JPH05147618A - カツプ等の上面開放容器の供給装置 - Google Patents

カツプ等の上面開放容器の供給装置

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JPH05147618A
JPH05147618A JP25454891A JP25454891A JPH05147618A JP H05147618 A JPH05147618 A JP H05147618A JP 25454891 A JP25454891 A JP 25454891A JP 25454891 A JP25454891 A JP 25454891A JP H05147618 A JPH05147618 A JP H05147618A
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JP
Japan
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cups
cup
timing belts
belt conveyor
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP25454891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Oda
正美 尾田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakamuraya Co Ltd
Original Assignee
Nakamuraya Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05147618A publication Critical patent/JPH05147618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下側のものに上側のものを嵌合して積み重ね
た複数のカップ等の上面開放容器を、最下位のものから
一つずつ確実に分離する。 【構成】 上下方向に伸びる4本の支持杆6に積み重ね
て支持させた複数のカップ1を、挟持しつつ下方に向け
て間欠的に移動させるように成した一対の対向配置した
タイミングベルト7を設ける。該支持杆6の下方に、カ
ップ1を引込みかつ下方に移送しうるように成した弾力
性をもつ一対の分離ローラー16を対向配置する。該分
離ローラー16の外周面の回転速度を前記タイミングベ
ルト7の移動速度より速くなるように構成する。該分離
ローラー16が積み重ねたカップ1の最下位のものを上
側のカップ1から引き剥がすように作用するので、カッ
プ1を一つずつ確実に分離し、ベルトコンベア5上に供
給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種飲料水や食品をカ
ップやトレー等の上面開放容器に充填するための充填設
備等で使用するカップ等の上面開放容器の供給装置に係
り、特に、下側のものに上側のものを順次嵌合して積み
重ねた複数の前記容器を最下位のものから一つずつ分離
させ、前記食品等の充填機構に移送するコンベア等の被
供給部に供給するためのカップ等の上面開放容器の供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカップ供給装置には、第1に、上
下方向に伸びる支持部に、下側のものに上側のものを順
次嵌合して積み重ねた状態で支持させた複数の紙製又は
樹脂シート製のカップを、最下位のものから一つずつ上
面開放部分の周縁に係止爪を係止して掻き落とすことに
よって分離させるように構成したものがある。そして、
使用対象となる前記カップは、周縁を曲状に折り返して
膨らみをもたせた、所謂フチ付きカップに限られてい
た。なお、分離された前記カップは、前記支持部の下方
に配置した、飲料水等の充填装置に連繋した被供給部た
るベルトコンベア上に乗るように構成してあるのが一般
的である。
【0003】また従来のカップ供給装置には、第2に、
上下方向に伸びる支持部に積み重ねた状態で保持させた
複数の軽い紙製カップを、負荷吸引力を用いて吸引する
ことによって最下位のものから一つずつ分離させるよう
に構成したものがある。なお、前記第1の従来例と同様
に、分離された前記カップは、前記支持部の下方に配置
した、飲料水等の充填装置に連繋した被供給部たるベル
トコンベアに乗るように構成してあるのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の従来例は、
周縁に膨らみをもたない、所謂フチ無しカップには使用
できないという問題点があり、また第2の従来例は、積
み重ねたものどうしが重さで互いに食い込み強く密着す
るような素材、例えば、アルミ素材からなるカップに使
用すると、容器が分離しないという動作不良を起こしや
すい問題点があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解消することを課
題とし、また該課題を解決したカップ等の上面開放容器
の供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために例えば、下側のものに上側のものを順次嵌
合して積み重ねた複数の上面開放容器たるカップ1・・
・を支持しうる支持部2と、前記支持部2に支持された
前記複数のカップ1・・・を挟持しつつ、周期ごとの移
動距離が上下カップ1,1間の間隔に等しくなるよう、
下方に間欠的に移動すべくシンクロナスモーター9,9
に各連繋された、外周面に凹凸を有する一対のタイミン
グベルト7,7を備えた搬送部3と、前記支持部2下方
に配置し、それぞれ内側に向けて回転して前記一対のタ
イミングベルト7,7で所定位置まで移動された最下位
のカップ1を引込み、被供給部たるベルトコンベア5上
に供給しうるように成した弾力性をもつ、DCモーター
15,15に各連繋させた一対の分離ローラー16,1
6を備えた分離部4から構成したカップ等の上面開放容
器の供給装置であって、好ましくは、前記両分離ローラ
ー16,16の対向間隔を前記両タイミングベルト7,
7の対向間隔より10〜25%程度狭く構成するととも
に、前記両分離ローラー16,16の外周面の速度が前
記両タイミングベルト7,7の移動速度より5〜10倍
程度速くなるように構成した。
【0007】
【作用】以上のように構成したので、間欠的に下方に移
動する複数のカップ1・・・の最下位のものが分離部4
に達し前記両分離ローラー16,16間に挿入される
と、両分離ローラー16,16の対向間隔が両タイミン
グベルト7,7の対向間隔より狭く、かつ両分離ローラ
ー16,16の周速が両タイミングベルト7,7の周速
より速いので、該最下位のカップ一つだけを上側に積み
重ねられたカップ1から引き剥がし分離して下方に移動
させる。そして、分離された該カップ1を下方のベルト
コンベア5上に乗せる。このようにしてカップ1・・・
の分離を一つずつ行うので、フチ有りカップだけでなく
フチ無しカップにも使用できるとともに、積み重ねたカ
ップ1・・・どうしが圧迫により互いに強く密着し易い
アルミ製のカップに対しても前記分離動作を確実に行
え、加えてベルトコンベア5に起立した状態で乗せる動
作が確実である。
【0008】
【実施例】以下に、フチ無しのアルミカップ用に適用し
た本発明の好適な実施例を、添付図面に基づいて詳細に
説明する。ここにおいて、図1は本実施例の概略的な正
面図、図2は同じく側面図、図3はベルトコンベアのロ
ーラーに付設した間欠タイミング発生機の斜視図であ
る。
【0009】図1及び図2に示すように、本実施例のカ
ップ供給装置は、下側のものに上側のものを順次嵌合し
て上に伸びるように積み重ね、外周が露出した状態の複
数のカップ1・・・を支持しうる支持部2と、前記支持
部2に支持された複数のカップ1・・・を挟持しながら
下方に搬送するための搬送部3と、前記支持部2下方に
配置し、前記カップ1・・・を最下位のものから一つず
つ分離するための分離部4とを備える。なお、前記分離
部4の下方には、食品等の充填機構に連繋した被供給部
たるベルトコンベア5が配置されている。
【0010】前記支持部2は、正方形の四隅に対応する
よう配置した4本の垂直に伸びる支持杆6・・・によっ
て構成される。前記各支持杆6・・・の配置位置は、そ
れらの内側に形成される空隙に積み重ねられた前記カッ
プ1・・・を挿入しうるとともに、該各支持杆6・・・
間の正方形の辺に対応する各間隔は前記カップ1・・・
の上縁の直径よりも小さく設定されている。従って、前
記カップ1・・・上縁近傍の外周が前記支持杆6・・・
の外側に若干突出した状態となる。
【0011】前記搬送部3は、前記支持部2を両側から
挟むように前記カップ1・・・の直径より若干狭い間隔
をおいて上下方向に伸びるように対向配置された、外周
面及び内周面に凹凸を形成した一対のタイミングベルト
7,7と、該各タイミングベルト7,7がそれぞれ掛け
渡された、上下に配置するプーリー8,8と、前記各タ
イミングベルト7,7のカップ1・・・と対接する部分
が下方に向けて間欠的に移動しつつ循環移動しうるよう
に連繋されたシンクロナスモーター9,9とから構成さ
れている。該シンクロナスモーター9,9には、前記ベ
ルトコンベア5の速度に応じて電気信号を出力するよう
に成した間欠タイミング発生機10(図3参照)からの
該電気信号を受信する制御部(図示せず)が設けてあ
る。該制御部は、間欠的な各移動における周期ごとの該
移動距離が前記重なり合った各カップ1,1間の上下位
置の間隔に等しくなるように、タイミングベルト7,7
の外周面の速度と周期ごとの移動時間を各々設定すると
ともに、該ベルトコンベア5の速度に対応する電気信号
に応じて停止時間を自動的に変化させうるような制御機
能をもっている。即ち該制御機能は、具体的にはベルト
コンベア5の速度が速い時は該停止時間を短く、逆にベ
ルトコンベア5の速度が遅い時には該停止時間を長くす
るように制御するものである。なお、前記間欠タイミン
グ発生機10は、図3に示すように、前記ベルトコンベ
ア5を構成する複数のローラーの中の一つのローラー1
1に付設した回転軸に固定する、六つの金属体12・・
・を等間隔に円周状に配置した回転体13と、該金属体
12・・・の移動経路に相対するように配置し、回転す
る該金属体12・・・の時間当たりの検知数を電気信号
として前記シンクロナスモーター9,9の前記制御部に
送信しうるように成した近接センサー14とから構成す
る。そして、ベルトコンベア5の移動が速くなれば前記
時間当たりの検知数が多くなる一方、同じく遅くなれば
検知数が少なくなる。なお、前記ベルトコンベア5は、
前記分離部4の下方を通り食品等の充填機構(図示せ
ず)に達するように設置してある。
【0012】前記分離部4は、DCモーター15,15
と、カップ1・・・の搬送部3による移動経路の延長上
にカップ1・・・を挟むように対向配置され、前記DC
モーター15,15にそれぞれ連繋されてそれぞれ内側
に向けて回転する弾力性を有するゴム製の一対の分離ロ
ーラー16,16で構成される。また、前記両分離ロー
ラー16,16の対向間隔が前記両タイミングベルト
7,7の対向間隔より10〜25%程度狭くなるように
構成するとともに、該両分離ローラー16,16の外周
面の速度、即ちカップ1・・・が両分離ローラー16,
16によって搬送される速度が、前記タイミングベルト
7,7の外周面の速度より5〜10倍程度速くなるよう
に構成してある。なお、前記一対の分離ローラー16,
16と、前記一対のタイミングベルト7,7とは、互い
に90°ずれて配置されている。
【0013】次に、前記実施例のカップ供給装置の作
用、効果について説明する。先ず、図1及び図2に示す
ように、下側のものに上側のものを順次嵌合して積み重
ねた複数のカップ1・・・を、支持杆6・・・の内側に
挿入する。ここで、ベルトコンベア5、シンクロナスモ
ーター9,9及びDCモーター15,15に電源が投入
されると、該シンクロナスモーター9,9が、前記間欠
タイミング発生機10の近接センサー14から送信され
た電気信号に基づき、ベルトコンベア5の速度に応じた
停止時間をおいて間欠的に回転し前記タイミングベルト
7,7を間欠的に循環移動することによって該複数のカ
ップ1・・・を下方に搬送する。そして、前記複数のカ
ップ1・・・の最下位のものが分離部4の各内側に向け
て回転する分離ローラー16,16間に挿入されて引込
まれ(図2参照)、下方のベルトコンベア5上に乗るよ
うに供給される(図2参照)。前記動作において、分離
ローラー16,16の外周面の速度がタイミングベルト
7,7の外周面の速度より5〜10倍程度速いととも
に、分離ローラー16,16の対向間隔がタイミングベ
ルト7,7の対向間隔より10〜25%程度狭く、カッ
プ1を強く引込むので、前記最下位のカップ1は、その
上側のカップ1から引き剥がされ、かつタイミングベル
ト7,7の周期ごとの移動距離が上側と下側の各カップ
1,1間の位置の間隔に等しいから、最下位のカップ1
の下降位置は常に一定となるので、該最下位のカップ1
の分離ローラー16,16による分離動作は確実になさ
れる。また、前記ベルトコンベア5の速度が速い時は前
記周期ごとの停止時間が短く、逆に該速度が遅い時には
該停止時間が長いので、ベルトコンベア5上には所定間
隔をおいてカップ1・・・が乗ることになり、充填設備
全体の制御機能向上に貢献しうる。さらに、所謂フチ有
りカップにもフチ無しカップにも、また積み重ねると互
いに密着し易いアルミ製カップでも確実に一つずつ分離
しうるから、汎用性に優れている。
【0014】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、適用する容器はカップだけでな
く、下側のものに上側のものを嵌合して積み重ねうる上
面開放容器ならばトレー等、他のものでもよい。また、
タイミングベルト7,7の内外周面に形成した凹凸は、
カップ1・・・と対接する外周面にだけ設けても初期の
目的は達成できる。さらに、分離ローラー16,16は
弾力性があればゴム製ではなく他の材質のもので構成し
てもよい。加えて、該分離ローラー16,16によって
カップ1を供給する被供給部はベルトコンベア5でなく
てもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明は、積み重ねられ
た複数の上面開放容器の最下位のものから一つずつ確実
に分離して下方に移動させることができる。また、フチ
有り容器だけでなくフチ無し容器にも使用できるととも
に、積み重ねた容器どうしが互いに強く密着し易いもの
に対しても、前記分離動作を確実に行えるという効果を
奏しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の概略的な正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じくベルトコンベアのローラーに付設した間
欠タイミング発生機の斜視図である。
【符号の説明】
1 カップ 2 支持部 3 搬送部 4 分離部 5 ベルトコンベア 6 支持杆 7 タイミングベルト 10 間欠タイミング発生機 16 分離ローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側のものに上側のものを順次嵌合して
    積み重ねた複数のカップ等の上面開放容器を支持しうる
    支持部と、前記支持部に支持された複数の容器を下方に
    間欠的に一定距離ずつ移動する搬送部と、前記支持部下
    方に配置し、それぞれ内側に向けて回転して容器を一つ
    ずつ引込み、下方に位置する被供給部に供給しうるよう
    に成した弾力性をもつ一対の分離ローラーを備えた分離
    部から構成したカップ等の上面開放容器の供給装置。
JP25454891A 1991-09-06 1991-09-06 カツプ等の上面開放容器の供給装置 Pending JPH05147618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25454891A JPH05147618A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 カツプ等の上面開放容器の供給装置

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JP25454891A JPH05147618A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 カツプ等の上面開放容器の供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147618A true JPH05147618A (ja) 1993-06-15

Family

ID=17266571

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25454891A Pending JPH05147618A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 カツプ等の上面開放容器の供給装置

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JP (1) JPH05147618A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101489388B1 (ko) * 2013-01-23 2015-02-04 오종찬 도시락용 프로세싱 라인장치
CN104340418A (zh) * 2014-10-31 2015-02-11 北京汇金英和科技有限公司 放杯装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101489388B1 (ko) * 2013-01-23 2015-02-04 오종찬 도시락용 프로세싱 라인장치
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