JP3100551B2 - 角度検出装置及びハンドル回転角度検出装置 - Google Patents

角度検出装置及びハンドル回転角度検出装置

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JP3100551B2 JP08121620A JP12162096A JP3100551B2 JP 3100551 B2 JP3100551 B2 JP 3100551B2 JP 08121620 A JP08121620 A JP 08121620A JP 12162096 A JP12162096 A JP 12162096A JP 3100551 B2 JP3100551 B2 JP 3100551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対的な回転角度
を検出する角度検出装置及びそれらを使用するハンドル
回転角度検出装置に関し、特に回転に応じて軸方向に変
位を生じて隙間が変化するようにし、隙間を検出するこ
とにより回転角度を検出する角度検出装置及びハンドル
回転角度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物理的な変位を検出するため各種の検出
器が使用されている。例えば、位置の変位を検出するた
めには電気マイクロメータ等が使用され、回転角度を検
出するにはエンコーダが広く使用される。エンコーダは
円周上に記録された一定間隔の微小なマークを読み取る
ことにより回転角度を検出するもので、光学式や磁気式
等の各種の方式がある。しかし、エンコーダは構造が複
雑で大きい上、値段が高いという問題がある。更に、エ
ンコーダは1方向の回転角度を高精度で検出するには適
しているが、回転方向を検出することはできず、回転方
向が頻繁に変化するような場合には使用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、回転が変化する
ような場合も回転角度を検出できる小型で低価格の角度
検出装置はなく、そのような角度検出装置が要望されて
いた。本発明は、このような要望に応えるもので、新し
い角度検出装置、及びそれを利用した自動車用ハンドル
回転角度検出装置の実現を目的とする。
【0004】
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の角度検出装置
は、同一の回転軸の回りを回転する第1と第2の軸の相
対的な回転角度を検出する角度検出装置であって、第1
の軸は、一方の端に設けられた第1のねじ部と、回転軸
に垂直な第1の検出平面とを備え、第2の軸は、第1の
ねじ部にねじ合わされる第2のねじ部と、回転軸に垂直
な第2の検出平面とを備え、第1の検出平面との隙間及
び第2の検出平面との隙間をそれぞれ検出する固定され
た第1と第2のすきまセンサと、第1と第2のすきまセ
ンサの検出した第1の検出平面との隙間及び第2の検出
平面との隙間から第1と第2の検出平面の間隔の変化を
算出し、この変化から第1と第2の軸の相対的な回転角
度を検出することを特徴とする。
【0007】本発明の角度検出装置では、第1の軸と第
2の軸の両方が回転可能であり、回転軸に垂直な第1と
第2の検出平面がそれぞれ設けられている。第1と第2
の軸はねじ合わされており、第1の軸と第2の軸の相対
的な回転に応じて第1と第2の検出平面の間隔が変化す
る。従って、一方にすきまセンサを設けて第1と第2の
検出平面の間隔の変化を検出することにより回転角度を
検出できるが、これではすきまセンサも一緒に回転する
ことになるので、第2の態様では、固定の第1と第2の
すきまセンサを設け、これで第1の検出平面との隙間と
第2の検出平面との隙間を検出し、それらから第1と第
2の検出平面の間隔の変化、すなわち、回転角度を検出
する。
【0008】第1と第2の軸の少なくとも一方を、回転
軸の方向に付勢する付勢手段を備えることが望ましい。
複数個のすきまセンサが設けて、複数のすきまセンサの
検出値を平均化した値を検出値とすることが望ましい。
自動車ではハンドルの動作を油圧機構等で増幅して走行
方向を変える、いわゆるパワーステアリングと呼ばれる
機構が使用される。パワーステアリングでないステアリ
ング機構では、ハンドルが中立の角度位置の前後の小さ
な角度範囲ではハンドルを回転させても走行方向に影響
しない遊びとよばれる角度範囲がある。パワーステアリ
ングではこのような遊びの範囲でもその回転角度に対応
する力が増幅されて走行方向を変えてしまうが、パワー
ステアリングでもこのような遊びがあることが望まし
い。そのため、ハンドル軸を第1と第2の軸に分割し、
第1と第2の軸の向かい合う側の先端は、所定の範囲で
相対的な回転が可能で、それ以上の回転では一緒に回転
するように噛み合う機構が使用される。この機構であれ
ば、中立状態からどちらかにハンドルを切る時には遊び
の範囲については油圧機構を動作させずに、従来の遊び
と同様の感触で操作ができる。しかし、この機構では、
ハンドルをある程度回転させた状態から戻す時にもこの
遊びの範囲ではハンドルの操作量が走行方向に影響しな
いことになり、不要な遊びが生じるという問題があっ
た。これを解決するためには、遊びの範囲での相対的な
回転角度を検出し、ハンドルを中立状態から回転させる
時にはなにもしないが、ハンドルを戻す時には、遊びの
範囲での相対的な回転角度変化を検出して、その回転に
応じて油圧機構を動作させるようにしている。このよう
な制御を可能にするには、遊びの範囲での相対的な回転
角度を精密に検出できることが必要である。
【0009】本発明の角度検出装置を使用すればこのよ
うな遊びの範囲での相対的な回転角度を精密に且つ容易
に検出できる。上記のように、第1と第2の軸の向かい
合う側の先端は、所定の範囲で相対的な回転が可能で、
それ以上の回転では一緒に回転するように噛み合ってい
るため、ねじを噛み合わせることができない。そこで、
第1又は第2の軸の少なくとも一方において、ねじ部を
軸から独立した任意に結合可能な部材とし、適当なねじ
込み状態及び適当な隙間状態に設定した上で、独立した
ねじ部を軸に固定するようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施例の角
度検出装置の構成を示す断面図である。図1に示すよう
に、第1実施例では、第1の軸1の回転角度を検出す
る。第1の軸1にはめねじ3が形成されている。固定の
枠部材9、10には、固定の軸部材2が固定されてい
る。軸部材2には軸21の部分があり、そこには雄ねじ
4が形成されており、第1の軸1のめねじ3とねじ合わ
される。第1の軸1の軸部材2に対向する側は、第1の
軸1の回転軸に垂直な検出平面11になっており、軸部
材2の検出平面11に対向する部分にはすきまセンサ
5、6が設けられている。ここでは回転軸に対して対向
する180°の位置に2個のすきまセンサ5、6が設け
られているが、1個でも3個以上でもよい。第1の軸1
は、枠部材9、10に取り付けられた内部にばねと移動
部材とを有する押さえ部材7と8により、回転軸の左方
向に押されている。すきまセンサ5、6としては、例え
ば、渦電流センサが使用されるが、静電容量センサ等を
使用することも可能である。すきまセンサ5、6の出力
は、信号処理部12に入力され、そこで処理される。
【0011】めねじ3と雄ねじ4がねじ合わされている
ので、第1の軸1を回転すると、回転軸方向に移動す
る。回転量と移動量は比例関係にあり、その関係はねじ
のピッチにより決定される。従って、検出を開始する前
に、第1の軸1のめねじ3を軸部材2の雄ねじ4にねじ
込んで、すきまセンサ5、6と検出平面11の隙間が適
当な間隔になるように設定し、その時のすきまセンサ
5、6の検出する隙間量をゼロに初期化する。上記のよ
うに隙間量の変化は回転角度に比例するので、すきまセ
ンサ5、6の検出する隙間量が初期化時からの回転角度
を示すことになる。
【0012】ねじにはある程度のガタがあり、このガタ
の分だけ検出平面が移動可能であり、その分誤差が生じ
る。そこで、第1実施例では押さえ部材7と8により第
1の軸1を軸部材2に押し付けている。これにより、ガ
タの検出精度への影響をなくすことができる。また、検
出平面は、第1の軸1と軸部材2の軸21に垂直な平面
であるが、実際には加工誤差等のために、完全に軸に垂
直な平面ではない。検出平面が軸に完全に垂直でない
と、すきまセンサに対向する検出平面が1回転を周期と
して変動する。また、上記のようにねじにはかならずガ
タがあり、このガタにより検出平面が1回転を周期とし
て変動する。このような変動は、1回転内での検出角度
に誤差を生じる。そこで第1実施例では、2個のすきま
センサ5、6を回転軸に対して対向する180°の位置
に2個設け、信号処理部12でそれらの検出した隙間量
の平均を算出して回転角度を算出している。
【0013】検出平面の軸に垂直な平面からの誤差が無
視できる場合や、ねじのガタが十分に小さい場合には、
すきまセンサは1個だけでもよい。また、3個以上設け
て、それらの平均をとるようにしてもよい。図2は、自
動車のハンドルの回転角度を検出する装置の構造を示す
図である。自動車ではハンドルの動作を油圧機構等で増
幅して走行方向を変える、いわゆるパワーステアリング
と呼ばれる機構が使用されるが、図2の装置はパワース
テアリング機構の例である。
【0014】図2に示すように、ハンドル72が取り付
けられるハンドル軸73は、油圧機構75のギア部74
とかみ合っており、ハンドル72の回転量に応じて油圧
機構75が車輪の方向を変化させる。ハンドル軸73の
途中には、ハンドルに遊びを生じるための機構71が設
けられている。パワーステアリングでないステアリング
機構では、ハンドルが中立の角度位置の前後の小さな角
度範囲ではハンドルを回転させても走行方向に影響しな
い遊びとよばれる角度範囲がある。パワーステアリング
ではこのような遊びの範囲でもその回転角度に対応する
力が増幅されて走行方向を変えてしまうが、パワーステ
アリングでもこのような遊びがあることが望ましい。そ
のため、ハンドル軸73を2つの回転軸に分割し、それ
らの向かい合う側の先端は、所定の範囲で相対的な回転
が可能で、それ以上の回転では一緒に回転するように噛
み合う機構71が使用される。この機構71であれば、
中立状態からどちらかにハンドルを切る時には遊びの範
囲については油圧機構を動作させずに、従来の遊びと同
様の感触で操作ができる。しかし、しかしこの機構で
は、ハンドルをある程度回転させた状態から戻す時にも
この遊びの範囲ではハンドルの操作量が走行方向に影響
しないことになり、不要な遊びが生じるという問題があ
った。これを解決するためには、遊びの範囲での2つの
軸の相対的な回転角度を検出し、ハンドルを中立状態か
ら回転させる時にはなにもしないが、ハンドルを戻す時
には、遊びの範囲での相対的な回転角度変化を検出し
て、その回転に応じてモータ等を駆動して油圧機構にバ
イアスが掛かるようにする必要がある。第2実施例は、
図2の機構71に本発明を適用した実施例である。
【0015】図3は、第2実施例の機構71の部分の構
成を示す図である。図3において、参照番号31と32
はハンドル軸73を分割した2つの回転軸を示し、例え
ば、第1の軸31がハンドル72に、第2の軸32が油
圧機構に接続される。第1と第2の軸31、32は噛み
合わされるようになっており、第1の軸31の先端の円
筒部314は第2の軸32の図示していない円筒穴には
め合わされ、第1の軸31の中間部分313は第2の軸
32のつば321と322の間の323で示した部分に
挿入され、第1と第2の軸31、32は相対的に回転で
きるようになっている。但し、回転範囲は第1の軸31
のつば311と312が、第2の軸32のつば321と
322に接する範囲であり、それ以上回転すると一方の
つばがもう一方のつばを押すため一緒に回転する。実際
の回転可能範囲は±3°から5°程度の範囲である。
【0016】図3において、参照番号33は第1のねじ
部材であり、一方に雄ねじ331が設けられており、第
1と第2の軸31、32にはめ合わされる円筒穴332
と、第1の軸31と連結するためのねじが取付けられる
ねじ穴333を有している。34はセンサ部材であり、
大きな径の円筒穴が設けられていると共に、軸に垂直な
面に渦電流センサ41、42、43、44が設けられて
いる。図示していないが、軸に垂直なもう1つの面にも
4個の渦電流センサが設けられている。35は第2のね
じ部材であり、第1と第2の軸31、32にはめ合わさ
れる円筒穴を有する。この穴には、雄ねじ331にねじ
合わされるめねじが設けられているがここでは図示して
いない。一方の側は、図示のように、円筒の一部が切り
欠れており、つば351と352が延びた形状をしてい
る。36は結合部材であり、第2のねじ部材35の切り
欠き部分にはめ合わされるつば361と362が設けら
れており、第1と第2の軸31、32にはめ合わされる
円筒穴364と、第2の軸32と連結するためのねじが
取付けられるねじ穴363を有している。
【0017】図4は、図3に示し第2実施例の機構71
を組み立てた時の断面図である。図4では、図3に示し
ていない、枠部材51、52や第1及び第2の軸を保持
するためのベアリング55、56とその保持板53、5
4が更に示されている。また、結合部材36のつば36
1の部分には、ばね36が設けられ、第2のねじ部材
35を軸方向に押すように構成されている。第2のねじ
部材35のつば351と352及び結合部材36のつば
361と362は丁度はめ合わされるようになってお
り、はめ合わされた状態では一緒に回転する。但し、軸
方向には相対的に移動可能である。また、すきまセンサ
41〜48の出力を処理する信号処理部60が設けられ
ている。
【0018】第2実施例では、図3及び図4に示すよう
に、枠部材51、52にセンサ部材34を取付け、セン
サ部材34の両側から第1と第2のねじ部材33と35
をねじ合わせ、第1の軸31をベアリング55を通した
後第1と第2のねじ部材33と35の組の円筒穴に挿入
する。また、第2の軸32をベアリング56を通した
後、更に結合部材36の円筒穴に通してから第1と第2
のねじ部材33と35の組の円筒穴に挿入し、第1の軸
31と噛み合わせる。そして、第1と第2のねじ部材3
3と35のねじ込み具合を調整して、すきまセンサ41
〜48と第1と第2のねじ部材33と35の検出平面3
34と354の間隔が適当な量になるようにする。具体
的には、すきまセンサの検出信号を観察しながら、すき
まセンサの検出量が検出可能範囲の中心付近になるよう
に、ねじ込み具合を調整する。その上で、ねじ33
第1のねじ部材33を第1の軸31に固定し、ねじ36
5で結合部材36を第2の軸32に固定する。この状態
では、第2の軸32が回転すると、結合部材36と第2
のねじ部材35が一体に回転し、すきまセンサ41〜4
8と第1と第2のねじ部材33と35の検出平面334
と354の間隔が変化する。
【0019】すきまセンサの出力は、信号処理部60
で、第1の検出平面334に対向する4個のセンサの出
力と、第2の検出平面354に対向する4個のセンサの
出力のそれぞれの平均値が算出された上で、それらから
検出平面334と354の間隔の変化が算出される。こ
の変化は第1と第2の軸31と32の相対的な回転角度
に比例するので、適当な定数を乗じて回転角度を算出す
る。
【0020】以上のように、第2実施例では、第1の軸
31が第2の軸32に対して相対的に回転できる範囲で
は、回転に応じて第1と第2のねじ部材33と35のね
じ込み具合が変化して検出平面334と354の間隔が
変化し、それ以上回転すると第2の軸32は第1の軸3
1と一緒に回転するため検出平面334と354の間隔
は変化せず、第2の軸32は油圧機構のギア部を回転さ
せる。ここで、第1の軸31の回転方向が変化すると、
上記の相対的に回転できる範囲ではねじ込み具合が逆方
向に変化して検出平面334と354の間隔が変化する
ので、その変化が検出される。この間は、油圧機構のギ
ア部の状態は変化しないことになる。そしてそれ以上回
転すると、同様に第2の軸32は第1の軸31と一緒に
回転し、油圧機構のギア部を回転させるが、検出平面3
34と354の間隔は変化しないことになる。
【0021】第2実施例では、第2ねじ部材35と結合
部材36は、はめ合わされた状態では一緒に回転する
が、軸方向には相対的に移動可能であり、ばね364で
押し付けられている。従って、第2の軸32が軸方向に
移動しないように取り付けられており、回転に伴って第
2ねじ部材35が軸方向に移動しても第2ねじ部材35
と結合部材36の間の間隔が変化するだけある。このよ
うな機構が、回転軸が軸方向に移動することが好ましく
ない場合に適しており、第1実施例にも適用可能であ
る。
【0022】また、第2実施例では、たとえ、第1と第
2の軸31、32が軸方向に移動自在に保持されていて
も、すきまセンサは第1の検出面と第2の検出面との隙
間を検出し、それらから検出平面の間隔の変化を算出し
ているため、回転角度を検出できる。第1と第2の軸3
1、32の軸方向の位置は、すきまセンサと第1の検出
面及びすきまセンサと第2の検出面で規制されることに
なる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新しい方式の角度検出装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の角度検出装置の構成を示
す図である。
【図2】遊びを有するパワーステアリング機構の構成を
示す図である。
【図3】本発明の第2実施例の角度検出装置の構成を示
す組立図である。
【図4】第2実施例の角度検出装置の組み立てた状態の
断面図である。
【符号の説明】
1…第1の軸 2…軸部材 3…ねじ 4…ねじ 5、6…すきまセンサ 7、8…付勢手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の回転軸の回りを回転する第1と第
    2の軸(31、32)の相対的な回転角度を検出する角
    度検出装置であって、 前記第1の軸(31)は、一方の端に設けられた第1の
    ねじ部(331)と、前記回転軸に垂直な第1の検出平
    面(334)とを備え、 前記第2の軸(32)は、前記第1のねじ部にねじ合わ
    される第2のねじ部(351)と、前記回転軸に垂直な
    第2の検出平面(354)とを備え、 当該装置は、 前記第1の検出平面との隙間及び前記第2の検出平面と
    の隙間をそれぞれ検出する固定された第1と第2のすき
    まセンサ(41〜44、46、48)と、 該第1と第2のすきまセンサの検出した前記第1の検出
    平面との隙間及び前記第2の検出平面との隙間から前記
    第1と第2の検出平面の間隔の変化を算出し、この変化
    から前記第1と第2の軸の相対的な回転角度を検出する
    信号処理手段(60)とを備えることを特徴とする角度
    検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の角度検出装置であっ
    て、 前記第1と第2の軸の少なくとも一方を、前記回転軸の
    方向に付勢する付勢手段を備える角度検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の角度検出装置で
    あって、 前記複数個のすきまセンサが設けられており、該複数の
    すきまセンサの検出値を平均化した値を検出値とする角
    度検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    角度検出装置であって、 第1と第2の軸の向かい合う側の先端は、所定の範囲で
    相対的な回転が可能で、それ以上の回転では一緒に回転
    するように噛み合っており、 少なくとも、前記第1のねじ部は前記第1の軸と独立し
    た任意に結合可能な部材であるか、又は前記第2のねじ
    部は前記第2の軸と独立した任意に結合可能な部材であ
    り、前記第1のねじ部と前記第2のねじ部を適当なねじ
    込み状態にし、前記第1と第2のすきまセンサの検出す
    る隙間を適当な状態に設定した上で、前記第1のねじ部
    を前記第1の軸に又は前記第2のねじ部を前記第2の軸
    に固定することにより、隙間を任意に初期設定できる角
    度検出装置。
  5. 【請求項5】 自動車のハンドルの回転角度を検出する
    ハンドル回転角度検出装置であって、 請求項4に記載の角度検出装置を備え、前記第1の軸と
    前記第2の軸は前記ハンドルの回転軸であるハンドル回
    転角度検出装置。
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