JPH0514664A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0514664A
JPH0514664A JP3167181A JP16718191A JPH0514664A JP H0514664 A JPH0514664 A JP H0514664A JP 3167181 A JP3167181 A JP 3167181A JP 16718191 A JP16718191 A JP 16718191A JP H0514664 A JPH0514664 A JP H0514664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
distortion
facsimile equipment
transmission control
facsimile
Prior art date
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Pending
Application number
JP3167181A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Shibuya
和俊 澁谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0514664A publication Critical patent/JPH0514664A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通常のG3ファクシミリ装置用の伝送制御手順
下において、フォールバックによる通信時間の増加防止
をするファクシミリ装置を提供する。 【構成】G3ファクシミリ装置用の伝送制御手順に基づ
いて伝送制御を行うファクシミリ装置において、伝送制
御手順用の制御信号を受信すると、タイミング抽出部5
がキャリア位相を合わせる際に算出する位相差量を、回
線歪算出部6は回線歪量として加算していき受信終了時
その総和量と加算時間を基に単位時間あたりの平均歪量
を算出する。そして、ファクシミリ装置の制御部8の伝
送速度決定部10は、この算出された単位時間あたりの
平均歪量とファクシミリ装置の記憶部9に記憶された各
伝送速度毎の通信可能な限界歪量とを比較して伝送速度
を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はG3ファクシミリ伝送制
御手順に基づいて伝送制御を行うファクシミリ装置に関
し、特に、伝送速度のフォールバックモードを有するフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用されているG3ファクシミリ装
置用の伝送制御手順はCCITT勧告T.30に規定さ
れているが、自動応答通信の場合、図4に示す様な形式
を有している。
【0003】すなわち、最初に、送信側ファクシミリ装
置(発呼局)から発呼局が非音声端末であることを示す
コーリングトーンCNGを受信側ファクシミリ装置(被
呼局)に送出し、これに応答して被呼局は被呼局が非音
声端末であることを示す被呼端末識別信号CEDを返
す。続いて被呼局はCCITT標準の能力(モード、伝
送速度)を示す(CCITT勧告V.21を用いた周波
数変調で使用される周波数は1650Hz,1850H
zである)デジタル識別信号DISを発呼局に送信し、
発呼局に自局の伝送能力を伝える。発呼局はこれより通
信可能なモードおよび速度を割り出し、デジタル識別信
号DIS信号で識別される標準機能に応答するデジタル
命令信号DCSを被呼局に送信する。そして、発呼局は
その伝送速度で通信可能かどうかを判断するためのトレ
ーニングチェック信号TCFを被呼局に送信し、被呼局
はこのトレーニングチェック信号TCFに基づきこの伝
送速度で受信可能かどうかを判断し、受信可能な場合は
プリメッセージ手順がすべて終了し、メッセージ(画像
情報)送出を開始して良いことを確認する受信準備確認
信号CFRを発呼局に返送する。トレーニングチェック
信号TCFによるトレーニングに失敗し、受信不可の場
合は再トレーニングを要求するトレーニング失敗信号F
TTを発呼局に返信する。
【0004】発呼局は、受信準備確認信号CFRを受け
た場合、画像情報を送信を開始し、トレーニング失敗信
号FTTを受けた場合はデジタル命令信号DCS、トレ
ーニングチェック信号TCFの再送、または伝送速度を
フォールバックしたトレーニングチェック信号TCFを
送信する。
【0005】一般に、高速伝送能力を持つファクシミリ
装置は、トレーニング失敗信号FTTを受けた場合、自
らの最高伝送速度から低い伝送速度まで伝送速度を順次
下げて行くフォールバック機能を有している。
【0006】このため、伝送速度により若干異なるが、
デジタル命令信号DCS、トレーニングチェック信号T
CF、受信準備確認信号CFRまたはトレーニング失敗
信号FTTの総通信時間2秒、トレーニングチェック信
号TCFの再送回数1回、フォールバックされる伝送速
度が14.4kbps、12.0kbps、9.6kbps、7.2
kbps、4.8kbps、2.4kbpsであり、伝送速度2.4
kbpsが適する回線状態の場合では、通常のG3ファクシ
ミリ装置用伝送制御手順を用いると、被呼局から受信準
備確認信号CFRが返されるまでに 2(秒)×2(回)×5(種類)+2(秒)=22(秒) もかかってしまう。
【0007】この不具合を解決するべくトレーニングチ
ェック信号TCF受信時に被呼局が回線状態により歪を
予測し、通信可能な伝送モードを割り出し、発呼局に返
信するという構成をとることも考えられるが、このよう
な構成をとると、現状のG3ファクシミリ装置用伝送制
御手順と異なるため独自に作った自社モード通信にしか
使用できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、通常のG
3ファクシミリ装置用伝送制御手順では回線状態の悪い
場合、伝送速度決定までに時間がかかるという問題があ
り、トレーニングチェック信号TCF受信後、受信側の
ファクシミリ装置(被呼局)から通信可能な伝送速度の
情報を送信する構成をとると、自社モード通信にしか使
用できないという問題が生じる。
【0009】そこで、本発明はこの問題点に鑑みてなさ
れたもので、通常のG3ファクシミリ装置用伝送制御手
順下においてトレーニングチェック信号TCF失敗に基
づくフォールバックによる通信時間の増加を防止するよ
うにしたファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、G3ファクシミリ伝送制御手順に基づ
いて伝送制御を行うファクシミリ装置において、送信側
ファクシミリ装置から伝送される前記伝送制御手順用の
制御信号を受信してこの受信信号に基づき回線歪を予測
する回線歪予測手段と、前記回線歪予測手段で予測され
た回線歪に基づき伝送速度の上限の決定を行う制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】送信側ファクシミリ装置から伝送される伝送制
御手順用の制御信号を受信して、例えばキャリア位相合
わせを実行するタイミング抽出手段で算出されるキャリ
ア位相差量を用いて回線歪予測手段により回線歪を予測
する。し、この予測した回線歪をファクシミリ制御部に
通知する。前記制御手段ではこの予測した回線歪に基づ
き自己の通信可能な伝送速度の上限を決定し、この伝送
速度をデジタル識別信号DISを用いて送信側ファクシ
ミリ装置に通知する。これにより最初から回線歪に応じ
た伝送速度でトレーニングを開始できるため、トレーニ
ングチェック信号TCF失敗に基づくフォールバックに
よる通信時間の増加を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1に、ファクシミリ装置における本発明
の要部であるモデム装置とこのモデム装置に接続される
G3ファクシミリ伝送制御手順に基づいて伝送制御を行
うファクシミリ制御部とを示す。以下これに基づき説明
を行う。また、本発明に関係しない周知の部分及びその
説明は省略する。図1で、鎖線内はモデム装置を表わ
す。
【0014】図2(A)〜(D)は後述する歪量測定に
係る図である。
【0015】また、ファクシミリ制御部8の記憶部9に
は予め図3に示すような各伝送速度毎の通信可能な限界
歪量を表すテーブルが記憶されている。
【0016】また、ファクシミリ制御部8の伝送速度決
定部10は、後述するように算出された単位時間あたり
の平均歪量と記憶部9に記憶された各伝送速度毎の通信
可能な限界歪量とを比較して伝送速度を決定する。
【0017】アナログ受信信号aはBPF1(バンド・
パス・フィルタ)、AGC2(自動利得部)、A/D3
(アナログ−デジタル変換部)を通じ、デジタル信号b
となり、図2(A)に示すタイミングで送信側符号化速
度に同期させて復調部4で図(B)に示すようにベース
バンド(”0”,”1”)信号cに復調される。この
際、タイミング抽出部5はデジタル信号bを用いて内部
のPLL(フェーズ・ロック・ループ)によりキャリア
位相を合わせるが、動作中算出される位相差量dを回線
歪算出部6に出力する。回線歪算出部6は図2に示すよ
うに、タイミング抽出部5から出力された位相差量dを
回線歪量dとみたて、この回線歪量dがしきい値Thd
以下になったときPLL内の位相が合ったとし、それ以
後ベースバンド信号が”0”,”1”に切り替わるまで
(図2(D)の斜線区間)回線歪量dを加算してゆく。
なお、この場合、信号b,c,dが通る各ライン間に遅
延が存在する場合、それらを打ち消す遅延回路が挿入さ
れる。
【0018】受信終了時、回線歪量dの総和量と時間
(図2(D)における斜線で示される時間(平均歪量算
出に参照される区間の和)を基に単位時間あたりの平均
歪量eを求め、これを歪量格納レジスタ7に格納する。
そして歪量格納レジスタ7から単位時間あたりの平均歪
量がデータバスfを通してファクシミリ装置の制御部8
に伝達される。ファクシミリ装置の制御部8の伝送速度
決定部10は記憶部9に記憶されている図3に示すよう
な各伝送速度毎の通信可能な限界歪量のテ−ブルに基づ
いて伝送速度を決定する。
【0019】上述のような構成になっているので、例え
ば図1に示すアナログ受信信号aとして制御信号CNG
を用いれば、前記ファクシミリモデムの回線歪み算出部
6で求められた前記制御信号CNGにおける単位時間あ
たりの平均歪量がデータバスfを通してファクシミリ装
置の制御部8に伝達され、ファクシミリ制御部8の伝送
速度決定部10では、単位時間あたりの平均歪量が例え
ば1500であれば、記憶部9の図3に示すテーブルか
ら伝送速度の上限を12.0Kbpsと決定し、この旨
をDISにより送信側のファクシミリ装置に送る。これ
により、送信側のファクシミリ装置は14.4Kbps
の伝送速度でのトレーニングを行うことがなく、その分
フォールバックによるTCF、FTTの繰り返しによる
通信時間を大幅に減少できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置によれば、G3ファクシミリ装置用の伝送制御
手順に基づいて伝送制御を行うファクシミリ装置におい
て、伝送制御手順用の制御信号を受信して回線歪量を算
出し、前記算出された回線歪量と記憶部に記憶された各
伝送速度毎の通信可能な限界歪量とを比較して伝送速度
の上限を決定するようにしている。
【0021】このため、送信側と受信側との間で伝送制
御手順に関する追加の取決めは必要とせず、従って本発
明は通常のG3ファクシミリ通信に適用できる。
【0022】また、回線歪に応じた伝送速度でトレーニ
ングを開始できるため、フォールバックはかなり押さえ
られ、フォールバックによるTCF、FTTの繰り返し
による通信時間の増加を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ用モデム装置の一実施例
【図2】歪量測定に係る図。
【図3】各伝送速度毎の通信可能な限界歪量の例を示す
図。
【図4】G3ファクシミリ装置用の伝送制御手順(自動
応答通信の例)を示す図。
【符号の説明】
1 BPF(バンド・パス・フィルタ) 2 AGC(自動利得部) 3 A/D(アナログ−デジタル変換部) 4 復調部 5 タイミング抽出部 6 回線歪算出部 7 歪量格納レジスタ 8 ファクシミリ装置の制御部 9 記憶部 10 伝送速度決定部 a アナログ受信信号 b デジタル受信信号 c ベースバンド信号 d 回線歪(位相差)量 e 単位時間あたりの平均歪量 f データバス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 G3ファクシミリ伝送制御手順に基づい
    て伝送制御を行うファクシミリ装置において、 送信側ファクシミリ装置から伝送される前記伝送制御手
    順用の制御信号を受信してこの受信信号に基づき回線歪
    を予測する回線歪予測手段と、 前記回線歪予測手段で予測された回線歪に基づき伝送速
    度の上限の決定を行う制御手段とを備えたことを特徴と
    するファクシミリ用モデム装置。
JP3167181A 1991-07-08 1991-07-08 フアクシミリ装置 Pending JPH0514664A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3167181A JPH0514664A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 フアクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3167181A JPH0514664A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 フアクシミリ装置

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JPH0514664A true JPH0514664A (ja) 1993-01-22

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ID=15844930

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3167181A Pending JPH0514664A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 フアクシミリ装置

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JP (1) JPH0514664A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1764278A2 (en) 2005-09-20 2007-03-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic stop device and method for internal combustion engine
DE102016208733A1 (de) 2015-06-18 2016-12-22 Honda Motor Co., Ltd. Kupplungssteuer-/regelhydraulikkreis

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EP1764278A2 (en) 2005-09-20 2007-03-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic stop device and method for internal combustion engine
US7534196B2 (en) 2005-09-20 2009-05-19 Toyota Jidosha Kanushiki Kaisha Automatic stop device and method for internal combustion engine
DE102016208733A1 (de) 2015-06-18 2016-12-22 Honda Motor Co., Ltd. Kupplungssteuer-/regelhydraulikkreis
DE102016208733B4 (de) 2015-06-18 2018-07-19 Honda Motor Co., Ltd. Kupplungssteuer-/regelhydraulikkreis

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