JPH10132954A - 自動ドアセンサ - Google Patents

自動ドアセンサ

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JPH10132954A
JPH10132954A JP8285639A JP28563996A JPH10132954A JP H10132954 A JPH10132954 A JP H10132954A JP 8285639 A JP8285639 A JP 8285639A JP 28563996 A JP28563996 A JP 28563996A JP H10132954 A JPH10132954 A JP H10132954A
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JP
Japan
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door
human body
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Pending
Application number
JP8285639A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kishihara
弘之 岸原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP8285639A priority Critical patent/JPH10132954A/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体の通過、太陽光、マット温度変化などの
赤外ノイズによる誤動作を確実に防止することのできる
自動ドアセンサを提供する。 【解決手段】 マトリクス状に分割された複数の検知視
野F1 ・・F12からの赤外線を、それぞれ個別に検知でき
るアレイセンサ1を使用し、そのアレイセンサ1で検知
される各視野の検知信号を総合的に判断して人体の動き
を正確に検知できるようにして、本来の人体検知信号
と、人体の通過、太陽光、マット温度変化などの赤外ノ
イズとを区別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動ドアの作動用と
して用いられる、いわゆる自動ドアセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】自動ドアの作動に用いられる自動ドアセ
ンサとしては、従来、一つの人体検知センサ(例えば焦
電型赤外線センサ)に対して複数の検知視野を設け、そ
のいずれかの視野に人体が侵入したときの赤外線の光量
の変化から人体を検知してドアを開くという構造のもの
が一般に広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
ドアセンサによれば、検知視野は複数であるが人体検知
センサが一つであることから、各視野が独立しているわ
けではなく、その構造上どの視野に人体が侵入したかを
検知することができない。
【0004】そのため、ドアを開ける意思がなくドアの
そばを通過した場合であっても、人体が検知視野にかか
っておればドアが開いてしまうという問題がある。ま
た、太陽光等の外乱光が人体検知センサに入射すると、
あたかも人体を検知したような信号変化が現れて自動ド
アが誤動作することがある。さらに、ドアの近傍に置か
れたマットが太陽光等で温められ、この温められたマッ
ト上を風が吹くことで検知視野の背景温度に変化が生じ
てドアが誤動作するという問題ある。
【0005】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、人体の通過、太陽光、マット温度変化などの赤
外ノイズによる誤動作を確実に防止することのできる自
動ドアセンサの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施の一形態を表す図1〜図3を参照しつ
つ説明すると、本発明の自動ドアセンサは、マトリクス
状に分割された複数の検知視野F1 ・・F12からの赤外線
を、それぞれ個別に検知する複数個の赤外線センサS1
・・S12が2次元状に配列されてなるアレイセンサ1と、
それら赤外線センサS1 ・・S12によって得られる各視野
F1 ・・F12の検知信号に基づいて、ドアDが開く位置に
向けて人体が動いた否かを判断し、その判断結果に基づ
いてドアDの開閉を制御する手段(例えば開閉制御回路
2)を備えていることによって特徴づけられる。
【0007】このように、複数の検知視野を独立して検
知できる赤外線アレイセンサを使用することで、それら
複数の視野から得られる検知信号の総合的な判断から人
体の動きを把握することができる。
【0008】例えば、図2に示すように、複数の検知視
野F1 ・・F12が6×2のマトリクスである場合、人体が
ドアDに接近したときには〔図1(a) 参照〕、まずドア
Dから離れた位置に並ぶ検知視野F7 〜F12のいずれか
の視野で人体が検知され、次いでドアDが開く位置の近
傍に並ぶ検知視野F2 〜F5 のいずれかの視野で人体が
検知されるので、これらの検知信号の組み合わせから、
人体がドアDに接近したことを検知することができる。
【0009】また、人体がドアDの近くを通った場合
〔図1(b) 〕、ドアDに近い側に並ぶ検知視野F1 〜F
6 のうち、例えば視野F1 〜F4 で人体が連続して検知
され、この後、残りの検知視野F5,F6 で人体が検知さ
れたときには、これらの検知信号から人体が単に通過し
たことを検知することができる。一方、視野F1 〜F4
で人体が連続して検知され、この後、残りの検知視野F
5,F6 で人体が検知されないときには、これらの検知信
号から人体がドアDの前で立ち止まったことを検知でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下、図
面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の構
成を示す概念図で、図2はその実施の形態に用いるドア
Dと検知視野F1 ・・F12を上方から見た図である。また
図3は本発明の実施の形態の回路構成を示すブロック図
である。
【0011】まず、この実施の形態では、図2に示すよ
うに、ドアDの近傍に設定される人体検知エリアAを複
数の視野(6×2)に分割しており、その各検知視野F
1 ・・F12からの赤外線をそれぞれ個別に検出するため、
図3に示すように、複数個の焦電型赤外線センサS1 ・・
S12が2次元状に配列されなるアレイセンサ1を用いて
いる。
【0012】その焦電型赤外線センサS1 ・・S12の検知
信号はそれぞれ開閉制御回路2に入力される。開閉制御
回路2は、以下の信号処理によりドア駆動装置3に駆動
指令信号を供給してドアDの開閉を制御するように構成
されている。
【0013】図4に示すように、まずドアDから離れた
位置に並ぶ検知視野F7 〜F12のいずれかの視野で人体
が検知され、次いでドアDが開く位置の近傍に並ぶ検知
視野F2 〜F5 のいずれかの視野で人体が検知されたと
きに、ドアDを開く旨の駆動指令信号をドア駆動装置3
に供給し、それら検知視野F2 〜F5 のいずれの視野で
も人体が検知されないときには、そのような駆動指令信
号は供給せずにドアDを閉じたままの状態を維持する。
【0014】また、ドアDに隣接して並ぶ検知視野F1
〜F6 のうち、検知視野F1 〜F4で人体が連続して検
知された後、残りの検知視野F5,F6 で人体が検知され
たときには、ドア駆動装置3に駆動指令信号を供給せず
にドア閉の状態を維持する。一方、検知視野F1 〜F4
で人体が連続して検知された後、検知視野F5,F6 を含
む他の視野では人体が検知されないときには、ドア駆動
装置3に駆動指令信号を供給してドアDを開く。ただ
し、このような検知視野F1 〜F6 おいて、先に検知視
野F6,F5,F4,F3 で人体が連続して検知された場合で
も、先と同様な信号処理によりドアDの開閉を制御す
る。
【0015】なお、この実施の形態に用いるドア駆動装
置3の構造の詳細な説明は、ここでは省略するが、その
機構としては、例えばこの種の自動ドアで一般に使用さ
れているモータ駆動方式のものが挙げられる。
【0016】次に、この実施の形態の動作を、図4を参
照しつつ説明する。まず、検知エリアAの外側に並ぶ検
知視野F1,F2 またはF7 〜F12に侵入した人体がドア
Dを開ける意思がなく、それら視野内で立ち止まってい
る場合、検知視野F1,F2 またはF7 〜F12のいずれか
の視野で人体が検知されるが、その内側に位置する検知
視野F2 〜F5 では人体が検知されることがないのでド
アDは開かない。また、ドアDを開ける意思がなく検知
領域F7 〜F12を人体が単に通過した場合も、同様にド
アDは閉じたままの状態となる。
【0017】いま、図1(a) に示すように、人体がドア
Dに接近してくる場合、まず検知視野F7 〜F12のいず
れかで人体が検知され、次いで内側の検知視野F2 〜F
5 のいずれかで人体が検知されるので、これらの検知信
号の組み合わせによりドアDが開く。
【0018】また、図1(b) に示すように、人体がドア
Dを開く意思がなくて、ドアDの近くを単に通過した場
合、ドアDに隣接して並ぶ検知視野F1 〜F6 で人体が
連続して検知されるので、これらの検知信号の組み合わ
せではドアDは開かない。これに対し、人体がドアDの
近くを通りドアDの中央部で立ち止まった場合、検知視
野F1 〜F4 で人体が連続して検知された後、残りの検
知視野F5,F6 を含む他の全ての視野で人体が検知され
ないのでドアDが開く。
【0019】一方、太陽光やマットの温度変化などの赤
外ノイズが生じた場合、人体がドアDに向かって動いた
ときのような一定の信号、すなわち検知エリアAの外側
に並ぶ検知視野で検知信号が生じた後、その内側の検知
視野で検知信号が生じる、というような順序の信号が生
じることがないので、そのような不安定な赤外ノイズに
よりドアDが誤動作することはない。
【0020】ここで、本発明のように、人体検知に赤外
線アレイセンサを用いた場合、ある一つの検知視野に対
応する赤外線センサに、本来検知すべきではない信号光
つまり他の視野からの赤外線が侵入することがあり、そ
の侵入光が人体検知に影響を与え(信号光のクロストー
ク)、検知エリア内での人体の動きを正確に把握するこ
とができなくなる可能性がある。その対策としては、ア
レイセンサの各赤外線センサのそれぞれの視野を個別に
区分するような遮光板を設けて、各センサに本来の視野
以外からの赤外線が侵入することを阻止するといった構
成を採用すればよい。
【0021】なお、以上の実施の形態では、熱型赤外線
センサとして、焦電型赤外線センサを適用しているが、
これに代えて、サーモパイルまたはボロメータ等の他の
熱型センサを用いてもよい。
【0022】また、人体の動きを検知するための信号処
理は、図4に示したような処理方法に限定されることな
く任意で、ドアが開く位置に向かって人体が動いた否か
を検知できる処理であれば、他の方法を採用してもよ
い。
【0023】さらに、以上の実施の形態においては、検
知視野を6×2に分割した場合の例を示しているが、本
発明はこれに限定されることなく、人体の動きを正確に
検知できるマトリクス状の配置であれば、検知視野の縦
横の数は任意である。
【0024】さらにまた、以上の実施の形態では、本発
明を両開きの自動ドアに適用した例を示しているが、こ
れに限られることなく、片開きの自動ドアにも本発明を
適用できることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マトリクス状に分割された複数の検知視野からの赤外線
を、それぞれ個別に検知できるアレイセンサを使用し、
そのアレイセンサで検知される各視野の検知信号を総合
的に判断して人体の動きを正確に検知できるようにした
から、本来の人体検知信号と、人体の通過、太陽光、マ
ット温度変化などの赤外ノイズとを区別することができ
る。その結果、誤動作の少ない自動ドアセンサを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体構成を示す概念図
【図2】その実施の形態に用いるドアと検知視野を上か
ら見た図
【図3】本発明の実施の形態の回路系の構成を示すブロ
ック図
【図4】本発明の実施の形態に採用する信号処理の一例
を示す図
【符号の説明】
1 アレイセンサ S1 ・・S12 焦電型赤外線センサ 2 開閉制御回路 3 ドア駆動装置 D ドア F1 ・・F12 検知視野

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知視野に侵入した人体からの赤外線を
    検知してドアの開閉を制御する自動ドアセンサにおい
    て、マトリクス状に分割された複数の検知視野からの赤
    外線を、それぞれ個別に検知する複数個の赤外線センサ
    が2次元状に配列されてなるアレイセンサと、それら赤
    外線センサによって得られる各視野の検知信号に基づい
    て、ドアが開く位置に向けて人体が動いた否かを判断
    し、その判断結果に基づいてドアの開閉を制御する手段
    を備えていることを特徴とする自動ドアセンサ。
JP8285639A 1996-10-28 1996-10-28 自動ドアセンサ Pending JPH10132954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285639A JPH10132954A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 自動ドアセンサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8285639A JPH10132954A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 自動ドアセンサ

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JPH10132954A true JPH10132954A (ja) 1998-05-22

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ID=17694143

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JP8285639A Pending JPH10132954A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 自動ドアセンサ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6407389B1 (en) 1999-03-26 2002-06-18 Denso Corporation Infrared rays detection apparatus
JP2004510128A (ja) * 2000-05-18 2004-04-02 インスティテュート ナショナル デ レチェルヒ サー レス トランスポーツ エト レウアー セキュリテ(インレッツ) 生物をカウントするシステム
JP2006038853A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Bea Sa 自動ドア周囲における物体の存在検知用の熱感知性アレイデバイス
CN105952306A (zh) * 2016-05-24 2016-09-21 宁波欧尼克科技有限公司 一种智能方向传感器
JP2017002542A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 アズビル株式会社 自動ドア制御装置および自動ドア制御方法
CN110249105A (zh) * 2017-02-03 2019-09-17 纳博特斯克有限公司 自动门传感器、自动门系统以及自动门系统的控制方法

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