JPH0514863U - 光センサ回路 - Google Patents

光センサ回路

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JPH0514863U
JPH0514863U JP7101191U JP7101191U JPH0514863U JP H0514863 U JPH0514863 U JP H0514863U JP 7101191 U JP7101191 U JP 7101191U JP 7101191 U JP7101191 U JP 7101191U JP H0514863 U JPH0514863 U JP H0514863U
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祐司 村岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光導電素子、例えば、CdSセルを用いた光
センサ回路において、CdSセルの抵抗値のバラツキを
補正し、周囲の明るさを正確に検出可能とする。 【構成】 CdSセル1と直列に第1の半固定抵抗VR
1を、さらに、第2の半固定抵抗VR2と可変抵抗VR
3の並列回路を接続する。そして、CdSセル1を光量
小の状態におき、可変抵抗VR3と半固定抵抗VR2を
MINとして半固定抵抗VR1を調整して、回路の抵抗
値を一定とする。次に、CdSセル1を光量大の状態に
て、半固定抵抗VR1は先のままで、可変抵抗VR3を
MAXとして半固定抵抗VR2を調整して、回路の抵抗
値を一定とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光の照射量に応じて抵抗値が変化するCdSセル等の光導電素子を 用いた光センサ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の光導電素子を用いた光センサ回路は、周囲の明るさを検知 し、それに応じて例えば、照明器具の点灯、消灯を行うといった制御装置に多く 用いられている。この光センサ回路における光導電素子は照射される光量に応じ て抵抗値が変化する。この光導電素子と直列に抵抗を接続し、この直列回路に電 圧を印加した状態にて、光導電素子の抵抗変化を電圧変化として取り出すことに より、周囲の明るさを検出することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、CdSセル等の光導電素子は、光量に応じて抵抗値が変化する場合 、任意の光量における抵抗値のバラツキが大きいため、周囲の明るさの変化を正 確に検出することが困難で、光センサ回路の精度にバラツキが生じる。 ここで、上述したCdSセルの抵抗値のバラツキについて図面を参照して説明 する。図5は光量(単位:ルクス)とCdSセルの抵抗値(単位:KΩ)の関係 を示す。使用されるCdSセルは、10ルクスの明るさで、最高抵抗値(以下、 MAX値という)が60KΩ、最低抵抗値(以下、MIN値という)が20KΩ であり、同図においては、10ルクスから800ルクスの光量範囲での抵抗値の 変化を示す。図示のように、光量が増加するにつれて、CdSセルの抵抗値は減 少する。ところが、上述したように、各CdSセルの抵抗値−明るさ曲線にはバ ラツキがあり、MAX値側の抵抗値−明るさ曲線aとMIN値側の抵抗値−明る さ曲線bとの間の斜線で示す範囲に亘ってあり、任意に設定する複数の明るさの 点での抵抗値のバラツキをなくすることは困難である。従って、光センサ回路に おいて、一定出力電圧が得られたときに、例えば照明用光源をONもしくはOF Fするといった制御をしようとした場合に、その動作点での明るさは一定したも のとならない。
【0004】 本考案は、上述した問題点を解決するもので、光導電素子、例えば、CdSセ ルを用いた光センサ回路において、該CdSセルに直列に半固定抵抗、及び半固 定抵抗と可変抵抗の並列回路を接続し、これらの抵抗の値を調整することにより 、任意に設定した複数の光量におけるセンサ回路の抵抗値を統一することができ 、周囲の明るさを正確に検出可能な光センサ回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、光の照射量に応じて抵抗値が変化する光 導電素子を用い、この光導電素子の抵抗値変化に基づいて周囲の明るさを検出す る光センサ回路において、前記光導電素子と直列に第1の半固定抵抗を接続し、 さらに、これらに直列に第2の半固定抵抗と感度調整用の可変抵抗の並列回路を 接続したものである。
【0006】
【作用】
上記の構成において、可変抵抗及び第2の半固定抵抗の抵抗値を最小にして、 光導電素子を所定の光量小の暗い状態におき、第1の半固定抵抗を調整して、回 路全体の抵抗値のバラツキを必要抵抗値へ統一する。次に、光導電素子を所定の 光量大の明るい状態におき、第1の半固定抵抗は先に調整した値のままで、可変 抵抗を最大として、第2の半固定抵抗を調整して、回路全体のバラツキを上記と 同じ必要抵抗値へ統一する。このような調整を行うことにより、光導電素子の抵 抗値バラツキが補正されることになり、可変抵抗器を感度調整用として使用した とき、その所定の値での或る明るさにおけるセンサ回路の抵抗値のバラツキが低 減される。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例による光センサ回路について図面を参照して説明する。図1 は本考案回路の原理構成を示す。この光センサ回路は、例えば、光量を検知して 自動的に照明装置を点灯させる装置として用いられる。本回路は、光導電素子で あるCdSセル1と直列に第1の半固定抵抗VR1が接続され、さらに直列に、 第2の半固定抵抗VR2と感度調整用の可変抵抗(ボリュームという)VR3の 並列回路が接続されている。本回路の両端に所定の電圧を印加し、CdSセル1 が光を受ける状態とすると、受ける光量に応じて抵抗値が変化する。これを電圧 の変化として出力し得るように構成することで明るさを検出することができる。 ところが、上述のように、CdSセル1の抵抗値はバラツキが大きいので、ボリ ュームVR3をMIN側にすることにより任意に設定される暗い方(例えば30 ルクス)と、同ボリュームVR3をMAX側にすることにより任意に設定される 明るい方(例えば500ルクス)の2点において、本回路における必要な抵抗値 を統一するために、次のように調整する。以下、その調整手順を図3、図4と共 に説明する。
【0008】 いま、ボリュームVR3による明るさ調整範囲を、例えば30ルクスから50 0ルクスとする。本センサ回路で必要な抵抗値を仮にAKΩとすると、まず、ボ リュームVR3の抵抗値をMIN側(0KΩ)、第2の半固定抵抗VR2の抵抗 値を0KΩにて30ルクスの明るさで第1の半固定抵抗VR1を調整して、回路 の抵抗値を一定値(仮にAKΩ)とする。この場合の回路の合成抵抗値と明るさ の関係は図3の状態となる。同図において、曲線cはMIN側の曲線bを第1の 半固定抵抗VR1の調整によって30ルクスで抵抗値がAKΩになるように移動 させた曲線である。これにより、30ルクスにおける回路の抵抗値を、CdSセ ル1のMAXとMINのバラツキ範囲でAKΩに統一することができる。
【0009】 次に、500ルクスの明るさで、第1の半固定抵抗VR1は前述で設定した位 置のままで、ボリュームVR3の抵抗値をMAX側として、第2の半固定抵抗V R2を調整して、回路の抵抗値をAKΩとする。この場合の合成抵抗値と明るさ の関係は図4の状態となる。同図において、抵抗値−明るさ曲線dは、曲線aが スライド移動したものであり、曲線eは曲線cがスライド移動したものである。 これにより、500ルクスにおける回路の抵抗値を、CdSセル1のMAXとM INのバラツキ範囲でAKΩに統一することができる。
【0010】 上述した方法により調整した回路の抵抗値は、ボリュームVR3のMIN側で は30ルクスにおいて、また、ボリュームVR3のMAX側では500ルクスに おいて必要抵抗値AKΩとなり、CdSセル1の抵抗値バラツキが補正され、以 降、ボリュームVR3を用いて本センサ回路の感度調整を行ったとき、所定のボ リューム目盛において、バラツキの少ない一定の明るさ検出出力信号を得ること ができる。なお、第1の半固定抵抗VR1は、暗い方の明るさ(ここでは30ル クス)でのCdSセル1のMIN側の抵抗値(図5においては7.9KΩ)を、 必要抵抗(AKΩ)より減じた値より大きな抵抗のものを用いればよい。また、 第2の半固定抵抗VR2とボリュームVR3は、その合成抵抗が、明るい方の明 るさ(ここでは500ルクス)でのCdSセル1のMAX側の抵抗値(図5にお いては4.7KΩ)をAKΩより減じた値より大きなものを用いればよい。
【0011】 次に、上述した光センサ回路の具体的回路構成について図2を用いて説明する 。図2に示す光センサ回路の出力端VOUT は蛍光灯の点灯制御回路に接続され、 周囲の光量を検知して自動的に蛍光灯を点灯、消灯させるものである。本回路は 外部から5Vの電圧が印加されており、外部抵抗Rとして13KΩの固定抵抗を 有しており、明るさにより変化する本回路の抵抗値との合成抵抗でもって出力電 圧VOUT が変化して光量が検知される。また、本回路はCdSセル1と直列に第 1の半固定抵抗VR1が接続され、さらに第2の半固定抵抗VR2と感度調整用 の可変抵抗(ボリューム)VR3の並列回路が直列に接続されている。ここに、 VR1は0〜10KΩ、VR2は0〜100KΩの範囲で可変で、また、VR3 は0〜20KΩで可変のロータリボリュームを用いている。
【0012】 上記ボリュームVR3を使用者が調節することにより、蛍光灯の点灯タイミン グを任意の明るさの範囲内において早めたり(明るい)、或いは遅らせたり(暗 い)することができるようになっている。ここでは、明るさの範囲を3000ル クスと300ルクスとし、ボリュームVR3が20KΩのときに早い側として3 000ルクスで点灯するようにし、ロータリボリュームVR3が0KΩのときに 遅い側として300ルクスで点灯するようにする。ちなみに、この光センサ回路 において、ボリュームVR3を遅い側にすると300ルクスで、早い側にすると 3000ルクスで出力電圧VOUT が2.87Vとなるように構成されている。
【0013】 調整方法は上述と同様であり、始めに、入力−COM端子間に5Vを入力し、 出力−COM端子を電圧計に接続する。第2の半固定抵抗VR2及びボリューム VR3を0KΩ(遅い側)とし、300ルクスの明るさで第1の半固定抵抗VR 1を調整し、出力電圧VOUT が2.87Vになるように調整する。次に、300 0ルクスの明るさで第1の半固定抵抗VR1は上記で設定した位置のままで、ボ リュームVR3を20KΩ(早い側)とし、第2の半固定抵抗VR2を調整して 、出力電圧VOUT が2.87Vになるように調整する。これにより、CdSセル 1の抵抗のバラツキが補正され、ボリュームVR3を感度調整用として使用した とき、遅い側にしたときは300ルクスで、早い側にしたときは3000ルクス で同一の出力電圧を得ることができる。
【0014】 なお、明るさに関して、上述した500ルクス、30ルクスと値を相異するが 、これは実際のセンサ装置としては、CdSセル1に外部の光が半透明のプラス チックレンズ(透過率が1/5〜1/7)を通して照射されることに依る。また 、本考案は上記実施例構成に限られることなく、種々の変形が可能である。例え ば、第1、第2の半固定抵抗は可変抵抗であってもよく、請求の範囲の用語はそ のようなものをも包含するものである。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、光導電素子、例えば、CdSセルを用いた光セ ンサ回路において、該CdSセルに直列に第1の半固定抵抗を接続し、さらに、 これらに直列に第2の半固定抵抗と可変抵抗の並列回路を接続し、これら各抵抗 を調整することにより、光量に応じて変化するCdSセルの抵抗値のバラツキを 補正することができ、従って、可変抵抗を感度調整用に用いたとき、明るさ検出 のバラツキを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の光センサ回路の原理的な電気回路図で
ある。
【図2】同光センサ回路の具体的な電気回路図である。
【図3】同光センサ回路における第1の半固定抵抗VR
1による調整時の回路抵抗と明るさの関係を示すグラフ
である。
【図4】同光センサ回路における第2の半固定抵抗VR
2による調整時の回路抵抗と明るさの関係を示すグラフ
である。
【図5】CdSセルの抵抗値と明るさの関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 CdSセル VR1 第1の半固定抵抗 VR2 第2の半固定抵抗 VR3 可変抵抗(ボリューム)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光の照射量に応じて抵抗値が変化する光
    導電素子を用い、この光導電素子の抵抗値変化に基づい
    て周囲の明るさを検出する光センサ回路において、前記
    光導電素子と直列に第1の半固定抵抗を接続し、さら
    に、これらに直列に第2の半固定抵抗と感度調整用の可
    変抵抗の並列回路を接続したことを特徴とする光センサ
    回路。
JP7101191U 1991-08-08 1991-08-08 光センサ回路 Expired - Lifetime JP2543784Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014020875A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Hamamatsu Photonics Kk 測定装置
JP2016170986A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体発光素子モジュールおよび照明セット

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JP2016170986A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体発光素子モジュールおよび照明セット

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