JPH0514644Y2 - - Google Patents

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JPH0514644Y2
JPH0514644Y2 JP744187U JP744187U JPH0514644Y2 JP H0514644 Y2 JPH0514644 Y2 JP H0514644Y2 JP 744187 U JP744187 U JP 744187U JP 744187 U JP744187 U JP 744187U JP H0514644 Y2 JPH0514644 Y2 JP H0514644Y2
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rail
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、レール装置に付設された給電レール
から集電する荷搬送用走行装置の集電装置に関す
るものである。
従来の技術 レール装置に沿つて荷搬送用走行装置を走行さ
せる荷搬送設備は、最近、荷搬送用走行装置を案
内するレール装置を事務室間に亘つて架設するこ
とにより、事務書類を荷搬送用走行装置に積んで
搬送するのに使用したり、また病院内の受付や診
察室、処置室、調理室間に前記レール装置を架設
することにより、食事類や各種器具類、ならびに
カルテなどを荷搬送用走行装置に積んで搬送する
のに多用されてきている。
ところで、レール装置は天井裏や天井下などに
架設されるものであり、場合によつてはガス配管
に沿つて架設されることになる。このような条件
下において、ガス配管などからガス漏れが生じた
ときには、レール装置付近に漏れたガスが滞留す
ることになる。
一方、前記レール装置には荷搬送用走行装置に
走行駆動源を供給する給電レールが付設されてお
り、荷搬送用走行装置には給電レールに摺接する
集電子を備えた集電装置が設けられている。
この給電レールを含むレール装置は、多少波打
ち状態であることや湾曲経路を形成しているこ
と、或いは多数の接続部が形成されてることなど
から、極めて滑らかな直線状または曲線状ではな
い。そのため、この給電レールに摺接する集電装
置の集電子は、前述した部位で給電レールに接当
離間を繰り返してスパークを生じることがある。
すると、レール装置付近に漏れたガスが滞留して
いる場合、発生するスパークがこのガスに引火し
て、火災や爆発、大事故を招くことおそれがあ
る。
従来、このスパークを防止し得る搬送設備の集
電装置としては、たとえば実開昭57−127502号公
報に開示されている。これは第7図および第8図
に示すように、荷搬送用走行装置の走行方法とは
直交する横軸心の周りに揺動可能な支持板41
と、この支持板41の下面に取付けたケース42
と、このケース42に下端が突出する状態で内嵌
され、かつ一定範囲で上下移動可能な集電子43
と、この集電子43を下方に突出付勢する圧縮ば
ね44とを有するもので、前記集電子43は下面
の前後位置に下方に突出する2個のレール接触部
43aがレール装置に敷設された給電レール45
に摺接する。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の構成によれば、一本の給電レール4
5に対して一体的に形成された集電子43の2個
のレール接触部43aが接触して給電されるた
め、給電レール45の湾曲部や接続部等では少な
くとも一方のレール接触部43aが給電レール4
5に接触して良好な給電が行われるが、給電レー
ル45が多少波打ち状態である場合、一方のレー
ル接触部43aの上下動が他方のレール接触部4
3aに連動して、時として接触不良を生じスパー
クが発生することがあつた。
本考案の目的とするところは、給電レールから
確実に集電できてスパークを生じない荷搬送用走
行装置の集電装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、レール
装置に沿つて給電レールを付設し、このレール装
置に案内されて移動自在な荷搬送用走行装置に、
前記給電レールに対向して走行方向と直交する横
軸心を中心に揺動自在な支持板を設け、この支持
板の前記横軸心前後位置で給電レールに対向して
開口する前後一対の孔部に、それぞれ集電子を給
電レールに接近離間する方向にスライド自在に配
置し、前記集電子をそれぞれ給電レール側に付勢
する弾性体を設けたものである。
作 用 上記構成において、給電レールの湾曲経路部分
では、給電レールの傾斜に対応して支持板が横軸
周りに揺動し、両集電子が円滑に給電レール上を
摺動する。そして前後一対の集電子は、それぞれ
独立して給電レール面の前後位置に摺接するの
で、給電レールの接続部や波打ち部分であつても
それぞれの集電子がレール状況に対応して速やか
にスライドし、確実に摺接して集電することがで
き、スパークも未然に防止できる。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第6図において、1は荷搬送用走行装
置で、駆動装置部2と、この駆動装置部2上に連
設した搬送物収納部3とから構成される。
前記駆動装置部2は、機枠4に車軸5を介して
遊転可能に取付けた左右一対の第1車輪6と、こ
れよりも一定経路7の方向の何れかに離れた位置
において前記機枠4に車軸8を介して遊転可能に
取付けた左右一対の第2の車輪9と、両者軸5,
8に取付けた横移動規制用車輪10と、前記第1
車輪6の近くにおいて前記機枠4に駆動軸11を
介して取付けた推進用回転輪(摩擦回転輪)12
と、この推進用回転輪12を駆動すべく前記機枠
4に取付けたモータ13、および該モータ13
と、前記駆動軸11とを連動連結する減速装置1
4と、前記駆動軸11に取付けたピニオンギヤ1
5と、機枠4の側面に取付けた行先設定用のコー
ドマグネツト16と、集電装置17とを具備して
いる。
18は前記駆動装置部2を案内するレール装置
で、第1車輪6に上側から接当する第1走行案内
面19と、第2車輪9および推進用回転輪12に
下側から接当する第2走行案内面20と、横移動
規制用車輪10に外側から接当する第3走行案内
面21とを備えている。そして前記第2走行案内
面20には、前記集電装置17が摺接する3本の
給電レール22と、垂直経路や、傾斜経路におい
て前記ピニオンギヤ15が咬合するラツク23と
が設けられている。
前記集電装置17は、前記機枠4に左右一対の
横ピン24を介して走行方向とは直行する横軸心
Aの周りに支持板25が揺動可能に設けられ、こ
の支持板25には、前記給電レール22に対向し
て前後位置に前後一対3組の貫通孔25aがそれ
ぞれ形成され、これら前後一対の貫通孔25aに
は集電子26A,26Bがそれぞれ一定範囲で昇
降自在(給電レール22に接近離間自在)に設け
られている。また、前記支持板25の上面に上面
板28がボルト27により固定され、この上面板
28の下面にボルト27によりそれぞれ固定され
た3枚の導電プレート29と各集電子26A,2
6Bとの間に、集電子26A,26Bが下方に付
勢する圧縮ばね(弾性体)30がそれぞれ介装さ
れている。
前記前後一対の集電子26A,26Bは、それ
ぞれ圧縮ばね30に給電レール22側に突出付勢
されて一本の給電レール22の前後位置に摺接さ
れ、両集電子26A,26Bの左右側面に上下方
向に形成された突条の被ガイド凸部31が、支持
板25の貫通孔25a周部に形成された上下方向
のガイド溝25bに案内されて、集電子26A,
26Bが円滑に昇降移動される。さらに、一対の
集電子26A,26Bはそれぞれ可撓性のリード
線32A,32Bにより集電子26A,26B上
方の導電プレート29に接続される。33は前記
支持板25の一定以上の摺動を阻止すべく機枠4
に取付けられたストツパである。
走行装置1の走行は、モータ13の回転力を減
速装置14、駆動軸11を介して推進用回転輪1
2に伝達し、この推進用回転輪12を第2走行案
内面20上で圧接転動させることにより可能とな
り、さらに第2走行案内面20に対する第2車輪
9の転動と、第1走行案内面19に対する第1車
輪6の転動、ならびに横移動規制用車輪10の第
3走行案内面21に対する転動とにより、水平、
傾斜、および垂直などの走行経路7上を振れやガ
タ付きなどない状態で安定して行なわれる。
前記走行装置1の走行中に、たとえば湾曲経路
部分では、支持板25が横軸心A周りに揺動して
各集電子26A,26Bが給電レール22に円滑
に摺接し、また、給電レール22の接続部の段差
や、波打ち状態部分では、前後一対の集電子26
A,26Bがそれぞれ別々に圧縮ばね30より給
電レール22に対して突出付勢されるとともに、
被ガイド凸部31がガイド溝25bに案内されて
給電レール22の表面形状に対応して上下動が円
滑に行われ、各集電子26A,26Bが確実に給
電レール22に摺接し、リード線32A,32B
から導電プレート29に送られて確実な集電が可
能となる。したがつて、集電子26A,26Bが
給電レール22から離間してスパークを生じるこ
ともない。
考案の効果 以上に述べたことく本考案によれば、横軸心周
りに揺動可能な支持板に、弾性体により集電レー
ル側に付勢されて一本の給電レールの前後位置に
摺接する前後一対の集電子を設けたので、給電レ
ールの接続部や波打ち部分であつても、両集電子
は集電レールの変位にそれぞれ対応してそれぞれ
別々にスライドし、円滑かつ確実に集電レールに
摺接してスパークを生じることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示し、第
1図は一対の集電子を示す斜視図、第2図、第3
図および第4図は集電装置を示す側面断面図、正
面部分断面図および平面部分断面図、第5図およ
び第6図は走行装置を示す側面図および正面図、
第7図および第8図は従来例を示し、集電子を示
す斜視図および側面断面図である。 1……荷搬送用走行装置、17……集電装置、
18……レール装置、22……給電レール、A…
…横軸心、25……支持板、25b……ガイド
溝、26A,26B……集電子、30……圧縮ば
ね(弾性体)、31……被ガイド凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール装置18に沿つて給電レール22を付設
    し、このレール装置18に案内されて移動自在な
    荷搬送用走行装置1に、前記給電レール22に対
    向して走行方向と直交する横軸心Aを中心に揺動
    自在な支持板25を設け、この支持板25の前記
    横軸心Aの前後位置で給電レール22に対向して
    開口する前後一対の孔部25aに、それぞれ集電
    子26A,26Bを給電レール22に接近離間す
    る方向にスライド自在に配置し、前記集電子26
    A,26Bをそれぞれ給電レール22側に付勢す
    る弾性体30を設けたことを特徴とする荷搬送用
    走行装置の集電装置。
JP744187U 1987-01-20 1987-01-20 Expired - Lifetime JPH0514644Y2 (ja)

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