JPH05147540A - 操舵装置のストローク検出装置 - Google Patents

操舵装置のストローク検出装置

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JPH05147540A
JPH05147540A JP33983191A JP33983191A JPH05147540A JP H05147540 A JPH05147540 A JP H05147540A JP 33983191 A JP33983191 A JP 33983191A JP 33983191 A JP33983191 A JP 33983191A JP H05147540 A JPH05147540 A JP H05147540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack shaft
stroke sensor
stroke
rotary
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP33983191A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Otsuka
譲治 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転型ストロークセンサの使用を可能とし
て、構成の簡略化及びコストの低減を図ることが可能な
操舵装置のストローク検出装置を提供することを目的と
する。 【構成】 両端側にそれぞれ車輪が連結されるラックシ
ャフト1と、上記ラックシャフト1の移動に伴って回転
する回転体5と、上記回転体5に連結された回転型スト
ロークセンサ9と、を具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪操舵装置或いは後
輪操舵装置等の操舵装置のストローク検出装置に係り、
特に、回転型ストロークセンサの使用を可能にしたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の操舵装置のストローク検出装置
は、例えば、図3に示すような構成になっている。ま
ず、ラックシャフト101があり、このラックシャフト
101の両端には、図示しない連結具を介して一対の車
輪(図示せず)が連結されている。つまり、このラック
シャフト101が何れかの方向に移動することにより、
車輪を所定の方向に所定量だけ操舵するものである。
【0003】ラックシャフト101には、テーパ面10
3が形成されている。このテーパ面103の傾斜角度は
(θ)である。又、ケーシング105があり、このケー
シング105の外側には、リニア型ストロークセンサ1
07が設置されている。このリニア型ストロークセンサ
107には、シャフト109が出没可能に取付けられて
いて、このシャフト109は、ケーシング105を貫通
して、上記テーパ面103に当接・配置されている。
【0004】上記シャフト109の先端部には鍔部11
1が取付けられていて、この鍔部111とリニア型スト
ロークセンサ107との間には、コイルスプリング11
3が装着されている。シャフト109は、このコイルス
プリング113によって、テーパ面103方向に常時付
勢されている。
【0005】そして、ラックシャフト101が何れかの
方向に移動することにより、テーパ面103を介して、
シャフト109が図中上下方向に直線運動を行う。それ
によって、リニア型ストロークセンサ107によって、
ラックシャフト101のストロークを検出するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、従来の場合には、リ
ニア型のストロークセンサ107を使用しており、この
種のストロークセンサ107の場合には、シャフト10
9を介して横力が作用するために、それを考慮した軸受
をストロークセンサ107の内部に設けなければならな
かった。そのため、構成が複雑になることはもとより、
コストが上昇してしまうという問題があった。これに対
しては、そのような横力の作用を考慮する必要がない回
転型のストロークセンサの使用が考えられるが、従来の
場合には、そのような回転型ストロークセンサを使用で
きるような構成にはなっていなかった。
【0007】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、回転型ストロークセン
サの使用を可能として、構成の簡略化及びコストの低減
を図ることが可能な操舵装置のストローク検出装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による操舵装置のストローク検出装置は、両端
側にそれぞれ車輪が連結されるラックシャフトと、上記
ラックシャフトの移動に伴って回転する回転体と、上記
回転体に連結された回転型ストロークセンサと、を具備
したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】ラックシャフトが何れかの方向に移動すると、
それによって、回転体が回転する。この回転体の回転を
介して、回転型ストロークセンサによって、ラックシャ
フトのストロークを検出する。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の一実
施例を説明する。まず、ラックシャフト1があり、この
ラックシャフト1の両端には、図示しない連結具を介し
て、一対の車輪(図示せず)が連結されている。ラック
シャフト1が何れかの方向に移動することにより、一対
の車輪を所定の方向に所定量だけ操舵する。ラックシャ
フト1には、ラックギヤ部3が設けられている。
【0011】上記ラックギヤ部3には、回転体としての
ピニオンギヤ5が噛合している。このピニオンギヤ5
は、シャフト7を介して回転型ストロークセンサ9に連
結されている。この回転型ストロークセンサ9はセンサ
本体11を備えていて、このセンサ本体11のピニオン
ギヤ5側には、センサ抵抗体13が設けられている。こ
のセンサ抵抗体13の内側には、ブラシホルダ15に保
持されたブラシ17が設置されている。又、シャフト7
の外周側にはリターンコイルスプリング19が取付けら
れている。さらに、上記センサ本体11には、ケーブル
21が接続されている。
【0012】又、ラックシャフト1、ピニオンギヤ5等
は、図2に示すように、ギヤボックス23内に内蔵され
ている。又、回転型ストロークセンサ9は、上記ギヤボ
ックス23に、Oリング25を介して取付けられてい
る。尚、図2中符号27で示すのは、取付用のねじ部材
である。
【0013】以上の構成をもとにその作用を説明する。
まず、ラックシャフト1が何れかの方向に移動すると、
ラックギヤ部3を介してピニオンギヤ5が回転する。そ
れによって、回転型ストロークセンサ9によって、ラッ
クシャフト1のストロークを検出する。又、ピニオンギ
ヤ5とラックギヤ部3との間におけるバックラッシュに
ついては、リターンコイルスプリング19によって吸収
する。さらに、ラックギヤ部3或いはピニオンギヤ5の
歯の欠損等による検出不良については、リターンコイル
スプリング19の作用による急激な出力変化によって、
これを検出することができる。
【0014】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、回転型ストロークセンサ9の
使用が可能となる。これは、ラックシャフト1のラック
ギヤ部3を設けるとともに、このラックギヤ部3に回転
型ストロークセンサ9に連結されたピニオンギヤ5を噛
合させる構成にしたからである。そして、回転型ストロ
ークセンサ9を使用したことにより、横力の作用に対処
するための軸受を設ける必要もなくなり、構成の簡略化
及びコストの低減を図ることができる。
【0015】又、ラックシャフト1のストローク量が大
きい場合にも対処することができる。すなわち、従来の
場合には、ラックシャフト101のストローク量が大き
い場合には、それに応じて、テーパ面103を長い範囲
で形成する必要があり、それによって、ラックシャフト
101の機械的強度の低下が懸念される。これに対し
て、本実施例の場合には、ラックシャフト1にラックギ
ヤ部3を設けるだけでよく、それによって、ラックシャ
フト1の機械的強度が低下する等といった問題もないか
らである。
【0016】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、ラックシャフトに回転体としての
ローラを当接・配置して、摩擦力によってローラを回転
させるような構成も考えられる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による操舵装
置のストローク検出装置によると、ラックシャフトの移
動によって回転する回転体を配置し、この回転体に回転
型ストロークセンサを連結したので、文字通り回転型セ
ンサの使用が可能になった。よって、従来のリニア型ス
トロークセンサを使用した場合に比べて、構成の簡略化
及びコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図でストローク検出装
置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図でストローク検出装
置の構成を示す断面図である。
【図3】従来例を示す図でストローク検出装置の構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 ラックシャフト 3 ラックギヤ部 5 ピニオンギヤ(回転体) 9 回転型ストロークセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端側にそれぞれ車輪が連結されるラッ
    クシャフトと、上記ラックシャフトの移動に伴って回転
    する回転体と、上記回転体に連結された回転型ストロー
    クセンサと、を具備したことを特徴とする操舵装置のス
    トローク検出装置。
JP33983191A 1991-11-28 1991-11-28 操舵装置のストローク検出装置 Pending JPH05147540A (ja)

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JP33983191A JPH05147540A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 操舵装置のストローク検出装置

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JP33983191A JPH05147540A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 操舵装置のストローク検出装置

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JPH05147540A true JPH05147540A (ja) 1993-06-15

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ID=18331227

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JP (1) JPH05147540A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013060A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Tokai Rika Co Ltd 車両用運転装置
CN115402397A (zh) * 2021-05-26 2022-11-29 蒂森克虏伯普利斯坦股份公司 用于转向系统的转向致动器和用于机动车辆的转向系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013060A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Tokai Rika Co Ltd 車両用運転装置
JP4680845B2 (ja) * 2006-07-06 2011-05-11 株式会社東海理化電機製作所 車両用運転装置
CN115402397A (zh) * 2021-05-26 2022-11-29 蒂森克虏伯普利斯坦股份公司 用于转向系统的转向致动器和用于机动车辆的转向系统

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