JPH05146368A - まな板 - Google Patents

まな板

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Publication number
JPH05146368A
JPH05146368A JP33558891A JP33558891A JPH05146368A JP H05146368 A JPH05146368 A JP H05146368A JP 33558891 A JP33558891 A JP 33558891A JP 33558891 A JP33558891 A JP 33558891A JP H05146368 A JPH05146368 A JP H05146368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting board
adhesive
chopping board
synthetic resin
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP33558891A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiichi Hasegawa
▲てい▼一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hasegawa Chemical Industry Co Ltd filed Critical Hasegawa Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP33558891A priority Critical patent/JPH05146368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は複数のまな板面を積層し、汚損した
面を順次剥離して使用するまな板であり、積層構造のま
な板でありながら十分な剛性があって使用に際してたわ
みを生じたりすることがなく、しかも各層を薄く形成で
きて積層枚数を増やすことができ、しかも反りや剥離を
生じないまな板を提供する事を目的としている。 【構成】 合成樹脂薄板で形成したまな板材を剥離可能
となるように複数積層して成るまな板であって、積層し
たまな板材の任意の層間に粘着剤による密着部を設けた
ことを特徴とするまな板

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、木またはプラスチック
の単板構造のまな板と異なり、多層構造で、合成樹脂の
薄板を剥離可能となるように積層した構造を有している
まな板に関するものである。
【従来の技術】従来調理用まな板として、合成樹脂など
の薄板を重ね合わせその周囲を接着し、最上層が汚損し
たときはこれを剥離し、次の層を用いるようにしたまな
板が提案されている。このようなまな板は、汚損したも
のを剥離して使用できる点で優れたものであるが、剥離
のため合成樹脂薄板を端部のみ接着し大部分を接着しな
いで積層したものであるため、積層したまな板材の層間
に空間ができ、部分的な浮き上がり部分ができてパカパ
カして使いにくくなってしまったり、或はまな板全体が
たわみ易く、まな板を橋かけ状にして使用とする場合に
中央部分がたわんで使いにくいという問題がある。そう
かといってたわみ防止のため、積層して用いるそれぞれ
の合成樹脂板をある程度厚くすると、まな板全体が非常
に重くなり非常に取り扱いにくく、しかも積層枚数が少
なくなるという問題があった。また、剥離使用によって
まな板全体が薄くなるにつれてよりたわみ易くなるか
ら、せっかく積層してあっても、実際には最後の1枚ま
では使用できないという問題があった。また、木材など
の異質の材料からなる芯材を内包させた積層まな板にあ
っては、剛性が保てるのでたわむなどの変形には強い
が、該芯材と合成樹脂まな板材とを接着するなどして組
み合わせようとすると、異質材料間の線膨張率の差によ
ってまな板全体が反ったり歪んだりして変形するという
問題があった。本発明はこのような不具合を解消し、積
層構造のまな板でありながら十分な剛性があって使用に
際してたわみを生じたりすることがなく、比較的軽量
で、しかも各層を薄く形成できて積層枚数を増やすこと
ができ、しかも反りや剥離を生じないまな板を提供する
事を目的としている。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段は前記特許請求の範囲に記載されたとおり、合
成樹脂薄板で形成したまな板材を剥離可能となるように
複数積層して成るまな板であって、積層したまな板材の
任意の層間に粘着剤による密着部を設けたことを特徴と
するまな板、及び合成樹脂薄板で形成したまな板材を剥
離可能となるように複数積層して成るまな板材層と、該
まな板材と異なる材質の芯材を含む芯材部からなるまな
板であって、前記まな板材層と芯材部との層間に粘着剤
による密着部を設けたことを特徴とするまな板である。
【作用】上記積層構造により、使用によって表面が汚損
した合成樹脂薄板を順次剥離して使用することができ、
長期間常に美しいまな板表面を保つことが可能となるほ
か、各層が相互に補強しあって剛性が保てるので、それ
ぞれの層を構成するまな板材を薄く形成することによっ
て積層枚数を多く取れ、しかも層間の浮き上がりを防止
するので、パカパカしたり変形することを防止する。ま
た、まな板材と異なる材料の芯材を有するものにあって
は、粘着剤による密着部が緩衝作用を行うので、線膨張
率の差によるまな板の変形を防止する。
【実施例】図1〜図2は、本発明の第1の発明の基本的
な構成にかかる実施例のまな板を示すもので、図1は完
成したまな板を示す斜視図、図2は図1のまな板の貼着
前の各まな板材の状態を示す斜視図である。図2に示す
とおり、ポリエチレンの薄板である合成樹脂まな板材ピ
ース2の一方の面に粘着剤3を塗布したものを複数重ね
合わせ、図1で示すようにその端部を熱熔着することで
一体に形成してある。このように、積層されたまな板材
ピースの層間は相互に密着されているが、固着されてい
ないため、使用によって汚損した上層の下部との接合境
界部分に刃を入れて簡単に剥離することが出来る。ま
た、各まな板材ピース2の調理面として使用する面に
は、食材の滑り止めのためのエンボス加工等が施され、
表面が微細な凹凸状態であるため、使用済みのまな板材
ピースの平滑面との間が粘着剤により密着されていて
も、粘着剤と該エンボス加工面が点接触状態であるた
め、新たな使用面から粘着剤と汚損した古いまな板材を
簡単に剥離することができる。ここで用いる粘着剤は、
合成ゴム系、アクリル樹脂系、シリコン系など種類を問
わず常温において硬化せずいわゆるタック性のある任意
の材料を用いることができる。また粘着剤による密着層
は、この例のように必ずしもまな板材の全面に設けられ
る必要はなく、図5〜図7に符号3で示すように、まな
板材の一部に設けられるのであってもよい。以上の構成
は、まな板材ピース相互が補完しあって全体に剛性が得
られるので、まな板がたわむのを防止でき、合成樹脂の
薄板の厚みをより薄く構成でき、剥離できる使用面を多
くとれる利点がある。また、従来のように、層間に不要
な空間が生じて浮き上がってパカパカすることがないの
で使い易く、同様合成樹脂まな板材を薄く形成して剥離
枚数を多くできる利点がある。まな板材ピースに用いる
合成樹脂としては、この例のポリエチレンなどの熱可塑
性樹脂のほか各種の合成ゴムなども用いることができ
る。合成樹脂の積層まな板材の積層方法については、前
記のように端面を熱融着するほか、合成樹脂の薄いシー
トを接着するなど任意の方法で固着すれば良い。図3〜
図4は、第2の発明の実施例を示す図であり、図3は完
成したまな板の斜視図、図4はそのまな板の構成材料を
示す斜視図である。この例のまな板は下部に剛性の高い
芯材部16を形成した例である。芯材部16は、木製の
芯板14の周囲に合成樹脂枠材15を設けて形成してあ
り、まな板の変形に対して強い抵抗力を与えかつ軽量化
に役立つ。該芯材部16の両面にポリエチレン樹脂製の
まな板材12が粘着剤13を介して張り合わされてい
る。またその芯材部の上側部分にまな板材ピース12を
複数積層したまな板材部が形成されている。該まな板材
部分にも第1の発明におけると同様層間に粘着剤を設け
てもよい。図4のように組み合わせ重ね合わせた材料の
周囲を熱熔着して図3に示すまな板が得られる。このよ
うに、該まな板材12と芯材部16との間に粘着剤13
を設けることにより、芯材である木材とまな板であるポ
リエチレンとの間に線膨張率の差があっても、該粘着剤
層がその差を緩衝するため、温度変化による反りや変形
を防止することができる。また粘着剤13は、この例の
ようにまな板全面に設けられる必要はなく、図5〜図7
に示すようにまな板材の一部に設けられるのであっても
よいし、この場合には、合成樹脂枠材15部分のみもし
くは、他の余白部分に硬化性の接着剤を用いるなど粘着
剤と硬化性の接着剤とを併用してもよい。またこの例で
は剥離使用により該芯材部16とその両面のまな板材の
みとなってもなお剛性が保持されるのでまな板として使
用が可能である。
【発明の効果】本発明によれば、上記実施例において詳
細に説明したとおり、汚損部分を剥離して繰り返し使用
できるまな板であり、軽量でありながら使用に際してた
わんだり変形することがなく、十分な剛性を有して使用
面の平面性が保持される。しかも、積層数を多くとれる
上、まな板材を最後まで有効に利用でき、長期間の使用
に於いても反りなどの変形や剥離を生ずることなく、衛
生的で堅牢な、積層構造のまな板を得ることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1項のまな板の実施例の斜視
【図2】 本発明の請求項1項のまな板の実施例の組立
前の状態の斜視図
【図3】 本発明の請求項2項のまな板の実施例の斜視
【図4】 本発明の請求項2項のまな板の実施例の組立
前の状態の斜視図
【図5】 まな板材に粘着剤を塗布する状態を説明する
平面図
【図6】 まな板材に粘着剤を塗布する状態を説明する
平面図
【図7】 まな板材に粘着剤を塗布する状態を説明する
平面図
【符号の説明】
1 まな板 2 合成樹脂まな板材ピース 3 粘着剤 11 まな板 12 合成樹脂まな板材ピース 13 粘着剤 14 木製芯材 15 合成樹脂枠材 16 芯材部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂薄板で形成したまな板材を剥離
    可能となるように複数積層して成るまな板であって、積
    層したまな板材の任意の層間に粘着剤による密着部を設
    けたことを特徴とするまな板。
  2. 【請求項2】 合成樹脂薄板で形成したまな板材を剥離
    可能となるように複数積層して成るまな板材層と、該ま
    な板材と異なる材質の芯材を含む芯材部からなるまな板
    であって、前記まな板材層と芯材部との層間に粘着剤に
    よる密着部を設けたことを特徴とするまな板。
JP33558891A 1991-11-26 1991-11-26 まな板 Pending JPH05146368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33558891A JPH05146368A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 まな板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33558891A JPH05146368A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 まな板

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Publication Number Publication Date
JPH05146368A true JPH05146368A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18290266

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JP33558891A Pending JPH05146368A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 まな板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014082234A1 (zh) * 2012-11-29 2014-06-05 Chen Xiongbin 一种切菜板
KR101416163B1 (ko) * 2012-08-08 2014-08-06 진한공업 주식회사 박판형 도마와 그 박판형 도마의 제조방법

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KR101416163B1 (ko) * 2012-08-08 2014-08-06 진한공업 주식회사 박판형 도마와 그 박판형 도마의 제조방법
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