JPH051487U - 脱水機の蓋枢支装置 - Google Patents

脱水機の蓋枢支装置

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JPH051487U
JPH051487U JP4849691U JP4849691U JPH051487U JP H051487 U JPH051487 U JP H051487U JP 4849691 U JP4849691 U JP 4849691U JP 4849691 U JP4849691 U JP 4849691U JP H051487 U JPH051487 U JP H051487U
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
dehydration
shaft
shaft support
supported
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Pending
Application number
JP4849691U
Other languages
English (en)
Inventor
広美 古橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH051487U publication Critical patent/JPH051487U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱水蓋のヒンジ軸間の寸法を大きく確保し
て、脱水タイマー等の配置場所を広くし、しかも、それ
を既存の部品を利用して合理的に達成できるようにす
る。 【構成】 脱水槽の上面の開口部を開閉する蓋に一対設
けられたヒンジ軸30,31を支持して、蓋を開閉可能
に枢支するものにあって、その一方のヒンジ軸30を、
脱水槽の開口縁部23に形成した一方の軸支え部24に
より支持し、他方のヒンジ軸31を、同開口縁部23の
上記一方の軸支え部24から離間した部位に装設されて
脱水槽内に供給する水を導く流水ケース27に形成した
他方の軸支え部28により支持するようした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脱水槽の上面の開口部を開閉する蓋に一対設けられたヒンジ軸を支 持して蓋を開閉可能に枢支する脱水機の蓋枢支装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、脱水機(現在、一般には二槽式洗濯機の脱水槽側)においては、脱 水槽の上面の開口部を開閉する蓋に、図7に示すように、一対のヒンジ軸1,2 が軸ベース3,4と共に設けられ、これらのヒンジ軸1,2を、ともに脱水槽の 開口縁部5に形成された一対の軸支え部6,7に嵌めて回動可能に支持し、もっ て蓋を開閉可能に枢支するようになっている。
【0003】 又、上記ヒンジ軸1,2の軸ベース3,4間には、図示しない脱水タイマー等 が配置されるようになっており、一方、軸支え部6,7のうち、軸支え部6の隣 接位置には凹部8が形成され、この凹部8に、脱水槽内に供給する水を導く流水 ケース9が装設されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構成のものにあっては、ヒンジ軸1,2の軸ベース3,4間の寸法L 1 が小さく、そのため、脱水タイマー等の配置場所が限られ、設計の自由度がな いことにより、デザイン的にも発展性を欠くという問題点を有していた。
【0005】 本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、脱水タ イマー等の配置場所を広く確保できて、設計の自由度を増し、しかも、それを既 存の部品を利用して合理的に達成することのできる優れた脱水機の蓋枢支装置を 提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案の脱水機の蓋枢支装置においては、脱水槽 の上面の開口部を開閉する蓋に一対設けられたヒンジ軸を支持して、蓋を開閉可 能に枢支するものにあって、その一方のヒンジ軸を、脱水槽の開口縁部に形成し た一方の軸支え部により支持し、他方のヒンジ軸を、脱水槽開口縁部の上記一方 の軸支え部から離間した部位に装設されて脱水槽内に供給する水を導く流水ケー スに形成した他方の軸支え部により支持したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記手段によれば、一方のヒンジ軸は、脱水槽の開口縁部に形成した一方の軸 支え部により支持しても、他方のヒンジ軸は、脱水槽開口縁部の上記一方の軸支 え部から離間した部位に装設される流水ケースに形成した他方の軸支え部により 支持するのであるから、そのヒンジ軸間の寸法を大きく確保することができ、脱 水タイマー等の配置場所としても広く確保することができる。又、その場合、他 方の軸支え部を形成した流水ケースは、脱水槽内に供給する水を導くものとして 既存であり、既存の部品を巧みに利用することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を二槽式洗濯機の脱水槽側における蓋支持装置に適用した一実施 例につき、図1ないし図5を参照して説明する。
【0009】 まず図2には二槽式洗濯機全体の外箱11を示しており、これの上面部の左側 に洗濯蓋12を、右側に脱水蓋13をそれぞれ設け、更にそれらの後方部には操 作パネル14を設けていて、この操作パネル14に、洗濯タイマー摘み15や脱 水タイマー摘み16及び給水切換摘み17を初めとした各種操作部品、並びに給 水ホース接続口18等を設けている。
【0010】 又、外箱11内には、図3に示すように、洗濯槽19と脱水槽20とを配設し ており、その洗濯槽19が上面の開口部を上記洗濯蓋12によって開閉され、脱 水槽20が同じく上面の開口部を脱水蓋13によって開閉されるようになってい る。そして、これら洗濯槽19及び脱水槽20の配置に、上記洗濯タイマー15 及び脱水タイマー16等もその位置を合わせている。
【0011】 洗濯槽19内には撹拌体21を配設しており、脱水槽20内には脱水かご22 を配設している。
【0012】 しかして、脱水槽20は上面の後側に比較的広い開口縁部23を有しており、 この開口縁部23の右側部に、図1に示す一方の軸支え部24を一体に形成して いる。なお、この一方の軸支え部24は軸支孔25を上端部に左向きに有してい る。
【0013】 これに対して、上記開口縁部23の一方の軸支え部24から離間した部位であ る左側部には、凹部26を形成しており、この凹部26に、流水ケース27の右 側端部を装設している。なお、この流水ケース27の残る部分は図3に示すよう に洗濯槽19の上方部に配設しており、この構成で、流水ケース27は、前記給 水ホース接続口18から供給される水を、給水切換摘み17の設定によって、洗 濯槽19内又は脱水槽20内(脱水かご22内)に供給すべくそれぞれ導くよう になっている。又、そのうち、洗濯槽19内に供給された水は洗いやすすぎに供 するものであり、脱水槽20内に供給された水は洗濯物を給水と脱水とですすぐ のに供するようになっている。
【0014】 上記流水ケース27の右側端部には、図1,図4及び図5に示す他方の軸支え 部28を上端部に一体に形成している。この他方の軸支え部28は前記一方の軸 支え部24の軸支孔25と対称的な右向きの軸支孔29で構成している。
【0015】 そして、脱水蓋13には、後縁部に図1に示す一対のヒンジ軸30,31をそ れぞれ軸ベース32,33と共に形成しており、その一方(右側)のヒンジ軸3 0を前記一方の軸支え部24の軸支孔25に嵌入して回動可能に支持させると共 に、他方(左側)のヒンジ軸31を他方の軸支え部28の軸支孔29に嵌入して 同じく回動可能に支持させ、これによって、脱水蓋13を開閉可能に枢支してい る。
【0016】 このように本構成のものでは、脱水蓋13の一方のヒンジ軸30を、脱水槽2 0の開口縁部23に形成した一方の軸支え部24で支持し、他方のヒンジ軸31 は、その一方の軸支え部24から離間した部位に装設した流水ケース27に形成 した他方の軸支え部28で支持したのであるから、そのヒンジ軸30,31の軸 ベース32,33間の寸法L2 を、従来のものの寸法L1 より大きく確保できる もので、脱水タイマー等の配置場所としても広く確保することができる。よって 、その脱水タイマー等の配置場所に余裕が生じ、設計の自由度が増すことにより 、デザイン的発展性も満たすことができる。しかも、この場合、上記他方の軸支 え部28を形成した流水ケース27は、脱水槽18内に供給する水を導くものと して既存であり、この既存の部品を巧みに利用できることから、合理的な構造で 上述のことを達成することができる。
【0017】 図6は本考案の異なる実施例を示したもので、上記実施例の流水ケース27が 他方の軸支え部28を形成した部分の底部を開放させたものであったのに対し、 その部分の底部を底壁34により閉塞させたものを示しており、このようにして も上述同様の効果を得ることができる。
【0018】 このほか、本考案は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものでは なく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0019】
【考案の効果】
以上の記述で明らかなように、本考案の脱水機の蓋枢支装置は、脱水槽の上面 の開口部を開閉する蓋に一対設けられたヒンジ軸を支持して、蓋を開閉可能に枢 支するものにあって、その一方のヒンジ軸を、脱水槽の開口縁部に形成した一方 の軸支え部により支持し、他方のヒンジ軸を、脱水槽開口縁部の上記一方の軸支 え部から離間した部位に装設されて脱水槽内に供給する水を導く流水ケースに形 成した他方の軸支え部により支持したことを特徴とするものであり、それによっ て、脱水蓋のヒンジ軸間の寸法を大きく確保できることから、脱水タイマー等の 配置場所としても広く確保できて、設計の自由度を増し得、しかも、それを既存 の部品を利用して合理的に達成することができるという優れた実用的効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した主要部分の縦断正面
【図2】二槽式洗濯機上部の斜視図
【図3】二槽式洗濯機内部の平面図
【図4】図3のA−A線に沿う縦断面図
【図5】同部分の蓋支持状態での斜視図
【図6】本考案の異なる実施例を示した図1相当図
【図7】従来例を示した図1相当図
【符号の説明】
13は脱水蓋(蓋)、20は脱水槽、23は脱水槽の開
口縁部、24は一方の軸支え部、27は流水ケース、2
8は他方の軸支え部、30は一方のヒンジ軸、31は他
方のヒンジ軸を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 脱水槽の上面の開口部を開閉する蓋に一
    対設けられたヒンジ軸を支持して、蓋を開閉可能に枢支
    するものであって、その一方のヒンジ軸を、脱水槽の開
    口縁部に形成した一方の軸支え部により支持し、他方の
    ヒンジ軸を、脱水槽開口縁部の上記一方の軸支え部から
    離間した部位に装設されて脱水槽内に供給する水を導く
    流水ケースに形成した他方の軸支え部により支持したこ
    とを特徴とする脱水機の蓋枢支装置。
JP4849691U 1991-06-26 1991-06-26 脱水機の蓋枢支装置 Pending JPH051487U (ja)

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JP4849691U JPH051487U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 脱水機の蓋枢支装置

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JP4849691U JPH051487U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 脱水機の蓋枢支装置

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JPH051487U true JPH051487U (ja) 1993-01-14

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ID=12804993

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