JPH05146115A - 小型減速機 - Google Patents

小型減速機

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JPH05146115A
JPH05146115A JP33407691A JP33407691A JPH05146115A JP H05146115 A JPH05146115 A JP H05146115A JP 33407691 A JP33407691 A JP 33407691A JP 33407691 A JP33407691 A JP 33407691A JP H05146115 A JPH05146115 A JP H05146115A
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JP
Japan
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motor
shaft
gear
small
output shaft
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JP33407691A
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English (en)
Inventor
Minoru Tanaka
稔 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1段目のモータ軸歯車の歯数を少なくでき、
減速比を大きく取れ、また小型化が図れる小型減速機を
提供する。 【構成】 モータの出力軸にモータ軸歯車を取り付け、
該モータ軸歯車に複数の減速歯車を順次歯合させた小型
減速機において、モータ軸歯車24は、モータ出力軸2
3に嵌合するボス部25と、ボス部25にモータ出力軸
23と同軸に設けた軸部26と、軸部26上に歯底円径
がモータ出力軸23よりも小径になるように設けられた
歯部27を有し、モータ軸歯車24の軸部26先端が軸
受に軸承されていることを特徴としている。複数の減速
歯車28、29、30、31を、モータを取り付けるモ
ータ取付板22上にモータ21の投影面積の範囲内に位
置させて平面的に配置すると好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型減速機に関する。
【0002】
【従来の技術】小型減速機は図3に示すように、モータ
10の出力軸11にモータ軸歯車12を嵌着し、このモ
ータ軸歯車12に複数の減速歯車13を順次歯合させて
構成されている。この減速歯車群は共通の軸上に遊転自
在に設けられている。14はモータ取付板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小型減速機において大
きな減速比をできるだけ少ない部品点数で得るには歯車
1段当たりの減速比を大きく取る必要がある。それには
原動軸側の歯車(モータ軸歯車)の歯数をできるだけ少
なくする必要がある。モータ軸歯車は減速機の第1段の
歯車であり、最も回転トルクが小さいのでモジュールも
最も小さくてよい。したがってモータ軸歯車は小径に形
成できるのであるが、従来においては前記の如くモータ
軸歯車12をピニオン歯車に形成し、これをモータ10
の出力軸11に押し込んで固定するようにしているの
で、歯底円径を当然に出力軸11よりも大きく取る必要
があり、その径を小径にするにも出力軸11との関係で
限界があった。したがって、モータ歯車12のピッチ円
径の大きさも限界があり、モジュールとの関係で歯数も
多くなり、1段目の減速比を大きく取れないという問題
点がある。また従来の小型減速機では、上記のように減
速歯車13を共通軸上に何段も重ねて配置するようにし
ているのが一般的であり、このため装置全体の高さが大
となる他、共通軸のほとんど全長が軸受となるので、共
通軸上で遊転する減速歯車の摩擦抵抗が大きくなり、伝
達損失が大となるなどの問題点を有していた。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決すべく
なされたものであり、その目的とするところは、1段目
のモータ軸歯車の歯数を少なくでき、減速比を大きく取
れ、また小型化が図れる小型減速機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、モータの出力軸
にモータ軸歯車を取り付け、該モータ軸歯車に複数の減
速歯車を順次歯合させた小型減速機において、前記モー
タ軸歯車は、モータ出力軸に嵌合するボス部と、該ボス
部にモータ出力軸と同軸に設けた軸部と、該軸部上に歯
底円径がモータ出力軸よりも小径になるように設けられ
た歯部を有し、該モータ軸歯車の前記軸部先端が軸受に
軸承されていることを特徴としている。前記複数の減速
歯車を、モータを取り付けるモータ取付板上にモータの
投影面積の範囲内に位置させて平面的に配置すると好適
である。
【0006】
【作用】モータ軸歯車24の歯部27はその歯底が出力
軸23よりも小径になるように設定されている。歯部2
7は軸部26の径を小さいものに設定することで、その
歯底径を自由に小さく設定できる。したがって歯部27
の歯数を少なく、例えば従来は8〜9程度にしか設定で
きなかったのが、本実施例では5〜7程度に設定でき、
減速比を大きくすることが可能となった。またモータ軸
歯車24、減速歯車28、29、30、31は各々独立
して両端支持されるよう構成されているので、軸振れが
少なく、また摩擦抵抗も少ないので、効率のよい伝達機
構が構成される。各減速歯車28、29、30、31、
中間歯車33および出力用の歯車34はモータ軸歯車2
4を囲んでモータ取付板22と蓋体32との間に空間的
に無駄なく、モータ取付板22の外部にはみ出すことな
く配置され、しかも独立して1段に配置されているので
小型に形成できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は小型減速機20の平面
図、図2は減速歯車の展開図を示す。21はモータで、
減速歯車群の一方の軸受けとなるモータ取付板22に取
り付けられる。23はモータ21の出力軸で、上端側は
断面D状に形成されている。24は合成樹脂により一体
成形されたモータ軸歯車であり、ボス部25、軸部2
6、歯部27よりなる。ボス部25は出力軸23に所定
のクリアランスをもって嵌合するようになっており、軸
部26は出力軸23と同軸に形成されている。軸部26
の外周上に形成されている歯部27はその歯底が出力軸
23よりも小径になるように設定されている。
【0008】28は2段目の、29は3段目の、30は
4段目の、31は5段目の減速歯車であり、軸受を構成
するモータ取付板22と蓋体32との間にその軸部が両
持ち支持されて軸承されている。前記したモータ軸歯車
24もその軸部26の先端側が蓋体32に軸承されるこ
とにより、出力軸23とにより両持ち支持される。なお
33は中間歯車、34は出力用の歯車であり、モータ取
付板22、あるいは蓋体32に設けた軸上に遊転自在に
支持されている。減速歯車28、29、30、31およ
び中間歯車33はモータ21の投影面積とほぼ同形に形
成したモータ取付板22上にその歯車の外端縁がモータ
取付板22の外部にはみ出さないよう、図1に明確なよ
うにモータ軸歯車24の回りを取り囲むように配置され
ている。外部に出力する歯車34は外部の従動歯車と歯
合する部分がモータ21、あるいはモータ取付板22の
外部にはみ出している。
【0009】上記のように構成されている。前記の如
く、モータ軸歯車24の歯部27はその歯底が出力軸2
3よりも小径になるように設定されている。歯部27は
軸部26の径を小さいものに設定することで、その歯底
径を自由に小さく設定できる。したがって歯部27の歯
数を少なく、例えば従来は8〜9程度にしか設定できな
かったのが、本実施例では5〜7程度に設定でき、減速
比を大きくすることが可能となった。またモータ軸歯車
24、減速歯車28、29、30、31は各々独立して
両端支持されるよう構成されているので、軸振れが少な
く、また摩擦抵抗も少ないので、効率のよい伝達機構が
構成される。各減速歯車28、29、30、31、中間
歯車33および出力用の歯車34はモータ軸歯車24を
囲んでモータ取付板22と蓋体32との間に空間的に無
駄なく、モータ取付板22の外部にはみ出すことなく配
置され、しかも独立して1段に配置さているので一層小
型に形成できる。
【0010】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る小型減速機によれば、上述
したように、モータ軸歯車をボス部にて出力軸に嵌着
し、このボス部に出力軸と同軸に設けた軸部上に歯部を
設けるようにしたので、軸部の径を小さいものに設定す
ることで、その歯底径を自由に小さく設定でき、したが
って歯部の歯数を少なく、例えば従来は8〜9程度にし
か設定できなかったのが、本発明では5〜7程度に設定
でき、減速比を大きくすることが可能となった。またモ
ータ軸歯車が両端支持されるよう構成したので、軸振れ
が少なく、効率のよい伝達機構が構成される。各減速歯
車、中間歯車および出力用の歯車をモータ軸歯車を囲ん
でモータ取付板の外部にはみ出すことなく配置し、しか
も独立して1段に配置したので小型に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型減速機の平面図である。
【図2】減速歯車の展開図である。
【図3】従来の小型減速機の断面図である。
【符号の説明】
20 小型減速機 21 モータ 22 取付板 23 出力軸 24 モータ軸歯車 25 ボス部 26 軸部 27 歯部 28、29、30、31 減速歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの出力軸にモータ軸歯車を取り付
    け、該モータ軸歯車に複数の減速歯車を順次歯合させた
    小型減速機において、 前記モータ軸歯車は、モータ出力軸に嵌合するボス部
    と、該ボス部にモータ出力軸と同軸に設けた軸部と、該
    軸部上に歯底円径がモータ出力軸よりも小径になるよう
    に設けられた歯部を有し、 該モータ軸歯車の前記軸部先端が軸受に軸承されている
    ことを特徴とする小型減速機。
  2. 【請求項2】 前記複数の減速歯車は、モータを取り付
    けるモータ取付板上にモータの投影面積の範囲内に位置
    されて平面的に配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の小型減速機。
JP33407691A 1991-11-22 1991-11-22 小型減速機 Pending JPH05146115A (ja)

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JP33407691A JPH05146115A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 小型減速機

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ID=18273249

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JP33407691A Pending JPH05146115A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 小型減速機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07191392A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Minoru Tanaka カメラフィルム巻上機構
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KR100454333B1 (ko) * 2002-04-17 2004-10-28 대영공업 주식회사 조립이 간편한 감속기모터구조

Citations (2)

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JPS598269B2 (ja) * 1975-08-22 1984-02-23 萬有製薬株式会社 オメガ − アミノアルカンサンアリ−ルアミドノ セイホウ
JPS61150629A (ja) * 1984-12-25 1986-07-09 Nakagawa Denka Sangyo Kk モ−タのコイルユニツト

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