JPH0514840A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JPH0514840A
JPH0514840A JP16581691A JP16581691A JPH0514840A JP H0514840 A JPH0514840 A JP H0514840A JP 16581691 A JP16581691 A JP 16581691A JP 16581691 A JP16581691 A JP 16581691A JP H0514840 A JPH0514840 A JP H0514840A
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JP
Japan
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signal
video signal
luminance signal
comparator
circuit
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Pending
Application number
JP16581691A
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English (en)
Inventor
Koji Muraoka
浩二 村岡
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、比較的簡素の回路構成により、過
大入力時の白つぶれ、及び黒側の階調不十分による黒つ
ぶれを防止し、鮮明な画像を得ることができる映像信号
処理回路の提供を目的とする。 【構成】 入力映像信号をカラー復調用IC5により復
調して輝度信号を作成する。そして、この輝度信号をバ
ッファアンプ7、第1のローパスフィルタ8を介してピ
ークホールド回路9に供給する。ピークホールド回路9
では輝度信号のピーク値を検出、保持し、ピーク輝度信
号を比較器11のマイナス側端子に出力する。一方、比
較器11のプラス側端子には基準電圧発生源が接続され
ている。従って、比較器11からはピーク輝度信号と基
準電圧との差信号が出力され、この差信号が第2のロー
パスフィルタ12により直流信号に変換される。そし
て、この直流信号を制御信号として映像信号のコントラ
スト調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示手段として液晶パ
ネルを用いたモニタの映像信号を処理する回路に関し、
特に液晶プロジェクタのコントラストの改善技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自然界における光(自然光)のコントラ
ストは極めて幅が広く、その再生を行う種々の映像機器
では一般的には自然光に対応するだけのダイナミックレ
ンジを有していない。特に、液晶パネルをライトバルブ
として用いたプロジェクタでは、液晶パネル自体のオン
/オフ特性、あるいは光源のピーク輝度の面での制限等
から、階調表現のダイナミックレンジの面で非常なハン
ディキャップを負っている。このようなハンディキャッ
プを補うために、例えば電気的に画面の内容に応じて階
調補正等の非線形処理を行ってコントラストを改善する
ことが試みられている。
【0003】即ち、薄膜トランジスタ(TFT)をスイ
ッチング素子に用いたアクティブマトリックス型の液晶
パネルは中間階調表示が可能であり、高画質であること
から小型液晶テレビとして、また投射型液晶プロジェク
タのライトバルブとして広く使用されている。このアク
ティブマトリックス型液晶パネルは、例えばノーマリホ
ワイト駆動、対極信号レベルと輝度信号等の映像信号と
の差が最小の場合、透過率が最大となるように駆動さ
れ、透過率の変化により明暗のコントラストを変化させ
ている。
【0004】しかしながら、液晶パネルの透過率は入力
された映像信号に対してリニアではなく、またCRTの
γ特性とも異なっている。そこで、透過率と映像信号と
のリニアリティ(直線性)を得るために映像信号の黒レ
ベルを伸張させる等の補正処理が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶パ
ネルの最大コントラストはCRTに及ばず十分な階調表
現ができないという問題があった。これは、液晶パネル
の透過率の最大/最小比が実際の明暗のコントラストに
比べて十分ではないとともに、液晶パネルの場合、外部
光源が必要なために画面の明るさは光源の光量に制限さ
れていた。
【0006】従って、液晶パネルを表示手段として用い
た場合には、光学的ダイナミックレンジが極めて限られ
たものである。上述のような手段を用いたとしても、そ
の限られたダイナミックレンジの中で最大限のコントラ
ストを得ようとするれば、過大入力に対して容易に白つ
ぶれを起こしたり、黒側の階調不十分による黒つぶれが
発生していた。
【0007】本発明は、以上のような点に鑑みなされた
ものであり、比較的簡素の回路構成により鮮明な画像が
得られる階調補正が可能な映像信号処理回路の提供を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも輝
度信号を含む映像信号を処理する映像信号処理回路にお
いて、映像信号中の輝度信号のピーク値を検出・保持す
る手段と、前記検出・保持された映像信号を任意の基準
レベルと比較する手段を有し、前記比較手段からの出力
により映像信号の振幅を制御する手段とを備えることを
特徴とする。
【0009】また、本発明は、少なくとも輝度信号を含
む映像信号を処理する映像信号処理回路において、映像
信号のR、G、B信号のピーク値を検出・保持する手段
と、前記検出・保持された映像信号を任意の基準レベル
と比較する手段を有し、前記比較手段からの出力により
映像信号の振幅を制御する手段とを備えることを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明においては、過大信号入力の時には、映
像信号の振幅を抑えることにより画像の白つぶれを防
ぎ、また、映像信号の振幅が小さい時(全体に暗い画面
の時)には映像信号の振幅を上げ、コントラストを強調
し、より明瞭な映像を得るように働く。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図5に従い、本発明の実施例を
説明する。
【0012】図1は、本発明の映像信号処理回路の第1
の実施例を示す回路図である。
【0013】本実施例では、映像信号中の輝度(Y)信
号によりコントラスト即ち出力信号の振幅制御を行って
いる点を特徴とする。
【0014】図1において、1はアパーチャコントロー
ル回路、2は直流電圧により制御されるコントラスト制
御回路、3はクランプ回路、4は出力アンプであり、こ
れらがカラー復調用IC5に内蔵されており、このカラ
ー復調用ICから輝度信号(Y)、色差信号(R−Y、
B−Y)がマトリクス回路6へ出力される。
【0015】また、7はカラー復調用ICからの輝度信
号を入力とするバッファアンプ、8は第1のローパスフ
ィルタ、9はローパスフィルタ8からの出力のピーク値
を保持するピークホールド回路、10は基準電圧発生
源、11はピークホールド回路9からの出力と基準電圧
発生源10からの出力を比較する比較器、12は比較器
11からの出力を直流信号に変換するための第2のロー
パスフィルタである。
【0016】また、13は輝度信号入力端子、14は輝
度信号出力端子であり、この輝度信号出力がマトリクス
回路6へ出力される。
【0017】尚、上述のカラー復調調用IC5は輝度信
号処理系のほか、色信号処理系も有するが、ここでは省
略する。
【0018】次に、本実施例における動作を図2を用い
て説明する。
【0019】今、輝度信号出力端子14より図2aに示
す信号が出力されると、この輝度信号がバッファアンプ
7を介して第1のローパスフィルタ8に入力される。こ
の第1のローパスフィルタ8では輝度信号のエッジ部に
重畳されている輪郭強調信号を取り除き、図2bに示す
信号をピークホールド回路9へ出力する。ピークホール
ド回路9では、前述の第1のローパスフィルタ8からの
出力に基づき、図2cに示す直流信号が保持され、比較
器11のマイナス側に入力される。
【0020】一方、比較器11のプラス側には基準電圧
発生源10よりVcの直流信号が入力される。従って、
比較器11からは図2dに示す矩形波が第2のローパス
フィルタ12に出力され、この第2のローパスフィルタ
12により積分され、図2eに示す直流の制御信号がコ
ントラスト制御回路2へ出力される。
【0021】コントラスト制御回路2では比較器11か
らの制御信号に基づき制御され、輝度信号出力端子14
の輝度信号レベル(ピーク値)を一定にすべく働く。
【0022】ところで、コントラスト制御回路2は複数
個のアンプで構成されており、これらのアンプの利得を
変えることによりコントラストの制御を行っている。
【0023】ここで、コントラスト制御回路2における
輝度信号の振幅入出力特性は図3のようになっており、
図3において、Aはアンプの利得が最大の時のコントラ
スト制御を示し、Bはアンプの利得が最小の時のコント
ラスト制御を示している。
【0024】そして、本実施例におけるアンプの入出力
特性は、輝度信号出力の最大振幅をVcに維持するよう
に働くように設計されているため、図3の実線に示すよ
うに入力輝度信号がVaからVbのものについて輝度信
号出力の最大振幅がVcとなるような特性となる。この
時、上述のVcのレベルを液晶パネルの光透過率が最大
となるように設定することにより、過大入力時に白つぶ
れを防ぐことができるとともに、低レベルの輝度信号入
力のときもコントラストを強調するように動作する。
【0025】次に、本発明の第2の実施例を図4に示
す。
【0026】本実施例では、映像信号中のR、G、B信
号によりコントラスト即ち出力信号の振幅制御を行って
いる点を特徴とする。
【0027】図4において、15は輝度Y信号入力端
子、16はカラー信号入力端子であり、これらの端子か
ら輝度信号、及び色信号がカラー復調用IC5に入力さ
れる。カラー復調用IC5では上記輝度信号、及び色信
号に基づき、輝度信号Y、色差信号(R−Y、B−Y)
が作成され、その後、マトリクス回路6に供給され、
R、G、B原色信号が作成される。このR、G、B原色
信号は、極性切り換え回路(図示せず)を介して液晶パ
ネルに供給される。
【0028】一方、マトリクス回路6からのR、G、B
原色信号は、それぞれバッファアンプ7を介して第1の
ローパスフィルタ8にも供給され、輪郭強調信号が除去
される。そして、この第1のローパスフィルタ8からの
出力に基づきピークホールド回路9によりそれぞれの信
号のピーク値が保持され、最大値検出回路17に入力さ
れる。この最大値検出回路17では上記R、G、B原色
信号のピーク値を比較し、最も大きいものを比較器11
のマイナス側の入力に出力する。ところで、比較器11
のプラス側の入力には基準電圧源10が接続されてい
る。この結果、比較器11からは矩形波が出力され、更
に第2のローパスフィルタ12を介してカラー復調用I
C5を介してコントラスト制御回路2に制御電圧として
供給される。
【0029】本実施例ではコントラスト制御回路2の制
御電圧をR、G、B原色信号により作成しているため、
第1の実施例に比べ、色の飽和を避けやすいという効果
を有する。
【0030】尚、コントラストの調整は、基準電圧発生
回路10の基準電圧を変化させることにより可変でき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成にすること
により、過大映像信号が入力した時の白つぶれを防ぐこ
とができる。また、振幅が小さい映像信号(全体的に暗
い画面)が入力した時には、コントラストを強調し、よ
り明瞭な画面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明映像信号処理回路の第1の実施例を示す
回路ブロック図である。
【図2】本発明映像信号処理回路の第1の実施例を説明
するための波形図である。
【図3】コントラスト制御回路の輝度信号入出力特性図
である。
【図4】本発明映像信号処理回路の第1の実施例を示す
回路ブロック図である。
【符号の説明】
2 コントラスト制御回路 5 カラー復調用IC 7 バッファアンプ 8 第1のローパスフィルタ 9 ピークホールド回路 10 基準電圧発生源 11 比較器 12 第2のローパスフィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも輝度信号を含む映像信号を処
    理する映像信号処理回路において、映像信号中の輝度信
    号のピーク値を検出・保持する手段と、前記検出・保持
    された映像信号を任意の基準レベルと比較する手段を有
    し、前記比較手段からの出力により映像信号の振幅を制
    御する手段とを備えることを特徴とする映像信号処理回
    路。
  2. 【請求項2】 少なくとも輝度信号を含む映像信号を処
    理する映像信号処理回路において、映像信号のR、G、
    B信号のピーク値を検出・保持する手段と、前記検出・
    保持された映像信号を任意の基準レベルと比較する手段
    を有し、前記比較手段からの出力により映像信号の振幅
    を制御する手段とを備えることを特徴とする映像信号処
    理回路。
JP16581691A 1991-07-05 1991-07-05 映像信号処理回路 Pending JPH0514840A (ja)

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JP16581691A JPH0514840A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 映像信号処理回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300569A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Pioneer Electronic Corp 表示パネルの駆動方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03135168A (ja) * 1989-10-20 1991-06-10 Hitachi Ltd 画質コントロール回路

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