JPH0514959A - 構内交換機の遠隔回線収容方式 - Google Patents

構内交換機の遠隔回線収容方式

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JPH0514959A
JPH0514959A JP16313291A JP16313291A JPH0514959A JP H0514959 A JPH0514959 A JP H0514959A JP 16313291 A JP16313291 A JP 16313291A JP 16313291 A JP16313291 A JP 16313291A JP H0514959 A JPH0514959 A JP H0514959A
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辰博 池渕
Toshio Murai
俊雄 村井
Katsunori Yoshihara
勝徳 吉原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ディジタル専用線の有効利用を推進し、通信
コストの削減を可能とする構内交換機の遠隔回線収容方
式を提供する。 【構成】 PBX内のものと同一なライン/トランク回
路72を収容したローカルユニット70を遠隔地に分散
配置し、ローカルユニット70内ではその制御部73と
ライン/トランク回路72との間を本体内制御ハイウェ
イ40及び通話路ハイウェイ50と同一プロトコルの制
御ハイウェイ74及び通話路ハイウェイ75で接続す
る。更に、ディジタル専用線80上で、同一の制御プロ
トコルに基づく制御信号または通話データを相互に伝送
しつつ中央制御部10とローカルユニット70内の各ポ
ートに収容された端末や回線間で呼の接続制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル構内交換機
(PBX)のシステム拡張とりわけ端末の遠隔配置に有
用な構内交換機の遠隔回線収容方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、事業所構内の通信設備がその構
内の広範囲に展開されている場合、L/T系カ―ド(ラ
イン/トランク系カード:ライン/トランク回路の実装
された基板)を分散設置し、それらとPBXの中央制御
部をディジタル専用線で結び、制御信号及び通話デ―タ
を互いに送受しあうことによって通信網を実現する。
【0003】この種の従来のPBXは図8に示す様なシ
ステム構成によって成り、主な構成要素として中央制御
部10、ライン/トランク部30が備わっている。この
うち、中央制御部10はMCPU11、LCPU12、
CM13、通話路部20等をシステムバス14により相
互に接続して成る。 ここで、MCPU11は各制御部
との間で送受する信号の分析、判断、指示を行い、呼処
理、障害処理、保守運用等のシステム全体に係る制御を
司るユニットである。
【0004】これに対し、LCPU12はMCPU11
の制御の下にライン/トランク部30の制御、診断等を
行なうユニットである。 また、CM13はMCPU1
1とLCPU12間のシステムバス14を通じた通信で
使用するプロセッサ間共通メモリである。 更に、通話
路部20は時間スイッチ(TSW)により構成されてい
る。
【0005】他方、ライン/トランク部30は複数のL
/T系カ―ド32により構成されている。 L/T系カ
―ドとは複数のライン/トランク回路を1枚の基板上に
実現したユニットである。 このL/T系カ―ドにはB
STI、DSTI、COTI等がある。 BSTIは標
準電話機のル―プ情報監視、選択信号の計数受信、呼び
出し信号の送出等の制御を行なう。 DSTIはディジ
タル電話機や受付台/中継台等の端末との各種信号の送
受信制御を行なう。 COTIはアナログ局線とのイン
タ―フェ―ス用カードであり、アナログ局交換機からの
着信信号の監視、ダイヤル・パルス/プッシュ・ボタン
選択信号の送出等の制御を行なう。 これらL/T系カ
ード32はLCPU12との間で制御ハイウェイ40を
通じて制御信号の送受を行なっている。
【0006】一方、通話路部20と上記L/T系カ―ド
32とは通話路ハイウェイ50を通じて通話デ―タの送
受を行なっている。 以下、PBXに直接収容されたL
/T系カ−ド32とLCPU12及び通話路部20との
通信方式をより詳しく説明する。 まず、L/T系カ―
ド32とLCPU12との間の通信に関して、制御ハイ
ウェイ40は基本伝送レ―ト2.048Mbpsの全二重シ
リアルパスで構成されている。 この制御ハイウェイ4
0に対して信号を送受するためのインタ―フェ―スの機
能を持つユニットをILSIという。 ILSIにはM
- ILSI12- 1と、S- ILSI32- 1があり、
1つの制御ハイウェイにはM- ILSIが1個、S- I
LSIが32個まで収容可能である。
【0007】M- ILSI12- 1はLCPU12内に
実装され、S- ILSI32- 1はL/T系カ―ド32
内に実装される(図8参照)。 個々のL/T系カ―ド
32にはアドレスが割り振られており(カ―ドアドレス
と呼ぶ)、S- ILSI32- 1の制御ハイウェイ40
上のアドレスとして用いられている。 制御ハイウェイ
40の伝送制御方式は4ms周期で32タイムスロット分
割としており、各々のタイムスロットにおいて宛先アド
レスフィ―ルド等を含むヘッダを持つ固定長の制御パケ
ットを送受する。
【0008】この制御ハイウェイ40上の制御パケット
の伝送方向には上り方向と下り方向がある。 下り方向
とはM- ILSIから1または複数のS- ILSIに対
して制御パケットが伝送される方向であり、その制御パ
ケットは任意のタイムスロットを用いて伝送される。
M- ILSIが1つのS- ILSIに対して制御パケッ
トを伝送する際は、制御パケットの宛先アドレスフィ―
ルドにおいて、送出先のS- ILSIのカ―ドアドレス
を指定する。 また、特定の種別のL/T系カ―ド32
に同報的に制御パケットを送出する際は、宛先アドレス
フィ―ルドにはカ―ド種別(BSTI、DSTI、CO
TI、その他)に対応した識別子が設定される。 S-
ILSIは宛先アドレスフィ―ルドを解析して、自IL
SIに対して送られた制御パケットのみを受信する。
【0009】これに対して、上り方向とは1つのS- I
LSIからM-ILSIに対して制御パケットが伝送さ
れる方向であり、制御パケットは送出元S- ILSIの
カ―ドアドレスに対応したタイムスロットを用いて伝送
される。 M- ILSIはタイムスロットと宛先アドレ
スフィ―ルド情報の間で予盾のない制御パケットを受信
する。 このようにして、M- ILSIと複数のS- I
LSIは制御ハイウェイ40を介して対向し、制御パケ
ットの送受を行なうことができる。 一方、L/T系カ
―ド32と通話路部20とは時分割多重化された通話路
ハイウェイ50を通じてPCM符号化された通話デ―タ
を送受する。 L/T系カ―ドは通話路ハイウェイ50
上のカ―ドアドレスに対応したタイムスロットを用いて
通話デ―タを送受する。
【0010】このように、L/T系カ―ドを分散設置
し、これらL/T系カ―ドとPBXの中央制御部をディ
ジタル専用線で結ぶことによって制御信号及び通話デ―
タの送受が可能であるが、この種の従来のPBXではデ
ィジタル専用線上で制御信号及び通話デ―タを送受する
際、そのディジタル専用線を集線せずに使用していた。
このため、L/T系カ―ドに接続するディジタル専用線
の容量としてはL/T系カ―ドに接続される端末数分の
容量が必要となり、ディジタル専用線を有効利用できな
かった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
PBXでは、事業所構内に分散配置した複数のL/T系
カ―ドとPBXの中央制御部との間のディジタル専用線
を集線せずに使用していたため、L/T系カ―ドに接続
するディジタル専用線がL/T系カ―ドに接続される端
末数分必要となり、ディジタル専用線の利用効率が低下
し、かつ通信コストも高騰するという問題点があった。
【0012】本発明は上記問題点を除去し、ディジタル
専用線の有効利用を推進し、通信コストの削減を可能と
する構内交換機の遠隔回線収容方式を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、端末または回
線との間のハ―ドウェア信号の処理を行ない、前記端末
または回線との間で通話デ―タを送受するライン/トラ
ンク回路と、該ライン/トランク回路との間で制御信号
を送受し、通話路の接続/切断処理により呼の接続制御
を行う中央制御部と、該中央制御部内に設けられ、前記
通話路の接続/切断処理を司る通話路部と、前記ライン
/トランク回路と前記中央制御部との間における制御信
号の伝送に用いる制御ハイウェイと、前記ライン/トラ
ンク回路と前記通話路部との間における通話デ―タの伝
送に用いる通話路ハイウェイとを構成要素とする分散処
理型の構内交換機に対する回線収容方式において、前記
構内交換機本体内の制御ハイウェイ及び通話路ハイウェ
イを当該構内交換機本体内に収容されるライン/トラン
ク回路が接続する部分において終端するとともに、該両
ハイウェイに対して当該両ハイウェイに対応した信号を
送受し得るインタフェースを接続する一方で、構内交換
機本体が収容しているものと同一なライン/トランク回
路を収容したローカルユニットを該構内交換機の遠隔地
に分散配置し、該ローカルユニット内ではその制御部と
ライン/トランク回路との間を前記構内交換機本体内の
制御ハイウェイ及び通話路ハイウェイと同一のプロトコ
ルで制御信号及び通話デ―タを伝送できる制御ハイウェ
イ及び通話路ハイウェイで接続し、更に、前記インタフ
ェースと前記ローカルユニット間が前記中央制御部から
送出された制御信号及び通話デ―タの伝送路とから成る
ディジタル専用線で接続した構成を有し、前記ディジタ
ル専用線上で、同一の制御プロトコルに基づく制御信号
または通話データを相互に伝送しつつ前記構内交換機本
体内の中央制御部と、前記ローカルユニット内のライン
/トランク回路の各ポートに収容された端末または回線
との間における呼の接続制御を行うようにしたことを特
徴とする。
【0014】
【作用】本発明では、まず、制御信号の送受信に関し、
PBXの中央制御部とL/T系カ―ド間の制御信号の送
受に用いられている内部通信路としての制御ハイウェイ
に、信号の送受が出来るインタ―フェ―スを接続する。
遠隔地においては、PBXの制御ハイウェイと同じプ
ロトコルの制御ハイウェイを設け、そこにL/T系カ―
ドを収容する。 そして、PBX本体の制御ハイウェイ
に接続した上記インタ―フェ―スと遠隔地の制御ハイウ
ェイとを伝送路により接続する。
【0015】以上の構成において、PBX本体の制御ハ
イウェイに中央制御部が送出した制御信号は本体制御ハ
イウェイに接続した上記インタ―フェ−スによって受信
され、伝送路を通して遠隔地の制御ハイウェイに送出さ
れる。 遠隔地のL/T系カ―ドではその制御ハイウェ
イより制御信号を受信し、自カードに収容されている各
種別の通信端末の制御を行う。 逆に、遠隔地のL/T
系カ―ドが遠隔地の制御ハイウェイに送出した制御信号
は、伝送路を通してPBX本体の制御ハイウェイに送出
され、中央制御部によって受信される。
【0016】このように、本発明では、PBXの中央制
御部と遠隔地のL/T系カ―ドとの間で、L/T系カ―
ドがPBX本体の制御ハイウェイ、通話路ハイウェイに
直接接続されているのと同じ方式で制御信号の送受が可
能である。 このため、中央制御部は遠隔地のL/T系
カ―ドをPBX内直接収容L/T系カ―ドと同一の条件
で制御できる。 逆に、遠隔地のL/T系カ―ドはPB
Xに直接収容されているのと同一の条件で中央制御部の
制御を受けることができる。
【0017】一方、通話デ―タの伝送に関しては、PB
Xの中央制御部の通話路部とL/T系カ―ド間の内部通
話路としての通話路ハイウェイに、信号の送受ができる
インタ―フェ―スを接続する。 遠隔地においては、P
BXの通話路ハイウェイと同じプロトコルの通話路ハイ
ウェイを設け、L/T系カ―ドと接続する。 そのうえ
で、PBX本体の通話路ハイウェイに接続した上記イン
タ―フェ―スと遠隔地の通話路ハイウェイとを伝送路に
より接続する。
【0018】以上の構成において、通話路部からの下り
通話デ―タは通話路ハイウェイ、伝送路、遠隔地の通話
路ハイウェイを通じて遠隔地のL/T系カ―ドに伝送さ
れる。 また、遠隔地のL/T系カ―ドからの上り通話
デ―タは遠隔地の通話路ハイウェイ、伝送路、通話路ハ
イウェイを通じて通話路部に伝送される。このようにし
て、通話路部と遠隔地のL/T系カ―ドとの間では、通
話デ―タを双方向に伝送することができる。
【0019】また、本発明ではPBX本体と遠隔地のL
/T系カ―ドを結ぶ伝送路(ディジタル専用線)上で集
線/非集線の制御を行うこともできる。 この場合、保
守者は、L/T系カ―ドの集線するポ―トと集線しない
ポ―トを選択し、そのデ―タを保守端末からPBX本体
に設定する。 PBX本体は、その集線/非集線デ―タ
を制御ハイウェイを通じてディジタル専用線の制御部に
ダウンロードする。集線/非集線デ―タを受け取ったデ
ィジタル専用線の制御部では、発信または着信のポ―ト
対応に上記集線/非集線デ―タを参照し、これにより集
線/非集線の制御を行う。
【0020】更に、本発明は遠隔地のL/T系カ―ドと
PBX本体との間に敷設された伝送路を通じて通話デー
タを伝送する際、通話デ―タの圧縮/伸長にも対処でき
る。そのためには、PBX本体の通話路ハイウェイに接
続したインタフェ―スと、遠隔地に設置したライン/ト
ランク回路の制御部とにそれぞれ通話デ―タの圧縮/伸
長を行うディジタル信号圧縮/伸長器を設置する。 更
に、制御ハイウェイに接続したインタフェ―スと、遠隔
地に設置したライン/トランク回路にはL/T系カ―ド
に収容された端末の種別を記憶する機能を付加する。
【0021】以上の構成において、遠隔地のL/T系カ
―ドに収容された端末との発着信を行う場合、遠隔地の
ライン/トランク回路及びPBX本体の制御ハイウェイ
に接続したインタフェ―スは発着信を行う端末の種別か
ら必要な伝送速度を判断し、ディジタル信号圧縮/伸長
器への接続の可否を判断する。 この判断に基づき圧縮
/伸長処理を行うことによって、通話路部と遠隔地のL
/T系カードの間では、音声、低速度デ―タ端末等の低
速度伝送で実用上問題ない通信は通話デ―タを圧縮して
伝送し、高速ディジタル通信のように高速度の伝送速度
を必要とする通信は非圧縮で伝送することによって伝送
路の効率を高めることができる。
【0022】以上の如く、本発明では、PBXが遠隔地
のL/T系カ―ドをPBX本体に収容されているのと同
じ条件で収容でき、伝送路としてディジタル専用線を用
いることによって、PBX本体の設置された敷地と公道
を隔てた敷地における通信設備を本体PBXに収容可能
となる。 この時、上記ディジタル専用線上において、
PBX本体からダウンロードしたデ―タに基づいて集線
/非集線の制御を行ったり、伝送される通話デ―タを端
末種別に応じて圧縮X/伸長したりすることによって、
当該ディジタル専用線の更なる有効活用が可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 図1は本発明の遠隔回線収容方式を
適用して成るPBXの概略的なシステム構成を示したも
のである。
【0024】図1において、PBX本体1は中央制御部
10、ライン/トランク部30により構成されている。
このうち、中央制御部10の構成は図8に示した従来
のものと同等であるが、ここでは通話路部20のみを示
している。 また、ライン/トランク部30にはL/T
系シェルフ31があり、PBX本体1に直接収容される
L/T系カ―ド32はその中に挿入されることにより内
部通信路としての制御ハイウェイあるいは通話路ハイウ
ェイに接続される。
【0025】一方、PBX本体1の遠隔地にはRU(リ
モートユニット)70が配置されている。 このRU7
0もL/T系シェルフ31と同様のL/T系シェルフ7
1を有し、その中には、L/T系カ―ド32と同様のL
/T系カ―ド72が挿入されている。 更に、本発明で
は、PBX本体1内のL/T系シェルフ31の中に上記
L/T系カ―ド32とは別にRUI(リモートユニット
インタフェース)60が挿入されている。 同様に、R
U70内においても、L/T系シェルフ71の中にL/
T系カ―ド72とは別にRUC(リモートユニットコン
トローラ)73が挿入されている。 そして、これらR
UI60とRUC73は伝送路80により相互に接続さ
れている。
【0026】RUI60は制御ハイウェイ、通話路ハイ
ウェイに対して信号の送受を行うインタ―フェ―スとし
ての機能を有し、その信号を伝送路80を通じてRUC
73との間で送受する。 他方、RUC73はRU70
において制御ハイウェイ及び通話路ハイウェイを逐次提
供するとともに、RUI60との間で伝送路80を通じ
て制御信号、通話デ―タの送受を行う。 また、上述の
如くRU70のL/T系シェルフ71にはL/T系カ―
ド72が挿入されるが、これらのL/T系カード72は
PBX本体1の図示しない制御ハイウェイにおける固有
のカ―ドアドレスを各々有している。
【0027】尚、本発明のシステムでは上記各シェルフ
に対する該当各カードの実装が以下の構造により実現さ
れている。 すなわち、図1において、L/T系シェル
フ31には制御ハイウェイ、通話路ハイウェイを各L/
T系カ―ド32と接続するためのコネクタがあり、通
常、ここにL/T系カ―ド32が挿入、実装される。
【0028】RUI60は上記コネクタと整合するコネ
クタを有し、これらの整合によりL/T系シェルフ31
に挿入することによって、制御ハイウェイ、通話路ハイ
ウェイに接続することができる。 また、RU70のL
/T系シェルフ71はL/T系シェルフ31と同様のコ
ネクタ持ち、ここにPBX本体1内収容L/T系カ―ド
32と同様のL/T系カ−ド72をそのまま挿入、実装
することができる。
【0029】次に、図2は図1に示した本発明のPBX
の更に詳細なシステム構成を示した図である。 図2に
おいて、RUI60はその全体を制御するCPU60-
2の他、S- ILSI60- 1、SIO60- 3、多重
化スイッチ60- 6等により構成されている。 S- I
LSI60- 1は制御ハイウェイ40に接続し、制御パ
ケットの送受を行う。 このS- ILSI60- 1はL
/T系カ―ド32上のS- ILSI32- 1と異なり、
制御ハイウェイ40の制御パケットをその宛先アドレス
・フィ―ルドの内容に関わらず全て受信する。 また、
異なったカ―ド・アドレスを持つパケットを各々のカ―
ド・アドレスに対応したタイムスロットを用いて送出す
る機能を持っている。
【0030】SIO60- 3はCCITTの勧告する
X.25プロトコルのレイヤ1、2をサポ―トし、通信
路60- 5に対する信号の送受を行なう。 多重化スイ
ッチ60- 6は、通信路60- 5及び通話路ハイウェイ
50を多重化して伝送路80に接続する。 伝送路80
にはス―パ―ディジタル専用線、若しくは私設構内伝送
路を用い、特に、ス―パ―ディジタル専用線を使用する
ときは以下の種別の回線若しくはその組合せを用いる。 ・384k,768k,1.5M,3M,6M……… RU70はRUC73とL/T系カ―ド72との間を制
御ハイウェイ74及び通話路ハイウェイ75により接続
して成る。 ここで、制御ハイウェイ74、通話路ハイ
ウェイ75は、各々、PBX本体1内の制御ハイウェイ
40、通話路ハイウェイ50と同等のものによって成
る。
【0031】RUC73はその全体を制御するCPU7
3- 2の他、M- ILSI73- 1、SIO73- 3、
多重化スイッチ73- 6により構成されている。 その
中で、M- ILSI73- 1は、遠隔地における制御ハ
イウェイ74に対する制御パケットの送受を行う。ま
た、SIO73- 3はRUI60内のSIO60- 3と
同様のユニットであり、多重化スイッチ73- 6に接続
された通信路73- 5に対し、CCITT勧告X.25
プロトコルに従った信号の送受を行う。
【0032】多重化スイッチ73- 6は、通信路73-
5及び通話路ハイウェイ75を多重化して伝送路80に
接続する。 従って、SIO60- 3とSIO73−3
はお互いに対向してX.25プロトコルにより信号を送
受する。 また、多重化スイッチ73- 6は伝送路80
のうち128Kbpsを制御ハイウェイ40、74のデ―タ
伝送用に固定的に割り当てている。
【0033】上記構成において、PBX本体1内のLC
PU12と遠隔地のL/Tカ―ド72間の制御信号送受
方式を以下に説明する。 まず、LCPU12が制御ハ
イウェイ40に送出した制御パケットを遠隔地のL/T
系カ―ド72が受信する場合について説明する。
【0034】この場合、LCPU12が送出した制御ハ
イウェイ40上の制御バケットは、宛先アドレス・フィ
―ルドの内容に関わらずRUI60内のS- ILSI6
0-1によって受信される。 また、RUI60内では
CPU60- 2がS- ILSI60- 1の受信した制御
パケットをバス60- 4を通じてSIO60- 3に転送
し、SIO60- 3はこれを通信路60- 5に送出す
る。 こうして通信路60- 5に送出された制御パケッ
トは、多重化スイッチ60- 6を経由して伝送路80に
送出される。
【0035】伝送路80上の制御パケットはRU70内
のRUC73の多重化スイッチ73- 6を経由して通信
路73- 5へ送出され、SIO73- 3によって受信さ
れる。 また、RU70内ではCPU73- 2がSIO
73- 3の受信した制御パケットをM- ILSI73-
1に転送し、M- ILSI73- 1はその制御パケット
を制御ハイウェイ74に送出する。 この結果、PBX
本体1側のM- ILSI12- 1から制御ハイウェイ4
0に送出された制御パケットはそのまま遠隔地のRU7
0の制御ハイウェイ74に送出されることになる。 従
って、RU70に収容されたL/T系カ―ド72はPB
X本体1内のLCPU12からの制御パケットを何等支
障なく受信することがきる。
【0036】次に、RU70内のL/T系カ―ド72が
制御ハイウェイ74に送出した制御パケットをLCPU
12が受信する場合について説明する。 この場合、L
/T系カ―ド72がS- ILSI72- 1により制御ハ
イウェイ74に送出した制御パケットはM- ILSI7
3- 1により受信される。 CPU73- 2はM- IL
SI73- 1が受信した制御パケットをバス73- 4を
通じてSIO73- 3に転送し、SIO73- 3はこれ
を通信路73- 5に送出する。
【0037】こうして通信路73- 5に送出された制御
パケットは多重化スイッチ73- 6を経由して伝送路8
0へ送出される。 伝送路80上の制御パケットは、多
重化スイッチ60- 6を経由してRUI60内の通信路
60- 5へ送出され、SIO60- 3によって受信され
る。 RUI60内では、CPU60- 2がXSIO6
0- 3の受信した制御パケットをS- ILSI60- 1
に転送する。 更に、S- ILSI60- 1はこのパケ
ットをカ―ドアドレス・フィ―ルド上のカ―ド・アドレ
ス情報に対応したタイムスロットを用いて、制御ハイウ
ェイ40に送出する。 この結果、RU70内のL/
T系カ―ド72- 1が制御ハイウェイ74に送出したパ
ケット情報はPBX本体1内の制御ハイウェイ40に送
出され、これによってPBX本体1内ではCPU12が
L/T系カ―ド72からの制御パケットを受信すること
ができる。
【0038】このようにして、本発明では、PBX本体
1内のLCPU12はL/T系カ―ド72を、当該L/
T系カ―ド72が直接制御ハイウェイ40の各々のカ―
ドアドレスの位置に接続するのと同一の条件で制御でき
る。 また、遠隔地のL/T系カ―ド72は、当該L/
T系カ―ド72がPBX本体1の制御ハイウェイ40に
直接接続されているのと同一の条件でLCPU12から
の制御を受けることができる。 その際、伝送路80に
おける制御パケットの伝送については、X.25プロト
コルの伝送誤り検出、再送の機能によって、雑音等によ
る伝送誤りに強い特性を維持できるようになる。
【0039】また、本発明では、PBX本体1内の通話
路部20と遠隔地のL/T系カ―ド72間での通話デ―
タの伝送も行うことができる。 まず、通話路部20か
らL/T系カ―ド72に対して送出された通話データ
は、通話路ハイウェイ50上でRUI60内の多重化ス
イッチ60- 6によって集線されて伝送路80に接続さ
れた後、更に、RU70内の多重化スイッチ73- 6に
よって通話路ハイウェイ75における上記通話路ハイウ
ェイ50上と同一のタイムスロットに送出される。 逆
に、L/T系カ―ド72から通話路部20へ送出された
通話データは、通話路ハイウェイ75上における通話路
ハイウェイ50上の同一タイムスロットに伝送される。
これによって、L/T系カ―ド72はPBX本体1内
の通話路ハイウェイ50に直接接続されたのと同一の状
態となり、各々のカ―ドアドレスに対応した通話路ハイ
ウェイ50上のタイムスロットにより通話デ―タの送受
を行える。
【0040】このようにして、遠隔地のL/T系カ―ド
72は、ある伝送遅延が存在することを除けば、PBX
本体1に収容されているL/T系カ―ド32と同じ条件
でLCPU12の制御を受け、PBX本体1の通話路ハ
イウェイ50のタイムスロットを用いて何等使用なく通
信することができる。
【0041】次に、本発明システムにおける集線/非集
線の制御について図3乃至図5を参照して説明する。
この制御のためには、図3において、保守者が保守端末
等により集線/非集線のデ―タをPBX本体1内のLC
PU12に予め設定する必要がある。
【0042】このLCPUに設定された集線/非集線デ
―タは、その後、制御ハイウェイ40を通じてRUI6
0にダウンロードされる。 このダウンロードの終了
後、RU70に収容されたL/T系カ―ド72- 1に接
続された端末に対する着信要求が発生した場合、その着
信要求信号は制御ハイウェイ40よりRUI60、伝送
路80、RUC73、RU70内の制御ハイウェイ74
を通じてRU70内のL/T系カ―ド72- 1に受信さ
れる。
【0043】次に、LCPU12からの回線接続要求に
よりRUI60は着信要求先の端末のデ―タが非集線の
場合には、既に割り当てられているタイムスロットを使
用して通話デ―タの伝送を行い、集線の場合には、空き
のタイムスロットを取得して通話デ―タの伝送を行な
う。 その際、タイムスロットを取得できなかった場合
には、RUI60は回線ブロック通知信号をLCPU1
2に対して送り、RU70に収容されたL/Tカ―ド7
2- 1に対し切断指示の信号を送出する。 回線ブロッ
ク通知信号を受信したLCPU12では、発側の端末に
対してBTを聴取させる。 以上の制御は、図4(a)
及び(b)に示す制御シーケンスにより明かにされてい
る。
【0044】一方、RU70に収容された端末から発信
する場合、その制御は図5(a)及び(b)のシーケン
スに従って実施される。 この場合、発信しようとする
端末が受話器を上げることによって、その端末のOFH
(オフフック)の信号がL/T系カ―ド72- 1から制
御ハイウェイ74、RUC73、伝送路80、RUI6
0、制御ハイウェイ40を通じてLCPU12に送出さ
れる〔図5(a)参照〕。 このOFH信号を受信した
LCPU12ではRUI60に対して回線接続要求を送
出する。 RUI60は、回線接続要求により、発側の
端末のデ―タが非集線の場合には、既に割り当てられて
いるタイムスロットを取得して通話デ―タの送受を行
い、集線の場合には空きのタイムスロットを取得して、
通話デ−タの送受を行なう。 その際、空きタイムスロ
ットを取得できなかった場合には、RUI60がLCP
U12に対して回線ブロック通知信号を送出する。 L
CPU12は回線ブロック通知信号を受信すると、切断
指示の信号をRU70に収容されたL/Tカ―ド72-
1に送信する〔図5(b)参照〕。
【0045】このように本発明では、伝送路80上で集
線/非集線の制御を行うことにより伝送路の利用効率を
高めることができ、もってL/T系カ―ドに接続するデ
ィジタル専用線の数をそのカードに接続される端末数分
以下にすることができる。
【0046】ところで、PBX本体と、遠隔地に設置し
たライン/トランク回路とをPBX本体の制御ハイウェ
イ及び通話路ハイウェイと同一のプロトコルで制御信
号、通話デ―タを伝送できる制御ハイウェイ及び通話路
ハイウェイで接続した場合、ライン/トランク回路にデ
ィジタルデ―タ端末等の高速ディジタル伝送端末を収容
するためには通話路ハイウェイが充分な速度を持つ必要
がある。 一方、ライン/トランク回路に収容される端
末としては、図8に示す様に、高速ディジタル伝送を行
うために高速度の伝送速度を必要とする端末(ディジタ
ル電話端末)等以外に、低速度の伝送速度しか必要とし
ない音声端末(標準電話端末)や低速度デ―タ端末等も
混在している。 従って、もしも、そのような伝送速度
の異なる端末が混在する条件の下で、上記した本発明シ
ステムにおけるPBX本体と遠隔地のライン/トランク
回路との間の通話路ハイウェイの伝送速度を高速度伝送
用の端末に合わせて一律に設定した場合、音声端末や低
速度デ―タ端末等の比較的低速度の伝送で足る端末に対
しては過剰な伝送速度を提供することになる。
【0047】こうした不都合を解消すべく、本発明の他
の実施例として考え出されたものが、図6のシステム構
成を有するPBXである。 このシステムは、RUI6
0およびRU70内に、各々、D/D60- 7およびD
/D73- 7が設けられている。 これらD/D60-
7、D/D73- 7は対応する多重化スイッチ60-
6、多重化スイッチ73- 6にそれぞれ接続され、伝送
路80を形成する通話路ハイウェイの上りまたは下り通
話データの圧縮/伸長を行う回路である。 以下、この
回路の動作に着目して、図6のシステムにおけるPBX
本体内の通話路部20と遠隔地のL/T系カ―ド72間
の通話デ―タの伝送方式を説明する。
【0048】まず、PBX本体内の通話路部20から遠
隔地のL/T系カ―ド72に対して送出された通話路ハ
イウェイ50上の下り通話デ―タは、CPU60- 2に
おいて、上記L/T系カード72に接続される端末の種
別に基づき圧縮の可否を判定される。 ここで、圧縮す
べきと認められた場合、CPU60- 2は多重化スイッ
チ60- 6によって上記下り通話データをD/D(ディ
ジタル信号圧縮/伸長器)60- 7の圧縮用タイムスロ
ットに接続させる。 ここで、D/D60- 7は、図7
に示すように、特定のタイムスロットへの入力デ―タを
圧縮して対応するタイムスロットへ出力し、同様に、特
定のタイムスロットへの入力デ―タを伸長して対応する
タイムスロットへ出力する。 これにより、例えば、D
/D60- 7のタイムスロット16へ入力された通話デ
―タは64Kbpsから32Kbpsへ圧縮され、同様に、タイ
ムスロット17から入力される圧縮された通話デ―タと
ともにタイムスロット8へ出力される。 また、タイム
スロット8へ入力された通話デ―タは、32Kbpsから6
4Kbpsへ伸長され、それぞれタイムスロット16、17
へ出力される。
【0049】こうして圧縮された下り通話デ―タは、D
/D60- 7の入力タイムスロットに対応する出力タイ
ムスロットに出力され、更に、多重化スイッチ60- 6
により集線された後、伝送路80に接続される。 その
後、伝送路80上を伝送される圧縮された下り通話デ―
タは、RU70内のD/D73- 7の伸長用タイムスロ
ットに接続される。 D/D73- 7もまたD/D60
- 7と同様の機能を有している。
【0050】これにより、D/D73- 7で伸長された
下り通話デ―タは、このD/D73- 7の入力タイムス
ロットに対応する出力タイムスロットに出力され、多重
化スイッチ73- 6によって、通話路ハイウェイ75の
あるタイムスロット(通話路ハイウェイ50上と同一)
に送出される。
【0051】逆に、L/T系カ―ド72からPBX本体
内の通話路部20へ送出された通話路ハイウェイ75上
の上り通話デ―タは、CPU73- 2によって圧縮の可
否を判定され、圧縮可能な場合はD/D73- 7により
圧縮された伝送路80上を伝送された後、RUI60内
のD/D60- 7によって伸長された通話路ハイウェイ
50上の同一タイムスロットに伝送される。 従って、
L/T系カ―ド72は通話路ハイウェイ50に直接接続
されたのと同一の状態でありながら、通話デ―タを圧縮
して伝送路を効率よく使用でき、各々のカ―ドアドレス
に対応した通話路ハイウェイ50上のタイムスロットを
用いて通話デ―タの送受を行うことができる。
【0052】以上に述べた各実施例において、PBX本
体の制御ハイウェイに対し、RUIはL/T系カ―ドと
同一のインタ―フェ―スによって接続するため、既存P
BX本体のハ―ドウェア、ソフトウェアともに変更量が
少くなくて済む。また、遠隔地においても、PBX本体
の制御ハイウェイ、通話路ハイウェイと同じプロトコル
のハイウェイを提供するため、PBX本体に収容されて
いるものと同じL/T系カ―ドをソフトウェア、ハ−ド
ウェアの変更なしにそのまま使用することができる。
【0053】このように、本発明をPBXに適用する際
は既存部分についての変更が極めて少なく、低コストか
つ短期間でシステム拡張が実現できる。 更に、本発明
では、PBX本体から離れた地点に設置されたライン/
トランク回路との間を接続する伝送路上の通話デ―タに
対し、端末の種別に応じて圧縮/伸長の処理を適用する
ことにより伝送路の更なる有効利用と通信コストの低減
に寄与できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構内交換機
の遠隔回線収容方式によれば、PBX本体の遠隔地にロ
ーカルユニットを用いてL/T系カードを分散配置する
とともに、該ローカルユニット内の上記L/T系カード
とそれに収容する端末あるいは回線間の制御ハイウェイ
あるいは通話路ハイウェイをPBX本体内の制御ハイウ
ェイあるいは通話路ハイウェイと同一のプロトコルで制
御し得るものとしたうえで、上記L/TカードとPBX
本体との間を集線/非集線制御あるいは通話データ圧縮
/伸長等のサービスを行い得るディジタル専用線で接続
するシステム構成としたため、PBX本体から離れた地
点や事業所外に内線/局線/専用線の一部等の回線を収
容し、これら遠隔地の回線について本体PBXに直接収
容される回線と同様のサ―ビスを提供する場合におい
て、小容量のディジタル専用線で多数の端末を収容で
き、ディジタル専用線を有効利用しつつ低コストで広範
囲の通信欄を実現できるという優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るPBXの概略を示すシ
ステム構成図。
【図2】図1に示したシステムの詳細構成を示す図。
【図3】本発明に係る集線/非集線制御方式を説明する
ためのシステム構成図。
【図4】内線電話への着信を対象とした集線/非集線制
御の具体例を示す制御シ―ケンス図。
【図5】内線電話からの発信を対象とした集線/非集線
制御の具体例を示す制御シ―ケンス図。
【図6】本発明の他の実施例に係るPBXの詳細なシス
テム構成図。
【図7】図6に示したシステム内のディジタル信号圧縮
/伸長器における圧縮/伸長処理の説明図。
【図8】この種の従来のPBXのシステム構成図。
【符号の説明】
10 中央制御部 11 MCPU( 主制御ユニット) 12 LCPU( ロ―カル制御ユニット) 12- 1, 73- 1 M- ILSI 13 CM(通信用メモリ) 14 システムバス 20 通話路部(TSW) 30 ライン/トランク(L/T)部 31, 71 L/T系シェルフ 32, 72 L/T系カ―ド 32- 1, 60- 1, 72- 1 S- ILSI 40, 74 制御ハイウェイ 50, 75 通話路ハイウェイ 60 RUI(リモ―トユニットインタフェ―ス) 60- 2, 73- 2 CPU 60- 3, 73- 3 SIO 60- 4, 73- 4 バス 60- 5, 73- 5 通信路 60- 6, 73- 6 多重化スイッチ 60- 7, 73- 7 ディジタル信号圧縮/伸長器(D
/D) 70 RU(リモ―トユニット) 73RUC(リモ―トユニットコントロ―ラ) 80伝送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末または回線との間のハ―ドウェア信
    号の処理を行ない、前記端末または回線との間で通話デ
    ―タを送受するライン/トランク回路と、 該ライン/トランク回路との間で制御信号を送受し、通
    話路の接続/切断処理により呼の接続制御を行う中央制
    御部と、 該中央制御部内に設けられ、前記通話路の接続/切断処
    理を司る通話路部と、 前記ライン/トランク回路と前記中央制御部との間にお
    ける制御信号の伝送に用いる制御ハイウェイと、 前記ライン/トランク回路と前記通話路部との間におけ
    る通話デ―タの伝送に用いる通話路ハイウェイと を構成要素とする分散処理型の構内交換機に対する回線
    収容方式において、 前記構内交換機本体内の制御ハイウェイ及び通話路ハイ
    ウェイを当該構内交換機本体内に収容されるライン/ト
    ランク回路が接続する部分において終端するとともに、
    該両ハイウェイに対して当該両ハイウェイに対応した信
    号を送受し得るインタフェースを接続する一方で、構内
    交換機本体が収容しているものと同一なライン/トラン
    ク回路を収容したローカルユニットを該構内交換機の遠
    隔地に分散配置し、該ローカルユニット内ではその制御
    部とライン/トランク回路との間を前記構内交換機本体
    内の制御ハイウェイ及び通話路ハイウェイと同一のプロ
    トコルで制御信号及び通話デ―タを伝送できる制御ハイ
    ウェイ及び通話路ハイウェイで接続し、更に、前記イン
    タフェースと前記ローカルユニット間が前記中央制御部
    から送出された制御信号及び通話デ―タの伝送路とから
    成るディジタル専用線で接続した構成を有し、 前記ディジタル専用線上で、同一の制御プロトコルに基
    づく制御信号または通話データを相互に伝送しつつ前記
    構内交換機本体内の中央制御部と、前記ローカルユニッ
    ト内のライン/トランク回路の各ポートに収容された端
    末または回線との間における呼の接続制御を行うように
    したことを特徴とする構内交換機の遠隔回線収容方式。
  2. 【請求項2】 ローカルユニット内のライン/トランク
    回路の各ポ―ト対応に集線/非集線の制御デ―タを前記
    構内交換機内に予め設定する手段と、 設定された前記集線/非集線制御デ―タを前記インタフ
    ェース内にあるディジタル専用線の制御部に転送する手
    段とを具備し、前記ディジタル専用線の制御部は転送を
    受けた前記集線/非集線制御デ―タに基づき前記構内交
    換機本体内の中央制御部と前記ローカルユニット内のラ
    イン/トランク回路との間の呼接続制御に関与する前記
    ディジタル専用線上の集線/非集線の制御を行うことを
    特徴とする請求項1記載の構内交換機の遠隔回線収容方
    式。
  3. 【請求項3】 インタフェース及びローカルユニット内
    の多重化スイッチに対応して個々に設けられ、前記ディ
    ジタル専用線を構成する通話路ハイウェイ上を伝送され
    る通話デ―タを圧縮/伸長するディジタル信号圧縮/伸
    長手段を具備し、前記ローカルユニット内のライン/ト
    ランク回路の各ポートに対応する端末または回線の種別
    に応じて前記ディジタル専用線を構成する通話路ハイウ
    ェイ上の通話デ―タの圧縮/伸長を行うことを特徴とす
    る請求項1または2記載の構内交換機の遠隔回線収容方
    式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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