JPH05148075A - 石英坩堝の洗浄装置 - Google Patents
石英坩堝の洗浄装置Info
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- JPH05148075A JPH05148075A JP33935091A JP33935091A JPH05148075A JP H05148075 A JPH05148075 A JP H05148075A JP 33935091 A JP33935091 A JP 33935091A JP 33935091 A JP33935091 A JP 33935091A JP H05148075 A JPH05148075 A JP H05148075A
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Abstract
姿勢変更が不要で、被洗浄面に対し洗浄液を動きのある
方法で、かつ混在する大きさの坩堝を同一手段で洗浄可
能の微小気泡を含有する石英坩堝の洗浄手段を提供する
こと。 【構成】 坩堝開口面を下向きに設置して、その坩堝の
内周面と外周面との表面をスプレーノズルで洗浄可能と
して構成するとともに、該スプレーノズル用の供給弁を
切り換えることにより、前記スプレーノズルより化学洗
浄液である弗化水素酸液と該洗浄液の洗いだし用の純水
とを選択的に噴出できるように構成するとともに、それ
らの洗浄操作の後に少なくとも前記坩堝の内周面側に付
着液の払拭のための窒素ガス噴出ノズルを配設して、該
窒素ガスによる乾燥のための予備操作を可能に構成する
ものである。
Description
結晶引き上げ用石英坩堝に係わり、その石英坩堝製造の
洗浄工程に使用する、特に微小気泡を含有する石英坩堝
の洗浄装置に関する。
上げ用石英坩堝は、その坩堝表面を良好な温度分布に保
持することが、良質な単結晶を製造する一要因であるの
で、その温度環境を実現するために、計画的に微小気泡
を坩堝内部に含むように、微小気泡を含有する石英坩堝
は製造される(特開昭60−215534号公報)。一方、石英
坩堝は特にその内面層が不純物元素を含む等汚染されて
いると、引き上げられる単結晶に対して大きな悪影響を
与えるので、製造の最終工程において化学洗浄(例:弗
化水素酸液使用)が行なわれる。この化学洗浄は、当該
坩堝を一定時間化学洗浄液に滞留させ、表面を液に浸食
させてから純水により化学洗浄液の脱液処理を行い、そ
の純水洗浄を終えてから、乾燥工程に移される。従来の
石英坩堝の洗浄・乾燥工程は、搬入→HF洗浄→純水洗
浄→乾燥→搬出、の各工程の1連から成り、その間に当
該坩堝を所要場所へ運ぶ、移送作業が行われる。
からのそれぞれの供給液、HFおよび純水を供給して当
該坩堝を洗浄していた。その手段は、作業者にとり危険
なHF液は、坩堝を治具とともに洗浄槽に沈め、イ)そ
の治具を揺動または回転させたり(特開昭 58−89978号
公報)、ロ)開口面上向きの内部に洗浄液を満たし、ま
たはハ)該液を静かに流下させる(特開平 1−293175号
公報)などして洗浄する。いずれの手段でも、洗浄後に
は坩堝内部の底部に滞留する洗浄液は、坩堝を傾斜・倒
立させるなどの坩堝の姿勢を変えて、排出させなければ
ならない。上記した坩堝製造において、坩堝自体は年々
大型になりその大型化傾向に伴い、洗浄のための液タン
ク、洗浄後の坩堝よりの排液の取り出し、乾燥のための
装置とその熱負荷対応、それらに使用する治具に対し、
数々の改良と投資が行われてきたが、それにも拘らず、
例えば坩堝の重量の増大化や取り扱う化学洗浄液の危険
性は減ることはなく、作業者に対する作業環境の悪化は
無視し得ない状態である。換言すれば、これら従来技術
における努力は、規模の大きさに伴うものであっても、
技術的にマイナーな改良に留まっていた。すなわち洗浄
装置の従来技術では、坩堝の大型化のたびに関係装置・
治具を取り替え、配管を変更するなど、対症療法的改良
範囲にあった。
学的洗浄は、基本的には化学的洗浄液が静置された中で
坩堝を浸漬させるバッチ式の、薬液の移動の少ない方法
であり、経過時間とともに坩堝表面と接触して変容する
薬液の化学的反応の結果、当該坩堝の上下位置、または
開口部付近と閉鎖内奥部分近傍とでは洗浄液の活性が異
なるなどして、必ずしも洗浄時間に比例して効果的な不
純物濃度の低減・洗い出しが出来るとは限らない。従来
の洗浄は基本的に小型の坩堝に対応する手段であり、必
然的に坩堝の大型化に伴い、洗浄槽の液張り、液抜きな
どの予備時間は増々長くなり、作業中の坩堝の姿勢の変
更は、危険性を増し、その時の準備時間中の危険な作業
工程も長くなる傾向にある。石英坩堝の大きさが、短い
サイクルで変更が生じることで、装置・治具の大きさを
一定に出来ない要因と合わせて、前記したイ)ないし
ハ)の洗浄手段の持つ技術方式が、能率的な自動化を進
める障害の1つとなっていた。
鑑み、前記石英坩堝の構造の特性を充分考慮し、洗浄作
業中に三次元的な坩堝姿勢を変更することのない、該坩
堝の大きさの増大化など社会的需要の対応を図りつつ、
効果的洗浄方式の採用によって能率的な自動化要因を作
り出し、石英坩堝製品にとり洗浄工程での良好な製造環
境の作出、もしくはアイドル時間の縮小と作業環境の向
上を図った、石英坩堝の洗浄装置を提供することを目的
とする。
うに、前記開口面を下向きに設置された坩堝の内周面側
と外周面側をそれぞれスプレーノズルで洗浄可能に構成
するとともに、図5に示すように、該スプレーノズルの
供給弁の切り換え操作により前記ノズルより弗化水素酸
と純水を選択的に噴出可能に構成したことを特徴とする
ものである。また少なくとも前記坩堝の内周面側に前記
スプレーノズルとともに窒素ガス噴出ノズルを備えて構
成したことを特徴とするものである。この場合前記スプ
レーノズルは窒素ガス噴出ノズルと共用とする必要はな
く、また坩堝設定部位の全域に対応して必要に応じて両
ノズルを多方向に配設して効果的に設けてよい。そして
この洗浄手段が結果的に時間管理可能の手段とするもの
である。
5に、請求項2は図5に、その内容をそれぞれ図示す
る。
に、洗浄期間中に化学洗浄と純水洗浄などの工程毎に坩
堝位置を移動しまたは姿勢変更をするのでなく、図1に
示すごとく当初の設置位置で全ての洗浄操作を行うこと
が可能となり、少しも不具合になることなく洗浄するこ
とが出来る。この結果、外部からの配管・バルブ操作の
みで洗浄操作が可能となるとともに、前記安全な場所で
の作業者の作業を可能とするとともに、前記HFの洗浄
液はつねに活性度の高い新鮮な状態の液を、その液圧力
を制御可能に供給するために、大きさの異なる対象石英
坩堝が引続き洗浄する場合になったとしても良好な洗浄
操作を簡単に作業者が制御して行うことが出来るととも
に、図5に示すように、このHFと純水とを共用配管で
洗浄操作を行い、まだ有効活性のあるHFを循環使用可
能とするので、洗浄液管理が出来、また高い経済的効果
を上げることが出来る。そして後処理を含めた全ての洗
浄操作が同一場所で行うので、危険なHFの取扱もHF
使用後に、使用配管、使用場所とその周囲を容易に純水
で希釈して低濃度化または無害化出来るので、本発明装
置は、洗浄室安全化装置として活用できる。またHF・
純水の洗浄の後に窒素ガス(以下、N2 )を噴出、当該
坩堝表面に吹き付けることにより、該坩堝の内外表面の
水分を払拭するように構成するので、次工程で行う乾燥
負荷の低減に、このN2 処理は効果的な後処理操作とな
る。更に本発明装置の構成は、前記外部からの配管・バ
ルブ操作のみで行う洗浄操作によって、その操作を時間
制御により統制できるので、その他の工程操作と連動さ
せて、自動化となし得る操作であり、従って他の工程を
含める一連の操作全体の製造技術を向上させることが出
来る。
を例示的に詳しく説明する。ただしこの実施例に記載さ
れている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置な
どは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎ
ない。図1は、石英坩堝用の、本発明の実施例である洗
浄装置の要部を示す、側面図で、回転装置10が固設す
る洗浄装置13を中心にモータボックス19により回転
可能に配設している。該回転装置10のターンテーブル
11はその周縁下部床面に配設する回転ローラ11aに載
置されて回転自在とするとともに、該ターンテーブル1
1は、その中央下部に付設する、図4に図示の従動歯車
11cが前記モータボックス19の駆動によって結果的に
連動して回転可能になっている。前記ターンテーブル1
1上は、一対の支持棒7がそれぞれ平行にかつ上面水平
になるように配設して、下駄の歯状にワーク台を形成し
て、坩堝設置位置のなるように構成する。予定された坩
堝1の設置状態に適用するように、前記回転装置10の
中央に配設するものの他に、該洗浄装置13は洗浄室内
の周壁及び天井の要所に、N2 ノズル14とほぼ同じ位
置にともに配設する。前記洗浄装置13は一または複数
のスプレーノズル13aないし13fから構成し、共用配管
12の要所に連通して、洗浄液の吐出を可能とする。該
N2 ノズル14も前記洗浄装置13と同様な構成で、N
2 配管にN2 噴出可能に配管される。該洗浄室床下のピ
ット15には、ピット排水管15aが配管されて、ここに
図示しない位置で接続されて、適宜に排水回収管66ま
たは循環液用戻り管67に振り分けられる。
浄・乾燥工程装置の全体を示す、平面図で、右から左に
搬入部4、洗浄槽2、乾燥槽3そして搬出部8が設けら
れている。前記各槽は、一対の石英坩堝1が設置可能の
ように区分されて各室を形成し、前記洗浄槽2には各室
毎に排気口31が配設され、機外で処理可能に排気主管
33に配管されている。前記乾燥槽3には各室毎に、一
方の側壁面に空気取入口28が新鮮空気Jを取入れ可能
に設けられ、他方の側壁面に自動開閉型の排気ダンパー
35を有する排気口36が、室内空気を排気可能に排気
主管37に案内して、機外で処理可能になっている。該
各室には、石英坩堝1が載置さるべき坩堝設置部位1a
ないし1qが、平行で水平な一対の支持棒7を付設して
各工程部位に設けられている。搬出部8には前記坩堝1
の存在を検知するフォトセンサからなる検知器8aを配
する。図3は、石英坩堝用の、本発明に係わる洗浄・乾
燥工程装置の全体を示す、一部破断面を含む側面図で、
前記した搬入部4と搬出部8には、搬出機構6a、6b
が、坩堝1を保持して搬送可能に、洗浄槽2と乾燥槽3
を通して連なる一対の移動レール42に配設して、タイ
ミングベルト41で左右に移動可能になっている。前記
洗浄槽2には坩堝設置部位1g、1hをそれぞれ設け、
スプレーノズルからなる洗浄装置13を付設する回転装
置10が坩堝1を載置して回転可能に配設され、同様に
前記乾燥槽3には坩堝設置部位1k、1lをそれぞれ設
ける乾燥装置20が配設される。前記槽内部の要所に空
間遮断用のシャッタ54が、その槽壁面要所には点検扉
69が設けられている。前記各槽2、3の下部には排液
集水用のピット15が設けられ、洗浄・乾燥工程装置の
全体は、搬出・搬入時の便宜のための移動車52上にあ
って、堅固な基礎53に載置している。図4は、本発明
実施例の、洗浄装置の回転装置の作用を示す要部平面図
で、一対の該回転装置10のターンテーブル11が、モ
ータ19aによって回転伝達歯車18a、18bを介して回転
可能になっている。
管のフローシートで、坩堝1に内挿可能に配設するとと
もに、該坩堝1の外面を洗浄可能に配設する、HFと純
水を供給可能のスプレーノズルからなる洗浄装置13
は、共用配管12に配管され、該共用配管12は、バル
ブ切り替え操作によりそれぞれ純水配管63と循環液供
給配管66とに連通可能になっている。該HFの供給時
には、特に供給弁12m、12n、64a、64bを開に、供給
弁63aを閉に、その他の関係バルブを開に操作して、H
F供給槽56、供給ポンプ59により循環タンク55に
移送された該HFを循環ポンプ58により流量計60に
より管理された該HFが、前記循環液供給管66によっ
て前記洗浄装置13へ供給可能になっている。また該純
水の供給時には、特に該供給弁12m、12n、63a、64a
を開に、該供給弁64bを閉に操作して、ここに図示しな
い純水供給手段により該純水が供給可能になっている。
一方、室内のN2 用ノズル14は、専用供給弁を介して
N2 供給源である窒素ガスボンベ57に連通するN2 配
管に接続される。なお前記配管系に使用するバルブは、
その制御に関連するものを空気作動型の供給弁として、
配管操作が自動化可能にするとともに、洗浄槽2の各個
別の前記坩堝設置部位毎に個別制御可能に配管構成がな
されている。
での搬送機構の全体を示す、正面図で、搬送機構6は2
個一対の石英坩堝1を個別に保持可能になって配設して
なり、その一連の搬出機構6はレール部材43を介して
洗浄・乾燥工程装置に共通して形成する移動架台受梁3
8上の移動レール42上に前後移動可能になっていて、
ここに図示しない装置外の操作手段により、その制御操
作がなされる。図7は、本発明実施例に関連する、搬送
機構の要部を示す平面図で、駆動源40は反転ギアボッ
クスを介して、その端部を支持枠44の桁44aと44b
とに嵌設する軸受け51aに保持されたドライブ軸45
の各軸45aと45bとを反転させ、左右の横桟46aと46b
とを求心的にまたは遠心的に移動可能になっている。図
8は、本発明実施例に関連する、搬送機構の要部を示
す、側面図で、石英坩堝支持体26に載置する坩堝1
は、その両側端底部に搬送機構6の一対の保持ブロック
47が密着状に差し込まれ、同じくその坩堝1側面に密
着状に当接する補助ブロック48とともに前記坩堝1を
左右から挟み込んで、上下に移動させ且つ搬送可能にな
っている。該保持ブロック47は、支持枠44に支えら
れて駆動系39を構成するアーム部材46、ドライブ軸
45および反転ギアボックス39aを介して、トルクモー
タ40からなる駆動源40によって移動制御可能となっ
ている。
坩堝用の乾燥装置の作用を説明する、要部断面図で、室
内内壁面に熱反射体22bを付設する乾燥室9に配設する
赤外線ヒータ21の下側に半円弧上に熱反射体22aを配
する、熱放射域rを有する該赤外線ヒータ21が、赤外
線を損失なく透過する透明石英ガラスから成る石英坩堝
支持体26上の、最大坩堝投影空間大きさRをもち微小
気泡を含有する石英坩堝1に対し、熱損失少なく効果的
に加熱作用を可能の構成になっている。図10は、本発
明実施例に関連する、乾燥装置の全体を説明する側面図
で、天井開閉機構17により開閉天井16を有して密閉
可能の、乾燥槽3内の区分された1なる乾燥室9へ、高
性能のフィルタ29と遮光ルーバー30を通って、排気
口34から排出するようにして、室内は換気可能となっ
ている。床面はヒータ支持台23上に赤外線ヒータ21
が、その端子を端子カバー24に保護されて配設され、
その上方にベース板25が支持ベース27を保持して、
平行で水平状態にある、一対の石英坩堝支持体26を固
設して、坩堝設置部位を形成し、当該坩堝1が移送され
た時に正規位置に載置可能になっている。
程を説明するブロック図で、坩堝1は搬入工程1Aによ
り、洗浄槽2内に導入される。そしてHF洗浄工程1B
から純水洗浄工程1Cの後にN2 吹付工程、その後に乾
燥槽3への移送工程1Eがあって、乾燥工程1Fとな
る。一対の搬送機構6の一方が操作されて、該乾燥工程
1Fの時点に次の搬入工程2Aが平行して作業開始され
る。該乾燥工程1Fの終了後に取出工程1Gが行われ
て、一連の全体の洗浄・乾燥工程が終了する。
部4より移送され回転装置10上の坩堝設置部位に正置
された坩堝1は、その姿勢が開口面を水平にして、上方
に底部が位置するように支持棒7上に載置される。次に
該坩堝1に対するHF洗浄工程1Bに入り、HF洗浄用
の供給弁が自動操作され、しかる後に循環ポンプ58か
ら供給するHFが流量計を介して専用のHF供給配管6
4、共用配管12を経て洗浄装置13に送られ、各スプ
レーノズル13aないし13fより噴出される。同時にモー
タボックス19を操作してモータ19aを駆動させ、該回
転装置10が回転し、幾回りをする間に、該スプレーノ
ズル13よりの吐出液が前記坩堝1の内外表面の各部に
万遍ない動的接触を繰り返し、常に変わらない管理され
た活性の高い洗浄液による化学的洗浄が続けられる。そ
の後に純水洗浄工程1Cへ移行する。所定時間後に該循
環ポンプ58の停止、純水洗浄用の供給弁操作へのシフ
トがなされ、純水供給を可能とした上で、ここに図示し
ない純水源より、前記洗浄装置13へ送水が行われる。
該純水により一定時間後に該共用配管12中の残留HF
は配管外に排除されて、全ての洗浄装置13からの前記
坩堝1に対する純水洗浄が行われる。前記回転装置10
は回転し、前記坩堝1表面に対する万偏ない付着HFの
洗い出しがなされる。HFの洗い出しが終了すると、N
2 吹き付け工程に移る。N2 吹き付けは前工程で前記坩
堝1に付着する水分の拭払を行うもので、不活性なN2
の前記作用で、前記坩堝1の障害となるものはない。該
N2 による拭払作業が済むと、当該供給弁の閉によるN
2 供給の停止、前記回転装置10の停止そして室内のN
2 ガスの排気が行われる。室内雰囲気状態を検査した後
に、全ての洗浄関連工程は終了する。そして次の移送工
程1Eに移る。
操作が行われるので、噴射させる液やガスを一定方向へ
指向させるだけで、坩堝表面全てに対応可能なので、液
流、ガス流の持つ吐出圧を有効に活用でき、その到達距
離を長くまた速度保留域を高く出来る。そしてこの回転
操作は、坩堝大きさの混在する洗浄の態様によく適応さ
せることが可能である。即ち洗浄工程中の前記回転装置
10の運転によって、洗浄対象坩堝1の大きさによりそ
の回転速度が調節される。その結果スプレーノズル13
やN2 ノズル14から坩堝表面への液流、ガス流の到達
距離が変化して坩堝表面における作用が異なる要因が生
じても、対応可能となっている。一方前記共用配管12
によって、HF使用後に純水を供給する操作には、共用
配管12内の洗浄を兼ねる効果が生じて、洗浄室内の配
管保全管理に良好な効果を現すこととなる。
ての洗浄処理が石英坩堝を倒立させた初期の状態をその
洗浄終了まで姿勢の変更をすることなく行うものである
ので、坩堝自体と作業者の安全の確保と洗浄が回転装置
上で回転させながらスプレーノズルより本処理と後処理
との動的洗浄を行うことにより洗浄効果の向上を図りつ
つ前記N2 ガスによる乾燥前処理の効果を次工程の乾燥
工程の負荷軽減に資するとともに、大きさの異なる混在
する坩堝洗浄操作にも容易な対応が図れる、微小気泡を
含有する石英坩堝の洗浄装置をを提供することが出来
る、等の種々の著効を有し、本発明にして始めて高い自
動化要因を有する、その洗浄効果を遠隔制御可能の異種
坩堝混在用の当該洗浄装置の提供が可能になり、その実
用的価値は極めて大である。又前記実施例では坩堝の洗
浄装置について詳細に説明したが、これのみに限定され
ず共用配管を有して、回転装置を併用して好適な被洗浄
物の洗浄装置にも適用可能である。
の要部を示す、側面図である。
装置の全体を示す、平面図である。
装置の全体を示す、一部破断面を含む側面図である。
示す、要部平面図である。
ートである。
の全体を示す、正面図である。
す、平面図である。
す、側面図である。
置の作用を説明する、要部断面図である。
説明する、側面図である。
る、ブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 開口面を下向きに設置された坩堝の内周
面側と外周面側をそれぞれスプレーノズルで洗浄可能に
構成するとともに、該スプレーノズルの供給弁の切り換
え操作により前記ノズルより弗化水素酸と純水を選択的
に噴出可能に構成したことを特徴とする石英坩堝の洗浄
装置。 - 【請求項2】 少なくとも前記坩堝の内周面側に前記ス
プレーノズルとともに窒素ガス噴出ノズルを備えた請求
項1記載の石英坩堝の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339350A JP2770093B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 石英坩堝の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339350A JP2770093B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 石英坩堝の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05148075A true JPH05148075A (ja) | 1993-06-15 |
JP2770093B2 JP2770093B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=18326626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3339350A Expired - Lifetime JP2770093B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 石英坩堝の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2770093B2 (ja) |
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-
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- 1991-11-29 JP JP3339350A patent/JP2770093B2/ja not_active Expired - Lifetime
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