JPH05146786A - 塗装ブース被処理水の浄化処理方法 - Google Patents

塗装ブース被処理水の浄化処理方法

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JPH05146786A
JPH05146786A JP3303593A JP30359391A JPH05146786A JP H05146786 A JPH05146786 A JP H05146786A JP 3303593 A JP3303593 A JP 3303593A JP 30359391 A JP30359391 A JP 30359391A JP H05146786 A JPH05146786 A JP H05146786A
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Osamu Yamase
修 山瀬
Kazushige Seki
一茂 関
Koichi Nishioka
孝一 西岡
Yukihisa Kobayashi
幸久 小林
Jun Saiki
潤 斉木
Kazuo Matsui
和夫 松井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】凝集フロックを安定化させて固液分離を容易と
する。 【構成】水性塗料が混入した塗装ブースの被処理水にア
ルカリ剤を添加して被処理水のpHを9.5〜11に調
整し、次いで酸性の凝集剤を添加して被処理水のpHを
6〜8に調整し、被処理水から凝集フロックを分離し処
理水と塗料滓スラッジとすることを特徴とする塗装ブー
ス被処理水の浄化処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿式の塗装ブースの被
処理水を塗料滓と処理水とに分離し、処理水を繰り返し
使用できる塗装ブース被処理水の浄化処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】湿式塗装ブースにおいては、スプレーさ
れた塗料ミストを水中に捕集し塗料滓と処理水とに分離
後、処理水を繰り返して使用する浄化処理が行われてい
る。そして塗料には水性塗料など水中に溶解したり分散
したりするものも多いことから、被処理水を塗料滓と処
理水とに分離するのが困難な場合も多い。そこで被処理
水の固液分離を容易とするために、各種の処理剤が開発
されている。
【0003】この処理剤としては、塗料滓を凝集させて
フロックとし分離を容易とするものが主流であり、硫酸
アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、塩化鉄、硫酸鉄
などが一般に用いられている。例えば特開昭52−59
67号、特開昭52−72538号などの公報には、こ
れらの凝集剤を用いる場合の最適条件が開示されてい
る。
【0004】また特開昭51−96163号公報には、
リン酸又は硫酸の酸剤と、水酸化カルシウム又は水酸化
バリウムなどのアルカリ剤を添加し、不溶性乃至難溶性
の塩を形成させ、塗料滓を吸着させて沈澱分離する方法
が開示されている。さらに、上記した無機系処理剤ばか
りでなく、近年では有機系処理剤も多く用いられてい
る。例えば特開昭61−74607号公報には、ポリエ
チレンイミンを有効成分とする処理剤を用いて処理する
方法が開示されている。また特開昭63−42706号
公報には、カチオン性有機高分子凝集剤とアニオン性有
機高分子凝集剤とを添加して処理する方法が開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが水性塗料が混
入した被処理水に無機系処理剤を添加した場合には、局
部的にマットボール状の凝集物が生成する。この凝集物
は粘着性を有し、処理装置から漏れた場合には配管の閉
塞、沈澱堆積、ベンチュリー部の閉塞などの問題が発生
する。また自動車用メタリック塗料のブースでは被処理
水中にアルミニウム粉末が混入するが、このアルミニウ
ム粉末は凝集物中に含まれるため凝集物の比重が大きく
なり沈降性が大きい。したがって加圧浮上装置、散気式
浮上装置などを用いた固液分離方法では、この凝集物を
分離することが困難となっている。そして凝集不良の樹
脂成分が処理水中に残留し、処理水は白濁状態となって
清澄な処理水が得られないという問題がある。さらに処
理系が酸性の場合には、アルミニウムが反応して水素ガ
スが発生するという問題もある。
【0006】またポリエチレンイミンを有効成分とする
処理剤は、極めて少量の添加で樹脂などの析出・凝集に
効果がある。しかし最適添加割合の幅が狭いため、添加
量の設定が非常に難しい問題となっている。またアルカ
リ領域で懸濁粒子が凝集し樹脂粒子が析出するため、フ
ロック粒子は核となるものが無く不安定で壊れ易い状態
となっている。そのため特に連続処理に際しては、透視
度30cm以上の清澄な処理水は得られないのが現状で
あり実用化までには至っていない。
【0007】さらに、アニオン性高分子凝集剤は、使用
濃度が0.05〜1.0%程度であるが加水分解などに
より短期間で分解するため、頻繁に使用濃度に希釈して
用いる必要があり希釈作業の工数が多大となっている。
またカチオン性高分子凝集剤としては、ポリアミン系の
酸性のものが用いられている。これは最適添加割合の幅
が広く好ましいのであるが、反面、低塗料濃度領域では
過剰使用となり不経済である。そして過剰のカチオン性
高分子凝集剤は循環処理水中に残存し、塗装ブースの塗
料混入場所で凝集フロックを生成させてしまう。したが
ってベンチュリー部でのスラッジ堆積などが生じ、最終
的には配管の閉塞に至るという不具合がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、上記したような各種不具合が無く、固液分
離を容易に行うことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の塗装ブース被処理水の浄化処理方法は、水性塗料が
混入した塗装ブースの被処理水にアルカリ剤を添加して
被処理水のpHを9.5〜11に調整するアルカリ化工
程と、次いで酸性の凝集剤を添加して被処理水のpHを
6〜8に調整する中和工程と、被処理水から凝集フロッ
クを分離し処理水と塗料滓スラッジとする分離工程と、
からなることを特徴とする。
【0010】アルカリ化工程で添加されるアルカリ剤と
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、あるいはこれらを含んだアルミン酸塩水溶液、
ポリエチレンイミン水溶液などを用いることができる。
このアルカリ化工程では、このアルカリ剤の添加により
被処理水のpHが9.5〜11に調整される。これによ
り微細な懸濁粒子や樹脂コロイド粒子の表面電荷が低下
し、樹脂などの親水基が封鎖されるため析出・凝集が生
じる。また被処理水にアルムニウム粉末を含む場合に
は、アルミニウム粉末はアルミン酸塩に変化し被処理水
中に溶解する。pHが9.5より小さいと析出・凝集が
困難となり、アルミニウムを短時間でアルミン酸塩に化
学変化させるためにはpH10〜11が最適である。p
Hが11を超えると効果が飽和し、過剰のアルカリ剤が
余分であるし、次の中和工程で過剰のアルカリ剤分を中
和するための酸性の凝集剤が余分に必要となり、コスト
面で不具合が生じる。
【0011】中和工程では、アルカリ化工程でアルカリ
性とされた被処理水に酸性の凝集剤が添加される。ここ
で酸性の凝集剤としては、硫酸アルミニウム、ポリ塩化
アルミニウム、硫酸鉄などの無機凝集剤、ポリアクリル
酸、ポリアクリルアミドなどのアニオン性高分子凝集剤
などが用いられる。安価で処理水の清澄効果の大きい硫
酸アルミニウムが特に好ましい。無機凝集剤の添加量は
2〜10%が適当であり、高分子凝集剤の添加量は1〜
10ppmが適当である。
【0012】中和工程では、上記凝集剤の添加により被
処理水のpHが6〜8の範囲に調整される。これにより
強固で安定な凝集フロックが形成される。pHが6より
小さく酸性となると、塗料滓スラッジ量が増え、さらに
処理水を中和するための中和剤が必要となる。pHが8
より大きいアルカリ性領域では凝集フロックが弱く、処
理水の清澄化が困難となる。
【0013】分離工程は、被処理水から凝集フロックを
分離して処理水と塗料滓スラッジとする工程である。こ
の分離工程は加圧浮上装置、散気式浮上装置などを利用
して、従来と同様に行うことができる。本発明の処理方
法では、凝集フロックが強固で安定しかつ柔らかいた
め、容易に浮上分離することができる。
【0014】
【作用】本発明の浄化処理方法では、アルカリ化工程で
まず被処理水がpH9.5〜11に調整される。これに
より微細な懸濁粒子や樹脂コロイド粒子の表面電荷が低
下し、樹脂などの親水基が封鎖されるため析出・凝集が
生じる。そして次の中和工程で、被処理水には酸性の凝
集剤が添加される。これにより強固で安定な凝集フロッ
クが形成される。
【0015】ここでアルカリ化工程でアルカリ剤として
水酸化ナトリウムを用い、凝集剤に硫酸アルミニウムを
用いた場合で説明すると、中和工程では硫酸アルミニウ
ムは水酸化ナトリウムと(1)式のように反応する。 Al2(SO4) 3+6NaOH→2Al( OH)3+3Na2 SO4 (1) 水不溶の樹脂、顔料などは、この反応で生成した水酸化
アルミニウムとともに析出し、水酸化アルミニウムを核
とする強固で安定した凝集フロックを形成する。
【0016】また被処理水にアルミニウム粉末が含まれ
ている場合には、アルカリ化工程で(2)式の反応が生
じ、アルミン酸ナトリウムが生成する。 Al+2NaOH → NaAlO2 +Na+ +H2 (2) このアルミン酸ナトリウムは、(3)式のように中和工
程で加水分解を受けて水酸化アルミニウムが生成する。
【0017】 NaAlO2 +H2 O+H+ → Al( OH)3+Na+ (3) この水酸化アルミニウムも凝集フロックの核となり、安
定した凝集フロックを形成する。すなわち被処理水に含
まれるアルミニウム粉末が、結果的に凝集剤として機能
するため、凝集剤の節約を図ることができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)自動車用上塗り水性塗料(「NWB−13
0」日本ペイント(株)製)を工業用水で1重量%濃度
に希釈して試料水を調製した。この試料水の性状を表1
に示す。
【0019】
【表1】 この試料水をビーカに1リットル採取し、図1に示す本
発明の処理方法で処理した。 (1)アルカリ化工程 試料水の入ったビーカを200rpmの速度で回転する
ジャーテスタに配置し、試料水に5重量%濃度の水酸化
ナトリウム溶液を加えてpH11に調整した。 (2)中和工程 上記pH10の試料水に、Al2 3 として8重量%濃
度の液体硫酸アルミニウム(住友化学(株)製)を10
00ppm添加した。このときのpHは7.1である。
そしてアニオン性高分子凝集剤(「ハクトロンA27−
30M」伯東(株)製)の0.1重量%濃度の水溶液を
1000ppm添加し、凝集フロックを更に大きいもの
とした。このときのpHは7.1である。 (3)分離工程 次に、中和工程後の試料水を1リットルのメスシリンダ
に700ml採取し、3kg/cm2エアー飽和の加圧水を3
00ml投入し、30秒間上下に振盪した後静置した。
すると概ね30秒程度で、全ての凝集フロックは微細な
気泡によって浮上分離した。その凝集フロックを除去
し、残った処理水の性状を測定した結果を表2に示す。
なお、透視度はJlSK−0102の透視度に準じて測
定し、SV30はメスシリンダ法にて測定した。 (比較例1)実施例1と同一の試料水を用い、同様にビ
ーカに1リットル採取した。そして図2に示す従来の処
理方法で処理した。すなわち、試料水に先ず8重量%濃
度の液体硫酸アルミニウム(住友化学(株)製)を10
00ppm添加した。このときのpHは4.3である。
次に5重量%濃度の水酸化ナトリウム溶液を加えてpH
7.5とし、さらにアニオン性高分子凝集剤(「ハクト
ロンA27−30M」伯東(株)製)の0.1重量%濃
度の水溶液を1000ppm添加して凝集させた。
【0020】そして1リットルのメスシリンダに700
ml採取し、3kg/cm2エアー飽和の加圧水を300ml
投入し、30秒間上下に振盪した後静置した。すると一
部のフロックは浮上分離したが、大部分のフロックは沈
降した。次に処理水の上澄み液を採取し、実施例1と同
様に性状を測定した。結果を表2に示す。
【0021】
【表2】 表2より、実施例1の処理を行うことにより、従来の処
理法である比較例1に比べて処理水の清澄度が格段に向
上することが明らかである。 (試験例)実施例1と同様の塗料を用い、工業用水で濃
度を0.5重量%、1.0重量%及び2.0重量%の3
種類に調整して、3種類の試料水を調製した。そして加
圧浮上装置(「形式FS15型」ユニチカ(株)製)を
用い、それぞれの試料水について連続浄化実験を行っ
た。浄化処理に用いた処理剤及び方法は実施例1及び比
較例1と全く同様である。
【0022】その結果、実施例1の処理方法ではどの濃
度の試料水であっても問題無く処理できた。しかし比較
例1の処理方法では、塗料濃度が1%以上の試料水で凝
集槽に粒状の凝集フロックが堆積し、それを除去しない
と処理が不能となるという問題が生じた。 (実施例2)自動車用上塗り水性塗料(「TWX−10
0」関西ペイント(株)製)を工業用水で1重量%濃度
に希釈して試料水を調製した。この試料水の性状を表3
に示す。
【0023】
【表3】 この試料水をビーカに1リットル採取し、図1に示す本
発明の処理方法で処理した。 (1)アルカリ化工程 試料水の入ったビーカを200rpmの速度で回転する
ジャーテスタに配置し、ポリエチレンイミン系凝集剤
(伯東(株)製)を120ppm添加した。このときの
pHは10.5である。 (2)中和工程 上記pH10.5の試料水に、8重量%濃度の液体硫酸
アルミニウム(住友化学(株)製)を500ppm添加
した。このときのpHは6.8である。 (3)分離工程 静置後、凝集フロックと処理水を分離した。この分離は
容易であった。そして処理水の性状を実施例1と同様に
測定し結果を表4に示す。なお、泡立ち性は、処理水を
試験管に入れて振盪した時の泡立ちの状態を評価した。 (比較例2)実施例2と同一の試料水を用い、同様にビ
ーカに1リットル採取した。そして図2に示す従来の処
理方法で処理した。すなわち、試料水に先ず8重量%濃
度の液体硫酸アルミニウム(住友化学(株)製)を10
00ppm添加した。このときのpHは4.3である。
次に5重量%濃度の水酸化ナトリウム溶液を加えてpH
7.0とし、さらにアニオン性高分子凝集剤(「ハクト
ロンA27−30M」伯東(株)製)の0.1重量%濃
度の水溶液を2000ppm添加して凝集させた。
【0024】静置後、凝集フロックと処理水を分離し
た。この分離は容易であった。そして処理水の性状を実
施例1と同様に測定し結果を表4に示す。 (比較例3)実施例2と同一の試料水を用い、同様にビ
ーカに1リットル採取した。そしてポリアミン系凝集剤
(伯東(株)製)を500ppm添加して凝集させた。
静置後、凝集フロックと処理水を分離した。この分離は
容易であった。そして処理水の性状を実施例1と同様に
測定し結果を表4に示す。
【0025】
【表4】 表4より、実施例2の処理方法によれば、CODの除去
効果が向上し、清澄度の高い処理水が得られることがわ
かる。 (実施例3、比較例4、比較例5)自動車用上塗り水性
塗料(「TWX−200」アイダック(株)製)を工業
用水で1重量%濃度に希釈して試料水を調製した。この
試料水の性状を表5に示す。
【0026】
【表5】 この試料水をビーカに1リットル採取し、実施例2、比
較例2及び比較例3と同様にしてそれぞれ処理し、同様
に上澄み液の性状をそれぞれ測定して結果を表6に示
す。
【0027】
【表6】 表6より、実施例3の処理方法によれば、CODの除去
効果が向上し、清澄度の高い処理水が得られることがわ
かる。 (試験例)実施例2と同様の試料水を用い、加圧浮上装
置(「形式FS15型」ユニチカ(株)製)を用いて連
続浄化実験を行った。浄化処理に用いた凝集剤及び方法
は実施例2と全く同様である。なお比較例6として、ポ
リアミン系凝集剤(伯東(株)製)を300ppm添加
して凝集させた後、さらにアニオン性高分子凝集剤
(「ハクトロンA27−30M」伯東(株)製)の0.
1重量%濃度の水溶液を1000ppm添加して凝集さ
せる方法で、同様にして連続浄化実験を行った。
【0028】それぞれ2時間連続処理を行った後の処理
水の性状を実施例2と同様に測定し、結果を表7に示
す。
【0029】
【表7】 表7より、実施例2の処理方法によれば、連続処理でも
高い浄化処理性能が得られることがわかる。
【0030】
【発明の効果】すなわち本発明の塗装ブース被処理水の
浄化処理方法によれば、強固で安定しかつ柔らかい凝集
フロックが形成されるため、浮上分離が極めて容易とな
り処理水の清澄度が向上しCOD除去効果が向上する。
また凝集フロックの粘着性も小さいので、フロック付着
による不具合が解消する。
【0031】そして処理水はほぼ中性であり過剰の凝集
剤が存在しないので、ブース内での凝集フロックの形成
が回避され、ベンチュリー部でのスラッジ堆積や配管の
閉塞などの不具合が生じない。さらにアルミニウム粉末
と酸との反応による水素ガスの発生が防止され、処理装
置やタンクなどの腐食も防止される。また処理水の発泡
性も小さくなり、塗料滓池などにおける泡立ちの問題も
解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理方法のフローチャートである。
【図2】従来の処理方法のフローチャートである。
【図3】硫酸アルミニウムの最適添加濃度範囲と被処理
水の塗料濃度との関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山瀬 修 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 関 一茂 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 西岡 孝一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小林 幸久 三重県四日市市別名6−6−9 伯東株式 会社中央研究所内 (72)発明者 斉木 潤 三重県四日市市別名6−6−9 伯東株式 会社中央研究所内 (72)発明者 松井 和夫 愛知県岡崎市日名北町4−1 ユニチカ株 式会社エンジニアリング事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性塗料が混入した塗装ブースの被処理
    水にアルカリ剤を添加して該被処理水のpHを9.5〜
    11に調整するアルカリ化工程と、 次いで酸性の凝集剤を添加して該被処理水のpHを6〜
    8に調整する中和工程と、 該被処理水から凝集フロックを分離し処理水と塗料滓ス
    ラッジとする分離工程と、からなることを特徴とする塗
    装ブース被処理水の浄化処理方法。
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