JPH05183921A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH05183921A JPH05183921A JP34696391A JP34696391A JPH05183921A JP H05183921 A JPH05183921 A JP H05183921A JP 34696391 A JP34696391 A JP 34696391A JP 34696391 A JP34696391 A JP 34696391A JP H05183921 A JPH05183921 A JP H05183921A
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号の黒ピークを検出して液晶表示部の
黒レベルに一致するようにブライトネス制御し、映像信
号の黒及び白ピークの差分を検出して液晶表示部の黒及
び白レベルの差を一致するようにコントラスト制御し、
更に平均映像レベルの低いときにブライトネスを制御す
ることで、低コントラスト画像が高いコントラストにな
る、いわゆる黒つぶれを減少させる、ハイライト部のい
わゆる白つぶれを減少させる等、映像信号のコントラス
トや平均映像レベルによらず最適な画質を得ることがで
きるようにする。 【構成】 入力映像信号の黒ピークの出力に基いてオフ
セットレベルを決定し、各原色信号にオフセットをかけ
るピーク検出回路31、オフセット回路36、37、3
8と、入力映像信号の白ピークレベルと黒ピークレベル
の差分を検出し、この差分信号に基いてオフセット回路
36、37、38の出力を制御する差分検出回路32、
ゲインコントローラ12、13、14とを備える。
黒レベルに一致するようにブライトネス制御し、映像信
号の黒及び白ピークの差分を検出して液晶表示部の黒及
び白レベルの差を一致するようにコントラスト制御し、
更に平均映像レベルの低いときにブライトネスを制御す
ることで、低コントラスト画像が高いコントラストにな
る、いわゆる黒つぶれを減少させる、ハイライト部のい
わゆる白つぶれを減少させる等、映像信号のコントラス
トや平均映像レベルによらず最適な画質を得ることがで
きるようにする。 【構成】 入力映像信号の黒ピークの出力に基いてオフ
セットレベルを決定し、各原色信号にオフセットをかけ
るピーク検出回路31、オフセット回路36、37、3
8と、入力映像信号の白ピークレベルと黒ピークレベル
の差分を検出し、この差分信号に基いてオフセット回路
36、37、38の出力を制御する差分検出回路32、
ゲインコントローラ12、13、14とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラー液晶ディ
スプレイ、カラービューファインダ、カラー液晶テレビ
ジョン等液晶素子を用いてカラー表示を行う液晶表示装
置等に適用して好適な表示装置に関する。
スプレイ、カラービューファインダ、カラー液晶テレビ
ジョン等液晶素子を用いてカラー表示を行う液晶表示装
置等に適用して好適な表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置は携帯用のカラー小
型テレビジョンや、ビデオカメラのカラービューファイ
ンダ等に幅広く使用されている。
型テレビジョンや、ビデオカメラのカラービューファイ
ンダ等に幅広く使用されている。
【0003】この液晶表示装置には種々の方式のものが
あるが、その代表的なものとしてTFT(Thin−F
ilm Transistor:薄膜トランジスタ)ア
レイを用いたアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装
置が挙げられる。
あるが、その代表的なものとしてTFT(Thin−F
ilm Transistor:薄膜トランジスタ)ア
レイを用いたアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装
置が挙げられる。
【0004】このTFTアレイによる液晶表示装置は、
ガラス基板またはセラミック基板上に薄膜トランジスタ
アレイを形成し、液晶層、透明電極を設けたガラス板を
順次積層して構成される。
ガラス基板またはセラミック基板上に薄膜トランジスタ
アレイを形成し、液晶層、透明電極を設けたガラス板を
順次積層して構成される。
【0005】このTFTアレイによる液晶表示装置は基
板の面積に制約がないことにより画面サイズを自由に選
択でき、またガラス基板上にTFTアレイを配した表示
電極基板は光を透過することにより反射形または透過形
の何れのタイプにおいても使用でき、更に色フィルタ等
の併用によりカラー表示を行うことができるといった利
点を有する。
板の面積に制約がないことにより画面サイズを自由に選
択でき、またガラス基板上にTFTアレイを配した表示
電極基板は光を透過することにより反射形または透過形
の何れのタイプにおいても使用でき、更に色フィルタ等
の併用によりカラー表示を行うことができるといった利
点を有する。
【0006】一例として図3に従来の液晶表示装置を示
し、以下この図3を参照してこの液晶表示装置について
説明する。
し、以下この図3を参照してこの液晶表示装置について
説明する。
【0007】この図3において例えば入力端子1を介し
てコンポジットカラー映像信号がY/C分離回路2及び
同期分離回路24に夫々供給される。
てコンポジットカラー映像信号がY/C分離回路2及び
同期分離回路24に夫々供給される。
【0008】このY/C分離回路2においてコンポジッ
トカラー映像信号は輝度信号Y及びクロマ信号Cに分離
され、輝度信号YはAGC(自動利得制御)回路3に、
クロマ信号Cは復調回路5に夫々供給される。
トカラー映像信号は輝度信号Y及びクロマ信号Cに分離
され、輝度信号YはAGC(自動利得制御)回路3に、
クロマ信号Cは復調回路5に夫々供給される。
【0009】このAGC回路3はAPL(平均映像レベ
ル)検出回路4よりの輝度信号Yの平均映像レベルの検
出結果に基いてY/C分離回路2よりの輝度信号Yの利
得を制御する。
ル)検出回路4よりの輝度信号Yの平均映像レベルの検
出結果に基いてY/C分離回路2よりの輝度信号Yの利
得を制御する。
【0010】このAGC回路3より出力された輝度信号
Yはマトリクス回路6に供給される。
Yはマトリクス回路6に供給される。
【0011】即ち、入力映像信号の平均信号レベルを検
出して輝度信号レベルが或程度一定となるようにフィー
ドバックをかけるようにしている。
出して輝度信号レベルが或程度一定となるようにフィー
ドバックをかけるようにしている。
【0012】一方、復調回路5においては、Y/C分離
回路2より供給されたクロマ信号Cが同期分離回路24
よりの3.58MHzの副搬送波信号により復調され、
これが色差信号R−Y及びB−Yとしてマトリクス回路
6に夫々供給される。
回路2より供給されたクロマ信号Cが同期分離回路24
よりの3.58MHzの副搬送波信号により復調され、
これが色差信号R−Y及びB−Yとしてマトリクス回路
6に夫々供給される。
【0013】マトリクス回路6においては、AGC回路
3よりの輝度信号Y並びに復調回路5よりの色差信号R
−Y及びB−Yがマトリクス処理により原色信号R、
G、Bとされ、夫々オフセット回路8、9及び10に供
給される。
3よりの輝度信号Y並びに復調回路5よりの色差信号R
−Y及びB−Yがマトリクス処理により原色信号R、
G、Bとされ、夫々オフセット回路8、9及び10に供
給される。
【0014】これらオフセット回路8、9及び10は、
明るさを調整するレベルシフタとしてのボリウム7より
の情報に基いて、マトリクス回路6よりの原色信号R、
G、Bに対して夫々オフセット処理を行う。
明るさを調整するレベルシフタとしてのボリウム7より
の情報に基いて、マトリクス回路6よりの原色信号R、
G、Bに対して夫々オフセット処理を行う。
【0015】これらオフセット回路8、9及び10より
の原色信号R、G及びBは夫々ゲインコントローラ(G
C)12、13、及び14に供給される。
の原色信号R、G及びBは夫々ゲインコントローラ(G
C)12、13、及び14に供給される。
【0016】これらゲインコントローラ12、13及び
14は、コントラストを決定するボリウム11(固定)
よりの情報に基いて夫々原色信号R、G及びBに対する
利得を制御する。
14は、コントラストを決定するボリウム11(固定)
よりの情報に基いて夫々原色信号R、G及びBに対する
利得を制御する。
【0017】これらゲインコントローラ12、13及び
14よりの原色信号は夫々ガンマ補正回路16、17及
び18に供給される。
14よりの原色信号は夫々ガンマ補正回路16、17及
び18に供給される。
【0018】これらガンマ補正回路16、17及び18
はガンマ特性を調整するためのボリウム15よりの情報
に基いてゲインコントローラ12、13及び14よりの
原色信号R、G及びBに対するガンマ補正を行う。
はガンマ特性を調整するためのボリウム15よりの情報
に基いてゲインコントローラ12、13及び14よりの
原色信号R、G及びBに対するガンマ補正を行う。
【0019】これらガンマ補正回路16、17及び18
よりの原色信号R、G及びBは夫々反転増幅回路19、
20及び21に供給される。
よりの原色信号R、G及びBは夫々反転増幅回路19、
20及び21に供給される。
【0020】これら反転増幅回路19、20及び21は
タイミング発生回路25よりの反転信号によりガンマ補
正回路16、17及び18よりの原色信号R、G及びB
の反転または非反転を決定する。
タイミング発生回路25よりの反転信号によりガンマ補
正回路16、17及び18よりの原色信号R、G及びB
の反転または非反転を決定する。
【0021】これら反転増幅回路19、20及び21よ
りの原色信号R、G及びBは夫々スイッチ(例えばCM
OSスイッチ等)s1、s2、s3、s4、・・・・s
nに供給される。
りの原色信号R、G及びBは夫々スイッチ(例えばCM
OSスイッチ等)s1、s2、s3、s4、・・・・s
nに供給される。
【0022】さて、入力端子1よりのコンポジットカラ
ー映像信号は同期分離回路24にも供給され、この同期
分離回路24において水平及び垂直同期信号並びに副搬
送波信号が抽出される。
ー映像信号は同期分離回路24にも供給され、この同期
分離回路24において水平及び垂直同期信号並びに副搬
送波信号が抽出される。
【0023】抽出された水平及び垂直同期信号並びに副
搬送波信号の内、副搬送波信号は上述したように復調回
路5に供給される。
搬送波信号の内、副搬送波信号は上述したように復調回
路5に供給される。
【0024】一方、水平及び垂直同期信号はタイミング
発生回路25に供給される。
発生回路25に供給される。
【0025】このタイミング発生回路25では、同期分
離回路24より供給された水平及び垂直同期信号に対し
てPLL(フェーズ・ロックド・ループ)による位相ロ
ックを行うと共に、これら水平及び垂直同期信号に基い
て水平方向シフトレジスタ22のクロックとしての水平
駆動信号p1、垂直方向シフトレジスタ23のクロック
としての垂直駆動信号p2並びに既に説明した反転信号
を発生する。
離回路24より供給された水平及び垂直同期信号に対し
てPLL(フェーズ・ロックド・ループ)による位相ロ
ックを行うと共に、これら水平及び垂直同期信号に基い
て水平方向シフトレジスタ22のクロックとしての水平
駆動信号p1、垂直方向シフトレジスタ23のクロック
としての垂直駆動信号p2並びに既に説明した反転信号
を発生する。
【0026】水平駆動信号p1は水平方向シフトレジス
タ22に、垂直駆動信号p2は垂直方向シフトレジスタ
23に夫々供給される。
タ22に、垂直駆動信号p2は垂直方向シフトレジスタ
23に夫々供給される。
【0027】水平方向シフトレジスタ22には、図に示
すように、アンド回路a1、a2、a3、a4、・・・
・anが接続され、更に隣合うアンド回路a1及びa
2、a2及びa3、a3及びa4、・・・・an−1
(図示を省略する)及びanの各入力端子が互いに接続
される。
すように、アンド回路a1、a2、a3、a4、・・・
・anが接続され、更に隣合うアンド回路a1及びa
2、a2及びa3、a3及びa4、・・・・an−1
(図示を省略する)及びanの各入力端子が互いに接続
される。
【0028】これらアンド回路a1、a2、a3、a
4、・・・・anは夫々非反転及び反転出力端子を有
し、夫々の出力端子はCMOSスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snに接続される。
4、・・・・anは夫々非反転及び反転出力端子を有
し、夫々の出力端子はCMOSスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snに接続される。
【0029】これらスイッチs1、s2、s3、s4、
・・・・snの出力端は表示電極y1、y2、y3、y
4、・・・・ynに夫々接続されている。
・・・・snの出力端は表示電極y1、y2、y3、y
4、・・・・ynに夫々接続されている。
【0030】また、垂直方向シフトレジスタ23には走
査電極x1、x2、x3、・・・・xmが夫々接続さ
れ、上述の表示電極y1、y2、y3、y4、・・・・
ynとの組合せでマトリクス状の配列を形成する。
査電極x1、x2、x3、・・・・xmが夫々接続さ
れ、上述の表示電極y1、y2、y3、y4、・・・・
ynとの組合せでマトリクス状の配列を形成する。
【0031】さて、これら走査電極x1、x2、x3、
・・・・xm及び表示電極y1、y2、y3、・・・・
ynにより形成された格子内にはピクセルL1h1〜L
mhnが配される。
・・・・xm及び表示電極y1、y2、y3、・・・・
ynにより形成された格子内にはピクセルL1h1〜L
mhnが配される。
【0032】これらピクセルL1h1〜Lmhnは、こ
の図において上から順に第1段のピクセル群L1h1、
L1h2、L1h3、・・・・L1hn、第2段のピク
セル群L2h1、L2h2、L2h3、・・・・L2h
n、第3段のピクセル群L3h1、L3h2、L3h
3、・・・・L3hn、・・・・第m段のピクセル群L
mh1、Lmh2、Lmh3、・・・・Lmhnから構
成される。
の図において上から順に第1段のピクセル群L1h1、
L1h2、L1h3、・・・・L1hn、第2段のピク
セル群L2h1、L2h2、L2h3、・・・・L2h
n、第3段のピクセル群L3h1、L3h2、L3h
3、・・・・L3hn、・・・・第m段のピクセル群L
mh1、Lmh2、Lmh3、・・・・Lmhnから構
成される。
【0033】各ピクセルL1h1〜Lmhnは、第1段
目の左から第1番目のピクセルL1h1の構成で示すよ
うに、トランジスタTr、コンデンサc及び等価的に示
した液晶Lから成る。
目の左から第1番目のピクセルL1h1の構成で示すよ
うに、トランジスタTr、コンデンサc及び等価的に示
した液晶Lから成る。
【0034】そしてトランジスタTrのゲートが走査電
極x1、x2、x3、・・・・xmに接続され、トラン
ジスタTrのソースが表示電極y1、y2、y3、・・
・・ynに接続され、トランジスタTrのドレインがコ
ンデンサc及び液晶Lの並列回路の一端に接続される。
極x1、x2、x3、・・・・xmに接続され、トラン
ジスタTrのソースが表示電極y1、y2、y3、・・
・・ynに接続され、トランジスタTrのドレインがコ
ンデンサc及び液晶Lの並列回路の一端に接続される。
【0035】そして、コンデンサc及び液晶Lの並列回
路の他端が後述する駆動電圧の中間電位に保たれる端子
50に接続される。
路の他端が後述する駆動電圧の中間電位に保たれる端子
50に接続される。
【0036】即ち、第1段目第1番(左から)のピクセ
ルL1h1のゲート(トランジスタTrの)が走査電極
x1に接続されると共にソース(トランジスタTrの)
が表示電極y1に接続され、更にドレイン(トランジス
タTrの)が上述の並列回路に接続され、第1段目第2
番のピクセルL1h2のゲート(トランジスタTrの)
が走査電極x1に接続されると共にソース(トランジス
タTrの)が表示電極y2に接続され、更にドレイン
(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続され、
第1段目第3番のピクセルL1h3のゲート(トランジ
スタTrの)が走査電極x1に接続されると共にソース
(トランジスタTrの)が表示電極y3に接続され、更
にドレイン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に
接続され、・・・・第1段目第n番のピクセルL1hn
のゲート(トランジスタTrの)が走査電極x1に接続
されると共にソース(トランジスタTrの)が表示電極
ynに接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)
が上述の並列回路に接続され、第2段目第1番(左か
ら)のピクセルL2h1のゲート(トランジスタTr
の)が走査電極x2に接続されると共にソース(トラン
ジスタTrの)が表示電極y1に接続され、更にドレイ
ン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続さ
れ、第2段目第2番のピクセルL2h2のゲート(トラ
ンジスタTrの)が走査電極x2に接続されると共にソ
ース(トランジスタTrの)が表示電極y2に接続さ
れ、更にドレイン(トランジスタTrの)が上述の並列
回路に接続され、第2段目第3番のピクセルL2h3の
ゲート(トランジスタTrの)が走査電極x2に接続さ
れると共にソース(トランジスタTrの)が表示電極y
3に接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)が
上述の並列回路に接続され、・・・・第2段目第n番の
ピクセルL2hnのゲート(トランジスタTrの)が走
査電極x2に接続されると共にソース(トランジスタT
rの)が表示電極ynに接続され、更にドレイン(トラ
ンジスタTrの)が上述の並列回路に接続され、第3段
目第1番(左から)のピクセルL3h1のゲート(トラ
ンジスタTrの)が走査電極x3に接続されると共にソ
ース(トランジスタTrの)が表示電極y1に接続さ
れ、更にドレイン(トランジスタTrの)が上述の並列
回路に接続され、第3段目第2番のピクセルL3h2の
ゲート(トランジスタTrの)が走査電極x3に接続さ
れると共にソース(トランジスタTrの)が表示電極y
2に接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)が
上述の並列回路に接続され、第3段目第3番のピクセル
L3h3のゲート(トランジスタTrの)が走査電極x
3に接続されると共にソース(トランジスタTrの)が
表示電極y3に接続され、更にドレイン(トランジスタ
Trの)が上述の並列回路に接続され、・・・・第3段
目第n番のピクセルL3hnのゲート(トランジスタT
rの)が走査電極x3に接続されると共にソース(トラ
ンジスタTrの)が表示電極ynに接続され、更にドレ
イン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続さ
れ、・・・・第m段目第1番(左から)のピクセルLm
h1のゲート(トランジスタTrの)が走査電極xmに
接続されると共にソース(トランジスタTrの)が表示
電極y1に接続され、更にドレイン(トランジスタTr
の)が上述の並列回路に接続され、第m段目第2番のピ
クセルLmh2のゲート(トランジスタTrの)が走査
電極xmに接続されると共にソース(トランジスタTr
の)が表示電極y2に接続され、更にドレイン(トラン
ジスタTrの)が上述の並列回路に接続され、第m段目
第3番のピクセルLmh3のゲート(トランジスタTr
の)が走査電極xmに接続されると共にソース(トラン
ジスタTrの)が表示電極y3に接続され、更にドレイ
ン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続さ
れ、・・・・第m段目第n番のピクセルLmhnのゲー
ト(トランジスタTrの)が走査電極xmに接続される
と共にソース(トランジスタTrの)が表示電極ynに
接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)が上述
の並列回路に接続される。
ルL1h1のゲート(トランジスタTrの)が走査電極
x1に接続されると共にソース(トランジスタTrの)
が表示電極y1に接続され、更にドレイン(トランジス
タTrの)が上述の並列回路に接続され、第1段目第2
番のピクセルL1h2のゲート(トランジスタTrの)
が走査電極x1に接続されると共にソース(トランジス
タTrの)が表示電極y2に接続され、更にドレイン
(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続され、
第1段目第3番のピクセルL1h3のゲート(トランジ
スタTrの)が走査電極x1に接続されると共にソース
(トランジスタTrの)が表示電極y3に接続され、更
にドレイン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に
接続され、・・・・第1段目第n番のピクセルL1hn
のゲート(トランジスタTrの)が走査電極x1に接続
されると共にソース(トランジスタTrの)が表示電極
ynに接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)
が上述の並列回路に接続され、第2段目第1番(左か
ら)のピクセルL2h1のゲート(トランジスタTr
の)が走査電極x2に接続されると共にソース(トラン
ジスタTrの)が表示電極y1に接続され、更にドレイ
ン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続さ
れ、第2段目第2番のピクセルL2h2のゲート(トラ
ンジスタTrの)が走査電極x2に接続されると共にソ
ース(トランジスタTrの)が表示電極y2に接続さ
れ、更にドレイン(トランジスタTrの)が上述の並列
回路に接続され、第2段目第3番のピクセルL2h3の
ゲート(トランジスタTrの)が走査電極x2に接続さ
れると共にソース(トランジスタTrの)が表示電極y
3に接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)が
上述の並列回路に接続され、・・・・第2段目第n番の
ピクセルL2hnのゲート(トランジスタTrの)が走
査電極x2に接続されると共にソース(トランジスタT
rの)が表示電極ynに接続され、更にドレイン(トラ
ンジスタTrの)が上述の並列回路に接続され、第3段
目第1番(左から)のピクセルL3h1のゲート(トラ
ンジスタTrの)が走査電極x3に接続されると共にソ
ース(トランジスタTrの)が表示電極y1に接続さ
れ、更にドレイン(トランジスタTrの)が上述の並列
回路に接続され、第3段目第2番のピクセルL3h2の
ゲート(トランジスタTrの)が走査電極x3に接続さ
れると共にソース(トランジスタTrの)が表示電極y
2に接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)が
上述の並列回路に接続され、第3段目第3番のピクセル
L3h3のゲート(トランジスタTrの)が走査電極x
3に接続されると共にソース(トランジスタTrの)が
表示電極y3に接続され、更にドレイン(トランジスタ
Trの)が上述の並列回路に接続され、・・・・第3段
目第n番のピクセルL3hnのゲート(トランジスタT
rの)が走査電極x3に接続されると共にソース(トラ
ンジスタTrの)が表示電極ynに接続され、更にドレ
イン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続さ
れ、・・・・第m段目第1番(左から)のピクセルLm
h1のゲート(トランジスタTrの)が走査電極xmに
接続されると共にソース(トランジスタTrの)が表示
電極y1に接続され、更にドレイン(トランジスタTr
の)が上述の並列回路に接続され、第m段目第2番のピ
クセルLmh2のゲート(トランジスタTrの)が走査
電極xmに接続されると共にソース(トランジスタTr
の)が表示電極y2に接続され、更にドレイン(トラン
ジスタTrの)が上述の並列回路に接続され、第m段目
第3番のピクセルLmh3のゲート(トランジスタTr
の)が走査電極xmに接続されると共にソース(トラン
ジスタTrの)が表示電極y3に接続され、更にドレイ
ン(トランジスタTrの)が上述の並列回路に接続さ
れ、・・・・第m段目第n番のピクセルLmhnのゲー
ト(トランジスタTrの)が走査電極xmに接続される
と共にソース(トランジスタTrの)が表示電極ynに
接続され、更にドレイン(トランジスタTrの)が上述
の並列回路に接続される。
【0037】このような構成において、水平方向シフト
レジスタ22にはタイミング発生回路25よりの水平方
向のクロック信号p1が供給され、垂直方向シフトレジ
スタ23にはタイミング発生回路25よりの垂直方向の
クロック信号p2が供給される。
レジスタ22にはタイミング発生回路25よりの水平方
向のクロック信号p1が供給され、垂直方向シフトレジ
スタ23にはタイミング発生回路25よりの垂直方向の
クロック信号p2が供給される。
【0038】垂直方向シフトレジスタ23はタイミング
発生回路25よりの垂直方向のクロック信号p2に基い
て各走査電極x1、x2、x3、・・・・xmのアドレ
ッシングを行う。
発生回路25よりの垂直方向のクロック信号p2に基い
て各走査電極x1、x2、x3、・・・・xmのアドレ
ッシングを行う。
【0039】そしてこれにより、図5Aに示す如きアド
レス信号がハイレベル“1”となっている期間、垂直方
向シフトレジスタ23により走査電極x1に電圧が供給
され、一方で水平方向シフトレジスタ22から各アンド
回路a1、a2、a3、a4、・・・・anに供給され
るスイッチング信号によりスイッチs1、s2、s3、
s4、・・・・snが順次オンとなる。
レス信号がハイレベル“1”となっている期間、垂直方
向シフトレジスタ23により走査電極x1に電圧が供給
され、一方で水平方向シフトレジスタ22から各アンド
回路a1、a2、a3、a4、・・・・anに供給され
るスイッチング信号によりスイッチs1、s2、s3、
s4、・・・・snが順次オンとなる。
【0040】そして反転増幅回路19、20及び21よ
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルL1h
1、L1h2、L1h3、・・・・L1hnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルL1h
1、L1h2、L1h3、・・・・L1hnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
【0041】同様に図5Bに示す如きアドレス信号がハ
イレベル“1”となっている期間、垂直方向シフトレジ
スタ23により走査電極x2に電圧が供給され、一方で
水平方向シフトレジスタ22から各アンド回路a1、a
2、a3、a4、・・・・anに供給されるゲート信号
によりスイッチs1、s2、s3、s4、・・・・sn
が順次オンとなる。
イレベル“1”となっている期間、垂直方向シフトレジ
スタ23により走査電極x2に電圧が供給され、一方で
水平方向シフトレジスタ22から各アンド回路a1、a
2、a3、a4、・・・・anに供給されるゲート信号
によりスイッチs1、s2、s3、s4、・・・・sn
が順次オンとなる。
【0042】そして反転増幅回路19、20及び21よ
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルL2h
1、L2h2、L2h3、・・・・L2hnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルL2h
1、L2h2、L2h3、・・・・L2hnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
【0043】同様に図5Cに示す如きアドレス信号がハ
イレベル“1”となっている期間、垂直方向シフトレジ
スタ23により走査電極x3に電圧が供給され、一方で
水平方向シフトレジスタ22から各アンド回路a1、a
2、a3、a4、・・・・anに供給されるゲート信号
によりスイッチs1、s2、s3、s4、・・・・sn
が順次オンとなる。
イレベル“1”となっている期間、垂直方向シフトレジ
スタ23により走査電極x3に電圧が供給され、一方で
水平方向シフトレジスタ22から各アンド回路a1、a
2、a3、a4、・・・・anに供給されるゲート信号
によりスイッチs1、s2、s3、s4、・・・・sn
が順次オンとなる。
【0044】そして反転増幅回路19、20及び21よ
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルL3h
1、L3h2、L3h3、・・・・L3hnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルL3h
1、L3h2、L3h3、・・・・L3hnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
【0045】そしてこのようにして第m段目の各ピクセ
ルLmh1、Lmh2、Lmh3、・・・・Lmhnに
おいては、図5Dに示す如きアドレス信号がハイレベル
“1”となっている期間、垂直方向シフトレジスタ23
により走査電極xmに電圧が供給され、一方で水平方向
シフトレジスタ22から各アンド回路a1、a2、a
3、a4、・・・・anに供給されるゲート信号により
スイッチs1、s2、s3、s4、・・・・snが順次
オンとなる。
ルLmh1、Lmh2、Lmh3、・・・・Lmhnに
おいては、図5Dに示す如きアドレス信号がハイレベル
“1”となっている期間、垂直方向シフトレジスタ23
により走査電極xmに電圧が供給され、一方で水平方向
シフトレジスタ22から各アンド回路a1、a2、a
3、a4、・・・・anに供給されるゲート信号により
スイッチs1、s2、s3、s4、・・・・snが順次
オンとなる。
【0046】そして反転増幅回路19、20及び21よ
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルLmh
1、Lmh2、Lmh3、・・・・Lmhnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
りの原色信号R、G及びBがスイッチs1、s2、s
3、s4、・・・・snを介して夫々のピクセルLmh
1、Lmh2、Lmh3、・・・・Lmhnの各トラン
ジスタTrのソースに順次供給され、これらのトランジ
スタTrのドレインより順次出力された電流がコンデン
サcに順次蓄積されると共に、各液晶Lに印加される電
圧により液晶Lの透過率が順次変化する。
【0047】また上述の各トランジスタTrは各スイッ
チs1、s2、s3、s4、・・・・snがオフとなる
と共にオフとなるが、各コンデンサcに蓄積された電荷
により、次に走査されるまでの間、引続き各液晶Lに電
圧が印加されることとなる。
チs1、s2、s3、s4、・・・・snがオフとなる
と共にオフとなるが、各コンデンサcに蓄積された電荷
により、次に走査されるまでの間、引続き各液晶Lに電
圧が印加されることとなる。
【0048】図6に示すように、この液晶表示装置は第
1段目のピクセルL1h1、L1h2、L1h3、・・
・・L1hnから第m段目のピクセルLmh1、Lmh
2、Lmh3、・・・・Lmhnまでライン毎に極性の
反転した電圧が印加される、いわゆるライン反転モード
で駆動されると共に、各ピクセルL1h1〜Lmhnの
各液晶Lに印加される電圧は、第nフィールドと第n+
1フィールドで端子50の電位を中間電位として極性が
逆、即ち、夫々ピークで±4〜5Vとなる。
1段目のピクセルL1h1、L1h2、L1h3、・・
・・L1hnから第m段目のピクセルLmh1、Lmh
2、Lmh3、・・・・Lmhnまでライン毎に極性の
反転した電圧が印加される、いわゆるライン反転モード
で駆動されると共に、各ピクセルL1h1〜Lmhnの
各液晶Lに印加される電圧は、第nフィールドと第n+
1フィールドで端子50の電位を中間電位として極性が
逆、即ち、夫々ピークで±4〜5Vとなる。
【0049】即ち、例えば図3において示した第1段目
のピクセルL1h1、L1h2、L1h3、・・・・L
1hnから第m段目のピクセルLmh1、Lmh2、L
mh3、・・・・Lmhnにライン毎に極性の逆の電圧
が印加されると共に、第1段目のピクセルL1h1、L
1h2、L1h3、・・・・L1hnに印加される電圧
の極性、第2段目のピクセルL2h1、L2h2、L2
h3、・・・・L2hnに印加される電圧の極性、第3
段目のピクセルL3h1、L3h2、L3h3、・・・
・L3hn、・・・・第m段目のピクセルLmh1、L
mh2、Lmh3、・・・・Lmhnに夫々供給される
電圧の極性が第nフィールドと第n+1フィールドでは
逆となる。
のピクセルL1h1、L1h2、L1h3、・・・・L
1hnから第m段目のピクセルLmh1、Lmh2、L
mh3、・・・・Lmhnにライン毎に極性の逆の電圧
が印加されると共に、第1段目のピクセルL1h1、L
1h2、L1h3、・・・・L1hnに印加される電圧
の極性、第2段目のピクセルL2h1、L2h2、L2
h3、・・・・L2hnに印加される電圧の極性、第3
段目のピクセルL3h1、L3h2、L3h3、・・・
・L3hn、・・・・第m段目のピクセルLmh1、L
mh2、Lmh3、・・・・Lmhnに夫々供給される
電圧の極性が第nフィールドと第n+1フィールドでは
逆となる。
【0050】また、この図6において実線の矢印y1で
示すように、印加電圧が中間電位から離れれば離れる
程、黒に近づき、実線の矢印y2で示すように、印加電
圧が中間電位に近づけば近づく程、白に近づく。
示すように、印加電圧が中間電位から離れれば離れる
程、黒に近づき、実線の矢印y2で示すように、印加電
圧が中間電位に近づけば近づく程、白に近づく。
【0051】これは一般にノーマリーホワイトと称され
ている。
ている。
【0052】この逆といえるいわゆるノーマリーブラッ
クにおいては、この図6において実線の矢印y1で示す
ように、印加電圧が中間電位から離れれば離れる程、白
に近づき、実線の矢印y2で示すように、印加電圧が中
間電位に近づけば近づく程、黒に近づく。
クにおいては、この図6において実線の矢印y1で示す
ように、印加電圧が中間電位から離れれば離れる程、白
に近づき、実線の矢印y2で示すように、印加電圧が中
間電位に近づけば近づく程、黒に近づく。
【0053】図7に上述のノーマリーホワイトでの特性
をグラフで示す。
をグラフで示す。
【0054】この図7に示すように、期間w2において
は、入力電圧がピークとしての4〜5Vに近づくにつれ
て透過率が低く、即ち、より黒に近づく。
は、入力電圧がピークとしての4〜5Vに近づくにつれ
て透過率が低く、即ち、より黒に近づく。
【0055】また、図に示すように、期間w1において
は、入力電圧に対して透過率の変化がなく、この期間w
1を一般に不感帯等と称している。
は、入力電圧に対して透過率の変化がなく、この期間w
1を一般に不感帯等と称している。
【0056】このようにして、この点順次方式により上
述のピクセルL1h1〜Lmhnにより1つのカラー画
像を得ることができる。
述のピクセルL1h1〜Lmhnにより1つのカラー画
像を得ることができる。
【0057】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の液
晶表示装置においては、入力映像信号の平均信号レベル
を検出して輝度信号レベルが或程度一定となるようにフ
ィードバックをかけるようにしている。
晶表示装置においては、入力映像信号の平均信号レベル
を検出して輝度信号レベルが或程度一定となるようにフ
ィードバックをかけるようにしている。
【0058】ところで、液晶表示装置の表示部分のダイ
ナミックレンジはデバイスの特性上かなり狭い。
ナミックレンジはデバイスの特性上かなり狭い。
【0059】例えば図4Aに示す如きコントラストの高
い信号(上限が白、下限が黒とされる)が入力された場
合は表示部の表示面上に表示される画像はコントラスト
の高い、いわゆる鮮明な画像となるが、図4Bに示すよ
うなコントラストの低い信号(上限は白、下限は黒とさ
れる)が入力された場合は表示部の表示面上に表示され
る画像はコントラストの低い、いわゆる鮮明さのない画
像となる。
い信号(上限が白、下限が黒とされる)が入力された場
合は表示部の表示面上に表示される画像はコントラスト
の高い、いわゆる鮮明な画像となるが、図4Bに示すよ
うなコントラストの低い信号(上限は白、下限は黒とさ
れる)が入力された場合は表示部の表示面上に表示され
る画像はコントラストの低い、いわゆる鮮明さのない画
像となる。
【0060】しかしながら、上述の液晶表示装置で行っ
ている輝度信号に対する自動利得制御では、上述の如き
コントラストの低い信号が入力された場合に対処するこ
とができず、コントラストの低い信号が入力されたとき
には、コントラストの低い画像のままで表示されてしま
うといった不都合があった。
ている輝度信号に対する自動利得制御では、上述の如き
コントラストの低い信号が入力された場合に対処するこ
とができず、コントラストの低い信号が入力されたとき
には、コントラストの低い画像のままで表示されてしま
うといった不都合があった。
【0061】また、図7に示すように、液晶表示装置の
表示部の特性は、黒近辺ではリニアではないことに起因
して、入力信号の全体レベルが低いときにいわゆる黒つ
ぶれを起こすといった不都合があった。
表示部の特性は、黒近辺ではリニアではないことに起因
して、入力信号の全体レベルが低いときにいわゆる黒つ
ぶれを起こすといった不都合があった。
【0062】また、この逆に、映像のハイライト部での
いわゆる白つぶれを起こす虞があった。
いわゆる白つぶれを起こす虞があった。
【0063】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、映像信号のコントラストや平均映像レベルによらず
最適な画質を得ることのできる表示装置を提案しようと
するものである。
で、映像信号のコントラストや平均映像レベルによらず
最適な画質を得ることのできる表示装置を提案しようと
するものである。
【0064】
【課題を解決するための手段】本発明表示装置は例えば
図1及び図2に示す如く、入力映像信号の黒ピークの出
力に基いてオフセットレベルを決定し、各原色信号にオ
フセットをかける第1の手段31、36、37、38
と、入力映像信号の白ピークレベルと黒ピークレベルの
差分を検出し、この差分信号に基いて第1の手段31、
36、37、38の出力を制御する第2の手段32、1
2、13、14とを備えたものである。
図1及び図2に示す如く、入力映像信号の黒ピークの出
力に基いてオフセットレベルを決定し、各原色信号にオ
フセットをかける第1の手段31、36、37、38
と、入力映像信号の白ピークレベルと黒ピークレベルの
差分を検出し、この差分信号に基いて第1の手段31、
36、37、38の出力を制御する第2の手段32、1
2、13、14とを備えたものである。
【0065】
【作用】上述せる本発明によれば、第1の手段31、3
6、37、38により入力映像信号の黒ピークの出力に
基いてオフセットレベルを決定し、各原色信号にオフセ
ットをかけ、第2の手段32、12、13、14により
入力映像信号の白ピークレベルと黒ピークレベルの差分
を検出し、この差分信号に基いて第1の手段31、3
6、37、38の出力を制御するようにしたので、低コ
ントラスト画像が高いコントラストになる、暗い画像の
いわゆる黒つぶれを減少させることができる、ハイライ
ト部のいわゆる白つぶれを減少させることができる等、
映像信号のコントラストや平均映像レベルによらず最適
な画質を得ることができる。
6、37、38により入力映像信号の黒ピークの出力に
基いてオフセットレベルを決定し、各原色信号にオフセ
ットをかけ、第2の手段32、12、13、14により
入力映像信号の白ピークレベルと黒ピークレベルの差分
を検出し、この差分信号に基いて第1の手段31、3
6、37、38の出力を制御するようにしたので、低コ
ントラスト画像が高いコントラストになる、暗い画像の
いわゆる黒つぶれを減少させることができる、ハイライ
ト部のいわゆる白つぶれを減少させることができる等、
映像信号のコントラストや平均映像レベルによらず最適
な画質を得ることができる。
【0066】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明表示装置の一
実施例について詳細に説明する。
実施例について詳細に説明する。
【0067】この図1において、図3と対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0068】本例においては、この図1に示すように、
AGC回路3の出力端及びマトリクス回路6の接続点を
ウインドウ回路30の入力端に接続し、このウインドウ
回路30の一方の出力端をAPL(平均映像レベル)回
路39の入力端に接続し、このウインドウ回路30の他
方の出力端をピーク検出回路31の入力端に接続する。
AGC回路3の出力端及びマトリクス回路6の接続点を
ウインドウ回路30の入力端に接続し、このウインドウ
回路30の一方の出力端をAPL(平均映像レベル)回
路39の入力端に接続し、このウインドウ回路30の他
方の出力端をピーク検出回路31の入力端に接続する。
【0069】このウインドウ回路30はAGC回路3よ
りの映像信号より、例えば中心付近だけの信号を抜取
り、この抜き取った映像信号の中心付近の信号をAPL
回路39及びピーク検出回路31に夫々供給する。
りの映像信号より、例えば中心付近だけの信号を抜取
り、この抜き取った映像信号の中心付近の信号をAPL
回路39及びピーク検出回路31に夫々供給する。
【0070】APL回路39はウインドウ回路30より
の映像信号の中心付近の信号の平均映像レベルを検出
し、この検出結果をAGC回路3及び後述するオフセッ
ト回路33、34、35に夫々供給する。
の映像信号の中心付近の信号の平均映像レベルを検出
し、この検出結果をAGC回路3及び後述するオフセッ
ト回路33、34、35に夫々供給する。
【0071】一方、ピーク検出回路31はウインドウ回
路30よりの映像信号の中心付近の信号の白ピーク及び
黒ピークを検出し、検出して得た白ピーク信号を差分検
出回路32の非反転入力端子(+)に供給すると共に、
黒ピーク信号を差分検出回路32の反転入力端子(−)
に供給する。
路30よりの映像信号の中心付近の信号の白ピーク及び
黒ピークを検出し、検出して得た白ピーク信号を差分検
出回路32の非反転入力端子(+)に供給すると共に、
黒ピーク信号を差分検出回路32の反転入力端子(−)
に供給する。
【0072】また、このピーク検出回路31は黒ピーク
信号を後述するオフセット回路36、37、38に夫々
供給する。
信号を後述するオフセット回路36、37、38に夫々
供給する。
【0073】さて、差分検出回路32は、ピーク検出回
路31よりの白及び黒ピーク信号の差分を得、この差分
信号をゲインコントローラ12、13、14に夫々供給
する。
路31よりの白及び黒ピーク信号の差分を得、この差分
信号をゲインコントローラ12、13、14に夫々供給
する。
【0074】オフセット回路33、34、35は、AP
L回路39よりの検出信号のレベルが低いときに、マト
リクス回路6よりの原色信号R、G、Bに対して夫々直
流的にシフトしていわゆるブライトの調整を行い、画像
を明るくするようにする。
L回路39よりの検出信号のレベルが低いときに、マト
リクス回路6よりの原色信号R、G、Bに対して夫々直
流的にシフトしていわゆるブライトの調整を行い、画像
を明るくするようにする。
【0075】従って、映像信号のレベルが低いときに生
じるいわゆる黒つぶれを防止することができ、またこの
逆にいわゆる白つぶれを防止することができる。
じるいわゆる黒つぶれを防止することができ、またこの
逆にいわゆる白つぶれを防止することができる。
【0076】これらオフセット回路33、34、35よ
りの原色信号R、G、Bは夫々オフセット回路36、3
7、38に供給される。
りの原色信号R、G、Bは夫々オフセット回路36、3
7、38に供給される。
【0077】これらオフセット回路36、37、38
は、ピーク検出回路31よりの黒ピーク信号に基いて、
オフセット回路33、34、35よりの原色信号R、
G、Bの黒ピークレベルを常に液晶の黒レベルに設定す
る。
は、ピーク検出回路31よりの黒ピーク信号に基いて、
オフセット回路33、34、35よりの原色信号R、
G、Bの黒ピークレベルを常に液晶の黒レベルに設定す
る。
【0078】これらオフセット回路36、37、38よ
りの原色信号R、G、Bはゲインコントローラ12、1
3、14に夫々供給され、差分検出回路32よりの検出
信号に基いた利得を以て増幅され、ガンマ補正回路1
6、17、18に夫々供給される。
りの原色信号R、G、Bはゲインコントローラ12、1
3、14に夫々供給され、差分検出回路32よりの検出
信号に基いた利得を以て増幅され、ガンマ補正回路1
6、17、18に夫々供給される。
【0079】ゲインコントローラ12、13、14にお
いては黒及び白ピークレベルの差分に基いた原色信号
R、G、Bに対する利得調整が行われ、これにより、映
像信号のコントラスト調整が行われる。
いては黒及び白ピークレベルの差分に基いた原色信号
R、G、Bに対する利得調整が行われ、これにより、映
像信号のコントラスト調整が行われる。
【0080】そしてこのコントラスト調整の行われた原
色信号R、G、Bは、ガンマ補正回路16、17、18
においてボリウム15の設定に応じた補正がかけられた
後にスイッチs1、s2、s3、s4、・・・・snに
夫々供給される。
色信号R、G、Bは、ガンマ補正回路16、17、18
においてボリウム15の設定に応じた補正がかけられた
後にスイッチs1、s2、s3、s4、・・・・snに
夫々供給される。
【0081】そして図3において説明したように、各ピ
クセルL1h1〜lmhnによりカラーの画像として表
示される。
クセルL1h1〜lmhnによりカラーの画像として表
示される。
【0082】次に、図2を参照して上述の各オフセット
回路33、34、35、36、37、38並びに差分検
出回路32及びゲインコントローラ12、13、14に
よる動作について説明する。
回路33、34、35、36、37、38並びに差分検
出回路32及びゲインコントローラ12、13、14に
よる動作について説明する。
【0083】この図2において、Aは平均映像レベルが
50%、コントラストが大の場合の基準としてのテスト
信号である。
50%、コントラストが大の場合の基準としてのテスト
信号である。
【0084】Bは平均映像レベルが50%、コントラス
トが小の場合のテスト信号、Cは平均映像レベルが25
%、コントラストが大の場合のテスト信号、Dは平均映
像レベルが25%、コントラストが小の場合のテスト信
号である。
トが小の場合のテスト信号、Cは平均映像レベルが25
%、コントラストが大の場合のテスト信号、Dは平均映
像レベルが25%、コントラストが小の場合のテスト信
号である。
【0085】これら図2Aから図2Dまでの各波形に夫
々a〜fの符号を付し、且つ、図1において各回路より
の出力ラインにこれら各波形a〜fの符号を付す。
々a〜fの符号を付し、且つ、図1において各回路より
の出力ラインにこれら各波形a〜fの符号を付す。
【0086】各波形図において、一点鎖線で示す上限の
線は白レベル、破線で示す下限は黒レベルを示し、液晶
表示部に供給される原色信号R、G、Bは下限レベル以
下がスライスされるものとする。
線は白レベル、破線で示す下限は黒レベルを示し、液晶
表示部に供給される原色信号R、G、Bは下限レベル以
下がスライスされるものとする。
【0087】先ず、図2Aから説明するに、この図2A
のaに示す如き波形aがAGC回路3に供給された場合
は、マトリクス回路6より出力される原色信号(但しテ
スト信号の場合である)R、G、Bは、図2Aに示す如
き波形bとなって出力される。
のaに示す如き波形aがAGC回路3に供給された場合
は、マトリクス回路6より出力される原色信号(但しテ
スト信号の場合である)R、G、Bは、図2Aに示す如
き波形bとなって出力される。
【0088】そしてこの図2Aに示す波形bの信号がオ
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが50%であるので、これらオフセッ
ト回路33、34、35においてはオフセットが与えら
れず、従って、これらオフセット回路33、34、35
よりの出力波形は図2Aにおいて夫々cで示す波形とな
る。
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが50%であるので、これらオフセッ
ト回路33、34、35においてはオフセットが与えら
れず、従って、これらオフセット回路33、34、35
よりの出力波形は図2Aにおいて夫々cで示す波形とな
る。
【0089】このcで示す波形の信号はオフセット回路
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aの黒ピーク検出レベルは
基準となっているので、これらオフセット回路36、3
7、38においてオフセットが与えられてシフトされる
ことはなく、従って、これらオフセット回路36、3
7、38よりの出力波形はdで示す波形となる。
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aの黒ピーク検出レベルは
基準となっているので、これらオフセット回路36、3
7、38においてオフセットが与えられてシフトされる
ことはなく、従って、これらオフセット回路36、3
7、38よりの出力波形はdで示す波形となる。
【0090】さて、これらオフセット回路36、37、
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが大であるので、差分検出回路32において差
分が検出されず、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられることはない。
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが大であるので、差分検出回路32において差
分が検出されず、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられることはない。
【0091】従ってこれらゲインコントローラ12、1
3、14よりの出力波形はeで示すように、入力波形a
と略同じ波形となる。
3、14よりの出力波形はeで示すように、入力波形a
と略同じ波形となる。
【0092】そしてこれらゲインコントローラ12、1
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
【0093】そしてこれらガンマ補正回路16、17、
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
【0094】次に図2Bにaで示す波形の信号がAGC
回路3に供給された場合について説明する。
回路3に供給された場合について説明する。
【0095】この図2Bのaで示す如き波形aがAGC
回路3に供給された場合は、マトリクス回路6より出力
される原色信号(但しテスト信号の場合である)R、
G、Bは、図2Bに示す如き波形bとなって出力され
る。
回路3に供給された場合は、マトリクス回路6より出力
される原色信号(但しテスト信号の場合である)R、
G、Bは、図2Bに示す如き波形bとなって出力され
る。
【0096】そしてこの図2Bに示す波形bの信号がオ
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが50%であるので、これらオフセッ
ト回路33、34、35においてはオフセットが与えら
れず、従って、これらオフセット回路33、34、35
よりの出力波形は図2Bにおいて夫々cで示す波形とな
る。
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが50%であるので、これらオフセッ
ト回路33、34、35においてはオフセットが与えら
れず、従って、これらオフセット回路33、34、35
よりの出力波形は図2Bにおいて夫々cで示す波形とな
る。
【0097】このcで示す波形の信号はオフセット回路
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aの黒ピーク検出レベルが
高いため、これらオフセット回路36、37、38にお
いてオフセットが与えられてシフトされ、即ち、ブライ
トネスが黒側にシフトされ、従って、これらオフセット
回路36、37、38よりの出力波形はdで示す波形と
なる。
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aの黒ピーク検出レベルが
高いため、これらオフセット回路36、37、38にお
いてオフセットが与えられてシフトされ、即ち、ブライ
トネスが黒側にシフトされ、従って、これらオフセット
回路36、37、38よりの出力波形はdで示す波形と
なる。
【0098】さて、これらオフセット回路36、37、
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが小であるので、差分検出回路32において差
分が検出され、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられる。
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが小であるので、差分検出回路32において差
分が検出され、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられる。
【0099】従ってこれらゲインコントローラ12、1
3、14よりの出力波形はeで示すコントラストが調整
されてコントラストが高くなった波形となる。
3、14よりの出力波形はeで示すコントラストが調整
されてコントラストが高くなった波形となる。
【0100】そしてこれらゲインコントローラ12、1
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
【0101】そしてこれらガンマ補正回路16、17、
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
【0102】従って、入力される映像信号のコントラス
トが小さい場合において、表示される画像はコントラス
トの高い、いわゆる鮮明な画像となる。
トが小さい場合において、表示される画像はコントラス
トの高い、いわゆる鮮明な画像となる。
【0103】次に図2Cにaで示す波形の信号がAGC
回路3に供給された場合について説明する。
回路3に供給された場合について説明する。
【0104】この図2Cのaで示す如き波形aがAGC
回路3に供給された場合は、マトリクス回路6より出力
される原色信号(但しテスト信号の場合である)R、
G、Bは、図2Cに示す如き波形bとなって出力され
る。
回路3に供給された場合は、マトリクス回路6より出力
される原色信号(但しテスト信号の場合である)R、
G、Bは、図2Cに示す如き波形bとなって出力され
る。
【0105】そしてこの図2Cに示す波形bの信号がオ
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが25%、即ち、平均映像レベルが低
いことに起因するいわゆる黒つぶれの信号であるので、
これらオフセット回路33、34、35においてオフセ
ットが与えられて直流的にシフトされてブライトネスが
白側にシフトされ、従って、これらオフセット回路3
3、34、35よりの出力波形は図2Cにおいて夫々c
で示す波形となる。
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが25%、即ち、平均映像レベルが低
いことに起因するいわゆる黒つぶれの信号であるので、
これらオフセット回路33、34、35においてオフセ
ットが与えられて直流的にシフトされてブライトネスが
白側にシフトされ、従って、これらオフセット回路3
3、34、35よりの出力波形は図2Cにおいて夫々c
で示す波形となる。
【0106】このcで示す波形の信号はオフセット回路
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aのコントラストが高いた
め、これらオフセット回路36、37、38においてオ
フセットが与えられてシフトされることはなく、従っ
て、これらオフセット回路36、37、38よりの出力
波形はdで示す波形となる。
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aのコントラストが高いた
め、これらオフセット回路36、37、38においてオ
フセットが与えられてシフトされることはなく、従っ
て、これらオフセット回路36、37、38よりの出力
波形はdで示す波形となる。
【0107】さて、これらオフセット回路36、37、
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが大であるので、差分検出回路32において差
分は検出されず、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられることはない。
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが大であるので、差分検出回路32において差
分は検出されず、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられることはない。
【0108】従ってこれらゲインコントローラ12、1
3、14よりの出力波形はeで示す波形となる。
3、14よりの出力波形はeで示す波形となる。
【0109】そしてこれらゲインコントローラ12、1
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
【0110】そしてこれらガンマ補正回路16、17、
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
【0111】従って、入力される映像信号の平均映像レ
ベルが低いことに起因するいわゆる黒つぶれを防止する
ことができる。
ベルが低いことに起因するいわゆる黒つぶれを防止する
ことができる。
【0112】次に図2Dにaで示す波形の信号がAGC
回路3に供給された場合について説明する。
回路3に供給された場合について説明する。
【0113】この図2Dのaで示す如き波形aがAGC
回路3に供給された場合は、マトリクス回路6より出力
される原色信号(但しテスト信号の場合である)R、
G、Bは、図2Dに示す如き波形bとなって出力され
る。
回路3に供給された場合は、マトリクス回路6より出力
される原色信号(但しテスト信号の場合である)R、
G、Bは、図2Dに示す如き波形bとなって出力され
る。
【0114】そしてこの図2Dに示す波形bの信号がオ
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが25%、即ち、平均映像レベルが低
いことに起因するいわゆる黒つぶれの信号であるので、
これらオフセット回路33、34、35においてオフセ
ットが与えられて直流的にシフトされてブライトネスが
白側にシフトされ、従って、これらオフセット回路3
3、34、35よりの出力波形は図2Dにおいて夫々c
で示す波形となる。
フセット回路33、34、35に夫々供給されるが、上
述したように、AGC回路3に供給された時点での信号
は平均映像レベルが25%、即ち、平均映像レベルが低
いことに起因するいわゆる黒つぶれの信号であるので、
これらオフセット回路33、34、35においてオフセ
ットが与えられて直流的にシフトされてブライトネスが
白側にシフトされ、従って、これらオフセット回路3
3、34、35よりの出力波形は図2Dにおいて夫々c
で示す波形となる。
【0115】このcで示す波形の信号はオフセット回路
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aの黒ピーク検出レベルが
高いため、これらオフセット回路36、37、38にお
いてオフセットが与えられてシフトされ、即ち、ブライ
トネスが黒側にシフトされ、従って、これらオフセット
回路36、37、38よりの出力波形はdで示す波形と
なる。
36、37、38に夫々供給されるが、AGC回路3に
供給された時点での入力波形aの黒ピーク検出レベルが
高いため、これらオフセット回路36、37、38にお
いてオフセットが与えられてシフトされ、即ち、ブライ
トネスが黒側にシフトされ、従って、これらオフセット
回路36、37、38よりの出力波形はdで示す波形と
なる。
【0116】さて、これらオフセット回路36、37、
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが小であるので、差分検出回路32において差
分が検出され、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられる。
38よりのdの波形で示す信号は夫々ゲインコントロー
ラ12、13、14に夫々供給されるが、波形aはコン
トラストが小であるので、差分検出回路32において差
分が検出され、従って、これらゲインコントローラ1
2、13、14においてdで示す波形の信号に対してゲ
インがかけられる。
【0117】従ってこれらゲインコントローラ12、1
3、14よりの出力波形はeで示すコントラストが調整
されてコントラストが高くなった波形となる。
3、14よりの出力波形はeで示すコントラストが調整
されてコントラストが高くなった波形となる。
【0118】そしてこれらゲインコントローラ12、1
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
3、14より夫々出力されたeで示す波形の信号は夫々
ガンマ補正回路16、17、18に供給される。
【0119】そしてこれらガンマ補正回路16、17、
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
18においてボリウム15の設定に基いた補正が行わ
れ、fで示す波形となって出力される。
【0120】従って、入力される映像信号の平均映像レ
ベルが低いことに起因するいわゆる黒つぶれを防止する
ことができると共に、入力される映像信号のコントラス
トが小さい場合において、表示される画像をコントラス
トの高い、いわゆる鮮明な画像とすることができる。
ベルが低いことに起因するいわゆる黒つぶれを防止する
ことができると共に、入力される映像信号のコントラス
トが小さい場合において、表示される画像をコントラス
トの高い、いわゆる鮮明な画像とすることができる。
【0121】尚、映像のハイライト部分において、いわ
ゆる白つぶれが生じた場合においても、例えばAPL回
路39による平均映像レベルの検出によるレベルシフト
等により低減することが期待できる。
ゆる白つぶれが生じた場合においても、例えばAPL回
路39による平均映像レベルの検出によるレベルシフト
等により低減することが期待できる。
【0122】また、原色信号R、G、Bに対応してオフ
セット回路を更に3つ設け、ピーク検出回路31の白ピ
ークの出力を、新たに設けたオフセット回路に夫々供給
し、白ピークレベルに応じたレベル制御を行い、いわゆ
る白つぶれを防止するようにしても良い。
セット回路を更に3つ設け、ピーク検出回路31の白ピ
ークの出力を、新たに設けたオフセット回路に夫々供給
し、白ピークレベルに応じたレベル制御を行い、いわゆ
る白つぶれを防止するようにしても良い。
【0123】このように、本例においては映像信号の黒
ピークを検出して液晶表示部の黒レベルに一致するよう
にブライトネスを制御すると共に、映像信号の黒ピーク
及び白ピークの差分を検出して液晶表示部の黒レベルと
白レベルの差を一致するようにコントラストを制御する
ようにし、更に平均映像レベルが低いときにブライトネ
スを制御するようにしたので、低コントラスト画像が高
いコントラストになる、暗い画像のいわゆる黒つぶれを
減少させることができる、ハイライト部のいわゆる白つ
ぶれを減少させることができる等、映像信号のコントラ
ストや平均映像レベルによらず最適な画質を得ることが
できる
ピークを検出して液晶表示部の黒レベルに一致するよう
にブライトネスを制御すると共に、映像信号の黒ピーク
及び白ピークの差分を検出して液晶表示部の黒レベルと
白レベルの差を一致するようにコントラストを制御する
ようにし、更に平均映像レベルが低いときにブライトネ
スを制御するようにしたので、低コントラスト画像が高
いコントラストになる、暗い画像のいわゆる黒つぶれを
減少させることができる、ハイライト部のいわゆる白つ
ぶれを減少させることができる等、映像信号のコントラ
ストや平均映像レベルによらず最適な画質を得ることが
できる
【0124】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0125】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、第1の手段に
より入力映像信号の黒ピークの出力に基いてオフセット
レベルを決定し、各原色信号にオフセットをかけ、第2
の手段により入力映像信号の白ピークレベルと黒ピーク
レベルの差分を検出し、この差分信号に基いて第1の手
段の出力を制御するようにしたので、低コントラスト画
像が高いコントラストになる、暗い画像のいわゆる黒つ
ぶれを減少させることができる、ハイライト部のいわゆ
る白つぶれを減少させることができる等、映像信号のコ
ントラストや平均映像レベルによらず最適な画質を得る
ことができる利益がある。
より入力映像信号の黒ピークの出力に基いてオフセット
レベルを決定し、各原色信号にオフセットをかけ、第2
の手段により入力映像信号の白ピークレベルと黒ピーク
レベルの差分を検出し、この差分信号に基いて第1の手
段の出力を制御するようにしたので、低コントラスト画
像が高いコントラストになる、暗い画像のいわゆる黒つ
ぶれを減少させることができる、ハイライト部のいわゆ
る白つぶれを減少させることができる等、映像信号のコ
ントラストや平均映像レベルによらず最適な画質を得る
ことができる利益がある。
【0126】
【図1】本発明表示装置の一実施例を示すブロック線図
である。
である。
【図2】本発明表示装置の一実施例の説明に供する波形
図である。
図である。
【図3】従来の表示装置の例を示す構成図である。
【図4】従来の表示装置の説明に供する入力信号の例を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図5】従来の液晶表示装置の例の説明に供するタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図6】液晶の駆動を示す波形図である。
【図7】ノーマリーホワイトの特性を示すグラフであ
る。
る。
【符号の説明】 19、20、21 極性反転増幅回路 22 水平方向シフトレジスタ 23 垂直方向シフトレジスタ 24 同期分離回路 30 タイミング発生回路 c コンデンサ L1h1、L1h2、L1h3、・・・・Lmhn ピ
クセル x1、x2、・・・・xm 走査電極 y1、y2、・・・・yn 表示電極
クセル x1、x2、・・・・xm 走査電極 y1、y2、・・・・yn 表示電極
Claims (2)
- 【請求項1】 入力映像信号の黒ピークの出力に基いて
オフセットレベルを決定し、各原色信号にオフセットを
かける第1の手段と、 上記入力映像信号の白ピークレベルと黒ピークレベルの
差分を検出し、この差分信号に基いて上記第1の手段の
出力のゲインを制御する第2の手段とを備えたことを特
徴とする表示装置。 - 【請求項2】 輝度信号の平均レベルを検出し、この出
力に基いて各原色信号にオフセットをかける手段を備え
たことを特徴とする上記請求項1記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34696391A JPH05183921A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34696391A JPH05183921A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183921A true JPH05183921A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18387005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34696391A Pending JPH05183921A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05183921A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003199121A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-11 | Korea Electronics Telecommun | カラー変換係数生成チップセット装置、その制御方法、および、hdtvシステムの画質改善装置 |
WO2018055657A1 (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 画像表示装置および画像表示方法 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP34696391A patent/JPH05183921A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003199121A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-11 | Korea Electronics Telecommun | カラー変換係数生成チップセット装置、その制御方法、および、hdtvシステムの画質改善装置 |
WO2018055657A1 (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 画像表示装置および画像表示方法 |
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