JPH05146977A - 無人走行ロボツトの制御方法 - Google Patents

無人走行ロボツトの制御方法

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JPH05146977A
JPH05146977A JP3192783A JP19278391A JPH05146977A JP H05146977 A JPH05146977 A JP H05146977A JP 3192783 A JP3192783 A JP 3192783A JP 19278391 A JP19278391 A JP 19278391A JP H05146977 A JPH05146977 A JP H05146977A
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JP
Japan
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area
worker
unmanned traveling
work
robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP3192783A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishida
博史 石田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットの可動効率を向上させることができ
る無人走行ロボットの制御方法を提供する。 【構成】 所定の領域内で作業を行なう無人走行ロボッ
トの制御方法であって、前記領域を複数のエリア(イ)
〜(ニ)に分割し、各エリア(イ)〜(ニ)に作業者の
侵入があるかどうかを検出するセンサ12〜14を設
け、このセンサ12〜14が作業者の侵入を検出したと
きに、そのエリア内における無人走行ロボット10の作
業のみを停止する制御装置16を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の領域、例えば、
クリーンルーム内で作業を行なう無人走行ロボットの制
御方法に関する。特に、可動効率を向上させることがで
きる無人走行ロボットの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、無人走行ロボットは、作業者
と隔離されたクリーンルーム等の決められた領域内で使
用されることが多い。この場合、無人走行ロボットの安
全対策に係る制御方法として、ロボットの作業領域に作
業者が入ってきたときに、これを検知してロボットの作
業を停止制御するインタロックが設けられており、作業
者の安全を確保している。
【0003】図2はこのようなインタロックが設けられ
たクリーンルームの概略平面図である。
【0004】同図において、1,1はクリーンルーム内
で作業を行なう無人走行ロボットである。2は無人走行
ロボット1の作業領域であり、周囲には種々の製造装置
A〜Hが配置されている。3は作業領域2への作業者の
出入口をなすドアであり、ドア3が開かれたことを検出
するスイッチ4が設けてある。5は制御装置であり、ス
イッチ4によりドア3が開かれたことが検出されると、
全ての無人走行ロボット1の作業を停止制御するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無人走
行ロボットの制御方法には、次のような問題があった。
【0006】作業領域内に作業者が侵入した場合には、
制御装置5により作業領域2全体の無人走行ロボット1
の作業が停止制御されるようになっていた。このため、
例えば、作業者の侵入がドア3付近に留まり、作業者と
無人走行ロボット1とが干渉しないエリアが作業領域2
の大部分を占めるような場合にも、ロボット全ての作業
が停止することとなり作業効率が低下するという問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、以上のような従来の問題
点を解決し、ロボットの可動効率を向上させることがで
きる無人走行ロボットの制御方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、所定の領域内で作業を行なう無人走行ロボ
ットの制御方法であって、前記領域を複数のエリアに分
割し、各エリアに作業者の侵入があるかどうかを検出す
るセンサを設け、このセンサが作業者の侵入を検出した
ときに、そのエリア内における無人走行ロボットの作業
のみを停止する制御装置を備えた構成としてある。
【0009】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0010】すなわち、所定の領域、例えば、クリーン
ルーム内に作業者が侵入すると、その作業者が侵入した
エリアが領域のどのエリアであるかがセンサにより検出
される。作業者が侵入したエリアがセンサにより検出さ
れると、制御装置により、検出されたエリア内における
無人走行ロボットの作業のみが停止制御されることとな
る。
【0011】このように本発明の無人走行ロボットの制
御方法によれば、作業者が侵入したエリアを検知して特
定し、特定したエリアのみの無人走行ロボットの作業が
停止制御されるようになっているので、ロボットの作業
の停止を最小限に抑えることができ、ロボットの可動効
率を向上させることができるという効果がある。
【0012】
【実施例】以下、図示の実施例について説明する。
【0013】図1は本発明に係る無人走行ロボットの制
御方法の一実施例を示す概略平面図である。
【0014】同図において、10,10はクリーンルー
ム内で作業を行なう無人走行ロボットである。11は無
人走行ロボット10の作業領域であり、(イ)〜(ニ)
の4つのエリアに分割してある。12〜14はそれぞれ
光電管等よりなるセンサであり、各エリア(イ)〜
(ニ)の境界部分に設置され、各境界部分を通過するも
のがあるかどうかを検出し、信号を送出する。各センサ
はそれぞれ2列づつ設置されており、作業者がセンサの
前を通った際に、作業者により2列同時にセンサがさえ
ぎられないように、かつ、無人走行ロボット10がセン
サの前を通った際に、無人走行ロボット10により2列
同時にさえぎられるようにその間隔が開けてられてい
る。15はドアスイッチであり、ドア3が開けられたこ
とを検出し、信号を送出する。
【0015】16は制御装置であり、ドアスイッチ15
およびセンサ12〜14からの信号を受け、各エリアに
作業者の侵入があるかどうかを検知して、エリア内の無
人走行ロボット10の作業の停止、あるいは停止の解除
を制御するようになっている。この場合、制御装置16
は、センサ12〜14からの信号が作業者の通過による
ものなのか、無人走行ロボット10によるものなのかを
判断するようになっている。すなわち、センサ12〜1
4は、上述したように作業者がセンサの前を通った際
に、2列同時にセンサがさえぎられないように間隔をも
って配置されているので、制御装置16は2列重複して
信号を受けた場合には、それが無人走行ロボット10に
よるものであると判断して制御を行なわないようになっ
ている。
【0016】制御装置16は、ドアスイッチ15からの
検出信号を受けたときには、ドアに隣接しているエリ
ア、この場合、エリア(イ)を停止制御するようになっ
ている。次に、制御装置16は、各センサ12〜14か
らの信号を受けたとき、各センサの2列のセンサ(例え
ば、センサ12にあっては、センサ12a,センサ12
b)がどの順番で作業者を検出したかによって、エリア
の停止制御、あるいは停止制御の解除を行なうようにな
っている。例えば、作業者がエリア(イ)からエリア
(ロ)に移動した場合には、センサ12a,センサ12
bの順に作業者が検出されるので、センサ12a側にあ
るエリア、すなわちエリア(イ)からセンサ12b側に
あるエリア、すなわちエリア(ロ)に作業者が移動した
ことが制御装置により特定される。これにより、制御装
置16は、作業者が侵入したエリア(ロ)を停止制御す
るとともに、作業者がいなくなったエリア(イ)の停止
制御を解除する。このような、作業者の移動に伴なう各
エリアの停止制御は、センサ13,14の検出において
も同様に行なわれ、作業者が侵入しているエリアのみが
停止制御されるようになっている。
【0017】次に、上述した無人走行ロボットの制御方
法における作用について説明する。
【0018】作業者がクリーンルームのドアを開ける
と、ドアスイッチ15はドアが開けられたことを検出
し、制御装置16に信号を送出する。すると、制御装置
16は、作業領域11のエリア(イ)に侵入者があった
ことを検知し、エリア(イ)を特定してエリア(イ)内
における無人走行ロボットの作業を停止制御する。次
に、作業者がエリア(イ)を通過した後に、エリア
(ロ)に侵入すると、センサ12がセンサ12a,セン
サ12bの順に作業者の通過を検出し信号を送出する。
すると、制御装置16は、上記作用により、エリア
(ロ)に侵入者があったことを検知し、エリア(ロ)内
における無人走行ロボットの作業を停止制御するととも
に、エリア(イ)の停止制御を解除する。その後、作業
者がエリア(ロ)からエリア(ハ)に移動した場合に
は、同様の作用により、エリア(ハ)が停止制御される
とともに、エリア(ロ)の停止制御が解除される。その
後、作業者がエリア(ニ)に移動した場合にも同様の作
用により制御される。
【0019】次に、作業者がエリア(ニ)からエリア
(ハ)に戻ると、センサ14がセンサ14bからセンサ
14aの順に作業者の通過を検出し、制御装置16の作
用によりエリア(ハ)が停止制御されるとともに、エリ
ア(ニ)の停止制御が解除される。エリア(ロ)および
エリア(イ)についても同様の作用により無人走行ロボ
ットが制御されることとなる。その後、作業者がドア3
を開けてクリーンルームの外に出ると、ドアスイッチ1
5によりそのことが検出され、エリア(イ)の停止制御
が解除されることとなり、エリア全体で無人走行ロボッ
トの作業が可能となる。
【0020】このように本実施例の無人走行ロボットの
制御方法によれば、作業者が侵入した作業領域を検知し
てエリアを特定し、特定されたエリアのみの無人走行ロ
ボットの作業が停止制御されるようになっているので、
ロボットの作業の停止を最小限に抑えることができ、ロ
ボットの可動効率を向上させることができる。
【0021】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0022】例えば、上記実施例ではセンサ12〜14
をそれぞれ2列づつ配置したが、2列に限定することは
なく、図3に示すように各1列の配置にしてもよい。こ
の場合、制御装置16は、各センサからの信号により、
エリア内の作業者の移動を次のように検知する。
【0023】まず、ドアスイッチ15からの信号を受け
たときは、上記実施例同様エリア(イ)を停止制御す
る。次に、ドアスイッチ15からの信号を受けた後、セ
ンサ17からの信号を受けた場合には、作業者がエリア
(イ)からエリア(ロ)に移動したと判断し、エリア
(イ)の停止を解除し、エリア(ロ)を停止制御する。
エリア(ロ)からエリア(ハ),エリア(ハ)からエリ
ア(ニ)への移動も同様に行なわれる。ここで作業者
が、エリア(ロ)からエリア(ハ)へ移らずに、エリア
(ロ)からエリア(イ)へ移動した場合には、制御装置
16はセンサ17からの信号を2度続けて受けるここと
となる。このような場合には制御装置16は、作業者が
ひとつ前のエリア、ここではエリア(イ)に戻ったと判
断し、エリア(ロ)の停止を解除するとともにエリア
(イ)を停止制御する。
【0024】なお、作業者と無人走行ロボット10との
区別は、センサ17〜19から送られてくる検出信号の
検出時間を制御装置16で判断させることにより行なう
ことができる。
【0025】以上のように構成することにより、上記実
施例と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無人走行ロボットの制御方法の一
実施例を示す概略平面図。
【図2】他の実施例を示す概略平面図。
【図3】従来の無人走行ロボットの制御方法を示す概略
平面図。
【符号の説明】
10 無人走行ロボット 11 作業領域 12〜14 センサ 16 制御装置 (イ)〜(ロ) エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域内で作業を行なう無人走行ロ
    ボットの制御方法であって、前記領域を複数のエリアに
    分割し、各エリアに作業者の侵入があるかどうかを検出
    するセンサを設け、このセンサが作業者の侵入を検出し
    たときに、そのエリア内における無人走行ロボットの作
    業のみを停止する制御装置を備えた無人走行ロボットの
    制御方法。
JP3192783A 1991-07-08 1991-07-08 無人走行ロボツトの制御方法 Pending JPH05146977A (ja)

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