JPS59597Y2 - カメラの測光回路 - Google Patents
カメラの測光回路Info
- Publication number
- JPS59597Y2 JPS59597Y2 JP1977075988U JP7598877U JPS59597Y2 JP S59597 Y2 JPS59597 Y2 JP S59597Y2 JP 1977075988 U JP1977075988 U JP 1977075988U JP 7598877 U JP7598877 U JP 7598877U JP S59597 Y2 JPS59597 Y2 JP S59597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meter
- value
- power source
- variable resistor
- shutter speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一眼レフ等のカメラにおいて、フィルム感度(
ASA値)、絞り値(F値)又はシャッタスピードの導
入を機械的ではなく、電気的に行なう測光回路に関する
ものである。
ASA値)、絞り値(F値)又はシャッタスピードの導
入を機械的ではなく、電気的に行なう測光回路に関する
ものである。
従来のASA値及びF値を電気的に導入する測光回路は
、例えば第1図に示すようにASA値導入用可変抵抗R
A′とF値導入用可変抵抗RF′とカメラ前面輝度によ
って抵抗値が変化する光導電素子RL′とを並列に接続
し、この並列回路と調整用可変抵抗VRによって電源電
圧を分圧してオペアンプOP1の0人力とし、その出力
端子がらe入力端子への帰還回路にメータMを挿入し、
このメータMに適正シャッタスピードに対応する電流を
流してシャッタスピードを表示させる方式がある。
、例えば第1図に示すようにASA値導入用可変抵抗R
A′とF値導入用可変抵抗RF′とカメラ前面輝度によ
って抵抗値が変化する光導電素子RL′とを並列に接続
し、この並列回路と調整用可変抵抗VRによって電源電
圧を分圧してオペアンプOP1の0人力とし、その出力
端子がらe入力端子への帰還回路にメータMを挿入し、
このメータMに適正シャッタスピードに対応する電流を
流してシャッタスピードを表示させる方式がある。
しかしながら、このような従来の測光回路では演算にオ
ペアンプを使用するためコスト高となるばがりか、消費
電流が多いため本来定電圧性の良い水銀電池や銀電池を
電源に使用した場合でも電源電圧変動が多く、オペアン
プOP2、トランジスタTr、ツェナーダイオードZD
等より戒る定電圧回路1が必要となるため回路が複雑で
多くの素子を必要とし、ますますコスト高となっていた
。
ペアンプを使用するためコスト高となるばがりか、消費
電流が多いため本来定電圧性の良い水銀電池や銀電池を
電源に使用した場合でも電源電圧変動が多く、オペアン
プOP2、トランジスタTr、ツェナーダイオードZD
等より戒る定電圧回路1が必要となるため回路が複雑で
多くの素子を必要とし、ますますコスト高となっていた
。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであって、フィ
ルム感度及び絞り値又はシャッタスピードを電気的に導
入する一眼レフ等のカメラの測光回路を、能動素子を全
く使用せず極めて単純な回路構成とし、製造コストの大
幅な低減を可能にしたものである。
ルム感度及び絞り値又はシャッタスピードを電気的に導
入する一眼レフ等のカメラの測光回路を、能動素子を全
く使用せず極めて単純な回路構成とし、製造コストの大
幅な低減を可能にしたものである。
以下添付図面の実施例によって本考案を説明する。
第2図に示す実施例において、フィルム感度導入用の可
変抵抗RAとカメラ前面輝度に応じ抵抗値が変化するC
dS等の光導電素子RLとが並列に接続され、この並列
回路とメータMとが直列に電源E1に接続されている。
変抵抗RAとカメラ前面輝度に応じ抵抗値が変化するC
dS等の光導電素子RLとが並列に接続され、この並列
回路とメータMとが直列に電源E1に接続されている。
さらに、絞り値を導入する可変抵抗RFが電源E2を介
してメータMに並列に接続されている。
してメータMに並列に接続されている。
電源E1とE2とはメータMに対して逆極性となってお
り、したがって、可変抵抗RA、光導電素子、可変抵抗
RF及びメータMに流れる電流をそれぞれiA、iL、
iF、iMとすると、iM=iA+1L−iFとなる。
り、したがって、可変抵抗RA、光導電素子、可変抵抗
RF及びメータMに流れる電流をそれぞれiA、iL、
iF、iMとすると、iM=iA+1L−iFとなる。
そこで、可変抵抗RA、光導電素子RL、可変抵抗RF
として、導入可能な最小のASA値、輝度値(Bv、I
Bv増すごとに輝度は2倍になる)、最大の絞り値(絞
り開口口径、Fナンバは最小)からの変化段数X(但し
、最小のASA値及び輝度値、最大の絞り値のときを夫
々x=1とする)に対して夫々その抵抗値がl/xに変
化するような特性のものを使用すると、電流値は抵抗値
に逆比例するから、電流iAはASA値の増加段数に比
例し、iLは輝度値の増加段数に比例し、iFは絞り値
の減小(Fナンバの増加)段数に比例することになる3
すなわち、各電流の最小値をi。
として、導入可能な最小のASA値、輝度値(Bv、I
Bv増すごとに輝度は2倍になる)、最大の絞り値(絞
り開口口径、Fナンバは最小)からの変化段数X(但し
、最小のASA値及び輝度値、最大の絞り値のときを夫
々x=1とする)に対して夫々その抵抗値がl/xに変
化するような特性のものを使用すると、電流値は抵抗値
に逆比例するから、電流iAはASA値の増加段数に比
例し、iLは輝度値の増加段数に比例し、iFは絞り値
の減小(Fナンバの増加)段数に比例することになる3
すなわち、各電流の最小値をi。
、ASA値、輝度値及び絞り値の変化段数をそれぞれX
A。
A。
xI、、、 xFとすると、メータ電流iMは1M=X
81O+XL1o−XF1゜ =(XA+XL−XF)ioとなる。
81O+XL1o−XF1゜ =(XA+XL−XF)ioとなる。
したがって、メータ電流iMはASA値又は輝度値が1
段増加するごとにi。
段増加するごとにi。
づつ増加し、Fナンバが1段増すごとにi。
づつ減少する値となるから、このメータ電流をシャッタ
スピードのレンジに対応させることができ、しかもその
電流値が大きすぎないため、メータの測定範囲における
適正電流とすることができる。
スピードのレンジに対応させることができ、しかもその
電流値が大きすぎないため、メータの測定範囲における
適正電流とすることができる。
すなわち、導入された露出条件が撮影可能最低条件のと
きメータMが最長シャツタ秒時例えば1秒を指示するに
要するメータ電流IMを流すようにし、それからメータ
電流がi。
きメータMが最長シャツタ秒時例えば1秒を指示するに
要するメータ電流IMを流すようにし、それからメータ
電流がi。
だけ増加するごとにシャツタ秒時が1段づつ速いレンジ
すなわち1/2.1/4.1/8・・・・・・を指示す
るようにすればよい。
すなわち1/2.1/4.1/8・・・・・・を指示す
るようにすればよい。
ioの値は最も速いシャッタスピードにおいてもiMの
値がメータの許容範囲に入るように、電源E1.E2の
電圧を選ぶことによって決まる。
値がメータの許容範囲に入るように、電源E1.E2の
電圧を選ぶことによって決まる。
メータMは電流計と同様に電流値に応じて指針の振れ角
が大きくなるメータで、その内部抵抗は無視できる程小
さいものとする。
が大きくなるメータで、その内部抵抗は無視できる程小
さいものとする。
電源E1.E2としては銀電池又は水銀電池のような定
電圧特性のよいものを用いる。
電圧特性のよいものを用いる。
第3図は第2図の実施例におけるフィルム感度導入用の
可変抵抗と絞り値導入用の可変抵抗RFとを入れ換えた
もので、この場合には可変抵抗RFは絞り値が最小(F
ナンバ最大)のとき抵抗値が最大で、その変化段数Xに
対してl/xに変化するようにし、可変抵抗RAはAS
A値が最大のとき抵抗値が最大で、その変化段数Xに対
してl/ xに変化するようなものを使用すればよい。
可変抵抗と絞り値導入用の可変抵抗RFとを入れ換えた
もので、この場合には可変抵抗RFは絞り値が最小(F
ナンバ最大)のとき抵抗値が最大で、その変化段数Xに
対してl/xに変化するようにし、可変抵抗RAはAS
A値が最大のとき抵抗値が最大で、その変化段数Xに対
してl/ xに変化するようなものを使用すればよい。
また、絞り値に代えてシャッタスピードを導入してメー
タMによって適正絞り値を表示するようにすることもで
きる。
タMによって適正絞り値を表示するようにすることもで
きる。
その場合には可変抵抗RFの代りにシャッタスピード導
入用の可変抵抗を用い、その抵抗値が第2図の場合には
、導入可能な最低シャッタースピードレンジからの変化
段数X(最低シャッタスピードの時x=1とする)に対
してl/ xで変化するようにし、第3図の場合には最
高シャッタスピードレンジからの変化段数Xに対して1
/Xで変化するようにすれば、メータ電流iMが絞り込
みレンジ(Fナンバ)に対応することになる。
入用の可変抵抗を用い、その抵抗値が第2図の場合には
、導入可能な最低シャッタースピードレンジからの変化
段数X(最低シャッタスピードの時x=1とする)に対
してl/ xで変化するようにし、第3図の場合には最
高シャッタスピードレンジからの変化段数Xに対して1
/Xで変化するようにすれば、メータ電流iMが絞り込
みレンジ(Fナンバ)に対応することになる。
このように、本考案によれば、能動素子を全く使用する
ことなく極めて簡単な回路構成によって、フィルム感度
と、絞り値又はシャッタスピードのいずれか一方を導入
し、他の一方の適正値を表示することができ、しかも、
3つの露出決定要素導入用の素子のうち2つに流れる電
流から他の1つに流れる電流だけ吸収してメータ電流と
するため、メータ電流が大き過ぎることなく、その許容
電流範囲において適正なシャッタスピード又は絞り値を
表示することができるものである。
ことなく極めて簡単な回路構成によって、フィルム感度
と、絞り値又はシャッタスピードのいずれか一方を導入
し、他の一方の適正値を表示することができ、しかも、
3つの露出決定要素導入用の素子のうち2つに流れる電
流から他の1つに流れる電流だけ吸収してメータ電流と
するため、メータ電流が大き過ぎることなく、その許容
電流範囲において適正なシャッタスピード又は絞り値を
表示することができるものである。
第1図は従来の測光回路の一例を示す回路図、第2図及
び第3図は夫々本考案の実施例を示す回路図である。 RA・・・フィルム感度導入用の可変抵抗、RF・・・
絞り値導入用の可変抵抗、RL・・・光導電素子、M・
・・メータ、El、E2・・・電源。
び第3図は夫々本考案の実施例を示す回路図である。 RA・・・フィルム感度導入用の可変抵抗、RF・・・
絞り値導入用の可変抵抗、RL・・・光導電素子、M・
・・メータ、El、E2・・・電源。
Claims (1)
- フィルム感度導入用の第1の可変抵抗と、絞り値又はシ
ャッタスピードのうちいずれか一方を導入する第2の可
変抵抗と、カメラ前面輝度に応じて抵抗値が変化する光
導電素子のうちいずれか2つを並列に接続して、その並
列回路とメータとを第1の電源に直列に接続し、前記第
1、第2の可変抵抗と光導電素子のうちの残りの1つを
第2の電源を介して前記メータに並列に接続し、前記第
1の電源と第2の電源は前記メータに対して逆極性とな
るようにし、該メータに前記絞り値又はシャッタスピー
ドのうちの他方に対応する適性電流を流すようにしたカ
メラの測光回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977075988U JPS59597Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | カメラの測光回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977075988U JPS59597Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | カメラの測光回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS543937U JPS543937U (ja) | 1979-01-11 |
JPS59597Y2 true JPS59597Y2 (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=28990870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977075988U Expired JPS59597Y2 (ja) | 1977-06-13 | 1977-06-13 | カメラの測光回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59597Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-13 JP JP1977075988U patent/JPS59597Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS543937U (ja) | 1979-01-11 |
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