述するように、最終工程において媒
体通路部材1の周壁部分に上下方向から取り付けられ、
接合面71で接合された後に、例えば溶接法を利用して
媒体通路部材1の周壁部分に、ケーシング部材7内の気
密を保持し得るような状態で強固に結合されるように構
成されている。
【0035】10は適宜の手段によって取り付け前の上
側ケーシング72の内部に取り付けられたアンプ基板
で、その表・裏面には、ホイートストンブリッジ回路6
を含んだ形のひずみ検出回路を構成する各種補償電気抵
抗器群11、アンプ12、オペアンプ13を始め増幅・
波形処理手段、感度調整ボリューム、零点調整ボリュー
ムなどの電気的部材が搭載されている。
【0036】14は前述のアクティブゲージ4,4′の
出力をアンプ基板10上の電気的部材(例えば11〜1
3等)に電気的に接続するためのゲージリードで、例え
ば図示のように、一度、適宜の絶縁部材を介して媒体通
路部材1の外周面に固定し、その後、アンプ基板10上
に導かれるように結線されている。
【0037】なお、ダミーゲージ5,5′とアンプ基板
10上の電気的部材との間も、図示されていないゲージ
リードによって適宜に接続されるように構成されてい
る。
【0038】15は下側ケーシング73の端子取り付け
開口75に取り付けられた気密構造を有する接続端子部
材で、例えば端子取り付け開口75との接触部分を防湿
用コーティング剤(図示せず)で被覆するような構造に
構成されている。16はこの接続端子部材15の内側端
子とアンプ基板10とを接続するためのリード線であ
る。
【0039】17は接続端子部材15の外側端子と外部
の必要処理装置(図示せず)との間を電気的に接続する
ための、例えば円形断面を有する導出ケーブルである。
【0040】なお、この導出ケーブル17を介して外部
に取り出されたひずみ検出回路の電気的出力は、必要処
理装置(例えば、ひずみ測定器)の演算回路手段に導か
れて媒体通路部材1の媒体通路2内のそのときのガス圧
力データに変換され、好ましくは、その変換出力が適宜
の遠隔モニタ手段(図示せず)に入力されるように構成
されている。
【0041】そして、ひずみ検出回路の電気的出力を遠
隔モニタ手段に入力させるように構成した実施態様で
は、遠隔モニタ手段を担当者の常置個所に設置すれば、
担当者が高清浄度媒体圧力検出装置の所に直接行かなく
とも、媒体通路部材1の媒体通路2内のガス圧力を監視
することが出来るという効果を奏する。
【0042】18はケーブル取り出し突起74に取り付
けられる気密構造の中空状のコネクタ部材で、導出ケー
ブル17の外周部分を囲繞するような中空状構造のコネ
クタ部材として構成されている。
【0043】このコネクタ部材18の先端部外周には、
ケーブル取り出し突起74の雌ねじ部76と螺合する雄
ねじ部(図示せず)が設けられ、例えば導出ケーブル1
7と接続端子部材15との接続が終了した後に、この雄
ねじ部とケーブル取り出し突起74の雌ねじ部76との
螺合作用によってコネクタ部材18をケーブル取り出し
突起74の中空空間部74a内に強固に結合し得るよう
に構成されている。
【0044】しかも、自身の中空部分(図示せず)に
は、後述するケーブルクランプ部材19の雄ねじ部19
aとの螺合作用により導出ケーブル17を外側方向から
締め付けるための雌ねじ部(図示せず)が設けられてい
る。
【0045】19はこのコネクタ部材18側の雌ねじ部
に螺合する雄ねじ部19aを備えた中空状のケーブルク
ランプ部材で、コネクタ部材18と同様に、例えば接続
端子部材15との接続が終了した導出ケーブル17の外
周部分を囲繞するような状態でコネクタ部材18側の雌
ねじ部に螺合するように構成され、このコネクタ部材1
8側の雌ねじ部と自身の雄ねじ部19aとのとの間に生
じる締め付け力を利用して、導出ケーブル17の外周部
分を強く圧縮してケーブル取り出し突起74の中空空間
部74a内の気密を充分に保持し得るように構成されて
いる。なお、この場合の構造例については、後述する端
部結合手段の項で併せて説明することにする。
【0046】20はそれ自体公知の構造より成るケーブ
ル取り付け補強部材で、例えば四角形断面を有する合成
樹脂の線材を螺旋状に巻いてフレキシブルな性質を付与
した構造のものとして構成されている。
【0047】このケーブル取り付け補強部材20は、導
出ケーブル17が何等かの理由で動揺したとき等に生じ
る導出ケーブル17の外周部分とケーブルクランプ部材
19の中空部分(図示せず)との直接接触を防ぎ、この
直接接触により生じる導出ケーブル17の外周部分の損
傷およびケーブル17の繰り返し折曲げに伴う疲労破壊
を防止するためのものであり、その一端部がケーブルク
ランプ部材19に固定され、他端部が自由端として導出
ケーブル17の外周を巻回するように設けられている。
【0048】次に、このような構成から成る第一実施例
の高清浄度媒体圧力検出装置の組立法ないし作用につい
て説明する。先ず、起歪部3の表面および起歪部3の左
右近傍に位置する媒体通路部材1の外周面を充分に洗浄
してから、起歪部3の表面上の所定個所にアクティブゲ
ージ4,4′を添着し、必要に応じて起歪部3の左右近
傍に位置する媒体通路部材1の外周面上の所定個所にダ
ミーゲージ5,5′を添着する。
【0049】一方、アンプ基板10の上下両面に、各種
補償電気抵抗器群11、アンプ12、オペアンプ13を
始めとするひずみ検出回路を構成する各電気的部材を配
設してそれぞれ所定通りに結線し、結線終了後のアンプ
基板10を、適宜の手段を介してケーシング部材7の上
側ケーシング72のアンプ基板取り付け部に取り付け
る。
【0050】また、ケーシング部材7の下側ケーシング
73の端子取り付け開口75に接続端子部材15を取り
付け、さらに、例えばその外側部分を防湿用コーティン
グ剤で覆うようにして端子取り付け開口75と接続端子
部材15との間の気密状態を確立する。
【0051】このようにして媒体通路部材1、ケーシン
グ部材7の上側ケーシング72および下側ケーシング7
3の準備作業が終了したならば、媒体通路部材1側のア
クティブゲージ4,4′およびダミーゲージ5,5′と
上側ケーシング72側のアンプ基板10上の各電気的部
材とをゲージリード14を使用して電気的に接続し、さ
らに、アンプ基板10上の各電気的部材と下側ケーシン
グ73側の接続端子部材15とをリード線16を用いて
電気的に接続する。
【0052】その後、アンプ基板10付きの上側ケーシ
ング72を、その左右ケーシング壁に設けた下向き半円
形の開口を媒体通路部材1の上半部の外周面に嵌合させ
ながら上方から媒体通路部材1の所定個所に取り付け
る。
【0053】また、接続端子部材15付きの下側ケーシ
ング73を、その左右ケーシング壁に設けた上向き半円
形の開口を媒体通路部材1の下半部の外周面に嵌合させ
ながら下方から媒体通路部材1の所定個所に取り付け
る。
【0054】そして、上側ケーシング72と下側ケーシ
ング73とを接合面71で衝き合せるように結合してケ
ーシング部材7を完成させてから、例えば溶接法を利用
して上側ケーシング72と下側ケーシング73とを、ケ
ーシング部材7内部の気密を保持し得るような状態で媒
体通路部材1の外周面に強固に結合させる。
【0055】このようにして媒体通路部材1とケーシン
グ部材7との結合が終了したならば、コネクタ部材18
およびケーブルクランプ部材19のそれぞれの中空部に
導出ケーブル17を貫通させ、さらに、この状態で導出
ケーブル17を下側ケーシング73のケーブル取り出し
突起74の中空空間部74a内に挿入して、導出ケーブ
ル17の内部導線を下側ケーシング73側の接続端子部
材15に電気的に接続させる。
【0056】そして、両者15,17の接続後に、ケー
ブル取り出し突起74の雌ねじ部76とコネクタ部材1
8側の雄ねじ部(図示せず)との螺合作用を利用して、
コネクタ部材18をケーブル取り出し突起74に強固に
結合させ、さらに、ケーブルクランプ部材19の雄ねじ
部19aとコネクタ部材18側の雌ねじ(図示せず)と
の螺合作用を利用して、ケーブルクランプ部材19をコ
ネクタ部材18に取り付ける。
【0057】この際、コネクタ部材18の中空部分とケ
ーブルクランプ部材19の先端外周部分との間に例えば
Oリングのようなパッキング部材(図示せず)を介在さ
せ、ケーブルクランプ部材19とコネクタ部材18との
螺合作用によりこのパッキング部材を導出ケーブル17
の外周面に圧接させて、導出ケーブル17とケーブル取
り出し突起74の中空空間部74aとの間の気密保持を
図るように構成することが好ましい。
【0058】そして、ケーブル取り出し突起74に取り
付けられた導出ケーブル17の外周には、ケーブルクラ
ンプ部材19と一体化されたケーブル取り付け補強部材
20が取り付けられており、導出ケーブル17の損傷の
原因となるケーブルの動揺時(繰り返し折曲げ)におけ
る導出ケーブル17とケーブルクランプ部材19との直
接接触を防ぐようにする。
【0059】この状態において媒体通路部材1の媒体通
路2の内周面2aを充分に洗浄し、併せて、第一実施例
の高清浄度媒体圧力検出装置を取り付けるべきエッチン
グ用ガスの供給装置側の供給装置媒体通路部材(図示せ
ず)内も充分に洗浄した後、後述する端部結合手段を用
いて媒体通路部材1の両方の端部1a,1bと供給装置
媒体通路部材とを充分な気密保持を図りながら接続す
る。
【0060】このようして高清浄度媒体圧力検出装置と
エッチング用ガスの供給装置との接続が終了したなら
ば、媒体通路部材1の媒体通路2内に圧力測定対象であ
る媒体を充填し、この媒体の圧力が変化したときには、
図3に示すように、その変化に伴う起歪部3の左右方向
Bへの変形量を一対のアクティブゲージ4,4′で検出
すると共に、ダミーゲージ5,5′で検出時における温
度影響を検出して、それらの検出値をブリッジ電圧ei
が印加されたホイートストンブリッジ回路6を含むひず
み検出回路で上記温度影響が除去されたひずみ量として
検出し、その検出出力eoを演算回路手段で圧力値に再
度変換して例えば遠隔モニタ手段(図示せず)に表示す
るようにする。
【0061】図5および図6に示すのは、本発明の第二
実施例の構成を一部破断して示す縦断面図および図5の
D視断面の構成を示すD視断面図である。この第二実施
例では、媒体通路部材101、起歪部103、ケーシン
グ部材107の構成が異なり、アンプ基板10の取り付
け対象部材が第一実施例と相違するだけで、他の構成部
材ないし手段が第一実施例の場合と共通であるので、煩
雑さを避ける意味でこの相違点だけに絞って説明するこ
とにする。
【0062】図5および図6において、101は第二実
施例に使用する例えばステンレス製の媒体通路部材で、
一方の端部101aを含む左側領域101Aと他方の端
部101bを含む右側領域101Bとは、いずれも第一
実施例の場合と同様に断面急変部がない比較的細い円筒
状管体として形成され、左側領域101Aと右側領域1
01Bとに挟まれた中間領域101Cは、その周壁の肉
厚がこれら左側および右側領域101Aおよび101B
における周壁の肉厚よりも可成り厚く形成され四角形断
面管体として形成されている。
【0063】そして、この媒体通路部材101の内部に
は、左側領域101A、中間領域101C、右側領域1
01Bをそれぞれ連通的に貫通する中空状の媒体通路1
02が形成され、その内周面102aは、第一実施例の
場合と同様に、例えば複合電解研磨方法によって滑らか
な鏡面仕上げとして形成されている。
【0064】この場合、中間領域101Cの四角形断面
の外側寸法は、例えば媒体通路102の中心軸線より上
方に位置する周壁部分(以下、「上方周壁部分」とい
う)の肉厚が、媒体通路102の中心軸線より下方に位
置する周壁部分(以下、「下方周壁部分」という)の肉
厚よりも厚くなるように設定されている。
【0065】なお、後述する起歪部103を除く中間領
域101Cの下方周壁部分の一部には、前述のアンプ基
板10用の取り付け部が設けられ、ここにアンプ基板1
0を取り付けるように構成されているが、このアンプ基
板10の取り付け部の違いが第一実施例との違いとな
る。
【0066】103は媒体通路部材101の中間領域1
01Cの下方周壁部分に形成された起歪部で、図示のよ
うに、中間領域101Cの下方周壁部分の下面より凹ん
だ状態に、しかも、起歪部103の表面(下向き面)
が、例えば媒体通路102の中心軸線に対して平行な平
面になるように形成されている。
【0067】この場合、起歪部103は、例えばミーリ
ング加工法を用いて、媒体通路102の中心軸線から中
間領域101Cの下方周壁部分の下面までの寸法よりも
小さい寸法w(図6参照)で下方周壁部分を削ぎ落とし
た平面であって、しかも、滑らかな研磨面として形成さ
れている。なお、起歪部103の長さ方向の寸法は、必
要に応じた値に設定されることになる。
【0068】従って、起歪部103における周壁厚さ
は、左側領域101A、右側領域101Bにおける周壁
厚さおよび中間領域101Cの下方周壁部分における起
歪部103以外の部分の周壁厚さよりも薄肉に形成され
ることになる。
【0069】なお、媒体通路部材101の両方の端部1
01aおよび101bは、第一実施例の場合と同様に、
端部結合手段を介して供給装置媒体通路と連通的に接続
されるように構成されている。
【0070】107は起歪部103を覆うように媒体通
路部材101の中間領域101Cの下方周壁部分に結合
された中空状のケーシング部材で、アンプ基板10を内
蔵し得るような単純な箱状構造物として構成され、その
下部外側には、第一実施例のケーブル取り出し突起74
と同一構造のケーブル取り出し突起174が設けられて
いる。
【0071】なお、このケーシング部材107は、最終
工程において、例えば溶接法を利用して媒体通路部材1
01の中間領域101Cの下方周壁部分の下面に、ケー
シング部材107内の気密を保持し得るような状態で強
固に結合されるように構成されている。
【0072】この第二実施例の高清浄度媒体圧力検出装
置の組立法ないし作用は、第一実施例の場合と基本的に
同じであるので、下記(a)〜(f)などの作業につい
ての説明は、煩雑さを避ける意味で省略することにす
る。
【0073】(a) 起歪部103の表面上へのアクテ
ィブゲージ4,4′の添着作業(ダミーゲージ5,5′
を添着する必要のあるときには、その添着作業を含
む)。
【0074】(b) アンプ基板10にひずみ検出回路
を構成する各電気的部材を配設し且つ結線する作業。
【0075】(c) ケーシング部材107のケーブル
取り出し突起174と接続端子部材15との結合作業お
よび両者174,15間の気密状態を確立する作業。
【0076】(d) アンプ基板10上の各電気的部材
とアクティブゲージ4,4′および接続端子部材15と
の電気的な接続作業 (e) ケーシング部材107のケーブル取り出し突起
174とコネクタ部材18との結合作業およびコネクタ
部材18に対するケーブルクランプ部材19の結合作
業。
【0077】(f) 接続端子部材15への導出ケーブ
ル17の電気的な接続作業、並びに、ケーブルクランプ
部材19による導出ケーブル17とケーブル取り出し突
起174の中空空間部との間の気密保持作業。
【0078】さて、第二実施例では、結線終了後のアン
プ基板10を適宜の手段を介して媒体通路部材101の
中間領域101Cのアンプ基板用取り付け部に取り付け
ることになる。
【0079】また、第二実施例では、溶接法を利用し
て、ケーシング部材107を媒体通路部材101の中間
領域101Cの下方周壁部分の下面にケーシング部材1
07内の気密を保持し得るような状態で結合するように
構成されており、これらの点が第一実施例との相違点と
なる。
【0080】図7および図8に示すのは、第二実施例の
変形例である本発明の第三実施例の構成を示す縦断面図
および図7のE−E矢視方向断面の構成を示す断面図で
ある。
【0081】前述の第二実施例では、媒体通路部材10
1の中間領域101Cを四角形断面管体として形成して
いるが、これを大円形断面管体として構成した場合の実
施例がこの第三実施例である。
【0082】すなわち、第三実施例の媒体通路部材10
1′は、第一および第二実施例と同様に、例えばステン
レス製の媒体通路部材として構成されるが、一方の端部
を含む左側領域101′Aと他方の端部を含む右側領域
101′Bとは、いずれも第一実施例の場合と同様に断
面急変部がない比較的細い円筒状管体として形成され、
中間領域101′Cは、その周壁の肉厚がこれら左側お
よび右側領域101′A、101′Bにおける周壁の肉
厚よりも大幅に厚く形成され大円形断面管体として形成
されている。
【0083】そして、その内部には、第二実施例と同様
に、左側領域101′A、中間領域101′C、右側領
域101′Bをそれぞれ連通的に貫通する中空状の媒体
通路102′が形成され、その内周面102′aは、第
一および第二実施例の場合と同様に、例えば複合電解研
磨方法によって滑らかな鏡面仕上げとして形成されてい
る。
【0084】また、この第三実施例でも、起歪部10
3′は、媒体通路102′の中心軸線からwの寸法を有
する平面として形成され、その下面に、図示は省略した
が、第二実施例のケーシング部材107と同一構造を持
つケーシング部材(107に相当)が溶接されることに
なる。
【0085】なお、このように構成された第二および第
三実施例では、媒体通路部材101,101′の中間領
域101C,101′Cの下方周壁部分の下面、並び
に、起歪部103,103′の表面がいずれも下向き面
として構成されているが、これらを第一実施例の場合の
ように上向き面として構成することも可能である。但
し、このように構成した場合には、ケーブル取り出し突
起174の設置個所を上向きまたは横向きに設定するこ
とが好ましい。
【0086】そして、第三実施例の高清浄度媒体圧力検
出装置は、媒体通路部材101′の中間領域101′C
の断面形状が第二実施例の場合と異なるだけであるた
め、その組立法ないし作用は、第二実施例の場合と同じ
になる。
【0087】図9および図10に示すのは、本発明の第
四実施例の構成を示す縦断面図および図9のF−F矢視
方向断面の構成を示す断面図である。
【0088】この第四実施例は、前述の第一実施例の変
形例として構成されたもので、媒体通路部材201を円
筒状管体として構成すると共に、この媒体通路部材20
1の長さ方向の中間領域に形成される起歪部203を、
長さ方向の他の領域の周壁肉厚よりも薄く構成した薄肉
管体の外周面(円筒面)として構成した場合の実施例で
ある。
【0089】この場合にも、媒体通路202の内周面2
02aは、他の実施例と同様に、例えば複合電解研磨方
法により滑らかな鏡面仕上げとして形成され、また、起
歪部203である薄肉管体の外周面も滑らかな研磨面と
して形成されることになる。
【0090】図11および図12に示すのは、本発明の
第五実施例の構成を一部破断して示す部分縦断面図およ
び図11のG−G矢視方向断面の構成を示す断面図であ
る。
【0091】この第五実施例も、前述の第一実施例の変
形例として構成されたもので、媒体通路部材301を円
筒状管体として構成すると共に、この媒体通路部材30
1の長さ方向の中間領域に形成される起歪部303を長
さ方向の他の領域の外周面よりも凹ませ、さらに、起歪
部303の表面を、媒体通路302の中心軸線に対して
凹面を向け且つ媒体通路302の内周面302aの曲率
よりも緩い曲率の筒状曲面(例えば、円筒面)として構
成した場合の実施例である。
【0092】この場合も、起歪部303の周壁肉厚は、
長さ方向の他の領域の周壁肉厚、並びに、自身が属する
中間領域の他の部分の周壁肉厚よりも薄く形成されるこ
とになる。
【0093】図13および図14に示すのは、本発明の
第六実施例の構成を示す縦断面図および図13のH−H
矢視方向断面の構成を示す断面図である。この第六実施
例は、媒体通路部材401を円筒状管体として構成する
と共に、この媒体通路部材401の長さ方向の中間領域
に互いに180°対向する外周面側から所定の深さまで
平面状に削成して形成される起歪部403と403′を
構成したものである。
【0094】この場合、起歪部403および403′の
周壁肉厚は、長さ方向の他の領域の周壁肉厚よりも薄く
設定されることになる。この第六実施例の場合には、起
歪部403と軸対称になる個所に起歪部403と同じ形
状の起歪部403′が形成されるため、媒体通路402
内の圧力が変化した際の起歪部403の変形量、すなわ
ち、この起歪部402,403にひずみゲージを添着す
ることにより、そのひずみゲージにより圧力と比例関係
を有する電気信号を検出し得るという効果を奏する。
【0095】なお、第四〜第六実施例の媒体通路部材2
01,301,401を用いた場合の組立法ないし作用
は第一実施例の場合と同じになる。
【0096】ところで、前述した各媒体通路部材1,1
01,101′,201,301,401の両方の端部
をエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材
に結合するときには、例えば次に述べるような構成を有
する端部結合手段を使用するものとする。
【0097】なお、説明に当っては、第一実施例の媒体
通路部材1を各々の媒体通路部材の代表例とし、また、
その左側の端部1a(以下、単に「端部1a」という)
をエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材
に接続する場合を代表構成例として説明する。
【0098】先ず、分解出来ない構成の端部結合手段
を、図15〜図20に示す。図15に示すのは、第一の
構成例から成る端部結合手段30で、この構成例に用い
られるエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路
部材31は、第一実施例の媒体通路部材1と同径の例え
ばステンレス製の細い円筒状管体として形成されてい
る。
【0099】この端部結合手段30では、先ず、媒体通
路部材1の端部1aの端面と供給装置媒体通路部材31
の端部31aの端面とを衝き合わせ、この状態におい
て、衝き合わせ部分の外周部分を気密保持を図りながら
溶接32することにより、両方の部材1と31を結合
(接合)するようにしている。
【0100】図16および図17に示すのは、第二の構
成例から成る端部結合手段35で、この構成例に用いら
れるエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部
材36は、その端部36aの内部に、媒体通路部材1の
端部1aが嵌入し得る段付き案内穴36bを有する円筒
状管体として形成されている。
【0101】この端部結合手段35では、先ず、媒体通
路部材1の端部1aを供給装置媒体通路部材36の段付
き案内穴36b内に嵌入させ、この状態において、供給
装置媒体通路部材36の端部36aの端面と媒体通路部
材1の外周面との境界部分を気密保持を図りながら溶接
37することにより、両部材1と36を結合するように
している。
【0102】図18および図19に示すのは、第三の構
成例から成る端部結合手段40で、この構成例に用いら
れるエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部
材41は、その端部が部分的な大径部41aとして形成
され、その内部に、媒体通路部材1の端部1aが嵌入し
得る段付き案内穴41bを有する一部大径付きの円筒状
管体として形成されている。
【0103】この端部結合手段40では、媒体通路部材
1と供給装置媒体通路部材41とを溶接42して両方の
部材1と36を結合するが、その結合の仕方は第二の構
成例の場合と同じになる。
【0104】図20に示すのは、第四の構成例から成る
端部結合手段45で、この構成例に用いられるエッチン
グ用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材31と媒体
通路部材1との間に管状継ぎ手部材46を介在させるよ
うに構成した例である。
【0105】この端部結合手段45では、エッチング用
ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材31は、第一の
構成例と同じに細い円筒状管体として形成され、また、
管状継ぎ手部材46は、その一端部に供給装置媒体通路
部材31の端部31aが嵌入し得る左側段付き案内穴4
6aを有し、他端部に媒体通路部材1の端部1aが嵌入
し得る右側段付き案内穴46bを有するように構成され
ている。
【0106】この場合、先ず、管状継ぎ手部材46の左
側段付き案内穴46a内に供給装置媒体通路部材31の
端部31aを嵌入させて、管状継ぎ手部材46の左側端
面と供給装置媒体通路部材31の端部31aの外周面と
の境界部分を気密保持を図りながら溶接47し、さら
に、管状継ぎ手部材46の右側段付き案内穴46b内に
媒体通路部材1の端部1aを嵌入させて、供給装置媒体
通路部材46の右側端面と媒体通路部材1の外周面との
境界部分を気密保持を図りながら溶接48することによ
り、三つの部材1と46と31を結合するようにしてい
る。
【0107】次に、分解可能な構成の端部結合手段を、
図20〜図23に示す。図21に示すのは、第五の構成
例から成る端部結合手段50で、この構成例に用いられ
るエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材
51は、その端部の外周領域に雄ねじ部51aを有し、
その左側の外周領域に外周鍔部51bを有するように構
成され、さらに、端部の内部には、雌テーパー部51c
とそれに引き続く段付き案内穴51dとが形成されてい
る。
【0108】この場合、段付き案内穴51dは、媒体通
路部材1の端部1aが嵌入し得るように構成されること
になる。52は媒体通路部材1の外周部分に緩く嵌合す
るように取り付けられたナット部材で、その内部には、
供給装置媒体通路部材51の雄ねじ部51aと螺合する
雌ねじ部52aとそれに引き続く内周鍔部52bとが形
成されている。
【0109】53は供給装置媒体通路部材51の雌テー
パー部51cとナット部材52の内周鍔部52bとの間
に挟まれるように取り付けられるパッキング部材で、例
えば合成ゴム製合成樹脂、軟質の金属などにより構成さ
れている。
【0110】この端部結合手段50では、先ず、ナット
部材52およびパッキング部材53を媒体通路部材1の
端部1aの外周部分に緩く取り付け、その後、媒体通路
部材1の端部1aを供給装置媒体通路部材51の段付き
案内穴51d内に嵌入する。このとき、パッキング部材
53は、供給装置媒体通路部材51の雌テーパー部51
cに挿入する。
【0111】この状態で、ナット部材52の雌ねじ部5
2aを供給装置媒体通路部材51の雄ねじ部51aに螺
合させてから、供給装置媒体通路部材51の外周鍔部5
1bをスパナ等の工具を用いて固定しながらナット部材
52を回転させる。
【0112】そして、ナット部材52の内周鍔部52b
と供給装置媒体通路部材51の雌テーパー部51cとの
協同作用でパッキング部材53を、図示のように左方向
に変形させながら供給装置媒体通路部材51の端部1a
の外周面に強く圧着させるように締め付ける。そのた
め、供給装置媒体通路部材51は、このパッキング部材
53の圧着力によって供給装置媒体通路部材51に強固
に結合されることになる。
【0113】なお、前述したように、導出ケーブル17
の内部導線を下側ケーシング73側の接続端子部材15
に電気的に接続させた後に、ケーブル取り出し突起74
の雌ねじ部76とコネクタ部材18側の雄ねじ部との螺
合作用を利用して、コネクタ部材18をケーブル取り出
し突起74に強固に結合させ、さらに、ケーブルクラン
プ部材19の雄ねじ部19aとコネクタ部材18側の雌
ねじとの螺合作用を利用して、ケーブルクランプ部材1
9をコネクタ部材18に取り付けるケースでは、この図
21に示すような結合方法(締め付け方法)を用いて、
導出ケーブル17をケーブル取り出し突起74側に固定
するように構成するとよい。
【0114】そして、このように構成するケースでは、
媒体通路部材1に相当する部材が導出ケーブル17とな
り、ナット部材52に相当する部材がコネクタ部材18
となり、さらに、供給装置媒体通路部材51に相当する
部材がケーブルクランプ部材19となる。この場合、コ
ネクタ部材18とケーブルクランプ部材19との間に介
在させるパッキング部材(図示せず)は、図21のよう
なパッキング部材53となる。
【0115】このケースでは、ケーブルクランプ部材1
9を回転させてパッキング部材(53に相当する部材)
を締め付けると、このパッキング部材が変形しながら導
出ケーブル17(1に相当する部材)の外周面に圧着し
て3つの部材17〜19を強固に結合することになる。
【0116】図22および23に示すのは、第六の構成
例から成る端部結合手段55で、この構成例に用いられ
るエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材
56は、その端部の外周領域に雄ねじ部56aを有し、
その後方の外周領域に外周鍔部56bを有し、さらに、
端部の先端には雄テーパー部56cを有するように構成
されている。
【0117】一方、この構成例に用いられる媒体通路部
材1の端部1aには、部分的な大径部57が形成され、
さらに、その先端内部には、供給装置媒体通路部材56
の雄テーパー部56cに対応する雌テーパー部57aが
形成されるように構成されている。
【0118】58は大径部57より右側の媒体通路部材
1の外周部分に緩く嵌合するように取り付けられたナッ
ト部材で、その内部には、供給装置媒体通路部材56の
雄ねじ部56aと螺合する雌ねじ部58aが形成されて
いる。
【0119】この端部結合手段55では、先ず、ナット
部材58を媒体通路部材1の大径部57より右側の媒体
通路部材1の外周部分に緩く嵌合するように取り付け、
その後、媒体通路部材1の雌テーパー部57aと供給装
置媒体通路部材56の雄テーパー部56cとを嵌合さ
せ、この状態で、ナット部材58の雌ねじ部58aを供
給装置媒体通路部材56の雄ねじ部56aに螺合させて
から、供給装置媒体通路部材56の外周鍔部56bを固
定しながらナット部材58を回転させる。
【0120】そのため、媒体通路部材1の雌テーパー部
57aと供給装置媒体通路部材56の雄テーパー部56
cとが緊密に嵌合した状態(気密が保持された状態)で
両部材1と56が強固に結合されることになる。
【0121】この場合、供給装置媒体通路部材56の雄
テーパー部56cと媒体通路部材1の雌テーパー部57
aの間に、例えば合成ゴム製のOリングから成るパッキ
ング部材を介在させることも可能である。
【0122】このように構成された第一〜第六の端部結
合手段30,35,40,45,50,55は、いずれ
も供給装置媒体通路部材31,36,41,51,56
の媒体通路の内周面と媒体通路部材1の媒体通路2の内
周面2aとを、同じような条件を持つ内周面として形成
することが可能となるため、供給装置媒体通路部材と媒
体通路部材1とを、全体の媒体通路に対して断面急変部
がない状態で接続することが出来るようになる。従っ
て、本発明の高清浄度媒体圧力検出装置に使用する端部
結合手段としては、極めて有効であると云える。
【0123】以上、図示実施例について説明したが、本
発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲内で種々に変形実施することが可能であ
る。例えば、図示実施例ではエッチング用ガスの供給装
置に適用した例について説明したが、例えば、クリーン
ルームに使用される空気清浄機器や圧力液体を使用する
加工機器の場合などにも適用することが出来る。
【0124】また、図示実施例では、起歪部の表面を媒
体通路部材の長さ方向の他の部分の外周面よりも凹ませ
るように構成してあるが、事情が許すならば、特に凹ま
せないでもよい。すなわち、媒体通路部材を、太さの一
様な断面急変部がない、例えばステンレス製の比較的細
い円筒状または四角形断面の管体として構成することも
可能である。
【0125】また、ひずみ検出回路の構成、並びに、ア
ンプ基板を始めとするひずみ検出回路に必要な電気回路
部材の構成については、図示実施例の構成に限定される
ものではないことを勿論である。
【0126】
【発明の効果】以上述べたように、本発明を用いるとき
は、下記のような種々の効果を奏し得る新しい形式の高
清浄度媒体圧力検出装置を提供することができる。
【0127】(1) 高清浄度媒体圧力検出装置の媒体
通路を断面急変部がなく、しかも、測定対象媒体に接す
る媒体通路内周面を凹凸のない滑らかな面として形成さ
れることになるので、分解洗浄に際して完全且つ容易に
洗浄作業をすることが可能になる。
【0128】そのため、組み立て時は勿論のこと、洗浄
作業中および洗浄作業後においても、例えば0.05μ
m程度の大きさの有害な塵埃の付着ないし残留現象を完
全に防止することが出来る。
【0129】(2) 高清浄度媒体圧力検出装置の構造
を非常にシンプルな構造として構成することが出来る。
【0130】(3) 高清浄度媒体圧力検出装置とエッ
チング用ガスの供給装置などの圧力測定対象装置との結
合手段として、前述の各構成例を選択することが可能で
あるので、このような結合手段を使用した場合には、測
定対象媒体の全体的通路に対する有害な塵埃の発生、付
着、残留、外部からの侵入現象を防止することが出来
る。
【0131】(4) 高清浄度媒体圧力検出装置の圧力
表示を遠隔モニタし得るように構成することが可能にな
り、このように構成した場合には、媒体圧測定作業を能
率よく行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高清浄度媒体圧力検出装置に係る第一
実施例の構成を一部破断して示す縦断面図である。
【図2】図1の第一実施例に係るA−A矢視方向断面の
構成を一部破断して示す部分断面図である。
【図3】図1の高清浄度媒体圧力検出装置を構成する媒
体通路部材の起歪部におけるひずみ検出作用を説明する
ための作用説明図である。
【図4】図1の高清浄度媒体圧力検出装置に使用するひ
ずみ検出回路の一部を構成するホイートストンブリッジ
回路側を示す回路図である。
【図5】本発明の高清浄度媒体圧力検出装置に係る第二
実施例の構成を一部破断して示す部分縦断面図である。
【図6】図5の第二実施例に係るD−D矢視方向断面の
構成を示す部分断面図である。
【図7】本発明の高清浄度媒体圧力検出装置に係る第三
実施例の構成を示す縦断面図である。
【図8】図7の第三実施例に係るE−E矢視方向断面の
構成を示す断面図である。
【図9】本発明の高清浄度媒体圧力検出装置に係る第四
実施例の構成を示す縦断面図である。
【図10】図9の第四実施例に係るF−F矢視方向断面
の構成を示す断面図である。
【図11】本発明の高清浄度媒体圧力検出装置に係る第
五実施例の構成を一部破断して示す部分縦断面図であ
る。
【図12】図11の第五実施例に係るG−G矢視方向断
面の構成を示す断面図である。
【図13】本発明の高清浄度媒体圧力検出装置に係る第
六実施例の構成を示す縦断面図である。
【図14】図13の第六実施例に係るH−H矢視方向断
面の構成を示す断面図である。
【図15】図1の高清浄度媒体圧力検出装置の媒体通路
部材とエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路
部材とを結合するときに使用する端部結合手段に係る第
一の構成例を説明するための部分縦断面図である。
【図16】図1の高清浄度媒体圧力検出装置の媒体通路
部材とエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路
部材とを結合するときに使用する端部結合手段に係る第
二の構成例を説明するための部分縦断面図である。
【図17】図16の端部結合手段に使用するエッチング
用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材側の構成を示
す部分縦断面図である。
【図18】図1の高清浄度媒体圧力検出装置の媒体通路
部材とエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路
部材とを結合するときに使用する端部結合手段に係る第
三の構成例を説明するための部分縦断面図である。
【図19】図18の端部結合手段に使用するエッチング
用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材側の構成を示
す部分縦断面図である。
【図20】図1の高清浄度媒体圧力検出装置の媒体通路
部材とエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路
部材とを結合するときに使用する端部結合手段に係る第
四の構成例を説明するための部分縦断面図である。
【図21】図1の高清浄度媒体圧力検出装置の媒体通路
部材とエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路
部材とを結合するときに使用する端部結合手段に係る第
五の構成例を説明するための部分縦断面図である。
【図22】図1の高清浄度媒体圧力検出装置の媒体通路
部材とエッチング用ガスの供給装置の供給装置媒体通路
部材とを結合するときに使用する端部結合手段に係る第
六の構成例における供給装置媒体通路部材の構成を説明
するための部分縦断面図である。
【図23】図18の端部結合手段に作用するエッチング
用ガスの供給装置の供給装置媒体通路部材側の構成を説
明するための部分縦断面図である。
【図24】従来のエッチング用ガスの供給装置の構造を
示す概略構成図である。
【図25】従来のエッチング用ガスの供給装置に利用さ
れているブルドン管式圧力計の概略構造および作用原理
を示す原理構成図である。
【符号の説明】
1 第一実施例の媒体通路部材 1a,1b 両方の端部 2 媒体通路 2a 内周面 3 起歪部 4,4′ アクティブゲージ 5,5′ ダミーゲージ 6 ホイートストンブリッジ回路 7 部材 71 接合面 72 上側ケーシング 73 下側ケーシング 74 ケーブル取り出し突起 75 端子取り付け開口 10 アンプ基板 11 各種補償電気抵抗器群 12 アンプ 13 オペアンプ 14 ケージリード 15 接続端子部材 16 リード線 17 導出ケーブル 18 コネクタ部材 19 ケーブルクランプ部材 20 ケーブル取り付け補強部材 30,35,40,45,50,55 端部結合手段 31,36,41,51,56 供給装置媒体通路部材 31a,36a 端部 41a 大径部 32,37,42,47,48 溶接 36b,41b,51d 段付き案内穴 46 管状継ぎ手部材 46a 左側段付き案内穴 46b 右側段付き案内穴 51b,56b 外周鍔部 51c 雌テーパー部 52,58 ナット部材 52b 内周鍔部 53 パッキング部材 56c 雄テーパー部 57 大径部 57a 雌テーパー部 101,101′第二および第三実施例の媒体通路部材 101a,101b 端部 101A,101′A 左側領域 101B,101′B 右側領域 101C,101′C 中間領域 102,102′ 媒体通路 102a,102′a 内周面 103,103′ 起歪部 107 ケーシング部材 174 ケーブル取り出し突起 201 第四実施例の媒体通路部材 202 媒体通路 202a 内周面 203 起歪部 301 第五実施例の媒体通路部材 302 媒体通路 302a 内周面 303 起歪部 401 第六実施例の媒体通路部材 402 媒体通路 403,403′ 起歪部 T トランジスタ G エッチング用ガス 601 供給管路 602 流量コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体通路である内部空間の断面に断面急
    変部がない剛体製の管体として構成されると共に前記媒
    体通路の内周面が滑らかな面として形成され、且つ、両
    端部分において圧力検出対象機器の媒体通路と連通的に
    接続される媒体通路部材と、 この媒体通路部材の長さ方向の中間領域における周壁外
    周面に設定された起歪部と、 この起歪部の表面に添着され且つ自身の電気的出力を外
    部に取り出すためのゲージリードが接続された少なくと
    も1個のひずみゲージと、 少なくとも前記起歪部を覆い得るように前記媒体通路部
    材の周壁部分の全周面または一部の周面に結合され、且
    つ、前記ひずみゲージのリード線を外部に取り出すため
    のリード線導出部を自身の壁部に備えた中空状のケーシ
    ング部材と、を有するように構成したことを特徴とする
    高清浄度媒体圧力検出装置。
  2. 【請求項2】 前記起歪部の表面が前記媒体通路部材の
    長さ方向の他領域の周壁外面よりも凹んだ状態に形成さ
    れ、且つ、前記起歪部の周壁厚さが前記媒体通路部材の
    長さ方向の他領域の周壁厚さ並びに前記長さ方向の中間
    領域における起歪部以外の部分の周壁厚さよりも薄く形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の高清浄
    度媒体圧力検出装置。
  3. 【請求項3】 前記媒体通路部材が直線状の円筒状管体
    として形成され、しかも、前記起歪部の表面が前記媒体
    通路の中心軸に対して平行な平面になるように形成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の高清浄度媒体
    圧力検出装置。
  4. 【請求項4】 前記媒体通路部材が直線状の円筒状管体
    として形成され、前記起歪部の表面が、前記媒体通路の
    中心軸に対して凹面を向け且つ前記媒体通路の内周面の
    曲率よりも緩い曲率の筒状曲面として形成されているこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の高清浄度媒体
    圧力検出装置。
  5. 【請求項5】 前記媒体通路部材の中間領域における周
    壁の肉厚が前記媒体通路部材の長さ方向の他領域におけ
    る周壁の肉厚よりも厚く形成され、且つ、前記中間領域
    における前記起歪部の周壁部分の肉厚が、前記中間領域
    における前記起歪部以外の周壁部分の肉厚よりも薄く形
    成されていることを特徴とする請求項1ないし4に記載
    の高清浄度媒体圧力検出装置。
  6. 【請求項6】 前記起歪部の近傍位置であって前記媒体
    通路部材の表面領域に、自身の電気的出力を外部に取り
    出すためのリード線が接続された少なくとも1個のダミ
    ーゲージを添着して成ることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の高清浄度媒体圧力検出装置。
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