JPH0514741A - カラーフアクシミリ画像圧縮伝送方法 - Google Patents

カラーフアクシミリ画像圧縮伝送方法

Info

Publication number
JPH0514741A
JPH0514741A JP3183817A JP18381791A JPH0514741A JP H0514741 A JPH0514741 A JP H0514741A JP 3183817 A JP3183817 A JP 3183817A JP 18381791 A JP18381791 A JP 18381791A JP H0514741 A JPH0514741 A JP H0514741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
coordinate system
value
lightness
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3183817A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Nishimura
文雄 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP3183817A priority Critical patent/JPH0514741A/ja
Publication of JPH0514741A publication Critical patent/JPH0514741A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】カラーファクシミリ伝送を行なう場合、伝送す
るデータ量を少なくすることができ、しかもカラー画像
をより高速に正確に伝送することができるカラー画像伝
送方法を提供する。 【構成】赤、緑、青の光の3原色の各値を読込み、正規
化し、この正規化した値をXYZ座標系に変換した後、
次に明度L、色度平面u−vの3次元の座標系に変換
し、更に変換した明度、色度の各データを、視覚的に変
化量の多い所を精細に、変化量の少ない所を荒く不均等
量子化した後、デジタル信号として伝送することを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーファクシミリ画
像圧縮伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人間が色として感じる可視光線のほとん
ど全ての色は、赤、緑、青の3色を適当に混合すること
によって作られることが古くから知られており、これを
3原色(原刺激)といっている(視感度特性)。白黒フ
ァクシミリの場合は、光の明度(光のエネルギー量)の
情報だけを伝送すれば良いが、カラーファクシミリの場
合は、これに色相、彩度(色の鮮やかさ)の情報も同時
に送らねば、忠実に再現できない。ところで、実際のカ
ラー原画から色情報を取り出すことを色分解といってい
るが、通常、色分解のフィルタには、赤、緑、青(R,
G,B)のダイクロイックミラーが用いられる。このダ
イクロイックミラーによって取り出された赤信号、青信
号、緑信号を、受信側で好ましい色再現を行なうために
は、色補正を行なう必要がある。色補正には、受信側で
再現するときに記録媒体の発色特性に合わせるために色
彩のずれを修正するマスキング補正、記録紙のガンマ特
性や原画写真のガンマ特性等を補正する階調補正、色再
現したときの濃度が所定の範囲内に納まるようにするハ
イライト補正、白地が完全に出るように3原色信号のバ
ランスをとるホワイトバランス補正等がある。これらの
色補正によって、受信側では好ましい色再現が得られ
る。ところが、このようなカラーファクシミリ伝送を行
なう場合、白黒のファクシミリ伝送の場合に比べて、通
常3倍の情報が必要となる。この伝送方式としては、同
一走査線上を3回走査してR,G,Bの順にタイミング
をとって送り出す線順次式と帯域分割によりR,G,B
を同時に送る同時式、各色に対し別々に送る面順次式や
高速で伝送するために画像の圧縮方法が従来より存在す
るが、更にカラー画像方法を効率よく伝送する方法とし
て圧縮方法も考えられており、このような圧縮方法とし
ては、次に来る画素値を周りの画素値(濃度)から予測
する方法(予測符号化)や次に来る画素値を周りの画素
値(濃度)との色差から予測し、その差分を伝送してい
く方法(デルタ変調)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両者の
圧縮方法とも、ノイズには強いが送信画と受信画の歪が
大きくなりがちであるという課題があった。
【0004】本発明は、伝送するデータ量を少なくする
ことができ、しかもカラー画像をより高速に正確に伝送
することができるカラーファクシミリ画像圧縮伝送方法
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような上記目的を達
成するために提案する本発明の方法は、赤、緑、青の光
の3原色の各値を読込み、正規化し、この正規化した値
をXYZ座標系に変換した後、次に明度L、色度平面u
−vの3次元の座標系に変換し、更に変換した明度、色
度の各データを、視覚的に変化量の多い所を精細に、変
化量の少ない所を荒く不均等量子化し、デジタル信号と
して伝送することを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明方法では、赤、緑、青の光の3原色の各
値(濃度値は、256階調を使用している)8ビットを
読み込む。次にこの各値を1ビットに正規化する。そし
て、この正規化された値を国際照明委員会(CIE)で
決められた等色性に対する標準の3刺激値を表わすXY
Z座標系に変換した後、明度L、色度平面u−vの3次
元の座標系に変換し、更に変換した明度、色度の各デー
タを、視覚的に変化量の多い所を精細に、変化量の少な
い所を荒く不均等量子化した後、デジタル信号として伝
送する。このように圧縮伝送するので、伝送するデータ
量を少なくすることができ、しかもカラー画像をより高
速に正確に伝送することができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を参照しな
がら説明する。図1は、本発明の一実施例の伝送ブロッ
ク図である。
【0008】本発明方法による手順を説明すると、まず
カラー画像をカラーフィルタを通して、赤、緑、青の光
の3原色を256階調の内の各値を8ビットで読み込
み、読み込んだ原色の各値を1ビットに正規化する。そ
して、XYZの座標系に変換し、更に、明度L、色度平
面u−vの3次元のLuvの座標系に変換し、変換した
明度、色度(彩度成分、色相成分を含む)の各データ
を、視覚的に変化量の多い所を精細に、変化量の少ない
所を荒く不均等量子化した後、デジタル信号として伝送
する。
【0009】より具体的に説明すると、まず、赤、緑、
青の光の3原色の256階調の内の各値(8ビット)を
1ビットに正規化する。これは、次式で行なう。 R1=R0/255、G1=G0/255、B1=B0/25
5 次に、この正規化された値を国際照明委員会(CIE)
で決められた等色性に対する標準の3刺激値を表わすX
YZ座標系に変換する。これは、次式で行なう。 X=0.62R1+0.17G1+0.18B1 Y=0.31R1+0.59G1+0.11B1 Z= 0.066G1+1.02B1 更に、このXYZ座標系をLuv色空間(CIELu
v)である明度L、色度平面u−vの3次元のLuvの
座標系に変換する。 1/3 L=25(100Y/Y0)−16 但し Y0=1 u=13L(u’−u0’) u0’=0.200 v=13L(v’−v0’) v0’=0.469 u’=4X/(X+15Y+3Z) v’=9Y/(X+15Y+3Z) ここにおいて、L:黒〜白への変化(=明度) u:緑〜赤への変化 v:青〜黄への変化をそれぞれ示す。上記のようにL,
u,vを求める。ここに、u−vで構成される平面を色
度平面といい、彩度成分と色相成分を同時に表わすもの
である。。次に、得られたL,u,vの値を、視覚的に
変化量の多い所を精細に、変化量の少ない所を荒く不均
等量子化する。ここに、L,u,vの値の範囲は、 L:0〜100(約) u、v:−250〜+250(約)であるが、本発明方
法では、このLuvの値を、視覚的に変化量の多い所は
精細に、変化量の少ない所は荒くなるように不均等量子
化する。例えば、図2、図3、図4に示すように、L:
0、10、20、30、40、50、60、70、8
0、90u、v:−200、−150、−100、−5
0、0、50、100、150、 200、2
50に不均等化し、この結果、L,u,vの各値を、そ
れぞれ4ビットで表わすように変換する。
【0010】本発明方法では、このようにして、赤、
青、緑の各々4ビットで表わされた値は、合計12ビッ
トで1画素を表わすことになるので、赤、青、緑の各々
8ビット、合計24ビットで1画素を表わす従来のRG
B(赤、緑、青)表色系方法に比べて1/2のデータ量
となる。
【0011】本発明方法により、カラー画像の伝送され
た受信側では、逆にLuv座標系からXYZ座標系を介
してRGB表色系への変換を行なわなければならない。
即ち、Luv座標系からXYZ座標系への変換を行なう
場合には、次式で行なう。3Y=0.01((L+1
6)/25)・Y0 X=(9(u+13u0’L)/4(v+13v0
L))・Y Z=(39L/(v+13v0’L)−5)・Y−X/
3 次いで、XYZ座標系からRGB表色系への変換を行な
う。即ち、R1=1.87X−0.507Y−0.27
5Z G1=−0.993X+1.99Y−0.0389Z B1=0.0642X−0.128Y+0.983Z の変換を実行する。更に、R1,G1,B1をR0,G0
0の8ビットに変換する。R0=255R1、G0=25
5G1、B0=255B1 これらの変換により、元の3原色の各値が再現される。
【0012】次に、モノクロの場合の伝送について説明
すると、基本的にはu=v=0のときにLのみの値とな
り、他の色素を含まず、Lのみの伝送でよいことになる
が、Lは、正規化されており、その値の範囲は、0から
約100までである。従って、復号化するときに、X=
L・255/100の処理を行なうか、符号化前に上記
の処理を行なうことでモノクロ伝送が可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明では、伝
送するデータ量を少なくすることができるので、カラー
画像をより高速に伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーファクシミリ画像圧縮伝送方法
の一実施例の伝送ブロック図である。
【図2】本発明方法において、不均等量子化されたLu
v色空間におけるL座標を表わした図である。
【図3】本発明方法において、不均等量子化されたLu
v色空間におけるu座標を表わした図である。
【図4】本発明方法において、不均等量子化されたLu
v色空間におけるv座標を表わした図である。
【符号の説明】
R・・・赤 G・・・緑 B・・・青

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】赤、緑、青の光の3原色の各値を読込み、
    正規化し、この正規化した値をXYZ座標系に変換した
    後、次に明度L、色度平面u−vの3次元の座標系に変
    換し、更に変換した明度、色度の各データを、視覚的に
    変化量の多い所を精細に、変化量の少ない所を荒く不均
    等量子化した後、デジタル信号として伝送することを特
    徴とするカラーファクシミリ画像圧縮伝送方法。
JP3183817A 1991-06-27 1991-06-27 カラーフアクシミリ画像圧縮伝送方法 Withdrawn JPH0514741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3183817A JPH0514741A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 カラーフアクシミリ画像圧縮伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3183817A JPH0514741A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 カラーフアクシミリ画像圧縮伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0514741A true JPH0514741A (ja) 1993-01-22

Family

ID=16142382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3183817A Withdrawn JPH0514741A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 カラーフアクシミリ画像圧縮伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0514741A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000076291A3 (en) * 1999-06-10 2001-09-07 Lg Electronics Inc Method of quantization a color space
US8925577B2 (en) 2008-04-21 2015-01-06 Smc Kabushiki Kaisha Throttling structure for use in a fluid pressure device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000076291A3 (en) * 1999-06-10 2001-09-07 Lg Electronics Inc Method of quantization a color space
US8925577B2 (en) 2008-04-21 2015-01-06 Smc Kabushiki Kaisha Throttling structure for use in a fluid pressure device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7164498B2 (en) Color matching for a printing process using more than four colorants using a four-colorant color management system
KR100782818B1 (ko) Yuv에서 rgb로 휘도 보존 컬러 변환 방법 및 시스템
US5933253A (en) Color area compression method and apparatus
US4887151A (en) Encoding apparatus for color image data with block-by-block individual quantizing or individual encoding of luminosity, structure, and color information
Kasson et al. An analysis of selected computer interchange color spaces
JP2887158B2 (ja) 画像処理装置
US5315415A (en) Color image processing apparatus
US6377355B1 (en) Color gamut displaying method, an image processing method, and apparatus utilizing these methods
US5742296A (en) Image processing method and apparatus therefor
JPH07193715A (ja) 自然シーン画像のカスケード処理方法及び装置
JP2000184225A (ja) デジタル画像処理方法及びマッピング方法
US6084982A (en) Method of chroma-keying for a digital video compression system
US6781715B1 (en) Image processing method and system
JPH0514741A (ja) カラーフアクシミリ画像圧縮伝送方法
JP3199828B2 (ja) カラー画像処理装置
JPH11164152A (ja) カラー画像データ圧縮装置
JP3749102B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、並びに画像処理方法
JP3333363B2 (ja) 画像処理装置
JP2002218271A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、並びに画像処理方法
Han et al. Comparison between different color transformations for the JPEG 2000
KR20040091667A (ko) 디지털 칼라 비디오 시퀀스를 코딩하고 디코딩하기 위한방법 및 디바이스
JPH06339016A (ja) 自動色再現域変換方法、自動色再現域変換装置および自 動色変換装置
JP2000287096A (ja) カラープリンタにおけるガマット圧縮方法及びそれを用いた色再現処理装置
JP2543857B2 (ja) カラ―画像処理装置
JP2559726B2 (ja) カラー画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903