JPH0514628A - 画像読取装置の駆動方式 - Google Patents

画像読取装置の駆動方式

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JPH0514628A
JPH0514628A JP3183494A JP18349491A JPH0514628A JP H0514628 A JPH0514628 A JP H0514628A JP 3183494 A JP3183494 A JP 3183494A JP 18349491 A JP18349491 A JP 18349491A JP H0514628 A JPH0514628 A JP H0514628A
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JP
Japan
Prior art keywords
motor
scanning
main motor
scanning unit
auxiliary motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3183494A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Okumura
朋弘 奥村
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH0514628A publication Critical patent/JPH0514628A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像読取装置の走査ユニットを高速・高精度に
駆動でき、その制御及び回路が簡単で、安価且つ信頼性
の高い画像読取装置の駆動方式を提供すること。 【構成】画像読取装置の走査ユニット14を走査開始点
から走査終了点まで駆動する主モータ1と、走査ユニッ
ト14を前記走査領域以外で高速駆動する補助モータ7
と、主モータ1と補助モータ7の起動停止タイミングの
制御を行なうタイミング制御手段とを具備する。走査ユ
ニット14の高精度な移動は主モータ1で行ない、走査
ユニット14の高速移動は補助モータ7で行ない、画像
読取にかかるトータルな時間を短縮する。ここで補助モ
ータ7停止直後の制動とその位置補正は、主モータ1の
起動によって行なう。また主モータ1の起動中の負荷と
して補助モータ7を用い、主モータ1の起動中の共振周
波数を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ等の
画像読取装置に関し、特に原稿を読み取る走査ユニット
を高速・高精度に駆動できる画像読取装置の駆動方式に
関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、イ
メージスキャナの走査ユニットの駆動には、ステッピン
グモータが使用されている。ステッピングモータを使用
するのは、データ転送の為に走査途中でモータの回転・
停止を繰り返す必要があることや、高精度な位置決め制
御ができる割に構成や制御が簡単であり、また小型・軽
量だからである。
【0003】しかしながらイメージスキャナのように、
読み取り密度が例えば75dpi 〜800dpi のように広
範囲であると、モータの回転速度が広範囲となりその駆
動に無理がかかる。このため該モータをさらに高速に駆
動することはできなくなってしまう。従って例えば走査
後の走査ユニットをホームポジションに復帰させる速度
が高速化できないという問題点があった。
【0004】これを解決するため、高速時と低速時のギ
ヤ比を変える機構を備えることも考えられるが、切換機
構が複雑であることから信頼性が低下し、またコストが
高くなってしまうという問題点があった。
【0005】一方イメージスキャナの高速化にはサーボ
モータが適しているが、高精度且つ信頼性の高いサーボ
技術が必要で、その制御が複雑な上、モータ自身も低速
回転化する為には大型化する。またサーボモータの急加
速・急停止は基本的に不可能で、基本的に走査中に回転
停止を繰り返す用途には適さない。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、原稿を読み取る走査ユニットを高速・高精度に駆
動でき、その制御及び回路が簡単で、安価且つ信頼性の
高い画像読取装置の駆動方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、画像読取装置の走査ユニット14を走査開
始点から走査終了点まで駆動する主モータ1と、前記走
査ユニット14を前記走査領域以外で高速駆動する補助
モータ7と、前記主モータ1と前記補助モータ7の起動
停止タイミングの制御を行なうタイミング制御手段とを
具備し、前記補助モータ7停止直後の制動とその位置補
正は、前記主モータ1の起動によって行なうこととし
た。
【0008】また本発明は、前記主モータ1の起動中の
負荷として前記補助モータ7を用いることとした。
【0009】
【作用】走査ユニット14の高精度な移動は主モータ1
で行ない、走査ユニット14の高速移動は補助モータ7
で行なうことができる。従って、走査ユニット14を高
速且つ高精度に制御でき、画像読取にかかるトータルな
時間を短縮できる。
【0010】また補助モータ停止直後の制動とその位置
補正を主モータの起動によって行なうので、別に特別な
ブレーキ機構を設ける必要がなくなる。
【0011】また主モータ1の起動中の負荷として、補
助モータ7を用いたので、主モータ1の起動中の共振周
波数を変えられる。このためその騒音を軽減化できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明に用いる画像読取装置の駆
動機構部分を示す概略図である。同図において、1は走
査用の主モータ(ステッピングモータ)であり、該主モ
ータ1の動力は歯車2,3,4,5からなる歯車機構に
よって減速されて軸6に伝達される。
【0013】一方7は移動専用の補助モータ(サーボモ
ータ)であり、該補助モータ7の動力は歯車8,9,1
0,11からなる歯車機構によって減速されて軸6に伝
達される。
【0014】軸6の両端にはプーリー12,13が固定
されており、該プーリー12,13にはそれぞれ駆動ワ
イヤ(又はベルト等)15,16が巻きかけられてい
る。これら駆動ワイヤ15,16は走査ユニット14に
連結されている。走査ユニット14には図示しない走査
用の画像読取装置が取り付けられている。
【0015】主モータ1を起動すると、歯車2,3,
4,5によって減速されて軸6が駆動され、その動力が
プーリー12,13と駆動ワイヤ15,16を介して走
査ユニット14に伝達され、該走査ユニット14が同図
に示す矢印A方向に駆動される。一方補助モータ7を起
動した場合も同様に歯車8,9,10,11、軸6、プ
ーリー12,13、駆動ワイヤ15,16を介して走査
ユニット14が駆動される。
【0016】同図において、主モータ1と補助モータ7
は歯車2,3,4,5と軸6と歯車11,10,9,8
を介して連結されているので、主モータ1を起動すれば
走査ユニット14が駆動されるとともに補助モータ7も
回転され、補助モータ7を起動すれば走査ユニット14
が駆動されるとともに主モータ1も回転される。
【0017】そして本発明においては、画像読取装置に
よって走査を行なう場合の走査ユニット14の駆動は主
モータ1で行ない、該走査ユニット14のホームポジシ
ョンへの復帰等の駆動は補助モータ7で行なうこととし
ている。
【0018】ここで図2は本発明にかかる主モータ1と
補助モータ7の制御例を示す図である。同図に示すよう
にまず、補助モータ7を起動して、走査ユニット14を
ホームポジションから走査開始点a近傍まで高速で移動
した後、該補助モータ7の起動を停止する。ここでこの
補助モータ7はDCモータ等で構成され、高速回転には
適しているが、正確な位置には停止しにくい。
【0019】そこで補助モータ7の停止と同時に主モー
タ1を起動して走査ユニット14と補助モータ7の慣性
的な移動にブレーキをかけるとともに、該主モータ1に
よって該走査ユニット14を正確な走査開始点aに移動
する。主モータ1をブレーキとして使用するには、例え
ば、該主モータ1に回転駆動パルスを印加して、A,B
相(これの逆相でもよい)をオンのままにすればよい。
該主モータ1はホールドされ、ブレーキとして作用す
る。この時に流れる電流を変化すれば(定電流駆動の場
合)、ブレーキ力が制御できる。
【0020】次に主モータ1によって走査ユニット14
を所定の走査終了点bまで移動させる。このとき、走査
ユニット14に取り付けた画像読取装置は原稿等を走査
をする。
【0021】走査ユニット14が走査終了点bまで到達
したら、該主モータ1の起動を停止して、再び補助モー
タ7を起動し、該走査ユニット14をホームポジション
近傍まで高速で移動する。
【0022】この場合も補助モータ7は正確な位置に停
止しにくいので、補助モータ7の停止と同時に主モータ
1を起動して走査ユニット14と補助モータ7の慣性的
な移動にブレーキをかけるとともに、該主モータ1によ
って該走査ユニット14を正確なホームポジションまで
移動する。
【0023】ところで補助モータ7によって走査ユニッ
ト14を高速で移動する際には、位置検出のためその回
転数を検出しておく必要がある。このため、フォトイン
タラプタ等の回転数検出手段をいずれかの場所に取り付
ける。また回転数検出手段を取り付ける代わりに、補助
モータ7起動中に同時に回転する主モータ1のステータ
コイルに発生する起電力によってその回転数を測定して
もよい。
【0024】ところで主モータ1による走査ユニット1
4の駆動時に、共振による騒音が発生する場合がある。
このとき、前記補助モータ7を負荷として用いれば、該
共振周波数を変えることができ、騒音の低減化ができ
る。
【0025】図3は主モータ1の起動中に補助モータ7
を負荷として利用する1例を示す回路図である。同図に
示すように補助モータ7には、これと並列に抵抗R1 〜
RnとトランジスタTr1 〜Trn が接続されている。
ここで主モータ1の起動に伴って補助モータ7が回転さ
れると、該補助モータ7に起電力が発生する。そして該
起電力はオンされたいずれかのトランジスタTr1 〜T
rn と直列に接続されているいずれかの抵抗R1 〜Rn
によって消費される。従ってこれらトランジスタTr1
〜Trn のオンオフ状態を切り換えることによって負荷
抵抗値を変えれば、補助モータ7の負荷が変更でき、こ
れによって前記主モータ1の起動に所望の負荷を与える
ことができる。
【0026】なお同図に示すTrは補助モータ7のオン
オフ用のトランジスタである。またこの図においては説
明のため、補助モータ7の回転方向を1方向のみとした
場合の回路例を示しているが、実際には双方向に回転で
きるように補助モータ7の極性切換えが必要である。
【0027】なお補助モータ7を負荷として利用するに
は、図3に示す方法以外に、該補助モータ7に逆回転起
電力を印加する方法でもよい。
【0028】図4は本発明の他の実施例にかかる画像読
取装置の駆動機構部分の要部を示す概略図である。同図
において上記図1に示す実施例と同一部分には同一符号
を付しその詳細な説明は省略する。
【0029】上記図1に示す実施例においては歯車機構
が各モータ1,7で別々とされているが、ブレーキ等に
よる歯車機構への負荷を考えると、図4に示す実施例の
ように、補助モータ7を主モータ1から直接歯車機構
(歯車11′,10′,9′,8′)によって減速する
構成とする方が望ましい。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる画像読取装置の駆動方式によれば、以下のような優
れた効果を有する。
【0031】走査ユニットの高精度な移動ができる主
モータと、走査ユニットの高速移動専用の補助モータを
備えたので、該走査ユニットを高速且つ高精度に駆動で
き、画像読取にかかるトータルな時間を短縮できる。
【0032】その回路及び制御が簡単である。
【0033】安価で信頼性が高い。
【0034】補助モータ停止直後の制動とその位置補
正を主モータの起動によって行なうので、別にブレーキ
機構を設ける必要がなくなる。
【0035】また主モータの起動中に、補助モータを
その負荷とできるので、走査時の共振周波数を変えるこ
とができ、その騒音を軽減化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる画像読取装置の駆動機構部分を
示す概略図である。
【図2】本発明にかかる主モータ1と補助モータ7の制
御例を示す図である。
【図3】主モータ1の起動中に補助モータ7を負荷とし
て利用する1例を示す回路図である。
【図4】本発明の他の実施例にかかる画像読取装置の駆
動機構部分の要部を示す概略図である。
【符号の説明】
1 主モータ 7 補助モータ 14 走査ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読取装置の走査ユニットを走査開始点
    から走査終了点まで駆動する主モータと、 前記走査ユニットを前記走査領域以外で高速駆動する補
    助モータと、 前記主モータと前記補助モータの起動停止タイミングの
    制御を行なうタイミング制御手段とを具備し、 前記補助モータ停止直後の制動とその位置補正は、前記
    主モータの起動によって行なうことを特徴とする画像読
    取装置の駆動方式。
  2. 【請求項2】画像読取装置の走査ユニットを走査開始点
    から走査終了点まで駆動する主モータと、 前記走査ユニットを前記走査領域以外で高速駆動する補
    助モータと、 前記主モータと前記補助モータの起動停止タイミングの
    制御を行なうタイミング制御手段とを具備し、 前記主モータの起動中は、該起動に対して前記補助モー
    タによる負荷を加えたことを特徴とする画像読取装置の
    駆動方式。
JP3183494A 1991-06-28 1991-06-28 画像読取装置の駆動方式 Pending JPH0514628A (ja)

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JP3183494A JPH0514628A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 画像読取装置の駆動方式

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JP3183494A JPH0514628A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 画像読取装置の駆動方式

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JPH0514628A true JPH0514628A (ja) 1993-01-22

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ID=16136806

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JP3183494A Pending JPH0514628A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 画像読取装置の駆動方式

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JP (1) JPH0514628A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2838536A1 (de) * 1978-09-04 1980-03-20 Degussa Verfahren zur herstellung von hydroxinitrilen aus epoxiden und ketoncyanhydrinen
JP2008264911A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Yaskawa Electric Corp 走行駆動装置、自動車組み立てライン、同期作業装置および制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2838536A1 (de) * 1978-09-04 1980-03-20 Degussa Verfahren zur herstellung von hydroxinitrilen aus epoxiden und ketoncyanhydrinen
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