JPH05147636A - ラベリングマシンの不良ラベル除去装置 - Google Patents

ラベリングマシンの不良ラベル除去装置

Info

Publication number
JPH05147636A
JPH05147636A JP3337790A JP33779091A JPH05147636A JP H05147636 A JPH05147636 A JP H05147636A JP 3337790 A JP3337790 A JP 3337790A JP 33779091 A JP33779091 A JP 33779091A JP H05147636 A JPH05147636 A JP H05147636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
drum
main drum
main
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3337790A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ozawa
一夫 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K L KK
Original Assignee
K L KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by K L KK filed Critical K L KK
Priority to JP3337790A priority Critical patent/JPH05147636A/ja
Publication of JPH05147636A publication Critical patent/JPH05147636A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的簡単な構造で主ドラムが高速回転しても
不良ラベルを確実に除去でき、かつ容器から不良ラベル
を剥がす作業を不要にする。 【構成】ラベル13を1枚ずつ吸引して引取るバキュー
ムドラム16の周縁に近接してセンサ44が設けられ、
このセンサ44がラベル13の表面の印刷状態を検出す
る。ラベル13に糊を塗布する糊ゴムロール24をロー
ル作動手段28が主ドラム17に接離させる。主ドラム
17の外周面に凹溝17bが円周方向に形成され、主ド
ラム17の容器20が外接する位置より下流の位置で凹
溝17bにラベル除去櫛21の先端が挿入される。セン
サ44の検出出力に基づいてコントローラ47はロール
作動手段28を制御する。不良のラベル13には糊が塗
布されず、このラベル13はラベル除去櫛21により主
ドラム17から引き剥がされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベリングマシンにて容
器にラベルを貼付する前に不良ラベルを検出しかつこれ
を除去する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の不良ラベル除去装置として、バ
キュームドラムがラベル保持具からラベルを1枚ずつ吸
引して引取り、バキュームドラムの周縁に近接して設け
られたセンサがラベルの表面の印刷状態を検出し、この
ラベルを主ドラムが吸引して更に引取り、主ドラムの外
周面に円周方向に形成された凹溝にラベル除去櫛をソレ
ノイド等の櫛作動手段により出入れ可能に設け、センサ
の検出出力に基づいてコントローラが櫛作動手段を制御
するように構成されたラベリングマシンにおける不良ラ
ベルの除去装置が開示されている(特公平3−4981
0)。この装置はセンサがラベルの不良を検出すると、
コントローラがラベル除去櫛の先端を凹溝に挿入してこ
の不良ラベルを主ドラムから引き剥がすようになってい
る。この結果、不良ラベルが容器に貼付されることがな
いので、容器から不良ラベルを剥がす煩わしい作業が不
要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置で
は、ラベル除去櫛を櫛作動手段により凹溝に出入れする
必要があるため構造が複雑になる不具合があった。また
ラベル除去櫛の作動のタイミングを調整するのに時間を
要し、主ドラムを高速回転させるに従ってラベル除去櫛
の作動のタイミングの調整が更に難しくなる問題点があ
った。更に上記装置では、容器に貼付されたラベルのし
わの発生防止や貼付ラベルの剥がれ防止を目的としてラ
ベルの裏面全面に糊を塗布しようとしても、主ドラムの
外周面に凹溝が形成されるので、ラベルの凹溝に位置す
る箇所に糊を均一に塗布できない恐れがあった。
【0004】本発明の第1の目的は、比較的簡単な構造
で主ドラムが高速回転しても不良ラベルを確実に除去で
き、かつ容器から不良ラベルを剥がす作業を不要にした
ラベリングマシンの不良ラベル除去装置を提供すること
にある。本発明の第2の目的は、ラベルの裏面全面に糊
を均一に塗布することのできるラベリングマシンの不良
ラベル除去装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1、図3及び図
5を用いて説明する。本発明の第1は図1に示すよう
に、ラベル13を1枚ずつ吸引して引取るバキュームド
ラム16と、バキュームドラム16に引取られたラベル
13を吸引してこのドラムから引取る主ドラム17と、
主ドラム17に引取られたラベル13に糊を塗布する糊
ゴムロール24と、糊ゴムロール24を主ドラム17に
接離させるロール作動手段28と、ラベル13が貼付さ
れる容器20を主ドラム17の周縁に供給しかつ排出す
る容器給排手段18とを備えたラベリングマシンの改良
である。その特徴ある構成は、バキュームドラム16に
引取られたラベル13の表面の印刷状態を検出するセン
サ44と、主ドラム17の外周面に円周方向に形成され
た凹溝17bと、主ドラム17の容器20が外接する位
置より下流の位置で凹溝17bに先端が挿入されたラベ
ル除去櫛21と、センサ44の検出出力に基づいてロー
ル作動手段28を制御するコントローラ47とを備えた
ところにある。また本発明の第2は図3に示すように、
バキュームドラム16に引取られたラベル13の表面の
印刷状態を検出するセンサ44と、主ドラム67の外周
面に設けられたエア吹出孔67bと、主ドラム67の糊
ゴムロール24が外接する位置より下流の所定の回転位
置に到来したエア吹出孔67bに圧縮エア源38から管
路64を介してエアを供給可能なエア給排部材68と、
管路64に設けられ管路64を開閉する切換弁66と、
センサ44の検出出力に基づいてロール作動手段28及
び切換弁66を制御するコントローラ69とを備える。
更に本発明の第3は図5に示すように、バキュームドラ
ム16に引取られたラベル13の表面の印刷状態を検出
するセンサ44と、主ドラム67の外周面に設けられた
エア吹出孔67bと、主ドラム67の糊ゴムロール24
が外接する位置より上流の所定の回転位置に到来したエ
ア吹出孔67bに圧縮エア源38から管路84を介して
エアを供給可能なエア給排部材88と、管路84に設け
られ管路84を開閉する切換弁66と、センサ44の検
出出力に基づいて切換弁66を制御するコントローラ9
1とを備える。
【0006】
【作用】第1の発明に係るラベリングマシンでは、セン
サ44がラベル13の不良を検出すると、コントローラ
47はセンサ44の検出出力に基づいて、このラベル1
3が糊ゴムロール24に対向する位置に到来したときに
ロール作動手段28を制御し、糊ゴムロール24を主ド
ラム17の外周面から引離す。このラベル13には糊が
塗布されないので、このラベル13は主ドラム17とと
もに回転して容器20に圧接されても容器2に貼付され
ず、ラベル除去櫛21により主ドラム17から引き剥が
される。また、第2の発明に係るラベリングマシンで
は、センサ44がラベル13の不良を検出すると、コン
トローラ69はセンサ44の検出出力に基づいて、この
ラベル13が糊ゴムロール24に対向する位置に到来し
たときにロール作動手段28を制御し、糊ゴムロール2
4を主ドラム67の外周面から引離す。糊が塗布されな
かったこのラベル13は主ドラム67とともに回転して
容器20に圧接されても容器20に貼付されない。コン
トローラ69はこのラベル13が主ドラム67とともに
糊ゴムロール24の外接位置より下流の所定の回転位置
に到来したときに切換弁66を制御し、ラベル13をエ
ア吹出孔67bから吹出される圧縮エアにより吹飛す。
更に、第3の発明に係るラベリングマシンでは、センサ
44がラベル13の不良を検出すると、コントローラ9
1はセンサ44の検出出力に基づいて、このラベル13
が主ドラム67とともに糊ゴムロール24の外接位置よ
り上流の所定の回転位置に到来したときに切換弁66を
制御し、ラベル13をエア吹出孔67bから吹出される
圧縮エアにより吹飛す。
【0007】
【実施例】次に本発明の第1の実施例を図面に基づいて
詳しく説明する。図1及び図2に示すように、ラベリン
グマシン11の機台12上にはカットされた多数枚のラ
ベル13を鉛直方向に整列させて保持するラベル保持具
14と、ラベル保持具14からラベル13を1枚ずつ吸
引して引取るバキュームドラム16と、バキュームドラ
ム16に引取られたラベル13を吸引して更に引取る主
ドラム17とが取付けられる。またラベル13が貼付さ
れる容器20を主ドラム17の周縁に供給しかつ排出す
る容器給排手段18が機台12を横切って設けられる。
ラベル保持具14はバキュームドラム16に近接して設
けられ、図示しない保持具作動手段によりバキュームド
ラム16に接離するようになっている。また主ドラム1
7はラベル保持具14が近接するバキュームドラム16
の外周面とは反対側の外周面に外接する。バキュームド
ラム16及び主ドラム17はそれらの外周面にそれぞれ
多数のエア吸引孔17aが放射状に形成され(バキュー
ムドラムのエア吸引孔は図示せず。)、ラベル13を負
圧によって吸引するように構成される。主ドラム17の
外周面には円周方向に複数の凹溝17bが形成され、主
ドラム17に容器20が外接する位置より下流の主ドラ
ム17の外周面近傍の機台12にはピン19が立設され
る。このピン19には先端が主ドラム17の上流に向っ
て凹溝17bに挿入されたラベル除去櫛21が固定され
る。またこの櫛21の下方の機台12上にはラベル収容
箱22が設けられる。
【0008】ラベル保持具14からラベル13を吸引し
て引取った位置より下流のバキュームドラム16の外周
面には押印機23が近接して設けられる。この押印機2
3はバキュームドラム16に引取られたラベル13に日
付や製造番号等の押印を付す活字ハブ23aと、インク
の染み込んだスポンジロール23bと、スポンジロール
23bに染み込んだインクを活字ハブ23aの活字の表
面に塗布する押印ゴムロール23cとを有し、活字ハブ
23aは図示しない押印機作動手段によりバキュームド
ラム16に接離するようになっている。
【0009】バキュームドラム16が主ドラム17に外
接する位置より下流であって、容器20が主ドラム17
に外接する位置より上流の主ドラム17の外周面には糊
ゴムロール24が近接して設けられる。この糊ゴムロー
ル24には糊つぼ26の糊を糊ゴムロール24に塗布す
る糊ロール27が外接する。糊ゴムロール24を主ドラ
ム17に接離させるロール作動手段28は、図2に詳し
く示すように、糊ゴムロール24の回転軸24aと糊ロ
ール27の回転軸27aは軸受(図示せず)を介して連
結するアーム29と、アーム29の一方の側面にピン3
1及びリンクプレート32を介してピストンロッド33
aが連結されたエアシリンダ33と、一端がアーム29
の他方の側面にピン34を介して係止しかつ他端が機台
12上に立設されたピン36に係止する引張りコイルば
ね37とを有する。アーム29は糊ロール27の回転軸
27aを中心に糊ゴムロール24の回転軸24aを揺動
可能に設けられる。エアシリンダ33はスプリングリタ
ーン式の単動シリンダである。このシリンダ33は圧縮
エア源38に第1電磁弁41を介して接続される(図
1)。この電磁弁41をオンするとシリンダ33に圧縮
エアが供給され、ピストンロッド33aが図2の実線矢
印の方向に引込んで糊ゴムロール24を主ドラム17か
ら引離すようになっている。またばね37は糊ゴムロー
ル24を主ドラム17に外接させる方向にアーム29を
回転させるように付勢する。
【0010】図1に詳しく示すように、容器給排手段1
8はバキュームドラム16が外接する主ドラム17とは
反対側の主ドラム17の周縁に接するように機台12を
横切って設置された給排コンベア18aと、このコンベ
ア18aの容器供給側に設けられたスクリュー18b
と、容器20を主ドラム17に圧接させる圧接板18c
とを有する。スクリュー18bは容器20を所定の間隔
だけあけて主ドラム17の周縁に供給する。また給排コ
ンベア18aの容器排出側にはこのコンベア18aに平
行にラベル13の貼付されない容器20を除去する除去
コンベア18dが設置される。給排コンベア18aの除
去コンベア18dとは反対側の側縁には容器押出しシリ
ンダ18eがそのピストンロッド18fに固着された押
出し板18gを除去コンベア18dに向けて取付けら
る。このシリンダ18eはスプリングリターン式の単動
シリンダである。このシリンダ18eは圧縮エア源38
に第2電磁弁42を介して接続され、この電磁弁42を
オンするとシリンダ18eに圧縮エアが供給されてピス
トンロッド18fが押出し板18gを除去コンベア18
dに向って突出させるようになっている。
【0011】バキュームドラム16の周縁に近接して押
印機23の活字ハブ23aで押印を付されたラベル13
の表面の印刷状態を検出するセンサ44が設けられる。
このセンサ44は反射形のホトセンサであり、発光素子
が発した光をラベル13の押印部で反射させて受光素子
が受けるようになっている(図示せず)。このセンサ4
4は受光素子の受けた光量の変化を検出する。また46
はラベル13の有無を検出する検出器である。センサ4
4及び検出器46の検出出力はコントローラ47の制御
入力に接続され、コントローラ47の制御出力は第1及
び第2電磁弁41,42に接続される(図1)。コント
ローラ47のメモリには電気信号に変換されたセンサ4
4の受光量と比較される基準値が記憶される。
【0012】このように構成されたラベリングマシンの
不良ラベル除去装置の動作を説明する。バキュームドラ
ム16は図1の実線矢印の方向に自転しながらラベル保
持具14からラベル13を1枚吸引して引取り、押印機
23の活字ハブ23aがこの引取られたラベル13に製
造番号や日付等を押印する。このときラベル13への印
字が鮮明であると、センサ44は基準値未満の受光量を
検出する。このラベル13は実線矢印の方向に自転する
主ドラム17に引取られ、検出器46がラベル13が到
来したことを検出する。コントローラ47はセンサ44
及び検出器46の検出出力に基づいて、主ドラム17に
引取られたラベル13の先端が糊ゴムロール24に対向
する位置に到来すると同時に第1電磁弁41をオフし、
糊ゴムロール24を引張りコイルばね37の弾性力によ
り主ドラム17に外接させてラベル13に糊を塗布す
る。またコントローラ47はこのラベル13の後端が糊
ゴムロール24を通過すると同時に第1電磁弁41をオ
ンし、糊ゴムロール24をばね37の弾性力に抗して主
ドラム17から引離す。糊が塗布されたラベル13は主
ドラム17の外周面に外接する位置に到来した容器20
に糊の粘着力により貼付される。ラベル13が貼付され
た容器20は給排コンベア18aによりラベリングマシ
ン11外に排出される。
【0013】押印機23によるラベル13への印字が不
鮮明になると、センサ44は基準値以上の受光量を検出
する。コントローラ47はこの検出出力に基づいてこの
ラベル13が不良であると判断し、主ドラム17に引取
られたラベル13の先端が糊ゴムロール24に対向する
位置に到来したことを検出器46が検出しても、第1電
磁弁41をオフさせず糊ゴムロール24を主ドラム17
に外接させない。この結果このラベル13には糊が塗布
されないので、ラベル13は容器20に貼付されず、ラ
ベル除去櫛21により主ドラム17から引き剥がされて
落下しラベル収容箱22に収容される。またコントロー
ラ47はセンサ44がこのラベル13を検出してから所
定時間経過後、即ちラベル13が貼付されなかった容器
20が押出し板18gの前に到来したとき、第2電磁弁
42をオンして容器押出しシリンダ18eに圧縮エアを
供給し、押出し板18gによりラベル13が貼付されな
かった容器20を除去コンベア18d上に押出す。この
結果、主ドラム17が高速回転してもラベル除去櫛21
が常に凹溝17bに挿入された状態に保持されるので、
不良のラベル13を確実に除去できる。また不良のラベ
ル13が容器20に貼付されないので、容器20から不
良のラベル13を剥がす作業が不要になる。
【0014】図3及び図4は本発明の第2の実施例を示
す。図3及び図4において上記第1の実施例と同一符号
は同一部品を示す。主ドラム67の外周面には放射状に
多数のエア吹出孔67bが設けられ、主ドラム67の下
面にはエア給排部材68が設けられる。エア給排部材6
8は機台12に立設された複数のピン68a、ピン68
aに介装された圧縮コイルばね68b及びピン68aの
上部に遊嵌されたベース板68cを介して主ドラム67
に圧接される。主ドラム67はエア給排部材68の上面
を摺動しながらシャフト61とともに回転するようにな
っている(図4)。エア給排部材68の上面には所定の
回転位置に到来したエア吹出孔67bにのみ連通する吹
出溝68dが形成される。即ち、この吹出溝68dは主
ドラム67の容器20が外接する位置より下流のエア給
排部材68の上面にシャフト61を中心とする円弧状に
形成される。また吹出溝68dに対向する主ドラム67
の外周面近傍の機台12上にはラベル収容箱62が設け
られる。吹出溝68dは管路64を介して圧縮エア源3
8に接続され、管路64にはエア吹出孔67bと圧縮エ
ア源38とを連通又は遮断する切換弁66が設けられ
る。切換弁66はこの例では電磁弁であり、オンすると
エア吹出孔67bと圧縮エア源38とを連通し、オフす
るとエア吹出孔67bと圧縮エア源38とを遮断するよ
うになっている。センサ44及び検出器46の検出出力
はコントローラ69の制御入力に接続され、コントロー
ラ69の制御出力は第1電磁弁41、第2電磁弁42及
び切換弁66に接続される。
【0015】このように構成されたラベリングマシンの
不良ラベル除去装置の動作を説明する。押印機23によ
るラベル13への印字が不鮮明になると、センサ44は
基準値以上の受光量を検出する。コントローラ69はこ
の検出出力に基づいてこのラベル13が不良であると判
断し、主ドラム67に引取られたラベル13の先端が糊
ゴムロール24に対向する位置に到来したことを検出器
46が検出しても、第1電磁弁41をオフさせず糊ゴム
ロール24を主ドラム67に外接させない。この結果こ
のラベル13には糊が塗布されないので、ラベル13は
給排コンベア18aにより搬送された容器20に貼付さ
れない。またコントローラ69は主ドラム67の容器2
0が外接する位置より下流の主ドラム67の外周面にこ
のラベル13が到来したときに切換弁66をオンし、こ
のラベル13をエア吹出孔67bから吹出される圧縮エ
アにより吹飛してラベル収容箱62に収容する。またラ
ベル13の貼付されなかった容器20は第1の実施例と
同様に除去される。この結果、主ドラム67が高速回転
しても切換弁66を切換えるだけなので、不良のラベル
13を確実に除去できる。また不良のラベル13が容器
20に貼付されないので、容器20から不良のラベル1
3を剥がす作業が不要になる。更に糊ゴムロール24に
よりラベル13の裏面全面に糊を均一に塗布することが
できる。
【0016】図5は本発明の第3の実施例を示す。図5
において上記第1及び第2の実施例と同一符号は同一部
品を示す。主ドラム67の外周面には放射状に多数のエ
ア吹出孔67bが設けられ、主ドラム67の下面にはエ
ア給排部材88が設けられる。主ドラム67はエア給排
部材88の上面を摺動しながらシャフト61とともに回
転するようになっている。エア給排部材88の上面には
所定の回転位置に到来したエア吹出孔67bにのみ連通
する吹出溝88dが形成される。即ち、この吹出溝88
dは主ドラム67のバキュームドラム16が外接する位
置と主ドラム67の糊ゴムロール24が近接する位置と
の間のエア給排部材88の上面にシャフト61を中心と
する円弧状に形成される。吹出溝88dに対向する主ド
ラム67の外周面近傍の機台12上にはラベル収容箱8
2が設けられ、吹出溝88dは管路84及び切換弁66
を介して圧縮エア源38に接続される。またエア給排部
材88の上面には所定の回転位置に到来したエア吸引孔
67aにのみ連通する第1及び第2吸引溝88e,88
fがシャフト61を中心とする円弧状にそれぞれ形成さ
れる。第1吸引溝88eは吹出溝88dの内側に沿って
設けられる。第1吸引溝88eは第3電磁弁83を介し
て真空ポンプ89に接続され、第2吸引溝88fは図示
しない真空ポンプに接続される。第3電磁弁83をオン
すると第1吸引溝88eと真空ポンプ89が遮断され、
オフすると第1吸引溝88eと真空ポンプ89が連通す
るようになっている。センサ44及び検出器46の検出
出力はコントローラ91の制御入力に接続され、コント
ローラ91の制御出力は第1電磁弁41、第2電磁弁4
2、第3電磁弁83及び切換弁66に接続される。
【0017】このように構成されたラベリングマシンの
不良ラベル除去装置の動作を説明する。センサ44がラ
ベル13の不良を検出すると、コントローラ91はセン
サ44の検出出力に基づいて、このラベル13が主ドラ
ム67とともに上記所定の回転位置に到来したときに第
3電磁弁83をオンし、エア吸引孔67aからこのラベ
ル13を吸引するのを停止し、同時に切換弁66をオン
してエア吹出孔67bから圧縮エアを吹出す。これによ
りこのラベル13は吹出された圧縮エアにより吹飛ばさ
れてラベル収容箱82に収容される。またこのラベル1
3は検出器46の前を通過しないので、コントローラ9
1は検出器46の検出出力に基づいて糊ゴムロール24
を主ドラム67から引離した状態に保ち、ラベル13の
貼付されなかった容器20は第1の実施例と同様に除去
される。
【0018】なお、上記実施例ではカットラベルのラベ
リングマシンについて説明したが、本発明はロールラベ
ルのラベリングマシンにも適用することができる。ま
た、センサとして押印機によるラベルへの押印の鮮明度
を検出する反射形のホトセンサを挙げたが、押印の鮮明
度を検出できればイメージセンサやその他のセンサを用
いてもよい。イメージセンサを用いれば押印の鮮明度だ
けでなくラベルの上下方向の状態やラベルの印刷状態等
を検出することができる。更に、糊ゴムロールを主ドラ
ムに接離させるロール作動手段としてエアシリンダを挙
げたが、糊ゴムロールを主ドラムに接離させることがで
きれば電磁ソレノイド又はその他のものを用いてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、セ
ンサがバキュームドラムに引取られたラベルの表面の印
刷状態を検出し、ラベルに糊を塗布する糊ゴムロールを
ロール作動手段が主ドラムに接離させ、主ドラムの外周
面に凹溝を円周方向に形成し、主ドラムの容器が外接す
る位置より下流の位置で凹溝にラベル除去櫛の先端を挿
入し、センサの検出出力に基づいてコントローラが作動
手段を制御するように構成したので、主ドラムが高速回
転しても不良ラベルを確実に除去できる。また不良ラベ
ルが容器に貼付されないので、容器から不良ラベルを剥
がす作業が不要になる。更にラベル除去櫛を凹溝に出入
れする櫛作動手段を設ける必要がないので、構造が比較
的簡単になる。また、主ドラムの外周面にエア吹出孔を
設け、所定の回転位置に到来したエア吹出孔に対して圧
縮エア源からエアを供給するように構成すれば、上記効
果と同様の効果が得られる。また主ドラムの外周面に凹
溝を形成しなくて済むので、糊ゴムロールによりラベル
の裏面全面に糊を均一に塗布することができる。この結
果、容器に貼付されたラベルにしわが発生するのを防止
でき、また貼付ラベルが容器から容易に剥がれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例ラベリングマシンの不良ラ
ベル除去装置を含むラベリングマシンの平面図。
【図2】図1の主ドラムを含む要部拡大平面図。
【図3】第2の実施例を示すラベリングマシンの不良ラ
ベル除去装置を示す図2に対応する平面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】第3の実施例を示すラベリングマシンの不良ラ
ベル除去装置を示す図2に対応する平面図。
【符号の説明】
11 ラベリングマシン 13 ラベル 14 ラベル保持具 16 バキュームドラム 17,67 主ドラム 17b 凹溝 18 容器給排手段 20 容器 21 ラベル除去櫛 24 糊ゴムロール 28 ロール作動手段 38 圧縮エア源 44 センサ 47,69,91 コントローラ 64,84 管路 66 切換弁 67b エア吹出孔 68,88 エア給排部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル(13)を1枚ずつ吸引して引取るバ
    キュームドラム(16)と、前記バキュームドラム(16)に引
    取られた前記ラベル(13)を吸引してこのドラムから引取
    る主ドラム(17)と、前記主ドラム(17)に引取られた前記
    ラベル(13)に糊を塗布する糊ゴムロール(24)と、前記糊
    ゴムロール(24)を前記主ドラム(17)に接離させるロール
    作動手段(28)と、前記ラベル(13)が貼付される容器(20)
    を前記主ドラム(17)の周縁に供給しかつ排出する容器給
    排手段(18)とを備えたラベリングマシンにおいて、 前記バキュームドラム(16)に引取られた前記ラベル(13)
    の表面の印刷状態を検出するセンサ(44)と、 前記主ドラム(17)の外周面に円周方向に形成された凹溝
    (17b)と、 前記主ドラム(17)の前記容器(20)が外接する位置より下
    流の位置で前記凹溝(17b)に先端が挿入されたラベル除
    去櫛(21)と、 前記センサ(44)の検出出力に基づいて前記ロール作動手
    段(28)を制御するコントローラ(47)とを備えたことを特
    徴とするラベリングマシンの不良ラベル除去装置。
  2. 【請求項2】 ラベル(13)を1枚ずつ吸引して引取るバ
    キュームドラム(16)と、前記バキュームドラム(16)に引
    取られた前記ラベル(13)を吸引してこのドラムから引取
    る主ドラム(67)と、前記主ドラム(67)に引取られた前記
    ラベル(13)に糊を塗布する糊ゴムロール(24)と、前記糊
    ゴムロール(24)を前記主ドラム(67)に接離させるロール
    作動手段(28)と、前記ラベル(13)が貼付される容器(20)
    を前記主ドラム(67)の周縁に供給しかつ排出する容器給
    排手段(18)とを備えたラベリングマシンにおいて、 前記バキュームドラム(16)に引取られた前記ラベル(13)
    の表面の印刷状態を検出するセンサ(44)と、 前記主ドラム(67)の外周面に設けられたエア吹出孔(67
    b)と、 前記主ドラム(67)の前記糊ゴムロール(24)が外接する位
    置より下流の所定の回転位置に到来した前記エア吹出孔
    (67b)に圧縮エア源(38)から管路(64)を介してエアを供
    給可能なエア給排部材(68)と、 前記管路(64)に設けられ前記管路(64)を開閉する切換弁
    (66)と、 前記センサ(44)の検出出力に基づいて前記ロール作動手
    段(28)及び前記切換弁(66)を制御するコントローラ(69)
    とを備えたことを特徴とするラベリングマシンの不良ラ
    ベル除去装置。
  3. 【請求項3】 ラベル(13)を1枚ずつ吸引して引取るバ
    キュームドラム(16)と、前記バキュームドラム(16)に引
    取られた前記ラベル(13)を吸引してこのドラムから引取
    る主ドラム(67)と、前記主ドラム(67)に引取られた前記
    ラベル(13)に糊を塗布する糊ゴムロール(24)と、前記ラ
    ベル(13)が貼付される容器(20)を前記主ドラム(67)の周
    縁に供給しかつ排出する容器給排手段(18)とを備えたラ
    ベリングマシンにおいて、 前記バキュームドラム(16)に引取られた前記ラベル(13)
    の表面の印刷状態を検出するセンサ(44)と、 前記主ドラム(67)の外周面に設けられたエア吹出孔(67
    b)と、 前記主ドラム(67)の前記糊ゴムロール(24)が外接する位
    置より上流の所定の回転位置に到来した前記エア吹出孔
    (67b)に圧縮エア源(38)から管路(84)を介してエアを供
    給可能なエア給排部材(88)と、 前記管路(84)に設けられ前記管路(84)を開閉する切換弁
    (66)と、 前記センサ(44)の検出出力に基づいて前記切換弁(66)を
    制御するコントローラ(91)とを備えたことを特徴とする
    ラベリングマシンの不良ラベル除去装置。
JP3337790A 1991-11-27 1991-11-27 ラベリングマシンの不良ラベル除去装置 Pending JPH05147636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3337790A JPH05147636A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 ラベリングマシンの不良ラベル除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3337790A JPH05147636A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 ラベリングマシンの不良ラベル除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147636A true JPH05147636A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18311994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3337790A Pending JPH05147636A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 ラベリングマシンの不良ラベル除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05147636A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6863756B2 (en) 2001-05-09 2005-03-08 Lasersoft Management, L.L.C. Method and apparatus for on-demand production of digitally imaged webs
US6863755B2 (en) 2001-05-09 2005-03-08 Lasersoft Management, L.L.C. On-demand label applicator system
US7409977B2 (en) * 2002-08-07 2008-08-12 Medco Health Solutions, Inc. Automatic labeling and packaging system label folding and application
DE102012001723A1 (de) * 2012-01-31 2013-08-01 Khs Gmbh Etikettieraggregat, Vorrichtung zum Etikettieren von Behältern mit einem solchen Etikettieraggregat sowie Verfahren zum Betrieb des Etikettieraggregates oder der Vorrichtung
DE102014104626A1 (de) * 2014-04-02 2015-10-08 Krones Ag Etikettiermaschine mit Etikettendruck

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6863756B2 (en) 2001-05-09 2005-03-08 Lasersoft Management, L.L.C. Method and apparatus for on-demand production of digitally imaged webs
US6863755B2 (en) 2001-05-09 2005-03-08 Lasersoft Management, L.L.C. On-demand label applicator system
US7409977B2 (en) * 2002-08-07 2008-08-12 Medco Health Solutions, Inc. Automatic labeling and packaging system label folding and application
US8110057B2 (en) 2002-08-07 2012-02-07 Medco Health Solutions, Inc. Automatic labeling and packaging system label folding and application
US8275481B2 (en) 2002-08-07 2012-09-25 Medco Health Solutions, Inc. Automated prescription filling system/method with automated labeling and packaging system/method and automated order consolidation system/method
DE102012001723A1 (de) * 2012-01-31 2013-08-01 Khs Gmbh Etikettieraggregat, Vorrichtung zum Etikettieren von Behältern mit einem solchen Etikettieraggregat sowie Verfahren zum Betrieb des Etikettieraggregates oder der Vorrichtung
DE102014104626A1 (de) * 2014-04-02 2015-10-08 Krones Ag Etikettiermaschine mit Etikettendruck

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2558992C (en) Apparatus for handling information carriers
JP3737942B2 (ja) シングルドラム型感熱糊活性化ラベラーと該ラベラーを用いた連続ラベル貼着方法
EP0846622B1 (en) Low pressure actuated labeling apparatus and method
US6453963B1 (en) Vacuum film laminating apparatus
AU6809396A (en) Sheet-fed printing machine
JPH05147636A (ja) ラベリングマシンの不良ラベル除去装置
EP3753855A1 (en) Label supply apparatus and label recovery apparatus
WO2004071873A1 (en) Label application apparatus and method of operation thereof
JPH11180023A (ja) 印刷装置における用紙の剥離構造
JPH0349810B2 (ja)
JP2009035259A (ja) ラベリングマシンにおける不良ラベルの排出装置
US20040206461A1 (en) Label application apparatus and method of operation thereof
JP6636266B2 (ja) 番号印刷装置
JPH0399853A (ja) 印刷用紙の紙押え方法及びその装置
JPS62142677A (ja) 輪転謄写印刷機の排紙装置
JPH1024912A (ja) ラベル吸着機構
JP2006123999A (ja) 自動マーキング装置および自動マーキング方法
JP3892215B2 (ja) ラベル貼付装置
US6308946B1 (en) Image forming machine with foreign material removal apparatus
JPS6025373Y2 (ja) ラベルプリンタ
JPS6333777Y2 (ja)
JPS61227056A (ja) 自動版替装置を有する印刷機
JPH10193573A (ja) 印刷機の方向転換装置における損紙検出装置およびこれを備えた印刷機
JP2534993Y2 (ja) 孔版印刷装置
JP2625408B2 (ja) 印刷機の版胴支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees