JPH05147765A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
- Publication number
- JPH05147765A JPH05147765A JP3317068A JP31706891A JPH05147765A JP H05147765 A JPH05147765 A JP H05147765A JP 3317068 A JP3317068 A JP 3317068A JP 31706891 A JP31706891 A JP 31706891A JP H05147765 A JPH05147765 A JP H05147765A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing
- document
- roller
- leaf spring
- pressing body
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- Pending
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Image Input (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿を搬送する駆動ローラと押えローラとの
圧接力を調整し得る原稿読取装置を提供する。 【構成】 押圧体２２の押圧部２１で板ばね１９を撓ま
せ、板ばね１９の圧力で押えローラ１６の軸部１７を押
圧することにより押えローラ１６を駆動ローラ７に圧接
するが、支持体２４に保持された調整部材２７を変位さ
せて原稿搬送路３と直交する方向における押圧体２２の
位置を変えることにより板ばね１９の撓み量を調整す
る。したがって、製造工程における部品のバラツキ、経
年変化、原稿の紙質の変化等の各種の要因が変化して
も、駆動ローラ７に対する押えローラ１６の圧接力を調
整して常に原稿を一定の速度で搬送する。これにより、
読取画像が副走査方向に伸縮する状態を回避する。
圧接力を調整し得る原稿読取装置を提供する。 【構成】 押圧体２２の押圧部２１で板ばね１９を撓ま
せ、板ばね１９の圧力で押えローラ１６の軸部１７を押
圧することにより押えローラ１６を駆動ローラ７に圧接
するが、支持体２４に保持された調整部材２７を変位さ
せて原稿搬送路３と直交する方向における押圧体２２の
位置を変えることにより板ばね１９の撓み量を調整す
る。したがって、製造工程における部品のバラツキ、経
年変化、原稿の紙質の変化等の各種の要因が変化して
も、駆動ローラ７に対する押えローラ１６の圧接力を調
整して常に原稿を一定の速度で搬送する。これにより、
読取画像が副走査方向に伸縮する状態を回避する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿移動型の原稿読取
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、図４及び図５に従来例を示す。対
をなす案内板１，２を上下方向に所定の間隔を開けて対
向配置することにより原稿搬送路３が形成されている。
下方の案内板１の後方に反時計方向に駆動される原稿分
離ローラ４が設けられ、上方の案内板２には原稿を原稿
分離ローラ４に圧接する弾性片５と、ゴム等の弾性を有
する材料により形成されて原稿分離ローラ４に接触され
た摩擦分離片６とが設けられている。ここで、原稿分離
ローラ４の摩擦係数が最も高く、摩擦分離片６の摩擦係
数はその次に高く、原稿の摩擦係数は最も低い値に設定
されている。したがって、図４において矢印Ａ方向から
複数枚の原稿を挿入しても、最上層の原稿は摩擦分離片
６の抵抗により進行が妨げられ、中間の原稿は互いにス
リップし、最下層の原稿のみが原稿分離ローラ４により
強制的に左方に送られる。
をなす案内板１，２を上下方向に所定の間隔を開けて対
向配置することにより原稿搬送路３が形成されている。
下方の案内板１の後方に反時計方向に駆動される原稿分
離ローラ４が設けられ、上方の案内板２には原稿を原稿
分離ローラ４に圧接する弾性片５と、ゴム等の弾性を有
する材料により形成されて原稿分離ローラ４に接触され
た摩擦分離片６とが設けられている。ここで、原稿分離
ローラ４の摩擦係数が最も高く、摩擦分離片６の摩擦係
数はその次に高く、原稿の摩擦係数は最も低い値に設定
されている。したがって、図４において矢印Ａ方向から
複数枚の原稿を挿入しても、最上層の原稿は摩擦分離片
６の抵抗により進行が妨げられ、中間の原稿は互いにス
リップし、最下層の原稿のみが原稿分離ローラ４により
強制的に左方に送られる。
【０００３】また、下方の案内板１には外周部が弾性を
有する材料により形成された二つの駆動ローラ７が原稿
の搬送方向に対して所定の間隔を開けて定位置で回転自
在に保持されているとともに、これらの駆動ローラ７の
間に位置する透明なコンタクトガラス８が固定的に設け
られている。これらの駆動ローラ７は、共通のベルトに
駆動されるプーリを有して同速で駆動されるものであ
る。そして、案内板１の下方にはＬＥＤアレイ９と複数
のミラー１０，１１，１２と収束レンズ１３と画像読取
部である固体撮像素子１４とが設けられている。前記Ｌ
ＥＤアレイ９は前記コンタクトガラス８の上面に搬送さ
れる原稿を照明し、前記収束レンズ１３は前記ミラー１
０，１１，１２により反射された原稿の画像を前記固体
撮像素子１４に結像するものである。
有する材料により形成された二つの駆動ローラ７が原稿
の搬送方向に対して所定の間隔を開けて定位置で回転自
在に保持されているとともに、これらの駆動ローラ７の
間に位置する透明なコンタクトガラス８が固定的に設け
られている。これらの駆動ローラ７は、共通のベルトに
駆動されるプーリを有して同速で駆動されるものであ
る。そして、案内板１の下方にはＬＥＤアレイ９と複数
のミラー１０，１１，１２と収束レンズ１３と画像読取
部である固体撮像素子１４とが設けられている。前記Ｌ
ＥＤアレイ９は前記コンタクトガラス８の上面に搬送さ
れる原稿を照明し、前記収束レンズ１３は前記ミラー１
０，１１，１２により反射された原稿の画像を前記固体
撮像素子１４に結像するものである。
【０００４】前記案内板２は両側に相対向する側板１５
を有し、これらの側板１５には前記駆動ローラ７に接触
された押えローラ１６の両端から突出する軸部１７を回
転自在及び上下動自在に保持する溝１８が形成されてい
る。これらの押えローラ１６の外周部はゴム等の弾性を
有する材料により形成されている。また、二つの押えロ
ーラ１６の両端から突出する軸部１７に跨って当接され
た二つの板ばね１９が平行に設けられている。さらに、
前記案内板２の両側には螺子管が埋設されたボス２０が
形成され、これらのボス２０の螺子管には両側に押圧部
２１を有する横長の押圧体２２が螺子２３により固定さ
れている。これらの押圧部２１により前記板ばね１９の
中央が押圧されている。
を有し、これらの側板１５には前記駆動ローラ７に接触
された押えローラ１６の両端から突出する軸部１７を回
転自在及び上下動自在に保持する溝１８が形成されてい
る。これらの押えローラ１６の外周部はゴム等の弾性を
有する材料により形成されている。また、二つの押えロ
ーラ１６の両端から突出する軸部１７に跨って当接され
た二つの板ばね１９が平行に設けられている。さらに、
前記案内板２の両側には螺子管が埋設されたボス２０が
形成され、これらのボス２０の螺子管には両側に押圧部
２１を有する横長の押圧体２２が螺子２３により固定さ
れている。これらの押圧部２１により前記板ばね１９の
中央が押圧されている。
【０００５】次に、動作について説明する。図４におい
て、板ばね１９は押圧体２２の押圧部２１に押圧されて
撓まされ、その反力で押えローラ１６を駆動ローラ７に
圧接する。したがって、矢印Ａ方向から挿入された原稿
は駆動ローラ７と押えローラ１６とに挾持されて左方に
搬送される。この搬送過程で原稿の画像が固体撮像素子
１４に読み取られる。
て、板ばね１９は押圧体２２の押圧部２１に押圧されて
撓まされ、その反力で押えローラ１６を駆動ローラ７に
圧接する。したがって、矢印Ａ方向から挿入された原稿
は駆動ローラ７と押えローラ１６とに挾持されて左方に
搬送される。この搬送過程で原稿の画像が固体撮像素子
１４に読み取られる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】駆動ローラ７と押えロ
ーラ１６との外周面は摩擦係数が高い材料により形成さ
れているものであるが、案内板１，２の相対位置、駆動
ローラ７の取付位置、案内板２に対する押圧体２２の取
付位置、駆動ローラ７や押えローラ１６や押圧体２２自
体の寸法、板ばね１９の強さ等の製造工程上の部品のバ
ラツキにより、駆動ローラ７に対する押えローラ１６の
圧接力にバラツキが生ずる。さらに、搬送される原稿の
紙質、経年変化による駆動ローラ７及び押えローラ１６
の摩擦係数の低下等の要因により、原稿の搬送量が変動
する。一方、光学系における読み取り動作は一定のタイ
ミングをもって行われるため、読取画像データが伸び或
いは圧縮される等、画像品質に影響が生ずる。
ーラ１６との外周面は摩擦係数が高い材料により形成さ
れているものであるが、案内板１，２の相対位置、駆動
ローラ７の取付位置、案内板２に対する押圧体２２の取
付位置、駆動ローラ７や押えローラ１６や押圧体２２自
体の寸法、板ばね１９の強さ等の製造工程上の部品のバ
ラツキにより、駆動ローラ７に対する押えローラ１６の
圧接力にバラツキが生ずる。さらに、搬送される原稿の
紙質、経年変化による駆動ローラ７及び押えローラ１６
の摩擦係数の低下等の要因により、原稿の搬送量が変動
する。一方、光学系における読み取り動作は一定のタイ
ミングをもって行われるため、読取画像データが伸び或
いは圧縮される等、画像品質に影響が生ずる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿搬送路の
定位置に原稿の搬送方向に対して所定の間隔を開けて回
転自在に配設された複数の駆動ローラと、これらの駆動
ローラに接触された複数の押えローラと、前記原稿搬送
路に対向配置された画像読取部と、複数の前記押えロー
ラの軸部に当接された複数の板ばねと、これらの板ばね
の中間部に当接された押圧部を有して前記原稿搬送路に
対して垂直方向に変位自在に保持された押圧体と、この
押圧体の背面に対向されて固定的に設けられた支持体
と、この支持体に前記原稿搬送方向と直交する方向に変
位自在に保持されて前記押圧体に当接された調整部材と
により構成した。
定位置に原稿の搬送方向に対して所定の間隔を開けて回
転自在に配設された複数の駆動ローラと、これらの駆動
ローラに接触された複数の押えローラと、前記原稿搬送
路に対向配置された画像読取部と、複数の前記押えロー
ラの軸部に当接された複数の板ばねと、これらの板ばね
の中間部に当接された押圧部を有して前記原稿搬送路に
対して垂直方向に変位自在に保持された押圧体と、この
押圧体の背面に対向されて固定的に設けられた支持体
と、この支持体に前記原稿搬送方向と直交する方向に変
位自在に保持されて前記押圧体に当接された調整部材と
により構成した。
【０００８】
【作用】押圧体の押圧部で板ばねを撓ませ、板ばねの圧
力で押えローラの軸部を押圧することにより押えローラ
を駆動ローラに圧接するが、支持体に保持された調整部
材を変位させて原稿搬送路と直交する方向における押圧
体の位置を変えることにより板ばねの撓み量を調整する
ことができ、したがって、各部の部品寸法や各部品の取
付寸法のバラツキ、或いは、経年変化による駆動ローラ
や押えローラの摩擦係数の変化、さらには原稿の紙質の
変化等の各種の要因が変化しても、駆動ローラに対する
押えローラの圧接力を調整して常に原稿を一定の速度で
搬送することができ、これにより、読取画像が副走査方
向に伸縮する状態を回避することができる。
力で押えローラの軸部を押圧することにより押えローラ
を駆動ローラに圧接するが、支持体に保持された調整部
材を変位させて原稿搬送路と直交する方向における押圧
体の位置を変えることにより板ばねの撓み量を調整する
ことができ、したがって、各部の部品寸法や各部品の取
付寸法のバラツキ、或いは、経年変化による駆動ローラ
や押えローラの摩擦係数の変化、さらには原稿の紙質の
変化等の各種の要因が変化しても、駆動ローラに対する
押えローラの圧接力を調整して常に原稿を一定の速度で
搬送することができ、これにより、読取画像が副走査方
向に伸縮する状態を回避することができる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図１ないし図３に基づい
て説明する。図４及び図５において説明した部分と同一
部分は同一符号を用い説明も省略する。案内板２の両側
に形成された左右一対のボス２０には横長の支持体２４
の両側が螺子２３により固定され、この支持体２４の両
側には押圧体２２の両側に立設されたピン２５を摺動自
在に保持する案内部２６が形成されている。すなわち、
この押圧体２２はピン２５と案内部２６との嵌合により
原稿搬送路３と直交する方向に変位自在に保持されてい
る。また、支持体２４の中央部には押圧体２２の背面の
中央部に当接された調整部材である調整螺子２７が螺合
され、この調整螺子２７には支持体２４の背面に当接さ
れたナット２８が螺合されている。
て説明する。図４及び図５において説明した部分と同一
部分は同一符号を用い説明も省略する。案内板２の両側
に形成された左右一対のボス２０には横長の支持体２４
の両側が螺子２３により固定され、この支持体２４の両
側には押圧体２２の両側に立設されたピン２５を摺動自
在に保持する案内部２６が形成されている。すなわち、
この押圧体２２はピン２５と案内部２６との嵌合により
原稿搬送路３と直交する方向に変位自在に保持されてい
る。また、支持体２４の中央部には押圧体２２の背面の
中央部に当接された調整部材である調整螺子２７が螺合
され、この調整螺子２７には支持体２４の背面に当接さ
れたナット２８が螺合されている。
【００１０】このような構成において、押圧体２２の押
圧部２１で板ばね１９を撓ませ、板ばね１９の圧力で押
えローラ１６の軸部１７を押圧することにより押えロー
ラ１６を駆動ローラ７に圧接するが、ナット２８を緩め
て支持体２４に螺合された調整螺子２７の高さを変える
ことにより、原稿搬送路３と直交する方向における押圧
体２２の位置を変えることができ、これにより、板ばね
１９の撓み量を調整することができる。したがって、案
内板１，２の相対位置、駆動ローラ７の取付位置、案内
板２に対する押圧体２２の取付位置、駆動ローラ７や押
えローラ１６や押圧体２２自体の寸法、板ばね１９の強
さ等の製造上のバラツキ、或いは、経年変化による駆動
ローラ７及び押えローラ１６の摩擦係数の低下、さらに
は、搬送される原稿の紙質等の要因が変化しても、駆動
ローラ７に対する押えローラ１６の圧接力を調整して常
に原稿を一定の速度で搬送することができる。これによ
り、読取画像が副走査方向に伸縮する状態を回避するこ
とができる。
圧部２１で板ばね１９を撓ませ、板ばね１９の圧力で押
えローラ１６の軸部１７を押圧することにより押えロー
ラ１６を駆動ローラ７に圧接するが、ナット２８を緩め
て支持体２４に螺合された調整螺子２７の高さを変える
ことにより、原稿搬送路３と直交する方向における押圧
体２２の位置を変えることができ、これにより、板ばね
１９の撓み量を調整することができる。したがって、案
内板１，２の相対位置、駆動ローラ７の取付位置、案内
板２に対する押圧体２２の取付位置、駆動ローラ７や押
えローラ１６や押圧体２２自体の寸法、板ばね１９の強
さ等の製造上のバラツキ、或いは、経年変化による駆動
ローラ７及び押えローラ１６の摩擦係数の低下、さらに
は、搬送される原稿の紙質等の要因が変化しても、駆動
ローラ７に対する押えローラ１６の圧接力を調整して常
に原稿を一定の速度で搬送することができる。これによ
り、読取画像が副走査方向に伸縮する状態を回避するこ
とができる。
【００１１】本実施例においては、調整螺子２７の回転
角を連続的に変化させることができるため、押圧体２２
の高さ及び板ばね１９の強さを連続的に変化させること
ができる。また、外周面の半径が連続的に変化する偏心
カムを調整部材として水平な軸心をもって支持体２４に
設け、この偏心カムの外周面の任意位置で押圧体２２を
押圧しても同様の作用を得ることができる。勿論、半径
が段階的に変化するカムで押圧体２２を押圧してこの押
圧体２２の高さを段階的に変化させてもよい。或いは、
これらの偏心カムやカムに変えて水平な軸心をもって回
動するレバーにより押圧体２２を押圧しても同様の作用
を得ることができる。このように、調整部材は調整螺子
２７に限られるものではない。
角を連続的に変化させることができるため、押圧体２２
の高さ及び板ばね１９の強さを連続的に変化させること
ができる。また、外周面の半径が連続的に変化する偏心
カムを調整部材として水平な軸心をもって支持体２４に
設け、この偏心カムの外周面の任意位置で押圧体２２を
押圧しても同様の作用を得ることができる。勿論、半径
が段階的に変化するカムで押圧体２２を押圧してこの押
圧体２２の高さを段階的に変化させてもよい。或いは、
これらの偏心カムやカムに変えて水平な軸心をもって回
動するレバーにより押圧体２２を押圧しても同様の作用
を得ることができる。このように、調整部材は調整螺子
２７に限られるものではない。
【００１２】前記実施例において、画像読取部として固
体撮像素子を用いたが、これに代えて公知の画像読取セ
ンサを採用することもできる。
体撮像素子を用いたが、これに代えて公知の画像読取セ
ンサを採用することもできる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、原稿搬送路の定位置に原稿の
搬送方向に対して所定の間隔を開けて回転自在に配設さ
れた複数の駆動ローラと、これらの駆動ローラに接触さ
れた複数の押えローラと、前記原稿搬送路に対向配置さ
れた画像読取部と、複数の前記押えローラの軸部に当接
された複数の板ばねと、これらの板ばねの中間部に当接
された押圧部を有して前記原稿搬送路に対して垂直方向
に変位自在に保持された押圧体と、この押圧体の背面に
対向されて固定的に設けられた支持体と、この支持体に
前記原稿搬送と直交する方向に変位自在に保持されて前
記押圧体に当接された調整部材とにより構成したので、
押圧体の押圧部で板ばねを撓ませ、板ばねの圧力で押え
ローラの軸部を押圧することにより押えローラを駆動ロ
ーラに圧接するが、支持体に保持された調整部材を変位
させて原稿搬送路と直交する方向における押圧体の位置
を変えることにより板ばねの撓み量を調整することがで
き、したがって、各部の部品寸法や各部品の取付寸法の
バラツキ、或いは、経年変化による駆動ローラや押えロ
ーラの摩擦係数の変化、さらには原稿の紙質の変化等の
各種の要因が変化しても、駆動ローラに対する押えロー
ラの圧接力を調整して常に原稿を一定の速度で搬送する
ことができ、これにより、読取画像が副走査方向に伸縮
する状態を回避することができる等の効果を有する。
搬送方向に対して所定の間隔を開けて回転自在に配設さ
れた複数の駆動ローラと、これらの駆動ローラに接触さ
れた複数の押えローラと、前記原稿搬送路に対向配置さ
れた画像読取部と、複数の前記押えローラの軸部に当接
された複数の板ばねと、これらの板ばねの中間部に当接
された押圧部を有して前記原稿搬送路に対して垂直方向
に変位自在に保持された押圧体と、この押圧体の背面に
対向されて固定的に設けられた支持体と、この支持体に
前記原稿搬送と直交する方向に変位自在に保持されて前
記押圧体に当接された調整部材とにより構成したので、
押圧体の押圧部で板ばねを撓ませ、板ばねの圧力で押え
ローラの軸部を押圧することにより押えローラを駆動ロ
ーラに圧接するが、支持体に保持された調整部材を変位
させて原稿搬送路と直交する方向における押圧体の位置
を変えることにより板ばねの撓み量を調整することがで
き、したがって、各部の部品寸法や各部品の取付寸法の
バラツキ、或いは、経年変化による駆動ローラや押えロ
ーラの摩擦係数の変化、さらには原稿の紙質の変化等の
各種の要因が変化しても、駆動ローラに対する押えロー
ラの圧接力を調整して常に原稿を一定の速度で搬送する
ことができ、これにより、読取画像が副走査方向に伸縮
する状態を回避することができる等の効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図２】その斜視図である。
【図３】図２におけるＢ−Ｂ線部の縦断正面図である。
【図４】従来例を示す縦断側面図である。
【図５】その斜視図である。
３ 原稿搬送路 ７ 駆動ローラ １４ 画像読取部 １６ 押えローラ １７ 軸部 １９ 板ばね ２１ 押圧部 ２２ 押圧体 ２４ 支持体 ２７ 調整部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/00 １０８ Ｍ 4226−5Ｃ 1/12 Ｚ 7037−5Ｃ
Claims (1)
- 【請求項１】 原稿搬送路の定位置に原稿の搬送方向に
対して所定の間隔を開けて回転自在に配設された複数の
駆動ローラと、これらの駆動ローラに接触された複数の
押えローラと、前記原稿搬送路に対向配置された画像読
取部と、複数の前記押えローラの軸部に当接された複数
の板ばねと、これらの板ばねの中間部に当接された押圧
部を有して前記原稿搬送路に対して垂直方向に変位自在
に保持された押圧体と、この押圧体の背面に対向されて
固定的に設けられた支持体と、この支持体に前記原稿搬
送方向と直交する方向に変位自在に保持されて前記押圧
体に当接された調整部材とよりなることを特徴とする原
稿読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317068A JPH05147765A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317068A JPH05147765A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147765A true JPH05147765A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18084071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3317068A Pending JPH05147765A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 原稿読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147765A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140402A (ja) * | 2011-03-29 | 2011-07-21 | Toshiba Tec Corp | プリンタ |
| CN103879806A (zh) * | 2014-04-02 | 2014-06-25 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 薄片类介质图像获取装置 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3317068A patent/JPH05147765A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140402A (ja) * | 2011-03-29 | 2011-07-21 | Toshiba Tec Corp | プリンタ |
| CN103879806A (zh) * | 2014-04-02 | 2014-06-25 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 薄片类介质图像获取装置 |
| US9544461B2 (en) | 2014-04-02 | 2017-01-10 | Grg Banking Equipment Co., Ltd. | Device for acquiring image of slice medium |
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