JPH05146371A - まな板 - Google Patents

まな板

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JPH05146371A
JPH05146371A JP3335590A JP33559091A JPH05146371A JP H05146371 A JPH05146371 A JP H05146371A JP 3335590 A JP3335590 A JP 3335590A JP 33559091 A JP33559091 A JP 33559091A JP H05146371 A JPH05146371 A JP H05146371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting board
chopping board
peeled
synthetic resin
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP3335590A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiichi Hasegawa
▲てい▼一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hasegawa Chemical Industry Co Ltd filed Critical Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のまな板材を複数積層したまな板は、汚
損したまな板材を剥離して使用できる点では優れたもの
であるが、剥離したまな板材は廃棄する外ないので極め
て不経済であった。また滑り止めのエンボス加工などの
凹凸はまな板材の一方にのみ付されているので、積層の
仕方によって剥離する面に限定を受け、特定の面側から
のみ剥離することを余儀なくされるものであった。本発
明は、剥離したまな板材を再使用できるようにし、剥離
する方向に限定を受けないようにすることを目的として
いる。 【構成】 合成樹脂材料から成るまな板材を剥離可能と
なるように複数積層して成るまな板であって、該まな板
材の表裏両面ともに、突状部を有する滑り止めを備えた
ことを特徴とするまな板

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木またはプラスチック
の単板構造のまな板と異なり、多層構造で、合成樹脂の
薄板を剥離可能となるように積層した構造を有している
まな板の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来調理用まな板として、合成樹脂の薄
板を重ね合わせその周囲を接着し最上層が汚損したとき
はこれを剥離し、次の層を用いるようにしたまな板が多
く提案されている。このようなまな板は、剥離の便宜の
ために、まな板表面の大部分を接着しないで積層し、そ
の端部分をまな板材と同一材質の合成樹脂を用いて接着
するか、加熱して端部分を熱熔着したものであった。ま
た、まな板材の片側の表面には調理をする食品や調理器
具の滑り止めのためにエンボス加工やサンディング加工
などにより微細な凹凸をつけたものが知られている。
【0003】しかしながら前記従来のまな板は、汚損し
たまな板材を剥離して使用できる点では優れたものであ
るが、剥離したまな板材は廃棄する外ないので極めて不
経済であった。また前記のエンボス加工などの凹凸はま
な板材の一方にのみ付されているので、積層の仕方によ
って剥離する面に限定を受け、特定の面側からのみ剥離
することを余儀なくされるものであった。
【0004】本発明はこのような不具合を解消し、積層
構造のまな板でありながら剥離したまな板材を再度使用
することができ、または剥離する面の方向に限定を受け
ない積層構造のまな板を得る事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段は前記特許請求の範囲に記載されたとおり、合
成樹脂材料から成るまな板材を剥離可能となるように複
数積層して成るまな板であって、該まな板材の両面に、
微細な突状部を有することを特徴とするまな板である。
【0006】
【作用】上記構造により、使用によって表面が汚損した
合成樹脂薄板を順次剥離して使用することができ、長期
間常に美しいまな板表面を保つことが可能であるほか、
剥離したまな板材の一方の面を新たな使用面として利用
することができ、更にまな板の上下いずれの面を剥離し
ても、残ったまな板の面には常に微細な突状部を有する
面が現れるので、いずれの面側からも任意に剥離して使
用することができる。
【0007】
【実施例】図1〜図2は本発明の基本的な実施例に用い
るまな板材ピースの例を示す図で、図1はその部分拡大
斜視図、図2はその部分断面図である。ポリエチレンの
合成樹脂まな板材2の両面に、同一平面上にある基底部
4と、該基底部から上方に突出した角錐状の微細な突起
3が連続して大量に設けられている。調理対象物がまな
板の表面に置かれると、該突起3の頂部と接触するの
で、適当な滑り止め効果が得られる。また包丁の刃など
の調理具の先端は、調理に際し主に該突状部の山腹部分
と接触することで、滑り止め効果を得ると共に、緩衝作
用を受けるため適当な刃当たり感覚が得られる。基底部
4は、この実施例にあっては連続した平面で形成されて
おり、独立した凹部がないので、汚れが溜まりにくく、
付着した汚れも縦横方向にブラッシングするなどの方法
で容易に落ちる。また水切れもよく、乾燥が早い利点が
ある。突起3は、この例では角錐状であるが、円錐状、
又は断面が台形状、その他任意の形状でよく、場合によ
っては合成樹脂表面にサンディング加工もしくはエンボ
ス加工を施すことによって凹凸を設けたものでもよい。
また表裏両面の形状が異なる滑り止め加工であってもよ
い。
【0008】図3はこのようにして得られたまな板材ピ
ース2を複数積層して得られたまな板5の斜視図であ
る。まな板5の側端部は、透明もしくは半透明の合成樹
脂を熱熔着するか、合成樹脂を用いずに加熱してまな板
材ピース2の端部同士を相互に熱熔着すればよい。この
ようにして得られたまな板5は、使用面に方向性がな
く、上下どちらの面も使用可能であり、また使用により
汚損した面をいずれの面から剥離しても、残ったまな板
表面には常に微細な突起3を有する面が現れるので、剥
離する面の方向も限定されない。また剥離した合成樹脂
まな板材ピース2の一方の面は使用されていない新しい
面であるので、該部分をまな板表面として剥離したまな
板ピース2を再度使用することができるものである。ま
た、合成樹脂まな板材としては上記例のポリエチレンな
どの熱可塑性樹脂のほか、各種の合成ゴムなどを用いて
もよい。
【0009】図4〜図6はまな板材ピース10の構成と
して、合成樹脂まな板材6、6、と木製板材9を組み合
わせたものを積層したまな板11の例であり、図4は積
層前のまな板材ピースの状態を示す部分切欠斜視図、図
5はまな板材ピース10の部分断面図、図6は完成した
まな板11を示す部分切欠斜視図である。この例のまな
板材ピース10には、図5に示すとおり中央部に木製板
材9が合成樹脂まな板材ピース6によってサンドイッチ
状に接着されており、合成樹脂まな板材ピース6には突
状部としてそれぞれ突起7と基底部8が設けられてい
る。このようにして得られたまな板材ピース10を図4
及び図6に示すように重ね合わせ、端部に合成樹脂フィ
ルム12を熔着して一体としてある。この例のまな板1
1では、まな板材ピース10それぞれが相応の剛性を有
するので、剥離した後に、該剥離部分をまな板として使
用する際により独立したまな板として使いやすい利点が
ある。このまな板11もいずれの面からも剥離すること
ができることなどの効果は前述したところと同じであ
る。また、突状部としても前述と同様、他の任意の形状
のほか、他の滑り止め加工が施されていてもよい。
【0010】図7は、図3の例と同様の例であるが、積
層したまな板材ピース2同士の層間に着色した合成樹脂
フィルム13を介在させたまな板15の斜視図である。
合成樹脂フィルム13は、微細な突起3を保護すると共
に、剥離面を明示する効果があり、該部分に包丁などの
刃を入れて剥離作業を行うのに便利である利点がある。
また、合成樹脂フィルム13を有色の紙シートとするこ
ともでき、この場合、まな板材ピース2の表面が刃物に
より穴が開いて汚水が侵入しても、早期に発見でき、衛
生的に使用できる利点がある。
【0011】図8は合成樹脂まな板材ピース2を積層し
た構成と、剛性のある芯材部16を組み合わせたまな板
17を示す斜視図である。この例では、剥離する面が上
面に限定されるが、まな板17全体に剛性が付与される
ので、まな板が剥離作業によって薄くなっても、使いや
すい利点がある。剥離したまな板材ピース2が再度使用
できる点は前述のとおりである。
【0012】図9は、剛性を有する芯材部16が、まな
板の中央部にあるまな板19の斜視図である。この例で
もまな板全体に剛性が付与されるので、まな板が薄くな
っても撓んだり変形したりすることがなく、使い易い利
点がある。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、上記実施例において詳
細に説明したとおり、汚損部分を剥離して繰り返し使用
できるまな板であり、剥離したまな板材ピースが再使用
できる利点があり、更にまな板材ピースの剥離面の方向
を限定されないので、どちらの面からでも使用でき、ど
のような使い方にも対応できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に用いるまな板材ピースの部分
拡大斜視図
【図2】本発明の実施例に用いるまな板材ピースの部分
断面図
【図3】本発明の実施例のまな板の斜視図
【図4】本発明の実施例のまな板の積層前の状態を説明
する斜視図
【図5】本発明の実施例に用いるまな板材ピースの部分
断面図
【図6】本発明の実施例のまな板の部分切欠斜視図
【図7】本発明の実施例のまな板の斜視図
【図8】本発明の実施例のまな板の斜視図
【図9】本発明の実施例のまな板の斜視図
【符号の説明】
2 合成樹脂まな板材ピース 3 突起 4 基底部 5 まな板 6 合成樹脂まな板材 9 木製板材 10 まな板材ピース 11 まな板 13 着色シート 15 まな板 16 芯材部 17 まな板 19 まな板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材料から成るまな板材を剥離可
    能となるように複数積層して成るまな板であって、該ま
    な板材の表裏両面ともに、突状部を有する滑り止めを備
    えたことを特徴とするまな板。
  2. 【請求項2】 突状部が面状または線状に連続した基底
    部と、該基底部から突出した微細な突起で構成された請
    求項1項のまな板。
  3. 【請求項3】 まな板材が中央部に木製板材を挟持した
    ものである請求項1項のまな板。
  4. 【請求項4】 積層したまな板材の層間に有色のシート
    を介在させた請求項1項のまな板。
JP3335590A 1991-11-26 1991-11-26 まな板 Pending JPH05146371A (ja)

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JP3335590A JPH05146371A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 まな板

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120001376A1 (en) * 2010-06-30 2012-01-05 Cheng-Che Hsieh Combined Plastic Chopping Board Structure
CN105725875A (zh) * 2016-05-09 2016-07-06 吉冠(上海)新材料科技有限公司 可拼装多功能菜板
KR20180003039U (ko) * 2017-04-12 2018-10-22 박용태 다기능 도마

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